JPH0445155B2 - - Google Patents
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- JPH0445155B2 JPH0445155B2 JP22658186A JP22658186A JPH0445155B2 JP H0445155 B2 JPH0445155 B2 JP H0445155B2 JP 22658186 A JP22658186 A JP 22658186A JP 22658186 A JP22658186 A JP 22658186A JP H0445155 B2 JPH0445155 B2 JP H0445155B2
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Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、凍結食品の解凍方法に関し、更に
詳細には、気液接触により加湿した空気を使用す
ることなく、凍結食品を殆ど凍結寸前の自然状態
または僅かに凍結した状態に解凍することがで
き、しかもその理想解凍状態のまま高湿度での保
存をなし得る高湿度解凍庫による凍結食品の解凍
方法に関するものである。
詳細には、気液接触により加湿した空気を使用す
ることなく、凍結食品を殆ど凍結寸前の自然状態
または僅かに凍結した状態に解凍することがで
き、しかもその理想解凍状態のまま高湿度での保
存をなし得る高湿度解凍庫による凍結食品の解凍
方法に関するものである。
従来技術
鮮度の高い肉類を大量に流通させる手段とし
て、液化ガスに肉類を接触させてこれを超低温で
瞬間凍結させ、この冷凍肉を消費地に向けて輸送
することが一般に行なわれている。またマグロ等
の遠洋漁業で捕獲される魚類も、冷凍保存された
状態で輸送その他流通に供される。このため流通
経路の末端である小売店等では、これら冷凍肉や
冷凍魚(以下「凍結食品」という)の販売に先立
つて解凍を行なう必要があり、専用の解凍庫を備
える店舗が増大してきている。
て、液化ガスに肉類を接触させてこれを超低温で
瞬間凍結させ、この冷凍肉を消費地に向けて輸送
することが一般に行なわれている。またマグロ等
の遠洋漁業で捕獲される魚類も、冷凍保存された
状態で輸送その他流通に供される。このため流通
経路の末端である小売店等では、これら冷凍肉や
冷凍魚(以下「凍結食品」という)の販売に先立
つて解凍を行なう必要があり、専用の解凍庫を備
える店舗が増大してきている。
従来実施されている凍結食品の解凍方法には、
凍結食品を室温で放置することによる自然解凍法
や、電熱を使用して強制加温を行なう電気解凍法
が知られている。しかし自然解凍法では、解凍状
態のコントロールが一般に困難で、解凍が不充分
であつたり、過度に解凍しすぎたりする欠点があ
る。また電気解凍法では、解凍が不均一になり易
いという欠点があつた。加えてこれ等の解凍法で
は、周囲雰囲気の湿度が低下するために、肉類の
解凍時にドリツプ(肉汁)が出易く、従つて解凍
後の商品価値が著しく低下する等の欠点も指摘さ
れる。
凍結食品を室温で放置することによる自然解凍法
や、電熱を使用して強制加温を行なう電気解凍法
が知られている。しかし自然解凍法では、解凍状
態のコントロールが一般に困難で、解凍が不充分
であつたり、過度に解凍しすぎたりする欠点があ
る。また電気解凍法では、解凍が不均一になり易
いという欠点があつた。加えてこれ等の解凍法で
は、周囲雰囲気の湿度が低下するために、肉類の
解凍時にドリツプ(肉汁)が出易く、従つて解凍
後の商品価値が著しく低下する等の欠点も指摘さ
れる。
そこでドリツプが出易い凍結食品を解凍するに
際し、解凍庫の庫内空気を噴霧水に接触(気液接
触)させて加湿し、この加湿空気を庫内に循環さ
せて凍結食品の表面に水分を凝結させ、水分の凝
結時に放出される潜熱を利用して解凍を行なう高
湿度解凍庫の使用が普及し始めている。
際し、解凍庫の庫内空気を噴霧水に接触(気液接
触)させて加湿し、この加湿空気を庫内に循環さ
せて凍結食品の表面に水分を凝結させ、水分の凝
結時に放出される潜熱を利用して解凍を行なう高
湿度解凍庫の使用が普及し始めている。
発明が解決しようとする問題点
前述した気液接触による加湿空気を使用した高
湿度解凍庫は、食品の表面に水分が凝結するため
ドリツプの流出を抑制し得る利点を有するが、次
の新たな問題点を派生している。その1つは、凍
結食品の解凍途中で、該食品の表面に著しい着霜
を生じ、この霜が解凍終了時に溶けることにより
食品表面が水濡れ状態となり、解凍後の保存に重
大な影響を生じることである。また他の1つは、
庫内空気を噴霧水に接触させることにより加湿水
に細菌等が混入し易く、これにより解凍後の食品
の汚染対策を講じなければならない点である。
湿度解凍庫は、食品の表面に水分が凝結するため
ドリツプの流出を抑制し得る利点を有するが、次
の新たな問題点を派生している。その1つは、凍
結食品の解凍途中で、該食品の表面に著しい着霜
を生じ、この霜が解凍終了時に溶けることにより
食品表面が水濡れ状態となり、解凍後の保存に重
大な影響を生じることである。また他の1つは、
庫内空気を噴霧水に接触させることにより加湿水
に細菌等が混入し易く、これにより解凍後の食品
の汚染対策を講じなければならない点である。
発明の目的
本発明は、殊に気液接触により加湿した空気を
使用する従来の高湿度解凍庫に内在している問題
点に鑑み、これを好適に解決するべく提案された
ものであつて、凍結食品を変質させることなく、
短時間で凍結寸前の自然状態または僅かに凍結し
た状態(以下「微凍結状態」という)への解凍を
衛生的に行ない、更には理想解凍状態のまま高湿
度での保存を可能とする凍結食品の解凍方法を提
供することを目的とする。
使用する従来の高湿度解凍庫に内在している問題
点に鑑み、これを好適に解決するべく提案された
ものであつて、凍結食品を変質させることなく、
短時間で凍結寸前の自然状態または僅かに凍結し
た状態(以下「微凍結状態」という)への解凍を
衛生的に行ない、更には理想解凍状態のまま高湿
度での保存を可能とする凍結食品の解凍方法を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
前述の問題点を克服し、所期の目的を達成する
ため本発明に係る凍結食品の解凍方法は、冷凍系
に接続する蒸発器をブライン冷却タンクに臨ま
せ、このブライン冷却タンクに貯留したブライン
を庫内の冷却器に循環させるよう構成した高湿度
解凍庫において、凍結食品を庫内に収納した後、
ブライン冷却タンク中のブラインを前記冷却器に
循環させ、庫内空気を介して凍結食品と冷却器と
の間で熱交換を行なつて、凍結食品の加湿および
ブラインの冷却を行ない、前記凍結食品からの急
熱の奪取により庫内温度が所定温度にまで降下し
た時点で、前記ブラインの循環系の一部に関係的
に配設した加熱源を作動させ、ブライン温度と庫
内温度とを略同一の第1温度に設定して、凍結食
品を庫内温度との相対温度差により解凍させ、凍
結食品の中心温度が所定温度になるまでの所要時
間が経過した時点で、前記冷凍系の運転を行なつ
てブライン冷却タンク中のブラインを冷却すると
共に、前記加熱源を部分的にのみ作動させてブラ
インに解凍熱を与え、庫内温度をブライン温度と
略同一で前記第1温度よりも低い第2温度に設定
することにより、凍結食品の表面温度を庫内温度
に近接させて庫内を高湿度に保持し、これにより
庫内空気の比熱を高めて凍結食品の解凍を促進
し、凍結食品の解凍が終了した後は、前記冷凍系
の運転を継続すると共に、前記加熱源の作動を全
て停止させ、庫内を恒低温かつ高湿度に保持して
解凍の終了した食品を微凍結状態で保存すること
を特徴とする。
ため本発明に係る凍結食品の解凍方法は、冷凍系
に接続する蒸発器をブライン冷却タンクに臨ま
せ、このブライン冷却タンクに貯留したブライン
を庫内の冷却器に循環させるよう構成した高湿度
解凍庫において、凍結食品を庫内に収納した後、
ブライン冷却タンク中のブラインを前記冷却器に
循環させ、庫内空気を介して凍結食品と冷却器と
の間で熱交換を行なつて、凍結食品の加湿および
ブラインの冷却を行ない、前記凍結食品からの急
熱の奪取により庫内温度が所定温度にまで降下し
た時点で、前記ブラインの循環系の一部に関係的
に配設した加熱源を作動させ、ブライン温度と庫
内温度とを略同一の第1温度に設定して、凍結食
品を庫内温度との相対温度差により解凍させ、凍
結食品の中心温度が所定温度になるまでの所要時
間が経過した時点で、前記冷凍系の運転を行なつ
てブライン冷却タンク中のブラインを冷却すると
共に、前記加熱源を部分的にのみ作動させてブラ
インに解凍熱を与え、庫内温度をブライン温度と
略同一で前記第1温度よりも低い第2温度に設定
することにより、凍結食品の表面温度を庫内温度
に近接させて庫内を高湿度に保持し、これにより
庫内空気の比熱を高めて凍結食品の解凍を促進
し、凍結食品の解凍が終了した後は、前記冷凍系
の運転を継続すると共に、前記加熱源の作動を全
て停止させ、庫内を恒低温かつ高湿度に保持して
解凍の終了した食品を微凍結状態で保存すること
を特徴とする。
作 用
本発明に係る解凍方法では、比熱の大きいブラ
イン(不凍液)を大量に循環させるブライン式の
解凍庫を用いるため、ブラインを循環させる冷却
器の温度を庫内温度に近づけて使用することがで
きる。従つて循環させる空気を加湿しなくとも、
冷却器への着霜が極めて少なくなり、庫内を高湿
度に保持できる。またブラインの循環系の一部に
加熱源を関係的に配置したことにより、庫内温度
を精度良く制御できて理想的解凍状態を得ること
ができる。
イン(不凍液)を大量に循環させるブライン式の
解凍庫を用いるため、ブラインを循環させる冷却
器の温度を庫内温度に近づけて使用することがで
きる。従つて循環させる空気を加湿しなくとも、
冷却器への着霜が極めて少なくなり、庫内を高湿
度に保持できる。またブラインの循環系の一部に
加熱源を関係的に配置したことにより、庫内温度
を精度良く制御できて理想的解凍状態を得ること
ができる。
実施例
次に本発明に係る凍結食品の解凍方法につき、
これを好適に実施し得る高湿度解凍庫との関係に
おいて、添付図面を参照しながら以下説明する。
これを好適に実施し得る高湿度解凍庫との関係に
おいて、添付図面を参照しながら以下説明する。
第1図は、本発明の方法を好適に実施し得る第
1実施例に係る高湿度解凍庫のシステム構成を示
す説明図であつて、解凍庫1内には、断熱特性の
優れたパネルで区画した解凍室2が設けられ、こ
の解凍室2に凍結食品3を載置するための載置棚
4が複数段配設されている。解凍庫1の一方の側
壁には、充分大きな熱交換面積を持つ冷却器5が
配置され、その冷却面を解凍室2中に臨ませてい
る。
1実施例に係る高湿度解凍庫のシステム構成を示
す説明図であつて、解凍庫1内には、断熱特性の
優れたパネルで区画した解凍室2が設けられ、こ
の解凍室2に凍結食品3を載置するための載置棚
4が複数段配設されている。解凍庫1の一方の側
壁には、充分大きな熱交換面積を持つ冷却器5が
配置され、その冷却面を解凍室2中に臨ませてい
る。
また冷却器5には、加熱源として機能する電熱
ヒータ6が併設され、このヒータ6は後述の如く
2系統6a,6bに分かたれて、電気制御回路に
より同時的または選択的にオン・オフ制御される
ようになつている。更に送風フアン7が前記電熱
ヒータ6の背面に設置され、この送風フアン7を
回転させることにより、冷却器5と熱交換した庫
内空気または電熱ヒータ6により加熱された庫内
空気を、解凍室2および底部に形成したダクト8
を介して矢印の如く強制循環させ得るようになつ
ている。
ヒータ6が併設され、このヒータ6は後述の如く
2系統6a,6bに分かたれて、電気制御回路に
より同時的または選択的にオン・オフ制御される
ようになつている。更に送風フアン7が前記電熱
ヒータ6の背面に設置され、この送風フアン7を
回転させることにより、冷却器5と熱交換した庫
内空気または電熱ヒータ6により加熱された庫内
空気を、解凍室2および底部に形成したダクト8
を介して矢印の如く強制循環させ得るようになつ
ている。
冷却器5は、ブライン9が貯留される冷却タン
ク10に送液パイプ11および帰還パイプ12を
介して接続され、前記ブライン9は送液パイプ1
1に介挿した循環ポンプ13により強制循環され
る。従つて冷却器5、送液パイプ11、ブライン
冷却タンク10および帰還パイプ12は、全体と
してブライン循環系を構成している。ブライン冷
却タンク10は、そのブライン貯留レベルより下
方に蒸発管14を有し、この蒸発管14はフロン
等のガス冷媒を使用する冷凍装置15に接続して
いる。そして冷凍装置15を前記電気制御回路に
より運転制御することにより、タンク10中のブ
ライン9の冷却が行なわれる。
ク10に送液パイプ11および帰還パイプ12を
介して接続され、前記ブライン9は送液パイプ1
1に介挿した循環ポンプ13により強制循環され
る。従つて冷却器5、送液パイプ11、ブライン
冷却タンク10および帰還パイプ12は、全体と
してブライン循環系を構成している。ブライン冷
却タンク10は、そのブライン貯留レベルより下
方に蒸発管14を有し、この蒸発管14はフロン
等のガス冷媒を使用する冷凍装置15に接続して
いる。そして冷凍装置15を前記電気制御回路に
より運転制御することにより、タンク10中のブ
ライン9の冷却が行なわれる。
また解凍室2中の適所には、庫内温度を監視す
るサーミスタ等の温度素子からなる温度検知器1
6が配設され、タンク10中には、ブライン9の
温度を検知するサーミスタ等の温度素子からなる
ブライン温度検知器17が設けられている。なお
庫内温度検知器16の電気接点Th1およびブライ
ン温度検知器17の電気接点Th2は、夫々後述の
電気制御回路に接続されている。
るサーミスタ等の温度素子からなる温度検知器1
6が配設され、タンク10中には、ブライン9の
温度を検知するサーミスタ等の温度素子からなる
ブライン温度検知器17が設けられている。なお
庫内温度検知器16の電気接点Th1およびブライ
ン温度検知器17の電気接点Th2は、夫々後述の
電気制御回路に接続されている。
第2図は、先に述べた電熱ヒータ6、冷凍装置
15、循環ポンプ13および送風フアン7等のオ
ン・オフ制御を行なう電気制御回路を示し、電源
母線X,Yの間には、循環ポンプ13(のモー
タ)、送風フアン7(のモータ)および第1タイ
マTM1が並列に接続されている。第1タイマ
TM1は、通電開始から所定時間t1が経過するまで
常閉接点c,dを閉成し、設定時間経過後は常開
接点c,eの閉成に切換わる。なお接点cは電源
母線X側に接続されている。更に電源母線X,Y
の間は、常閉接点c,d、庫内温度検知器16の
電気接点Th1および第1系統をなす電熱ヒータ6
aにより直列接続されている。
15、循環ポンプ13および送風フアン7等のオ
ン・オフ制御を行なう電気制御回路を示し、電源
母線X,Yの間には、循環ポンプ13(のモー
タ)、送風フアン7(のモータ)および第1タイ
マTM1が並列に接続されている。第1タイマ
TM1は、通電開始から所定時間t1が経過するまで
常閉接点c,dを閉成し、設定時間経過後は常開
接点c,eの閉成に切換わる。なお接点cは電源
母線X側に接続されている。更に電源母線X,Y
の間は、常閉接点c,d、庫内温度検知器16の
電気接点Th1および第1系統をなす電熱ヒータ6
aにより直列接続されている。
第1タイマTM1の常開接点c,eにおける端
子eと母線Yとの間は、第2タイマTM2および
リレーX1が並列に接続されている。また端子e
は、第2タイマTM2の常閉接点f,gと、リレ
ーX1に協働する常開接点X1-2および第2系統を
なす電熱ヒータ6bを介して母線Yに接続してい
る。前記リレー接点X1-2と電熱ヒータ6bとの
間および電気接点Th1と電熱ヒータ6aとの間
は、前記リレーX1の常閉接点X1-1により接続さ
れている。更に端子eと母線Yとの間は、ブライ
ン温度検知器17の電気接点Th2および冷凍装置
15(のモータ)により直列に接続されている。
子eと母線Yとの間は、第2タイマTM2および
リレーX1が並列に接続されている。また端子e
は、第2タイマTM2の常閉接点f,gと、リレ
ーX1に協働する常開接点X1-2および第2系統を
なす電熱ヒータ6bを介して母線Yに接続してい
る。前記リレー接点X1-2と電熱ヒータ6bとの
間および電気接点Th1と電熱ヒータ6aとの間
は、前記リレーX1の常閉接点X1-1により接続さ
れている。更に端子eと母線Yとの間は、ブライ
ン温度検知器17の電気接点Th2および冷凍装置
15(のモータ)により直列に接続されている。
前記の庫内温度検知器16は、庫内温度が5℃
以下になるとその接点Th1を閉成して、冷却器5
に併設した電熱ヒータ6の通電制御を行なつて、
解凍室2内の温度を約5℃に保持する。またブラ
イン温度検知器17は、タンク10中のブライン
9の温度が−2℃以下になるとその接点Th2を開
放して、該ブライン9の温度を約−2℃に保持す
るように設定されている。なお前記第2タイマ
TM2は所要の解凍時間t2を設定するものであつ
て、後述の如く、第1タイマTM1が設定時間t1を
経過して常開接点c,eを閉成した際に動作を開
始し、予め設定した解凍時間(凍結食品の種類、
大きさ等により予め実験的に決定される)の経過
により電熱ヒータ6bの通電オフ制御がなされ
る。
以下になるとその接点Th1を閉成して、冷却器5
に併設した電熱ヒータ6の通電制御を行なつて、
解凍室2内の温度を約5℃に保持する。またブラ
イン温度検知器17は、タンク10中のブライン
9の温度が−2℃以下になるとその接点Th2を開
放して、該ブライン9の温度を約−2℃に保持す
るように設定されている。なお前記第2タイマ
TM2は所要の解凍時間t2を設定するものであつ
て、後述の如く、第1タイマTM1が設定時間t1を
経過して常開接点c,eを閉成した際に動作を開
始し、予め設定した解凍時間(凍結食品の種類、
大きさ等により予め実験的に決定される)の経過
により電熱ヒータ6bの通電オフ制御がなされ
る。
次に、このように構成した第1実施例に係る解
凍庫の運転状況につき、第2図および第3図を参
照して説明する。凍結食品3(例えば冷凍肉)を
棚3に載置し、解凍庫1の図示しない扉を閉め
る。次いで電源スイツチ(図示せず)を投入する
と、循環ポンプ13が回転し、タイマ10中のブ
ライン9を冷却器5に循環供給する。また送風フ
アン7が回転して庫内空気を矢印方向に循環させ
ると共に、第1タイマTM1が設定時間t1の計数を
開始する。この時点での庫内温度は高いため、庫
内温度検知器16の電気接点Th1は開放してお
り、電熱ヒータ6への通電はなされていない。ま
た第1タイマTM1の接点c,eは開放している
ので、冷凍装置15の運転も未だなされていな
い。
凍庫の運転状況につき、第2図および第3図を参
照して説明する。凍結食品3(例えば冷凍肉)を
棚3に載置し、解凍庫1の図示しない扉を閉め
る。次いで電源スイツチ(図示せず)を投入する
と、循環ポンプ13が回転し、タイマ10中のブ
ライン9を冷却器5に循環供給する。また送風フ
アン7が回転して庫内空気を矢印方向に循環させ
ると共に、第1タイマTM1が設定時間t1の計数を
開始する。この時点での庫内温度は高いため、庫
内温度検知器16の電気接点Th1は開放してお
り、電熱ヒータ6への通電はなされていない。ま
た第1タイマTM1の接点c,eは開放している
ので、冷凍装置15の運転も未だなされていな
い。
この状態で循環する庫内空気は、凍結食品3の
表面に接触して熱交換を行ない、該食品を加湿す
る。またこれにより温度降下した空気は、ダクト
8を介して冷却器5に接触し、熱交換を行なつて
ブライン9の温度を降下させる。
表面に接触して熱交換を行ない、該食品を加湿す
る。またこれにより温度降下した空気は、ダクト
8を介して冷却器5に接触し、熱交換を行なつて
ブライン9の温度を降下させる。
凍結食品3から負の熱を奪取する結果、解凍室
2内の温度は降下し、5℃以下にまで下がると、
温度検知器16の電気接点Th1は閉成し、第1系
統の電熱ヒータ6aが通電される。またリレー
X1の常閉接点X1-1を介して第2系統をなす電熱
ヒータ6bも通電がなされ、両ヒータ6により解
凍室2内の温度を5℃に保持する。すなわち充分
に大きな熱交換面積を有する冷却器5と、その内
部を循環し大きな熱量により冷却器全体を均一な
温度になし得るブライン9と、前記冷却器5に熱
的に密接な状態で併設した電熱ヒータ6とによ
り、前記ブライン9の温度を解凍室2内の温度と
略同一になし得る。このように庫内温度を約5℃
(これを「第1温度」とする)に保持すると、第
3図に示すように、凍結食品3の表面温度は庫内
温度との相対温度差により上昇して解凍が進行す
る。しかも前述した気液接触による加湿空気は使
用しないので、食品表面に着霜および該霜の融解
による液濡れは生ぜず、解凍後も良好な状態が維
持される。
2内の温度は降下し、5℃以下にまで下がると、
温度検知器16の電気接点Th1は閉成し、第1系
統の電熱ヒータ6aが通電される。またリレー
X1の常閉接点X1-1を介して第2系統をなす電熱
ヒータ6bも通電がなされ、両ヒータ6により解
凍室2内の温度を5℃に保持する。すなわち充分
に大きな熱交換面積を有する冷却器5と、その内
部を循環し大きな熱量により冷却器全体を均一な
温度になし得るブライン9と、前記冷却器5に熱
的に密接な状態で併設した電熱ヒータ6とによ
り、前記ブライン9の温度を解凍室2内の温度と
略同一になし得る。このように庫内温度を約5℃
(これを「第1温度」とする)に保持すると、第
3図に示すように、凍結食品3の表面温度は庫内
温度との相対温度差により上昇して解凍が進行す
る。しかも前述した気液接触による加湿空気は使
用しないので、食品表面に着霜および該霜の融解
による液濡れは生ぜず、解凍後も良好な状態が維
持される。
また第1タイマTM1の設定時間t1が経過する
と、その常閉接点c,dは開放して第1系統の電
熱ヒータ6aへの通電をオフし、同時に常開接点
c,eを閉成する。このときブライン温度検知器
17の接点Th2は既に閉成しているから、冷凍装
置15の運転が開始され、蒸発器14によりタン
ク10中のブライン9は冷却されて−2℃に保持
される。前記タイマ接点c,eの閉成によりリレ
ーX1は通電され、その常閉接点X1-1を開放する
と共に常開接点X1-2を閉成する。
と、その常閉接点c,dは開放して第1系統の電
熱ヒータ6aへの通電をオフし、同時に常開接点
c,eを閉成する。このときブライン温度検知器
17の接点Th2は既に閉成しているから、冷凍装
置15の運転が開始され、蒸発器14によりタン
ク10中のブライン9は冷却されて−2℃に保持
される。前記タイマ接点c,eの閉成によりリレ
ーX1は通電され、その常閉接点X1-1を開放する
と共に常開接点X1-2を閉成する。
更に第2タイマTM2の接点f,gは閉成して
いるので、第2系統をなす電熱ヒータ6bへの通
電は引続き継続される。この第2系統の電熱ヒー
タ6bに引続き通電する理由は、次の通り説明さ
れる。第1タイマTM1の設定時間t1が経過した時
点では、後述の如く凍結食品3の中心温度は約−
7℃であつて、充分低い温度を保持しているの
で、このままでは庫内は次第に冷却されて行く。
従つて前記第2系統の電熱ヒータ6bにより加熱
して、庫内温度の補正を行なうものである。すな
わち電熱ヒータ6bは、ブライン9に解凍熱を与
えるためのものであつて、冷凍装置15の冷却能
力に支障を来さない程度に設定されている。
いるので、第2系統をなす電熱ヒータ6bへの通
電は引続き継続される。この第2系統の電熱ヒー
タ6bに引続き通電する理由は、次の通り説明さ
れる。第1タイマTM1の設定時間t1が経過した時
点では、後述の如く凍結食品3の中心温度は約−
7℃であつて、充分低い温度を保持しているの
で、このままでは庫内は次第に冷却されて行く。
従つて前記第2系統の電熱ヒータ6bにより加熱
して、庫内温度の補正を行なうものである。すな
わち電熱ヒータ6bは、ブライン9に解凍熱を与
えるためのものであつて、冷凍装置15の冷却能
力に支障を来さない程度に設定されている。
更に前記第1タイマTM1の接点c,eの閉成
により第2タイマTM2は、予め設定した解凍時
間t2の限時動作を開始する。このとき凍結食品3
の中心温度は、第3図に示すように、約−7℃程
度まで上昇しており、最も通過するのに時間が掛
かる「最大氷結晶融解帯」の温度帯に差掛かつて
いる。従つて前記第1タイマTM1の設定時間t1
を、凍結食品3の種類や大きさ等に応じて予め実
験的に決定しておき、時間t1が経過したときに凍
結食品3の中心温度が約−7℃になるようにして
おく。なお冷凍装置15は運転が継続されてお
り、タンク10中のブライン9の温度が−2℃以
下になると、ブライン温度検知器17の接点Th2
が開放して冷凍装置15の運転を停止し、このオ
ン−オフ制御により該ブライン9の温度を約−2
℃に保持する。
により第2タイマTM2は、予め設定した解凍時
間t2の限時動作を開始する。このとき凍結食品3
の中心温度は、第3図に示すように、約−7℃程
度まで上昇しており、最も通過するのに時間が掛
かる「最大氷結晶融解帯」の温度帯に差掛かつて
いる。従つて前記第1タイマTM1の設定時間t1
を、凍結食品3の種類や大きさ等に応じて予め実
験的に決定しておき、時間t1が経過したときに凍
結食品3の中心温度が約−7℃になるようにして
おく。なお冷凍装置15は運転が継続されてお
り、タンク10中のブライン9の温度が−2℃以
下になると、ブライン温度検知器17の接点Th2
が開放して冷凍装置15の運転を停止し、このオ
ン−オフ制御により該ブライン9の温度を約−2
℃に保持する。
このようにブライン9の温度を約−2℃に維持
し、充分広い熱交換面積を持つ冷却器5に大きな
熱容量をもつ前記ブライン9を循環させて、該冷
却器全体を均一の温度にすることにより、断熱性
に優れたパネルで区画された解凍室2中の温度
は、冷却器5の表面温度(−2℃)と殆ど温度差
がなくなる。また凍結食品3の表面温度も庫内温
度に近づくため、庫内温度は第3図に示すよう
に、高湿度状態となる。すなわち本実施例では、
加湿装置なしで庫内を高湿度状態とすることがで
きる。庫内温度が上昇すると、凍結食品3と熱交
換する庫内空気自体の比熱が高くなり、従つて一
層効果的に解凍が促進されることになる。かくし
て凍結食品3の中心温度は徐々に−7℃から、殆
ど凍結寸前の自然状態または僅かに凍結した状態
である−2℃に上昇して解凍終了に近づく。
し、充分広い熱交換面積を持つ冷却器5に大きな
熱容量をもつ前記ブライン9を循環させて、該冷
却器全体を均一の温度にすることにより、断熱性
に優れたパネルで区画された解凍室2中の温度
は、冷却器5の表面温度(−2℃)と殆ど温度差
がなくなる。また凍結食品3の表面温度も庫内温
度に近づくため、庫内温度は第3図に示すよう
に、高湿度状態となる。すなわち本実施例では、
加湿装置なしで庫内を高湿度状態とすることがで
きる。庫内温度が上昇すると、凍結食品3と熱交
換する庫内空気自体の比熱が高くなり、従つて一
層効果的に解凍が促進されることになる。かくし
て凍結食品3の中心温度は徐々に−7℃から、殆
ど凍結寸前の自然状態または僅かに凍結した状態
である−2℃に上昇して解凍終了に近づく。
解凍が終了すると、第2タイマTM2がタイム
アツプし、常閉接点f,gを開放して第2系統を
なす電熱ヒータ6bの通電をオフする。これによ
り解凍熱は以後与えられなくなり、冷凍装置15
の運転だけが継続される。またタンク10中のブ
ライン9の温度が−2℃以下になると、ブライン
温度検知器17の接点Th2が開放し、冷凍装置1
5の運転を停止して該ブライン9の温度を約−2
℃に保持する。すなわち庫内は−2℃付近の恒
温、高湿度に維持され、この雰囲気中において凍
結食品3は乾燥することなく、表面温度および中
心温度が共に約−2℃に保持される。
アツプし、常閉接点f,gを開放して第2系統を
なす電熱ヒータ6bの通電をオフする。これによ
り解凍熱は以後与えられなくなり、冷凍装置15
の運転だけが継続される。またタンク10中のブ
ライン9の温度が−2℃以下になると、ブライン
温度検知器17の接点Th2が開放し、冷凍装置1
5の運転を停止して該ブライン9の温度を約−2
℃に保持する。すなわち庫内は−2℃付近の恒
温、高湿度に維持され、この雰囲気中において凍
結食品3は乾燥することなく、表面温度および中
心温度が共に約−2℃に保持される。
前述の解凍が終了し、微凍結状態で保存されて
いる食品が全て取出されると、新たな凍結食品が
解凍庫中に収納されて次の解凍運転に入る。この
場合は、第1タイマTM1および第2タイマTM2
の計数時間が、食品の解凍状態に応じて再設定さ
れ、前記第1タイマTM1による設定時間t1の計数
が開始される。従つてブライン9の循環が行なわ
れて、前述した解凍行程が反復される。なお前段
階での解凍が終了した時点では、庫内温度は−2
℃付近の恒温、高湿度に維持されていたが、新た
な凍結食品の収納のための扉の開放およびこれに
引続くブライン循環の再開により、庫内温度は速
やかに約5℃にまで上昇する。
いる食品が全て取出されると、新たな凍結食品が
解凍庫中に収納されて次の解凍運転に入る。この
場合は、第1タイマTM1および第2タイマTM2
の計数時間が、食品の解凍状態に応じて再設定さ
れ、前記第1タイマTM1による設定時間t1の計数
が開始される。従つてブライン9の循環が行なわ
れて、前述した解凍行程が反復される。なお前段
階での解凍が終了した時点では、庫内温度は−2
℃付近の恒温、高湿度に維持されていたが、新た
な凍結食品の収納のための扉の開放およびこれに
引続くブライン循環の再開により、庫内温度は速
やかに約5℃にまで上昇する。
(第2実施例)
第4図は本発明に係る凍結食品の解凍方法を好
適に実施し得る別の高湿度解凍庫を示すものであ
つて、前述した加熱源6はブライン冷却タンク1
0中に配設されている。この加熱源6は、例えば
タンク10の略中間位置に設けた第1系統として
の電熱ヒータ6aと、該タンク10の送液パイプ
11の接続開口部に近接配置した第2系統として
の電熱ヒータ6bとから構成され、何れもブライ
ン9中に浸漬配置されるようになつている。従つ
て両電熱ヒータ6a,6bは、絶縁シース等に封
入した絶縁被覆が施されている。またブライン温
度検知器17が配設されて、そのプローブをタン
ク中のブライン9に浸漬させている。
適に実施し得る別の高湿度解凍庫を示すものであ
つて、前述した加熱源6はブライン冷却タンク1
0中に配設されている。この加熱源6は、例えば
タンク10の略中間位置に設けた第1系統として
の電熱ヒータ6aと、該タンク10の送液パイプ
11の接続開口部に近接配置した第2系統として
の電熱ヒータ6bとから構成され、何れもブライ
ン9中に浸漬配置されるようになつている。従つ
て両電熱ヒータ6a,6bは、絶縁シース等に封
入した絶縁被覆が施されている。またブライン温
度検知器17が配設されて、そのプローブをタン
ク中のブライン9に浸漬させている。
この場合の電気制御回路の一例を第5図に示
す。なおブライン温度検知器17は、その検知温
度が5℃を越えると接点Th−aを開放し、5℃
以下になると接点Th−aを閉成する。また他方
の接点Th−bは、ブライン9の検知温度が−2
℃より高いと閉成し、−2℃以下になると開放す
るように設定されている。
す。なおブライン温度検知器17は、その検知温
度が5℃を越えると接点Th−aを開放し、5℃
以下になると接点Th−aを閉成する。また他方
の接点Th−bは、ブライン9の検知温度が−2
℃より高いと閉成し、−2℃以下になると開放す
るように設定されている。
従つて本実施例に係る解凍庫の運転を開始し、
前述の如く庫内空気を循環させてブライン9の温
度を5℃以下にまで低下させると、ブライン温度
検知器17の接点Th−aが閉成して第1系統を
なす電熱ヒータ6aに通電を行なう。これにより
タンク10中のブライン9の温度は5℃に保持さ
れ、冷却器5を介してブライン9と熱交換を行な
う庫内空気も5℃に保たれる。この庫内空気と凍
結食品3との温度差により、該食品の解凍が進行
する。このとき第1実施例と同様に、庫内空気は
加湿されないため凍結食品3の表面に着霜は生じ
ない。
前述の如く庫内空気を循環させてブライン9の温
度を5℃以下にまで低下させると、ブライン温度
検知器17の接点Th−aが閉成して第1系統を
なす電熱ヒータ6aに通電を行なう。これにより
タンク10中のブライン9の温度は5℃に保持さ
れ、冷却器5を介してブライン9と熱交換を行な
う庫内空気も5℃に保たれる。この庫内空気と凍
結食品3との温度差により、該食品の解凍が進行
する。このとき第1実施例と同様に、庫内空気は
加湿されないため凍結食品3の表面に着霜は生じ
ない。
この状態で第1タイマTM1の設定時間t1が経過
した時点では、凍結食品3の中心温度は、第3図
に示すように、約−7℃程度まで上昇している。
そして設定時間t1が経過すると、接点c,dが開
放して第1系統をなす電熱ヒータ6aの通電をオ
フすると共に、他方の接点c,eを閉成する。こ
のときブライン9の温度は既に5℃に保持されて
いるから、温度検知器17の接点Th−bは閉成
されている。従つて冷凍装置15の運転が開始さ
れて、タンク10中のブライン9は蒸発器14に
より冷却される。この冷却は、ブライン9の温度
が−2℃以下になつて温度検知器16の接点Th
−bが開放されるまで継続され、以後ブライン9
の温度は約−2℃に保たれる。
した時点では、凍結食品3の中心温度は、第3図
に示すように、約−7℃程度まで上昇している。
そして設定時間t1が経過すると、接点c,dが開
放して第1系統をなす電熱ヒータ6aの通電をオ
フすると共に、他方の接点c,eを閉成する。こ
のときブライン9の温度は既に5℃に保持されて
いるから、温度検知器17の接点Th−bは閉成
されている。従つて冷凍装置15の運転が開始さ
れて、タンク10中のブライン9は蒸発器14に
より冷却される。この冷却は、ブライン9の温度
が−2℃以下になつて温度検知器16の接点Th
−bが開放されるまで継続され、以後ブライン9
の温度は約−2℃に保たれる。
第1タイマM1の接点c,eの閉成により、第
2タイマTM2が予め設定した解凍時間t2の限時動
作を開始し、またこの設定時間t2が経過するまで
は、その常閉接点f,gを介して第2系統をなす
電熱ヒータ6bに通電する。この電熱ヒータ6b
は、先に説明した如くブライン9に解凍熱を与え
るためのものであつて、冷凍装置15の冷却能力
に支障を来さない程度に設定されている。
2タイマTM2が予め設定した解凍時間t2の限時動
作を開始し、またこの設定時間t2が経過するまで
は、その常閉接点f,gを介して第2系統をなす
電熱ヒータ6bに通電する。この電熱ヒータ6b
は、先に説明した如くブライン9に解凍熱を与え
るためのものであつて、冷凍装置15の冷却能力
に支障を来さない程度に設定されている。
このようにブライン9の温度が約−2℃に保た
れると、充分大きな熱交換面積を有する冷却器5
の表面温度(−2℃)は庫内温度と殆ど温度差が
なくなり、また凍結食品3の表面温度も庫内温度
に近づくため、庫内温度は高湿度状態となる。前
述の如く庫内温度が上昇すると、凍結食品3と熱
交換する庫内空気自体の比熱が高くなり、従つて
一層効果的に解凍が促進され、かくして凍結食品
3の中心温度は徐々に−7℃から、殆ど凍結寸前
の自然状態または僅かに凍結した状態である−2
℃に上昇して解凍終了に近づく。
れると、充分大きな熱交換面積を有する冷却器5
の表面温度(−2℃)は庫内温度と殆ど温度差が
なくなり、また凍結食品3の表面温度も庫内温度
に近づくため、庫内温度は高湿度状態となる。前
述の如く庫内温度が上昇すると、凍結食品3と熱
交換する庫内空気自体の比熱が高くなり、従つて
一層効果的に解凍が促進され、かくして凍結食品
3の中心温度は徐々に−7℃から、殆ど凍結寸前
の自然状態または僅かに凍結した状態である−2
℃に上昇して解凍終了に近づく。
解凍が終了すると、第2タイマTM2がタイム
アツプし、常閉接点f,gを開放して第2系統を
なす電熱ヒータ6bの通電をオフする。これによ
り解凍熱は以後与えられなくなり、冷凍装置15
の運転だけが継続される。ブライン9の温度が−
2℃以下になると、温度検知器17の接点Th−
bが開放し、冷凍装置15の運転を停止して該ブ
ライン9の温度を約−2℃に保持する。すなわち
庫内は−2℃付近の恒温、高湿度に維持され、こ
の雰囲気中において凍結食品3は乾燥することな
く、表面温度および中心温度が共に約−2℃に保
持される。
アツプし、常閉接点f,gを開放して第2系統を
なす電熱ヒータ6bの通電をオフする。これによ
り解凍熱は以後与えられなくなり、冷凍装置15
の運転だけが継続される。ブライン9の温度が−
2℃以下になると、温度検知器17の接点Th−
bが開放し、冷凍装置15の運転を停止して該ブ
ライン9の温度を約−2℃に保持する。すなわち
庫内は−2℃付近の恒温、高湿度に維持され、こ
の雰囲気中において凍結食品3は乾燥することな
く、表面温度および中心温度が共に約−2℃に保
持される。
発明の効果
以上説明した如く本発明に係る凍結食品の解凍
方法によれば、凍結食品を水濡れ状態とすること
なく、殆ど凍結寸前の自然状態または僅かに凍結
した理想的な状態に解凍することができ、しかも
この理想的解凍状態のまま乾燥することなく保存
し得るものである。また本発明によれば、凍結食
品を衛生的にドリツプの流出なしに解凍できる。
方法によれば、凍結食品を水濡れ状態とすること
なく、殆ど凍結寸前の自然状態または僅かに凍結
した理想的な状態に解凍することができ、しかも
この理想的解凍状態のまま乾燥することなく保存
し得るものである。また本発明によれば、凍結食
品を衛生的にドリツプの流出なしに解凍できる。
第1図は本発明に係る凍結食品の解凍方法を、
好適に実施し得る一実施例に係る高湿度解凍庫の
システム構成図、第2図は第1図に示す実施例の
電気制御回路図、第3図は第1図に示す実施例の
実験データで示すグラフ図、第4図は本発明に係
る凍結食品の解凍方法を、好適に実施し得る第2
実施例に係る高湿度解凍庫におけるブライン冷却
タンクの概略縦断面図、第5図は第2実施例に係
る高湿度解凍庫の電気制御回路図である。 1…解凍庫、2…解凍室、3…凍結食品、4…
載置棚、5…冷却器、6…加熱源、6a…第1系
統をなす電熱ヒータ、6b…第2系統をなす電熱
ヒータ、7…送風フアン、8…ダクト、9…ブラ
イン、10…ブライン冷却タンク、11…送液パ
イプ、12…帰還パイプ、13…循環ポンプ、1
4…蒸発器、15…冷凍装置、16…庫内温度検
知器、17…ブライン温度検知器。
好適に実施し得る一実施例に係る高湿度解凍庫の
システム構成図、第2図は第1図に示す実施例の
電気制御回路図、第3図は第1図に示す実施例の
実験データで示すグラフ図、第4図は本発明に係
る凍結食品の解凍方法を、好適に実施し得る第2
実施例に係る高湿度解凍庫におけるブライン冷却
タンクの概略縦断面図、第5図は第2実施例に係
る高湿度解凍庫の電気制御回路図である。 1…解凍庫、2…解凍室、3…凍結食品、4…
載置棚、5…冷却器、6…加熱源、6a…第1系
統をなす電熱ヒータ、6b…第2系統をなす電熱
ヒータ、7…送風フアン、8…ダクト、9…ブラ
イン、10…ブライン冷却タンク、11…送液パ
イプ、12…帰還パイプ、13…循環ポンプ、1
4…蒸発器、15…冷凍装置、16…庫内温度検
知器、17…ブライン温度検知器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 冷凍系に接続する蒸発器をブライン冷却タン
クに臨ませ、このブライン冷却タンクに貯留した
ブラインを庫内の冷却器に循環させるよう構成し
た高湿度解凍庫において、 凍結食品を庫内に収納した後、ブライン冷却タ
ンク中のブラインを前記冷却器に循環させ、庫内
空気を介して凍結食品と冷却器との間で熱交換を
行なつて、凍結食品の加温およびブラインの冷却
を行ない、 前記凍結食品からの負熱の奪取により庫内温度
が所定温度にまで降下した時点で、前記ブライン
の循環系に関係的に配設した加熱源を作動させ、
ブライン温度と庫内温度とを略同一の第1温度に
設定して、庫内温度との相対温度差により凍結食
品を解凍させ、 凍結食品の中心温度が所定温度になるまでの所
要時間が経過した時点で、前記冷凍系の運転を行
なつてブライン冷却タンク中のブラインを冷却す
ると共に、前記加熱源を部分的にのみ作動させて
ブラインに解凍熱を与え、庫内温度をブライン温
度と略同一で前記第1温度よりも低い第2温度に
設定し、凍結食品の表面温度を庫内温度に近接さ
せて庫内を高湿度に保持することにより庫内空気
の比熱を高めて凍結食品の解凍を促進し、 凍結食品の解凍が終了した後は、前記冷凍系の
運転を継続すると共に、前記加熱源の作動を全て
停止させ、庫内を恒低温かつ高湿度に保持して解
凍の終了した食品を微凍結状態で保存する ことを特徴とする凍結食品の解凍方法。 2 前記解凍庫の庫内に配設される冷却器は、凍
結食品からの負熱によつて、該冷却器中を循環す
るブラインを充分冷却し得る程度の熱交換面積を
有している特許請求の範囲第1項記載の凍結食品
の解凍方法。 3 前記加熱源は電熱ヒータであつて、解凍庫中
に配設したブライン循環系の一部をなす冷却器
に、前記電熱ヒータが付帯設置される特許請求の
範囲第1項または第2項に記載の凍結食品の解凍
方法。 4 前記加熱源は絶縁被覆を施した電熱ヒータで
あつて、ブライン循環系の一部をなすブライン冷
却タンク内に、前記電熱ヒータがブラインと浸漬
可能に配設される特許請求の範囲第1項〜第3項
の何れかに記載の凍結食品の解凍方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22658186A JPS6379580A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 凍結食品の解凍方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22658186A JPS6379580A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 凍結食品の解凍方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6379580A JPS6379580A (ja) | 1988-04-09 |
| JPH0445155B2 true JPH0445155B2 (ja) | 1992-07-23 |
Family
ID=16847413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22658186A Granted JPS6379580A (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | 凍結食品の解凍方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6379580A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010106588A (ko) * | 2000-05-22 | 2001-12-07 | 정석봉 | 냉동육의 해동 방법 및 해동고 |
| JP7342421B2 (ja) * | 2019-05-24 | 2023-09-12 | 富士電機株式会社 | 解凍装置 |
| US12144883B2 (en) | 2020-06-01 | 2024-11-19 | Kao Corporation | Cosmetic composition |
-
1986
- 1986-09-25 JP JP22658186A patent/JPS6379580A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6379580A (ja) | 1988-04-09 |
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