JPH0449264Y2 - - Google Patents

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JPH0449264Y2
JPH0449264Y2 JP17656887U JP17656887U JPH0449264Y2 JP H0449264 Y2 JPH0449264 Y2 JP H0449264Y2 JP 17656887 U JP17656887 U JP 17656887U JP 17656887 U JP17656887 U JP 17656887U JP H0449264 Y2 JPH0449264 Y2 JP H0449264Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パワーシヨベルのアタツチメントと
して使用される両開き式のバケツト装置に関す
る。
(従来の技術) 従来のこの種の両開き式バケツト装置として
は、本件出願人の出願に係る実開昭61−45466号
公報に記載の装置が知られている。
この従来装置は、両バケツトの開閉を同調させ
るための構造として、基台部における両バケツト
の開閉中心線に沿つて摺動ガイド溝が形成され、
該摺動ガイド溝内に摺動子が摺動自在に設けられ
ると共に、該摺動子と両バケツトにおける軸支点
より内側の地点との間をそれぞれ同調リンクで回
動自在に連結させたものであつた。
そして、上述の同調構造にあつては、従来のギ
ヤ式同調構造におけるような歯こぼれや異物の噛
み込みによる作動不能状態の発生の恐れがなく、
しかも、同調リンクにはその長手方向に対して圧
縮または引つ張り方向の荷重しか作用しないた
め、同調リンクに曲がりや変形等を生じることが
なく、従つて、構造が簡単で耐久性に富むという
利点がある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の同調構造にも以下に述べ
るような問題点があることが判明した。
即ち、従来の同調構造では、一方の同調リンク
に作用する圧縮応力と、もう一方の同調リンクに
作用する引つ張り応力によつて、摺動子が摺動ガ
イド溝における引つ張り同調リンク側の摺動面に
強く押圧された状態で摺動することになり、この
ため該押圧側摺動面が摩滅してガタが生じ易いと
いう問題点があると共に、摺動ガイド溝を開設す
るためには、基台部に十分な強度性を持たせるよ
うに厚手の鋼板を用いる必要があり、このため装
置重量が大きくなるし、コストアツプにもつなが
るといつた問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような従来装置の問題点を解
決することを目的としてなされたもので、この目
的達成のために本考案では、パワーシヨベルにお
ける中間ブームの先端に着脱可能に取り付けられ
る基台部と、該基台部の先端側にそれぞれ別々に
軸支され、かつ、互いにその開口部を対向させた
前後一対のバケツトとを備え、両バケツトの内の
一方にプツシユロツドを介して油圧シリンダのピ
ストンロツドを連結させると共に、両バケツト相
互間には開閉同調手段を介装させた両開き式のバ
ケツト装置であつて、 前記開閉同調手段が、両バケツトの開口部対向
面となる開閉中心線にほぼ沿つて自由端側が回動
するように基台部に軸支された回動アームと、該
回動アームの自由端側にそれぞれ一端が軸支され
ると共に、他端を各バケツトにおける軸支点より
内側の地点にそれぞれ軸支させた2本の同調リン
クとで構成したものである。
(作用) 本考案のパワーシヨベル用両開き式バケツト装
置では、上述のように、両バケツトの開閉同調手
段を、両バケツトの開閉中心にほぼ沿つて自由端
側が回動するように基台部に軸支された回動アー
ムと、該回動アームの自由端側にそれぞれ一端が
軸支されると共に、他端を各バケツトにおける軸
支点より内側の地点にそれぞれ軸支させた2本の
同調リンクとで構成させたことで、プツシユロツ
ドを介して油圧シリンダのピストンロツドを連結
させたバケツト側の同調リンクにはその長手方向
に対して圧縮方向の荷重が作用し、また、他方の
バケツト側の同調リンクにはその長手方向に対し
て引つ張り方向の荷重が作用するだけであり、従
つて、同調リンクに曲げや変形等の無理な力が作
用せず、耐久性に優れたものとなる。
また、摺動ガイド溝と摺動子に代えて回動アー
ムで両同調リンク相互間の軸支部を揺動支持させ
るようにしたことで、摺動部の摩滅によるガタの
発生が防止できるようになると共に、摺動ガイド
溝を開設するための基台部の補強が不要になり、
その分だけ装置の軽量化とコストダウンが可能と
なる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
まず、実施例の構成を説明する。
この実施例のパワーシヨベル用両開き式バケツ
ト装置Aは、第1図及び第2図に示すように、基
台部1と、前後一対のバケツト2,3と開閉同調
手段4とを主な構成として備えている。
前記基台部1は、両開き式バケツト装置Aをパ
ワーシヨベルのバケツトに代えて着脱自在に取り
付けるための取り付け基台部となるものであり、
この実施例では、左右一対の取付板1a,1a
と、両取付板間を前後両側縁部で連結する連結板
1b,1bとで構成され、両取付板1a,1aの
前側縁側には、パワーシヨベルにおける中間ブー
ム5の先端部を挿入させた状態で連結するための
軸穴10,11が開設されている。
前記前後一対のバケツト2,3は、基台部1の
先端側(下端側)にその開口部を互いに対向させ
た状態に設けられるものであつて、この実施例で
は各バケツト2,3の基部側に前後方向幅広に形
成された基板20,30を有し、前側バケツト2
における基板20の前側と、後側バケツト3にお
ける基板の後側とをそれぞれ基台部1の下端前後
両側部に枢軸21,31で回動自在に軸支されて
いる。
また、前側バケツト2の中途部外面には、プツ
シユロツド61の先端側を回動自在に連結するた
めの軸受片22が前記基板20と一体に突出状に
設けられている。
前記開閉同調手段4は、前記両バケツト2,3
を、その開閉中心線mを中心として前後方向に略
同一開き角度で開閉させるように同調させるため
の手段であつて、回動アーム40と、2本の同調
リンク41,42とで構成されている。
前記回動アーム40は、両バケツト2,3の開
口部対向面となる開閉中心線mにほぼ沿つてその
自由端側が回動するようにその基部側が基台部1
に軸支されるものであつて、この実施例では、後
側の連結板1bの開口部両側縁に突設された軸受
片12,12に回動アーム40の基部側を枢軸4
0aで回動自在に軸支させている。
また、2本の同調リンク41,42は、両バケ
ツト2,3間を連結するためのリンクであつて、
この実施例では前記回動アーム40の自由端側に
備えた1本の枢軸40bにその上端側が軸支され
ると共に、その下端側を、前側バケツト2におけ
る基板20の後側と、後側バケツト3における基
板30の前側とに対して、それぞれ枢軸41a,
42aで別々に軸支させている。
次に、本実施例の作用を説明する。
本実施例では上記構成より成るため、既設のバ
ケツトを取り外した中間ブーム5の先端部を基台
部1の左右両取付板1a,1a間に差し込み、中
間ブーム5の軸穴50,51と基台部1の軸穴1
0,11とをボルト・ナツト7,8等でそれぞれ
締結することによつて基台部1の取り付けを行な
うと共に、油圧シリンダ6におけるピストンロツ
ド60の先端と前記内側のボルト・ナツト7との
間にストラツプ62を介装させ、かつ、ピストン
ロツド60の先端と前側バケツト2の軸受片22
との間をプツシユロツド61で回動自在に連結さ
せることによつて、油圧シリンダ6に連動させ
る。
そこで、油圧シリンダ6を引き方向に作動させ
ると、第1図に示すように、プツシユロツド61
の上方移動に伴つて前側バケツト2がその枢軸を
中心として前方へ時計方向に回動すると同時に、
前側同調リンク41を軸支した枢軸41aが前記
枢軸21を中心として下方へ時計方向に回動し、
この回動による前側同調リンク41の下方への引
き作用によつて回動アーム40の自由端側を下方
へ反時計方向に回動させるので、該回動アーム4
0の自由端側に軸支された後側同調リンク42の
下方への押し作用によつて、枢軸42a及び後側
バケツト3がその枢軸31を中心として後方へ反
時計方向に回動し、従つて、前後両バケツト2,
3が同調して前後方向に同時に開くことになる。
次に、油圧シリンダ6を押し方向に作動させる
と、第2図に示すように、プツシユロツド61の
下方移動に伴つて、前記とは逆に前後両バケツト
2,3が同調して閉じる方向に作動し、両バケッ
ト2,3間の開口縁にブロツクの凹部等を挾持し
たり、開口縁部を互いに密着させた両バケツトの
中空部内にその上方開口部よりコンクリート等を
収容して目的場所まで運ぶことができる。
以上説明してきたように本実施例のパワーシヨ
ベル用両開き式バケツト装置Aにあつては、上述
のように、両バケツト2,3の開閉同調手段4
を、両バケツト2,3の開閉中心線mにほぼ沿つ
て自由端側が回動するように基台部1に軸支され
た回動アーム40と、該回動アーム40の自由端
側にそれぞれ一端が軸支されると共に、他端を各
バケツト2,3における軸支点となる枢軸21,
31より内側の地点にそれぞれ軸支させた2本の
同調リンク41,42とで構成させたことで、プ
ツシユロツド61を介して油圧シリンダ6のピス
トンロツド60を連結させたバケツト2側の同調
リンク41にはその長手方向に対して圧縮方向の
荷重が作用し、また、他方の掴みフオーク3側の
同調リンク42にはその長手方向に対して引つ張
り方向の荷重が作用するだけであり、従つて、同
調リンク41,42に曲げや変形等の無理な力が
作用せず、耐久性に優れたものとなる。
また、摺動ガイド溝と摺動子に代えて回動アー
ム40で両同調リンク41,42相互間の軸支部
を揺動支持させるようにしたことで、摺動部の摩
滅によるガタの発生が防止できるようになると共
に、摺動ガイド溝を開設するための基台部1の補
強が不要になり、その分だけ装置の軽量化とコス
トダウンが可能となる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限定されるも
のではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲にお
ける設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例では両同調リンクの上端側を1
本の枢軸で回動アームの自由端側に軸支させるよ
うにした場合を示したが、別々に軸支させるよう
にしてもよい。
また、両バケツトの形状も任意である。
(考案の効果) 以上説明してきたように本考案のパワーシヨベ
ル用両開き式バケツト装置にあつては、両バケツ
トの開閉同調手段を、両バケツトの開閉中心線に
ほぼ沿つて自由端側が回動するように基台部に軸
支された回動アームと、該回動アームの自由端側
にそれぞれ一端が軸支されると共に、他端を各バ
ケツトにおける軸支点より内側の地点にそれぞれ
軸支させた2本の同調リンクとで構成させたこと
で、プツシユロツドを介して油圧シリンダのピス
トンロツドを連結させたバケツト側の同調リンク
にはその長手方向に対して圧縮方向の荷重が作用
し、また、他方のバケツト側の同調リンクにはそ
の長手方向に対して引つ張り方向の荷重が作用す
るだけであり、従つて、同調リンクに曲げや変形
等の無理な力が作用せず、耐久性に優れたものと
なる。
また、摺動ガイド溝と摺動子に代えて回動アー
ムで両同調リンク相互間の軸支部を揺動支持させ
るようにしたことで、摺動部の摩滅によるガタの
発生が防止できるようになると共に、摺動ガイド
溝を開設するための基台部の補強が不要になり、
その分だけ装置の軽量化とコウトダウンが可能と
なる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のパワーシヨベル用両開
き式バケツト装置の開放状態を示す側面図、第2
図は同閉じた状態を示す側面図である。 1……基台部、2……前側バケツト、3……後
側バケツト、4……開閉同調手段、5……中間ブ
ーム、6……油圧シリンダ、40……回動アー
ム、41……前側同調リンク、42……後側同調
リンク、m……開閉中心線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パワーシヨベルにおける中間ブームの先端に着
    脱可能に取り付けられる基台部と、該基台部の先
    端側にそれぞれ別々に軸支され、かつ、互いにそ
    の開口部を対向させた前後一対のバケツトとを備
    え、両バケツトの内の一方にプツシユロツドを介
    して油圧シリンダのピストンロツドを連結させる
    と共に、両バケツト相互間には開閉同調手段を介
    装させた両開き式のバケツト装置であつて、 前記開閉同調手段を、両バケツトの開口部対向
    面となる開閉中心線にほぼ沿つて自由端側が回動
    するように基台部に軸支された回動アームと、該
    回動アームの自由端側にそれぞれ一端が軸支され
    ると共に、他端を各バケツトにおける軸支点より
    内側の地点にそれぞれ軸支させた2本の同調リン
    クとで構成したことを特徴とするパワーシヨベル
    用両開き式バケツト装置。
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