JPH0446986A - 可逆性感熱発消色組成物 - Google Patents

可逆性感熱発消色組成物

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JPH0446986A
JPH0446986A JP2155822A JP15582290A JPH0446986A JP H0446986 A JPH0446986 A JP H0446986A JP 2155822 A JP2155822 A JP 2155822A JP 15582290 A JP15582290 A JP 15582290A JP H0446986 A JPH0446986 A JP H0446986A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は可逆性感熱発消色組成物に関する。
更に詳しくは、短時間の加熱により発色し、長時間の加
熱により消色する可逆性感熱発消色組成物に関する。
(従来の技術) 従来より、可逆性発消色材料によついては、例えば、特
開昭58−191190号公報、特開昭60−1936
91号公報、米国特許明細書3666.525号、特開
昭54−119377号公報、特開昭63−39377
号公報、特開昭63−41186号公報、米国特許明細
書4,028.118号、特開昭58−81157号公
報、特開昭50−105555号公報等に記載されてい
る。
しかし、上記の文献のうち、米国特許明細書4028.
118号、特開昭58−81157号公報、特開昭50
−105555号公報に記載された方法においては、形
成される画像は温度によって変動するものであり、−旦
形成した画像を常温下で保有することができず、その画
像のメモリー性に欠ける。
また、特開昭58−191190号公報、特開昭60−
193691号公報、米国特許明細書3゜666.52
5号に記載されたものは、発色剤、顕色剤およびバイン
ダーから成る記録層を設けて成り、必要に応じて低蒸気
圧溶剤又は熱溶融物質を添加してなるものであり、その
発色は熱を用いて行うが、消色は水、水莫気またはある
種の有機溶剤によって行うもので、熱エネルギーの制御
によって発色と消色の双方を繰り返すことのできるもの
ではない。
また、特開昭54−119377号公報、特開昭63−
39377号公報、特開昭63−41186号公報に記
載されているものは、樹脂母材とこの樹脂母材中に分散
された有機低分子物質とを主成分とする感熱層を有する
もので、熱エネルギーによって感熱層の透明度を可逆的
に変化させて発色および消色を行うものである。すなわ
ち、化学的に発色・消色を行うものではない。
これに対し、本件出願人による1990年4月6日付日
本語特許出11!(名称「可逆性感熱記録媒体用組成物
」)は、発色と消色の双方の化学反応を熱エネルギーの
コントロールのみで行うことのできる組成物を記載して
いる。
この結果、この組成物は、プラスチックカード等の基材
に塗布して、サーマルヘッド等により短時間(数m秒〜
数十m秒)加熱することにより発色し、長時間(1秒程
度)加熱することにより消色する結果が得られる。発色
と消色は繰り返して行うことができ、例えば画面から数
千回発色と消色を繰り返すことができる。
(発明が解決しようとする課!!り しかしながら、1990年4月6日付日本語特許出願(
名称「可逆性感熱記録媒体用組成物」)記載された組成
物は、その消色のために、120から130℃の温度で
1秒程度加熱することを要する。しかるに、ポリエステ
ル、あるいはポリ塩化ビニル等のプラスチックは、この
120〜130°C11秒程度の加熱を数千回繰り返す
ことにより損傷してしまう。このため、この組成物はそ
の特性を充分に生かすことができず、せいぜい1゜O回
程度、発色・消色を繰り返すことができるに過ぎなかっ
た。
そこで、本発明は、より低温で消色する可逆性感熱発消
色組成物を提供し、プラスチックを損傷することなく、
数百回から数千回の発消色を繰り返すことを可能とする
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的達成のため、ロイコ化合物、フェノール性水酸
基及びカルボキシル基の少なくとも一つを有し、かつア
ミノ基を官能基としてまたは塩化合物の一部として有す
る両性化合物、及び熱可融性増感剤を含む可逆性感熱発
消色組成物を提供する。
(発明の詳細な 説明に係る組成物は、ロイコ化合物、両性化合物、及び
熱可融性増感剤から成る。
ロイコ化合物は加熱により、発色及び消色するもので、
例えば、クスタルバイオレソトラクトン、3−インドリ
ノ−3−p−ジメチルアミノフェニル−6−ジメチルア
ミノフタリド、3−ジエチルアミン−7−クロロフルオ
ラン、2−(2−フルオロフェニルアミノ)−6−ジニ
チルアミノフルオラン、2−(2−フルオロフェニル)
−6−ジーn−ブチルアミノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−シクロヘキシルアミノフルオラン、3ジエ
チルアミノ−5−メチル−7−1−ブチルフルオラン、
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ6−メチル−7−ブチルアニ
リノフルオラン、3−シクロへキシルアミノ−6−クロ
ロフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−い−エ
チル−p−1−ルイジノ)−フルオラン、3−ピロリジ
ノ6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジ
ノ−7−シクロヘキシルアミノフルオラン、3−N−メ
チルシロヘキシルアミノ−6−メチル7−アニリノフル
オラン、3−N−エチルペンチルアミノ−6−メチル−
7−アニリツフルオラン等を挙げることができる。
両性化合物は、熱によりロイコ化合物の発色反応および
消色反応を生しるものである。すなわち、フェノール性
水酸基またはカルボキシル基は熱のエネルギーによって
無色のロイコ化合物のラクトン環を開環させ、無色から
有色に発色させる。しかし、ラクトン環が開環した化合
物は、塩基性物質に接触すると、元のラクトン環のある
無色の化合物に戻る。
本発明の両性化合物はフェノール性水酸基又はカルボキ
シル基から成る酸性基とアミノ基から成る塩基性基の双
方を有することから、発色反応と消色反応は、恐らく、
加熱により同時に生じている。加熱状況下で、発色反応
の反応速度は消色反応の反応速度よりも速く、このため
、短時間加熱して冷却すると、発色状態が維持されると
推測できる。また、加熱状況下で、平衡状態は消色状態
であると推測される。このため、長時間の加熱により消
色し、この消色状態は常温に冷却した後も維持される。
この反応速度式は、g(t)−A(exp (−t/r
a )−exp (−t/rb )で現すことができる
。式中、g(t)は発色濃度、tは加熱時間、τ、及び
τ1は両性化合物の種類で決まる定数、Aは定数である
。なお、発色反応に引続き消色反応が止していると考え
ても同禄の式を誘導できる。
加熱により発色反応と消色反応の双方を生じさせるため
、この両性化合物は酸性基と塩基性基の双方を有する必
要がある。酸性基としては、フェノール性水酸基または
カルボキシル基である。塩基性基としてはアミノ基であ
る。塩基性基は、官能基として有していても良く、また
、塩化合物の一部として有していても良い。
アミノ基を官能基として有する化合物としては、例えば
、下記一般式〔1〕であられされる両性化合物が例示で
きる。
(式中、Xは水酸基あるいはカルボキシル基を表し、R
は水素原子あるいは水酸基を表す。)このような化合物
の例としては、下記一般式〔2]で表されるアミノフェ
ノールまたはアミノ安息香酸、あるいは下記一般式〔3
〕で表されるヒドロキノアミノ安2t、香酸が挙げられ
る。
(式中Xは水酸基あるいはカルボキシル基を表す。) 上記一般式〔2〕で表されるアミノフェノールあるいは
アミノ安息香酸としては、具体的には、2−アミノフェ
ノール、3−アミンフェノール、4−アミンフェノール
等のアミノフェノール;2アミノ安患香酸、3−アミノ
安息香酸、4−アミノ安息香酸等のアミノ安息香酸を挙
げることができる。
一般式〔3〕で表されるヒドロキシアミノ安息香酸とし
ては、例えば、2−ヒドロキシ−3−アミノ安息香酸、
2−アミノ−3−ヒドロキン安息香酸、2−アミノ−4
−ヒドロキン安息香酸、2ヒドロキノ−4−アミノ安息
香酸、2−ヒドロキノ−6−アミノ安、口、香酸、3−
アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキノ−5
−アミノ安息香酸等を挙げることができる。
また、アミノ基を塩化合物の一部として有する両性化合
物は、フェノール性水flI基またはカルボキシル基を
有する化合物とアミノ基を有する化合物の塩または錯塩
である。
フェノール性水酸基またはカルボキシル基を有する化合
物としては、下記一般式〔A〕または〔B〕で表される
化合物またはこれらのエステルが挙げられる。
(式中、 nは1〜3の整数、好ましくは2又は 3を表す。
(式中、R1は水素原子又はメチル基を表し、n+ は
0〜6の整数を表す、) 上記一般式(A)で表される化合物としては、具体的に
は、2−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキシ安息香酸
、4−ヒドロキシ安息香酸等(n=1)i3,4−ジヒ
ドロキシ安息香酸、3.5−ジヒドロキシ安息香酸、2
.3−ジヒドロキシ安息香酸、2.4−ジヒドロキシ安
息香酸、2゜5−ジヒドロキシ安息香酸、2.6−ジヒ
)oキシ安息香酸、3,6−ジヒドロキシ安息香酸、4
゜5−ジヒドロキシ安息香酸、4.6−ジヒドロキシ安
息香酸、4−ヒドロキシサリチル酸、5−ヒドロキシサ
リチル酸等(n=2);没食子酸等(n=3)が挙げら
れる。
また、上記一般式[A)で表される化合物のエステルと
しては、没食子酸ヘキシル、没食子酸へブチル、没食子
酸オクチル、没食子酸ノニル、没食子酸デシル、没食子
酸ウンデシル、没食子酸ラウリル、没食子酸トリデシル
、没食子酸テトラデシル、没食子酸ペンタデシル、没食
子酸セチル、没食子酸ヘプタデシル、没食子酸ステアリ
ル等が例示できる。
また、上記一般式CB)で表される化合物としては、2
.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン酸、2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸、3
.3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸、
4.4−ビス(4ヒドロキシフエニル)ブタン酸、4.
4−ビス(4−ヒドロキンフェニル)へブタン酸、5.
5−ビスヒドロキシフェニル)ペンタン酸、5.5−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン酸、6.6−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)へブタン酸、7.7−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)へブタン酸、8,8−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン酸、7.7−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン酸、8.8−ビ
ス(4−1ドロキンフエニル)ノナン酸等が挙げられる
このフェノール性水酸基またはカルボキシル基を有する
化合物と共に塩又は錯塩を形成するアミノ基を有する化
合物としては、以下の一般式〔C〕またはCD)で表さ
れる化合物が挙げられる。
R2NH,(C) (式中、R2は炭素原子数8個以上のアルキル基を表す
、) (式中、R1は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子又
はアルコキシ基を表し、R2は1〜18の整数を表す。
) 上記一般式(C)で表される脂肪族アミンとしては、具
体的には、オクチルアミン、ノニルアミン、デノルアミ
ン、ウンデシルアミン、ラウリルアミン、トリデノルア
ミン、テトラデンルアミン、ヘフリデンルアミン、ステ
アリルアミン、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン等が挙
げられる。
また、一般式C’D)で表されるアミンとしては、例え
ば、ヘンシルアミン、2−フェニルエチルアミン、3−
フェニルプロピルアミン、4−フェニルブチルアミン、
5−フェニルペンチルアミン、6−フェニルエチルアミ
ン、7−フェニルヘプチルオクチルアミン、9−フェニ
ルノニルアミン、10−フェニルエチルアミン、11−
フェニルウンデンルアミン、12−フェニルドデシルア
ミン、13−フェニルトリデシルアミン、14−フェニ
ルトリデシルアミン、15−フェニルペンタテジルアミ
ン、16−フェニルヘキサジシルアミン、17−フェニ
ルヘプタデシルアミン、18−フェニルオクタデシルア
ミン、メチルベンジルアミン、2−トリエチルアミン、
3−トリルプロピルアミン、4−トリルブチルアミン、
5−トリルペンチルアミン、6−ドリルヘキジルアミン
、7−トリルへブチルアミン、8−トリルオクチルアミ
ン、9−トリルノニルアミン、10−トリルデシルアミ
ン、11−トリルウンデシルアミン、12−トリルドデ
シルアミン、13−トリルトリデシルアミン、14−ト
リルテトラデシルアミン、15−トリルペンタデシルア
ミン、16−ドリルヘキサプシルアミン、17−ドリル
ヘプタデシルアミン、18−トリルオクタデシルアミン
、クロロベンジルアミン、2−クロロフェニルエチルア
ミン、フロモベンジルアミン、2−ブロモフェニルエチ
ルアミン、メトキシベンジルアミン、エトキシベンジル
アミン等が例示できる。
なお、本発明において、塩または錯塩として、好ましく
は、下記一般式(4)で表されるジヒドキシ安息香酸と
炭素原子数8以上のアルキル基を有する高級脂肪族アミ
ンとの塩、下記一般式〔5]で表される没食子酸と高級
脂肪族アミンとの塩、下記一般式[6]で表されるヒド
ロキシ安息香酸またはジヒドロキシ安息香酸と脂肪族ア
ミンとの塩、下記一般式〔7〕で表される没食子酸と脂
肪族アミンとの塩、下記−触式〔8〕で表されるビス(
ヒドロキシフェニル)酢酸またはビス(ヒドロキシフェ
ニル)酪酸と高級脂肪族アミンとの塩、下記一般式〔9
〕で表される2個のヒドロキシフェニル基を有する脂肪
族カルボン酸と脂肪族アミンとの塩、下記一般式〔lO
〕で表される没食子酸エステルと高級脂肪族アミンとの
錯塩が挙げられる。
(式中、R4は炭素原子数8以上のアルキル基を表す、
) (式中、 は炭素原子数8以上のアルキル基 を表す。
(式中、 は水素原子、 アルキル基、 ハロゲ ン原子、 またはアルコキシ基、 ば または2、 n ゴ は ■ 8の整数を表す。
(式中、 は水素原子、 アルキル基、 ハロゲ ン原子またはアルコキシ基、R4はl−18(7)l数
を表す。) (式中、R8は水素原子またはメチル基、R7は炭素原
子数8以上のアルキル基を表す、)(式中、R1,は水
素原子またはチル基、R1は水素原子、アルキル基、ハ
ロゲン原子またはアルコキシ基、n、は1〜6の整数、
R6は1〜18の整数を表す、) (式中、R1!及びR1ffはそれぞれ炭素原子数8以
上のアルキル基を表す、) 本発明の熱可融性増感剤は、この消色をより低温で生じ
させるためのものである。熱可融性増感剤の混合により
低温で消色する理由は明らかではないが、融点の低下に
より消色温度が低下していることが推測できる。このた
め、熱可融性増感剤は、融点50〜150℃の低融点化
合物が好ましい。
かかる熱可融性増感剤としては、例えば、モンタン酸ワ
ックス又はその誘導体が例示できる0例えば、カルナバ
ワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリン
ワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワッ
クス等である。
また、熱可融性増感剤として、N置換又は未置換の脂肪
酸アミドが使用できる。N置換脂肪酸アミドとしては、
N−ラウリルステアリン酸アミド、N−オレイルステア
リン酸アミド、N−ステアリルエルカ酸アミド、N−バ
ルミチルステアリン酸アミド、N−ミリスチルステアリ
ン酸アミド、N−ラウリルオレイン酸アミド、N、N−
ジラウリルステアリン酸アミド、N、N−ジオレイルス
テアリン酸アミド、N、N−シミリスチルオレイン酸ア
ミド、N、N’  −ジラウリルアジピン酸アミド、N
、N’ −ジステアリルアジピン酸アミド、N、N’−
ジラウリルセバシン酸アミド等が例示できる。
また、未置換の脂肪酸アミドとしては、ステアリン酸ア
ミド、オレイン酸アミド、バルミチン酸アミド、エスカ
酸アミド、ラウリル酸アミド、あるいはこれらのメチロ
ール化物が例示できる。
また、熱可融性増感剤として、N置換芳香族アミドを使
用することもできる。例えば、N−ラウリルベンズアミ
ド、N−ステアリルベンズアミド、N−オレイルベンズ
アミド、N、N−ジステアリルベンズアミド、N、N−
ジオレイルベンズアミド、N、N−ジラウリルベンズア
ミド、N、N’ジステアリルテレフタル酸アミド、N、
N”ジステアリルイソフタル酸アミド、N、N’ −ジ
ラウリルイソフタル酸アミド等である。
また、熱可融性増感剤として、脂肪族ビスアミドを用い
ることもできる。例えば、エチレンビスラウリル酸アミ
ド、エチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスオ
レイン酸アミド、エチレンビスパルミチン酸アミド等で
ある。
更にまた、熱可融性増感剤として芳香族スルホンアミド
を使用することもできる。かかる芳香族スルホンアミド
としては、ベンゼンスルホンアミド、トルエンスルホン
アミド、エチルヘンゼンスルホンアミト、n−プロビル
ヘンゼンスルホンアミド、イソフタルベンゼンスルホン
アミド、クロルベンゼンスルホンアミド、ジクロルヘン
ゼンスルホンアミド、メトキシベンゼンスルホンアミド
、エトキシベンゼンスルホンアミド、イソフタルベンゼ
ンスルホンアミド、オクチルベンゼンスルホンアミド、
ラウリルベンゼンスルホンアミド、ミリスチルベンゼン
スルホンアミド、セチルベンゼンスルホンアミド、ステ
アリルベンゼンスルホンアミド等が例示できる。
本発明の組成物は、更にバインダーを含有することがで
きる。このようなバインダーとしては、水または有機溶
剤に溶解する一般に用いられる高分子材料を用いること
ができる。このような高分子材料としては、具体的には
、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、エチルセ
ルロース、酢酸セルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニル、線状飽和ポリエステル、ポリメタクリル酸メチル
、ポリメタクリル酸エチル等のメタクリル樹脂の単独ま
たは共重合物、ポリウレタン、ポリビニルアルコール、
ニトロセルロース等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
本発明の組成物は、かかる両性化合物、熱可融性増感剤
、ロイコ化合物、必要なバインダーを混合して得ること
ができる。
熱可融性増感剤は、両性化合物1重量部に対し、0.1
〜1.0重量部混合すれば良い。0.1重量部未満では
消色温度が十分低くならず、また1゜0重量部を越える
と消色反応自体が困難となる。
ロイコ化合物は、両性化合物1重量部に対し、0.1〜
1.0重量部混合することが望ましい。
また、バインダーは両性化合物1重量部に対して5重量
部以下で良い。
本発明の組成物は、水または有機溶剤等の適当な溶剤に
溶解または分散して塗料とし、この塗料を適当な支持体
上に塗工して記録層として用いることができる。塗工に
当たって、塗料には、増粘剤、顔料などの液性改良剤を
添加することができる。支持体としては、紙の外、プラ
スチックカード等のプラスチック材料を使用することが
できる。
塗工は、バーコード、ブレードコート、エアーナイフコ
ート、グラビアコート、ロールコート等の周知の塗工方
法により可能である。塗布量は、乾燥後の重量で4〜1
0g/rrfが好適である。
この記録層の上に、記録層を保護するため、保護層を設
けることができる0例えば、ワックス、上記の熱可塑性
樹脂、あるいは熱硬化性樹脂や紫外線硬化性樹脂等の硬
化性樹脂である。
この記録層は、短時間の加熱により発色する。
発色に必要な加熱は極めて短い時間のもので、例えば、
サーマルヘッドにより数ミリ秒から数百ミリ秒の加熱で
良い、温度は、通常の一マルヘッドの加熱温度と同等で
良く、通常300℃程度である。
また、この記録層は長時間の加熱により消色する。長時
間の加熱とは、発色に必要な時間に比べて長い時間の加
熱という意味であり、この消色に必要な[長時間の加熱
jもわずか1〜数秒に過ぎない、消色に必要な温度は8
0〜110℃で良く、数百回〜数千回の発色・消色の繰
り返しによってもプラスチックを損傷することがない温
度である。
(実施例1) メタクリル樹脂 5 。
0重量部 トルエン 40 。
0重量部 B液 メタクリル樹脂 トルエン 7.5重量部 40.0重量部 C液 ステアリン酸アミド   10.0重量部メタクリル樹
脂      2.0重量部トルエン        
40.0重量部上記A液及びB液をサンドミルでそれぞ
れ1時間粉砕及び分散した後、A液1重量部、B液4重
量部、C液2重量部を十分に混合して塗料を製造した。
この塗料を、厚さ250μmの白色ポリ塩化ビニルシー
ト上に、メイヤーバーを用いて、乾燥膜厚5.5μmと
なる様に塗工乾燥して、地肌カブリのない可逆性シート
を製造した。
(実施例2) A液 ポリビニルアルコール 水 イソプロピルアルコール 2.0重1部 32.0重量部 8.0重量部 81夜 COOH 炭酸力ルンウム ポリビニルアルコール 水 イソプロピルアルコール ■ 0 。
10゜ 32 。
8 。
0重量部 0重量部 0重量部 0重足部 C液 エチレンビスステアリン酸アミド 10.0重量部 ポリビニルアルコール   2.0重量部水     
      32.0重量部イソプロピルアルコール 
 8.0重量部上記A液及びB液をサンドミルでそれぞ
れ1時間粉砕及び分散した後、A液1重量部、B液7重
量部、C液4重量部を十分に混合して塗料を製造した。
この塗料を、坪量60g/%の上質紙上に、メイヤーバ
ーを用いて、乾燥膜厚8.0μmとなる様に塗工乾燥し
て、地肌カブリのない可逆性シートを製造した。
(以下余白) (実施例3) A液 ポリビニルブチラール 2 。
0重量部 トルエン 0 。
0重量部 B液 シリコーン樹脂微粉末 0 。
0重量部 ポリビニルブチラール 0 。
0重量部 トルエン 0 。
0重量部 C液 マイクロクリスタリンワックス 5.0重量部 ステアリン酸アミド    5.0重量部ポリビニルブ
チラール   2.0重量部トルエン        
40.0重量部上記Af!及びB液をサンドミルでそれ
ぞれ1時間粉砕及び分散した後、A液1.0重量部、B
液5.0重量部、C液2.5重量部を十分に混合して塗
料を製造した。この塗料を、厚さ188μmの白色ポリ
エステルシート上に、メイヤーバーを用いて、乾燥膜厚
70μmとなる様に塗工乾燥して、地肌カブリのない可
逆性シートを製造した。
(実施例4) A液 ポリエステル樹脂 2 。
0重量部 トルエ ン 0重量部 B液 ポリエステル樹脂 0 。
0重量部 トルエン 0 。
0重量部 C液 オ クチルベンゼンスルホンアト 0 。
0重量部 ポ リエステル樹脂 2 。
0重量部 トルエン 4 0 。
0重量部 D液 メタクリル樹脂     10.0重量部炭酸カルシウ
ム     1000重量部トルエン        
40.0重量部上記A液及びB液をサンドミルでそれぞ
れ1時間粉砕及び分散した後、A液1.0重量部、B液
2.5重量部、C液1.5重量部を十分に混合して塗料
を製造した。この塗料を、厚さ188μmの白色ポリエ
ステルシート上に、メイヤーバーを用いて、乾燥膜厚6
.0μmとなる様に塗工乾燥した0次いで、D液を、メ
イヤーバーを用いて、乾燥膜厚1.5μmとなるように
塗布乾燥して、地肌カプリのない可逆性シートを製造し
た。
(比較例1〜4) 実施例1〜4のC液を除いた以外対応する実施例1〜4
と同様に可逆性シートを製造した。
(評価) 実施例1〜4及び比較例1〜4のシートを以下の方法に
より評価した。
すなわち、それぞれのシートをサールシュミレータ−(
印字条件:印加電圧0.40W/d a t、パルス幅
2.5m5ecON10FF、サー? )Ltヘッド:
東芝■製薄膜ヘッド(348Ω)、ド・7ト密度:6d
ot/mm)を用いて、10mm幅のベタに印字し、反
射濃度計(MACBETH社製RD−918)でその発
色濃度を測定した。
次に、100℃に加熱されている熱印板で1秒間押圧し
て消色し、この時の反射濃度を同様の方法で測定した。
この結果を第1表に示す、なお、表中、「色相」は発色
時の色相、「ベースJ 「発色」 「消色」は、それぞ
れ、発色前、発色時、消色時の反射濃度を意味する。
また、それぞれのシートを数百回発色・消色を繰り返し
たが、基材の損傷もなく、良好に発色状態と消色状態を
再現できた。
第 表 (効果) 以上のように、本発明によれば、熱のみによって発色・
消色を繰り返すことのできる可逆性発消色組成物であっ
て、しかも、プラス千ツク基材等を損傷することのない
低温で消色することのできる組成物を得ることができる
このため、プラスチックカード等の表面に塗工して、可
逆的に印字または印画することが可能となる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロイコ化合物、フェノール性水酸基及びカルボキ
    シル基の少なくとも一つを有し、かつアミノ基を官能基
    としてまたは塩化合物の一部として有する両性化合物、
    及び熱可融性増感剤を含む可逆性感熱発消色組成物。
  2. (2)熱可融性増感剤が、モンタン酸ワックス又はその
    誘導体、N置換又は未置換の高級脂肪酸アミド、N置換
    芳香族アミド、脂肪族ビスアミド、及び芳香族スルホン
    アミドから選ばれる一種又は二種以上の化合物であるこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の可逆性感熱発消色組
    成物。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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