JPH0449462B2 - - Google Patents
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- JPH0449462B2 JPH0449462B2 JP59232048A JP23204884A JPH0449462B2 JP H0449462 B2 JPH0449462 B2 JP H0449462B2 JP 59232048 A JP59232048 A JP 59232048A JP 23204884 A JP23204884 A JP 23204884A JP H0449462 B2 JPH0449462 B2 JP H0449462B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- thin metal
- machine
- rollers
- decorative
- Prior art date
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- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は化粧塗膜、フイルムからなる化粧被膜
を有する金属薄板に任意模様の凹凸部を形成し、
これを樋状断面に成形した表面材の裏面に未発泡
の合成樹脂発泡体原料を吐出し、その上に裏面材
を積層すると共に、上記原料をキユアオーブン内
で反応、発泡させて表、裏面材を一体に接着する
と共に、芯材、断熱材となる発泡体を連続的に形
成しうる複合板製造装置に関するものである。 (従来の技術) この種装置としては、実公昭59−24490号公報
に示されているように、金属板送給機とエンボス
加工機と成形機と発泡体原料吐出部とスチールベ
ルト、キヤタピラ式の型とを直列に配設した複合
板製造装置がある。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この種装置ではエンボス加工後
にレベラがないため捩れが生じ、さらにこの状態
で成形するため、歪がより増幅されてペコツキの
多い化粧面となる欠点があつた。さらに、スチー
ルベルトを型材とした場合は、複合板の表、裏面
が全体として平坦でないと複合板を安定して一方
向に搬送できない弱点があり、キヤタピラ式の装
置では装置が大型となり、しかも搬送速度が10〜
20m/minとスチールベルトの30〜40m/minに
比較して10〜30m/min遅くなる不利があつた。 (問題点を解決するための手段) 本発明はこのような問題点を解決するため、金
属薄板をエンボス加工前に加温して塗膜に柔軟性
を与えて塗膜のクラツク、剥離を阻止するヒータ
を配設し、またエンボス加工後にはエンボス加工
による残留歪をレベラによりテンシヨン下で矯正
し、さらに、平坦状でない表面材の断面形状に対
応したローラ式の搬送機、キユアオーブンで発泡
体原料を成形し、全構成材を一体に形成するよう
に構成したものである。 (作用) この構成によると、金属薄板の塗膜はヒータ部
によつて加温され、エンボス加工機によつて任意
模様を任意幅にエンボス加工し、さらにレベラに
よつてエンボス加工時の歪をテンシヨン下で除去
し、成形機によつて樋状で、かつ、化粧面が傾斜
し、その途中に段差を有するように成形し、この
表面材の裏面に吐出機から発泡体原料を吐出し、
その上に裏面材を積層し、これをキユアオーブン
で所定形状に成形すると共に、発泡体原料を反
応、発泡させて全構成材を一体に固着し、走行カ
ツタで定尺に切断するようにしたものである。 (実施例) 以下に、図面を用いて本考案に係る複合板製造
装置の一実施例について説明すると、第1図は上
記発明に係る装置を示す側面図である。図におい
て1は金属薄板送給部(以下、単に送給部とい
う)でアンコイラ2とピンチローラ3とからな
り、コイル状に巻回された平板状の金属薄板(化
粧塗膜、化粧フイルム等の化粧被膜を有するも
の)Aを装着し、ループ部4に常時、無理なく送
給するためのものである。ループ部4は次工程の
ヒータ部5以降における金属薄板A(以下、単に
コイルという)移送の際に生ずる速度差、ズレを
コイルAを弛ませることによつてコントロールす
ると共に、送給部1から送給されるコイルAに大
きな衝撃が付加されないように機能するものであ
る。また、ヒータ部5はガイド兼用ピンチローラ
6とヒータ7とからなり、上記ピンチローラ6は
上下ローラ6a,6bでコイルAをラインスター
ト時のみ挟持し、その後は単なるガイドローラと
してコイルをヒータ7へ送給するものである。ま
た、ヒータ7はコイルAの化粧被膜、実質上はコ
イルAそのものを約30〜60℃に加温して化粧被膜
を柔らかくし、エンボス加工時に化粧被膜が鋼板
から剥離したり、割れ、きず、クラツクが発生し
ないようにするものである。その加熱法として
は、熱風方式、直火方式、熱線方式のいずれかで
ある。8はピンラローラでコイルAを所定速度で
エンボスロール9に送給すると共に、エンボス加
工時にコイルAの移動に対して結果としてブレー
キとして機能するものである。なお、ピンチロー
ラ8は必要に応じて設置するものであり、除去す
ることもできる。エンボスロール9は第2図に示
すように雄雌の凹凸部からなる模様を外周面に形
成した上、下ロール9a,9bを噛み合わせてコ
イルAに任意の模様、例えば第3図に示すような
凹凸模様B,Cを施すものであり、上、下ロール
9a,9bのギヤツプは凹凸部の高さ、コイルA
の板厚によつて定まるものである。10はレベラ
でエンボス加工されたコイルAに存在する残留歪
を矯正するものであり、上ローラ10a1,10
a2,10a3,……10an(図では10a3まで示す)、
下ローラ10b1,10b2,10b3……10bn(図
では10b4まで示す)の順にジグザグ状に配列
し、かつ、上ローラ群10aと下ローラ群10b
間のギヤツプを調整しうるようにしたものであ
る。11は引張り用ピンチローラでエンボスロー
ル9の回転より速くし、コイルAを引張つた状態
(テンシヨン下)でエンボスロール9、レベラ1
0の工程を通過させるようにしたものである。1
2は成形機でエンボス加工されたコイルAを、例
えば第4図a〜hに示すような断面に成形するも
のである。13は搬送機で成形機12によつて成
形されたコイルAを表面材A′として吐出機21
を通つてガイドローラ22、キユアオーブン23
に案内するものである。すなわち、搬送機13は
第5図に示すように表面材A′を吐出機21の直
下に案内、搬送すると共に、キユアオーブン23
の入口まで搬送する搬送ローラ14,15とを主
軸19、軸20に装着したものである。搬送ロー
ラ14,15は駆動されるか、あるいはフリーロ
ーラ構造のいずれかであり、表面材A′の各化粧
面A′,A″に対応する直径の円柱状ローラで第6
図aに示すように表面材A′を載置し、第6図b
に示すようにテーパ状、あるいは円柱状の規制ロ
ーラ16,17,18で表面材A′が進行中に左
右方向へ変位し、搬送路から離脱するのを規制す
るものである。なお、搬送ローラ14,15と規
制ローラ16,17,18は表面材A′の進行方
向に対して交互に、あるいは適宜位置に配設する
ものである。また、吐出機21は例えばポリウレ
タンフオーム用樹脂、ポリイソシアヌレートフオ
ーム用樹脂、レゾールタイプベンジリツクエーテ
ルタイプのフエノールフオーム用樹脂、およびこ
れらに難燃剤、難燃助剤(硼砂、メタ硼酸ソー
ダ、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、三酸
化アンチモン、ベントナイト、パーライト粒、シ
ラスバルーンの1種以上を添加したものなどから
なる発泡体原料Pを表面材A′の裏面に吐出する
ものである。ガイドローラ22は、上、下ローラ
22a,22bからなり、上ローラ22aは裏面
材Dを表面材A′の凹状部上に案内すると共に、
上、下ローラ22a,22b間のギヤツプをコン
トロールすることにより反応、発泡途中の発泡体
原料Pを延展するニツプロールとしても機能する
ものである。さらに、キユアオーブン23は搬送
機13の出口の直後に直列状に配列したものであ
り、主に表面材A′と裏面材D間に反応、発泡途
中の発泡体原料Pを介在した状態で挟持すると共
に、搬送、成形、キユアし、その出口で第7図a
〜cに示すような断面の連続複合帯として送出す
るものである。その構成は第1図、第5図、第8
図a,bに示すように主軸24に駆動ローラ25
とフリーローラ26を同軸的に装着した下ローラ
27を梯子状に配列した搬送ローラ群28と下ロ
ーラ27間に配列すると共に表面材A′の左右側
縁、段差部を案内する規制ローラ29,30,3
1を支承軸32にフリーローラ構造で支承した規
制ローラ群33と前記搬送ローラ群28の下ロー
ラ27が存在する位置に対応して表、裏面材A′,
Dを挟持して搬送すると共に、複合板Eの厚さを
規制し、かつ、裏面材Dを水平に案内する駆動ロ
ーラ構造の上ローラ34を梯子状に主軸35を介
して配列した上ローラ群36とキユアオーブン2
3内を30〜150℃位に加温するヒータ37とヒー
タ37によつて加熱された気体を外部に漏洩しな
いように囲つたカバー38とから構成したもので
ある。さらに説明すると、主軸24は第8図aに
示すように表面材A′の化粧面 A′ , A″ に円柱
状の駆動ローラ25、フリーローラ26の外周が
周速度差なく接触するように傾斜して架台(図示
せず)に支承したものである。特に、下ローラ2
7を全部駆動ローラにしなかつたのは図から明ら
かなように駆動ローラ25とフリーローラ26間
の直径に差があり、それによつて生ずる化粧面
A′ , A″ 上における摩擦抵抗差を排除し、表面
材A′を捩じれることなく一方向へ容易に搬送し
うると共に、化粧面 A′ , A″ に傷をつけない
ためである。また、上ローラ34は第8図aに示
すように主軸35に固定されたものであり、カバ
ー38はその出、入口に複合板Eが通過する程度
の開口が穿設されているものである。さらに、搬
送ローラ群28、上ローラ群36の各主軸24,
35は伝動軸39によつて各々ギヤ40〜45、
あるいはベルト(図示せず)を介してモータ46
によつて同一速度となるように駆動されるもので
ある。また、裏面材Dは不燃シート、防水膜、遮
熱シート、吸水シート、防音シート、剥離シー
ト、パツキング材、補強シートなどの1部材とし
て機能するものであり、例えばアスベスト紙、ク
ラフト紙、アスフアルトフエルト、金属箔(Al,
Pb,Fe)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シー
ト、ガラスクロスの1種、もしくはこれらの1種
以上を組合わせたもの、あるいはこの種シートに
対して防水、難燃等の処理を施したものなどから
なる。47は走行カツタで連続帯を定尺に切断す
るためのものである。 次に動作につき説明する。まず送給部1に装着
されたコイルAはピンチローラ3を介してループ
部4に送給される。なお、この際、コイルAはピ
ンチローラ3によつて引張られた場合でもアンコ
イラ2にブレーキ装置(図示せず)が装着されて
いるため、コイルAはある許容された張力下でル
ープ部4へ送給されるものである。そして、ルー
プ部4からコイルAはヒータ部5へガイド兼用ピ
ンチローラ6を経てヒータ7へ送給され、約30〜
60℃に加温し、化粧被膜を柔らかくしてピンチロ
ーラ8に送給される。なお、ガイド兼用ピンチロ
ーラ6はコイルAをピンチローラ8に案内するま
でピンチローラとして機能し、それ以降は単なる
ガイドローラとして働くものである。次にピンチ
ローラ8から送出されたコイルAはエンボスロー
ル9に送給され、コイルAに対して例えば第3図
に示すような凹状部B、凸状部Cとからなるエン
ボス模様を連続して形成するものである。この
際、コイルAにはテンシヨンが付加された状態で
のエンボス加工となるものである。そして、エン
ボスロール9から送出されたコイルAはレベラ1
0によつてエンボス加工時における残留歪を引張
り用ピンチローラ11によつて引張られた状態で
矯正し、次工程(図示せず)に送給されるもので
ある。エンボス加工されたコイルAは成形機12
に送給され、第4図bに示すように成形し、搬送
機13に送給されるものである。搬送機13で搬
送されている表面材A′の裏面凹状部に吐出機2
1から発泡体原料Pを供給し、次に裏面材Dをガ
イドローラ22aを介して表面材A′の裏面に案
内し、発泡体原料Pを表面材A′とサンドイツチ
した状態でキユアオーブン23に送給される。そ
してキユアオーブン23を通過中に発泡体原料P
は反応、発泡し、表、裏面材A′、Dを一体に固
着すると共に、フオームPを形成するものであ
る。次にキユアオーブン23の出口から送出され
る複合帯は走行カツタ47によつて定尺に切断さ
れ、第7図aに示すような複合板Eを製造するも
のである。 以上説明したのは本発明に係る複合板製造装置
の一実施例にすぎず、図示しないが規制ローラ3
0を除去したり、主軸24と35とを各々別の伝
動軸で下ローラ群28、上ローラ群36をモータ
によつて同一速度となるように回転することもで
きる。また、規制ローラ29は円柱状に形成する
こともできる。 (発明の効果) 上述したように、本発明に係る複合板製造装置
によれば、エンボス加工ゾーンにおいてコイル
に対し力の変化がなく、常時一定張力下でエンボ
ス加工できるため、エンボス模様が加工中にズレ
たりせず、美しい凹凸状模様を形成できる。化
粧被膜を加温してエンボス加工に対応できる柔ら
かさにしたため、エンボス加工時に化粧被膜が鋼
板から剥離したり、化粧塗膜がしわになつたり、
割れたり、きずがついたり、クラツクが生ぜず、
美しい化粧塗膜と耐候性、耐スクラツチ性、耐薬
品性にすぐれた化粧塗膜を形成できる。エンボ
ス加工によつて形成された歪によるペコツキはテ
ンシヨン下での平坦化によつて容易に、かつ、十
分に残留歪が除去され、ペコツキのない、かつ、
立体感にあふれる凹凸状模様を形成できる。ラ
インを直線状に配列し、コイルに対し無理な力が
付加されない機構としたため、スムーズにエンボ
ス加工できる。コイルを加温してエンボス加工
するため、環境に左右されない。直線ラインの
ため高速でエンボス加工できる。段差を有する
と共に、傾斜した化粧面部を有する複合板をスム
ーズに搬送できるため、化粧面への傷もなく、か
つ、高速で製造できる。複合板の水平な裏面を
同一水平面上に配列した上ローラ群と化粧面の一
部と接触する駆動ローラとで挟持、搬送するた
め、発泡体原料が反応、発泡しても所定厚さに規
制しつつ、安定して搬送できる。発泡体原料は
キユアオーブンによつて加温された表、裏面材間
で十分に反応、発泡し、かつ、表面材と裏面材間
から外部へ漏洩することなく搬送ローラ群、上ロ
ーラ群によつて挟持されるため原料を均質発泡組
織で、有効に発泡させた複合板を大量に生産でき
る。等の特徴がある。
を有する金属薄板に任意模様の凹凸部を形成し、
これを樋状断面に成形した表面材の裏面に未発泡
の合成樹脂発泡体原料を吐出し、その上に裏面材
を積層すると共に、上記原料をキユアオーブン内
で反応、発泡させて表、裏面材を一体に接着する
と共に、芯材、断熱材となる発泡体を連続的に形
成しうる複合板製造装置に関するものである。 (従来の技術) この種装置としては、実公昭59−24490号公報
に示されているように、金属板送給機とエンボス
加工機と成形機と発泡体原料吐出部とスチールベ
ルト、キヤタピラ式の型とを直列に配設した複合
板製造装置がある。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この種装置ではエンボス加工後
にレベラがないため捩れが生じ、さらにこの状態
で成形するため、歪がより増幅されてペコツキの
多い化粧面となる欠点があつた。さらに、スチー
ルベルトを型材とした場合は、複合板の表、裏面
が全体として平坦でないと複合板を安定して一方
向に搬送できない弱点があり、キヤタピラ式の装
置では装置が大型となり、しかも搬送速度が10〜
20m/minとスチールベルトの30〜40m/minに
比較して10〜30m/min遅くなる不利があつた。 (問題点を解決するための手段) 本発明はこのような問題点を解決するため、金
属薄板をエンボス加工前に加温して塗膜に柔軟性
を与えて塗膜のクラツク、剥離を阻止するヒータ
を配設し、またエンボス加工後にはエンボス加工
による残留歪をレベラによりテンシヨン下で矯正
し、さらに、平坦状でない表面材の断面形状に対
応したローラ式の搬送機、キユアオーブンで発泡
体原料を成形し、全構成材を一体に形成するよう
に構成したものである。 (作用) この構成によると、金属薄板の塗膜はヒータ部
によつて加温され、エンボス加工機によつて任意
模様を任意幅にエンボス加工し、さらにレベラに
よつてエンボス加工時の歪をテンシヨン下で除去
し、成形機によつて樋状で、かつ、化粧面が傾斜
し、その途中に段差を有するように成形し、この
表面材の裏面に吐出機から発泡体原料を吐出し、
その上に裏面材を積層し、これをキユアオーブン
で所定形状に成形すると共に、発泡体原料を反
応、発泡させて全構成材を一体に固着し、走行カ
ツタで定尺に切断するようにしたものである。 (実施例) 以下に、図面を用いて本考案に係る複合板製造
装置の一実施例について説明すると、第1図は上
記発明に係る装置を示す側面図である。図におい
て1は金属薄板送給部(以下、単に送給部とい
う)でアンコイラ2とピンチローラ3とからな
り、コイル状に巻回された平板状の金属薄板(化
粧塗膜、化粧フイルム等の化粧被膜を有するも
の)Aを装着し、ループ部4に常時、無理なく送
給するためのものである。ループ部4は次工程の
ヒータ部5以降における金属薄板A(以下、単に
コイルという)移送の際に生ずる速度差、ズレを
コイルAを弛ませることによつてコントロールす
ると共に、送給部1から送給されるコイルAに大
きな衝撃が付加されないように機能するものであ
る。また、ヒータ部5はガイド兼用ピンチローラ
6とヒータ7とからなり、上記ピンチローラ6は
上下ローラ6a,6bでコイルAをラインスター
ト時のみ挟持し、その後は単なるガイドローラと
してコイルをヒータ7へ送給するものである。ま
た、ヒータ7はコイルAの化粧被膜、実質上はコ
イルAそのものを約30〜60℃に加温して化粧被膜
を柔らかくし、エンボス加工時に化粧被膜が鋼板
から剥離したり、割れ、きず、クラツクが発生し
ないようにするものである。その加熱法として
は、熱風方式、直火方式、熱線方式のいずれかで
ある。8はピンラローラでコイルAを所定速度で
エンボスロール9に送給すると共に、エンボス加
工時にコイルAの移動に対して結果としてブレー
キとして機能するものである。なお、ピンチロー
ラ8は必要に応じて設置するものであり、除去す
ることもできる。エンボスロール9は第2図に示
すように雄雌の凹凸部からなる模様を外周面に形
成した上、下ロール9a,9bを噛み合わせてコ
イルAに任意の模様、例えば第3図に示すような
凹凸模様B,Cを施すものであり、上、下ロール
9a,9bのギヤツプは凹凸部の高さ、コイルA
の板厚によつて定まるものである。10はレベラ
でエンボス加工されたコイルAに存在する残留歪
を矯正するものであり、上ローラ10a1,10
a2,10a3,……10an(図では10a3まで示す)、
下ローラ10b1,10b2,10b3……10bn(図
では10b4まで示す)の順にジグザグ状に配列
し、かつ、上ローラ群10aと下ローラ群10b
間のギヤツプを調整しうるようにしたものであ
る。11は引張り用ピンチローラでエンボスロー
ル9の回転より速くし、コイルAを引張つた状態
(テンシヨン下)でエンボスロール9、レベラ1
0の工程を通過させるようにしたものである。1
2は成形機でエンボス加工されたコイルAを、例
えば第4図a〜hに示すような断面に成形するも
のである。13は搬送機で成形機12によつて成
形されたコイルAを表面材A′として吐出機21
を通つてガイドローラ22、キユアオーブン23
に案内するものである。すなわち、搬送機13は
第5図に示すように表面材A′を吐出機21の直
下に案内、搬送すると共に、キユアオーブン23
の入口まで搬送する搬送ローラ14,15とを主
軸19、軸20に装着したものである。搬送ロー
ラ14,15は駆動されるか、あるいはフリーロ
ーラ構造のいずれかであり、表面材A′の各化粧
面A′,A″に対応する直径の円柱状ローラで第6
図aに示すように表面材A′を載置し、第6図b
に示すようにテーパ状、あるいは円柱状の規制ロ
ーラ16,17,18で表面材A′が進行中に左
右方向へ変位し、搬送路から離脱するのを規制す
るものである。なお、搬送ローラ14,15と規
制ローラ16,17,18は表面材A′の進行方
向に対して交互に、あるいは適宜位置に配設する
ものである。また、吐出機21は例えばポリウレ
タンフオーム用樹脂、ポリイソシアヌレートフオ
ーム用樹脂、レゾールタイプベンジリツクエーテ
ルタイプのフエノールフオーム用樹脂、およびこ
れらに難燃剤、難燃助剤(硼砂、メタ硼酸ソー
ダ、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、三酸
化アンチモン、ベントナイト、パーライト粒、シ
ラスバルーンの1種以上を添加したものなどから
なる発泡体原料Pを表面材A′の裏面に吐出する
ものである。ガイドローラ22は、上、下ローラ
22a,22bからなり、上ローラ22aは裏面
材Dを表面材A′の凹状部上に案内すると共に、
上、下ローラ22a,22b間のギヤツプをコン
トロールすることにより反応、発泡途中の発泡体
原料Pを延展するニツプロールとしても機能する
ものである。さらに、キユアオーブン23は搬送
機13の出口の直後に直列状に配列したものであ
り、主に表面材A′と裏面材D間に反応、発泡途
中の発泡体原料Pを介在した状態で挟持すると共
に、搬送、成形、キユアし、その出口で第7図a
〜cに示すような断面の連続複合帯として送出す
るものである。その構成は第1図、第5図、第8
図a,bに示すように主軸24に駆動ローラ25
とフリーローラ26を同軸的に装着した下ローラ
27を梯子状に配列した搬送ローラ群28と下ロ
ーラ27間に配列すると共に表面材A′の左右側
縁、段差部を案内する規制ローラ29,30,3
1を支承軸32にフリーローラ構造で支承した規
制ローラ群33と前記搬送ローラ群28の下ロー
ラ27が存在する位置に対応して表、裏面材A′,
Dを挟持して搬送すると共に、複合板Eの厚さを
規制し、かつ、裏面材Dを水平に案内する駆動ロ
ーラ構造の上ローラ34を梯子状に主軸35を介
して配列した上ローラ群36とキユアオーブン2
3内を30〜150℃位に加温するヒータ37とヒー
タ37によつて加熱された気体を外部に漏洩しな
いように囲つたカバー38とから構成したもので
ある。さらに説明すると、主軸24は第8図aに
示すように表面材A′の化粧面 A′ , A″ に円柱
状の駆動ローラ25、フリーローラ26の外周が
周速度差なく接触するように傾斜して架台(図示
せず)に支承したものである。特に、下ローラ2
7を全部駆動ローラにしなかつたのは図から明ら
かなように駆動ローラ25とフリーローラ26間
の直径に差があり、それによつて生ずる化粧面
A′ , A″ 上における摩擦抵抗差を排除し、表面
材A′を捩じれることなく一方向へ容易に搬送し
うると共に、化粧面 A′ , A″ に傷をつけない
ためである。また、上ローラ34は第8図aに示
すように主軸35に固定されたものであり、カバ
ー38はその出、入口に複合板Eが通過する程度
の開口が穿設されているものである。さらに、搬
送ローラ群28、上ローラ群36の各主軸24,
35は伝動軸39によつて各々ギヤ40〜45、
あるいはベルト(図示せず)を介してモータ46
によつて同一速度となるように駆動されるもので
ある。また、裏面材Dは不燃シート、防水膜、遮
熱シート、吸水シート、防音シート、剥離シー
ト、パツキング材、補強シートなどの1部材とし
て機能するものであり、例えばアスベスト紙、ク
ラフト紙、アスフアルトフエルト、金属箔(Al,
Pb,Fe)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シー
ト、ガラスクロスの1種、もしくはこれらの1種
以上を組合わせたもの、あるいはこの種シートに
対して防水、難燃等の処理を施したものなどから
なる。47は走行カツタで連続帯を定尺に切断す
るためのものである。 次に動作につき説明する。まず送給部1に装着
されたコイルAはピンチローラ3を介してループ
部4に送給される。なお、この際、コイルAはピ
ンチローラ3によつて引張られた場合でもアンコ
イラ2にブレーキ装置(図示せず)が装着されて
いるため、コイルAはある許容された張力下でル
ープ部4へ送給されるものである。そして、ルー
プ部4からコイルAはヒータ部5へガイド兼用ピ
ンチローラ6を経てヒータ7へ送給され、約30〜
60℃に加温し、化粧被膜を柔らかくしてピンチロ
ーラ8に送給される。なお、ガイド兼用ピンチロ
ーラ6はコイルAをピンチローラ8に案内するま
でピンチローラとして機能し、それ以降は単なる
ガイドローラとして働くものである。次にピンチ
ローラ8から送出されたコイルAはエンボスロー
ル9に送給され、コイルAに対して例えば第3図
に示すような凹状部B、凸状部Cとからなるエン
ボス模様を連続して形成するものである。この
際、コイルAにはテンシヨンが付加された状態で
のエンボス加工となるものである。そして、エン
ボスロール9から送出されたコイルAはレベラ1
0によつてエンボス加工時における残留歪を引張
り用ピンチローラ11によつて引張られた状態で
矯正し、次工程(図示せず)に送給されるもので
ある。エンボス加工されたコイルAは成形機12
に送給され、第4図bに示すように成形し、搬送
機13に送給されるものである。搬送機13で搬
送されている表面材A′の裏面凹状部に吐出機2
1から発泡体原料Pを供給し、次に裏面材Dをガ
イドローラ22aを介して表面材A′の裏面に案
内し、発泡体原料Pを表面材A′とサンドイツチ
した状態でキユアオーブン23に送給される。そ
してキユアオーブン23を通過中に発泡体原料P
は反応、発泡し、表、裏面材A′、Dを一体に固
着すると共に、フオームPを形成するものであ
る。次にキユアオーブン23の出口から送出され
る複合帯は走行カツタ47によつて定尺に切断さ
れ、第7図aに示すような複合板Eを製造するも
のである。 以上説明したのは本発明に係る複合板製造装置
の一実施例にすぎず、図示しないが規制ローラ3
0を除去したり、主軸24と35とを各々別の伝
動軸で下ローラ群28、上ローラ群36をモータ
によつて同一速度となるように回転することもで
きる。また、規制ローラ29は円柱状に形成する
こともできる。 (発明の効果) 上述したように、本発明に係る複合板製造装置
によれば、エンボス加工ゾーンにおいてコイル
に対し力の変化がなく、常時一定張力下でエンボ
ス加工できるため、エンボス模様が加工中にズレ
たりせず、美しい凹凸状模様を形成できる。化
粧被膜を加温してエンボス加工に対応できる柔ら
かさにしたため、エンボス加工時に化粧被膜が鋼
板から剥離したり、化粧塗膜がしわになつたり、
割れたり、きずがついたり、クラツクが生ぜず、
美しい化粧塗膜と耐候性、耐スクラツチ性、耐薬
品性にすぐれた化粧塗膜を形成できる。エンボ
ス加工によつて形成された歪によるペコツキはテ
ンシヨン下での平坦化によつて容易に、かつ、十
分に残留歪が除去され、ペコツキのない、かつ、
立体感にあふれる凹凸状模様を形成できる。ラ
インを直線状に配列し、コイルに対し無理な力が
付加されない機構としたため、スムーズにエンボ
ス加工できる。コイルを加温してエンボス加工
するため、環境に左右されない。直線ラインの
ため高速でエンボス加工できる。段差を有する
と共に、傾斜した化粧面部を有する複合板をスム
ーズに搬送できるため、化粧面への傷もなく、か
つ、高速で製造できる。複合板の水平な裏面を
同一水平面上に配列した上ローラ群と化粧面の一
部と接触する駆動ローラとで挟持、搬送するた
め、発泡体原料が反応、発泡しても所定厚さに規
制しつつ、安定して搬送できる。発泡体原料は
キユアオーブンによつて加温された表、裏面材間
で十分に反応、発泡し、かつ、表面材と裏面材間
から外部へ漏洩することなく搬送ローラ群、上ロ
ーラ群によつて挟持されるため原料を均質発泡組
織で、有効に発泡させた複合板を大量に生産でき
る。等の特徴がある。
第1図は本発明に係る複合板製造装置の一実施
例を示す側面図、第2図は上記装置のエンボス加
工機を示す説明図、第3図はエンボス模様の一例
を示す斜視図、第4図a〜hは表面材の成形例を
示す説明図、第5図は本発明に係る装置の搬送機
とキユアオーブンの部分を抽出して示す説明図、
第6図a,bは第5図イ−イ線、ロ−ロ線におけ
る切断面図、第7図a〜cは本発明に係る製造装
置によつて製造された複合板の一例を示す斜視
図、第8図a,bは第5図ハ−ハ線、ニ−ニ線に
おける切断面図である。 1……金属薄板送出部、5……ヒータ部、9…
…エンボスロール、10……レバラ、12……成
形機、21……吐出機、23……キユアオーブ
ン、28……下ローラ群、A……金属薄板、D…
…裏面材、E……複合板。
例を示す側面図、第2図は上記装置のエンボス加
工機を示す説明図、第3図はエンボス模様の一例
を示す斜視図、第4図a〜hは表面材の成形例を
示す説明図、第5図は本発明に係る装置の搬送機
とキユアオーブンの部分を抽出して示す説明図、
第6図a,bは第5図イ−イ線、ロ−ロ線におけ
る切断面図、第7図a〜cは本発明に係る製造装
置によつて製造された複合板の一例を示す斜視
図、第8図a,bは第5図ハ−ハ線、ニ−ニ線に
おける切断面図である。 1……金属薄板送出部、5……ヒータ部、9…
…エンボスロール、10……レバラ、12……成
形機、21……吐出機、23……キユアオーブ
ン、28……下ローラ群、A……金属薄板、D…
…裏面材、E……複合板。
Claims (1)
- 1 金属薄板を送給するためのアンコイラとピン
チローラからなる金属薄板送給部と、該送給部か
ら供給される金属薄板を弛んだ状態で収容し、前
後工程間の調整を図るループ部と、金属薄板を約
30〜60℃に加温するヒータ部と、該ヒータ部の後
に配設したガイド兼用のピンチローラと、該ロー
ラから送出される金属薄板に対し任意の凹凸模様
を施すエンボスロールと、該ロールの後に配した
レベラと、該レベラの出口に配設した引張り用ピ
ンチローラと、金属薄板を傾斜した化粧面間に段
差部を長手方向と平行に設けた断面樋状の表面材
に成形する成形機と、該成形機の出口からキユア
オーブンの入口まで表面材を搬送する搬送機と、
搬送機の上方に位置し、未発泡の発泡体原料を吐
出する吐出機と、裏面材を積層された発泡体原料
を覆うように案内する案内ローラと、上記搬送機
に直列に配列したキユアオーブンとを備え、上記
キユアオーブンは化粧面の1つと接触する円柱状
の駆動ローラと他の化粧面と接触する円柱状のフ
リーローラとを化粧面の傾斜に対応した角度で支
承した主軸上に装着した下ローラを多数個、梯子
状に配設し、該下ローラ間に前記した規制ローラ
を介在した下ローラ群と上記下ローラに対応し、
かつ、裏面材を水平に案内する駆動ローラからな
る上ローラ群とキユアオーブン内を加熱するヒー
タと加熱された気体の外部への漏洩を抑制するカ
バーとから構成したことを特徴とする複合板製造
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59232048A JPS61108553A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 複合板製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59232048A JPS61108553A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 複合板製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61108553A JPS61108553A (ja) | 1986-05-27 |
| JPH0449462B2 true JPH0449462B2 (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=16933148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59232048A Granted JPS61108553A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 複合板製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61108553A (ja) |
-
1984
- 1984-11-01 JP JP59232048A patent/JPS61108553A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61108553A (ja) | 1986-05-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |