JPH0448376Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0448376Y2 JPH0448376Y2 JP1987073690U JP7369087U JPH0448376Y2 JP H0448376 Y2 JPH0448376 Y2 JP H0448376Y2 JP 1987073690 U JP1987073690 U JP 1987073690U JP 7369087 U JP7369087 U JP 7369087U JP H0448376 Y2 JPH0448376 Y2 JP H0448376Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- sliding
- heat
- sliding surface
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mechanical Sealing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、機体の回転軸部を軸封するメカニカ
ルシールに関するものである。
ルシールに関するものである。
[従来の技術]
従来、この種のメカニカルシールの一例とし
て、第4図に示すように、通常、機体のハウジン
グ1内に挿通された回転軸2の軸周にOリング3
を介してリテーナ4で支持された回転摺接環であ
るシールリング5を配置する一方、前記機体のハ
ウジング1側に固定摺接環であるメイテイングリ
ング6をOリング7を介して固定し、このメイテ
イングリング6に、前記シールリング5が摺接さ
れるように組み付け、さらに、前記シールリング
5をカラー8を介してスプリング9でバツクアツ
プして軸方向に付勢することにより、前記メイテ
イングリング6側に押圧するとともに、前記機体
のハウジング1に設けたフラツシング・クーリン
グ孔10からシールリング5とメイテイングリン
グ6との軸封部の空間に密封流体Wを注水し、こ
れによつて、フラツシングを行なうようにしてな
る構成を有するものが知られている。
て、第4図に示すように、通常、機体のハウジン
グ1内に挿通された回転軸2の軸周にOリング3
を介してリテーナ4で支持された回転摺接環であ
るシールリング5を配置する一方、前記機体のハ
ウジング1側に固定摺接環であるメイテイングリ
ング6をOリング7を介して固定し、このメイテ
イングリング6に、前記シールリング5が摺接さ
れるように組み付け、さらに、前記シールリング
5をカラー8を介してスプリング9でバツクアツ
プして軸方向に付勢することにより、前記メイテ
イングリング6側に押圧するとともに、前記機体
のハウジング1に設けたフラツシング・クーリン
グ孔10からシールリング5とメイテイングリン
グ6との軸封部の空間に密封流体Wを注水し、こ
れによつて、フラツシングを行なうようにしてな
る構成を有するものが知られている。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、このような従来のメカニカルシ
ールにあつては、機体のハウジング1に設けたフ
ラツシング・クーリング孔10からシールリング
5とメイテイングリング6との軸封部の空間に密
封流体Wを注水することにより、フラツシングを
行なつて軸封部の摺動発熱を制御していることか
ら、その際の熱伝達率が僅か1000Kcal/m2H・
C程度に過ぎず、このため、摺動面が冷却不足と
なつて、摺動面にクラツクやブリスターが発生し
て故障し易く、シール性を低下させるばかりでな
く、高いP・V値に耐えることができないといつ
た問題があつた。
ールにあつては、機体のハウジング1に設けたフ
ラツシング・クーリング孔10からシールリング
5とメイテイングリング6との軸封部の空間に密
封流体Wを注水することにより、フラツシングを
行なつて軸封部の摺動発熱を制御していることか
ら、その際の熱伝達率が僅か1000Kcal/m2H・
C程度に過ぎず、このため、摺動面が冷却不足と
なつて、摺動面にクラツクやブリスターが発生し
て故障し易く、シール性を低下させるばかりでな
く、高いP・V値に耐えることができないといつ
た問題があつた。
[考案の目的]
本考案は、上記の事情のもとになされたもの
で、その目的とするところは、軸封部における摺
動面の熱による故障を確実に防止して、シール性
及び耐久性を向上させることができるようにした
メカニカルシールを提供することにある。
で、その目的とするところは、軸封部における摺
動面の熱による故障を確実に防止して、シール性
及び耐久性を向上させることができるようにした
メカニカルシールを提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記した問題点を解決するために、本考案は、
回転摺接環に固定摺接環を摺接させてなるメカニ
カルシールにおいて、前記固定摺接環内に摺動面
近傍に達するとともに外部に導出された蒸発空間
と、この蒸発空間内に挿通されて該空間の摺動面
側の端面に臨んで開口する所要数の冷却液噴射ノ
ズルとを設けてなる構成としたものである。
回転摺接環に固定摺接環を摺接させてなるメカニ
カルシールにおいて、前記固定摺接環内に摺動面
近傍に達するとともに外部に導出された蒸発空間
と、この蒸発空間内に挿通されて該空間の摺動面
側の端面に臨んで開口する所要数の冷却液噴射ノ
ズルとを設けてなる構成としたものである。
[作用]
すなわち、本考案は、上記の構成とすることに
よつて、冷却液噴射ノズルから固定摺接環内部の
蒸発空間における摺動面側の端面に噴射された冷
却液は、両摺接環の摺動面で発生した摺動熱を気
化熱として消費しつつ蒸発し、この摺動熱を潜熱
の形で外部へ放出するので、冷却液自体の温度と
熱交換を行なう場合に比較すると冷却効率がきわ
めて高く、したがつて軸封部における摺動面の熱
による故障を確実に防止することができ、これに
よつて、シール性及び耐久性を向上させることが
可能になる。
よつて、冷却液噴射ノズルから固定摺接環内部の
蒸発空間における摺動面側の端面に噴射された冷
却液は、両摺接環の摺動面で発生した摺動熱を気
化熱として消費しつつ蒸発し、この摺動熱を潜熱
の形で外部へ放出するので、冷却液自体の温度と
熱交換を行なう場合に比較すると冷却効率がきわ
めて高く、したがつて軸封部における摺動面の熱
による故障を確実に防止することができ、これに
よつて、シール性及び耐久性を向上させることが
可能になる。
[実施例]
以下、本考案を第1図及び第2図に示す一実施
例を参照しながら説明する。なお、本考案に係る
図示の実施例において、第3図に示す従来のメカ
ニカルシールと構成が重複する部分は同一符号を
用いて説明する。
例を参照しながら説明する。なお、本考案に係る
図示の実施例において、第3図に示す従来のメカ
ニカルシールと構成が重複する部分は同一符号を
用いて説明する。
すなわち、本考案に係るメカニカルシールは、
第1図及び第2図に示すように、固定摺接環とし
てのメイテイングリング6内に、回転摺接環とし
てのシールリング5との摺動面Aの近傍に至る溝
または穴からなる蒸発空間61を形成し、この蒸
発空間61内に冷却液噴射ノズル21を挿通し
て、その先端部21aを摺動面A近傍に位置する
蒸発空間61の端面61aに臨んで開口させ、こ
の冷却液噴射ノズル21から水またはアルコール
等の冷却液Wを前記端面61aに噴射するように
構成したものである。前記蒸発空間61は、外部
の図示しない凝縮部を介して冷却液噴射ノズル2
1に接続されて冷却液循環供給機構20を構成し
ている。
第1図及び第2図に示すように、固定摺接環とし
てのメイテイングリング6内に、回転摺接環とし
てのシールリング5との摺動面Aの近傍に至る溝
または穴からなる蒸発空間61を形成し、この蒸
発空間61内に冷却液噴射ノズル21を挿通し
て、その先端部21aを摺動面A近傍に位置する
蒸発空間61の端面61aに臨んで開口させ、こ
の冷却液噴射ノズル21から水またはアルコール
等の冷却液Wを前記端面61aに噴射するように
構成したものである。前記蒸発空間61は、外部
の図示しない凝縮部を介して冷却液噴射ノズル2
1に接続されて冷却液循環供給機構20を構成し
ている。
以上の構成によると、蒸発空間61の端面61
aに噴射供給された冷却液Wは、摺動面Aからの
摺動熱を気化熱として直ちに蒸発し、とくに、ア
ルコール等の低沸点の冷却液Wの場合は沸騰現象
を伴いつつ活発に蒸発し、その蒸気が前記摺動熱
を潜熱の形で搬送し、外部の凝縮部で圧縮されて
放熱・液化して再び冷却液噴射ノズル21に還流
される。これによつて、熱伝達率を20000Kcal/
m2H・Cにまで高めて、冷却効率を大幅に向上さ
せ、高いP・V値に充分耐え得ることを可能にし
てなるものである。
aに噴射供給された冷却液Wは、摺動面Aからの
摺動熱を気化熱として直ちに蒸発し、とくに、ア
ルコール等の低沸点の冷却液Wの場合は沸騰現象
を伴いつつ活発に蒸発し、その蒸気が前記摺動熱
を潜熱の形で搬送し、外部の凝縮部で圧縮されて
放熱・液化して再び冷却液噴射ノズル21に還流
される。これによつて、熱伝達率を20000Kcal/
m2H・Cにまで高めて、冷却効率を大幅に向上さ
せ、高いP・V値に充分耐え得ることを可能にし
てなるものである。
なお、本考案は上記した実施例には何等限定さ
れないものであり、メイテイングリング6に形成
される溝または穴の蒸発空間61の深さ、形状あ
るいは冷却液噴射ノズル21の径、形状及び本
数、さらには冷却液Wの種類等は、要求される冷
却能力に応じて適宜に設定されるものである。
れないものであり、メイテイングリング6に形成
される溝または穴の蒸発空間61の深さ、形状あ
るいは冷却液噴射ノズル21の径、形状及び本
数、さらには冷却液Wの種類等は、要求される冷
却能力に応じて適宜に設定されるものである。
その他、本考案は、本考案の要旨を変えない範
囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
[考案の効果]
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、固定摺接環に設けた蒸発空間における摺動面
側の端面で冷却液を蒸発させ、摺動熱を冷却液の
蒸発の際の気化熱の形で外部へ搬送放出するもの
であることから、摺動面近傍部が冷却液の沸点以
上に昇温することはなく、軸封部における摺動面
の熱による故障を確実に防止することができ、こ
れによつて、シール性及び耐久性を向上させるこ
とができるというすぐれた効果を奏するものであ
る。
ば、固定摺接環に設けた蒸発空間における摺動面
側の端面で冷却液を蒸発させ、摺動熱を冷却液の
蒸発の際の気化熱の形で外部へ搬送放出するもの
であることから、摺動面近傍部が冷却液の沸点以
上に昇温することはなく、軸封部における摺動面
の熱による故障を確実に防止することができ、こ
れによつて、シール性及び耐久性を向上させるこ
とができるというすぐれた効果を奏するものであ
る。
第1図は本考案に係るメカニカルシールの一実
施例を示す要部概略的断面図、第2図は同じく第
1図−線における固定摺接環内の冷却水循環
供給機構部分の要部断面図、第3図は同じく冷却
水循環供給機構部の冷却状態を示す説明図、第4
図従来のメカニカルシールを示す要部概略的断面
図である。 1……機体(ハウジング)、2……回転軸、5
……回転摺接環(シールリング)、6……固定摺
接環(メイテイングリング)、61……蒸発空間、
20……冷却水循環供給機構、21……冷却液噴
射ノズル、A……摺動面、W……冷却液。
施例を示す要部概略的断面図、第2図は同じく第
1図−線における固定摺接環内の冷却水循環
供給機構部分の要部断面図、第3図は同じく冷却
水循環供給機構部の冷却状態を示す説明図、第4
図従来のメカニカルシールを示す要部概略的断面
図である。 1……機体(ハウジング)、2……回転軸、5
……回転摺接環(シールリング)、6……固定摺
接環(メイテイングリング)、61……蒸発空間、
20……冷却水循環供給機構、21……冷却液噴
射ノズル、A……摺動面、W……冷却液。
Claims (1)
- 回転摺接環に固定摺接環を摺接させてなるメカ
ニカルシールにおいて、前記固定摺接環内に、摺
動面近傍に達するとともに外部に導出された蒸発
空間と、この蒸発空間内に挿通されて該空間の摺
動面側の端面に臨んで開口する所要数の冷却液噴
射ノズルとを設けたことを特徴とするメカニカル
シール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987073690U JPH0448376Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987073690U JPH0448376Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63182363U JPS63182363U (ja) | 1988-11-24 |
| JPH0448376Y2 true JPH0448376Y2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=30918245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987073690U Expired JPH0448376Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0448376Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5259463B2 (ja) * | 2009-03-13 | 2013-08-07 | イーグル工業株式会社 | 高温用デッドエンドシール |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58124865A (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-25 | Arai Pump Mfg Co Ltd | メカニカルシ−ル |
| JPS59115160U (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-03 | 株式会社クボタ | メカニカルシ−ル |
-
1987
- 1987-05-19 JP JP1987073690U patent/JPH0448376Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63182363U (ja) | 1988-11-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN113118481B (zh) | 一种超低温冷却介质内喷式机械主轴 | |
| ITRM990535A1 (it) | Polverizzatore di carburante che sbocca sulla camera di combustione di un motore a combustione interna. | |
| JPS5351407A (en) | Revolving electrical machinery | |
| US2795371A (en) | Overhung supported turbo-blower rotors | |
| US5308269A (en) | Seal device for rotating shafts, in particular stern tube seal for propeller shafts of a ship | |
| JPH0478475U (ja) | ||
| JP2001192961A (ja) | 高温回転ユニオン | |
| JPH0623765Y2 (ja) | ティルティングパッド型軸受装置 | |
| CN214577899U (zh) | 泵机械密封结构及泵的机封装置 | |
| CN105020397B (zh) | 一种接触式机械密封静环总成以及装配方法 | |
| JPH045826B2 (ja) | ||
| JPH025091Y2 (ja) | ||
| JPH0129316Y2 (ja) | ||
| JPS5676719A (en) | Oil film bearing | |
| JPS62298658A (ja) | 燃料噴射ノズル | |
| JPS6095215A (ja) | パツト型軸受 | |
| JPH0624612Y2 (ja) | 軸封装置 | |
| JPS5616088A (en) | Heat pipe for rotary body | |
| JPH0229310Y2 (ja) | ||
| JPS6244350A (ja) | 工作機械の主軸冷却装置 | |
| JPH0135096Y2 (ja) | ||
| JPS6240095Y2 (ja) | ||
| JPH0128377Y2 (ja) | ||
| JPS6117272Y2 (ja) | ||
| JPH0240257Y2 (ja) |