JPH0446110B2 - - Google Patents
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- JPH0446110B2 JPH0446110B2 JP60186512A JP18651285A JPH0446110B2 JP H0446110 B2 JPH0446110 B2 JP H0446110B2 JP 60186512 A JP60186512 A JP 60186512A JP 18651285 A JP18651285 A JP 18651285A JP H0446110 B2 JPH0446110 B2 JP H0446110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- diameter portion
- enlarged diameter
- shaped
- inclined surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
- Confectionery (AREA)
- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
Description
(発明の利用分野)
本発明は、しなやかな食感を備える定形的な組
織状食品又は食品素材を押出成形するためのダイ
に関する。 (背景) 加水された脱脂大豆等の高蛋白性食品原料又は
澱粉質原料をエクストルーダー内の高圧と剪断作
用の場で加熱して可塑化し、これをオリフイスか
ら押出する加工法は所謂「押出調理法
(extrusioncooking)としてかなり以前から工業
化され、その製品がスナツク食品、菓子、代用
肉、ペツトフードなどとして出回つていることは
周知である。特に近来では、、従来の一軸押出機
に比べて高能率の二軸押出機が開発されたことに
伴ない、本加工法の持つ組織化その他の特性を生
かした応用面の展開が強く望まれている。 (状来の技術の問題点) しかしながら、以上の方法では、バレル内で高
圧下、高温(120−200℃)に加熱された原料がオ
リフイスを通過するや否や急激に大気圧まで減圧
されるため、内蔵された高温、高圧の水のフラツ
シユによる原料の膨化が不可避的に発生するのみ
ならず、原料の吐出も不安定となる。このため、
膨化を抑制するための方策として、 高圧に保たれた容器内へ押出する方法、 押出機又はダイ内で被押出原料を冷却する方
法、 ダイスを取外す方法、 などが提案されている。 しかるに、の方法は、高圧室の設備費が高く
つくことに加え、一定時間毎に機械の運転を止め
て被押出物を取り出さなければならないから、作
業が非連続的となり、従つて生産性が低下する欠
点がある。 またの方法では、オリフイスの周辺を冷却す
ると、背圧が急速に上昇する結果閉塞を生じ易く
なり、そのため爆発的な噴き出しを発生して吐出
状態が不安定となり易いため、連続的に定形製品
(押出通路の内形に相当する外形を有する製品)
を得るのは困難である。この欠点は加水量を減ら
すことにより多少改善できるけれども、反面、水
分の蒸発熱に因る部分的冷却のため成形品の組織
が脆くなり、定形的な製品を得るのが困難とな
る。 最後にの方法においては、機械の構造上製品
がスクリユウの回転方向へ送出されるため、定形
の製品を得ることはできない。 以上概観したように、公知のどの方法を採用す
るにせよ、定形の非膨化押出製品を安定して生産
するのは極めて困難であつた。 (発明の目的) 本発明の目的は非膨化押出製品の製造における
以上の問題点を解決すること、より具体的には、
50mm程度までの厚さ又は直径を有する非膨化タイ
プの、しなやかな繊維状組織を有する押出製品を
安定して取得するための手段を提供することであ
る。 (課題解決のための手段) 本発明は以上の問題点を解決せんがため、食品
用押出機の前面に取付けられるダイの構造を改良
し、該ダイに、その入口側の狭窄部から出口側に
向かつて次第に拡がる外向き傾斜状の楔形内形を
有する拡径部を設けると共に、該拡径部内に、本
拡径部の傾斜面と同様の緻密な傾斜面を有する楔
形摺動部材を摺動可能に挿入し、該摺動部材の傾
斜面と前記拡径部の対向する傾斜面との間に押出
用間隙を形成させた構成を採用する。即ち、本発
明は下記要素の結合から構成された食品押出用ダ
イに関する。 ダイは、その入口側の狭窄吹から出口側に向
かつて次第に拡がる外向き傾斜状の楔形内形を
有する拡径部を備えること。 の拡径部内に、該拡径部の傾斜面と同様の
緻密な傾斜面を有する楔形摺動部材が摺動可能
に挿入され、該摺動部材の傾斜面と前記拡径部
の対向する傾斜面との間に押出用間隙が形成さ
れていること。 以下、以上の各要素について説明する。 ダイ(ダイの本体):ダイ(ダイの本体)は、
押出機の出口側に取付けられる入口側(ダイヘ
ツド)と、該入口側に続く狭窄部(喉部)と、
該狭窄部から出口側へ向かつて拡がる外向き傾
斜面の拡径部とから構成される。 ダイヘツドは、普通、その前端部に押出機本
体(バレル)の前端に固定されるためのフラン
ジを備え、該押出機の前部開口面と略々等しい
内形の前部から後方の狭窄部にかけて次第に狭
まり、該狭窄部から後方(出口側)にかけて再
び拡がる中間の括れた類二重楔形の内形を有す
る。 発明の好適な実施形態においては、上の拡径
部は上面が水平で下面が傾斜状を呈し、その内
部に後述の楔形摺動部材が挿入され、この摺
動部材の傾斜状下面と該拡径部の対向する傾斜
状内面との間の間隙が押出通路を構成する。こ
の押出通路の下面(即ち、対向する拡径部の傾
斜状内面)は通常平坦であるが、所望により任
意の内形を有する溝状に成形されてもよい。通
常、本押出通路の幅は1〜5mm程度のスリツト
状に設計される。なお、さらに場合によつて
は、本摺動部材及び/又は前記拡形部の(各)
内面に(対応する)リブ又はグルーブを刻設す
ることもできる。 発明の殊に好適な実施形態においては、上記
拡形部の傾斜状下壁の内部又は下方にはジヤケ
ツトが形成され、該ジヤケツト内に冷媒導通及
び排出用の導管が配管される。望ましくは、該
ジヤケツトは数個の小室に区分され、各室毎に
個別的な配管を備えているのが好ましい。なお
上のジヤケツトの替え、拡形部の傾斜状下壁の
内部に直接冷媒導通用の配管が行なわれていて
もよい。 楔形摺動部材:楔形摺動部材は、のダイ本
体の拡形部内を進退しうるように構成される。
このものは楔形のブロツクであつて、好ましく
はダイ本体の拡形部の斜面部と補角をなす緻密
な斜面部を備え、任意の保持手段により、前者
の斜面部に沿つて前者の対向する下面との間に
一定の間隙を隔ててに任意に進退せしめられる
如く構成される。 付属設備:副材料圧入用の孔が必要に応じダ
イの入口の狭窄部との間のダイ本体の壁を貫通
して設けられる。この孔は、液状の油脂、調味
料、着色料等を被押出材料中に圧入するときの
通路として役立つ。 押出機:本発明における押出機は、一軸でも
二軸もよもい。しかし一般的には二軸式、殊に
異方向回転式の方が被押出材料の巻きつきや逆
流が少ないため効率的である。さらに、バレル
の長さ対直径の比(L/D比)も、少なくとも
10以上、殊に15以上であることが混練程度の改
善及び押出能率向上のため望ましい。 (作用) 押出用スクリユウを回転させて材料を押し出す
と、材料は長いスリツト状の通路を通過する間に
流れ方向に沿つて剪断力を受け、ダイ内の通路を
通過する間に徐々に冷却されて繊維状に組織化さ
れる。この間、材料は剪断力により発熱し、流動
性を保つたまま徐冷されるので閉塞を生ずる恐れ
がなく、従つて、定常的な連続運転が可能であ
る。特に、発明の好適な実施形態である冷却用ジ
ヤケツト等が設けられていると、押出温度を任意
に制御できることに加え、圧力低下が緩やかとな
つて押出し状態が一層安定するのみならず、膨化
が抑制されるので、押出方向に沿う繊維状の組織
化が起こり、この結果、非常にしなやかな、例え
ばイカの刺身状の食感を持つ定形的な非膨化繊維
状押出成形品が得られ、このものは、例えばスル
メやイカの刺身に似た食感を与える新規な食品素
材として極めて利用価値の高いものである。 なお本押出手段における付記さるべき重要な特
徴は、加水率を原料に対し二倍以上としても安定
な押出が行なわれる点であつて、この数値は従来
の加水率の上限が精々原料に対し1/2であつた。
(それ故無定形の膨化食品しか生産できなかつた)
のに比較して画期的な前進であると言うことがで
きる。 以上において、ダイヘツドに液体圧入用の孔が
付加されている場合、本孔から圧入された調味料
旨味料、フレーバー、油脂、蛋白、色素、ビタミ
ン、アミノ酸等の添加物は、直接バレル内へ添加
されたとき程の過酷な熱履歴を受けないので、従
来の押出成形品に比べてより優れた品質の製品の
取得を可能とする。 (実施例) 以下、実施例を掲げ発明実施の一例及びその使
用例について説明するが、本例示は当然説明用の
ものであつて、発明精神の限定を意図したもので
はない。 第1図は、本発明ダイの一例の長手方向に沿う
多少模型的な垂直二等分断面図、第2図は、第1
図、線X−Xに沿う横断面図、第3図は、同じく
線Y−Yに沿う横断面図、第4図は、摺動部材の
俯瞰斜視図である。 全体1は、一端に、押出機Eの開口縁部のフラ
ンジfに固着されるための上下一対のフランジ
2,2′を備えた類直方体である。 上板3は、上側のフランジ2から最初やや前下
がりに、次い長く水平に伸びる左右の框付板状体
で、他端部にフランジ5を備える。 下板9は、下側のフランジ2′から最初前上り
に、次いで水平に、その後、前下がりに、最後に
再び水平に伸びる左右の框付板状体で、該最初の
水平部と対向する上板3の水平部との間に狭窄部
10が、及び該狭窄部の左右(図面に向かつて)
に夫々入口部11及び拡形部12が形成される。 水冷ジヤケツト13は、下板9の傾斜部9aの
内部に埋設され、このものは数個の仕切壁14,
14…により数個の小室に区画されて各室毎にコ
ツク16付導水管15及び排水管17が接続され
ている。 摺動部材18は楔形の外形を有し、該楔形の頂
部側18aに把手19が取付けられており、この
把手は、対向する上板3のフランジ5と逆ネジ2
0により結合されると共に、該ネジに調整用ハン
ドル21が固着されている。 本摺動部材18は、その中央吹から前部が下板
9の拡形部12の傾斜部9aと同様の傾斜面18
cを与えられており、下板9の対向する表面との
間に押出通路22が形成される。そしてこのもの
は、その幅方向の両端のリブ18b,18bを介
して対向する下板9の幅方向の両端の段部9a,
9aに係合して支えられ、上記ハンドル21の回
動により、ダイ本体の長手方向に沿つて摺動し、
これにより押出通路22の長さが変化する。 液体圧入用の孔23は、前記入口部11を構成
する下板9壁面を貫通して該入口部内に開口し、
該孔に加圧ポンプ(図示省略)に連なる配管24
が接続される。 製品ガイド25は、下板9の前端に固着された
フランジ26に固定され、押出通路22を経てそ
の前端22aから押出されてくる製品を案内す
る。 (使用例) 以上のダイを二軸押出機(KOWA KEI−45、
スクリユウ径46mmφ、L/D15)のバレル先端に
取付け、押出機のホツパー及び注水孔(図示省
略)から下表の蛋白原料及び水を供給し、下表の
条件にて非膨化押出成形品を製造した。本試験の
結果も次表に示される。
織状食品又は食品素材を押出成形するためのダイ
に関する。 (背景) 加水された脱脂大豆等の高蛋白性食品原料又は
澱粉質原料をエクストルーダー内の高圧と剪断作
用の場で加熱して可塑化し、これをオリフイスか
ら押出する加工法は所謂「押出調理法
(extrusioncooking)としてかなり以前から工業
化され、その製品がスナツク食品、菓子、代用
肉、ペツトフードなどとして出回つていることは
周知である。特に近来では、、従来の一軸押出機
に比べて高能率の二軸押出機が開発されたことに
伴ない、本加工法の持つ組織化その他の特性を生
かした応用面の展開が強く望まれている。 (状来の技術の問題点) しかしながら、以上の方法では、バレル内で高
圧下、高温(120−200℃)に加熱された原料がオ
リフイスを通過するや否や急激に大気圧まで減圧
されるため、内蔵された高温、高圧の水のフラツ
シユによる原料の膨化が不可避的に発生するのみ
ならず、原料の吐出も不安定となる。このため、
膨化を抑制するための方策として、 高圧に保たれた容器内へ押出する方法、 押出機又はダイ内で被押出原料を冷却する方
法、 ダイスを取外す方法、 などが提案されている。 しかるに、の方法は、高圧室の設備費が高く
つくことに加え、一定時間毎に機械の運転を止め
て被押出物を取り出さなければならないから、作
業が非連続的となり、従つて生産性が低下する欠
点がある。 またの方法では、オリフイスの周辺を冷却す
ると、背圧が急速に上昇する結果閉塞を生じ易く
なり、そのため爆発的な噴き出しを発生して吐出
状態が不安定となり易いため、連続的に定形製品
(押出通路の内形に相当する外形を有する製品)
を得るのは困難である。この欠点は加水量を減ら
すことにより多少改善できるけれども、反面、水
分の蒸発熱に因る部分的冷却のため成形品の組織
が脆くなり、定形的な製品を得るのが困難とな
る。 最後にの方法においては、機械の構造上製品
がスクリユウの回転方向へ送出されるため、定形
の製品を得ることはできない。 以上概観したように、公知のどの方法を採用す
るにせよ、定形の非膨化押出製品を安定して生産
するのは極めて困難であつた。 (発明の目的) 本発明の目的は非膨化押出製品の製造における
以上の問題点を解決すること、より具体的には、
50mm程度までの厚さ又は直径を有する非膨化タイ
プの、しなやかな繊維状組織を有する押出製品を
安定して取得するための手段を提供することであ
る。 (課題解決のための手段) 本発明は以上の問題点を解決せんがため、食品
用押出機の前面に取付けられるダイの構造を改良
し、該ダイに、その入口側の狭窄部から出口側に
向かつて次第に拡がる外向き傾斜状の楔形内形を
有する拡径部を設けると共に、該拡径部内に、本
拡径部の傾斜面と同様の緻密な傾斜面を有する楔
形摺動部材を摺動可能に挿入し、該摺動部材の傾
斜面と前記拡径部の対向する傾斜面との間に押出
用間隙を形成させた構成を採用する。即ち、本発
明は下記要素の結合から構成された食品押出用ダ
イに関する。 ダイは、その入口側の狭窄吹から出口側に向
かつて次第に拡がる外向き傾斜状の楔形内形を
有する拡径部を備えること。 の拡径部内に、該拡径部の傾斜面と同様の
緻密な傾斜面を有する楔形摺動部材が摺動可能
に挿入され、該摺動部材の傾斜面と前記拡径部
の対向する傾斜面との間に押出用間隙が形成さ
れていること。 以下、以上の各要素について説明する。 ダイ(ダイの本体):ダイ(ダイの本体)は、
押出機の出口側に取付けられる入口側(ダイヘ
ツド)と、該入口側に続く狭窄部(喉部)と、
該狭窄部から出口側へ向かつて拡がる外向き傾
斜面の拡径部とから構成される。 ダイヘツドは、普通、その前端部に押出機本
体(バレル)の前端に固定されるためのフラン
ジを備え、該押出機の前部開口面と略々等しい
内形の前部から後方の狭窄部にかけて次第に狭
まり、該狭窄部から後方(出口側)にかけて再
び拡がる中間の括れた類二重楔形の内形を有す
る。 発明の好適な実施形態においては、上の拡径
部は上面が水平で下面が傾斜状を呈し、その内
部に後述の楔形摺動部材が挿入され、この摺
動部材の傾斜状下面と該拡径部の対向する傾斜
状内面との間の間隙が押出通路を構成する。こ
の押出通路の下面(即ち、対向する拡径部の傾
斜状内面)は通常平坦であるが、所望により任
意の内形を有する溝状に成形されてもよい。通
常、本押出通路の幅は1〜5mm程度のスリツト
状に設計される。なお、さらに場合によつて
は、本摺動部材及び/又は前記拡形部の(各)
内面に(対応する)リブ又はグルーブを刻設す
ることもできる。 発明の殊に好適な実施形態においては、上記
拡形部の傾斜状下壁の内部又は下方にはジヤケ
ツトが形成され、該ジヤケツト内に冷媒導通及
び排出用の導管が配管される。望ましくは、該
ジヤケツトは数個の小室に区分され、各室毎に
個別的な配管を備えているのが好ましい。なお
上のジヤケツトの替え、拡形部の傾斜状下壁の
内部に直接冷媒導通用の配管が行なわれていて
もよい。 楔形摺動部材:楔形摺動部材は、のダイ本
体の拡形部内を進退しうるように構成される。
このものは楔形のブロツクであつて、好ましく
はダイ本体の拡形部の斜面部と補角をなす緻密
な斜面部を備え、任意の保持手段により、前者
の斜面部に沿つて前者の対向する下面との間に
一定の間隙を隔ててに任意に進退せしめられる
如く構成される。 付属設備:副材料圧入用の孔が必要に応じダ
イの入口の狭窄部との間のダイ本体の壁を貫通
して設けられる。この孔は、液状の油脂、調味
料、着色料等を被押出材料中に圧入するときの
通路として役立つ。 押出機:本発明における押出機は、一軸でも
二軸もよもい。しかし一般的には二軸式、殊に
異方向回転式の方が被押出材料の巻きつきや逆
流が少ないため効率的である。さらに、バレル
の長さ対直径の比(L/D比)も、少なくとも
10以上、殊に15以上であることが混練程度の改
善及び押出能率向上のため望ましい。 (作用) 押出用スクリユウを回転させて材料を押し出す
と、材料は長いスリツト状の通路を通過する間に
流れ方向に沿つて剪断力を受け、ダイ内の通路を
通過する間に徐々に冷却されて繊維状に組織化さ
れる。この間、材料は剪断力により発熱し、流動
性を保つたまま徐冷されるので閉塞を生ずる恐れ
がなく、従つて、定常的な連続運転が可能であ
る。特に、発明の好適な実施形態である冷却用ジ
ヤケツト等が設けられていると、押出温度を任意
に制御できることに加え、圧力低下が緩やかとな
つて押出し状態が一層安定するのみならず、膨化
が抑制されるので、押出方向に沿う繊維状の組織
化が起こり、この結果、非常にしなやかな、例え
ばイカの刺身状の食感を持つ定形的な非膨化繊維
状押出成形品が得られ、このものは、例えばスル
メやイカの刺身に似た食感を与える新規な食品素
材として極めて利用価値の高いものである。 なお本押出手段における付記さるべき重要な特
徴は、加水率を原料に対し二倍以上としても安定
な押出が行なわれる点であつて、この数値は従来
の加水率の上限が精々原料に対し1/2であつた。
(それ故無定形の膨化食品しか生産できなかつた)
のに比較して画期的な前進であると言うことがで
きる。 以上において、ダイヘツドに液体圧入用の孔が
付加されている場合、本孔から圧入された調味料
旨味料、フレーバー、油脂、蛋白、色素、ビタミ
ン、アミノ酸等の添加物は、直接バレル内へ添加
されたとき程の過酷な熱履歴を受けないので、従
来の押出成形品に比べてより優れた品質の製品の
取得を可能とする。 (実施例) 以下、実施例を掲げ発明実施の一例及びその使
用例について説明するが、本例示は当然説明用の
ものであつて、発明精神の限定を意図したもので
はない。 第1図は、本発明ダイの一例の長手方向に沿う
多少模型的な垂直二等分断面図、第2図は、第1
図、線X−Xに沿う横断面図、第3図は、同じく
線Y−Yに沿う横断面図、第4図は、摺動部材の
俯瞰斜視図である。 全体1は、一端に、押出機Eの開口縁部のフラ
ンジfに固着されるための上下一対のフランジ
2,2′を備えた類直方体である。 上板3は、上側のフランジ2から最初やや前下
がりに、次い長く水平に伸びる左右の框付板状体
で、他端部にフランジ5を備える。 下板9は、下側のフランジ2′から最初前上り
に、次いで水平に、その後、前下がりに、最後に
再び水平に伸びる左右の框付板状体で、該最初の
水平部と対向する上板3の水平部との間に狭窄部
10が、及び該狭窄部の左右(図面に向かつて)
に夫々入口部11及び拡形部12が形成される。 水冷ジヤケツト13は、下板9の傾斜部9aの
内部に埋設され、このものは数個の仕切壁14,
14…により数個の小室に区画されて各室毎にコ
ツク16付導水管15及び排水管17が接続され
ている。 摺動部材18は楔形の外形を有し、該楔形の頂
部側18aに把手19が取付けられており、この
把手は、対向する上板3のフランジ5と逆ネジ2
0により結合されると共に、該ネジに調整用ハン
ドル21が固着されている。 本摺動部材18は、その中央吹から前部が下板
9の拡形部12の傾斜部9aと同様の傾斜面18
cを与えられており、下板9の対向する表面との
間に押出通路22が形成される。そしてこのもの
は、その幅方向の両端のリブ18b,18bを介
して対向する下板9の幅方向の両端の段部9a,
9aに係合して支えられ、上記ハンドル21の回
動により、ダイ本体の長手方向に沿つて摺動し、
これにより押出通路22の長さが変化する。 液体圧入用の孔23は、前記入口部11を構成
する下板9壁面を貫通して該入口部内に開口し、
該孔に加圧ポンプ(図示省略)に連なる配管24
が接続される。 製品ガイド25は、下板9の前端に固着された
フランジ26に固定され、押出通路22を経てそ
の前端22aから押出されてくる製品を案内す
る。 (使用例) 以上のダイを二軸押出機(KOWA KEI−45、
スクリユウ径46mmφ、L/D15)のバレル先端に
取付け、押出機のホツパー及び注水孔(図示省
略)から下表の蛋白原料及び水を供給し、下表の
条件にて非膨化押出成形品を製造した。本試験の
結果も次表に示される。
【表】
以上の製品は、例えばインスタントラーメンお
ける支那竹代用の具として好適である。 (効果) 以上、説明した発明の特異的効果を要約・列挙
すれば以下の通りである:− 均一な繊維状組織を有する非膨化押出成形品
を、安定して、かつ連続的に得ることができ
る。 状来の押出成形の常識では考えられない高加
水条件下で連続的かつ安定して成形作業を実施
することができる。 以上の諸効果により、本発明は、新規な押出成
形品の提供を通じて国民の食生活の改善に貢献し
うる。
ける支那竹代用の具として好適である。 (効果) 以上、説明した発明の特異的効果を要約・列挙
すれば以下の通りである:− 均一な繊維状組織を有する非膨化押出成形品
を、安定して、かつ連続的に得ることができ
る。 状来の押出成形の常識では考えられない高加
水条件下で連続的かつ安定して成形作業を実施
することができる。 以上の諸効果により、本発明は、新規な押出成
形品の提供を通じて国民の食生活の改善に貢献し
うる。
第1図は、本発明ダイの一例の長手方向に沿う
多少模型的な垂直二等分断面図、第2図は、第1
図、線X−Xに沿う横断面図、第3図は、同じく
線Y−Yに沿う横断面図、第4図は、摺動部材の
俯瞰斜視図である。各図中の主要な符号の意味は
以下の通り:− 1:本発明のダイ全体;・3:1の本体の上
板、10:1の狭窄部、11:1の入口部、1
2:1の拡径部;・・2:3の取付用フランジ;
5:3の摺動部材18取付用フランジ、・9:1
の本体の下板;・・2′:9の取付用フランジ、
23:9の液体圧入用の孔、26:製品ガイド2
5取付用のフランジ;・・・4:23の液体圧入
用配管;・13:水冷ジヤケツト;・・14:1
3の仕切壁、15:導水管、17:排水
管・・・・16:15のコツク;・18:摺動部
材;・・19:18の把手、20:調整用逆ネ
ジ、21:調整用ハンドル、22:19の切欠
部;・22:押出通路、23:液体圧入用の孔:
25:製品ガイド;E:押出機;・・f:Eのバ
レルのフランジ、s:Eのスクリユウ。
多少模型的な垂直二等分断面図、第2図は、第1
図、線X−Xに沿う横断面図、第3図は、同じく
線Y−Yに沿う横断面図、第4図は、摺動部材の
俯瞰斜視図である。各図中の主要な符号の意味は
以下の通り:− 1:本発明のダイ全体;・3:1の本体の上
板、10:1の狭窄部、11:1の入口部、1
2:1の拡径部;・・2:3の取付用フランジ;
5:3の摺動部材18取付用フランジ、・9:1
の本体の下板;・・2′:9の取付用フランジ、
23:9の液体圧入用の孔、26:製品ガイド2
5取付用のフランジ;・・・4:23の液体圧入
用配管;・13:水冷ジヤケツト;・・14:1
3の仕切壁、15:導水管、17:排水
管・・・・16:15のコツク;・18:摺動部
材;・・19:18の把手、20:調整用逆ネ
ジ、21:調整用ハンドル、22:19の切欠
部;・22:押出通路、23:液体圧入用の孔:
25:製品ガイド;E:押出機;・・f:Eのバ
レルのフランジ、s:Eのスクリユウ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 食品用押出機の前面に取付けられるダイであ
つて、本ダイは、入口側の狭窄部から出口側に向
かつて次第に拡がる外向き傾斜状の楔形内形を有
する拡径部を備えると共に、該拡径部内に、本拡
径部の傾斜面と同様の緻密な傾斜面を有する楔形
摺動部材が摺動可能に挿入され、該摺動部材の傾
斜面と前記拡径部の対向する傾斜面との間に調整
可能な押出用間隙が形成される如く構成されてい
ることを特徴とする定形食品押出用ダイ。 2 拡径部の傾斜面の内部が、冷媒導通用の中空
室を備える特許請求の範囲第1項記載のダイ。 3 流路の断面形状円筒状又はスリツト状である
特許請求の範囲第1項記載のダイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60186512A JPS6248367A (ja) | 1985-08-23 | 1985-08-23 | 定形食品押出用ダイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60186512A JPS6248367A (ja) | 1985-08-23 | 1985-08-23 | 定形食品押出用ダイ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6248367A JPS6248367A (ja) | 1987-03-03 |
| JPH0446110B2 true JPH0446110B2 (ja) | 1992-07-28 |
Family
ID=16189797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60186512A Granted JPS6248367A (ja) | 1985-08-23 | 1985-08-23 | 定形食品押出用ダイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6248367A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7792247B2 (ja) * | 2021-12-22 | 2025-12-25 | イビデン株式会社 | イカ様食品およびイカ様食品の製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS626666A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-13 | Fuji Oil Co Ltd | 食品用押出ダイ |
-
1985
- 1985-08-23 JP JP60186512A patent/JPS6248367A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6248367A (ja) | 1987-03-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |