JPH0449246B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0449246B2 JPH0449246B2 JP61053258A JP5325886A JPH0449246B2 JP H0449246 B2 JPH0449246 B2 JP H0449246B2 JP 61053258 A JP61053258 A JP 61053258A JP 5325886 A JP5325886 A JP 5325886A JP H0449246 B2 JPH0449246 B2 JP H0449246B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric
- multilayer capacitor
- capacitance
- dielectric constant
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(a) 技術分野
この発明は、セラミツクからなる誘電体内に複
数の電極膜を埋設した積層コンデンサに関する。
数の電極膜を埋設した積層コンデンサに関する。
(b) 従来技術とその欠点
積層コンデンサの誘電体は、小型で大きな容量
を得るために高い誘電率のものが使用される。と
ころが、従来は、間に誘電体層を介して重合わせ
て形成された電極膜のさらに外層を覆う誘電体
も、容量に影響しないにもかかわらず製造の便宜
上のために、内層の誘電体と同じ素材のものを使
用していたので、同様に高い誘電率を示すことに
なり、このため実装時の容量が部品単体で測定し
た場合と異なるという欠点が生じていた。
を得るために高い誘電率のものが使用される。と
ころが、従来は、間に誘電体層を介して重合わせ
て形成された電極膜のさらに外層を覆う誘電体
も、容量に影響しないにもかかわらず製造の便宜
上のために、内層の誘電体と同じ素材のものを使
用していたので、同様に高い誘電率を示すことに
なり、このため実装時の容量が部品単体で測定し
た場合と異なるという欠点が生じていた。
これは、例えば第3図に示すように、積層コン
デンサ1をプリント基板2に実装した場合、プリ
ント基板2の裏面側に配線パターン3が形成され
ているようなときには、最下層の誘電体4の誘電
率が高いためにその上に埋設された最下段の電極
膜5の配線パターン3との間で生じる浮遊容量が
無視できない値となり、積層コンデンサ1の見掛
け上の容量が設定値より大きくなるためである。
また、このような従来の積層コンデンサ1を、第
4図に示すように、電極膜5が平行に位置するよ
うに複数並べて配置して実装したような場合に
も、各積層コンデンサ間に浮遊容量が生じて見掛
け上の容量が設定値と相違することがある。
デンサ1をプリント基板2に実装した場合、プリ
ント基板2の裏面側に配線パターン3が形成され
ているようなときには、最下層の誘電体4の誘電
率が高いためにその上に埋設された最下段の電極
膜5の配線パターン3との間で生じる浮遊容量が
無視できない値となり、積層コンデンサ1の見掛
け上の容量が設定値より大きくなるためである。
また、このような従来の積層コンデンサ1を、第
4図に示すように、電極膜5が平行に位置するよ
うに複数並べて配置して実装したような場合に
も、各積層コンデンサ間に浮遊容量が生じて見掛
け上の容量が設定値と相違することがある。
(c) 発明の目的
この発明は、このような事情に鑑みなされたも
のであつて、外層の誘電体の低誘電率のもので構
成することにより、埋設した電極膜と外部との間
に生じる浮遊容量を影響のない程度に低減するこ
とができる積層コンデンサを提供することを目的
とする。
のであつて、外層の誘電体の低誘電率のもので構
成することにより、埋設した電極膜と外部との間
に生じる浮遊容量を影響のない程度に低減するこ
とができる積層コンデンサを提供することを目的
とする。
(d) 発明の構成および効果
この発明の積層コンデンサは、誘電体内に複数
の電極膜を埋設した積層コンデンサにおいて、表
裏両面に形成される外層のセラミツク層を内層の
セラミツク層よりも低誘電率にしたことを特徴と
する。
の電極膜を埋設した積層コンデンサにおいて、表
裏両面に形成される外層のセラミツク層を内層の
セラミツク層よりも低誘電率にしたことを特徴と
する。
この発明を上記のように構成すると、積層コン
デンサの実装時に、両端の電極膜と外部の配線パ
ターン等とが接近して向かい合うような場合に、
間に位置する外層の誘電体の誘電率が内層の誘電
体より低いことからあまり大きな容量は生じな
い。このため、外層の誘電体の誘電率を十分に低
くしておけば浮遊容量を設定された容量に影響を
与えない程度に低減することできる。したがつ
て、この発明は、実装条件によつて容量が変動す
るようなことなく使い易い積層コンデンサを提供
することができる。
デンサの実装時に、両端の電極膜と外部の配線パ
ターン等とが接近して向かい合うような場合に、
間に位置する外層の誘電体の誘電率が内層の誘電
体より低いことからあまり大きな容量は生じな
い。このため、外層の誘電体の誘電率を十分に低
くしておけば浮遊容量を設定された容量に影響を
与えない程度に低減することできる。したがつ
て、この発明は、実装条件によつて容量が変動す
るようなことなく使い易い積層コンデンサを提供
することができる。
(e) 実施例
第1図はこの発明の実施例である積層コンデン
サの縦断面図である。
サの縦断面図である。
この実施例の積層コンデンサ1は、三層の誘電
体4とこれらの間に埋設された二段の電極膜5と
外部電極6とで構成される。誘電体4は、セラミ
ツクからなり、三層のうち中央に配置される誘電
体4bは誘電率の高い素材が使用される。また、
三層の表裏両端に形成される最外層の誘電体4
a,4cは、中央の誘電体4bよりも十分に低誘
電率の素材が使用される。電極膜5は、誘電体4
の各層間に埋設されて、上段の電極膜5が端を一
方の側面のみに露出し、下段の電極膜5が端を対
向する他方の側面にのみ露出するようにしてい
る。これらの誘電体4a,4b,4cと電極膜
5,5の形成は、例えば第2図に示すように、セ
ラミツクのグリーンシート7を3枚用意し、その
うち2枚の表面にのみ銀−パラジウムペースト8
等をプリントした後に互いに重ね合わせて、焼成
することにより形成される。通常はこのように重
ね合めされたものにさらに電極膜を付与していな
いグリーンシートが適当枚数重ね合わされる。な
お、このときのグリーンシート7は、最外層のも
ののみ誘電率が低い素材のものを使用する。外部
電極6,6は、このようにして形成された積層体
の両側面およびその周囲を覆うように形成された
導電体である。したがつて、一方の側面側に形成
された外部電極6は上層の電極膜5と導通し、他
方の側面側に形成された外部電極6は下層の電極
膜5と導通することになる。
体4とこれらの間に埋設された二段の電極膜5と
外部電極6とで構成される。誘電体4は、セラミ
ツクからなり、三層のうち中央に配置される誘電
体4bは誘電率の高い素材が使用される。また、
三層の表裏両端に形成される最外層の誘電体4
a,4cは、中央の誘電体4bよりも十分に低誘
電率の素材が使用される。電極膜5は、誘電体4
の各層間に埋設されて、上段の電極膜5が端を一
方の側面のみに露出し、下段の電極膜5が端を対
向する他方の側面にのみ露出するようにしてい
る。これらの誘電体4a,4b,4cと電極膜
5,5の形成は、例えば第2図に示すように、セ
ラミツクのグリーンシート7を3枚用意し、その
うち2枚の表面にのみ銀−パラジウムペースト8
等をプリントした後に互いに重ね合わせて、焼成
することにより形成される。通常はこのように重
ね合めされたものにさらに電極膜を付与していな
いグリーンシートが適当枚数重ね合わされる。な
お、このときのグリーンシート7は、最外層のも
ののみ誘電率が低い素材のものを使用する。外部
電極6,6は、このようにして形成された積層体
の両側面およびその周囲を覆うように形成された
導電体である。したがつて、一方の側面側に形成
された外部電極6は上層の電極膜5と導通し、他
方の側面側に形成された外部電極6は下層の電極
膜5と導通することになる。
上記のように構成されたこの実施例の積層コン
デンサ1と従来の積層コンデンサ1との実装時の
容量変化の程度の違いを示す。ここで、従来例に
おける誘電体4およびこの実施例における中層の
誘電体4bの誘電率εを10000とし、この実施例
の最外層の誘電体4a,4cの誘電率ε′を10とし
て比較する。
デンサ1と従来の積層コンデンサ1との実装時の
容量変化の程度の違いを示す。ここで、従来例に
おける誘電体4およびこの実施例における中層の
誘電体4bの誘電率εを10000とし、この実施例
の最外層の誘電体4a,4cの誘電率ε′を10とし
て比較する。
これらの積層コンデンサ1を、第3図に示すよ
うにプリント基板2に実装した場合、最下層の誘
電体4cの厚さd1とプリント基板2のベークライ
トの厚さd2との比が1:1のときで、この実施例
は従来例に比べ浮遊容量の影響を約1/2に抑える
ことができた。
うにプリント基板2に実装した場合、最下層の誘
電体4cの厚さd1とプリント基板2のベークライ
トの厚さd2との比が1:1のときで、この実施例
は従来例に比べ浮遊容量の影響を約1/2に抑える
ことができた。
また、これらの積層コンデンサ1をそれぞれ2
つずつ第4図に示すようにプリント基板2に並べ
て実装した場合には、お互いに向かい合う最外層
の誘電体4a,4cの厚さをそれぞれd3,d4と
し、2つの積層コンデンサ1,1間の距離をd3+
d4としたときで、この実施例は従来例に比べ浮遊
容量の影響を約1/3に抑えることができた。
つずつ第4図に示すようにプリント基板2に並べ
て実装した場合には、お互いに向かい合う最外層
の誘電体4a,4cの厚さをそれぞれd3,d4と
し、2つの積層コンデンサ1,1間の距離をd3+
d4としたときで、この実施例は従来例に比べ浮遊
容量の影響を約1/3に抑えることができた。
以上説明したように、この実施例は、外層の誘
電体4a,4bの誘電率が十分に低いことから、
外部の配線パターン3等との間で生ずる浮遊容量
の影響を十分に小さくすることができる。このた
め、実装時の配置によつて容量が許容範囲を越え
るというようなおそれがなくなり、使い勝手のよ
い積層コンデンサ1となる。
電体4a,4bの誘電率が十分に低いことから、
外部の配線パターン3等との間で生ずる浮遊容量
の影響を十分に小さくすることができる。このた
め、実装時の配置によつて容量が許容範囲を越え
るというようなおそれがなくなり、使い勝手のよ
い積層コンデンサ1となる。
第1図はの発明の実施例である積層コンデンサ
の縦断面正面図、第2図は同積層コンデンサの形
成手順を示すための斜視図、第3図および第4図
は積層コンデンサの実装時における正面図および
平面図である。 1…積層コンデンサ、4…誘電体、5…電極
膜。
の縦断面正面図、第2図は同積層コンデンサの形
成手順を示すための斜視図、第3図および第4図
は積層コンデンサの実装時における正面図および
平面図である。 1…積層コンデンサ、4…誘電体、5…電極
膜。
Claims (1)
- 1 誘電体内に複数の電極膜を埋設した積層コン
デンサにおいて、表裏両面に形成される外層のセ
ラミツク層を内層のセラミツク層よりも低誘電率
にしたことを特徴とする積層コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5325886A JPS62210612A (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 | 積層コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5325886A JPS62210612A (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 | 積層コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62210612A JPS62210612A (ja) | 1987-09-16 |
| JPH0449246B2 true JPH0449246B2 (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=12937754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5325886A Granted JPS62210612A (ja) | 1986-03-11 | 1986-03-11 | 積層コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62210612A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3233090B2 (ja) * | 1998-02-06 | 2001-11-26 | 株式会社村田製作所 | 高圧用積層コンデンサ |
| JP3275818B2 (ja) | 1998-02-12 | 2002-04-22 | 株式会社村田製作所 | 積層コンデンサ |
| KR101376843B1 (ko) * | 2012-11-29 | 2014-03-20 | 삼성전기주식회사 | 적층 세라믹 커패시터 및 적층 세라믹 커패시터의 회로 기판 실장 구조 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5643716A (en) * | 1979-09-18 | 1981-04-22 | Tdk Electronics Co Ltd | Solid*layerrbuilt electronic circuit parts |
-
1986
- 1986-03-11 JP JP5325886A patent/JPS62210612A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62210612A (ja) | 1987-09-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |