JPH0447983B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0447983B2 JPH0447983B2 JP58120757A JP12075783A JPH0447983B2 JP H0447983 B2 JPH0447983 B2 JP H0447983B2 JP 58120757 A JP58120757 A JP 58120757A JP 12075783 A JP12075783 A JP 12075783A JP H0447983 B2 JPH0447983 B2 JP H0447983B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- base
- potential
- semiconductor region
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F39/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
- H10F39/10—Integrated devices
- H10F39/12—Image sensors
- H10F39/197—Bipolar transistor image sensors
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、光電変換装置に係り、特に光入射に
より発生したキヤリアを蓄積し、蓄積されたキヤ
リアに基づいて信号を読み出す光電変換装置に関
する。
より発生したキヤリアを蓄積し、蓄積されたキヤ
リアに基づいて信号を読み出す光電変換装置に関
する。
[従来の技術]
近年、光電変換装置殊に、固体撮像装置に関す
る研究が、半導体技術の進展と共に積極的に行わ
れ、一部では実用化され始めている。
る研究が、半導体技術の進展と共に積極的に行わ
れ、一部では実用化され始めている。
これらの固体撮像装置は、大きく分けると
CCD型とMOS型の2つに分類される。CCD型撮
像装置は、MOSキヤパシタ電極下にポテンシヤ
ルの井戸を形成し、光の入射により発生した電荷
をこの井戸に蓄積し、読出し時には、これらのポ
テンシヤルの井戸を、電極にかけるパルスにより
順次動かして、蓄積された電荷を出力アンプ部ま
で転送し読出すという原理を用いている。また
CCD型撮像装置の中には、受光部はpn接合ダイ
オード構造を使い、転送部はCCD構造で行うと
いうタイプのものもある。また一方、MOS型撮
像装置は、受光部を構成するpn接合よりなるフ
オトダイオードの夫々の光の入射により発生した
電荷を蓄積し、読出し時には、それぞれのフオト
ダイオードに接続されたMOSスイツチングトラ
ンジスタを順次オンすることにより蓄積された電
荷を出力アンプ部に読出すという原理を用いてい
る。
CCD型とMOS型の2つに分類される。CCD型撮
像装置は、MOSキヤパシタ電極下にポテンシヤ
ルの井戸を形成し、光の入射により発生した電荷
をこの井戸に蓄積し、読出し時には、これらのポ
テンシヤルの井戸を、電極にかけるパルスにより
順次動かして、蓄積された電荷を出力アンプ部ま
で転送し読出すという原理を用いている。また
CCD型撮像装置の中には、受光部はpn接合ダイ
オード構造を使い、転送部はCCD構造で行うと
いうタイプのものもある。また一方、MOS型撮
像装置は、受光部を構成するpn接合よりなるフ
オトダイオードの夫々の光の入射により発生した
電荷を蓄積し、読出し時には、それぞれのフオト
ダイオードに接続されたMOSスイツチングトラ
ンジスタを順次オンすることにより蓄積された電
荷を出力アンプ部に読出すという原理を用いてい
る。
CCD型撮像装置は、比較的簡単な構造をもち、
また、発生し得る雑音からみても、最終段におけ
るフローテイング・デイフユージヨンよりなる電
荷検出器の容量値だけがランダム雑音に寄与する
ので、比較的低雑音の撮像装置であり、低照度撮
影が可能である。ただし、CCD型撮像装置を作
るプロセス的制約から、出力アンプとしてMOS
型アンプがオンチツプ化されるため、シリコン
と、SiO2膜との界面から画像上、目につきやす
い、1/f雑音が発生する。従つて、低雑音とは
いいながら、その性能に限界が存在している。ま
た、高解像度化を図るためにセル数を増加させて
高密度化すると、一つのポテンシヤル井戸に蓄積
できる最大の電荷量が減少し、ダイナミツクレン
ジがとれなくなるので、今後、固体撮像装置が高
解像度化されていく上で大きな問題となる。ま
た、CCD型の撮像装置は、ポテンシヤルの井戸
を順次動かしながら蓄積電荷を転送していくわけ
であるから、セルの一つに欠陥が存在してもそこ
で電荷転送がストツプしたり、あるいは、極端に
悪くなつてしまい、製造歩留りが上がらないとい
う欠点も有している。
また、発生し得る雑音からみても、最終段におけ
るフローテイング・デイフユージヨンよりなる電
荷検出器の容量値だけがランダム雑音に寄与する
ので、比較的低雑音の撮像装置であり、低照度撮
影が可能である。ただし、CCD型撮像装置を作
るプロセス的制約から、出力アンプとしてMOS
型アンプがオンチツプ化されるため、シリコン
と、SiO2膜との界面から画像上、目につきやす
い、1/f雑音が発生する。従つて、低雑音とは
いいながら、その性能に限界が存在している。ま
た、高解像度化を図るためにセル数を増加させて
高密度化すると、一つのポテンシヤル井戸に蓄積
できる最大の電荷量が減少し、ダイナミツクレン
ジがとれなくなるので、今後、固体撮像装置が高
解像度化されていく上で大きな問題となる。ま
た、CCD型の撮像装置は、ポテンシヤルの井戸
を順次動かしながら蓄積電荷を転送していくわけ
であるから、セルの一つに欠陥が存在してもそこ
で電荷転送がストツプしたり、あるいは、極端に
悪くなつてしまい、製造歩留りが上がらないとい
う欠点も有している。
これに対してMOS型撮像装置は、構造的には
CCD型撮像装置、特にフレーム転送型の装置に
比較して少し複雑ではあるが、蓄積容量を大きく
し得る様に構成でき、ダイナミツクレンジを広く
とれるという優位性をもつ。また、たとえセルの
1つに欠陥が存在しても、X−Yアドレス方式の
ためその欠陥による他のセルへの影響がなく、製
造歩留り的には有利である。しかしながら、この
MOS型撮像装置では、信号読出し時に各フオト
ダイオードに配線容量が接続されるため、きわめ
て大きな信号電圧ドロツプが発生し、出力電圧が
下がつてしまうこと、配線容量が大きく、これに
よるランダム雑音の発生が大きいこと、また各フ
オトダイオードおよび水平スキヤン用のMOSス
イツチングトランジスタの寄生容量のばらつきに
よる固定パターン雑音の混入等があり、CCD型
撮像装置に比較して低照度撮影はむずかしいこと
等の欠点を有している。
CCD型撮像装置、特にフレーム転送型の装置に
比較して少し複雑ではあるが、蓄積容量を大きく
し得る様に構成でき、ダイナミツクレンジを広く
とれるという優位性をもつ。また、たとえセルの
1つに欠陥が存在しても、X−Yアドレス方式の
ためその欠陥による他のセルへの影響がなく、製
造歩留り的には有利である。しかしながら、この
MOS型撮像装置では、信号読出し時に各フオト
ダイオードに配線容量が接続されるため、きわめ
て大きな信号電圧ドロツプが発生し、出力電圧が
下がつてしまうこと、配線容量が大きく、これに
よるランダム雑音の発生が大きいこと、また各フ
オトダイオードおよび水平スキヤン用のMOSス
イツチングトランジスタの寄生容量のばらつきに
よる固定パターン雑音の混入等があり、CCD型
撮像装置に比較して低照度撮影はむずかしいこと
等の欠点を有している。
また、将来の撮像装置の高解像度化においては
各セルのサイズが縮小され、蓄積電荷が減少して
いく。これに対しチツプサイズから決まつてくる
配線容量は、たとえ線幅を細くしてもあまり下が
らない。このため、MOS型撮像装置は、ますま
すS/N的に不利になる。
各セルのサイズが縮小され、蓄積電荷が減少して
いく。これに対しチツプサイズから決まつてくる
配線容量は、たとえ線幅を細くしてもあまり下が
らない。このため、MOS型撮像装置は、ますま
すS/N的に不利になる。
CCD型およびMOS型撮像装置は、以上の様な
一長一短を有しながらも次第に実用化レベルに近
ずいてきてはいる。しかし、さらに将来必要とさ
れる高解像度化を進めていくうえで本質的に大き
な問題を有しているといえる。
一長一短を有しながらも次第に実用化レベルに近
ずいてきてはいる。しかし、さらに将来必要とさ
れる高解像度化を進めていくうえで本質的に大き
な問題を有しているといえる。
これに対して、固体撮像装置に関し、特開昭56
−150878号公報“半導体撮像装置”、特開昭56−
157073号公報“半導体撮像装置”、特開昭56−
165473号公報“半導体撮像装置”に新しい方式が
提案されている。CCD型、MOS型の撮像装置が、
光入射により発生した電荷を主電極(例えば
MOSトランジスタのソース)に蓄積するのに対
して、ここで提案されている方式は、光入射によ
り発生した電荷を、制御電極(例えばバイポー
ラ・トランジスタのベース、SIT(静電誘導トラ
ンジスタ)あるいはMOSトランジスタのゲート)
に蓄積し、光により発生した電荷により、流れる
電流をコントロールするという新しい考え方にも
とずくものである。すなわち、CCD型、MOS型、
蓄積された電荷そのものを外部へ読出してくるの
に対して、ここで提案されている方式は、各セル
の増幅機能により電荷増幅してから蓄積された電
荷を読出すわけであり、また見方を変えるとイン
ピーダンス変換により低インピーダンス出力とし
て読出すわけである。従つて、ここで提案されて
いる方式は、高出力、広ダイナミツクレンジ、低
雑音であり、かつ、光信号により励起されたキヤ
リア(電荷)は制御電極に蓄積することから、非
破壊読出しができる等のいくつかのメリツトを有
している。さらに将来の高解像度化に対しても可
能性を有する方式であるといえる。
−150878号公報“半導体撮像装置”、特開昭56−
157073号公報“半導体撮像装置”、特開昭56−
165473号公報“半導体撮像装置”に新しい方式が
提案されている。CCD型、MOS型の撮像装置が、
光入射により発生した電荷を主電極(例えば
MOSトランジスタのソース)に蓄積するのに対
して、ここで提案されている方式は、光入射によ
り発生した電荷を、制御電極(例えばバイポー
ラ・トランジスタのベース、SIT(静電誘導トラ
ンジスタ)あるいはMOSトランジスタのゲート)
に蓄積し、光により発生した電荷により、流れる
電流をコントロールするという新しい考え方にも
とずくものである。すなわち、CCD型、MOS型、
蓄積された電荷そのものを外部へ読出してくるの
に対して、ここで提案されている方式は、各セル
の増幅機能により電荷増幅してから蓄積された電
荷を読出すわけであり、また見方を変えるとイン
ピーダンス変換により低インピーダンス出力とし
て読出すわけである。従つて、ここで提案されて
いる方式は、高出力、広ダイナミツクレンジ、低
雑音であり、かつ、光信号により励起されたキヤ
リア(電荷)は制御電極に蓄積することから、非
破壊読出しができる等のいくつかのメリツトを有
している。さらに将来の高解像度化に対しても可
能性を有する方式であるといえる。
[発明が解決しようとする技術課題]
しかしながら、この方式は、基本的にX−Yア
ドレス方式であり、上記公報に記載されている素
子構造は、従来のMOS型撮像装置の各セルにバ
イポーラトランジスタ、SITトランジスタ等の増
幅素子を複合化したものを基本構成としている。
そのため、比較的複雑な構造をしており、高解像
化の可能性を有しながらも、そのままでは高解像
化には限界が存在する。
ドレス方式であり、上記公報に記載されている素
子構造は、従来のMOS型撮像装置の各セルにバ
イポーラトランジスタ、SITトランジスタ等の増
幅素子を複合化したものを基本構成としている。
そのため、比較的複雑な構造をしており、高解像
化の可能性を有しながらも、そのままでは高解像
化には限界が存在する。
また以下に述べる点においても限界が存在して
いる。上記特開昭56−150878号公報、特開昭56−
157073号公報、特開昭56−165473号公報及び
「SIT(Static Injection Transistor)イメージセ
ンサへの応用、テレビジヨン学会技術報告(以下
TV学会誌と称する)」は、本願発明の発明者の
内一人が係つた従来技術の一代表例を示すもので
ある。
いる。上記特開昭56−150878号公報、特開昭56−
157073号公報、特開昭56−165473号公報及び
「SIT(Static Injection Transistor)イメージセ
ンサへの応用、テレビジヨン学会技術報告(以下
TV学会誌と称する)」は、本願発明の発明者の
内一人が係つた従来技術の一代表例を示すもので
ある。
特開昭56−150878号公報、特開昭56−157073号
公報には、N+、P+、I(又はP-、N-)、N+領域
からなるフツク構造のP+領域に電荷を蓄積し、
接地電位との間でキヤパシタを形成しているN+
領域の電位をスイツチングトランジスタで読み出
す方式の構成が記載されている。
公報には、N+、P+、I(又はP-、N-)、N+領域
からなるフツク構造のP+領域に電荷を蓄積し、
接地電位との間でキヤパシタを形成しているN+
領域の電位をスイツチングトランジスタで読み出
す方式の構成が記載されている。
しかしながら、この構成では、高速で直線性の
良い読み出しができず、感度にも限界がある。
良い読み出しができず、感度にも限界がある。
一方、特開昭56−165473号公報には、N+領域、
浮遊状態のP+領域、高抵抗領域及びパルス電圧
が印加される透明電極に接続されたN+領域とで
構成される、N+、P+、I(又はP-、N-)、N+領
域のフツク構造が示されている。そして浮遊状態
のN+領域は同時に読み出し用トランジスタの主
電極領域の一つとなつており、読み出し動作時に
はトランジスタがオンして正に帯電したN+領域
へ電子が流入してその電圧変化を信号として読み
出しを行う。しかしながら、これも高速で直線性
の良い読み出しができず、感度にも限界がある。
浮遊状態のP+領域、高抵抗領域及びパルス電圧
が印加される透明電極に接続されたN+領域とで
構成される、N+、P+、I(又はP-、N-)、N+領
域のフツク構造が示されている。そして浮遊状態
のN+領域は同時に読み出し用トランジスタの主
電極領域の一つとなつており、読み出し動作時に
はトランジスタがオンして正に帯電したN+領域
へ電子が流入してその電圧変化を信号として読み
出しを行う。しかしながら、これも高速で直線性
の良い読み出しができず、感度にも限界がある。
そして、TV学会誌には、ゲート蓄積型ホトセ
ルとベース蓄積型ホトセルとが示されている。こ
のうちゲート蓄積型ホトセルは、ゲートを浮遊状
態として絶縁膜を介したリフレツシユ線を介して
ゲート領域を予め所定の電圧に逆バイアスし、ソ
ース接地抵抗負荷の出力回路に読み出す構成であ
る。
ルとベース蓄積型ホトセルとが示されている。こ
のうちゲート蓄積型ホトセルは、ゲートを浮遊状
態として絶縁膜を介したリフレツシユ線を介して
ゲート領域を予め所定の電圧に逆バイアスし、ソ
ース接地抵抗負荷の出力回路に読み出す構成であ
る。
一方、ベース蓄積型ホトセルは、N+、P+、
N-、N+ホトトランジスタ構造を有しており、浮
遊状態とされたベース(P+)、パルス的に電圧が
印加されるコレクタ(N+)と、容量とスイツチ
ングMOSFETとを含むエミツタホロアの出力回
路が接続されたエミツタ(N+)と、で構成され
ている。これらは、いずれにしても高速で直線性
の良い読み出しを行うことができず、感度にも限
界がある。
N-、N+ホトトランジスタ構造を有しており、浮
遊状態とされたベース(P+)、パルス的に電圧が
印加されるコレクタ(N+)と、容量とスイツチ
ングMOSFETとを含むエミツタホロアの出力回
路が接続されたエミツタ(N+)と、で構成され
ている。これらは、いずれにしても高速で直線性
の良い読み出しを行うことができず、感度にも限
界がある。
また、以上の従来技術とは別に、米国特許第
3624428号明細書や特公昭50−38531号公報にはベ
ースに絶縁層を介して電極を設けたトランジスタ
にエミツタ接地抵抗負荷の出力回路を接続し、ベ
ースに逆バイアスにして蓄積動作を行い、該エミ
ツタ接地抵抗負荷の出力回路で電流読み出しを行
う構成が示されている。しかし所詮、破壊型セン
サの電流読み出しである為に直線性、残像特性が
悪い。又、感度もよくない。
3624428号明細書や特公昭50−38531号公報にはベ
ースに絶縁層を介して電極を設けたトランジスタ
にエミツタ接地抵抗負荷の出力回路を接続し、ベ
ースに逆バイアスにして蓄積動作を行い、該エミ
ツタ接地抵抗負荷の出力回路で電流読み出しを行
う構成が示されている。しかし所詮、破壊型セン
サの電流読み出しである為に直線性、残像特性が
悪い。又、感度もよくない。
[発明の目的]
本発明の目的は、各セルに増幅機能を有するも
きわめて簡単な構造であり、将来の高解像度化に
も十分対処しうるキヤリア蓄積方式の改良された
光電変換装置を提供することにある。
きわめて簡単な構造であり、将来の高解像度化に
も十分対処しうるキヤリア蓄積方式の改良された
光電変換装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、照射された光に対して直
線性の良好な出力信号を極短時間で得ることが可
能で非常に高感度な高速性に優れた光電変換装置
を提供することにある。
線性の良好な出力信号を極短時間で得ることが可
能で非常に高感度な高速性に優れた光電変換装置
を提供することにある。
かかる目的は、第1導電型の第1半導体領域
と、前記第1導電型とは異なる第2導電型の第2
半導体領域と、高抵抗半導体領域と、第1導電型
の第3半導体領域と、第2導電型の第4半導体領
域と、を有し、 前記第1半導体領域と前記第2半導体領域とは
隣接して配置されており、前記第3半導体領域と
前記第4半導体領域とは隣接して配設されてお
り、前記高抵抗半導体領域は前記第2半導体領域
と前記第3半導体領域との間に配設されており、 前記第1半導体領域と前記第2半導体領域と前
記第3半導体領域と前記高抵抗半導体領域とで第
1トランジスタを構成し、前記第2半導体領域と
前記第3半導体領域と前記第4半導体領域と前記
高抵抗半導体領域とで第2トランジスタを構成
し、 光励起により発生したエレクトロンとホールと
で構成されるキヤリアのうち前記第2半導体領域
と前記第3半導体領域のうちどちらか一方がホー
ルを蓄積し、他方がエレクトロンを蓄積する光電
変換装置であつて、 前記第2半導体領域と容量結合された第1の電
極と、前記第3半導体領域と容量結合された第2
の電極と、を有し、該第2及び第3の半導体領域
にそれぞれ蓄積されたエレクトロンとホールとに
基づいて信号を読み出す為の読み出し手段を具備
し、 前記読み出し手段は、前記第2半導体領域と前
記第3半導体領域とのそれぞれに、前記第1及び
第2の電極により、前記第1及び第4半導体領域
に対して独立的に電位を与え、前記第2半導体領
域と前記第1半導体領域との接合部と、前記第3
半導体領域と前記第4半導体領域との接合部とを
それぞれ順方向にバイアスし、前記信号を読み出
す手段であることを特徴とする光電変換装置によ
り達成される。
と、前記第1導電型とは異なる第2導電型の第2
半導体領域と、高抵抗半導体領域と、第1導電型
の第3半導体領域と、第2導電型の第4半導体領
域と、を有し、 前記第1半導体領域と前記第2半導体領域とは
隣接して配置されており、前記第3半導体領域と
前記第4半導体領域とは隣接して配設されてお
り、前記高抵抗半導体領域は前記第2半導体領域
と前記第3半導体領域との間に配設されており、 前記第1半導体領域と前記第2半導体領域と前
記第3半導体領域と前記高抵抗半導体領域とで第
1トランジスタを構成し、前記第2半導体領域と
前記第3半導体領域と前記第4半導体領域と前記
高抵抗半導体領域とで第2トランジスタを構成
し、 光励起により発生したエレクトロンとホールと
で構成されるキヤリアのうち前記第2半導体領域
と前記第3半導体領域のうちどちらか一方がホー
ルを蓄積し、他方がエレクトロンを蓄積する光電
変換装置であつて、 前記第2半導体領域と容量結合された第1の電
極と、前記第3半導体領域と容量結合された第2
の電極と、を有し、該第2及び第3の半導体領域
にそれぞれ蓄積されたエレクトロンとホールとに
基づいて信号を読み出す為の読み出し手段を具備
し、 前記読み出し手段は、前記第2半導体領域と前
記第3半導体領域とのそれぞれに、前記第1及び
第2の電極により、前記第1及び第4半導体領域
に対して独立的に電位を与え、前記第2半導体領
域と前記第1半導体領域との接合部と、前記第3
半導体領域と前記第4半導体領域との接合部とを
それぞれ順方向にバイアスし、前記信号を読み出
す手段であることを特徴とする光電変換装置によ
り達成される。
[作用]
本発明によれば、光励起によつて発生するキヤ
リアとしてのエレクトロンとホールとの両方を蓄
積し、ゲインを増加させながら、読出すことがで
きるので極めて高感度な光電変換を行うことがで
きる。
リアとしてのエレクトロンとホールとの両方を蓄
積し、ゲインを増加させながら、読出すことがで
きるので極めて高感度な光電変換を行うことがで
きる。
[実施例]
本発明による好適な実施態様例の概略を以下に
説明する。
説明する。
その最も特徴的な構成は第1図乃至第13図に
示す実施例、特に第10図乃至第13図に示す実
施例に表現されている。その詳細については後述
するものとして、まずその一例として第1図を取
り上げながらその概略を説明する。
示す実施例、特に第10図乃至第13図に示す実
施例に表現されている。その詳細については後述
するものとして、まずその一例として第1図を取
り上げながらその概略を説明する。
第1図cの符号360で示される第1トランジ
スタとしてのNPNトランジスタは、第1図bに
おける第1半導体領域としてのn+領域7と、第
2半導体領域としてのp領域6と、第3半導体領
域としてのn+領域351と、高抵抗半導体領域
としてのn-領域5とで構成される。
スタとしてのNPNトランジスタは、第1図bに
おける第1半導体領域としてのn+領域7と、第
2半導体領域としてのp領域6と、第3半導体領
域としてのn+領域351と、高抵抗半導体領域
としてのn-領域5とで構成される。
第2トランジスタとしてのPNPトランジスタ
361は、第2半導体領域としてのp領域6と、
第3半導体領域としてのn+領域351と、第4
半導体領域としてのp+領域350と、高抵抗半
導体領域としてのn-領域5とで構成される。
361は、第2半導体領域としてのp領域6と、
第3半導体領域としてのn+領域351と、第4
半導体領域としてのp+領域350と、高抵抗半
導体領域としてのn-領域5とで構成される。
ここで、p領域6は光励起により発生したエレ
クトロンとホールとで構成されるキヤリアのうち
ホールを蓄積し、n+領域351はエレクトロン
を蓄積する。
クトロンとホールとで構成されるキヤリアのうち
ホールを蓄積し、n+領域351はエレクトロン
を蓄積する。
以下本発明による光電変換装置についての理解
を容易にするために、始めにエレクトロンとホー
ルとで構成されるキヤリアのうちホールのみを蓄
積するタイプのものについて周辺回路を含めて説
明する。
を容易にするために、始めにエレクトロンとホー
ルとで構成されるキヤリアのうちホールのみを蓄
積するタイプのものについて周辺回路を含めて説
明する。
まず、第14図及び第15図を参照すると、第
14図の符号30で示されるようなトランジスタ
を含む光電変換セルの主電極領域の一方(エミツ
タ)には出力回路が接続されている。この出力回
路は垂直ライン38,38′,38″、水平シフト
レジスタ39、MOSトランジスタ40,40′,
40″、出力ライン41、MOSトランジスタ4
2、出力トランジスタ44、負荷抵抗45等で構
成され、垂直ライン38,38′,38″は各々容
量負荷としての第15図の符号21で示すCsの
ように配線容量を有している。
14図の符号30で示されるようなトランジスタ
を含む光電変換セルの主電極領域の一方(エミツ
タ)には出力回路が接続されている。この出力回
路は垂直ライン38,38′,38″、水平シフト
レジスタ39、MOSトランジスタ40,40′,
40″、出力ライン41、MOSトランジスタ4
2、出力トランジスタ44、負荷抵抗45等で構
成され、垂直ライン38,38′,38″は各々容
量負荷としての第15図の符号21で示すCsの
ように配線容量を有している。
また蓄積された電荷に基づき光電変換された信
号を読み出す為の読み出し手段として垂直シフト
レジスタ32、バツフアMOSトランジスタ33,
33′,33″、端子34、水平ライン31,3
1′,31″が設けられた回路構成を採つている。
号を読み出す為の読み出し手段として垂直シフト
レジスタ32、バツフアMOSトランジスタ33,
33′,33″、端子34、水平ライン31,3
1′,31″が設けられた回路構成を採つている。
蓄積動作時には、エミツタは接地され、もう一
方の主電極領域(コレクタ)は正電位にバイアス
される。また制御電極領域(ベース)はエミツタ
に対して逆バイアス状態にされるが、この時のベ
ース電位を制御することにより飽和電圧を決定で
きる。こうしてバイアス電圧を適宜設定すればセ
ル自体にスイツチング作用を持たせることができ
る。
方の主電極領域(コレクタ)は正電位にバイアス
される。また制御電極領域(ベース)はエミツタ
に対して逆バイアス状態にされるが、この時のベ
ース電位を制御することにより飽和電圧を決定で
きる。こうしてバイアス電圧を適宜設定すればセ
ル自体にスイツチング作用を持たせることができ
る。
読み出し動作時には、エミツタは浮遊状態にさ
れ、コレクタは正電位にバイアスされる。制御電
極領域は主電極領域とは独立的に読み出し手段に
よつてその電位が制御される。ここでベースをエ
ミツタに対して順方向にバイアスすると良好な直
線性を確保しつつ高速読み出しができる。この時
の動作を第15図を参照して説明する。読み出し
時には浮遊状態にあるエミツタ及び正の電位に保
持されているコレクタに対して、独立的には配線
10より正の電圧VRを印加することでエミツタ
電位に対してベース電位を順方向にバイアスする
ことにより、エミツタベース接合部が順方向に深
くバイアスされる。このようにして、エミツタ電
位がベース電位、即ち光照射により発生した蓄積
電圧に等しくなるまで、電流が流れるのである
が、このときに要する時間は、電圧VRの作用に
より一層短縮され高速読み出しにおいても、優れ
た直線性が確保できるのである。
れ、コレクタは正電位にバイアスされる。制御電
極領域は主電極領域とは独立的に読み出し手段に
よつてその電位が制御される。ここでベースをエ
ミツタに対して順方向にバイアスすると良好な直
線性を確保しつつ高速読み出しができる。この時
の動作を第15図を参照して説明する。読み出し
時には浮遊状態にあるエミツタ及び正の電位に保
持されているコレクタに対して、独立的には配線
10より正の電圧VRを印加することでエミツタ
電位に対してベース電位を順方向にバイアスする
ことにより、エミツタベース接合部が順方向に深
くバイアスされる。このようにして、エミツタ電
位がベース電位、即ち光照射により発生した蓄積
電圧に等しくなるまで、電流が流れるのである
が、このときに要する時間は、電圧VRの作用に
より一層短縮され高速読み出しにおいても、優れ
た直線性が確保できるのである。
リフレツシユ動作は、以下のとおりである。
エミツタはスイツチ手段としてのMOSトラン
ジスタ48,48′,48″によりアース記号をも
つて示される第1の基準電圧源に接続され接地さ
れる。このときコレクタは第2の基準電圧源に接
続、即ち正電位または接地電位にされる。ここで
コレクタが接地される場合を第16図に示してあ
る。このような状態において正電位VRHなる電圧
を印加して制御電極領域としてのベースの電位を
制御することにより少がなくともベース・エミツ
タ間が順方向バイアスされてベース領域に蓄積さ
れたホール流れ出したり、ベース領域内に電子が
流入したりして蓄積された電荷が消滅する。この
ような順バイアスを与える為の順バイアス手段と
してはMOSトランジスタ48,48′,48″や
バツフアMOSトランジスタ35,35′,35″、
端子36,37等を設けることで構成される。
ジスタ48,48′,48″によりアース記号をも
つて示される第1の基準電圧源に接続され接地さ
れる。このときコレクタは第2の基準電圧源に接
続、即ち正電位または接地電位にされる。ここで
コレクタが接地される場合を第16図に示してあ
る。このような状態において正電位VRHなる電圧
を印加して制御電極領域としてのベースの電位を
制御することにより少がなくともベース・エミツ
タ間が順方向バイアスされてベース領域に蓄積さ
れたホール流れ出したり、ベース領域内に電子が
流入したりして蓄積された電荷が消滅する。この
ような順バイアスを与える為の順バイアス手段と
してはMOSトランジスタ48,48′,48″や
バツフアMOSトランジスタ35,35′,35″、
端子36,37等を設けることで構成される。
以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説
明する。
明する。
先ず、本発明の光電変換装置の説明に先立つ
て、本発明の光電変換装置を構成する光センサセ
ルの基本構造および動作について説明する。
て、本発明の光電変換装置を構成する光センサセ
ルの基本構造および動作について説明する。
第17図は、本発明に係る光電変換装置を構成
する光センサセルの基本構造および動作を説明す
る図である。
する光センサセルの基本構造および動作を説明す
る図である。
第17図aは、光センサセルの平面図を、第1
7図bは、第17図a平面図のAA′部分の断面図
を、第17図cは、それの等価回路をそれぞれ示
す。なお、各部位において第17図a,b,cに
共通するものについては同一の番号をつけてい
る。
7図bは、第17図a平面図のAA′部分の断面図
を、第17図cは、それの等価回路をそれぞれ示
す。なお、各部位において第17図a,b,cに
共通するものについては同一の番号をつけてい
る。
第17図では、整列配置方式の平面図を示した
が、水平方向解像度を高くするために、画素ずら
し方式(補間配置方式)にも配置できることはも
ちろんのことである。
が、水平方向解像度を高くするために、画素ずら
し方式(補間配置方式)にも配置できることはも
ちろんのことである。
この光センサセルは、第17図a,bに示すご
とく、 リン(P)、アンチモン(Sb)、ヒ素(As)等
の不純物をドープしてn型又はn+型とされたシ
リコン基板1の上に、通常PSG膜等で構成され
るパシベーシヨン膜2; シリコン酸化膜(SiO2)より成る絶縁酸化膜
3; となり合う光センサセルとの間を電気的に絶縁す
るためのSiO2あるいはSi3N4等よりなる絶縁膜又
はポリシリコン膜等で構成される素子分離領域
4; エピタキシヤル技術等で形成される不純物濃度
の低いn-領域5; その上の例えば不純物拡散技術又はイオン注入
技術を用いてボロン(B)等の不純物をドープしたバ
イポーラトランジスタのベースとなるp領域6; 不純物拡散技術、イオン注入技術等で形成され
るバイポーラトランジスタのエミツタとなるn+
領域7; 信号を外部へ読出すための、例えばアルミニウ
ム(Al)、Al−Si、Al−Cu−Si等の導電材料で
形成される配線8; 絶縁膜3を通して、浮遊状態になされたp領域
6にパルスを印加するための電極9; それの配線10; 基板1の裏面にオーミツクコンタクトをとるた
めに不純物拡散技術等で形成された不純物濃度の
高いn+領域11; 基板の電位を与える、すなわちバイポーラトラ
ンジスタのコレクタ電位を与えるためのアルミニ
ウム等の導電材料で形成される電極12; より構成されている。
とく、 リン(P)、アンチモン(Sb)、ヒ素(As)等
の不純物をドープしてn型又はn+型とされたシ
リコン基板1の上に、通常PSG膜等で構成され
るパシベーシヨン膜2; シリコン酸化膜(SiO2)より成る絶縁酸化膜
3; となり合う光センサセルとの間を電気的に絶縁す
るためのSiO2あるいはSi3N4等よりなる絶縁膜又
はポリシリコン膜等で構成される素子分離領域
4; エピタキシヤル技術等で形成される不純物濃度
の低いn-領域5; その上の例えば不純物拡散技術又はイオン注入
技術を用いてボロン(B)等の不純物をドープしたバ
イポーラトランジスタのベースとなるp領域6; 不純物拡散技術、イオン注入技術等で形成され
るバイポーラトランジスタのエミツタとなるn+
領域7; 信号を外部へ読出すための、例えばアルミニウ
ム(Al)、Al−Si、Al−Cu−Si等の導電材料で
形成される配線8; 絶縁膜3を通して、浮遊状態になされたp領域
6にパルスを印加するための電極9; それの配線10; 基板1の裏面にオーミツクコンタクトをとるた
めに不純物拡散技術等で形成された不純物濃度の
高いn+領域11; 基板の電位を与える、すなわちバイポーラトラ
ンジスタのコレクタ電位を与えるためのアルミニ
ウム等の導電材料で形成される電極12; より構成されている。
なお、第17図aの19はn+領域7と配線8
の接続をとるためのコンタクト部分である。又配
線8および配線10の交互する部分はいわゆる2
層配線となつており、SiO2等の絶縁材料で形成
される絶縁領域で、それぞれ互いに絶縁されてい
る。すなわち、金属の2層配線構造になつてい
る。
の接続をとるためのコンタクト部分である。又配
線8および配線10の交互する部分はいわゆる2
層配線となつており、SiO2等の絶縁材料で形成
される絶縁領域で、それぞれ互いに絶縁されてい
る。すなわち、金属の2層配線構造になつてい
る。
第17図cの等価回路のコンデンサCox13は
電極9、絶縁膜3、p領域6のMOS構造より構
成され、又バイポーラトランジスタ14はエミツ
タとしてのn+領域7、ベースとしてのp領域6、
不純物濃度の小さいn-領域5、コレクタとして
のn又はn+領域1の各部分より構成されている。
これらの図面から明らかなように、p領域6は浮
遊領域になされている。
電極9、絶縁膜3、p領域6のMOS構造より構
成され、又バイポーラトランジスタ14はエミツ
タとしてのn+領域7、ベースとしてのp領域6、
不純物濃度の小さいn-領域5、コレクタとして
のn又はn+領域1の各部分より構成されている。
これらの図面から明らかなように、p領域6は浮
遊領域になされている。
第17図cの第2の等価回路は、バイポーラト
ランジスタ14をベース・エミツタの接合容量
Cbe15、ベース・エミツタのpn接合ダイオード
Dbe16、ベース・コレクタの接合容量Cbc1
7、ベース・コレクタのpn接合ダイオードDbc1
8を用いて表現したものである。
ランジスタ14をベース・エミツタの接合容量
Cbe15、ベース・エミツタのpn接合ダイオード
Dbe16、ベース・コレクタの接合容量Cbc1
7、ベース・コレクタのpn接合ダイオードDbc1
8を用いて表現したものである。
ここでは、本来等価回路図として、pn接合ダ
イオードDbe16及びpn接合ダイオードDbc18
と並列に記されるべき2つの異なる向きの電流源
を示す記号は省略してある。
イオードDbe16及びpn接合ダイオードDbc18
と並列に記されるべき2つの異なる向きの電流源
を示す記号は省略してある。
以下、光センサセルの基本動作を第17図を用
いて説明する。
いて説明する。
この光センサセルの基本動作は、光入射による
電荷蓄積動作、読出し動作およびリフレツシユ動
作より構成される。
電荷蓄積動作、読出し動作およびリフレツシユ動
作より構成される。
まず、電荷蓄積動作について説明する。
電荷蓄積動作においては、例えばエミツタは、
配線8を通して接地され、コレクタは配線12を
通して正電位にバイアスされている。またベース
は、あらかじめコンデンサCox13に、配線10
を通して正のパルス電圧を印加することにより負
電位、すなわち、エミツタ7に対して逆バイアス
状態にされているものとする。このCox13にパ
ルスを印加してベース6を負電位にバイアスする
動作については、後にリフレツシユ動作の説明の
とき、くわしく説明する。
配線8を通して接地され、コレクタは配線12を
通して正電位にバイアスされている。またベース
は、あらかじめコンデンサCox13に、配線10
を通して正のパルス電圧を印加することにより負
電位、すなわち、エミツタ7に対して逆バイアス
状態にされているものとする。このCox13にパ
ルスを印加してベース6を負電位にバイアスする
動作については、後にリフレツシユ動作の説明の
とき、くわしく説明する。
この状態において、第17図に示す様に光セン
サセルの表側から光20が入射してくると、半導
体内においてレテクトロン・ホール対が発生す
る。この内、エレクトロンは、n領域1が正電位
にバイアスされているのでn領域1側に流れだし
ていつてしまうが、ホールはp領域6にどんどん
蓄積されていく。このホールのp領域への蓄積に
よりp領域6の電位は次第に正電位に向かつて変
化していく。
サセルの表側から光20が入射してくると、半導
体内においてレテクトロン・ホール対が発生す
る。この内、エレクトロンは、n領域1が正電位
にバイアスされているのでn領域1側に流れだし
ていつてしまうが、ホールはp領域6にどんどん
蓄積されていく。このホールのp領域への蓄積に
よりp領域6の電位は次第に正電位に向かつて変
化していく。
第17図a,bでも各センサセルの受光面下面
は、ほとんどp領域で占められており、一部n+
領域7となつている。当然のことながら、光によ
り励起されるエレクトロン・ホール対濃度は表面
に近い程大きい。このためp領域6中にも多くの
エレクトロン・ホール対が光により励起される。
p領域中に光励起されたエレクトロンが再結合す
ることなくp領域6からただちに流れ出て、n領
域に吸収されるような構造にしておけば、p領域
6で励起されたホールはそのまま蓄積されて、p
領域6を正電位方向に変化させる。p領域6の不
純物濃度が均一になされている場合には、光で励
起されたエレクトロンは拡散で、p領域6とn-
領域5とのpn-接合部まで流れ、その後はn-領域
に加わつている強い電界によるドリフトでnコレ
クタ領域1に吸収される。もちろん、p領域6内
の電子の走行を拡散だけで行つてもよいわけであ
るが、表面から内部に行くほどpベースの不純物
濃度が減少するように構成しておけば、この不純
物濃度差により、ベース内に内部から表面に向う
電界Ed、 Ed=1/WB・kT/q・lnNAS/NAi が発生する。ここで、WBはp領域6の光入射側
表面からの深さ、kはボルツマン定数、Tは絶対
温度、qは単位電荷、NASはpベース領域6の表
面不純物濃度、NAiはp領域6のn-高抵抗領域5
との界面における不純物濃度である。
は、ほとんどp領域で占められており、一部n+
領域7となつている。当然のことながら、光によ
り励起されるエレクトロン・ホール対濃度は表面
に近い程大きい。このためp領域6中にも多くの
エレクトロン・ホール対が光により励起される。
p領域中に光励起されたエレクトロンが再結合す
ることなくp領域6からただちに流れ出て、n領
域に吸収されるような構造にしておけば、p領域
6で励起されたホールはそのまま蓄積されて、p
領域6を正電位方向に変化させる。p領域6の不
純物濃度が均一になされている場合には、光で励
起されたエレクトロンは拡散で、p領域6とn-
領域5とのpn-接合部まで流れ、その後はn-領域
に加わつている強い電界によるドリフトでnコレ
クタ領域1に吸収される。もちろん、p領域6内
の電子の走行を拡散だけで行つてもよいわけであ
るが、表面から内部に行くほどpベースの不純物
濃度が減少するように構成しておけば、この不純
物濃度差により、ベース内に内部から表面に向う
電界Ed、 Ed=1/WB・kT/q・lnNAS/NAi が発生する。ここで、WBはp領域6の光入射側
表面からの深さ、kはボルツマン定数、Tは絶対
温度、qは単位電荷、NASはpベース領域6の表
面不純物濃度、NAiはp領域6のn-高抵抗領域5
との界面における不純物濃度である。
ここで、NAS/NAi>3とすれば、p領域6内
の電子の走行は、拡散よりはドリフトにより行わ
れるようになる。すなわち、p領域6内に光によ
り励起されるキヤリアを信号として有効に動作さ
せるためには、p領域6の不純物濃度は光入射側
表面から内部に向つて減少しているようになつて
いることが望ましい。拡散でp領域6を形成すれ
ば、その不純物濃度は光入射側表面にくらべ内部
に行くほど減少している。
の電子の走行は、拡散よりはドリフトにより行わ
れるようになる。すなわち、p領域6内に光によ
り励起されるキヤリアを信号として有効に動作さ
せるためには、p領域6の不純物濃度は光入射側
表面から内部に向つて減少しているようになつて
いることが望ましい。拡散でp領域6を形成すれ
ば、その不純物濃度は光入射側表面にくらべ内部
に行くほど減少している。
センサセルの受光面下の一部は、n+領域7に
より占られている。n+領域7の深さは、通常0.2
〜0.3μm程度、あるいはそれ以下に設計されるか
ら、n+領域7で吸収される光の量は、もともと
あまり多くはないのでそれ程問題はない。ただ、
短波長側の光、特に青色光に対しては、n+領域
7の存在は感度低下の原因になる。n+領域7の
不純物濃度は通常1×1020cm-3程度あるいはそれ
以上に設計される。こうした高濃度に不純物がド
ープされたn+領域7におけるホールの拡散距離
は0.15〜0.2μm程度である。したがつて、n+領域
7内で光励起されたホールを有効にp領域6に流
し込むには、n+領域7も光入射表面から内部に
向つて不純物濃度が減少する構造になつているこ
とが望ましい。n+領域7の不純物濃度分布が上
記の様になつていれば、光入射側表面から内部に
向う強いドリフト電界が発生して、n+領域7に
光励起されたホールはドリフトによりただちにp
領域6に流れ込む。n+領域7、p領域6の不純
物濃度がいずれも光入射側表面から内部に向つて
減少するように構成されていれば、センサセルの
光入射側表面側に存在するn+領域7、p領域6
において光励起されたキヤリアはすべて光信号と
して有効に働くのである。As又はPを高濃度に
ドープしたシリコン酸化膜あるいはポリシリコン
膜からの不純物拡散により、このn+領域7を形
成すると、上記に述べたように望ましい不純物傾
斜をもつn+領域を得ることが可能である。
より占られている。n+領域7の深さは、通常0.2
〜0.3μm程度、あるいはそれ以下に設計されるか
ら、n+領域7で吸収される光の量は、もともと
あまり多くはないのでそれ程問題はない。ただ、
短波長側の光、特に青色光に対しては、n+領域
7の存在は感度低下の原因になる。n+領域7の
不純物濃度は通常1×1020cm-3程度あるいはそれ
以上に設計される。こうした高濃度に不純物がド
ープされたn+領域7におけるホールの拡散距離
は0.15〜0.2μm程度である。したがつて、n+領域
7内で光励起されたホールを有効にp領域6に流
し込むには、n+領域7も光入射表面から内部に
向つて不純物濃度が減少する構造になつているこ
とが望ましい。n+領域7の不純物濃度分布が上
記の様になつていれば、光入射側表面から内部に
向う強いドリフト電界が発生して、n+領域7に
光励起されたホールはドリフトによりただちにp
領域6に流れ込む。n+領域7、p領域6の不純
物濃度がいずれも光入射側表面から内部に向つて
減少するように構成されていれば、センサセルの
光入射側表面側に存在するn+領域7、p領域6
において光励起されたキヤリアはすべて光信号と
して有効に働くのである。As又はPを高濃度に
ドープしたシリコン酸化膜あるいはポリシリコン
膜からの不純物拡散により、このn+領域7を形
成すると、上記に述べたように望ましい不純物傾
斜をもつn+領域を得ることが可能である。
最終的には、ホールの蓄積によりベース電位は
エミツタ電位まで変化し、この場合は接地電位ま
で変化して、そこでクリツプされることになる。
より厳密に言うと、ベース・エミツタ間が順方向
に深くバイアスされて、ベースに蓄積されたホー
ルがエミツタに流出し始める電圧でクリツプされ
る。つまり、この場合の光センサセルの飽和電位
は、最初にp領域6を負電位にバイアスしたとき
のバイアス電位と接地電位との電位差で略々与え
られるわけである。n+領域7が接地されず、浮
遊状態において光入力によつて発生した電荷の蓄
積を行う場合には、p領域6はn領域1と略々同
電位まで電荷を蓄積することができる。
エミツタ電位まで変化し、この場合は接地電位ま
で変化して、そこでクリツプされることになる。
より厳密に言うと、ベース・エミツタ間が順方向
に深くバイアスされて、ベースに蓄積されたホー
ルがエミツタに流出し始める電圧でクリツプされ
る。つまり、この場合の光センサセルの飽和電位
は、最初にp領域6を負電位にバイアスしたとき
のバイアス電位と接地電位との電位差で略々与え
られるわけである。n+領域7が接地されず、浮
遊状態において光入力によつて発生した電荷の蓄
積を行う場合には、p領域6はn領域1と略々同
電位まで電荷を蓄積することができる。
以上は電荷蓄積動作の定性的な概略説明である
が、以下に少し具体的かつ定量的に説明する。
が、以下に少し具体的かつ定量的に説明する。
この光センサセルの分光感度分布は次式で与え
られる。
られる。
S(λ)=λ/1.24・exp(−αx)
×{1−exp(−αy)}・T〔A/W〕
但し、λは光の波長〔μm〕、αはシリコン結
晶中での光の減衰係数〔μm-1〕、xは半導体表
面における、再結合損失を起こし感度に寄与しな
い“deed layer”(不感領域)の厚さ〔μm〕、y
はエピタキシヤル層の厚さ〔μm〕、Tは透過率
すなわち、入射してくる光量に対して反射等を考
慮して有効に半導体中に入射する光量の割合をそ
れぞれ示している。この光センサセルの分光感度
S(λ)および放射照度Ee(λ)を用いて光電流
Ipは次式で計算される。
晶中での光の減衰係数〔μm-1〕、xは半導体表
面における、再結合損失を起こし感度に寄与しな
い“deed layer”(不感領域)の厚さ〔μm〕、y
はエピタキシヤル層の厚さ〔μm〕、Tは透過率
すなわち、入射してくる光量に対して反射等を考
慮して有効に半導体中に入射する光量の割合をそ
れぞれ示している。この光センサセルの分光感度
S(λ)および放射照度Ee(λ)を用いて光電流
Ipは次式で計算される。
Ip=∫∞ 0S(λ)・Ee(λ)・dλ〔μA/cm2〕
但し、放射照度Ee(λ)〔μW・cm-2・nm-1〕
は次式で与えられる。
は次式で与えられる。
Ee(λ)=EV・P(λ)/6.80∫∞/0V(λ)P(
λ)・dλ 〔μW・cm-2・nm-1〕 但しEVはセンサの受光面の照度〔Lux〕、P
(λ)はセンサの受光面に入射している光の分光
分布、V(λ)は人間の目の比視感度である。
λ)・dλ 〔μW・cm-2・nm-1〕 但しEVはセンサの受光面の照度〔Lux〕、P
(λ)はセンサの受光面に入射している光の分光
分布、V(λ)は人間の目の比視感度である。
これらの式を用いると、エピ厚の層4μmをも
つ光センサセルでは、A光源(2854°K)で照射
され、センサ受光面照度が1〔Lux〕のとき、約
280nA/cm-2の光電流が流れ、入射してくるフオ
トンの数あるいは発生するエレクトロン・ホール
体の数は1.8×1012ケ/cm2・sec程度である。
つ光センサセルでは、A光源(2854°K)で照射
され、センサ受光面照度が1〔Lux〕のとき、約
280nA/cm-2の光電流が流れ、入射してくるフオ
トンの数あるいは発生するエレクトロン・ホール
体の数は1.8×1012ケ/cm2・sec程度である。
又、この時、光により励起されたホールがベー
スに蓄積することにより発生する電位VpはVp=
Q/Cで与えられる。Qは蓄積されるホールの電
荷量であり、CはCbe15とCbc17を加算した
接合容量である。
スに蓄積することにより発生する電位VpはVp=
Q/Cで与えられる。Qは蓄積されるホールの電
荷量であり、CはCbe15とCbc17を加算した
接合容量である。
今、n+領域7の不純物濃度を1020cm-3、p領域
6の不純物濃度を5×1016cm-3、n-領域5の不純
物濃度を1013cm-3、n+領域7の面積を16μm2、p
領域6の面積を64μm2、n-領域5の厚さを3μmに
したときの接合容量は、約0.014pF位になり、一
方、p領域6に蓄積されるホールの個数は、蓄積
時間1/60sec、有効受光面積、すなわちp領域6
の面積から電極8および9の面積を引いた面積を
56μm2程度とすると、1.7×104ケとなる。従つて
光入射により発生する電位Vpは190mV位にな
る。
6の不純物濃度を5×1016cm-3、n-領域5の不純
物濃度を1013cm-3、n+領域7の面積を16μm2、p
領域6の面積を64μm2、n-領域5の厚さを3μmに
したときの接合容量は、約0.014pF位になり、一
方、p領域6に蓄積されるホールの個数は、蓄積
時間1/60sec、有効受光面積、すなわちp領域6
の面積から電極8および9の面積を引いた面積を
56μm2程度とすると、1.7×104ケとなる。従つて
光入射により発生する電位Vpは190mV位にな
る。
ここで注目すべきことは、高解像度化され、セ
ルサイズが縮小化されていつた時に、一つの光セ
ンサセルあたりに入射する光量が減少し、蓄積電
荷量Qが共に減少していくが、セルの縮小化に伴
ない接合容量もセルサイズに比例して減少してい
くので、光入射により発生する電位Vpはほぼ一
定に保たれるということである。これは本発明に
おける光サンサセルが第17図に示すごとく、き
わめて簡単な構造をしており有効受光面がきわめ
て大きくとれる可能性を有しているからである。
ルサイズが縮小化されていつた時に、一つの光セ
ンサセルあたりに入射する光量が減少し、蓄積電
荷量Qが共に減少していくが、セルの縮小化に伴
ない接合容量もセルサイズに比例して減少してい
くので、光入射により発生する電位Vpはほぼ一
定に保たれるということである。これは本発明に
おける光サンサセルが第17図に示すごとく、き
わめて簡単な構造をしており有効受光面がきわめ
て大きくとれる可能性を有しているからである。
インターラインタイプのCCDの場合と比較し
て本発明における光電変換装置が有利な理由の一
つはここにあり、光解像度化にともない、インタ
ーラインタイプのCCD型撮像装置では、転送す
る電荷量を確保しようとすると転送部の面積が相
対的に大きくなり、このため有効受光面が減少す
るので、感度、すなわち光入射による発生電圧が
減少してしまうことになる。また、インターライ
ンタイプCCD型撮像装置では、飽和電圧が転送
部の大きさにより制限され、どんどん低下してい
つてしまうのに対し、本発明における光センサセ
ルでは、先にも書いた様に、最初にp領域6を負
電位にバイアスした時のバイアス電圧により飽和
電圧は決まるわけであり、大きな飽和電圧を確保
することができる。
て本発明における光電変換装置が有利な理由の一
つはここにあり、光解像度化にともない、インタ
ーラインタイプのCCD型撮像装置では、転送す
る電荷量を確保しようとすると転送部の面積が相
対的に大きくなり、このため有効受光面が減少す
るので、感度、すなわち光入射による発生電圧が
減少してしまうことになる。また、インターライ
ンタイプCCD型撮像装置では、飽和電圧が転送
部の大きさにより制限され、どんどん低下してい
つてしまうのに対し、本発明における光センサセ
ルでは、先にも書いた様に、最初にp領域6を負
電位にバイアスした時のバイアス電圧により飽和
電圧は決まるわけであり、大きな飽和電圧を確保
することができる。
以上の様にしてp領域6に蓄積された電荷によ
り発生した電圧を外部へ読出す動作について次に
説明する。
り発生した電圧を外部へ読出す動作について次に
説明する。
読出し動作状態では、エミツタ、配線8は浮遊
状態に、コレクタ正電位Vccに保持される。
状態に、コレクタ正電位Vccに保持される。
第15図に等価回路を示す。
ここでも、本来等価回路として、pn接合ダイ
オードDbe16及びpn接合ダイオードDbc18と
並列に記されるべき2つの異なる向きの電流源を
示す記号は省略してある。
オードDbe16及びpn接合ダイオードDbc18と
並列に記されるべき2つの異なる向きの電流源を
示す記号は省略してある。
今、光を照射する前に、ベース6を負電位にバ
イアスした時の電位を−VBとし、光照射により
発生した蓄積電圧をVPとすると、ベース電位は、
−VB+VPなる電位になつている。この状態で配
線10を通して電極9に読出し用の正の電圧VR
を印加すると、この正の電位VRは酸化膜Cox1
3とベース・エミツタ間接合容量Cbe15、ベー
ス・コレクタ間接合容量Cbc7により容量分割さ
れ、ベースには電圧 Cox/Cox+Cbe+Cbc・VR が加算される。従つてベース電位は −VB−VP+Cox/Cox+Cbe+Cbc・VR となる。ここで、 −VB+Cox/Cox+Cbe+Cbc・VR=0 となる条件が成立するようにしておくと、ベース
電位は光照射により発生した蓄積電圧VPそのも
のとなる。このようにしてエミツタ電位に対して
ベース電位が正方向にバイアスされると、エレク
トロンは、エミツタからベースに注入され、コレ
クタ電位が正電位になつているので、ドリフト電
界により加速されて、コレクタに到達する。この
時に流れる電流は、次式で与えられる。
イアスした時の電位を−VBとし、光照射により
発生した蓄積電圧をVPとすると、ベース電位は、
−VB+VPなる電位になつている。この状態で配
線10を通して電極9に読出し用の正の電圧VR
を印加すると、この正の電位VRは酸化膜Cox1
3とベース・エミツタ間接合容量Cbe15、ベー
ス・コレクタ間接合容量Cbc7により容量分割さ
れ、ベースには電圧 Cox/Cox+Cbe+Cbc・VR が加算される。従つてベース電位は −VB−VP+Cox/Cox+Cbe+Cbc・VR となる。ここで、 −VB+Cox/Cox+Cbe+Cbc・VR=0 となる条件が成立するようにしておくと、ベース
電位は光照射により発生した蓄積電圧VPそのも
のとなる。このようにしてエミツタ電位に対して
ベース電位が正方向にバイアスされると、エレク
トロンは、エミツタからベースに注入され、コレ
クタ電位が正電位になつているので、ドリフト電
界により加速されて、コレクタに到達する。この
時に流れる電流は、次式で与えられる。
i=Aj・q・Dn・npe/WB(1+lnNAe/NAc
)×{expq/kT(VP−Ve)−1} 但しAjはベース・エミツタ間の接合面積、q
は単位電荷量(1.6×10-19クーロン)、Doはベー
ス中におけるエレクトロンの拡散定数、npeはp
ベースのエミツタ端における少数キヤリヤとして
のエレクトロン濃度、WBはベース幅、NAeはベ
ースのエミツタ単におけるアクセプタ濃度、NAc
はベースのコレクタ端におけるアクセプタ濃度、
kはボルツマン定数、Tは絶対温度、Veはエミ
ツタ電位である。
)×{expq/kT(VP−Ve)−1} 但しAjはベース・エミツタ間の接合面積、q
は単位電荷量(1.6×10-19クーロン)、Doはベー
ス中におけるエレクトロンの拡散定数、npeはp
ベースのエミツタ端における少数キヤリヤとして
のエレクトロン濃度、WBはベース幅、NAeはベ
ースのエミツタ単におけるアクセプタ濃度、NAc
はベースのコレクタ端におけるアクセプタ濃度、
kはボルツマン定数、Tは絶対温度、Veはエミ
ツタ電位である。
この電流は、エミツタ電位Veがベース電位、
すなわちここでは光照射により発生した蓄積電圧
VPに等しくなるまで流れることは上式から明ら
かである。この時エミツタ電位Veの時間的変化
は次式で計算される。
すなわちここでは光照射により発生した蓄積電圧
VPに等しくなるまで流れることは上式から明ら
かである。この時エミツタ電位Veの時間的変化
は次式で計算される。
Cs・dVe/dt=i=Aj・q・Dn・npe/WB
(1+lnNAe/NAC)×{expq/kT(VP−Ve)−1}
但し、ここで配線容量Csはエミツタに接続さ
れている配線8のもつ容量21である。
れている配線8のもつ容量21である。
第18図は、上式を用いて計算したエミツタ電
位の時間変化の一例を示している。
位の時間変化の一例を示している。
第18図によればエミツタ電位がベース電位に
等しくなるためには、約1秒位を要することにな
る。これはエミツタ電位VeがVPに近くなるとあ
まり電流が流れなくなることに起因しているわけ
である。したがつて、これを解決する手段は、先
に電極9に正電圧VRを印加するときに、 −VB+Cox/Cox+Cbe+Cbc・VR=0 なる条件を設定したが、この条件の代りに −VB+Cox/Cox+Cbe+Cbc・VR=VBias なる条件を入れ、ベース電位をVBiasだけ、余分
に順方向にバイアスしてやる方法が考えられる。
この時に流れる電流は次式で与えられる。
等しくなるためには、約1秒位を要することにな
る。これはエミツタ電位VeがVPに近くなるとあ
まり電流が流れなくなることに起因しているわけ
である。したがつて、これを解決する手段は、先
に電極9に正電圧VRを印加するときに、 −VB+Cox/Cox+Cbe+Cbc・VR=0 なる条件を設定したが、この条件の代りに −VB+Cox/Cox+Cbe+Cbc・VR=VBias なる条件を入れ、ベース電位をVBiasだけ、余分
に順方向にバイアスしてやる方法が考えられる。
この時に流れる電流は次式で与えられる。
i=Aj・q・Dn・npe/WB(1+lnNAe/AAC
)×{expq/kT(VP+VBias−Ve)−1} 第19図aに、VBias=0.6Vとした場合、ある
一定時間の後、電極9に印加していたVRをゼロ
ボルトにもどし、流れる電流を停止させたときの
蓄積電圧VPに対する、読出し電圧すなわちエミ
ツタ電位の関係を示す。但し、第19図aでは、
読出し電圧はバイアス電圧成分による読出し時間
に依存する一定の電位が必ず加算されてくるがそ
のゲタ分をさし引いた値をプロツトしている。電
極9に印加している正電圧VRをゼロボルトにも
どした時には、印加したときとは逆に −Cox/Cox+Cbe+Cbc・VR なる電圧がベース電位に加算されるので、ベース
電位は、正電位VRを印加する前の状態、すなわ
ち、−VBになり、エミツタに対し逆バイアスされ
るので電流の流れが停止するわけである。第19
図aによれば100ns程度以上の読出し時間(すな
わちVRを電極9に印加している時間)をとれば、
蓄積電圧VPと読出し電圧は4桁程度の範囲にわ
たつて直線性は確保され、高速の読出しが可能で
あることを示している。第19図aで、45°の線
は読出しに十分の時間をかけた場合の結果であ
り、上記の計算例では、配線8の容量Csを4pFと
しているが、これはCbe+Cbcの接合容量の
0.014pFと比較して約300倍も大きいにもかかわら
ず、p領域6に発生した蓄積電圧VPが何らの減
衰も受けず、かつ、バイアス電圧の効果により、
きわめて高速に読出されていることを第19図a
は示している。これは上記構成に係る光センサセ
ルのもつ増幅機能、すなわち電荷増幅機能が有効
に働らいているからである。
)×{expq/kT(VP+VBias−Ve)−1} 第19図aに、VBias=0.6Vとした場合、ある
一定時間の後、電極9に印加していたVRをゼロ
ボルトにもどし、流れる電流を停止させたときの
蓄積電圧VPに対する、読出し電圧すなわちエミ
ツタ電位の関係を示す。但し、第19図aでは、
読出し電圧はバイアス電圧成分による読出し時間
に依存する一定の電位が必ず加算されてくるがそ
のゲタ分をさし引いた値をプロツトしている。電
極9に印加している正電圧VRをゼロボルトにも
どした時には、印加したときとは逆に −Cox/Cox+Cbe+Cbc・VR なる電圧がベース電位に加算されるので、ベース
電位は、正電位VRを印加する前の状態、すなわ
ち、−VBになり、エミツタに対し逆バイアスされ
るので電流の流れが停止するわけである。第19
図aによれば100ns程度以上の読出し時間(すな
わちVRを電極9に印加している時間)をとれば、
蓄積電圧VPと読出し電圧は4桁程度の範囲にわ
たつて直線性は確保され、高速の読出しが可能で
あることを示している。第19図aで、45°の線
は読出しに十分の時間をかけた場合の結果であ
り、上記の計算例では、配線8の容量Csを4pFと
しているが、これはCbe+Cbcの接合容量の
0.014pFと比較して約300倍も大きいにもかかわら
ず、p領域6に発生した蓄積電圧VPが何らの減
衰も受けず、かつ、バイアス電圧の効果により、
きわめて高速に読出されていることを第19図a
は示している。これは上記構成に係る光センサセ
ルのもつ増幅機能、すなわち電荷増幅機能が有効
に働らいているからである。
これに対して従来のMOS型撮像装置では、蓄
積電圧VPは、このような読出し過程において配
線容量Csの影響でCj・VP/(Cj+Cs)(但しCjは
MOS型撮像装置の受光部のpn接合容量)となり、
2桁位読出し電圧値が下がつてしまうという欠点
を有していた。このためMOS型撮像装置では、
外部へ読出すためのスイツチングMOSトランジ
スタの寄生容量のばらつきによる固定パターン雑
音、あるいは配線容量すなわち出力容量が大きい
ことにより発生するランダム雑音が大きく、S/
N比がとれないという問題があつたが、第17図
a,b,cで示す構成の光センサセルでは、p領
域6に発生した蓄積電圧そのものが外部に読出さ
れるわけであり、この電圧はかなり大きいため固
定パターン雑音、出力容量に起因するランダム雑
音が相対的に小さくなり、きわめてS/N比の良
い信号を得ることが可能である。
積電圧VPは、このような読出し過程において配
線容量Csの影響でCj・VP/(Cj+Cs)(但しCjは
MOS型撮像装置の受光部のpn接合容量)となり、
2桁位読出し電圧値が下がつてしまうという欠点
を有していた。このためMOS型撮像装置では、
外部へ読出すためのスイツチングMOSトランジ
スタの寄生容量のばらつきによる固定パターン雑
音、あるいは配線容量すなわち出力容量が大きい
ことにより発生するランダム雑音が大きく、S/
N比がとれないという問題があつたが、第17図
a,b,cで示す構成の光センサセルでは、p領
域6に発生した蓄積電圧そのものが外部に読出さ
れるわけであり、この電圧はかなり大きいため固
定パターン雑音、出力容量に起因するランダム雑
音が相対的に小さくなり、きわめてS/N比の良
い信号を得ることが可能である。
先に、バイアス電圧VBiasを0.6Vに設定したと
き、4桁程度の直線性が100nsec程度の高速読出
し時間で得られることを示したが、この直線性お
よび読出し時間とバイアス電圧VBiasの関係を計
算した結果をさらにくわしく、第19図bに示
す。
き、4桁程度の直線性が100nsec程度の高速読出
し時間で得られることを示したが、この直線性お
よび読出し時間とバイアス電圧VBiasの関係を計
算した結果をさらにくわしく、第19図bに示
す。
第19図bにおいて、横軸はバイアス電圧
VBiasであり、また、縦軸は読出し時間をとつて
いる。またパラメータは、蓄積電圧が1mVのと
きに、読出し電圧が1mVの80%、90%、95%、
98%になるまでの時間依存性を示している。第1
9図aに示される様に、蓄積電圧1mVにおい
て、それぞれ80%、90%、95%、98%になつてい
る時は、それ以上の蓄積電圧では、さらに良い値
を示していることは明らかである。
VBiasであり、また、縦軸は読出し時間をとつて
いる。またパラメータは、蓄積電圧が1mVのと
きに、読出し電圧が1mVの80%、90%、95%、
98%になるまでの時間依存性を示している。第1
9図aに示される様に、蓄積電圧1mVにおい
て、それぞれ80%、90%、95%、98%になつてい
る時は、それ以上の蓄積電圧では、さらに良い値
を示していることは明らかである。
この第19図bによれば、バイアス電圧VBias
が0.6Vでは、読出し電圧が蓄積電圧の80%にな
るのは読出し時間が0.12μs、90%になるのは
0.27μs、95%になるのは0.54μs、98%になるのは
1.4μsであるのがわかる。また、バイアス電圧
VBiasを0.6Vより大きくすれば、さらに高速の読
出しが可能であることを示している。この様に、
撮像装置の全体の設計から読出し時間および必要
な直線性が決定されると、必要とされるバイアス
電圧VBiasが第19図bのグラフを用いることに
より決定することができる。
が0.6Vでは、読出し電圧が蓄積電圧の80%にな
るのは読出し時間が0.12μs、90%になるのは
0.27μs、95%になるのは0.54μs、98%になるのは
1.4μsであるのがわかる。また、バイアス電圧
VBiasを0.6Vより大きくすれば、さらに高速の読
出しが可能であることを示している。この様に、
撮像装置の全体の設計から読出し時間および必要
な直線性が決定されると、必要とされるバイアス
電圧VBiasが第19図bのグラフを用いることに
より決定することができる。
上記構成に係る光センサセルのもう一つの利点
は、p領域6に蓄積されたホールはp領域6にお
けるエレクトロンとホールの再結合確立がきわめ
て小さいことから非破壊的に読出し可能なことで
ある。すなわち読出し時に電極9に印加していた
電圧VRをゼロボルトにもどした時、p領域6の
電位は電圧VRを印加する前の逆バイアス状態に
なり、光照射により発生した蓄積電圧VPは、新
しく光が照射されない限り、そのまま保存される
わけである。このことは、上記構成に係る光セン
サセルを光電変換装置として構成したときに、シ
ステム動作上、新しい機能を提供することができ
ることを意味する。
は、p領域6に蓄積されたホールはp領域6にお
けるエレクトロンとホールの再結合確立がきわめ
て小さいことから非破壊的に読出し可能なことで
ある。すなわち読出し時に電極9に印加していた
電圧VRをゼロボルトにもどした時、p領域6の
電位は電圧VRを印加する前の逆バイアス状態に
なり、光照射により発生した蓄積電圧VPは、新
しく光が照射されない限り、そのまま保存される
わけである。このことは、上記構成に係る光セン
サセルを光電変換装置として構成したときに、シ
ステム動作上、新しい機能を提供することができ
ることを意味する。
このp領域6に蓄積電圧VPを保持できる時間
は、きわめて長く、最大の保存時間は、むしろ、
接合の空乏層中において熱的に発生する暗電流に
よつて制限を受ける。すなわち、この熱的に発生
する暗電流により光センサセルが飽和してしまう
からである。しかしながら、上記構成に係る光セ
ンサセルは、空乏層の広がつている領域は、低不
純物濃度領域であるn-領域5であり、このn-領
域5は1012cm-3〜1014cm-3程度と、きわめて不純
物濃度が低いため、その結晶性が良好であり、
MOS型、CCD型撮像装置に比較して熱的に発生
するエレクトロン・ホール対は少ない。このた
め、暗電流は、他の従来の装置に比較して小さ
い。すなわち、上記構成に係る光センサセルは本
質的に暗電流雑音の小さい構造をしているわけで
ある。
は、きわめて長く、最大の保存時間は、むしろ、
接合の空乏層中において熱的に発生する暗電流に
よつて制限を受ける。すなわち、この熱的に発生
する暗電流により光センサセルが飽和してしまう
からである。しかしながら、上記構成に係る光セ
ンサセルは、空乏層の広がつている領域は、低不
純物濃度領域であるn-領域5であり、このn-領
域5は1012cm-3〜1014cm-3程度と、きわめて不純
物濃度が低いため、その結晶性が良好であり、
MOS型、CCD型撮像装置に比較して熱的に発生
するエレクトロン・ホール対は少ない。このた
め、暗電流は、他の従来の装置に比較して小さ
い。すなわち、上記構成に係る光センサセルは本
質的に暗電流雑音の小さい構造をしているわけで
ある。
次いでp領域6に蓄積された電荷をリフレツシ
ユする動作について説明する。
ユする動作について説明する。
上記構成に係る光センサセルでは、すでに述べ
たごとく、p領域6に蓄積された電荷は、読出し
動作では消滅はしない。このため新しい光情報を
入力するためには、前に蓄積されていた電荷を消
滅させるためのリフレツシユ動作が必要である。
また同時に、浮遊状態になされているp領域6の
電位を所定の負電圧に帯電させておく必要があ
る。
たごとく、p領域6に蓄積された電荷は、読出し
動作では消滅はしない。このため新しい光情報を
入力するためには、前に蓄積されていた電荷を消
滅させるためのリフレツシユ動作が必要である。
また同時に、浮遊状態になされているp領域6の
電位を所定の負電圧に帯電させておく必要があ
る。
上記構成に係る光センサセルでは、リフレツシ
ユ動作も読出し動作と同様、配線10を通して電
極9に正電圧を印加することにより行う。このと
き、配線8を通してエミツタを接地する。コレク
タは、電極12を通して接地又は正電位にしてお
く。第16図にリフレツシユ動作の等価回路を示
す。但しコレクタ側を接地した状態の例を示して
いる。
ユ動作も読出し動作と同様、配線10を通して電
極9に正電圧を印加することにより行う。このと
き、配線8を通してエミツタを接地する。コレク
タは、電極12を通して接地又は正電位にしてお
く。第16図にリフレツシユ動作の等価回路を示
す。但しコレクタ側を接地した状態の例を示して
いる。
この状態で正電圧VRHなる電圧が電極9に印加
されると、ベース22には、酸化膜容量Cox1
3、ベース・エミツタ間接合容量Cbe15、ベー
ス・コレクタ間接合容量Cbc17の容量分割によ
り、 Cox/Cox+Cbe+Cbc・VRH なる電圧が、前の読出し動作のときと同様瞬時的
にかかる。この電圧により、ベース・エミツタ間
接合ダイオードDbe16およびベース・コレクタ
間接合ダイオードDbc18は順方向バイアスされ
て導通状態となり、電流が流れ始め、ベース電位
は次第に低下していく。
されると、ベース22には、酸化膜容量Cox1
3、ベース・エミツタ間接合容量Cbe15、ベー
ス・コレクタ間接合容量Cbc17の容量分割によ
り、 Cox/Cox+Cbe+Cbc・VRH なる電圧が、前の読出し動作のときと同様瞬時的
にかかる。この電圧により、ベース・エミツタ間
接合ダイオードDbe16およびベース・コレクタ
間接合ダイオードDbc18は順方向バイアスされ
て導通状態となり、電流が流れ始め、ベース電位
は次第に低下していく。
この時、浮遊状態にあるベースの電位Vの変化
は近似的に次式で表わされる。
は近似的に次式で表わされる。
(Cbe+Cbc)dV/dt=−(i1+i2)
但し、
i1=Ab(qDPpoe/Lp+qDonpe/WB)
×{exp(q/kTV)−1}
i2=AeqDonpe/WB×{exp(q/kTV)−1}
i1はダイオードDbcを流れる電流、i2はダイオ
ードDbeを流れる電流である。Abはベース面積、
Aeはエミツタ面積、Dpはコレクタ中におけるホ
ールの拡散定数、poeはコレクタ中における熱平
衡状態のホール濃度、Lpはコレクタ中における
ホールの平均自由行程、npeはベース中における
熱平衡状態でのエレクトロン濃度である。i2で、
ベース側からエミツタへのホール注入による電流
は、エミツタの不純物濃度がベースの不純物濃度
にくらべて充分高いので、無視できる。
ードDbeを流れる電流である。Abはベース面積、
Aeはエミツタ面積、Dpはコレクタ中におけるホ
ールの拡散定数、poeはコレクタ中における熱平
衡状態のホール濃度、Lpはコレクタ中における
ホールの平均自由行程、npeはベース中における
熱平衡状態でのエレクトロン濃度である。i2で、
ベース側からエミツタへのホール注入による電流
は、エミツタの不純物濃度がベースの不純物濃度
にくらべて充分高いので、無視できる。
上に示した式は、段階接合近似のものであり実
際のデイバスでは段階接合からはずれており、又
ベースの厚さが薄く、かつ複雑な濃度分布を有し
ているので厳密なものではないが、リフレツシユ
動作をかなりの近似で説明可能である。
際のデイバスでは段階接合からはずれており、又
ベースの厚さが薄く、かつ複雑な濃度分布を有し
ているので厳密なものではないが、リフレツシユ
動作をかなりの近似で説明可能である。
上式中のベース・コレクタ間に流れる電流i1の
内、q・Dp・poe/Lpはホールによる電流、すな
わちベースからホールがコレクタ側へ流れだす成
分を示している。このホールによる電流が流れや
すい様に上記構成に係る光センサセルでは、コレ
クタの不純物濃度は、通常のバイポーラトランジ
スタに比較して少し低めに設計される。
内、q・Dp・poe/Lpはホールによる電流、すな
わちベースからホールがコレクタ側へ流れだす成
分を示している。このホールによる電流が流れや
すい様に上記構成に係る光センサセルでは、コレ
クタの不純物濃度は、通常のバイポーラトランジ
スタに比較して少し低めに設計される。
この式を用いて計算した、ベース電位の時間依
存性の一例を第20図に示す。横軸は、リフレツ
シユ電圧VRHが電極9に印加された瞬間からの時
間経過すなわちリフレツシユ時間を、縦軸は、ベ
ース電位をそれぞれ示す。また、ベースの初期電
位をパラメータにしている。ベースの初期電位と
はリフレツシユ電圧VRHが加わつた瞬間に、浮遊
状態にあるベースが示す電位であり、VRH、Cox、
Cbe、Cbc及びベースに蓄積されている電荷によ
つてきまる。
存性の一例を第20図に示す。横軸は、リフレツ
シユ電圧VRHが電極9に印加された瞬間からの時
間経過すなわちリフレツシユ時間を、縦軸は、ベ
ース電位をそれぞれ示す。また、ベースの初期電
位をパラメータにしている。ベースの初期電位と
はリフレツシユ電圧VRHが加わつた瞬間に、浮遊
状態にあるベースが示す電位であり、VRH、Cox、
Cbe、Cbc及びベースに蓄積されている電荷によ
つてきまる。
この第20図をみれば、ベースの電位は初期電
位によらず、ある時間経過後に必ず、片対数グラ
フ上で一つの直線にしたがつて下がつていく。
位によらず、ある時間経過後に必ず、片対数グラ
フ上で一つの直線にしたがつて下がつていく。
第20図bに、リフレツシユ時間に対するベー
ス電位変化の実験値を示す。第20図aに示した
計算例に比較して、この実験で用いたテストデバ
イスは、デイメンシヨンがかなり大きいため、計
算例とはその絶対値は一致しないが、リフレツシ
ユ時間に対するベース電位変化が片対数グラフ上
で直線的に変化していることが実証されている。
この実験例ではコレクタおよびエミツタの両者を
接地したときの値を示している。
ス電位変化の実験値を示す。第20図aに示した
計算例に比較して、この実験で用いたテストデバ
イスは、デイメンシヨンがかなり大きいため、計
算例とはその絶対値は一致しないが、リフレツシ
ユ時間に対するベース電位変化が片対数グラフ上
で直線的に変化していることが実証されている。
この実験例ではコレクタおよびエミツタの両者を
接地したときの値を示している。
今、光照射による蓄積電圧VPの最大値を0.4
〔V〕、リフレツシユ電圧VRHによりベースに印加
される電圧Vを0.4〔V〕とすると、第20図に示
すごとく初期ベース電位の最大値は0.8〔V〕とな
り、リフレツシユ電圧印加後10-15〔sec〕後には
直線にのつてベース電位が下がり始め、10-5
〔sec〕後には、光があたらなかつた時、すなわち
初期ベース電位が0.4〔V〕のときの電位変化と一
致する。
〔V〕、リフレツシユ電圧VRHによりベースに印加
される電圧Vを0.4〔V〕とすると、第20図に示
すごとく初期ベース電位の最大値は0.8〔V〕とな
り、リフレツシユ電圧印加後10-15〔sec〕後には
直線にのつてベース電位が下がり始め、10-5
〔sec〕後には、光があたらなかつた時、すなわち
初期ベース電位が0.4〔V〕のときの電位変化と一
致する。
p領域6が、MOSキヤパシタCoxを通して正
電圧をある時間印加し、その正電圧を除去すると
負電位に帯電する仕方には、2通りの仕方があ
る。一つは、p領域6から正電荷を持つホール
が、主として接地状態にあるn領域1に流れ出す
ことによつて、負電荷が蓄積される動作である。
p領域6からホールが、n領域1に一方的に流
れ、n領域1の電子があまりp領域6内に流れ込
まないようにするためには、p領域6の不純物密
度をn領域1の不純物密度より高くしておけばよ
い。一方、n+領域7やn領域1からの電子が、
p領域6に流れ込み、ホールと再結合することに
よつて、p領域6に負電荷が蓄積する動作も行え
る。この場合には、n領域1の不純物密度はp領
域6より高くなされている。p領域6からホール
が流出することによつて、負電荷が蓄積する動作
の方が、p領域6ベースに電子が流れ込んでホー
ルと再結合することにより負電荷が蓄積する動作
よりはるかに速い。しかし、これまでの実験によ
れば、電子をp領域6に流し込むリフレツシユ動
作でも、光電変換装置の動作に対しては、十分に
速い時間応答を示すことが確認されている。
電圧をある時間印加し、その正電圧を除去すると
負電位に帯電する仕方には、2通りの仕方があ
る。一つは、p領域6から正電荷を持つホール
が、主として接地状態にあるn領域1に流れ出す
ことによつて、負電荷が蓄積される動作である。
p領域6からホールが、n領域1に一方的に流
れ、n領域1の電子があまりp領域6内に流れ込
まないようにするためには、p領域6の不純物密
度をn領域1の不純物密度より高くしておけばよ
い。一方、n+領域7やn領域1からの電子が、
p領域6に流れ込み、ホールと再結合することに
よつて、p領域6に負電荷が蓄積する動作も行え
る。この場合には、n領域1の不純物密度はp領
域6より高くなされている。p領域6からホール
が流出することによつて、負電荷が蓄積する動作
の方が、p領域6ベースに電子が流れ込んでホー
ルと再結合することにより負電荷が蓄積する動作
よりはるかに速い。しかし、これまでの実験によ
れば、電子をp領域6に流し込むリフレツシユ動
作でも、光電変換装置の動作に対しては、十分に
速い時間応答を示すことが確認されている。
上記構成に成る光センサセルをXY方向に多数
ならべて光電変換装置を構成したとき、画像によ
り各センサセルで、蓄積電圧VPは、上記の例で
は0〜0.4〔V〕の間でばらついているが、リフレ
ツシユ電圧VRH印加後10-5〔sec〕には、全てのセ
ンサセルのベースには約0.3〔V〕程度の一定電圧
は残るものの、画像による蓄積電圧VPの変化分
は全て消えてしまうことがわかる。すなわち、上
記構成に係る光センサセルによる光電変換装置で
は、リフレツシユ動作により全てのセンサセルの
ベース電位をゼロボルトまで持つていく完全リフ
レツシユモードと(このときは第20図aの例で
は10〔sec〕を要する)、ベース電位にはある一定
電圧は残るものの蓄積電圧VPによる変動成分が
消えてしまう過渡的リフレツシユモードの二つが
存在するわけである(このときは第20図aの例
では、10〔μsec〕〜10〔sec〕のリフレツシユパル
ス)。以上の例では、リフレツシユ電圧VRHによ
りベースに印加される電圧VAを0.4〔V〕とした
が、この電圧VAを0.6〔V〕とすれば、上記、過
渡的リフレツシユモードは、第20図によれば、
1〔nsec〕でおこり、きわめて高速にリフレツシ
ユすることができる。完全リフレツシユモードで
動作させるか、過渡的リフレツシユモードで動作
させるかの選択は光電変換装置の使用目的によつ
て決定される。
ならべて光電変換装置を構成したとき、画像によ
り各センサセルで、蓄積電圧VPは、上記の例で
は0〜0.4〔V〕の間でばらついているが、リフレ
ツシユ電圧VRH印加後10-5〔sec〕には、全てのセ
ンサセルのベースには約0.3〔V〕程度の一定電圧
は残るものの、画像による蓄積電圧VPの変化分
は全て消えてしまうことがわかる。すなわち、上
記構成に係る光センサセルによる光電変換装置で
は、リフレツシユ動作により全てのセンサセルの
ベース電位をゼロボルトまで持つていく完全リフ
レツシユモードと(このときは第20図aの例で
は10〔sec〕を要する)、ベース電位にはある一定
電圧は残るものの蓄積電圧VPによる変動成分が
消えてしまう過渡的リフレツシユモードの二つが
存在するわけである(このときは第20図aの例
では、10〔μsec〕〜10〔sec〕のリフレツシユパル
ス)。以上の例では、リフレツシユ電圧VRHによ
りベースに印加される電圧VAを0.4〔V〕とした
が、この電圧VAを0.6〔V〕とすれば、上記、過
渡的リフレツシユモードは、第20図によれば、
1〔nsec〕でおこり、きわめて高速にリフレツシ
ユすることができる。完全リフレツシユモードで
動作させるか、過渡的リフレツシユモードで動作
させるかの選択は光電変換装置の使用目的によつ
て決定される。
この過渡的リフレツシユモードにおいてベース
に残る電圧をVKとすると、リフレツシユ電圧VRH
を印加後、VRHをゼロボルトにもどす瞬間の過渡
的状態において、 −Cox/Cox+Cbe+Cbc・VRH なる負電圧がベースに加算されるので、リフレツ
シユパルスによるリフレツシユ動作後のベース電
位は VK−Cox/Cox+Cbe+Cbc・VRH となり、ベースはエミツタに対して逆バイアス状
態になる。
に残る電圧をVKとすると、リフレツシユ電圧VRH
を印加後、VRHをゼロボルトにもどす瞬間の過渡
的状態において、 −Cox/Cox+Cbe+Cbc・VRH なる負電圧がベースに加算されるので、リフレツ
シユパルスによるリフレツシユ動作後のベース電
位は VK−Cox/Cox+Cbe+Cbc・VRH となり、ベースはエミツタに対して逆バイアス状
態になる。
先に光により励起されたキヤリアを蓄積する蓄
積動作のとき、蓄積状態ではベースは逆バイアス
状態で行われるという説明をしたが、このリフレ
ツシユ動作により、リフレツシユおよびベースを
逆バイアス状態に持つていくことの2つの動作が
同時に行われるわけである。
積動作のとき、蓄積状態ではベースは逆バイアス
状態で行われるという説明をしたが、このリフレ
ツシユ動作により、リフレツシユおよびベースを
逆バイアス状態に持つていくことの2つの動作が
同時に行われるわけである。
第20図cにリフレツシユ電圧VRHに対するリ
フレツシユ動作後のベース電位 VK−Cox/Cox+Cbe+Cbc・VRH の変化の実験値を示す。パラメータとしてCoxの
値を5pFから100pFまでとつている。丸印は実験
値であり、実線は VK−Cox/Cox+Cbe+Cbc・VRH より計算される計算値を示している。このとき
VK=0.52Vであり、また、Cbc+Cbe=4pFであ
る。但し観測用オシロスコープのプローグ容量
13pFがCbc+Cbeに並列に接続されている。この
様に、計算値と実験値は完全に一致しており、リ
フレツシユ動作が実験的にも確認されている。
フレツシユ動作後のベース電位 VK−Cox/Cox+Cbe+Cbc・VRH の変化の実験値を示す。パラメータとしてCoxの
値を5pFから100pFまでとつている。丸印は実験
値であり、実線は VK−Cox/Cox+Cbe+Cbc・VRH より計算される計算値を示している。このとき
VK=0.52Vであり、また、Cbc+Cbe=4pFであ
る。但し観測用オシロスコープのプローグ容量
13pFがCbc+Cbeに並列に接続されている。この
様に、計算値と実験値は完全に一致しており、リ
フレツシユ動作が実験的にも確認されている。
以上のリフレツシユ動作においては、第16図
に示す様に、コレクタを接地したときの例につい
て説明したが、コレクタを正電位にした状態で行
うことも可能である。このときは、ベース・コレ
クタ間接合ダイオードDbc18が、リフレツシユ
パルスに印加されても、このリフレツシユパルス
によりベースに印加される電位よりも、コレクタ
に印加されている正電位の方が大きいと非導通状
態のままなので、電流はベース・エミツタ間接合
ダイオードDbe16だけを通して流れる。このた
め、ベース電位の低下は、コレクタを接地した時
より相対的にゆつくりしたものになるが、基本的
には、前に説明したのと、まつたく同様な高速リ
フレツシユ動作が行われるわけである。
に示す様に、コレクタを接地したときの例につい
て説明したが、コレクタを正電位にした状態で行
うことも可能である。このときは、ベース・コレ
クタ間接合ダイオードDbc18が、リフレツシユ
パルスに印加されても、このリフレツシユパルス
によりベースに印加される電位よりも、コレクタ
に印加されている正電位の方が大きいと非導通状
態のままなので、電流はベース・エミツタ間接合
ダイオードDbe16だけを通して流れる。このた
め、ベース電位の低下は、コレクタを接地した時
より相対的にゆつくりしたものになるが、基本的
には、前に説明したのと、まつたく同様な高速リ
フレツシユ動作が行われるわけである。
すなわち第20図aのリフレツシユ時間に対す
るベース電位の関係は、第20図aのベース電位
が低下する時の斜めの直線が右側の方、つまり、
より時間の要する方向へシフトすることになる。
したがつて、コレクタを接地した時と同じリフレ
ツシユ電圧VRHを用いると、リフレツシユに時間
を要することになるが、リフレツシユ電圧VRHを
わずか高めてやればコレクタを接地した時と同
様、高速のリフレツシユ動作が可能である。
るベース電位の関係は、第20図aのベース電位
が低下する時の斜めの直線が右側の方、つまり、
より時間の要する方向へシフトすることになる。
したがつて、コレクタを接地した時と同じリフレ
ツシユ電圧VRHを用いると、リフレツシユに時間
を要することになるが、リフレツシユ電圧VRHを
わずか高めてやればコレクタを接地した時と同
様、高速のリフレツシユ動作が可能である。
以上が光入射による電荷蓄積動作、読出し動
作、リフレツシユ動作よりなる上記構成に係る光
センサセルの基本動作の説明である。
作、リフレツシユ動作よりなる上記構成に係る光
センサセルの基本動作の説明である。
以上説明したごとく、上記構成に係る光センサ
セルの基本構造は、すでにあげた特開昭56−
150878号公報、特開昭56−157073号公報、特開昭
56−165473号公報と比較してきわめて簡単な構造
であり、将来の高解像度化に十分対応できるとと
もに、それらのもつ優れた特徴である増幅機能か
らくる低雑音、高出力、広ダイナミツクレンジ、
非破壊読出し等のメリツトをそのまま保存してい
る。
セルの基本構造は、すでにあげた特開昭56−
150878号公報、特開昭56−157073号公報、特開昭
56−165473号公報と比較してきわめて簡単な構造
であり、将来の高解像度化に十分対応できるとと
もに、それらのもつ優れた特徴である増幅機能か
らくる低雑音、高出力、広ダイナミツクレンジ、
非破壊読出し等のメリツトをそのまま保存してい
る。
次に、以上説明した構成に係る光センサセルを
二次元に配列して構成した本発明の光電変換装置
の一構成例について図面を用いて説明する。基本
光センサセル構造を二次元的に3×3に配列した
光電変換装置の回路構成図を第14図に示す。
二次元に配列して構成した本発明の光電変換装置
の一構成例について図面を用いて説明する。基本
光センサセル構造を二次元的に3×3に配列した
光電変換装置の回路構成図を第14図に示す。
すでに説明した点線で囲まれた基本光センサセ
ル30(この時バイポーラトランジスタのコレク
タは基板及び基板電極に接続されることを示して
いる。)、読出しパルスおよびリフレツシユパルス
を印加するための水平ライン31,31′,3
1″、読出しパルスを発生させるための垂直シフ
トレジスタ32、垂直シフトレジスタ32と水平
ライン31,31′,31″の間のバツフアMOS
トランジスタ33,33′,33″のゲートにパル
スを印加するための端子34、リフレツシユパル
スを印加するためのバツフアMOSトランジスタ
35,35′,35″、それのゲートにパルスを印
加するための端子36、リフレツシユパルスを印
加するための端子37、基本光センサセル30か
ら蓄積電圧を読出すための垂直ライン38,3
8′,38″、各垂直ラインを選択するためのパル
スを発生する水平シフトレジスタ39、各垂直ラ
インを開閉するためのゲート用MOSトランジス
タ40,40′,40″、蓄積電圧をアンプ部に読
出すための出力ライン41、読出し後に、出力ラ
インに蓄積した電荷をリフレツシユするための
MOSトランジスタ42、MOSトランジスタ42
へリフレツシユパルスを印加するための端子4
3、出力信号を増幅するためのバイポーラ、
MOS、FET、J−FET等のトランジスタ44、
負荷抵抗45、トランジスタと電源を接続するた
めの端子46、トランジスタの出力端子47、読
出し動作において垂直ライン40,40′,4
0″に蓄積された電荷をリフレツシユするための
MOSトランジスタ48,48′,48″、および
MOSトランジスタ48,48′,48″のゲート
にパルスを印加するための端子49によりこの光
電変換装置は構成されている。
ル30(この時バイポーラトランジスタのコレク
タは基板及び基板電極に接続されることを示して
いる。)、読出しパルスおよびリフレツシユパルス
を印加するための水平ライン31,31′,3
1″、読出しパルスを発生させるための垂直シフ
トレジスタ32、垂直シフトレジスタ32と水平
ライン31,31′,31″の間のバツフアMOS
トランジスタ33,33′,33″のゲートにパル
スを印加するための端子34、リフレツシユパル
スを印加するためのバツフアMOSトランジスタ
35,35′,35″、それのゲートにパルスを印
加するための端子36、リフレツシユパルスを印
加するための端子37、基本光センサセル30か
ら蓄積電圧を読出すための垂直ライン38,3
8′,38″、各垂直ラインを選択するためのパル
スを発生する水平シフトレジスタ39、各垂直ラ
インを開閉するためのゲート用MOSトランジス
タ40,40′,40″、蓄積電圧をアンプ部に読
出すための出力ライン41、読出し後に、出力ラ
インに蓄積した電荷をリフレツシユするための
MOSトランジスタ42、MOSトランジスタ42
へリフレツシユパルスを印加するための端子4
3、出力信号を増幅するためのバイポーラ、
MOS、FET、J−FET等のトランジスタ44、
負荷抵抗45、トランジスタと電源を接続するた
めの端子46、トランジスタの出力端子47、読
出し動作において垂直ライン40,40′,4
0″に蓄積された電荷をリフレツシユするための
MOSトランジスタ48,48′,48″、および
MOSトランジスタ48,48′,48″のゲート
にパルスを印加するための端子49によりこの光
電変換装置は構成されている。
この光電変換装置の動作について第14図およ
び第21図aに示すパルスタイミング図を用いて
説明する。第21図aにおいて、区間61はリフ
レツシユ動作、区間62は蓄積動作、区間63は
読出し動作にそれぞれ対応している。
び第21図aに示すパルスタイミング図を用いて
説明する。第21図aにおいて、区間61はリフ
レツシユ動作、区間62は蓄積動作、区間63は
読出し動作にそれぞれ対応している。
時刻t1において、基板電位、すなわち光センサ
セル部のコレクタ電位64は、接地電位または正
電位に保たれるが、第21図aでは接地電位に保
たれているものを示している。接地電位または正
電位のいずれにしても、すでに説明した様に、リ
フレツシユに要する時間が異なつてくるだけであ
り、基本動作に変化はない。端子49の電位65
はhigh状態であり、MOSトランジスタ48,4
8′,48″は導通状態に保たれ、各光センサセル
は、垂直ライン38,38′,38″を通して接地
されている。また端子36には、波形66のごと
くバツフアMOSトランジスタが導通する電圧が
印加されており、全画面一括リフレツシユ用バツ
フアMOSトランジスタ35,35′,35″は導
通状態となつている。この状態で端子37に波形
67のごとくパルスが印加されると、水平ライン
31,31′,31″を通して各光センサセルのベ
ースに電圧がかかり、すでに説明した様に、リフ
レツシユ動作に入り、それ以前に蓄積されていた
電荷が、完全リフレツシユモード又は過渡的リフ
レツシユモードにしたがつてリフレツシユされ
る。完全リフレツシユモードになるか又は過渡的
リフレツシユモードになるかは波形67のパルス
幅により決定されるわけである。
セル部のコレクタ電位64は、接地電位または正
電位に保たれるが、第21図aでは接地電位に保
たれているものを示している。接地電位または正
電位のいずれにしても、すでに説明した様に、リ
フレツシユに要する時間が異なつてくるだけであ
り、基本動作に変化はない。端子49の電位65
はhigh状態であり、MOSトランジスタ48,4
8′,48″は導通状態に保たれ、各光センサセル
は、垂直ライン38,38′,38″を通して接地
されている。また端子36には、波形66のごと
くバツフアMOSトランジスタが導通する電圧が
印加されており、全画面一括リフレツシユ用バツ
フアMOSトランジスタ35,35′,35″は導
通状態となつている。この状態で端子37に波形
67のごとくパルスが印加されると、水平ライン
31,31′,31″を通して各光センサセルのベ
ースに電圧がかかり、すでに説明した様に、リフ
レツシユ動作に入り、それ以前に蓄積されていた
電荷が、完全リフレツシユモード又は過渡的リフ
レツシユモードにしたがつてリフレツシユされ
る。完全リフレツシユモードになるか又は過渡的
リフレツシユモードになるかは波形67のパルス
幅により決定されるわけである。
t2時刻において、すでに説明したごとく、各光
センサセルのトランジスタのベースはエミツタに
対して逆バイアス状態となり、次の蓄積区間62
へ移る。このリフレツシユ区間61においては、
図に示すように、他の印加パルスは全てlow状態
に保たれている。
センサセルのトランジスタのベースはエミツタに
対して逆バイアス状態となり、次の蓄積区間62
へ移る。このリフレツシユ区間61においては、
図に示すように、他の印加パルスは全てlow状態
に保たれている。
蓄積動作区間62においては、基板電圧、すな
わちトランジスタのコレクタ電位波形64は正電
位にする。これにより光照射により発生したエレ
クトロン・ホール対のうちエレクトロンを、コレ
クタ側へ早く流してしまうことができる。しか
し、このコレクタ電位を正電位に保つことは、ベ
ースをエミツタに対して逆方向バイアス状態、す
なわち負電位にして撮像しているので必須条件で
はなく、接地電位あるいは若干負電位状態にして
も基本的な蓄積動作に変化はない。
わちトランジスタのコレクタ電位波形64は正電
位にする。これにより光照射により発生したエレ
クトロン・ホール対のうちエレクトロンを、コレ
クタ側へ早く流してしまうことができる。しか
し、このコレクタ電位を正電位に保つことは、ベ
ースをエミツタに対して逆方向バイアス状態、す
なわち負電位にして撮像しているので必須条件で
はなく、接地電位あるいは若干負電位状態にして
も基本的な蓄積動作に変化はない。
蓄積動作状態においては、MOSトランジスタ
48,48′,48″のゲート端子49の電位65
は、リフレツシユ区間と同様、highに保たれ、各
MOSトランジスタは導通状態に保たれる。この
ため、各光センサセルのエミツタは垂直ライン3
8,38′,38″を通して接地されている。強い
光の照射により、ベースにホールが蓄積され、飽
和してくると、すなわちベース電位がエミツタ電
位(接地電位)に対して順方向バイアス状態にな
つてくると、ホールは垂直ライン38,38′,
38″を通して流れ、そこでベース電位変化は停
止し、クリツプされることになる。したがつて、
垂直方向にとなり合う光センサセルのエミツタ垂
直ライン38,38′,38″により共通に接続さ
れていても、この様に垂直ライン38,38′,
38″を接地しておくと、ブルーミング現象を生
ずることはない。
48,48′,48″のゲート端子49の電位65
は、リフレツシユ区間と同様、highに保たれ、各
MOSトランジスタは導通状態に保たれる。この
ため、各光センサセルのエミツタは垂直ライン3
8,38′,38″を通して接地されている。強い
光の照射により、ベースにホールが蓄積され、飽
和してくると、すなわちベース電位がエミツタ電
位(接地電位)に対して順方向バイアス状態にな
つてくると、ホールは垂直ライン38,38′,
38″を通して流れ、そこでベース電位変化は停
止し、クリツプされることになる。したがつて、
垂直方向にとなり合う光センサセルのエミツタ垂
直ライン38,38′,38″により共通に接続さ
れていても、この様に垂直ライン38,38′,
38″を接地しておくと、ブルーミング現象を生
ずることはない。
このブルーミング現象をさける方法は、MOS
トランジスタ48,48′,48″を非導通状態に
して、垂直ライン38,38′,38″を浮遊状態
にしていても、基板電位、すなわちコレクタ電位
64を若干質電位にしておき、ホールの蓄積によ
りベース電位が正電位方向に変化してきたとき、
エミツタより先にコレクタ側の方へ流れ出す様に
することにより達成することも可能である。
トランジスタ48,48′,48″を非導通状態に
して、垂直ライン38,38′,38″を浮遊状態
にしていても、基板電位、すなわちコレクタ電位
64を若干質電位にしておき、ホールの蓄積によ
りベース電位が正電位方向に変化してきたとき、
エミツタより先にコレクタ側の方へ流れ出す様に
することにより達成することも可能である。
蓄積区間62に次いで、時刻t3より読出し区間
63になる。この時刻t3において、MOSトラン
ジスタ48,48′,48″のゲート端子49の電
位65をlowにし、かつ水平ライン31,31′,
31″のバツフアMOSトランジスタ33,33′,
33″のゲート端子の電位68をhighにし、それ
ぞれのMOSトランジスタを導通状態とする。但
し、このゲート端子34の電位68をhighにする
タイミングは、時刻t3であることは必須条件では
なく、それより早い時刻であれば良い。
63になる。この時刻t3において、MOSトラン
ジスタ48,48′,48″のゲート端子49の電
位65をlowにし、かつ水平ライン31,31′,
31″のバツフアMOSトランジスタ33,33′,
33″のゲート端子の電位68をhighにし、それ
ぞれのMOSトランジスタを導通状態とする。但
し、このゲート端子34の電位68をhighにする
タイミングは、時刻t3であることは必須条件では
なく、それより早い時刻であれば良い。
時刻t4では、垂直シフトレジスタ32の出力の
うち、水平ライン31に接続されたものが波形6
9のごとくhighとなり、このとき、MOSトラン
ジスタ33が導通状態であるから、この水平ライ
ン31に接続された3つの各光センサセルの読出
しが行なわれる。この読出し動作はすでに前に説
明した通りであり、各光センサセルのベース領域
に蓄積された信号電荷により発生した信号電圧
は、そのまま、垂直ライン38,38′,38″に
現われる。このときの垂直シフトレジスタ32か
らのパルス電圧のパルス幅は、第19図に示した
様に、蓄積電圧に対する読出し電圧が、十分直線
性を保つ関係になるパルス幅に設定される。また
パルス電圧は先に説明した様に、VBias分だけエ
ミツタに対して順方向バイアスがかかる様調整さ
れる。
うち、水平ライン31に接続されたものが波形6
9のごとくhighとなり、このとき、MOSトラン
ジスタ33が導通状態であるから、この水平ライ
ン31に接続された3つの各光センサセルの読出
しが行なわれる。この読出し動作はすでに前に説
明した通りであり、各光センサセルのベース領域
に蓄積された信号電荷により発生した信号電圧
は、そのまま、垂直ライン38,38′,38″に
現われる。このときの垂直シフトレジスタ32か
らのパルス電圧のパルス幅は、第19図に示した
様に、蓄積電圧に対する読出し電圧が、十分直線
性を保つ関係になるパルス幅に設定される。また
パルス電圧は先に説明した様に、VBias分だけエ
ミツタに対して順方向バイアスがかかる様調整さ
れる。
次いで、時刻t5において、水平シフトレジスタ
39の出力のうち、垂直ライン38に接続された
MOSトランジスタ40のゲートへの出力だけが
波形70のごとくhighとなり、MOSトランジス
タ40が導通状態となり、出力信号は出力ライン
41を通して、出力トランジスタ44に入り、電
流増幅されて出力端子47から出力される。この
様に信号が読出された後、出力ライン41には配
線容量に起因する信号電荷が残つているので、時
刻t6において、MOSトランジスタ42のゲート
端子43にパルス波形71のごとくパルスを印加
し、MOSトランジスタ42を導通状態にして出
力ライン41を接地して、この残留した信号電荷
をリフレツシユしてやるわけである。以下同様に
して、スイツチングMOSトランジスタ40,4
0′,40″を順次導通させて垂直ライン38,3
8′,38″の信号出力を読出す。この様にして水
平に並んだ一ライン分の各光センサセルからの信
号を読出した後、垂直ライン38,38′,3
8″には、出力ライン41と同様、それの配線容
量に起因する信号電荷が残留しているので、各垂
直ライン38,38′,38″に接続されたMOS
トランジスタ48,48′,48″を、それのゲー
ト端子49に波形65で示される様にhighにして
導通させ、この残留信号電荷をリフレツシユす
る。
39の出力のうち、垂直ライン38に接続された
MOSトランジスタ40のゲートへの出力だけが
波形70のごとくhighとなり、MOSトランジス
タ40が導通状態となり、出力信号は出力ライン
41を通して、出力トランジスタ44に入り、電
流増幅されて出力端子47から出力される。この
様に信号が読出された後、出力ライン41には配
線容量に起因する信号電荷が残つているので、時
刻t6において、MOSトランジスタ42のゲート
端子43にパルス波形71のごとくパルスを印加
し、MOSトランジスタ42を導通状態にして出
力ライン41を接地して、この残留した信号電荷
をリフレツシユしてやるわけである。以下同様に
して、スイツチングMOSトランジスタ40,4
0′,40″を順次導通させて垂直ライン38,3
8′,38″の信号出力を読出す。この様にして水
平に並んだ一ライン分の各光センサセルからの信
号を読出した後、垂直ライン38,38′,3
8″には、出力ライン41と同様、それの配線容
量に起因する信号電荷が残留しているので、各垂
直ライン38,38′,38″に接続されたMOS
トランジスタ48,48′,48″を、それのゲー
ト端子49に波形65で示される様にhighにして
導通させ、この残留信号電荷をリフレツシユす
る。
次いで、時刻t8において、垂直シフトレジスタ
32の出力のうち、水平ライン31′に接続され
た出力が波形69′のごとくhighとなり、水平ラ
イン31′に接続された各光センサセルの蓄積電
圧が、各垂直ライン38,38′,38″に読出さ
れるわけである。以下、順次前と同様の動作によ
り、出力端子47から信号が読出される。
32の出力のうち、水平ライン31′に接続され
た出力が波形69′のごとくhighとなり、水平ラ
イン31′に接続された各光センサセルの蓄積電
圧が、各垂直ライン38,38′,38″に読出さ
れるわけである。以下、順次前と同様の動作によ
り、出力端子47から信号が読出される。
以上の説明においては、蓄積区間62と読出し
区間63が明確に区分される様な応用分野、例え
ば最近研究開発が積極的に行なわれているスチル
ビデオに適用される動作状態について説明した
が、テレビカメラの様に蓄積区間62における動
作と読出し区間63における動作が同時に行なわ
れている様な応用分野に関しても、第21図のパ
ルスタイミングを変更することにより適用可能で
ある。但し、この時のリフレツシユは全画面一括
リフレツシユではなく、一ライン毎のリフレツシ
ユ機能が必要である。例えば、水平ライン31に
接続された各光センサセルの信号が読出された
後、時刻t7において各垂直ラインに残留した電荷
を消去するためMOSトランジスタ48,48′,
48″を導通にするが、このとき水平ライン31
にリフレツシユパルスを印加する。すなわち、波
形69において時刻t7においても時刻t4と同様、
パルス電圧、パルス幅の異なるパルスを発生する
様な構成の垂直シフトレジスタを使用することに
より達成することができる。この様にダブルパル
ス的動作以外には、第14図の右側に設置した一
括リフレツシユパルスを印加する機器の代わり
に、左側と同様の第2の垂直シフドレジスタを右
側にも設け、タイミングを左側に設けられた垂直
レジスタとずらせながら動作させることにより達
成させることも可能である。
区間63が明確に区分される様な応用分野、例え
ば最近研究開発が積極的に行なわれているスチル
ビデオに適用される動作状態について説明した
が、テレビカメラの様に蓄積区間62における動
作と読出し区間63における動作が同時に行なわ
れている様な応用分野に関しても、第21図のパ
ルスタイミングを変更することにより適用可能で
ある。但し、この時のリフレツシユは全画面一括
リフレツシユではなく、一ライン毎のリフレツシ
ユ機能が必要である。例えば、水平ライン31に
接続された各光センサセルの信号が読出された
後、時刻t7において各垂直ラインに残留した電荷
を消去するためMOSトランジスタ48,48′,
48″を導通にするが、このとき水平ライン31
にリフレツシユパルスを印加する。すなわち、波
形69において時刻t7においても時刻t4と同様、
パルス電圧、パルス幅の異なるパルスを発生する
様な構成の垂直シフトレジスタを使用することに
より達成することができる。この様にダブルパル
ス的動作以外には、第14図の右側に設置した一
括リフレツシユパルスを印加する機器の代わり
に、左側と同様の第2の垂直シフドレジスタを右
側にも設け、タイミングを左側に設けられた垂直
レジスタとずらせながら動作させることにより達
成させることも可能である。
この時は、すでに説明したような蓄積状態にお
いて、各光センサセルのエミツタおよびコレクタ
の各電位を操作してブルーミングを押えるという
動作の自由度が少なくなる。しかし、基本動作の
所で説明した様に、読出し状態では、ベースに
VBiasなるバイアス電圧を印加したときに高速読
出しができる様な構成としているので、第18図
のグラフからわかる様に、VBiasを印加しない時
に、各光センサセルの飽和により、垂直ライン2
8,28′,28″に流れ出す信号電荷分はきわめ
てわずかであり、ブルーミング現象は、まつたく
問題にはならない。
いて、各光センサセルのエミツタおよびコレクタ
の各電位を操作してブルーミングを押えるという
動作の自由度が少なくなる。しかし、基本動作の
所で説明した様に、読出し状態では、ベースに
VBiasなるバイアス電圧を印加したときに高速読
出しができる様な構成としているので、第18図
のグラフからわかる様に、VBiasを印加しない時
に、各光センサセルの飽和により、垂直ライン2
8,28′,28″に流れ出す信号電荷分はきわめ
てわずかであり、ブルーミング現象は、まつたく
問題にはならない。
また、スミア現象に対しても、本構成例に係る
光電変換装置は、きわめて優れた特性を得ること
ができる。スミア現象は、CCD型撮像装置、特
にフレーム転送型においては、光の照射されてい
る所を電荷転送されるという、動作および構造上
発生する問題であり、インタライン型において
は、特に長波長の光により半導体の深部で発生し
たキヤリアが電荷転送部に蓄積されるために発生
する問題である。
光電変換装置は、きわめて優れた特性を得ること
ができる。スミア現象は、CCD型撮像装置、特
にフレーム転送型においては、光の照射されてい
る所を電荷転送されるという、動作および構造上
発生する問題であり、インタライン型において
は、特に長波長の光により半導体の深部で発生し
たキヤリアが電荷転送部に蓄積されるために発生
する問題である。
また、MOS型撮像装置においては、各光セン
サセルに接地されたスイツチングMOSトランジ
スタのドレイン側に、やはり長波長の光により半
導体深部で発生したキヤリアが蓄積されるために
生じる問題である。
サセルに接地されたスイツチングMOSトランジ
スタのドレイン側に、やはり長波長の光により半
導体深部で発生したキヤリアが蓄積されるために
生じる問題である。
これに対して本構成例に係る光電変換装置で
は、動作および構造上発生するスミア現象はまつ
たくなく、また長波長の光により半導体深部で発
生したキヤリアが蓄積されるという現象もまつた
く生じない。但し、光センサセルのエミツタにお
いて比較的表面近傍で発生したエレクトロンとホ
ールのうち、エレクトロンが蓄積されるという現
像が心配されるが、これは、一括リフレツシユ動
作のときは蓄積動作状態において、エミツタが接
地されているため、エレクトロンは蓄積されず、
スミア現象が生じない。また通常のテレビカメラ
のとき応用されるラインリフレツシユ動作のとき
は、水平ブランキングの期間において、垂直ライ
ンに蓄積電圧を読出す前に、垂直ラインを接地し
てリフレツシユするので、この時同時にエミツタ
に一水平走査期間に蓄積されたエレクトロンは流
れ出てしまい、このため、スミア現象はほとんど
発生しない。この様に、本実施例に係る光電変換
装置では、その構造上および動作上、スミア現象
はほとんど本質的に無視し得る程度しか発生せ
ず、光構成例に係る光電変換装置の大きな利点の
一つである。
は、動作および構造上発生するスミア現象はまつ
たくなく、また長波長の光により半導体深部で発
生したキヤリアが蓄積されるという現象もまつた
く生じない。但し、光センサセルのエミツタにお
いて比較的表面近傍で発生したエレクトロンとホ
ールのうち、エレクトロンが蓄積されるという現
像が心配されるが、これは、一括リフレツシユ動
作のときは蓄積動作状態において、エミツタが接
地されているため、エレクトロンは蓄積されず、
スミア現象が生じない。また通常のテレビカメラ
のとき応用されるラインリフレツシユ動作のとき
は、水平ブランキングの期間において、垂直ライ
ンに蓄積電圧を読出す前に、垂直ラインを接地し
てリフレツシユするので、この時同時にエミツタ
に一水平走査期間に蓄積されたエレクトロンは流
れ出てしまい、このため、スミア現象はほとんど
発生しない。この様に、本実施例に係る光電変換
装置では、その構造上および動作上、スミア現象
はほとんど本質的に無視し得る程度しか発生せ
ず、光構成例に係る光電変換装置の大きな利点の
一つである。
また、蓄積動作状態において、エミツタおよび
コレクタの各電位を操作して、ブルーミング現象
を押えるという動作について前に前述したが、こ
れを利用してγ特性を制御することも可能であ
る。
コレクタの各電位を操作して、ブルーミング現象
を押えるという動作について前に前述したが、こ
れを利用してγ特性を制御することも可能であ
る。
すなわち、蓄積動作の途中において、一時的に
エミツタまたはコレクタの電位をある一定の負電
位にし、ベースに蓄積されたキヤリアのうち、こ
の負電位を与えるキヤリア数より多く蓄積されて
いるホールをエミツタまたはコレクタ側へ流して
しまうという動作をさせる。これにより、蓄積電
圧と入射光量に対する関係は、入射光量の小さい
ときはシリコン結晶のもつγ=1の特性を示し、
入射光量の大きい所では、γが1より小さくなる
様な特性を示す。つまり、折線近似的に通常テレ
ビカメラで要求されるγ=0.45の特性をもたせる
ことが可能である。蓄積動作の途中において上記
動作を一度やれば一折線近似となり、エミツタ又
はコレクタに印加する負電位を二度適宜変更して
行なえば、二折線タイプのγ特性を持たせること
も可能である。
エミツタまたはコレクタの電位をある一定の負電
位にし、ベースに蓄積されたキヤリアのうち、こ
の負電位を与えるキヤリア数より多く蓄積されて
いるホールをエミツタまたはコレクタ側へ流して
しまうという動作をさせる。これにより、蓄積電
圧と入射光量に対する関係は、入射光量の小さい
ときはシリコン結晶のもつγ=1の特性を示し、
入射光量の大きい所では、γが1より小さくなる
様な特性を示す。つまり、折線近似的に通常テレ
ビカメラで要求されるγ=0.45の特性をもたせる
ことが可能である。蓄積動作の途中において上記
動作を一度やれば一折線近似となり、エミツタ又
はコレクタに印加する負電位を二度適宜変更して
行なえば、二折線タイプのγ特性を持たせること
も可能である。
また、以上の構成例においては、シリコン基板
を共通コレクタとしているが通常バイポーラトラ
ンジスタのごとく埋込n+領域を設け、各ライン
毎にコレクタを分割させる様な構造としてもよ
い。
を共通コレクタとしているが通常バイポーラトラ
ンジスタのごとく埋込n+領域を設け、各ライン
毎にコレクタを分割させる様な構造としてもよ
い。
なお、実際の動作には第21図aに示したパル
スタイミング以外に、垂直シフトレジスタ32、
水平シフトレジスタ39を駆動するためのクロツ
クパルスが必要である。
スタイミング以外に、垂直シフトレジスタ32、
水平シフトレジスタ39を駆動するためのクロツ
クパルスが必要である。
第22図に出力信号に関係する等価回路を示
す。
す。
容量CV80は垂直ライン38,38′,38″
の配線容量であり、容量CH81は出力ライン4
1の配線容量をそれぞれ示している。また第9図
右側に等価回路は、読出し状態におけるものであ
り、スイツチング用MOSトランジスタ40,4
0′,40″は導通状態であり、それの導通状態に
おける抵抗値を抵抗RM82で示している。また
増幅用トランジスタ44を抵抗re83および電流
源84を用いた等価回路で示している。出力ライ
ン41の配線容量に起因する電荷蓄積をリフレツ
シユするためのMOSトランジスタ42は、読出
し状態では非導通状態であり、インピーダンスが
高いので、右側の等価回路では省略している。
の配線容量であり、容量CH81は出力ライン4
1の配線容量をそれぞれ示している。また第9図
右側に等価回路は、読出し状態におけるものであ
り、スイツチング用MOSトランジスタ40,4
0′,40″は導通状態であり、それの導通状態に
おける抵抗値を抵抗RM82で示している。また
増幅用トランジスタ44を抵抗re83および電流
源84を用いた等価回路で示している。出力ライ
ン41の配線容量に起因する電荷蓄積をリフレツ
シユするためのMOSトランジスタ42は、読出
し状態では非導通状態であり、インピーダンスが
高いので、右側の等価回路では省略している。
等価回路の各パラメータは、実際に構成する光
電変換装置の大きさにより決定されるわけである
が、例えば、容量CV80は約4pF位、容量CH81
は約4pF位、MOSトランジスタの導通状態の抵
抗RM82は3KΩ程度、バイポーラトランジスタ
44の電流増幅率βは約100程度として、出力端
子47において観測される出力信号波形を計算し
た例を第23図に示す。
電変換装置の大きさにより決定されるわけである
が、例えば、容量CV80は約4pF位、容量CH81
は約4pF位、MOSトランジスタの導通状態の抵
抗RM82は3KΩ程度、バイポーラトランジスタ
44の電流増幅率βは約100程度として、出力端
子47において観測される出力信号波形を計算し
た例を第23図に示す。
第23図において横軸はスイツチングMOSト
ランジスタ40,40′,40″が導通した瞬間か
らの時間[μs]を、縦軸は垂直ライン38,3
8′,38″の配線容量CV80に、各光センサセ
ルから信号電荷が読出されて1ボルトの電圧がか
かつているときの出力端子47に現われる出力電
圧[V]をそれぞれ示している。
ランジスタ40,40′,40″が導通した瞬間か
らの時間[μs]を、縦軸は垂直ライン38,3
8′,38″の配線容量CV80に、各光センサセ
ルから信号電荷が読出されて1ボルトの電圧がか
かつているときの出力端子47に現われる出力電
圧[V]をそれぞれ示している。
出力信号波形85は負荷抵抗RE45が10KΩ、
86は負荷抵抗RE45が5KΩ、87は負荷抵抗
RE45が2KΩのときのものであり、いずれにお
いてもピーク値は、CV80とCH81の容量分割
により0.5V程度になつている。当然のことなが
ら、負荷抵抗RE45が大きいほうが減衰量は小
さく、望ましい出力波形になつている。立ち上が
り時間は、上記のパラメータ値のとき、約20nsec
と高速である。スイツチングMOSトランジスタ
40,40′,40″の導通状態における抵抗RM
を小さくすることにより、および、配線容量CV、
CHを小さくすることにより、さらに高速の読出
しも可能である。
86は負荷抵抗RE45が5KΩ、87は負荷抵抗
RE45が2KΩのときのものであり、いずれにお
いてもピーク値は、CV80とCH81の容量分割
により0.5V程度になつている。当然のことなが
ら、負荷抵抗RE45が大きいほうが減衰量は小
さく、望ましい出力波形になつている。立ち上が
り時間は、上記のパラメータ値のとき、約20nsec
と高速である。スイツチングMOSトランジスタ
40,40′,40″の導通状態における抵抗RM
を小さくすることにより、および、配線容量CV、
CHを小さくすることにより、さらに高速の読出
しも可能である。
上記構成に係る光センサセルを利用した光電変
換装置では、各光センサセルのもつ増幅機能によ
り、出力に現われる電圧が大きいため、最終段の
増幅アンプも、MOS型撮像装置に比較してかな
り簡単なものでもよい。上記例ではバイポーラト
ランジスタ1段のタイプのものを使用した例につ
いて説明したが、2段構成のもの等、他の方式を
使うことも当然のことながら可能である。この例
の様にバイポーラトランジスタを用いると、
CCD撮像装置における最終段のアンプのMOSト
ランジスタから発生する画像上目につきやすい
1/f雑音の問題が、本構成例の光電変換装置で
は発生せず、きわめてS/N比の良い画質を得る
ことが可能である。
換装置では、各光センサセルのもつ増幅機能によ
り、出力に現われる電圧が大きいため、最終段の
増幅アンプも、MOS型撮像装置に比較してかな
り簡単なものでもよい。上記例ではバイポーラト
ランジスタ1段のタイプのものを使用した例につ
いて説明したが、2段構成のもの等、他の方式を
使うことも当然のことながら可能である。この例
の様にバイポーラトランジスタを用いると、
CCD撮像装置における最終段のアンプのMOSト
ランジスタから発生する画像上目につきやすい
1/f雑音の問題が、本構成例の光電変換装置で
は発生せず、きわめてS/N比の良い画質を得る
ことが可能である。
負数の制御電極をもつ第17図に示した実施例
よりも、さらに感度の良い本発明の光電変換装置
について以下に図面を用いて説明する。
よりも、さらに感度の良い本発明の光電変換装置
について以下に図面を用いて説明する。
第1図に一つの実施例を示す。第1図aは複数
の制御電極を持つ基本光センサセルを2次元的に
多数配列するときの平面図の一部を、第1図bは
第1図aにおけるA−A′断面の断面図を、第1
図cは基本光センサセルの回路構成を、第1図d
は第1図b図におけるB−B′断面方向の内部ポ
テンシヤル状態の一例について、それぞれ示して
いる。
の制御電極を持つ基本光センサセルを2次元的に
多数配列するときの平面図の一部を、第1図bは
第1図aにおけるA−A′断面の断面図を、第1
図cは基本光センサセルの回路構成を、第1図d
は第1図b図におけるB−B′断面方向の内部ポ
テンシヤル状態の一例について、それぞれ示して
いる。
第17図に示した実施例においては、n基板1
の上に高抵抗n-領域5、p領域6、n+領域7が
構成され、n+pn-n構造のフオトトランジスタと
なつていたが、第1図に示す実施例においては、
それらがp+基板350の上に構成され、第17
図に示した実施例における基板のn領域がn+領
域351となつているところが異なつている。
の上に高抵抗n-領域5、p領域6、n+領域7が
構成され、n+pn-n構造のフオトトランジスタと
なつていたが、第1図に示す実施例においては、
それらがp+基板350の上に構成され、第17
図に示した実施例における基板のn領域がn+領
域351となつているところが異なつている。
この第1図に示す実施例では、n+領域7、p
領域6、n-領域5、n+領域351より構成され
る第1のフオトトランジスタに、p領域6、n-
領域5、n+領域351、p+領域350より構成
される第2のフオトトランジスタが重複して作成
され、サイリスタ構造を成している。このため、
半導体表面から内部への方向を横軸にとつたとき
のエレクトロンに対する内部ポテンシヤル状態は
第1図dの様になり、この様に、基板のp+領域
350が、基板の裏面の配線12を通して正電位
にバイアスされている状態で、光が入射すると、
光励起により半導体内部で発生したキヤリアのう
ち、ホールは第17図の実施例で説明した様に、
第1のフオトトランジスタのp+領域、すなわち
ベース領域6に蓄積される。この時、前の実施例
ではエレクトロンは高抵抗領域であるn-領域5
に発生している電界により加速されて、コレクタ
である基板1に流れだしてしまつていたが、第1
図に示す実施例では基板p+領域350の前にエ
レクトロンに対するポテンシヤルの井戸となる
n+領域が存在する。つまり、このn+領域は第2
のフオトトランジスタのベー領域となつており、
ここに、光励起により発生したエレクトロンが蓄
積されることになる。
領域6、n-領域5、n+領域351より構成され
る第1のフオトトランジスタに、p領域6、n-
領域5、n+領域351、p+領域350より構成
される第2のフオトトランジスタが重複して作成
され、サイリスタ構造を成している。このため、
半導体表面から内部への方向を横軸にとつたとき
のエレクトロンに対する内部ポテンシヤル状態は
第1図dの様になり、この様に、基板のp+領域
350が、基板の裏面の配線12を通して正電位
にバイアスされている状態で、光が入射すると、
光励起により半導体内部で発生したキヤリアのう
ち、ホールは第17図の実施例で説明した様に、
第1のフオトトランジスタのp+領域、すなわち
ベース領域6に蓄積される。この時、前の実施例
ではエレクトロンは高抵抗領域であるn-領域5
に発生している電界により加速されて、コレクタ
である基板1に流れだしてしまつていたが、第1
図に示す実施例では基板p+領域350の前にエ
レクトロンに対するポテンシヤルの井戸となる
n+領域が存在する。つまり、このn+領域は第2
のフオトトランジスタのベー領域となつており、
ここに、光励起により発生したエレクトロンが蓄
積されることになる。
CCD型撮像素子あるいはMOS型撮像素子にお
いては、光励起により発生したキヤリアのうちエ
レクトロンを、その主電極に蓄積しており、また
第13図に示した実施例においては、制御電極領
域にホールを蓄積するという様に、光励起により
発生したエレクトロン・ホール対のうち片方のキ
ヤリアだけを利用していたが、第1図に示す実施
例においては、制御電極領域を2つもうけ、第1
のフオトトランジスタの制御電極領域にホール
を、第2のフオトトランジスタの制御電極領域に
エレクトロンをそれぞれ蓄積し、光励起により発
生した両方のキヤリアを利用することにより高感
度化を達成している。くわしい動作については後
で述べる。
いては、光励起により発生したキヤリアのうちエ
レクトロンを、その主電極に蓄積しており、また
第13図に示した実施例においては、制御電極領
域にホールを蓄積するという様に、光励起により
発生したエレクトロン・ホール対のうち片方のキ
ヤリアだけを利用していたが、第1図に示す実施
例においては、制御電極領域を2つもうけ、第1
のフオトトランジスタの制御電極領域にホール
を、第2のフオトトランジスタの制御電極領域に
エレクトロンをそれぞれ蓄積し、光励起により発
生した両方のキヤリアを利用することにより高感
度化を達成している。くわしい動作については後
で述べる。
第1図に示す基本センサセルには、第17図に
示した実施例と異なり、さらに、各光センサセル
にリフレツシユ用のpMOSトランジスタが附加さ
れている。すなわち、第1のフオトトランジスタ
のベース領域6、チヤネル・ドープされたn領域
353、新しく形成されたp領域354、ゲート
絶縁膜3、ゲート電極352からそれぞれ構成さ
れるpMOSトランジスタであり、これはリフレツ
シユ時に導通状態にされ、ベース領域6に蓄積さ
れたホールを引きぬく動作をする。配線355
は、このpMOSトランジスタのドレイン領域であ
るp領域354にコンタクト孔359を介して、
負電源に接続するためのものである。また、ゲー
ト電極352は、ベース領域6の上に大きく広が
り、ここにMOSキヤパシタを構成しており、第
17図の実施例で示した様に、読出し時にベース
領域6の電位を変化させる様になつている。
示した実施例と異なり、さらに、各光センサセル
にリフレツシユ用のpMOSトランジスタが附加さ
れている。すなわち、第1のフオトトランジスタ
のベース領域6、チヤネル・ドープされたn領域
353、新しく形成されたp領域354、ゲート
絶縁膜3、ゲート電極352からそれぞれ構成さ
れるpMOSトランジスタであり、これはリフレツ
シユ時に導通状態にされ、ベース領域6に蓄積さ
れたホールを引きぬく動作をする。配線355
は、このpMOSトランジスタのドレイン領域であ
るp領域354にコンタクト孔359を介して、
負電源に接続するためのものである。また、ゲー
ト電極352は、ベース領域6の上に大きく広が
り、ここにMOSキヤパシタを構成しており、第
17図の実施例で示した様に、読出し時にベース
領域6の電位を変化させる様になつている。
第2のフオトトランジスタのベース領域351
は素子分離領域4に接して半導体表面まで露出し
ており、このベース領域351の上には第1のフ
オトトランジスタのベース領域と同様に、絶縁膜
3、電極356とでMOSキヤパシタが構成され、
第2のフオト・トランジスタのベース領域の電位
も、このMOSキヤパシタを介して変化される様
になつている。配線357は、このMOSキヤパ
シタ電極にパルスを供給するためのものであり、
また配線358はゲートおよびMOSキヤパシタ
にパルスを供給するためのものである。
は素子分離領域4に接して半導体表面まで露出し
ており、このベース領域351の上には第1のフ
オトトランジスタのベース領域と同様に、絶縁膜
3、電極356とでMOSキヤパシタが構成され、
第2のフオト・トランジスタのベース領域の電位
も、このMOSキヤパシタを介して変化される様
になつている。配線357は、このMOSキヤパ
シタ電極にパルスを供給するためのものであり、
また配線358はゲートおよびMOSキヤパシタ
にパルスを供給するためのものである。
第1のフオトトランジスタのエミツタ領域7お
よび配線8は第17図の実施例とまつたく同じで
ある。
よび配線8は第17図の実施例とまつたく同じで
ある。
第1図cは以上説明した光センサセルの回路構
成図である。トランジスタ360は、n+領域7、
p領域6、n-領域5、n+領域351より成る第
1のフオトトランジスタを、トランジスタ361
は、p領域6、n-領域5、n+領域351、p+領
域350より成る第2のフオトトランジスタを、
MOSトランジスタ362は、p領域6、n領域
353、p領域354、ゲート絶縁膜3、ゲート
電極352より成るpチヤネルMOSトランジス
タを、コンデンサ363は、p領域6、絶縁膜
3、電極352より成るMOSキヤパシタを、コ
ンデンサ364は、n+領域351、絶縁膜3、
電極356より成るMOSキヤパシタをそれぞれ
示している。
成図である。トランジスタ360は、n+領域7、
p領域6、n-領域5、n+領域351より成る第
1のフオトトランジスタを、トランジスタ361
は、p領域6、n-領域5、n+領域351、p+領
域350より成る第2のフオトトランジスタを、
MOSトランジスタ362は、p領域6、n領域
353、p領域354、ゲート絶縁膜3、ゲート
電極352より成るpチヤネルMOSトランジス
タを、コンデンサ363は、p領域6、絶縁膜
3、電極352より成るMOSキヤパシタを、コ
ンデンサ364は、n+領域351、絶縁膜3、
電極356より成るMOSキヤパシタをそれぞれ
示している。
以下に、この基本光センサセルの動作を、第2
図に示す2次元的に光センサセルを配列した回路
構成図、および第3図に示すパルス波形および内
部ポテンシヤル図を用いて、くわしく説明する。
図に示す2次元的に光センサセルを配列した回路
構成図、および第3図に示すパルス波形および内
部ポテンシヤル図を用いて、くわしく説明する。
第2図は、第1図cに示した基本光センサセル
を2×2に配列したものであり、垂直シフト・レ
ジスタ、光シフト・レジスタ、出力アンプ、垂直
ライン・リフレツシユ用MOSトランジスタ、垂
直ライン選択用MOSトランジスタ等が、第14
図と同様、この周辺に附加されるが図では省略し
ている。すでに説明した様に、MOSキヤパシタ
363とpMOSトランジスタ362のゲートは共
通に接続され、水平ライン358を介してパルス
を印加するように構成されているが、これは別々
に配線を設けて印加する事も可能である。第3図
において、波形Aは水平ライン357に印加され
るパルス波形であり、また波形Bは水平ライン3
58に印加されるパルス波形である。波形Cは垂
直ライン8の電位を示す波形であり、時刻t4まで
は図には示していないが垂直ラインに接続された
MOSトランジスタが導通状態にされ、接地電位
を保ち時刻t4からは浮遊状態になされ、各光セン
サセルのエミツタ領域からの信号出力が出力され
る状態になつていることを示している。但し、時
刻t4まで各センサセルのエミツタ領域を接地する
ことは、この第1図の構成では、pMOSトランジ
スタ362を用いてリフレツシユするので特に必
須条件ではなく、浮遊状態になされていても動作
上、何ら不都合ではない。
を2×2に配列したものであり、垂直シフト・レ
ジスタ、光シフト・レジスタ、出力アンプ、垂直
ライン・リフレツシユ用MOSトランジスタ、垂
直ライン選択用MOSトランジスタ等が、第14
図と同様、この周辺に附加されるが図では省略し
ている。すでに説明した様に、MOSキヤパシタ
363とpMOSトランジスタ362のゲートは共
通に接続され、水平ライン358を介してパルス
を印加するように構成されているが、これは別々
に配線を設けて印加する事も可能である。第3図
において、波形Aは水平ライン357に印加され
るパルス波形であり、また波形Bは水平ライン3
58に印加されるパルス波形である。波形Cは垂
直ライン8の電位を示す波形であり、時刻t4まで
は図には示していないが垂直ラインに接続された
MOSトランジスタが導通状態にされ、接地電位
を保ち時刻t4からは浮遊状態になされ、各光セン
サセルのエミツタ領域からの信号出力が出力され
る状態になつていることを示している。但し、時
刻t4まで各センサセルのエミツタ領域を接地する
ことは、この第1図の構成では、pMOSトランジ
スタ362を用いてリフレツシユするので特に必
須条件ではなく、浮遊状態になされていても動作
上、何ら不都合ではない。
以下、パルス波形と内部ポテンシヤル図を用い
て時刻毎に、その動作を説明する。このとき、第
2のフオトトランジスタのエミツタ領域は、基板
裏面の電極12を通して正電源に接続されている
ものとする。第3図のパルス波形のうち、時刻t1
から時刻t3まではリフレツシユ動作に、時刻t3か
ら時刻t4までは、光励起されたキヤリアの蓄積動
作に、時刻t4から時刻t8までは、読出し動作にそ
れぞれ対応している。
て時刻毎に、その動作を説明する。このとき、第
2のフオトトランジスタのエミツタ領域は、基板
裏面の電極12を通して正電源に接続されている
ものとする。第3図のパルス波形のうち、時刻t1
から時刻t3まではリフレツシユ動作に、時刻t3か
ら時刻t4までは、光励起されたキヤリアの蓄積動
作に、時刻t4から時刻t8までは、読出し動作にそ
れぞれ対応している。
時刻t1は読出し動作が終了した時点であり、内
部ポテンシヤルの時刻t1における図のごとく、p
領域、すなわち第1のベース領域には、光の強さ
に応じてホールが、またn+領域すなわち第2の
ベース領域には光の強さに応じたエレクトロン
が、それぞれ蓄積されている。時刻t2において
は、波形Bのごとく、水平ライン358を通して
負のパルスがリフレツシユ用pMOSトランジスタ
362のゲートにかかり、pMOSトランジスタは
導通状態にされている。したがつて第1のベース
領域に蓄積されていたホールは流れだしてしまい
時刻t2の内部ポテンシヤル図にあるごとく第1の
ベース領域は、配線355を介して供給している
負電圧になされる。この時、同時にMOSキヤパ
シタ363を介して第1のベース領域に負パルス
が供給されるが、pMOSトランジスタ362が導
通状態になされているので、何ら影響はおよぼさ
ない。
部ポテンシヤルの時刻t1における図のごとく、p
領域、すなわち第1のベース領域には、光の強さ
に応じてホールが、またn+領域すなわち第2の
ベース領域には光の強さに応じたエレクトロン
が、それぞれ蓄積されている。時刻t2において
は、波形Bのごとく、水平ライン358を通して
負のパルスがリフレツシユ用pMOSトランジスタ
362のゲートにかかり、pMOSトランジスタは
導通状態にされている。したがつて第1のベース
領域に蓄積されていたホールは流れだしてしまい
時刻t2の内部ポテンシヤル図にあるごとく第1の
ベース領域は、配線355を介して供給している
負電圧になされる。この時、同時にMOSキヤパ
シタ363を介して第1のベース領域に負パルス
が供給されるが、pMOSトランジスタ362が導
通状態になされているので、何ら影響はおよぼさ
ない。
また時刻t2においては、波形Aのごとく水平ラ
イン357およびMOSキヤパシタ364を介し
て第2のフオトトランジスタのベース領域に、リ
フレツシユ・パルスが印加される。このときの印
加される電圧と、第2のベース領域にかかる電圧
関係およびリフレツシユ動作はすでに第17図の
実施例において、リフレツシユ動作として説明し
たものとまつたく同等である。すなわち時刻t2に
おける内部ポテンシヤル図の様に、パルスが印加
されると同時に、エミツタ領域350に対してベ
ース領域351が順方向バイアスされたものが、
時間がたつにつれ矢印のごとくビルト・イン・ボ
ルテージに次第になつていくことになる。但し、
この第2フオトトランジスタにおいては、第1図
bの断面図の様に、第2のフオトトランジスタの
ベース領域351とエミツタ領域350の接合面
積が、きわめて大きいために、第17図に示した
実施例の時よりも、高速にリフレツシユ動作がな
される。
イン357およびMOSキヤパシタ364を介し
て第2のフオトトランジスタのベース領域に、リ
フレツシユ・パルスが印加される。このときの印
加される電圧と、第2のベース領域にかかる電圧
関係およびリフレツシユ動作はすでに第17図の
実施例において、リフレツシユ動作として説明し
たものとまつたく同等である。すなわち時刻t2に
おける内部ポテンシヤル図の様に、パルスが印加
されると同時に、エミツタ領域350に対してベ
ース領域351が順方向バイアスされたものが、
時間がたつにつれ矢印のごとくビルト・イン・ボ
ルテージに次第になつていくことになる。但し、
この第2フオトトランジスタにおいては、第1図
bの断面図の様に、第2のフオトトランジスタの
ベース領域351とエミツタ領域350の接合面
積が、きわめて大きいために、第17図に示した
実施例の時よりも、高速にリフレツシユ動作がな
される。
次いで、第2のベース領域に印加されていた電
圧が接地電位にもどる時に、第2のベース領域の
電位は、エミツタ領域に対して逆バイアス状態に
される。これもすでに説明、リフレツシユ動作と
まつたく同等である。
圧が接地電位にもどる時に、第2のベース領域の
電位は、エミツタ領域に対して逆バイアス状態に
される。これもすでに説明、リフレツシユ動作と
まつたく同等である。
時刻t3から時刻t4までは、光励起により発生し
たキヤリアの蓄積期間であり、すでに説明したご
とく、光励起により発生したキヤリアの内、ホー
ルは第1のフオトトランジスタのベース領域に蓄
積され、エレクトロンは第2のフオトトランジス
タのベース領域に蓄積される。このときの両者に
蓄積される電荷量は、第1のフオトトランジスタ
のエミツタ領域に、にげるエレクトロン、またわ
ずかである常抵抗領域中を走行するときに再結合
により消滅するエレクトロン等を無視すれば、ほ
ぼ等量が、それぞれのベース領域に蓄積されるこ
とになる。また、このときに各ベース領域におい
て発生する蓄積電圧は、それぞれのフオトトラン
ジスタのベース・エミツタ間容量およびベース・
コレクタ間容量の加算した値で、蓄積された電荷
量を割つた値になることは、すでに第17図に示
す実施例において説明したのと同等である。この
様に、第1図に示す光センサセルでは制御電極で
あるベース領域が複数存在しているが、一つしか
ないものと、まつたく同様にエレクトロンとホー
ルのちがいはあるものの独立して考えることが可
能である。
たキヤリアの蓄積期間であり、すでに説明したご
とく、光励起により発生したキヤリアの内、ホー
ルは第1のフオトトランジスタのベース領域に蓄
積され、エレクトロンは第2のフオトトランジス
タのベース領域に蓄積される。このときの両者に
蓄積される電荷量は、第1のフオトトランジスタ
のエミツタ領域に、にげるエレクトロン、またわ
ずかである常抵抗領域中を走行するときに再結合
により消滅するエレクトロン等を無視すれば、ほ
ぼ等量が、それぞれのベース領域に蓄積されるこ
とになる。また、このときに各ベース領域におい
て発生する蓄積電圧は、それぞれのフオトトラン
ジスタのベース・エミツタ間容量およびベース・
コレクタ間容量の加算した値で、蓄積された電荷
量を割つた値になることは、すでに第17図に示
す実施例において説明したのと同等である。この
様に、第1図に示す光センサセルでは制御電極で
あるベース領域が複数存在しているが、一つしか
ないものと、まつたく同様にエレクトロンとホー
ルのちがいはあるものの独立して考えることが可
能である。
時刻t4における内部ポテンシヤル図はそれぞれ
のベース領域に、光励起によるキヤリアが蓄積さ
れている状態を示している。この時刻t4では波形
Cのごとく、第1のフオトトランジスタのエミツ
タ領域は浮遊状態になされ、次の信号の読出し状
態に入る。
のベース領域に、光励起によるキヤリアが蓄積さ
れている状態を示している。この時刻t4では波形
Cのごとく、第1のフオトトランジスタのエミツ
タ領域は浮遊状態になされ、次の信号の読出し状
態に入る。
まず、時刻t5において、波形Aに示すごとく第
2のフオトトランジスタのベースには、水平ライ
ン357およびMOSキヤパシタ364を介して
パルスが印加されるので時刻t5の内部ポテンシヤ
ル図のごとく、順方向バイアスされ、光強度に応
じて蓄積された電圧に比例して第2のフオトトラ
ンジスタのエミツタ領域から矢印のごとく、ホー
ルが第1のフオトトランジスタのベース領域に注
入されることになる。これにより第1のベース領
域には、光励起により発生したホールに、第2の
ベース領域に蓄積したエレクトロンに比例したホ
ールが加算されることにより、この第2のフオト
トランジスタのエミツタ領域から注入されるホー
ルの数は、第2のベース領域が順方向バイアスに
されている時間に依存することから、ここで、望
むゲインを制御することが可能である。また、こ
のときの第2のベースの順方向バイアス量および
時間は、注入されるホールの数の直線性を確保す
るため最適の値に制御される。このときの考え方
はすでに第17図の実施例で説明したのと、まつ
たく同様である。時刻t6では第2のベースに印加
されている電圧がもとにもどつた状態であり、時
刻t6の内部ポテンシヤル図にあるごとく第2のベ
ース領域は、パルスが印加される前の、第2のエ
ミツタに対する逆バイアス状態にもどることにな
り、ここでホールの注入は停止する。
2のフオトトランジスタのベースには、水平ライ
ン357およびMOSキヤパシタ364を介して
パルスが印加されるので時刻t5の内部ポテンシヤ
ル図のごとく、順方向バイアスされ、光強度に応
じて蓄積された電圧に比例して第2のフオトトラ
ンジスタのエミツタ領域から矢印のごとく、ホー
ルが第1のフオトトランジスタのベース領域に注
入されることになる。これにより第1のベース領
域には、光励起により発生したホールに、第2の
ベース領域に蓄積したエレクトロンに比例したホ
ールが加算されることにより、この第2のフオト
トランジスタのエミツタ領域から注入されるホー
ルの数は、第2のベース領域が順方向バイアスに
されている時間に依存することから、ここで、望
むゲインを制御することが可能である。また、こ
のときの第2のベースの順方向バイアス量および
時間は、注入されるホールの数の直線性を確保す
るため最適の値に制御される。このときの考え方
はすでに第17図の実施例で説明したのと、まつ
たく同様である。時刻t6では第2のベースに印加
されている電圧がもとにもどつた状態であり、時
刻t6の内部ポテンシヤル図にあるごとく第2のベ
ース領域は、パルスが印加される前の、第2のエ
ミツタに対する逆バイアス状態にもどることにな
り、ここでホールの注入は停止する。
時刻t7では、波形Bに示されるごとく、水平ラ
イン358およびMOSキヤパシタ363を介し
て電圧が印加され、第1のベース領域は第1のエ
ミツタに対して順方向バイアスされる。このパル
ス波形は正のパルスであり、MOSキヤパシタ3
63と並列に接続されたpMOSトランジスタのゲ
ート電極にも電圧が印加されることになるが、正
電圧のためpMOSトランジスタは導通状態にはな
らず何ら不都合な動作は生じない。
イン358およびMOSキヤパシタ363を介し
て電圧が印加され、第1のベース領域は第1のエ
ミツタに対して順方向バイアスされる。このパル
ス波形は正のパルスであり、MOSキヤパシタ3
63と並列に接続されたpMOSトランジスタのゲ
ート電極にも電圧が印加されることになるが、正
電圧のためpMOSトランジスタは導通状態にはな
らず何ら不都合な動作は生じない。
第1のベース領域が順方向バイアスされると第
1のエミツタ領域は浮遊状態になされているの
で、ここからエレクトロンの注入が起こり、エミ
ツタ領域の電位は変化して第1のベース領域に蓄
積された信号電圧が読出されることになる。この
動作は第17図に示した実施例で説明したのとま
つたく同じである。但し、この第1図で示した実
施例では第1のエミツタ領域から注入されたエレ
クトロンが第2のベース領域に蓄積され、この電
荷量が多いと、一部サイリスタ動作が発生し、さ
らにゲインが増加するという現象が起こるが、こ
れは信号出力に非直線を与える原因となるので、
サイリスタ動作が発生しない様に各バイアス条件
等が設定される。特に直線性を要求しない応用に
対しては、このサイリスタ動作により、ゲインを
増加させるのは望ましいことである。
1のエミツタ領域は浮遊状態になされているの
で、ここからエレクトロンの注入が起こり、エミ
ツタ領域の電位は変化して第1のベース領域に蓄
積された信号電圧が読出されることになる。この
動作は第17図に示した実施例で説明したのとま
つたく同じである。但し、この第1図で示した実
施例では第1のエミツタ領域から注入されたエレ
クトロンが第2のベース領域に蓄積され、この電
荷量が多いと、一部サイリスタ動作が発生し、さ
らにゲインが増加するという現象が起こるが、こ
れは信号出力に非直線を与える原因となるので、
サイリスタ動作が発生しない様に各バイアス条件
等が設定される。特に直線性を要求しない応用に
対しては、このサイリスタ動作により、ゲインを
増加させるのは望ましいことである。
読出しが完了した時刻t8ではMOSキヤパシタ
364を介して第1のベース領域に印加されてい
た電圧がとりのぞかれるので、時刻t8の内部ポテ
ンシヤル図のごとく、第1のベース領域は、第1
のエミツタ領域に対してパルス印加前と同じ逆バ
イアス状態にもどりエミツタ領域からのエレクト
ロンの注入は停止する。この状態では各信号出力
は垂直ライン上に、読出されているわけであり、
後は第14図を用いて説明したごとく水平シフ
ト・レジスタが動作を開始し、各垂直ラインが選
択されて出力アンプを通して、外部に信号が出力
されることになる。第1図に示す構造では、時刻
t5において第1のベースにホールを注入すると
き、pMOSトランジスタのp領域354は負電源
に接続されているので、ホールの一部は、このp
領域に注入される現象が生ずる。このp領域35
4を小さく形成していればこの量はさほど大きな
量ではないが、さらに、これを減少させるのに
は、このpMOSトランジスタを素子分離領域の上
にSOI(Silicon On Insulator)技術を用いて形成
することにより解決することができる。また波形
Aおよび波形Bのパルス電圧値は第17図の実施
例において説明したごとくリフレツシユ動作読出
し動作では、それぞれ最適の値に設定される。
364を介して第1のベース領域に印加されてい
た電圧がとりのぞかれるので、時刻t8の内部ポテ
ンシヤル図のごとく、第1のベース領域は、第1
のエミツタ領域に対してパルス印加前と同じ逆バ
イアス状態にもどりエミツタ領域からのエレクト
ロンの注入は停止する。この状態では各信号出力
は垂直ライン上に、読出されているわけであり、
後は第14図を用いて説明したごとく水平シフ
ト・レジスタが動作を開始し、各垂直ラインが選
択されて出力アンプを通して、外部に信号が出力
されることになる。第1図に示す構造では、時刻
t5において第1のベースにホールを注入すると
き、pMOSトランジスタのp領域354は負電源
に接続されているので、ホールの一部は、このp
領域に注入される現象が生ずる。このp領域35
4を小さく形成していればこの量はさほど大きな
量ではないが、さらに、これを減少させるのに
は、このpMOSトランジスタを素子分離領域の上
にSOI(Silicon On Insulator)技術を用いて形成
することにより解決することができる。また波形
Aおよび波形Bのパルス電圧値は第17図の実施
例において説明したごとくリフレツシユ動作読出
し動作では、それぞれ最適の値に設定される。
以上、説明した如く、第1図に示す実施例で
は、光励起により発生したエレクトロンとホール
の両方のキヤリアを複数の制御電極領域に、蓄積
しそれぞれからゲインを増加させながら読出す方
式をとつているためきわめて高感度の光電変換装
置を提供することができる。
は、光励起により発生したエレクトロンとホール
の両方のキヤリアを複数の制御電極領域に、蓄積
しそれぞれからゲインを増加させながら読出す方
式をとつているためきわめて高感度の光電変換装
置を提供することができる。
第4図に、第1図に示した複数の制御電極領域
をもつ構造の他の実施例を示す。第1図における
実施例では、第1のフオトトランジスタのベース
領域をpMOSトランジスタを用いてリフレツシユ
していたが、第4図に示す実施例では、第2のフ
オトトランジスタのベース領域をpMOSトランジ
スタを用いてリフレツシユする構成となつてい
る。第4図aは、基本光センサセルを2次元的に
配列したものの平面図の一部を、第4図bは、第
4図a図のA−A′断面の半導体内部の断面図を、
第4図cは基本光センサセルの等価回路をそれぞ
れ示している。
をもつ構造の他の実施例を示す。第1図における
実施例では、第1のフオトトランジスタのベース
領域をpMOSトランジスタを用いてリフレツシユ
していたが、第4図に示す実施例では、第2のフ
オトトランジスタのベース領域をpMOSトランジ
スタを用いてリフレツシユする構成となつてい
る。第4図aは、基本光センサセルを2次元的に
配列したものの平面図の一部を、第4図bは、第
4図a図のA−A′断面の半導体内部の断面図を、
第4図cは基本光センサセルの等価回路をそれぞ
れ示している。
第4図において、nMOSトランジスタは、SOI
技術を利用して、素子分離領域4の上に、スパツ
タ等を用いて形成したアモルフアス・シリコンも
しくはCVDにより堆積されたポリシリコンをレ
ーザー・ビーム・アニールあるいは電子線アニー
ル等により再結晶化したシリコン基板中に形成さ
れる。このnMOSトランジスタはn+領域365、
およびn+領域367、チヤネル・ドープされた
p領域366、ゲート絶縁膜3、ゲート電極36
8より構成されており、n+領域365は、第2
のフオトトランジスタのベース領域であるn+領
域351と接続され、もう一方のn+領域367
は、コンタクト孔371を介して配線370と接
続され、正電圧電源から正電圧が供給される様に
なされている。またゲート電極368は、n+領
域365の上にもかかつており、この部分で
MOSキヤパシタを構成している。このゲート電
極368には、水平ライン370を介してパルス
が印加される様になされている。
技術を利用して、素子分離領域4の上に、スパツ
タ等を用いて形成したアモルフアス・シリコンも
しくはCVDにより堆積されたポリシリコンをレ
ーザー・ビーム・アニールあるいは電子線アニー
ル等により再結晶化したシリコン基板中に形成さ
れる。このnMOSトランジスタはn+領域365、
およびn+領域367、チヤネル・ドープされた
p領域366、ゲート絶縁膜3、ゲート電極36
8より構成されており、n+領域365は、第2
のフオトトランジスタのベース領域であるn+領
域351と接続され、もう一方のn+領域367
は、コンタクト孔371を介して配線370と接
続され、正電圧電源から正電圧が供給される様に
なされている。またゲート電極368は、n+領
域365の上にもかかつており、この部分で
MOSキヤパシタを構成している。このゲート電
極368には、水平ライン370を介してパルス
が印加される様になされている。
第1のフオトトランジスタのベース領域のリフ
レツシユ、および読出し時に、ベース領域にパル
ス電圧を印加するための電極の、絶縁膜3、ベー
ス領域6からなるMOSキヤパシタ、第1のフオ
トトランジスタのエミツタ領域7、およびこれよ
り信号をとりだす垂直ライン8、垂直ラインとエ
ミツタ領域7を接続するためのコンタクト孔1
9、等々は第17図あるいは第1図に示したもの
と同等である。
レツシユ、および読出し時に、ベース領域にパル
ス電圧を印加するための電極の、絶縁膜3、ベー
ス領域6からなるMOSキヤパシタ、第1のフオ
トトランジスタのエミツタ領域7、およびこれよ
り信号をとりだす垂直ライン8、垂直ラインとエ
ミツタ領域7を接続するためのコンタクト孔1
9、等々は第17図あるいは第1図に示したもの
と同等である。
また図では示されていないが、p領域すなわち
nMOSトランジスタのチヤネル領域366は、n+
領域すなわちソース領域365と接続されてい
る。
nMOSトランジスタのチヤネル領域366は、n+
領域すなわちソース領域365と接続されてい
る。
第4図cは、基本光センサセルの等価回路であ
り、n+領域7、p領域6、n-領域5、n+領域3
51よりなる第1のフオトトランジスタ372、
p領域6、n-領域5、n+領域351、p+領域3
50よりなる第2のフオトトランジスタ373、
電極9、絶縁膜3、p領域6よりなるMOSキヤ
パシタ374、電極368、絶縁膜3、n+領域
365よりなるMOSキヤパシタ375、n+領域
365、p領域366、n+領域367、ゲート
絶縁膜3、ゲート電極368より成るn-MOSト
ランジスタ376よりそれぞれ構成されている。
り、n+領域7、p領域6、n-領域5、n+領域3
51よりなる第1のフオトトランジスタ372、
p領域6、n-領域5、n+領域351、p+領域3
50よりなる第2のフオトトランジスタ373、
電極9、絶縁膜3、p領域6よりなるMOSキヤ
パシタ374、電極368、絶縁膜3、n+領域
365よりなるMOSキヤパシタ375、n+領域
365、p領域366、n+領域367、ゲート
絶縁膜3、ゲート電極368より成るn-MOSト
ランジスタ376よりそれぞれ構成されている。
第5図は、第4図に示した基本光センサセルを
2×2に配列したものの回路構成図であり、垂直
シフト・レジスタ、水平シフト・レジスタ、出力
アンプ、垂直ラインリフレツシユ用MOSトラン
ジスタ、垂直ライン選択用MOSトランジスタ等
が、第5図で示した構成図の周辺に附加される
が、これは基本的には第14図に示したものと同
じであり、この図では省略している。この基本光
センサセルの動作および第5図に示す光電変換装
置の動作を、第6図に示すパルス波形および内部
ポテンシヤル図を用いて、以下に、くわしく説明
する。
2×2に配列したものの回路構成図であり、垂直
シフト・レジスタ、水平シフト・レジスタ、出力
アンプ、垂直ラインリフレツシユ用MOSトラン
ジスタ、垂直ライン選択用MOSトランジスタ等
が、第5図で示した構成図の周辺に附加される
が、これは基本的には第14図に示したものと同
じであり、この図では省略している。この基本光
センサセルの動作および第5図に示す光電変換装
置の動作を、第6図に示すパルス波形および内部
ポテンシヤル図を用いて、以下に、くわしく説明
する。
第6図において、波形Aは水平ライン370に
印加されるパルス波形であり、また波形Bは水平
ライン10に印加されるパルス波形である。波形
Cは、垂直ライン8の電位を示す波形であり、時
刻t5までは、図には示していないが垂直ラインに
接続された、垂直ラインの電荷をリフレツシユす
るためのMOSトランジスタが導通状態になされ、
接地電位を保ち、時刻t5からは浮遊状態になされ
各センサセルのエミツタ領域からの信号が出力さ
れる状態になつていることを示している。
印加されるパルス波形であり、また波形Bは水平
ライン10に印加されるパルス波形である。波形
Cは、垂直ライン8の電位を示す波形であり、時
刻t5までは、図には示していないが垂直ラインに
接続された、垂直ラインの電荷をリフレツシユす
るためのMOSトランジスタが導通状態になされ、
接地電位を保ち、時刻t5からは浮遊状態になされ
各センサセルのエミツタ領域からの信号が出力さ
れる状態になつていることを示している。
以下、パルス波形と内部ポテンシヤル図を用い
て、時刻毎に、順をおつて動作を説明する。第6
図に示すパルス波形のうち、時刻t1からt4までは
リフレツシユ動作に、時刻t4から時刻t5までは、
光励起されたキヤリアの蓄積動作、時刻t5から時
刻t8までは、信号の読出し動作に、それぞれ対応
している。時刻t1において、波形Aのごとく、水
平ライン370を通じて負のパルスが印加され、
MOSキヤパシタ375を通して第2のフオトト
ランジスタのベース領域に負電圧が印加される
と、時刻t1に示す内部ポテンシヤル図のごとく、
第2のフオトトランジスタのエミツタ領域に対し
てベース領域が順方向バイアスされるので、エミ
ツタ領域からはホールが注入され、第1のフオト
トランジスタのベース領域の電位を正方向に向か
つて変化させる動作をする。この時、第2のベー
ス電位は、時間経過と共に、順方向バイアス状態
から次第にビルト・イン・ボルテージに近づいて
いくことは、前に説明したのとまつたく同様の動
作である。この時点において、第1のベースにホ
ールを注入して、電位を正電位方向に変化させる
のは、すでに第17図の実施例において説明した
過渡的リフレツシユを、より確実に動作させるた
めである。
て、時刻毎に、順をおつて動作を説明する。第6
図に示すパルス波形のうち、時刻t1からt4までは
リフレツシユ動作に、時刻t4から時刻t5までは、
光励起されたキヤリアの蓄積動作、時刻t5から時
刻t8までは、信号の読出し動作に、それぞれ対応
している。時刻t1において、波形Aのごとく、水
平ライン370を通じて負のパルスが印加され、
MOSキヤパシタ375を通して第2のフオトト
ランジスタのベース領域に負電圧が印加される
と、時刻t1に示す内部ポテンシヤル図のごとく、
第2のフオトトランジスタのエミツタ領域に対し
てベース領域が順方向バイアスされるので、エミ
ツタ領域からはホールが注入され、第1のフオト
トランジスタのベース領域の電位を正方向に向か
つて変化させる動作をする。この時、第2のベー
ス電位は、時間経過と共に、順方向バイアス状態
から次第にビルト・イン・ボルテージに近づいて
いくことは、前に説明したのとまつたく同様の動
作である。この時点において、第1のベースにホ
ールを注入して、電位を正電位方向に変化させる
のは、すでに第17図の実施例において説明した
過渡的リフレツシユを、より確実に動作させるた
めである。
この負のパルスの印加時にはMOSキヤパシタ
375とnMOSトランジスタ376のゲートは共
通接続されているので、nMOSトランジスタ37
6にも負のパルスが印加されるが、nMOSトラン
ジスタは導通状態にはならず、特に不都合は生じ
ない。
375とnMOSトランジスタ376のゲートは共
通接続されているので、nMOSトランジスタ37
6にも負のパルスが印加されるが、nMOSトラン
ジスタは導通状態にはならず、特に不都合は生じ
ない。
次いで時刻t2は、負のパルスが、接地電位にも
どつた時点になるが、ここで、第2のベースは負
の電位から接地電位になる瞬間において、時刻t2
の内部ポテンシヤル図のごとく、第2のベース
は、第2のエミツタに対して、逆方向バイアス状
態になり、第2のエミツタからのホールの注入は
停止する。
どつた時点になるが、ここで、第2のベースは負
の電位から接地電位になる瞬間において、時刻t2
の内部ポテンシヤル図のごとく、第2のベース
は、第2のエミツタに対して、逆方向バイアス状
態になり、第2のエミツタからのホールの注入は
停止する。
時刻t3では、波形Aのごとく、配線370を通
してnMOSトランジスタ376のゲートに正のパ
ルスが印加され、導通状態になされ、このため、
第2のベースは、垂直ライン369より供給され
ている正電圧電源の電位に等しくされる。このと
きMOSキヤパシタ375にも、共通に正のパル
スが印加されるが、特に不都合な現象は生じな
い。また時刻t3では波形Bに示すごとく、配線1
0およびMOSキヤパシタ374を通して第1の
ベースに正電圧が印加される。このとき、時刻t3
の内部ポテンシヤル図に示すごとく、第1のベー
スは第1のエミツタに対して順方向バイアスさ
れ、この第1のベースよりホールが流出するた
め、次第にビルト・イン・ボルテージに向かつて
電位は正電位方向に変化していく。これは、すで
に第17図の実施例において、そのリフレツシユ
動作を説明した時とまつたく同様な動作であり、
完全リフレツシユ・モードあるいは、過渡的リフ
レツシユ・モードがその応用に応じて使われる。
この時、すでに説明したごとく、第2のベースは
正電源にnMOSトランジスタ376を介して接続
されているため、通常のバイポーラ動作をしてい
ることになる。
してnMOSトランジスタ376のゲートに正のパ
ルスが印加され、導通状態になされ、このため、
第2のベースは、垂直ライン369より供給され
ている正電圧電源の電位に等しくされる。このと
きMOSキヤパシタ375にも、共通に正のパル
スが印加されるが、特に不都合な現象は生じな
い。また時刻t3では波形Bに示すごとく、配線1
0およびMOSキヤパシタ374を通して第1の
ベースに正電圧が印加される。このとき、時刻t3
の内部ポテンシヤル図に示すごとく、第1のベー
スは第1のエミツタに対して順方向バイアスさ
れ、この第1のベースよりホールが流出するた
め、次第にビルト・イン・ボルテージに向かつて
電位は正電位方向に変化していく。これは、すで
に第17図の実施例において、そのリフレツシユ
動作を説明した時とまつたく同様な動作であり、
完全リフレツシユ・モードあるいは、過渡的リフ
レツシユ・モードがその応用に応じて使われる。
この時、すでに説明したごとく、第2のベースは
正電源にnMOSトランジスタ376を介して接続
されているため、通常のバイポーラ動作をしてい
ることになる。
時刻t4では、それぞれのパルスは、接地電位に
もどり、時刻t4の内部ポテンシヤル図に示すごと
く、第1のベースおよび第2のベースはそれぞれ
のエミツタに対して逆バイアス状態になり、光励
起によるキヤリアの蓄積動作に入る。
もどり、時刻t4の内部ポテンシヤル図に示すごと
く、第1のベースおよび第2のベースはそれぞれ
のエミツタに対して逆バイアス状態になり、光励
起によるキヤリアの蓄積動作に入る。
時刻t4から時刻t5までは、光励起により発生し
たキヤリアの蓄積期間であり、光励起により発生
したキヤリアの内、ホールは第1のベース領域に
蓄積され、エレクトロンは第2のベース領域に蓄
積される動作は、第1図に示した実施例とまつた
く同様である。
たキヤリアの蓄積期間であり、光励起により発生
したキヤリアの内、ホールは第1のベース領域に
蓄積され、エレクトロンは第2のベース領域に蓄
積される動作は、第1図に示した実施例とまつた
く同様である。
時刻t5における内部ポテンシヤル図は、それぞ
れのベース領域に、光励起によるキヤリアが蓄積
されている状態を示している。この時刻t5では波
形Cのごとく第1のフオトトランジスタのエミツ
タ領域は、垂直ラインに接続されたMOSトラン
ジスタが非導通状態にされ、浮遊状態にされ、次
の信号の読出し状態に入る。まず、時刻t6では、
波形Aのごとく、第2のフオトトランジスタのベ
ース領域には、水平ライン370およびMOSキ
ヤパシタ375を通して負のパルスが印加される
ので、時刻t6の内部ポテンシヤル図に示すごと
く、第2のベースは第2のエミツタに対して順方
向バイアス状態にされ、光強度に応じて蓄積され
た電圧に比例して、第2のエミツタ領域から、ホ
ールが注入され、図示した矢印のごとく第1のベ
ース領域に、光励起により発生したホール以外
に、ホールが蓄積されることになる。これは、第
1図の実施例において説明したのと同様である。
れのベース領域に、光励起によるキヤリアが蓄積
されている状態を示している。この時刻t5では波
形Cのごとく第1のフオトトランジスタのエミツ
タ領域は、垂直ラインに接続されたMOSトラン
ジスタが非導通状態にされ、浮遊状態にされ、次
の信号の読出し状態に入る。まず、時刻t6では、
波形Aのごとく、第2のフオトトランジスタのベ
ース領域には、水平ライン370およびMOSキ
ヤパシタ375を通して負のパルスが印加される
ので、時刻t6の内部ポテンシヤル図に示すごと
く、第2のベースは第2のエミツタに対して順方
向バイアス状態にされ、光強度に応じて蓄積され
た電圧に比例して、第2のエミツタ領域から、ホ
ールが注入され、図示した矢印のごとく第1のベ
ース領域に、光励起により発生したホール以外
に、ホールが蓄積されることになる。これは、第
1図の実施例において説明したのと同様である。
時刻t7では、波形Aのごとく、水平ライン37
0を通してnMOSトランジスタ376のゲートに
正電圧が印加され、導通状態にされている。この
ため、第2のベースはnMOSトランジスタ376
および垂直ライン369を通して正電源に接続さ
れるため第1のフオトトランジスタは、第13図
の実施例で示した通常のバイポーラトランジスタ
動作とまつたく同じになり、時刻t7において、波
形Bのごとく水平ライン10、MOSキヤパシタ
374を通して第1のベース領域に正電圧を印加
して信号読出し動作も、第17図で示した実施例
とまつたく同様なので説明を省略する。時刻t8に
おける内部ポテンシヤル図も第17図に示した実
施例と同じなので説明を省略する。
0を通してnMOSトランジスタ376のゲートに
正電圧が印加され、導通状態にされている。この
ため、第2のベースはnMOSトランジスタ376
および垂直ライン369を通して正電源に接続さ
れるため第1のフオトトランジスタは、第13図
の実施例で示した通常のバイポーラトランジスタ
動作とまつたく同じになり、時刻t7において、波
形Bのごとく水平ライン10、MOSキヤパシタ
374を通して第1のベース領域に正電圧を印加
して信号読出し動作も、第17図で示した実施例
とまつたく同様なので説明を省略する。時刻t8に
おける内部ポテンシヤル図も第17図に示した実
施例と同じなので説明を省略する。
以上説明したごとく、本実施例によれば、第1
図に示した実施例とは異なり、読出し時における
サイリスタ動作を、まつたく気にすることなく第
17図に示した実施例の様な動作が可能であり、
しかも第1図に示した実施例のごとく、きわめて
高感度な光電変換装置を提供することができる。
次に、第7図に第1のフオトトランジスタのベー
ス領域に第1図で示したリフレツシユ用のpMOS
トランジスタを附加し、かつ第2のフオトトラン
ジスタのベース領域にリフレツシユ用のnMOSト
ランジスタを附加した実施例の基本光センサセル
の等価回路を示す。
図に示した実施例とは異なり、読出し時における
サイリスタ動作を、まつたく気にすることなく第
17図に示した実施例の様な動作が可能であり、
しかも第1図に示した実施例のごとく、きわめて
高感度な光電変換装置を提供することができる。
次に、第7図に第1のフオトトランジスタのベー
ス領域に第1図で示したリフレツシユ用のpMOS
トランジスタを附加し、かつ第2のフオトトラン
ジスタのベース領域にリフレツシユ用のnMOSト
ランジスタを附加した実施例の基本光センサセル
の等価回路を示す。
第1図および第4図に示した様な平面図およ
び、断面図は、第7図に示す実施例では、両者を
複合した様な構造のため、省略する。第8図に2
×2に配列した回路構成図を示す。ここでは前と
同様周辺の回路を省略している。
び、断面図は、第7図に示す実施例では、両者を
複合した様な構造のため、省略する。第8図に2
×2に配列した回路構成図を示す。ここでは前と
同様周辺の回路を省略している。
第9図に各ラインに印加する波形および、内部
ポテンシヤル図をそれぞれ示す。第9図において
波形Aは水平ライン377を通してpMOSキヤパ
シタ381のゲートおよびMOSキヤパシタ38
2に印加するパルス波形であり、波形Bは、水平
ライン378を通してnMOSキヤパシタ385の
ゲートおよびMOSキヤパシタ386に印加する
パルス波形であり、また波形Cは前の実施例と同
様、垂直ライン8の電位状態を示す波形である。
ポテンシヤル図をそれぞれ示す。第9図において
波形Aは水平ライン377を通してpMOSキヤパ
シタ381のゲートおよびMOSキヤパシタ38
2に印加するパルス波形であり、波形Bは、水平
ライン378を通してnMOSキヤパシタ385の
ゲートおよびMOSキヤパシタ386に印加する
パルス波形であり、また波形Cは前の実施例と同
様、垂直ライン8の電位状態を示す波形である。
又、この時、第8図に示す垂直ライン379は
負電源に、垂直ライン380は正電源にそれぞれ
接続されているものとする。
負電源に、垂直ライン380は正電源にそれぞれ
接続されているものとする。
この第7,8図に示す実施例では、読出し動作
である時刻t4から時刻t6までは第4図に示した実
施例とまつたく同様である。前の2つの実施例と
異なる点は、リフレツシユ動作であり時刻t2にお
いてpMOSトランジスタ381およびnMOSトラ
ンジスタ385が同時に導通状態にされ、第1の
ベースからはホールが、第2のベースからはエレ
クトロンがそれぞれ流出し、きわめて簡単にリフ
レツシユ動作が完了するわけである。
である時刻t4から時刻t6までは第4図に示した実
施例とまつたく同様である。前の2つの実施例と
異なる点は、リフレツシユ動作であり時刻t2にお
いてpMOSトランジスタ381およびnMOSトラ
ンジスタ385が同時に導通状態にされ、第1の
ベースからはホールが、第2のベースからはエレ
クトロンがそれぞれ流出し、きわめて簡単にリフ
レツシユ動作が完了するわけである。
したがつて波形Cでは、第1のフオトトランジ
スタのエミツタ領域はリフレツシユ状態で接地状
態になされているが、このリフレツシユ動作にお
いては、接地にする必要はまつたくなく、どの様
な状態でも良いことは明らかである。
スタのエミツタ領域はリフレツシユ状態で接地状
態になされているが、このリフレツシユ動作にお
いては、接地にする必要はまつたくなく、どの様
な状態でも良いことは明らかである。
以上、説明したごとく第1図、第4図、第7図
に示した実施例は、反対導電型領域より成る2つ
の主電極領域と、これら主電極領域とはそれぞれ
反対導電型領域より成る2つの制御電極領域それ
ぞれの主電極領域に隣接して設けたサイリスタ構
造の光センサセルにおいて、光励起により発生し
たエレクトロン・ホール対のうち、ホールを第1
の制御電極領域に、エレクトロンを第2の制御電
極領域に蓄積するものであり、従来、光励起によ
り発生したキヤリアのうち片一方だけを利用して
いたのに比して大きな特徴を有し、きわめて高感
度な光電変換装置を提供している。
に示した実施例は、反対導電型領域より成る2つ
の主電極領域と、これら主電極領域とはそれぞれ
反対導電型領域より成る2つの制御電極領域それ
ぞれの主電極領域に隣接して設けたサイリスタ構
造の光センサセルにおいて、光励起により発生し
たエレクトロン・ホール対のうち、ホールを第1
の制御電極領域に、エレクトロンを第2の制御電
極領域に蓄積するものであり、従来、光励起によ
り発生したキヤリアのうち片一方だけを利用して
いたのに比して大きな特徴を有し、きわめて高感
度な光電変換装置を提供している。
この様に、本発明による光電変換装置では、2
つの制御電極領域をもち、かつそれぞれにキヤリ
アを蓄積することからDouble Base Stove
Image Senserの頭文字をとり、D・BASISと呼
んでいる。
つの制御電極領域をもち、かつそれぞれにキヤリ
アを蓄積することからDouble Base Stove
Image Senserの頭文字をとり、D・BASISと呼
んでいる。
以上で、内部光励起されたキヤリアを増幅する
機能を備えた光電変換装置について述べた。これ
までは、もつぱら光励起キヤリアを単結晶内に生
成する構造のものについて説明してきたが、単結
晶内に設けられた読み出しトランジスタの表面上
に、受光専用のトランジスタをアモルフアス層で
構成することもできる。以下、その構造について
述べる。
機能を備えた光電変換装置について述べた。これ
までは、もつぱら光励起キヤリアを単結晶内に生
成する構造のものについて説明してきたが、単結
晶内に設けられた読み出しトランジスタの表面上
に、受光専用のトランジスタをアモルフアス層で
構成することもできる。以下、その構造について
述べる。
第10図は、その代表的な例であり、aは略々
単結晶内に設けられた読み出しトランジスタの平
面図、bはそのA−A′線に沿う断面図、cはこ
うしたセルがアレイ状に設けられた状態における
回路構成図である。第10図aの平面図は基本的
には第17図aに示された平面図と同じものであ
る。ただ、その上に積まれるアモルフアス層内に
受光用に設けられるトランジスタのコレクタとな
るべきp+ポリシリコン領域401が設けられて
いることが異なつている。p+ポリシリコン領域
401は、コンタクトホール410を通して、読
み出し用トランジスタのpベース領域と接触して
いる。実際には、この表面上にアモルフアスシリ
コンが積まれるわけである。この様子が、b図に
示されている。402はその動作状態で、完全に
空乏層になるべく低不純物密度になされた高抵抗
領域である。基本的には、n-でもp-でも1領域
でもよい。この事は、これまで述べてきたすべて
の実施例に対して適用できることである。n領域
403、p+領域404は受光用トランジスタの
ベース領域及びエミツタ領域である。nベース領
域は浮遊状態になされており、その電位制御は電
極407、SiO2等の絶縁層406およびnベー
ス領域404より形成されるMOSキヤパシタで
行われる。p+領域404の不純物濃度は通常1
×1020cm-3程度、もしくはそれ以上に設定され
る。nベース領域403の不純物濃度は1〜50×
1017cm-3程度になされ、動作状態でパンチスルー
しないように設定される。高抵抗領域402の厚
さは、所望の受光感度スペクトル分布を持つよう
に決定される。405は受光トランジスタの分離
用絶縁物領域である。SiO2、Si3N4、ノンドープ
ポリシリコン等、あるいはこれらの複合層で形成
する。406はアモルフアスシリコン上に設けら
れた薄い酸化膜である。408はPSG膜あるい
はCVD SiO2膜である。409はp+エミツタ領域
404の電極であり、同時にSnO2、In2O3、
InTiO(ITO)等の透明電極であり、全表面を覆
う構造でよい。8や10はこれまでAlを主体と
した金属であるとされたが、第10図の実施例で
は、その上にアモルフアスシリコンを積み、更
に、n領域403、p+領域404を形成するの
で、ある程度の高温プロセスに耐える配線材料で
なければならない。通常はMo、W等の高融点金
属あるいは、MoSi2、WSi2、TiSi2あるいは
TaSi2等の高温に耐える材料が選ばれる。電極4
07は、AlもしくはAlを主体とした金属でよい。
簡単のために、407はこのMOSキヤパシタを
駆動するための配線の番号でもあるとする。
単結晶内に設けられた読み出しトランジスタの平
面図、bはそのA−A′線に沿う断面図、cはこ
うしたセルがアレイ状に設けられた状態における
回路構成図である。第10図aの平面図は基本的
には第17図aに示された平面図と同じものであ
る。ただ、その上に積まれるアモルフアス層内に
受光用に設けられるトランジスタのコレクタとな
るべきp+ポリシリコン領域401が設けられて
いることが異なつている。p+ポリシリコン領域
401は、コンタクトホール410を通して、読
み出し用トランジスタのpベース領域と接触して
いる。実際には、この表面上にアモルフアスシリ
コンが積まれるわけである。この様子が、b図に
示されている。402はその動作状態で、完全に
空乏層になるべく低不純物密度になされた高抵抗
領域である。基本的には、n-でもp-でも1領域
でもよい。この事は、これまで述べてきたすべて
の実施例に対して適用できることである。n領域
403、p+領域404は受光用トランジスタの
ベース領域及びエミツタ領域である。nベース領
域は浮遊状態になされており、その電位制御は電
極407、SiO2等の絶縁層406およびnベー
ス領域404より形成されるMOSキヤパシタで
行われる。p+領域404の不純物濃度は通常1
×1020cm-3程度、もしくはそれ以上に設定され
る。nベース領域403の不純物濃度は1〜50×
1017cm-3程度になされ、動作状態でパンチスルー
しないように設定される。高抵抗領域402の厚
さは、所望の受光感度スペクトル分布を持つよう
に決定される。405は受光トランジスタの分離
用絶縁物領域である。SiO2、Si3N4、ノンドープ
ポリシリコン等、あるいはこれらの複合層で形成
する。406はアモルフアスシリコン上に設けら
れた薄い酸化膜である。408はPSG膜あるい
はCVD SiO2膜である。409はp+エミツタ領域
404の電極であり、同時にSnO2、In2O3、
InTiO(ITO)等の透明電極であり、全表面を覆
う構造でよい。8や10はこれまでAlを主体と
した金属であるとされたが、第10図の実施例で
は、その上にアモルフアスシリコンを積み、更
に、n領域403、p+領域404を形成するの
で、ある程度の高温プロセスに耐える配線材料で
なければならない。通常はMo、W等の高融点金
属あるいは、MoSi2、WSi2、TiSi2あるいは
TaSi2等の高温に耐える材料が選ばれる。電極4
07は、AlもしくはAlを主体とした金属でよい。
簡単のために、407はこのMOSキヤパシタを
駆動するための配線の番号でもあるとする。
第10図a,bで示される構造の光電変換装置
の回路構成図は、第10図cとなる。本発明の光
電変換装置の動作を次に説明する。基本的にすで
には説明してきたことで十分記述されているの
で、簡略に説明する。
の回路構成図は、第10図cとなる。本発明の光
電変換装置の動作を次に説明する。基本的にすで
には説明してきたことで十分記述されているの
で、簡略に説明する。
まず、リフレツシユ動作について説明する。配
線407を通して、MOSキヤパシタ407に負
のパルスを印加する。p+(404)n(403)
接点は、この負パルス印加により順方向にバイア
スされ、n領域403に過剰に蓄積されていた電
子は流出し、さらに所定の電圧(正電圧)まで帯
電される。この時、同時にp+領域404からホ
ールが流出し、p+領域401に流れ込み、結果
として、pベース6にホールがたまる。次に配線
10に正のパルスを印加し、pベース領域6を所
定の負電圧に設定する。この状態のあと、この光
センサセルは、光励起キヤリアの蓄積動作に入
る。アモルフアス領域で光励起されたホールは
p+領域401に流れ込み、電子はn領域403
に流れ込む。これらのキヤリアが光信号として蓄
積される。次に読み出し動作に入るわけである
が、まず配線407に負の電圧を印加し、p+(4
04)n(403)接点とたとえば、0.5〜0.65V
順方向にバイアスする。こうすることにより
1μsec〜0.1μsec程度のパルス幅で、十分光信号に
より励起されn領域403に蓄積された電子電荷
に比例するホールが、404から流れ出し、p+
領域401に流れ込む。すなわち、pベース領域
6は光により直接励起されたホールだけではな
く、光励起された電子に比例するホールが重畳し
て蓄積される。こうした内部増幅作用を機能さ
せ、光信号に比例したホールをpベース領域に蓄
積した後、配線10を通してMOSキヤパシタ9
の正の読み出し電圧を加え、光信号に比例した電
圧信号を、垂直ライン8に読み出すわけである。
こうした動作についての説明はすでに十分行つ
た。読み出される電圧が大きいため、増幅器はき
わめて簡略に構成できることから、分割読み出し
が容易に行えるという事情はすでに説明した通り
である。12,409は同一正電圧を与えればよ
いし、場合によつては、異なつた正電圧でもよ
い。
線407を通して、MOSキヤパシタ407に負
のパルスを印加する。p+(404)n(403)
接点は、この負パルス印加により順方向にバイア
スされ、n領域403に過剰に蓄積されていた電
子は流出し、さらに所定の電圧(正電圧)まで帯
電される。この時、同時にp+領域404からホ
ールが流出し、p+領域401に流れ込み、結果
として、pベース6にホールがたまる。次に配線
10に正のパルスを印加し、pベース領域6を所
定の負電圧に設定する。この状態のあと、この光
センサセルは、光励起キヤリアの蓄積動作に入
る。アモルフアス領域で光励起されたホールは
p+領域401に流れ込み、電子はn領域403
に流れ込む。これらのキヤリアが光信号として蓄
積される。次に読み出し動作に入るわけである
が、まず配線407に負の電圧を印加し、p+(4
04)n(403)接点とたとえば、0.5〜0.65V
順方向にバイアスする。こうすることにより
1μsec〜0.1μsec程度のパルス幅で、十分光信号に
より励起されn領域403に蓄積された電子電荷
に比例するホールが、404から流れ出し、p+
領域401に流れ込む。すなわち、pベース領域
6は光により直接励起されたホールだけではな
く、光励起された電子に比例するホールが重畳し
て蓄積される。こうした内部増幅作用を機能さ
せ、光信号に比例したホールをpベース領域に蓄
積した後、配線10を通してMOSキヤパシタ9
の正の読み出し電圧を加え、光信号に比例した電
圧信号を、垂直ライン8に読み出すわけである。
こうした動作についての説明はすでに十分行つ
た。読み出される電圧が大きいため、増幅器はき
わめて簡略に構成できることから、分割読み出し
が容易に行えるという事情はすでに説明した通り
である。12,409は同一正電圧を与えればよ
いし、場合によつては、異なつた正電圧でもよ
い。
第10図では、読み出しトランジスタのpベー
ス領域6及び受光トランジスタのnベース領域4
03のいずれもが、浮遊状態になされたものであ
る。すでに、説明したように、リフレツシユをよ
り完全に行うために、pベース6を主電極とする
MOSトランジスタを設ける構造、nベース領域
403を主電極とするMOSトランジスタを設け
る構造、あるいはこの両者を同時に設ける構造の
いずれもが、こうした読み出し用トランジスタと
分離用トランジスタを分離した構造に適用できる
ことはいうまでもない。その例を第11図、第1
2図、第13図に示す。第11図は読み出し用ト
ランジスタのpベース領域のリフレツシユ用に
pMOSトランジスタ(図ではセル内の一番左に書
かれている)が設けられた例であり、このトラン
ジスタの一方の主電極は所定の負電圧に設定され
ている。リフレツシユ用pMOSトランジスタのゲ
ートには負の電圧が印加されて動作するから、水
平ライン10で共通にドライブできる。
ス領域6及び受光トランジスタのnベース領域4
03のいずれもが、浮遊状態になされたものであ
る。すでに、説明したように、リフレツシユをよ
り完全に行うために、pベース6を主電極とする
MOSトランジスタを設ける構造、nベース領域
403を主電極とするMOSトランジスタを設け
る構造、あるいはこの両者を同時に設ける構造の
いずれもが、こうした読み出し用トランジスタと
分離用トランジスタを分離した構造に適用できる
ことはいうまでもない。その例を第11図、第1
2図、第13図に示す。第11図は読み出し用ト
ランジスタのpベース領域のリフレツシユ用に
pMOSトランジスタ(図ではセル内の一番左に書
かれている)が設けられた例であり、このトラン
ジスタの一方の主電極は所定の負電圧に設定され
ている。リフレツシユ用pMOSトランジスタのゲ
ートには負の電圧が印加されて動作するから、水
平ライン10で共通にドライブできる。
第12図は、受光用トランジスタのnベース4
03を、主電極とするnMOSトランジスタを設け
てリフレツシユをする構造である。nMOSトラン
ジスタのリフレツシユには、そのゲートに正のパ
ルス電圧を印加して行うから、そのゲートの駆動
は水平ライン407で共通に行える。
03を、主電極とするnMOSトランジスタを設け
てリフレツシユをする構造である。nMOSトラン
ジスタのリフレツシユには、そのゲートに正のパ
ルス電圧を印加して行うから、そのゲートの駆動
は水平ライン407で共通に行える。
nMOSトランジスタの一方の主電極は、所定の
正電圧(409の正電圧より大)に設定される。
正電圧(409の正電圧より大)に設定される。
第13図は、pベース6及びnベース403に
それぞれリフレツシユ用MOSトランジスタが設
けられた例である。これらの動作はすでに説明し
た通りである。
それぞれリフレツシユ用MOSトランジスタが設
けられた例である。これらの動作はすでに説明し
た通りである。
受光用にアモルフアスのトランジスタを使つた
この例は、実効的な受光面積を大きくできるこ
と、及びアモルフアスのバンドギヤツプが、1.7
〜1.8eVと大きいために、短波長側の受光感度が
高くなるという利点を有している。
この例は、実効的な受光面積を大きくできるこ
と、及びアモルフアスのバンドギヤツプが、1.7
〜1.8eVと大きいために、短波長側の受光感度が
高くなるという利点を有している。
内部に埋込まれる配線はすでに述べたような高
融点金属あるいは高融点金属のシリサイドであ
る。その上に、PSG膜、CVD SiO2膜あるいはス
パツタSiO2膜を設ける。絶縁膜を平坦化するの
であれば、最後にスパツタSiO2を設け、同一チ
ヤンバ内で、電極間の電圧(直流バイアス)を変
化させ、サンプル上のSiO2がスパツタされるモ
ードに切り換えることによつて行える。その後、
コンタクトホール410を開けた後、p+ポリシ
リコンをCVDにより堆積し、パターニングを行
つた後、高抵抗アモルフアスシリコンを所定の厚
さ(2〜7μm)程度堆積する。アムルフアスシ
リコンの堆積は、超高真空中における低温蒸着、
たとえばAr雰囲気によるスパツト、SiH4あるい
はSi2H6を用いたCVD(プラズマCVDも含む)等
によればよい。有機金属ソースガスを用いた
MOCVDも、一つの方法である。絶縁分離領域
405形成後、nベース403、p+エミツタ4
04を拡散技術、イオン注入技術等で作成すれば
よいわけである。
融点金属あるいは高融点金属のシリサイドであ
る。その上に、PSG膜、CVD SiO2膜あるいはス
パツタSiO2膜を設ける。絶縁膜を平坦化するの
であれば、最後にスパツタSiO2を設け、同一チ
ヤンバ内で、電極間の電圧(直流バイアス)を変
化させ、サンプル上のSiO2がスパツタされるモ
ードに切り換えることによつて行える。その後、
コンタクトホール410を開けた後、p+ポリシ
リコンをCVDにより堆積し、パターニングを行
つた後、高抵抗アモルフアスシリコンを所定の厚
さ(2〜7μm)程度堆積する。アムルフアスシ
リコンの堆積は、超高真空中における低温蒸着、
たとえばAr雰囲気によるスパツト、SiH4あるい
はSi2H6を用いたCVD(プラズマCVDも含む)等
によればよい。有機金属ソースガスを用いた
MOCVDも、一つの方法である。絶縁分離領域
405形成後、nベース403、p+エミツタ4
04を拡散技術、イオン注入技術等で作成すれば
よいわけである。
既に述べた様に、前述した構成に係る光センサ
セルを利用した光電変換装置では、最終段の増幅
アンプがきわめて簡単なもので良いことから、最
終段の増幅アンプを一つだけ設ける第14図に示
した構成例のごときタイプではなく、増幅アンプ
を複数個設置して、一つの画面を複数に分割して
読出す様な構成とすることも可能である。
セルを利用した光電変換装置では、最終段の増幅
アンプがきわめて簡単なもので良いことから、最
終段の増幅アンプを一つだけ設ける第14図に示
した構成例のごときタイプではなく、増幅アンプ
を複数個設置して、一つの画面を複数に分割して
読出す様な構成とすることも可能である。
第24図に、分割読出し方式の一例を示す。第
24図に示す構成例は、水平方向を3分割とし最
終段アンプを3つ設置した例である。基本的な動
作は第14図の構成例および第21図のタイミン
グ図を用いて説明したものとほとんど同じである
が、この第24図の構成例では、3つの等価な水
平シフトレジスタ100,101,102を設
け、これらの始動パルスを印加するための端子1
03に始動パルスが入ると、1列目、(n+1)
列目、(2n+1)列目(nは整数であり、この実
施例では水平方向絵素数は3n個である。)に接続
された各センサセルの出力が同時に読出されるこ
とになる。次の時点では、2列目、(n+2)列
目、(2n+2)列目が読出されることになる。こ
の構成例によれば、一本の水平ライン分を読出す
時間が固定されている時は、水平方向のスキヤン
ニング周波数は、一つの最終段アンプをつけた方
式に比較して1/3の周波数で良く、水平シフトレ
ジスタが簡単になり、かつ光電変換装置からの出
力信号をアナログデイジタル変換して、信号処理
する様な用途には、高速のアナログ・デイジタル
変換器は不必要であり、分割読出し方式の大きな
利点である。
24図に示す構成例は、水平方向を3分割とし最
終段アンプを3つ設置した例である。基本的な動
作は第14図の構成例および第21図のタイミン
グ図を用いて説明したものとほとんど同じである
が、この第24図の構成例では、3つの等価な水
平シフトレジスタ100,101,102を設
け、これらの始動パルスを印加するための端子1
03に始動パルスが入ると、1列目、(n+1)
列目、(2n+1)列目(nは整数であり、この実
施例では水平方向絵素数は3n個である。)に接続
された各センサセルの出力が同時に読出されるこ
とになる。次の時点では、2列目、(n+2)列
目、(2n+2)列目が読出されることになる。こ
の構成例によれば、一本の水平ライン分を読出す
時間が固定されている時は、水平方向のスキヤン
ニング周波数は、一つの最終段アンプをつけた方
式に比較して1/3の周波数で良く、水平シフトレ
ジスタが簡単になり、かつ光電変換装置からの出
力信号をアナログデイジタル変換して、信号処理
する様な用途には、高速のアナログ・デイジタル
変換器は不必要であり、分割読出し方式の大きな
利点である。
第24図に示した構成例では、等価な水平シフ
トレジスタを3つ設けた方式であつたが、同様な
機能は、水平シフトレジスタ1つだけでももたせ
ることが可能である。この場合の構成例を第25
図に示す。
トレジスタを3つ設けた方式であつたが、同様な
機能は、水平シフトレジスタ1つだけでももたせ
ることが可能である。この場合の構成例を第25
図に示す。
第25図の構成例は、第24図に示した構成例
のうちの水平スイツチングMOSトランジスタと、
最終段アンプの中間の部分だけを書いたものであ
り、他の部分は、第24図の構成例と同じである
から省略している。
のうちの水平スイツチングMOSトランジスタと、
最終段アンプの中間の部分だけを書いたものであ
り、他の部分は、第24図の構成例と同じである
から省略している。
この構成例では、1つの水平シフトレジスタ1
04からの出力を1列目、(n+1)列目、(2n
+1)列目のスイツチングMOSトランジスタの
ゲートに接続し、それらのラインを同時に読出す
ようにしている。次の時点では、2列目、(n+
2)列目、(2n+2)列目が読出されるわけであ
る。
04からの出力を1列目、(n+1)列目、(2n
+1)列目のスイツチングMOSトランジスタの
ゲートに接続し、それらのラインを同時に読出す
ようにしている。次の時点では、2列目、(n+
2)列目、(2n+2)列目が読出されるわけであ
る。
この構成例によれば、各スイツチングMOSト
ランジスタのゲートへの配線は増加するものの、
水平シフトレジスタとしては1つだけで動作が可
能である。
ランジスタのゲートへの配線は増加するものの、
水平シフトレジスタとしては1つだけで動作が可
能である。
第24図、第25図の例では出力アンプを3個
設けた例を示したが、この数はその目的に応じて
さらに多くしてもよいことはもちろんである。
設けた例を示したが、この数はその目的に応じて
さらに多くしてもよいことはもちろんである。
第24図、第25図の構成例ではいずれでも、
水平シフトレジスタ、垂直シフトレジスタの始動
パルスおよびクロツクパルスは省略しているが、
これらは、他のリフレツシユパルと同様、同一チ
ツプ内に設けたクロツクパルス発生器あるいは、
他のチツプ上に設けられたクロスパルス発生器か
ら供給される。
水平シフトレジスタ、垂直シフトレジスタの始動
パルスおよびクロツクパルスは省略しているが、
これらは、他のリフレツシユパルと同様、同一チ
ツプ内に設けたクロツクパルス発生器あるいは、
他のチツプ上に設けられたクロスパルス発生器か
ら供給される。
この分割読出し方式では、水平ライン一括又は
全画面一括リフレツシユを行なうと、n列目と
(n+1)列目の光センサセル間では、わずか蓄
積時間が異なり、これにより、暗電流成分および
信号成分に、わずかの不連続性が生じ、画像上目
についてくる可能性も考えられるが、これらの量
はわずかであり、実用上問題はない。また、これ
が、許容限度以上になつてきた場合でも、外部回
路を用いて、それを補正することは、キヨシ状波
を発生させ、これと暗電流成分との減算およびこ
れと信号成分の乗除算により行なう従来の補正技
術を使用することにより容易に可能である。
全画面一括リフレツシユを行なうと、n列目と
(n+1)列目の光センサセル間では、わずか蓄
積時間が異なり、これにより、暗電流成分および
信号成分に、わずかの不連続性が生じ、画像上目
についてくる可能性も考えられるが、これらの量
はわずかであり、実用上問題はない。また、これ
が、許容限度以上になつてきた場合でも、外部回
路を用いて、それを補正することは、キヨシ状波
を発生させ、これと暗電流成分との減算およびこ
れと信号成分の乗除算により行なう従来の補正技
術を使用することにより容易に可能である。
この様な光電変換装置を用いて、カラー画像を
撮像する時は、光電変換装置の上に、ストライプ
フイルタあるいは、モザイクフイルタ等をオンチ
ツプ化したり、又は、別に作つたカラーフイルタ
を貼合わせることによりカラー信号を得ることが
可能である。
撮像する時は、光電変換装置の上に、ストライプ
フイルタあるいは、モザイクフイルタ等をオンチ
ツプ化したり、又は、別に作つたカラーフイルタ
を貼合わせることによりカラー信号を得ることが
可能である。
一例として、R、G、Bのストライプ・フイル
タを使用した時は、上記構成に係る光センサセル
を利用した光電変換装置ではそれぞれ別々の最終
段アンプよりR信号、G信号、B信号を得ること
が可能である。これの一構成例を第26図に示
す。この第26図も第25図と同様、水平シフト
レジスタのまわりだけを示している。他は第14
図および第24図と同じであり、ただ1列目はR
のカラーフイルタ、2列目はGカラーフイルタ、
3列目はBのカラーフイルタ、4列目はRのカラ
ーフイルタという様にカラーフイルタがついてい
るものとする。第26図に示すごとく、1列目、
4列目、7列目…の各垂直ラインは出力ライン1
10に接続され、これはR信号をとりだす。又2
列目、5列目、8列目…の各垂直ラインは出力ラ
イン111に接続され、これはG信号をとりだ
す。又同様にして、3列目、6列目、9列目…の
各垂直ラインは出力ライン112に接続されたB
信号をとりだす。出力ライン110,111,1
12はそれぞれオンチツプ化されたリフレツシユ
用MOSトランジスタおよび最終段アンプ、例え
ばエミツタフオロアタイプのバイポーラトランジ
スタに接続され、各カラー信号が別々に出力され
るわけである。
タを使用した時は、上記構成に係る光センサセル
を利用した光電変換装置ではそれぞれ別々の最終
段アンプよりR信号、G信号、B信号を得ること
が可能である。これの一構成例を第26図に示
す。この第26図も第25図と同様、水平シフト
レジスタのまわりだけを示している。他は第14
図および第24図と同じであり、ただ1列目はR
のカラーフイルタ、2列目はGカラーフイルタ、
3列目はBのカラーフイルタ、4列目はRのカラ
ーフイルタという様にカラーフイルタがついてい
るものとする。第26図に示すごとく、1列目、
4列目、7列目…の各垂直ラインは出力ライン1
10に接続され、これはR信号をとりだす。又2
列目、5列目、8列目…の各垂直ラインは出力ラ
イン111に接続され、これはG信号をとりだ
す。又同様にして、3列目、6列目、9列目…の
各垂直ラインは出力ライン112に接続されたB
信号をとりだす。出力ライン110,111,1
12はそれぞれオンチツプ化されたリフレツシユ
用MOSトランジスタおよび最終段アンプ、例え
ばエミツタフオロアタイプのバイポーラトランジ
スタに接続され、各カラー信号が別々に出力され
るわけである。
本発明の他の構成例に係る光電変換装置を構成
する光センサセルの他の例の基本構造および動作
を説明するための図を第27図に示す。またそれ
の等価回路および全体の回路構成図を第28図a
に示す。
する光センサセルの他の例の基本構造および動作
を説明するための図を第27図に示す。またそれ
の等価回路および全体の回路構成図を第28図a
に示す。
第27図に示す光センサセルは、同一の水平ス
キヤンパルスにより読出し動作、およびラインリ
フレツシユを同時に行なうことを可能とした光セ
ンサセルである。第27図において、すでに第1
7図で示した構成と異なる点は、第17図の場合
水平ライン配線10に接続されるMOSキヤパシ
タ電極9が一つだけであつたものが上下に隣接す
る光センサセルの側にもMOSキヤパシタ電極1
20が接続され、1つの光センサセルからみた時
に、ダブルコンデンサタイプとなつていること、
および図において上下に隣接する光センサセルの
エミツタ7,7′は2層配線にされた配線8、
および配線121、(第27図では、垂直ライ
ンが1本に見えるが、絶縁層を介して2本のライ
ンが配置されている)に交互に接続、すなわちエ
ミツタ7はコンタクトホール19を通して配線
8に、エミツタ7′はコンタクトホール19′を通
して配線121にそれぞれ接続されていること
が異なつている。
キヤンパルスにより読出し動作、およびラインリ
フレツシユを同時に行なうことを可能とした光セ
ンサセルである。第27図において、すでに第1
7図で示した構成と異なる点は、第17図の場合
水平ライン配線10に接続されるMOSキヤパシ
タ電極9が一つだけであつたものが上下に隣接す
る光センサセルの側にもMOSキヤパシタ電極1
20が接続され、1つの光センサセルからみた時
に、ダブルコンデンサタイプとなつていること、
および図において上下に隣接する光センサセルの
エミツタ7,7′は2層配線にされた配線8、
および配線121、(第27図では、垂直ライ
ンが1本に見えるが、絶縁層を介して2本のライ
ンが配置されている)に交互に接続、すなわちエ
ミツタ7はコンタクトホール19を通して配線
8に、エミツタ7′はコンタクトホール19′を通
して配線121にそれぞれ接続されていること
が異なつている。
これは第28図aの等価回路をみるとより明ら
かとなる。すなわち、光センサセル152のベー
スに接続されたMOSキヤパシタ150は水平ラ
イン31に接続され、MOSキヤパシタ151は
水平ライン31′に接続されている。また光セン
サセル152の図において下に隣接する光センサ
セル152′のMOSキヤパシタ150′は共通す
る水平ライン31′に接続されている。
かとなる。すなわち、光センサセル152のベー
スに接続されたMOSキヤパシタ150は水平ラ
イン31に接続され、MOSキヤパシタ151は
水平ライン31′に接続されている。また光セン
サセル152の図において下に隣接する光センサ
セル152′のMOSキヤパシタ150′は共通す
る水平ライン31′に接続されている。
光センサセル152のエミツタは垂直ライン3
8に、光センサセル152′のエミツタは垂直ラ
イン138に、光センサセル152″のエミツタ
は垂直ライン38という様にそれぞれ交互に接続
されている。
8に、光センサセル152′のエミツタは垂直ラ
イン138に、光センサセル152″のエミツタ
は垂直ライン38という様にそれぞれ交互に接続
されている。
第28図aの等価回路では、以上述べた基本の
光センサセル部以外で、第14図の撮像装置の異
なるのは、垂直ライン38をリフレツシユするた
めのスイツチングMOSトランジスタ48のほか
に垂直ライン138をリフレツシユするためのス
イツチングMOSトランジスタ148、および垂
直ライン38を選択するスイツチングMOSトラ
ンジスタ40のほか垂直ライン138を選択する
ためのスイツチングMOSトランジスタ140が
追加され、また出力アンプ系が一つ増設されてい
る。この出力系の構成は、各ラインをリフレツシ
ユするためのスイツチングMOSトランジスタ4
8、および148が接続されている様な構成と
し、さらに水平スキヤン用のスイツチングMOS
トランジスタを用いる第28図bに示す様にして
出力アンプを一つだけにする構成もまた可能であ
る。第28図bでは第28図aの垂直ライン選択
および出力アンプ系の部分だけを示している。
光センサセル部以外で、第14図の撮像装置の異
なるのは、垂直ライン38をリフレツシユするた
めのスイツチングMOSトランジスタ48のほか
に垂直ライン138をリフレツシユするためのス
イツチングMOSトランジスタ148、および垂
直ライン38を選択するスイツチングMOSトラ
ンジスタ40のほか垂直ライン138を選択する
ためのスイツチングMOSトランジスタ140が
追加され、また出力アンプ系が一つ増設されてい
る。この出力系の構成は、各ラインをリフレツシ
ユするためのスイツチングMOSトランジスタ4
8、および148が接続されている様な構成と
し、さらに水平スキヤン用のスイツチングMOS
トランジスタを用いる第28図bに示す様にして
出力アンプを一つだけにする構成もまた可能であ
る。第28図bでは第28図aの垂直ライン選択
および出力アンプ系の部分だけを示している。
この第27図の光センサセルおよび第28図a
に示す構成例によれば、次の様な動作が可能であ
る。すなわち、今水平ライン31に接続された各
光センサセルの読出し動作が終了し、テレビ動作
における水平ブランキング期間にある時、垂直シ
フトレジスタ32からの出力パルスが水平ライン
31′に出力されるMOSキヤパシタ151を通し
て、読出しの終了した光センサセル152をリフ
レツシユする。このとき、スイツチングMOSト
ランジスタ48は導通状態にされ、垂直ライン3
8は接地されている。
に示す構成例によれば、次の様な動作が可能であ
る。すなわち、今水平ライン31に接続された各
光センサセルの読出し動作が終了し、テレビ動作
における水平ブランキング期間にある時、垂直シ
フトレジスタ32からの出力パルスが水平ライン
31′に出力されるMOSキヤパシタ151を通し
て、読出しの終了した光センサセル152をリフ
レツシユする。このとき、スイツチングMOSト
ランジスタ48は導通状態にされ、垂直ライン3
8は接地されている。
また、水平ライン31′に接続されたMOSキヤ
パシタ150′を通して光センサセル152′の出
力が垂直ライン138に読出される。このとき当
然のことながらスイツチングMOSトランジスタ
148は非導通状態になされ、垂直ライン138
は浮遊状態となつているわけである。この様に一
つの垂直スキヤンパルスにより、すでに読出しを
終了した光センサセルのリフレツシユと、次のラ
インの光センサセルの読出しが同一のパルスで同
時的に行なうことが可能である。このときすでに
説明した様にリフレツシユする時の電圧と読出し
の時の電圧は、読出し時には、高速読出しの必要
性からバイアス電圧をかけるので異なつてくる
が、これは第27図に示すごとく、MOSキヤパ
シタ電極9およびMOSキヤパシタ電極120の
面積を変えることにより各電極に同一の電圧が印
加されても各光センサセルのベースには異なる電
圧がかかる様な構成をとることにより達成されて
いる。
パシタ150′を通して光センサセル152′の出
力が垂直ライン138に読出される。このとき当
然のことながらスイツチングMOSトランジスタ
148は非導通状態になされ、垂直ライン138
は浮遊状態となつているわけである。この様に一
つの垂直スキヤンパルスにより、すでに読出しを
終了した光センサセルのリフレツシユと、次のラ
インの光センサセルの読出しが同一のパルスで同
時的に行なうことが可能である。このときすでに
説明した様にリフレツシユする時の電圧と読出し
の時の電圧は、読出し時には、高速読出しの必要
性からバイアス電圧をかけるので異なつてくる
が、これは第27図に示すごとく、MOSキヤパ
シタ電極9およびMOSキヤパシタ電極120の
面積を変えることにより各電極に同一の電圧が印
加されても各光センサセルのベースには異なる電
圧がかかる様な構成をとることにより達成されて
いる。
すなわち、リフレツシユ用MOSキヤパシタの
面積は、読出し用MOSキヤパシタ面積にくらべ
て小さくなつている。この例のように、センサセ
ル全部を一括リフレツシユするのではなく、一ラ
インずつリフレツシユしていく場合には、第17
図bに示される様にコレクタをn型あるいはn基
板で構成しておいてもよいが、水平ラインごとに
コレクタを分離して設けたほうが望ましいことが
ある。コレクタが基板になつている場合には、全
光センサセルのコレクタが共通領域となつている
ため、蓄積および受光読出し状態ではコレクタに
一定のバイアス電圧が加わつた状態になつてい
る。もちろん、すでに説明したようにコレクタに
バイアス電圧が加わつた状態でも浮遊ベースのリ
フレツシユは、エミツタの間で行なえる。ただ
し、この場合には、ベース領域のリフレツシユが
行なわれると同時に、リフレツシユパルスが印加
されたセルのエミツタコレクタ間に無駄な電流が
流れ、消費電力を大きくするという欠点が伴う。
こうした欠点を克服するためには、全センサセル
のコレクタを共通領域とせずに、各水平ラインに
並ぶセンサセルのコレクタは共通になるが、各水
平ラインごとのコレクタは互いに分離された構造
にする。すなわち、第17図の構造に関連させて
説明すれば、基板はp型にして、p型基板中にコ
レクタ各水平ラインごとに互いに分離されたn+
埋込領域を設けた構造にする。隣り合う水平ライ
ンのn+埋込領域の分離は、p領域を間に介在さ
せる構造でもよい。水平ラインに沿つて埋込まれ
るコレクタのキヤパシタを減少させるには、絶縁
物分離の方が優れている。第17図では、コレク
タが基板で構成されているから、センサセルを囲
む分離領域はすべてほとんど同じ深さまで設けら
れている。一方、各水平ラインごとのコレクタを
互いに分離するには、水平ライン方向の分離領域
を垂直ライン方向の分離領域より必要な値だけ深
くしておくことになる。
面積は、読出し用MOSキヤパシタ面積にくらべ
て小さくなつている。この例のように、センサセ
ル全部を一括リフレツシユするのではなく、一ラ
インずつリフレツシユしていく場合には、第17
図bに示される様にコレクタをn型あるいはn基
板で構成しておいてもよいが、水平ラインごとに
コレクタを分離して設けたほうが望ましいことが
ある。コレクタが基板になつている場合には、全
光センサセルのコレクタが共通領域となつている
ため、蓄積および受光読出し状態ではコレクタに
一定のバイアス電圧が加わつた状態になつてい
る。もちろん、すでに説明したようにコレクタに
バイアス電圧が加わつた状態でも浮遊ベースのリ
フレツシユは、エミツタの間で行なえる。ただ
し、この場合には、ベース領域のリフレツシユが
行なわれると同時に、リフレツシユパルスが印加
されたセルのエミツタコレクタ間に無駄な電流が
流れ、消費電力を大きくするという欠点が伴う。
こうした欠点を克服するためには、全センサセル
のコレクタを共通領域とせずに、各水平ラインに
並ぶセンサセルのコレクタは共通になるが、各水
平ラインごとのコレクタは互いに分離された構造
にする。すなわち、第17図の構造に関連させて
説明すれば、基板はp型にして、p型基板中にコ
レクタ各水平ラインごとに互いに分離されたn+
埋込領域を設けた構造にする。隣り合う水平ライ
ンのn+埋込領域の分離は、p領域を間に介在さ
せる構造でもよい。水平ラインに沿つて埋込まれ
るコレクタのキヤパシタを減少させるには、絶縁
物分離の方が優れている。第17図では、コレク
タが基板で構成されているから、センサセルを囲
む分離領域はすべてほとんど同じ深さまで設けら
れている。一方、各水平ラインごとのコレクタを
互いに分離するには、水平ライン方向の分離領域
を垂直ライン方向の分離領域より必要な値だけ深
くしておくことになる。
各水平ラインごとにコレクタが分離されていれ
ば、読出しが終つてリフレツシユ動作が始まる時
に、その水平ラインのコレクタの電圧を接地すれ
ば、前述したようなエミツタコレクタ間電流は流
れず、消費電力の増加をもたらさない。リフレツ
シユが終つて光信号による電荷蓄積動作に入る時
に、ふたたびコレクタ領域には所定のバイアス電
圧を印加する。
ば、読出しが終つてリフレツシユ動作が始まる時
に、その水平ラインのコレクタの電圧を接地すれ
ば、前述したようなエミツタコレクタ間電流は流
れず、消費電力の増加をもたらさない。リフレツ
シユが終つて光信号による電荷蓄積動作に入る時
に、ふたたびコレクタ領域には所定のバイアス電
圧を印加する。
また第28図aの等価回路によれば、各水平ラ
インごとに出力は出力端子47および147に交
互に出力されることになる。これは、すでに説明
したごとく、第28図bの様な構成にすることに
より一つのアンプから出力をとりだすことも可能
である。
インごとに出力は出力端子47および147に交
互に出力されることになる。これは、すでに説明
したごとく、第28図bの様な構成にすることに
より一つのアンプから出力をとりだすことも可能
である。
以上説明した様に本構成例によれば、比較的簡
単な構成で、ラインリフレツシユが可能となり、
通常のテレブカメラ等の応用分野にも適用するこ
とができる。
単な構成で、ラインリフレツシユが可能となり、
通常のテレブカメラ等の応用分野にも適用するこ
とができる。
本発明の他の構成例としては、光センサセルに
複数のエミツタを設けた構成あるいは、一つのエ
ミツタに複数のコンタクトを設けた構成により、
一つの光センサセルから複数の出力をとりだすタ
イプが考えられる。
複数のエミツタを設けた構成あるいは、一つのエ
ミツタに複数のコンタクトを設けた構成により、
一つの光センサセルから複数の出力をとりだすタ
イプが考えられる。
これは本発明による光電変換装置の各光センサ
セルが増幅機能をもつことから、一つの光センサ
セルから複数の出力をとりだすために、各光セン
サセルに複数の配線容量が接続されても、光セン
サセルの内部で発生した蓄積電圧Vpが、まつた
く減衰することなしに各出力に読出すことが可能
であることに起因している。
セルが増幅機能をもつことから、一つの光センサ
セルから複数の出力をとりだすために、各光セン
サセルに複数の配線容量が接続されても、光セン
サセルの内部で発生した蓄積電圧Vpが、まつた
く減衰することなしに各出力に読出すことが可能
であることに起因している。
この様に、各光センサセルから複数の出力をと
りだすことができる構成により、各光センサセル
を多数配列してなる光電変換装置に対して信号処
理あるいは雑音対策等に対して多くの利点を付加
することが可能である。
りだすことができる構成により、各光センサセル
を多数配列してなる光電変換装置に対して信号処
理あるいは雑音対策等に対して多くの利点を付加
することが可能である。
次に本発明に係る光電変換装置の一製法例につ
いて説明する。第29図に、選択エピタキシヤル
成長(N.Endo et al、“Novel device isolation
technology with selected epitaxial growth”
Tech.Dig.of 1982 IEDM、pp.241−244参照)を
用いたその製法の一例を示す。
いて説明する。第29図に、選択エピタキシヤル
成長(N.Endo et al、“Novel device isolation
technology with selected epitaxial growth”
Tech.Dig.of 1982 IEDM、pp.241−244参照)を
用いたその製法の一例を示す。
1〜10×1016cm-3程度の不純物濃度のn形Si基
板1の裏面側に、コンタクト用のn+領域11を、
AsあるいはPの拡散で設ける。n+領域からのオ
ートドーピングを防ぐために、図には示さないが
酸化膜及び窒化膜を裏面に通常は設けておく。
板1の裏面側に、コンタクト用のn+領域11を、
AsあるいはPの拡散で設ける。n+領域からのオ
ートドーピングを防ぐために、図には示さないが
酸化膜及び窒化膜を裏面に通常は設けておく。
基板1は、不純物濃度及び酸素濃度が均一に制
御されたものを用いる。すなわち、キヤリアライ
ンタイムがウエハで十分に長くかつ均一な結晶ウ
エハを用いる。その様なものとしては例えば
MCZ法による結晶が適している。基板1の表面
に略々1μm程度の酸化膜をウエツト酸化により
形成する。すなわち、H2O雰囲気かあるいは
(H2+O2)雰囲気で酸化する。積層欠陥等を生じ
させずに良好な酸化膜を得るには、900℃程度の
温度での高圧酸化が適している。
御されたものを用いる。すなわち、キヤリアライ
ンタイムがウエハで十分に長くかつ均一な結晶ウ
エハを用いる。その様なものとしては例えば
MCZ法による結晶が適している。基板1の表面
に略々1μm程度の酸化膜をウエツト酸化により
形成する。すなわち、H2O雰囲気かあるいは
(H2+O2)雰囲気で酸化する。積層欠陥等を生じ
させずに良好な酸化膜を得るには、900℃程度の
温度での高圧酸化が適している。
その上に、たとえば2〜4μm程度の厚さの
SiO2膜をCVDで堆積する。(N2+SiH4+O2)ガ
ス系で300〜500℃程度の温度で所望の厚さの
SiO2膜を堆積する。O2/SiH4のモル比は温度に
もよるが4〜40程度に設定する。フオトリソグラ
フイ工程により、セル間の分離領域となる部分の
酸化膜を残して他の領域の酸化膜は、(CF4+
H2)、C2F4、CH2F2等のガスを用いたリアクテイ
ブイオンエツチングで除去する(第29図の工程
a)、例えば、10×10μm2に1画素を設ける場合
には、10μmピツチのメツシユ状にSiO2膜を残
す。SiO2膜の幅はたとえば2μm程度に選ばれる。
リアクテイブイオンエツチングによる表面のダメ
ージ層及び汚染層を、Ar/Cl2ガス系プラズマエ
ツチングかウエツトエツチングによつて除去した
後、超高真空中における蒸着かもしくは、ロード
ロツク形式で十分に雰囲気が清浄になされたスパ
ツタ、あるいは、SiH4ガスにCO2レーザ光線を
照射する減圧光CVDで、アモルフアスシリコン
301を堆積する(第29図の工程b)、CBrF3、
CCl2F2、Cl2等のガスを用いたリアクテイブイオ
ンエツチングによる異方性エツチによりSiO層側
面に堆積している以外のアモルフアスシリコンを
除去する(第29図の工程c)、前と同様に、ダ
メージ層と汚染層を十分除去した後、シリコン基
板表面を十分清浄に洗浄し、(H2+SiH2、C2+
HCl)ガス系によりシリコン層の選択成長を行な
う。数10Torrの減圧状態で成長は行ない、基板
温度は900〜1000℃、HClのモル比をある程度以
上高い値に設定する。HClの量が少なすぎると選
択成長は起こらない。シリコン基板上にはシリコ
ン結晶層が成長するが、SiO2層上のシリコンは
HClによつてエツチングされてしまうため、SiO2
層上にはシリコンは堆積しない(第29図d)。
n-層5の厚さは例えば3〜5μm程度である。不
純物濃度は好ましくは1012〜1016cm-3程度に設定
する。もちろん、この範囲をずれてもよいが、
pn-接合の拡散電位で完全に空乏化するかもしく
はコレクタに動作電圧を印加した状態では、少な
くともn-領域が完全に空乏化するような不純物
濃度および厚さに選ぶのが望ましい。
SiO2膜をCVDで堆積する。(N2+SiH4+O2)ガ
ス系で300〜500℃程度の温度で所望の厚さの
SiO2膜を堆積する。O2/SiH4のモル比は温度に
もよるが4〜40程度に設定する。フオトリソグラ
フイ工程により、セル間の分離領域となる部分の
酸化膜を残して他の領域の酸化膜は、(CF4+
H2)、C2F4、CH2F2等のガスを用いたリアクテイ
ブイオンエツチングで除去する(第29図の工程
a)、例えば、10×10μm2に1画素を設ける場合
には、10μmピツチのメツシユ状にSiO2膜を残
す。SiO2膜の幅はたとえば2μm程度に選ばれる。
リアクテイブイオンエツチングによる表面のダメ
ージ層及び汚染層を、Ar/Cl2ガス系プラズマエ
ツチングかウエツトエツチングによつて除去した
後、超高真空中における蒸着かもしくは、ロード
ロツク形式で十分に雰囲気が清浄になされたスパ
ツタ、あるいは、SiH4ガスにCO2レーザ光線を
照射する減圧光CVDで、アモルフアスシリコン
301を堆積する(第29図の工程b)、CBrF3、
CCl2F2、Cl2等のガスを用いたリアクテイブイオ
ンエツチングによる異方性エツチによりSiO層側
面に堆積している以外のアモルフアスシリコンを
除去する(第29図の工程c)、前と同様に、ダ
メージ層と汚染層を十分除去した後、シリコン基
板表面を十分清浄に洗浄し、(H2+SiH2、C2+
HCl)ガス系によりシリコン層の選択成長を行な
う。数10Torrの減圧状態で成長は行ない、基板
温度は900〜1000℃、HClのモル比をある程度以
上高い値に設定する。HClの量が少なすぎると選
択成長は起こらない。シリコン基板上にはシリコ
ン結晶層が成長するが、SiO2層上のシリコンは
HClによつてエツチングされてしまうため、SiO2
層上にはシリコンは堆積しない(第29図d)。
n-層5の厚さは例えば3〜5μm程度である。不
純物濃度は好ましくは1012〜1016cm-3程度に設定
する。もちろん、この範囲をずれてもよいが、
pn-接合の拡散電位で完全に空乏化するかもしく
はコレクタに動作電圧を印加した状態では、少な
くともn-領域が完全に空乏化するような不純物
濃度および厚さに選ぶのが望ましい。
通常入手できるHClガスには大量の水分が含ま
れているため、シリコン基板表面で常に酸化膜が
形成されるというようなことによつて、到底高品
質のエピタキシヤル成長は望めない。水分の多い
HClは、ボンベに入つている状態でボンベの材料
と反応し鉄分を中心とする重金属を大量に含むこ
とになつて、重金属汚染の多いエピタキシヤル層
になり易い。光センサセルに使用するエピタキシ
ヤル層は、暗電流成分が少ない程望ましいわけで
あるから、重金属による汚染は極限まで抑える必
要がある。SiH2Cl2に超高純度の材料を使用する
ことはもちろんであるが、HClには特に水分の少
ない、望ましくは少なくとも水分含有量が
0.5ppm以下のものを使用する。もちろん、水分
含有量は少ない程よい。エピタキシヤル成長層を
さらに高品質にするには、基板をまず1150〜1250
℃程度の高温処理で表面近傍から酸素を除去し
て、その後800℃程度の長時間熱処理により基板
内部にマイクロデイフエクトを多数発生させ、デ
ヌーデツトゾーンを有するイントリシツクゲツタ
リングの行える基板にしておくこともきわめて有
効である。分離領域としてのSiO2層4が存在し
た状態でのエピタキシヤル成長を行なうわけであ
るから、SiO2からの酸素のとり込みを少なくす
るため、成長温度は低いほど望ましい。通常よく
使われる高周波加熱法では、カーボンサセプタか
らの汚染が多くて、より一層の低温化は難しい。
反応室内にカーボンサセプタなど持込まないラン
プ加熱によるウエハ直接加熱法が成長雰囲気をも
つともクリーンにできて、高品質エピタキシヤル
層を低温で成長させられる。
れているため、シリコン基板表面で常に酸化膜が
形成されるというようなことによつて、到底高品
質のエピタキシヤル成長は望めない。水分の多い
HClは、ボンベに入つている状態でボンベの材料
と反応し鉄分を中心とする重金属を大量に含むこ
とになつて、重金属汚染の多いエピタキシヤル層
になり易い。光センサセルに使用するエピタキシ
ヤル層は、暗電流成分が少ない程望ましいわけで
あるから、重金属による汚染は極限まで抑える必
要がある。SiH2Cl2に超高純度の材料を使用する
ことはもちろんであるが、HClには特に水分の少
ない、望ましくは少なくとも水分含有量が
0.5ppm以下のものを使用する。もちろん、水分
含有量は少ない程よい。エピタキシヤル成長層を
さらに高品質にするには、基板をまず1150〜1250
℃程度の高温処理で表面近傍から酸素を除去し
て、その後800℃程度の長時間熱処理により基板
内部にマイクロデイフエクトを多数発生させ、デ
ヌーデツトゾーンを有するイントリシツクゲツタ
リングの行える基板にしておくこともきわめて有
効である。分離領域としてのSiO2層4が存在し
た状態でのエピタキシヤル成長を行なうわけであ
るから、SiO2からの酸素のとり込みを少なくす
るため、成長温度は低いほど望ましい。通常よく
使われる高周波加熱法では、カーボンサセプタか
らの汚染が多くて、より一層の低温化は難しい。
反応室内にカーボンサセプタなど持込まないラン
プ加熱によるウエハ直接加熱法が成長雰囲気をも
つともクリーンにできて、高品質エピタキシヤル
層を低温で成長させられる。
反応室におけるウエハ支持具は、より蒸気圧の
低い超高純度溶融サフアイアが適している。原材
料ガスの予熱が容易に行え、かつ大流量のガスが
流れている状態でもウエハ面内温度を均一化し易
い、すなわちサーマルストレスがほとんど発生し
ないランプ加熱によるウエハ直接加熱法は、高品
質エピタキシヤル層を得るのに適している。成長
時にウエハ表面への紫外線照射は、エピタキシヤ
ル層の品質をさらに向上させる。
低い超高純度溶融サフアイアが適している。原材
料ガスの予熱が容易に行え、かつ大流量のガスが
流れている状態でもウエハ面内温度を均一化し易
い、すなわちサーマルストレスがほとんど発生し
ないランプ加熱によるウエハ直接加熱法は、高品
質エピタキシヤル層を得るのに適している。成長
時にウエハ表面への紫外線照射は、エピタキシヤ
ル層の品質をさらに向上させる。
分離領域4となるSiO2層の側壁にはアモルフ
アスシリコンが堆積している(第29図の工程
c)。アモルフアスシリコンは固相成長で単結晶
化し易いため、SiO2分離領域4との界面近傍の
結晶が非常に優れたものになる。高抵抗n-層5
を選択エピタキシヤル成長により形成した後(第
29図の工程d)、表面濃度1〜20×1016cm-3程
度のP領域6を、ドープトオキサイドからの拡散
か、あるいは低ドーズのイオン注入層をソースと
した拡散により所定の深さまで形成する。p領域
6の深さはたとえば0.6〜1μm程度である。
アスシリコンが堆積している(第29図の工程
c)。アモルフアスシリコンは固相成長で単結晶
化し易いため、SiO2分離領域4との界面近傍の
結晶が非常に優れたものになる。高抵抗n-層5
を選択エピタキシヤル成長により形成した後(第
29図の工程d)、表面濃度1〜20×1016cm-3程
度のP領域6を、ドープトオキサイドからの拡散
か、あるいは低ドーズのイオン注入層をソースと
した拡散により所定の深さまで形成する。p領域
6の深さはたとえば0.6〜1μm程度である。
p領域6の厚さと不純物濃度は以下のような考
えで決定する。感度を上げようとすれば、p領域
6の不純物濃度を下げてCbeを小さくすることが
望ましい。Cbeは略々次のように与えられる。
えで決定する。感度を上げようとすれば、p領域
6の不純物濃度を下げてCbeを小さくすることが
望ましい。Cbeは略々次のように与えられる。
Cbe=Aeε(q・NA/2εVbi)1/2
ただし、Vbiはエミツタ・ベース間拡散電位で
あり、 Vbi=kT/q1nNDNA/ni 2 で与えられる。ここで、εはシリコン結晶の誘電
率、NDはエミツタの不純物濃度、NAはベースの
エミツタに隣接する部分の不純物密度、niは眞性
キヤリア濃度である。NAを小さくするほどCbe
は小さくなつて、感度は上昇するが、NAをあま
り小さくしすぎるとベース領域が動作状態で完全
に空乏化してパンチングスルー状態になつてしま
うため、あまり低くは出来ない。ベース領域が完
全に空乏化してパンチングスルー状態にならない
程度に設定する。
あり、 Vbi=kT/q1nNDNA/ni 2 で与えられる。ここで、εはシリコン結晶の誘電
率、NDはエミツタの不純物濃度、NAはベースの
エミツタに隣接する部分の不純物密度、niは眞性
キヤリア濃度である。NAを小さくするほどCbe
は小さくなつて、感度は上昇するが、NAをあま
り小さくしすぎるとベース領域が動作状態で完全
に空乏化してパンチングスルー状態になつてしま
うため、あまり低くは出来ない。ベース領域が完
全に空乏化してパンチングスルー状態にならない
程度に設定する。
その後、シリコン基板表面に(H2+O2)ガス
系スチーム酸化により数10〓から数100Å程度の
厚さの熱酸化膜3を、800〜900℃程度の温度で形
成する。その上に、(SiH4+NH3)系ガスの
CVDで窒化膜(Si3N4)302を500〜1500Å程
度の厚さで形成する。形成温度は700〜900℃程度
である。NH3ガスも、HClガスと並んで通常入
手できる製品は、大量に水分を含んでいる。水分
の多いNH3ガスを原材料に使うと、酸素濃度の
多い窒化膜となり、再現性に乏しくなると同時
に、その後のSiO2膜との選択エツチングで選択
比が取れないという結果を招く。NH3ガスも、
少なくとも水分含有量が0.5ppm以下のものにす
る。水分含有量は少ない程望ましいことはいうま
でもない。窒化膜302の上にさらにPSG膜3
00をCVDにより堆積する。ガス系は、たとえ
ば、(N2+SiH4+O2+PH3)を用いて、300〜
450℃程度の温度で2000〜3000Å程度の厚さの
PSG膜をCVDにより堆積する(第29図の工程
e)。2度のマスク合わせ工程を含むフオトリソ
グラフイー工程により、n+領域7上に、リフレ
ツシユ及び読出しパルス印加電極上に、Asドー
プのポリシリコン膜304を堆積する。この場合
pドープのポリシリコン膜を使つてもよい。たと
えば、2回のフオトリソグラフイー工程により、
エミツタ上は、PSG膜、Si3N4膜、SiO2膜をすべ
て除去し、リフレツシユおよび読出しパルス印加
電極を設ける部分には下地のSiO2膜を残して、
PSG膜とSi3N4膜のみエツチングする。その後、
Asドープのポリシリコンを、(N2+SiH4+
AsH3)もしくは(H2+SiH4+AsH3)ガスで
CVD法により堆積する。堆積温度は550℃〜700
℃程度、膜厚は1000〜2000Åである。ノンドープ
のポリシリコンをCVD法で堆積しておいて、そ
の後As又はPを拡散してももちろんよい。エミ
ツタとリフレツシユ及び読出しパルス印加電極上
を除いた他の部分のポリシリコン膜をマスク合わ
せフオトリソグラフイー工程の後エツチングで除
去する。さらに、PSG膜をエツチングすると、
リフトオフによりPSG膜に堆積していたポリシ
リコンはセルフアライン的に除去されてしまう
(第29図の工程f)。ポリシリコン膜のエツチン
グはC2Cl2F4、(CBrF3+Cl2)等のガス系でエツ
チングし、Si3N4膜はCH2F2等のガスでエツチン
グする。
系スチーム酸化により数10〓から数100Å程度の
厚さの熱酸化膜3を、800〜900℃程度の温度で形
成する。その上に、(SiH4+NH3)系ガスの
CVDで窒化膜(Si3N4)302を500〜1500Å程
度の厚さで形成する。形成温度は700〜900℃程度
である。NH3ガスも、HClガスと並んで通常入
手できる製品は、大量に水分を含んでいる。水分
の多いNH3ガスを原材料に使うと、酸素濃度の
多い窒化膜となり、再現性に乏しくなると同時
に、その後のSiO2膜との選択エツチングで選択
比が取れないという結果を招く。NH3ガスも、
少なくとも水分含有量が0.5ppm以下のものにす
る。水分含有量は少ない程望ましいことはいうま
でもない。窒化膜302の上にさらにPSG膜3
00をCVDにより堆積する。ガス系は、たとえ
ば、(N2+SiH4+O2+PH3)を用いて、300〜
450℃程度の温度で2000〜3000Å程度の厚さの
PSG膜をCVDにより堆積する(第29図の工程
e)。2度のマスク合わせ工程を含むフオトリソ
グラフイー工程により、n+領域7上に、リフレ
ツシユ及び読出しパルス印加電極上に、Asドー
プのポリシリコン膜304を堆積する。この場合
pドープのポリシリコン膜を使つてもよい。たと
えば、2回のフオトリソグラフイー工程により、
エミツタ上は、PSG膜、Si3N4膜、SiO2膜をすべ
て除去し、リフレツシユおよび読出しパルス印加
電極を設ける部分には下地のSiO2膜を残して、
PSG膜とSi3N4膜のみエツチングする。その後、
Asドープのポリシリコンを、(N2+SiH4+
AsH3)もしくは(H2+SiH4+AsH3)ガスで
CVD法により堆積する。堆積温度は550℃〜700
℃程度、膜厚は1000〜2000Åである。ノンドープ
のポリシリコンをCVD法で堆積しておいて、そ
の後As又はPを拡散してももちろんよい。エミ
ツタとリフレツシユ及び読出しパルス印加電極上
を除いた他の部分のポリシリコン膜をマスク合わ
せフオトリソグラフイー工程の後エツチングで除
去する。さらに、PSG膜をエツチングすると、
リフトオフによりPSG膜に堆積していたポリシ
リコンはセルフアライン的に除去されてしまう
(第29図の工程f)。ポリシリコン膜のエツチン
グはC2Cl2F4、(CBrF3+Cl2)等のガス系でエツ
チングし、Si3N4膜はCH2F2等のガスでエツチン
グする。
次に、PSG膜305を、すでに述べたような
ガス系のCVD法で堆積した後、マスク合わせ工
程とエツチング工程とにより、リフレツシユパル
ス及び読出しパルス電極用ポリシリコン膜上にコ
ンタクトホールを開ける。こうした状態で、Al、
Al−Si、Al−Cu−Si等の金属を真空蒸着もしく
はスパツタにより堆積するか、あるいは
(CH3)3AlやAlCl3を原材料ガスとするプラズマ
CVD法、あるいはまた上記原材料ガスのAl−C
ボンドやAl−Clボンドを直接光照射により切断
する光照射CVD法によりAlを堆積する。
(CH3)3AlやAlCl3を原材料ガスとして上記のよう
なCVD法を行なう場合には、大過剰に水素を流
しておく。細くてかつ急峻なコンタクトホールに
Alを堆積するには、水分や酸素混入のまつたく
ないクリーン雰囲気の中で300〜400℃膜厚に基板
温度を上げたCVD法が優れている。第17図に
示された金属配線10のパターニングを終えた
後、層間絶縁膜306をCVD法で堆積する。3
06は、前述したPSG膜、あるいはCVD法SiO2
膜、あるいは耐水性等を考慮しする必要がある場
合には、(SiH4+NH3)ガス系のプラズマCVD
法によつて形成したSi3N4膜である。Si3N4膜中
の水素の含有量を低く抑えるためには、(SiH4+
N2)ガス系でのプラズマCVD法を使用する。
ガス系のCVD法で堆積した後、マスク合わせ工
程とエツチング工程とにより、リフレツシユパル
ス及び読出しパルス電極用ポリシリコン膜上にコ
ンタクトホールを開ける。こうした状態で、Al、
Al−Si、Al−Cu−Si等の金属を真空蒸着もしく
はスパツタにより堆積するか、あるいは
(CH3)3AlやAlCl3を原材料ガスとするプラズマ
CVD法、あるいはまた上記原材料ガスのAl−C
ボンドやAl−Clボンドを直接光照射により切断
する光照射CVD法によりAlを堆積する。
(CH3)3AlやAlCl3を原材料ガスとして上記のよう
なCVD法を行なう場合には、大過剰に水素を流
しておく。細くてかつ急峻なコンタクトホールに
Alを堆積するには、水分や酸素混入のまつたく
ないクリーン雰囲気の中で300〜400℃膜厚に基板
温度を上げたCVD法が優れている。第17図に
示された金属配線10のパターニングを終えた
後、層間絶縁膜306をCVD法で堆積する。3
06は、前述したPSG膜、あるいはCVD法SiO2
膜、あるいは耐水性等を考慮しする必要がある場
合には、(SiH4+NH3)ガス系のプラズマCVD
法によつて形成したSi3N4膜である。Si3N4膜中
の水素の含有量を低く抑えるためには、(SiH4+
N2)ガス系でのプラズマCVD法を使用する。
プラズマCVD法によるダメージを現象させ形
成されたSi3N4膜の電気的耐圧を大きくし、かつ
リーク電流を小さくするには光CVD法による
Si3N4膜がすぐれている。光CVD法には2通りの
方法がある。(SiH4+NH3+Hg)ガス系で外部
から水銀ランプの2537Åの紫外線を照射する方法
と、(SiH4+NH)3ガス系に水銀ランプの1849Å
の紫外線を照射する方法である。いずれも基板温
度は150〜350℃程度である。
成されたSi3N4膜の電気的耐圧を大きくし、かつ
リーク電流を小さくするには光CVD法による
Si3N4膜がすぐれている。光CVD法には2通りの
方法がある。(SiH4+NH3+Hg)ガス系で外部
から水銀ランプの2537Åの紫外線を照射する方法
と、(SiH4+NH)3ガス系に水銀ランプの1849Å
の紫外線を照射する方法である。いずれも基板温
度は150〜350℃程度である。
マスク合わせ工程及びエツチング工程により、
エミツタ7上のポリシリコンは、絶縁膜305,
306を貫通したコンタクトホールをリアクテイ
ブイオンエツチで開けた後、前述した方法でAl、
Al−Si、Al−Cu−Si等の金属を堆積する。この
場合には、コンタクトホールのアスペクト比が大
きいので、CVD法による堆積の方がすぐれてい
る。第17図における金属配線8のパターニング
を終えた後、最終パツシベーシヨン膜としての
Si3N4膜あるいはPSG膜2をCVD法により堆積す
る(第29図g)。
エミツタ7上のポリシリコンは、絶縁膜305,
306を貫通したコンタクトホールをリアクテイ
ブイオンエツチで開けた後、前述した方法でAl、
Al−Si、Al−Cu−Si等の金属を堆積する。この
場合には、コンタクトホールのアスペクト比が大
きいので、CVD法による堆積の方がすぐれてい
る。第17図における金属配線8のパターニング
を終えた後、最終パツシベーシヨン膜としての
Si3N4膜あるいはPSG膜2をCVD法により堆積す
る(第29図g)。
この場合も、光CVD法により膜がすぐれてい
る。12は裏面のAl、Al−Si等による金属電極
である。
る。12は裏面のAl、Al−Si等による金属電極
である。
本発明の光電変換装置の製法には、実に多彩な
工程があり、第29図はほんの一例を述べたに過
ぎない。
工程があり、第29図はほんの一例を述べたに過
ぎない。
本発明の光電変換装置の重要な点は、p領域6
とn-領域5の間及びp領域6とn+領域7の間の
リーク電流を如何に小さく抑えるかにある。n-
領域5の品質を良好にして暗電流を少なくするこ
とはもちろんであるが、酸化膜などよりなる分離
領域4とn-領域5の界面こそが問題である。第
29図では、そのために、あらかじめ分離領域4
の側壁にアモルフアスSiを堆積しておいてエピタ
キシヤル成長を行なう方法を説明した。この場合
には、エピタキシヤル成長中に基板Siからの固相
成長でアモルフアスSiは単結晶化されるわけであ
る。エピタキシヤル成長は、850℃〜1000℃程度
と比較的高い温度で行なわれる。そのため、基板
Siからの固相成長によりアモルフアスSiが単結晶
化される前に、アモルフアスSi中に微結晶が成長
し始めてしまうことが多く、結晶性を悪くする原
因になる。温度が低い方が、固相成長する速度が
アモルフアスSi中に微結晶が成長し始める速度よ
り相対的にずつと大きくなるから、選択エピタキ
シヤル成長を行なう前に、550℃〜700℃程度の低
温処理で、アモルフアスSiを単結晶しておくと、
界面の特性は改善される。この時、基板Siとアモ
ルフアスSiの間に酸化膜等の層があると固相成長
の開始が遅れるため、両者の境界にはそうした層
が含まれないような超高清浄プロセスが必要であ
る。
とn-領域5の間及びp領域6とn+領域7の間の
リーク電流を如何に小さく抑えるかにある。n-
領域5の品質を良好にして暗電流を少なくするこ
とはもちろんであるが、酸化膜などよりなる分離
領域4とn-領域5の界面こそが問題である。第
29図では、そのために、あらかじめ分離領域4
の側壁にアモルフアスSiを堆積しておいてエピタ
キシヤル成長を行なう方法を説明した。この場合
には、エピタキシヤル成長中に基板Siからの固相
成長でアモルフアスSiは単結晶化されるわけであ
る。エピタキシヤル成長は、850℃〜1000℃程度
と比較的高い温度で行なわれる。そのため、基板
Siからの固相成長によりアモルフアスSiが単結晶
化される前に、アモルフアスSi中に微結晶が成長
し始めてしまうことが多く、結晶性を悪くする原
因になる。温度が低い方が、固相成長する速度が
アモルフアスSi中に微結晶が成長し始める速度よ
り相対的にずつと大きくなるから、選択エピタキ
シヤル成長を行なう前に、550℃〜700℃程度の低
温処理で、アモルフアスSiを単結晶しておくと、
界面の特性は改善される。この時、基板Siとアモ
ルフアスSiの間に酸化膜等の層があると固相成長
の開始が遅れるため、両者の境界にはそうした層
が含まれないような超高清浄プロセスが必要であ
る。
アモルフアスSiの固相成長には上述したフアー
ナス成長の他に、基板をある程度の温度に保つて
おいて、フツシユランプ加熱あるいは赤外線ラン
プによる、たとえば数秒から数10秒程度のラピツ
ドアニール技術も有効である。こうした技術を使
うときには、SiO2層側壁に堆積するSiは、多結
晶でもよい。ただし、非常にクリーンなプロセス
で耐積し、多結晶体の結晶粒界に酸素、炭素等の
含まれない多結晶Siにしておく必要がある。
ナス成長の他に、基板をある程度の温度に保つて
おいて、フツシユランプ加熱あるいは赤外線ラン
プによる、たとえば数秒から数10秒程度のラピツ
ドアニール技術も有効である。こうした技術を使
うときには、SiO2層側壁に堆積するSiは、多結
晶でもよい。ただし、非常にクリーンなプロセス
で耐積し、多結晶体の結晶粒界に酸素、炭素等の
含まれない多結晶Siにしておく必要がある。
こうしたSiO2側面のSiが単結晶化された後、Si
の選択成長を行うことになる。
の選択成長を行うことになる。
SiO2分離領域4と高抵抗n-領域5界面のリー
ク電流がどうしても問題になる時は、高抵抗n-
領域5のSiO分離領域4に隣接する部分だけ、n
形の不純物濃度を高くしておくとこのリーク電流
の問題はさけられる。たとえば、分離SiO2領域
4に接触するn-領域5の0.3〜1μm程度の厚さの
領域だけ、たとえば1〜10×1016cm-3程度にn形
の不純物濃度を高くするのである。この構成は比
較的容易に形成できる。基板1上に略々1μm程
度熱酸化膜を形成した後、その上にCVD法で堆
積する。SiO2膜をまず所要の厚さだけ、所定の
量のPを含んだSiO2膜にしておく。さらにその
上にSiO2をCVD法で堆積するということで分離
領域4を作つておく。その後の高温プロセスで分
離領域4中にサンドイツチ状に存在する燐を含ん
だSiO2膜から、燐が高抵抗n-領域5中に拡散し
て、界面がもつとも不純物濃度が高いという良好
な不純物分布を作る。
ク電流がどうしても問題になる時は、高抵抗n-
領域5のSiO分離領域4に隣接する部分だけ、n
形の不純物濃度を高くしておくとこのリーク電流
の問題はさけられる。たとえば、分離SiO2領域
4に接触するn-領域5の0.3〜1μm程度の厚さの
領域だけ、たとえば1〜10×1016cm-3程度にn形
の不純物濃度を高くするのである。この構成は比
較的容易に形成できる。基板1上に略々1μm程
度熱酸化膜を形成した後、その上にCVD法で堆
積する。SiO2膜をまず所要の厚さだけ、所定の
量のPを含んだSiO2膜にしておく。さらにその
上にSiO2をCVD法で堆積するということで分離
領域4を作つておく。その後の高温プロセスで分
離領域4中にサンドイツチ状に存在する燐を含ん
だSiO2膜から、燐が高抵抗n-領域5中に拡散し
て、界面がもつとも不純物濃度が高いという良好
な不純物分布を作る。
すなわち、第30図のような構造に構成するわ
けである。分離領域4が、3層構造に達成されて
いて、308は熱酸化膜SiO2、309は燐を含
んだCVD法SiO2膜、301はCVD法SiO2膜であ
る。分離領域4に隣接して、n-領域5中との間
に、n領域307が、燐を含んだSiO2膜309
からの拡散で形成される。307はセル周辺全部
に形成されている。この構造にすると、ベース・
コレクタ間容量Cbcは大きくなるが、ベース・コ
レクタ間リーク電流は激減する。
けである。分離領域4が、3層構造に達成されて
いて、308は熱酸化膜SiO2、309は燐を含
んだCVD法SiO2膜、301はCVD法SiO2膜であ
る。分離領域4に隣接して、n-領域5中との間
に、n領域307が、燐を含んだSiO2膜309
からの拡散で形成される。307はセル周辺全部
に形成されている。この構造にすると、ベース・
コレクタ間容量Cbcは大きくなるが、ベース・コ
レクタ間リーク電流は激減する。
第29図では、あらかじめ分離用絶縁領域4を
作つておいて、選択エピタキシヤル成長を行なう
例について説明したが、基板上に必要な高抵抗
n-層のエピタキシヤル成長をしておいてから、
分離領域となるべき部分をリアクテイブイオンエ
ツチングによりメツシユ状に切り込んで分離領域
を形成するUグループ分離技術(A.Hayasaka
et al、“U−groove isolation technique for
high speed bipolar VLSI′S″、Tech.Dig.of
IEDM.P.62、1982、参照)を使つて行なうこと
も出来る。
作つておいて、選択エピタキシヤル成長を行なう
例について説明したが、基板上に必要な高抵抗
n-層のエピタキシヤル成長をしておいてから、
分離領域となるべき部分をリアクテイブイオンエ
ツチングによりメツシユ状に切り込んで分離領域
を形成するUグループ分離技術(A.Hayasaka
et al、“U−groove isolation technique for
high speed bipolar VLSI′S″、Tech.Dig.of
IEDM.P.62、1982、参照)を使つて行なうこと
も出来る。
本発明に係る光電変換装置は、絶縁物より構成
される分離領域に取り囲まれた領域に、その大部
分の領域が半導体ウエハ表面に隣接するベース領
域が浮遊状態になされたバイポーラトランジスタ
を形成し、浮遊状態になされたベース領域の電位
を薄い絶縁膜を介して前記ベース領域の一部に設
けた電極により制御することによつて、光情報を
光電変換する装置である。高不純物濃度領域より
なるエミツタ領域が、ベース領域の一部に設けら
れており、このエミツタは水平スキヤンパルスに
より動作するMOSトランジスタに接続されてい
る。前述した、浮遊ベース領域の一部に薄い絶縁
層を介して設けられた電極は、水平ラインに接続
されている。ウエハ内部に、設けられるコレクタ
は、基板で構成されることもあるし、目的によつ
ては反対導電型高抵抗基板に、各水平ラインごと
に分離された高濃度不純物埋込み領域で構成され
る場合もある。絶縁層を介して設けられた電極
で、浮遊ベース領域のリフレツシユを行なう時の
パルス電圧に対して、信号を読出す時の印加パル
ス電圧は実質的に大きい。実際に、2種類の電圧
を待つパルス列を用いてもよいし、ダブルキヤパ
シタ構造で説明したように、リフレツシユ用
MOSキヤパシタ電極の容量Cpxにくらべて読出し
用MOSキヤパシタ電極の容量Cpxを大きくしてお
いてもよい。リフレツシユパルス印加により、逆
バイアス状態になされた浮遊ベース領域に光励起
されたキヤリアを蓄積して光信号に基づいた信号
を記憶させ、該信号読出し時には、ベース・エミ
ツタ間が順方向に深くバイアスされるように読出
し用パルス電圧を印加して、高速度で信号を読出
せるようにしたことが特徴である。こうした特徴
を備えていれば、本発明の光電変換装置はいかな
る構造で実現してもよく、前記の実施例に述べら
れた構造に限定されないことはもちろんである。
される分離領域に取り囲まれた領域に、その大部
分の領域が半導体ウエハ表面に隣接するベース領
域が浮遊状態になされたバイポーラトランジスタ
を形成し、浮遊状態になされたベース領域の電位
を薄い絶縁膜を介して前記ベース領域の一部に設
けた電極により制御することによつて、光情報を
光電変換する装置である。高不純物濃度領域より
なるエミツタ領域が、ベース領域の一部に設けら
れており、このエミツタは水平スキヤンパルスに
より動作するMOSトランジスタに接続されてい
る。前述した、浮遊ベース領域の一部に薄い絶縁
層を介して設けられた電極は、水平ラインに接続
されている。ウエハ内部に、設けられるコレクタ
は、基板で構成されることもあるし、目的によつ
ては反対導電型高抵抗基板に、各水平ラインごと
に分離された高濃度不純物埋込み領域で構成され
る場合もある。絶縁層を介して設けられた電極
で、浮遊ベース領域のリフレツシユを行なう時の
パルス電圧に対して、信号を読出す時の印加パル
ス電圧は実質的に大きい。実際に、2種類の電圧
を待つパルス列を用いてもよいし、ダブルキヤパ
シタ構造で説明したように、リフレツシユ用
MOSキヤパシタ電極の容量Cpxにくらべて読出し
用MOSキヤパシタ電極の容量Cpxを大きくしてお
いてもよい。リフレツシユパルス印加により、逆
バイアス状態になされた浮遊ベース領域に光励起
されたキヤリアを蓄積して光信号に基づいた信号
を記憶させ、該信号読出し時には、ベース・エミ
ツタ間が順方向に深くバイアスされるように読出
し用パルス電圧を印加して、高速度で信号を読出
せるようにしたことが特徴である。こうした特徴
を備えていれば、本発明の光電変換装置はいかな
る構造で実現してもよく、前記の実施例に述べら
れた構造に限定されないことはもちろんである。
たとえば、前記の実施例で説明した構造と導電
型がまつたく反転した構造でも、もちろん同様で
ある。ただし、この時には印加電圧の極性を完全
に反転する必要がある。導電型がまつたく反転し
た構造では、領域はn型になる。すなわち、ベー
スを構成する不純物はAsやPになる。AsやPを
含む領域の表面を酸化すると、AsやPはSi/
SiO2界面のSi側にパイルアツプする。すなわち、
ベース内部の表面から内部に向う強いドリフト電
界が生じて、光励起されたホールはただちにベー
スからコレクタ側に抜け、ベースにはエレクトロ
ンが効率よく蓄積される。
型がまつたく反転した構造でも、もちろん同様で
ある。ただし、この時には印加電圧の極性を完全
に反転する必要がある。導電型がまつたく反転し
た構造では、領域はn型になる。すなわち、ベー
スを構成する不純物はAsやPになる。AsやPを
含む領域の表面を酸化すると、AsやPはSi/
SiO2界面のSi側にパイルアツプする。すなわち、
ベース内部の表面から内部に向う強いドリフト電
界が生じて、光励起されたホールはただちにベー
スからコレクタ側に抜け、ベースにはエレクトロ
ンが効率よく蓄積される。
ベースがp型の場合には、通常使われる不純物
はボロンである。ボロンを含むp領域表面を熱酸
化すると、ボロンは酸化膜中に取り込まれるた
め、Si/SiO2界面近傍のSi中におけるボロン濃度
はやや内部のボロン濃度より低くなる。この深さ
は、酸化膜圧にもよるが、通常数100Åである。
この界面近傍には、エレクトロンに対する逆ドリ
フト電界が生じ、この領域に光励起されたエレク
トロンは、表面に厚められる傾向にある。このま
まだと、この逆ドリフト電界を生じている領域は
不感領域になるが、表面に沿つた一部にn+領域
が、本発明の光電変換装置では存在しているた
め、p領域のSi/SiO2界面に集まつたエレクト
ロンは、このn+領域に再結合される前に流れ込
む。そのために、たとえばボロンがSi/SiO2界
面近傍で減少していて、逆ドリフト電界が生じる
ような領域が存在しても、ほとんど不感領域には
ならない。むしろ、こうした領域がSi/SiO2界
面に存在すると、蓄積されたホールをSi/SiO2
界面から引き離して内部に存在させるようにする
ために、ホールが界面で消滅する効果が無くな
り、p層のベースにおけるホール蓄積効果が良好
となり、きわめて望ましい。
はボロンである。ボロンを含むp領域表面を熱酸
化すると、ボロンは酸化膜中に取り込まれるた
め、Si/SiO2界面近傍のSi中におけるボロン濃度
はやや内部のボロン濃度より低くなる。この深さ
は、酸化膜圧にもよるが、通常数100Åである。
この界面近傍には、エレクトロンに対する逆ドリ
フト電界が生じ、この領域に光励起されたエレク
トロンは、表面に厚められる傾向にある。このま
まだと、この逆ドリフト電界を生じている領域は
不感領域になるが、表面に沿つた一部にn+領域
が、本発明の光電変換装置では存在しているた
め、p領域のSi/SiO2界面に集まつたエレクト
ロンは、このn+領域に再結合される前に流れ込
む。そのために、たとえばボロンがSi/SiO2界
面近傍で減少していて、逆ドリフト電界が生じる
ような領域が存在しても、ほとんど不感領域には
ならない。むしろ、こうした領域がSi/SiO2界
面に存在すると、蓄積されたホールをSi/SiO2
界面から引き離して内部に存在させるようにする
ために、ホールが界面で消滅する効果が無くな
り、p層のベースにおけるホール蓄積効果が良好
となり、きわめて望ましい。
なお、本発明に係る光電変換装置は以上述べた
固体撮像装置の外に、たとえば、画像入力装置、
フアクシミリ、ワークステイシヨン、デジタル複
写機、ワープロ等の画像入力装置、OCR、バー
コード読取り装置、カメラ、ビデオカメラ、8ミ
リカメラ等のオートフオーカス用の光電変換被写
体検出装置等にも応用できる。
固体撮像装置の外に、たとえば、画像入力装置、
フアクシミリ、ワークステイシヨン、デジタル複
写機、ワープロ等の画像入力装置、OCR、バー
コード読取り装置、カメラ、ビデオカメラ、8ミ
リカメラ等のオートフオーカス用の光電変換被写
体検出装置等にも応用できる。
以上説明してきたように本発明の光電変換装置
は、浮遊状態になされた制御電極領域であるベー
ス領域に光により励起されたキヤリアを蓄積する
ものである。すなわち、Base Store Image
Sensorと呼ばれるべき装置であり、BASISと略
称する。
は、浮遊状態になされた制御電極領域であるベー
ス領域に光により励起されたキヤリアを蓄積する
ものである。すなわち、Base Store Image
Sensorと呼ばれるべき装置であり、BASISと略
称する。
本発明の光電変換装置は、1個のトランジスタ
で1画素を構成できるため高度化がきわめて容易
であり、同時にその構造からブリーミング、スミ
アが少なく、かつ高感度である、そのダイナミツ
クレンジは広く取れ、内部増幅機能を有するため
配線容量によらず大きな信号電圧を発生するため
低録音でかつ周辺回路が容易になるという特徴を
有している。例えば将来の高品質固体撮像装置と
して、その工業的価値はきわめて高い。
で1画素を構成できるため高度化がきわめて容易
であり、同時にその構造からブリーミング、スミ
アが少なく、かつ高感度である、そのダイナミツ
クレンジは広く取れ、内部増幅機能を有するため
配線容量によらず大きな信号電圧を発生するため
低録音でかつ周辺回路が容易になるという特徴を
有している。例えば将来の高品質固体撮像装置と
して、その工業的価値はきわめて高い。
[発明の効果]
本発明によれば、ゲイン制御可能で高感度な光
電変換出力を得ることができる。
電変換出力を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示し、aは断面
図、bはその等価回路図、cは回路構成図、dは
ポテンシヤル状態図である。第2図は第1図に示
した光センサセルを用いた回路構成図である。第
3図と第6図はパルス波形図、第4図は他の実施
例を示し、第5図は回路構成図である。第7図は
他の実施例を示す等価回路図、第8図はその回路
構成図、第9図はパルス波形図である。第10図
から第13図までは、本発明の実施例に係る説明
図である。第14図は本発明に係る光電変換装置
の一構成例の回路図である。第15図から第20
図までは、本発明に係る光センサセルの主要構造
及び基本動作を説明するための図である。第15
図は読出し動作時の等価回路図、第16図はリフ
レツシユ動作時の等価回路図、第17図aは平面
図、bは断面図、cは等価回路図であり、第18
図は読出し時間と読出し電圧との関係を示すグラ
フ、第19図aは蓄積電圧と読出し時間との関係
を、第19図bはバイアス電圧と読出し時間との
関係をそれぞれ示すグラフ、第20図a〜Cはリ
フレツシユ時間とベース電位との関係を示すグラ
フである。第21図から第23図までは、第14
図の光電変換装置の説明図であり、第21図aは
パルスタイミング図、第21図bは各動作時に電
位分布を示すグラフである。第22図は出力信号
に関係する等価回路図、第23図は導通した瞬間
からの出力電圧を時間との関係で示すグラフであ
る。第24,25及び第26図は他の光電変換装
置を示す回路図である。第27図は本発明の変形
例の主要構造を説明するための平面図である。第
28図は第27図に示す光センサセルにより構成
した光電変換装置の回路構成図である。第29図
及び30図は本発明の光電変換装置の一製造方法
例を示すための断面図である。 1……シリコン、2……PSG膜、3……絶縁
酸化膜、4……素子分離領域、5……n-領域
(コレクタ領域)、6……p領域(ベース領域)、
7,7′……n+領域(エミツタ領域)、8……配
線、9……電極、10……配線、11……n+領
域、12……電極、13……コンデンサ、14…
…バイポーラトランジスタ、15,17……接合
容量、16,18……ダイオード、19,19′
……コンタクト部、20……光、28……垂直ラ
イン、30……光センサセル、31……水平ライ
ン、32……垂直シフトレジスタ、33,35…
…MOSトランジスタ、36,37……端子、3
8……垂直ライン、39……水平シフトレジス
タ、40……MOSトランジスタ、41……出力
ライン、42……MOSトランジスタ、43……
端子、44……トランジスタ、45……負荷抵
抗、46……端子、47……端子、48……
MOSトランジスタ、49……端子、61,62,
63……区間、64……コレクタ電位、67……
波形、80,81……容量、82,83……抵
抗、84……電流源、100,101,102…
…水平シフトレジスタ、111,112……出力
ライン、138……垂直ライン、140……
MOSトランジスタ、148……MOSトランジス
タ、150,150′……MOSコンデンサ、15
2,152′……光センサセル、202,203,
205……ベース電位、220……埋込p+領域、
222,225……配線、251……p+領域、
252……n+領域、253……配線、300…
…アモルフアスシリコン、302……窒化膜、3
03……PSG膜、304……ポリシリコン、3
05……PSG膜、306……層間絶縁膜、37
2……第1フオトトランジスタ、372……フオ
トトランジスタ。
図、bはその等価回路図、cは回路構成図、dは
ポテンシヤル状態図である。第2図は第1図に示
した光センサセルを用いた回路構成図である。第
3図と第6図はパルス波形図、第4図は他の実施
例を示し、第5図は回路構成図である。第7図は
他の実施例を示す等価回路図、第8図はその回路
構成図、第9図はパルス波形図である。第10図
から第13図までは、本発明の実施例に係る説明
図である。第14図は本発明に係る光電変換装置
の一構成例の回路図である。第15図から第20
図までは、本発明に係る光センサセルの主要構造
及び基本動作を説明するための図である。第15
図は読出し動作時の等価回路図、第16図はリフ
レツシユ動作時の等価回路図、第17図aは平面
図、bは断面図、cは等価回路図であり、第18
図は読出し時間と読出し電圧との関係を示すグラ
フ、第19図aは蓄積電圧と読出し時間との関係
を、第19図bはバイアス電圧と読出し時間との
関係をそれぞれ示すグラフ、第20図a〜Cはリ
フレツシユ時間とベース電位との関係を示すグラ
フである。第21図から第23図までは、第14
図の光電変換装置の説明図であり、第21図aは
パルスタイミング図、第21図bは各動作時に電
位分布を示すグラフである。第22図は出力信号
に関係する等価回路図、第23図は導通した瞬間
からの出力電圧を時間との関係で示すグラフであ
る。第24,25及び第26図は他の光電変換装
置を示す回路図である。第27図は本発明の変形
例の主要構造を説明するための平面図である。第
28図は第27図に示す光センサセルにより構成
した光電変換装置の回路構成図である。第29図
及び30図は本発明の光電変換装置の一製造方法
例を示すための断面図である。 1……シリコン、2……PSG膜、3……絶縁
酸化膜、4……素子分離領域、5……n-領域
(コレクタ領域)、6……p領域(ベース領域)、
7,7′……n+領域(エミツタ領域)、8……配
線、9……電極、10……配線、11……n+領
域、12……電極、13……コンデンサ、14…
…バイポーラトランジスタ、15,17……接合
容量、16,18……ダイオード、19,19′
……コンタクト部、20……光、28……垂直ラ
イン、30……光センサセル、31……水平ライ
ン、32……垂直シフトレジスタ、33,35…
…MOSトランジスタ、36,37……端子、3
8……垂直ライン、39……水平シフトレジス
タ、40……MOSトランジスタ、41……出力
ライン、42……MOSトランジスタ、43……
端子、44……トランジスタ、45……負荷抵
抗、46……端子、47……端子、48……
MOSトランジスタ、49……端子、61,62,
63……区間、64……コレクタ電位、67……
波形、80,81……容量、82,83……抵
抗、84……電流源、100,101,102…
…水平シフトレジスタ、111,112……出力
ライン、138……垂直ライン、140……
MOSトランジスタ、148……MOSトランジス
タ、150,150′……MOSコンデンサ、15
2,152′……光センサセル、202,203,
205……ベース電位、220……埋込p+領域、
222,225……配線、251……p+領域、
252……n+領域、253……配線、300…
…アモルフアスシリコン、302……窒化膜、3
03……PSG膜、304……ポリシリコン、3
05……PSG膜、306……層間絶縁膜、37
2……第1フオトトランジスタ、372……フオ
トトランジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1導電型の第1半導体領域と、前記第1導
電型とは異なる第2導電型の第2半導体領域と、
高抵抗半導体領域と、第1導電型の第3半導体領
域と、第2導電型の第4半導体領域と、を有し、 前記第1半導体領域と前記第2半導体領域とは
隣接して配設されており、前記第3半導体領域と
前記第4半導体領域とは隣接して配設されてお
り、前記高抵抗半導体領域は前記第2半導体領域
と前記第3半導体領域との間に配設されており、 前記第1半導体領域と前記第2半導体領域と前
記第3半導体領域と前記高抵抗半導体領域とで第
1トランジスタを構成し、前記第2半導体領域と
前記第3半導体領域と前記第4半導体領域と前記
高抵抗半導体領域とで第2トランジスタを構成
し、 光励起により発生したエレクトロンとホールと
で構成されるキヤリアのうち前記第2半導体領域
と前記第3半導体領域のうちどちらか一方がホー
ルを蓄積し、他方がエレクトロンを蓄積する光電
変換装置であつて、 前記第2半導体領域と容量結合された第1の電
極と、前記第3半導体領域と容量結合された第2
の電極と、を有し、該第2及び第3の半導体領域
にそれぞれ蓄積されたエレクトロンとホールとに
基づいて信号を読み出す為の読み出し手段を具備
し、 前記読み出し手段は、前記第2半導体領域と前
記第3半導体領域とのそれぞれに、前記第1及び
第2の電極により、前記第1及び第4半導体領域
に対して独立的に電位を与え、前記第2半導体領
域と前記第1半導体領域との接合部と、前記第3
半導体領域と前記第4半導体領域との接合部とを
それぞれ順方向にバイアスし、前記信号を読み出
す手段であることを特徴とする光電変換装置。
Priority Applications (14)
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|---|---|---|---|
| JP58120757A JPS6012765A (ja) | 1983-07-02 | 1983-07-02 | 光電変換装置 |
| US06/625,130 US4686554A (en) | 1983-07-02 | 1984-06-27 | Photoelectric converter |
| CA000457917A CA1257922A (en) | 1983-07-02 | 1984-06-29 | Photoelectric converter |
| EP87110981A EP0252530A3 (en) | 1983-07-02 | 1984-07-02 | Photoelectric converter |
| EP87110980A EP0252529A3 (en) | 1983-07-02 | 1984-07-02 | Photoelectric converter |
| EP19900201220 EP0391502A3 (en) | 1983-07-02 | 1984-07-02 | Photoelectric converter |
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| EP84304517A EP0132076B1 (en) | 1983-07-02 | 1984-07-02 | Photoelectric converter |
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| US07/250,246 US4916512A (en) | 1983-07-02 | 1988-09-28 | Photoelectric converter |
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| US07/857,592 US5210434A (en) | 1983-07-02 | 1992-04-24 | Photoelectric converter with scanning circuit |
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP58120757A JPS6012765A (ja) | 1983-07-02 | 1983-07-02 | 光電変換装置 |
Related Child Applications (1)
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|---|---|
| JPS6012765A JPS6012765A (ja) | 1985-01-23 |
| JPH0447983B2 true JPH0447983B2 (ja) | 1992-08-05 |
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ID=14794233
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|---|---|---|---|
| JP58120757A Granted JPS6012765A (ja) | 1983-07-02 | 1983-07-02 | 光電変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6012765A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH0812906B2 (ja) * | 1986-07-11 | 1996-02-07 | キヤノン株式会社 | 光電変換装置の製造方法 |
| JPH0843716A (ja) | 1994-07-28 | 1996-02-16 | Canon Inc | 光電変換素子の蓄積制御装置、焦点検出装置、及びカメラ |
| JP3774499B2 (ja) | 1996-01-24 | 2006-05-17 | キヤノン株式会社 | 光電変換装置 |
| JPH1026723A (ja) * | 1996-07-10 | 1998-01-27 | Canon Inc | 光学装置、焦点検出装置及びオートフォーカスカメラ |
| KR100879013B1 (ko) | 2007-05-22 | 2009-01-19 | (주)실리콘화일 | 매립형 컬렉터를 구비하는 포토트랜지스터 |
-
1983
- 1983-07-02 JP JP58120757A patent/JPS6012765A/ja active Granted
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2112000A1 (de) | 2008-03-27 | 2009-10-28 | Mitsubishi HiTec Paper Flensburg GmbH | Wärmeempfindliches Aufzeichnungsmaterial |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6012765A (ja) | 1985-01-23 |
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| Watanabe | Research and Development of Low Noise, High |