JPH0450567A - 比例流量制御バルブ - Google Patents

比例流量制御バルブ

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JPH0450567A
JPH0450567A JP2160620A JP16062090A JPH0450567A JP H0450567 A JPH0450567 A JP H0450567A JP 2160620 A JP2160620 A JP 2160620A JP 16062090 A JP16062090 A JP 16062090A JP H0450567 A JPH0450567 A JP H0450567A
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core
movable
proportional flow
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Mamoru Sumita
守 住田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、流体の流量を駆動源の出力に対して比例的
に制御するバルブに関するものであり、特に内燃機関に
おける吸気管のスロットル弁近傍に設けたバイパス通路
に配置する吸入空気量調整のための比例流量制御バルブ
として有用なものである。
[従来の技術] 電子制御燃料噴射式エンジンにおいて、吸気管のスロッ
トル弁近傍にバイパス通路を設け、このバイパス通路を
開閉することによってエンノンの吸入空気量を調整する
ようにしたものは従来から公知である。
第4図は上記バイパス通路の開閉に使用される比例流量
制御バルブの一例を示すものであって、■はソレノイド
装置であり、その内部中央には長手方向に固定鉄心2が
配設されている。また、ソレノイド装置jの内周に筒状
のケース3が装着され、上記固定鉄心2に対峙する位置
には、弁体となる流量調整手段と1.ての可動鉄心4が
配設され、その間にリターンスプリング5が介在されて
いる。
上記ケース3の内周面には絶縁材3aを介して電磁コイ
ル6が配設され、この電磁コイル6が巻装されたボビン
6aの内周面にはバイブ7が装着されて、このバイブ7
の内側に上記固定鉄心2および可動鉄心4が配設されて
いる。そして、この固定鉄心2と可動鉄心4の間の空間
に、スプリングホルダ5aを介して上記リターンスプリ
ング5が設けられ、可動鉄心4はこのリターンスプリン
グ5により電磁コイル6の電磁吸引力に抗する方向に付
勢されている。すなわち、リターンスプリング5により
、可動鉄心4には第4図で左方向に押圧する力が常時作
用している。上記電磁コイル6には、外部に導出するリ
ードワイヤ6bが接続されている。
また、可動鉄心4の上記リターンスプリング5とは反対
の側にはスプリング8が配設されている。
このスプリング8は、可動鉄心4の先端(第4図で左端
)近傍が縮径されてなる段部4aとスプリングホルダ9
との間に取り付けられ、スプリングホルダ9は調整ねじ
10の先端に固定されている。
上記段部4aを含む可動鉄心4の先端部、スプリング8
 スプリングホルダ9および調整ねじ10は、ソレノイ
ド装置1に連結された比例流量制御バルブ本体11の内
部の空室11. bに位置している。比例流量制御バル
ブ本体11には、ソ)ツノイド装置1側の端部近傍に流
体導入通路11aが設けられ、また先端(第4図で左端
)近傍には上記空室11bに開口する流体導出通路11
cが設けられている。そして、上記バイブ7の先端(第
4図で左端)が、緩衝材12を介し、比例流量制御バル
ブ本体11内に固定された支持部材13゜に保持され、
これにより、比例流量制御バルブ本体11の上記空室1
1bが流体導入通路11a側から区画されている。
上記調整ねじlOは、比例流量制御バルブ本体11に対
し、流体導出通路11cが設けられた上記先端側から可
動鉄心4側に向かう方向に螺合されている。そして、こ
の調整ねじ10に固定されたスプリングホルダ9に保持
される上記スプリング8によって、可動鉄心4は第4図
の右方向、すなわち、電磁吸引力の働く方向に常時付勢
されている。
上記バイブ7の先端近傍には、比例流量制御バルブ本体
11の上記流体導入通路11aに連通ずる所定寸法の流
体流通穴7aが形成されている。
この流体流通穴7aは、電磁コイル6の非通電時には可
動鉄心4の外周面によって閉じられる位置に設けられる
また、可動鉄心4の軸芯部には、流体導出通路11cに
連通ずる上記空室11b側の圧力と可動鉄心4と固定鉄
心2との間に形成される空間の圧力とをバランスさU・
るために導通孔4bが設けられている。
スプリングホルダ9と可動鉄心4の段部4aとの間に取
り付けられ可動鉄心4を電磁コイル6による吸引力の働
く方向に付勢する上記スプリング8は、その付勢力が調
整ねじ10によって予め調整され、それによって可動鉄
心4の位置が設定される。
このような構成の比例流量制御バルブにおいて、電磁コ
イル6に通電して、この電磁コイル6を励磁すると、可
動鉄心4はリターンスプリング5の押圧力に抗して固定
鉄心2側に吸引される。このとき、吸引方向に作用する
上記スプリング8は可動鉄心4の移動につれて伸長する
そして、可動鉄心4が上述のように固定鉄心2側に吸引
されると、バイブ7の上記流体流通穴7aが開かれ、吸
気管からバイパス通路に分流した流体(空気)が流体導
入通路11a、バイブ7の流体流通穴7a、スプリング
8のピッチ間、空室1.1bを経て流体導出通路1. 
l cに流れ、バイパス通路を流れて吸気管の流れに合
流する。
なお、この種の比例流量制御バルブにおいては、摺動部
の摩擦抵抗によるヒステリシスを減少させるために、電
磁コイルへの通電をある一定の周波数で断続させ、その
ON時間とOFF時間の比率を変えて可動鉄心を微摺動
させるようにするデユーティ制御や、あるいは、一定の
電流値(DC分)に変動(AC分)をもたせて可動鉄心
を微摺動させるようにするデイザ制御が一般に用いられ
ている。
ところで、第4図図示の上記比例流量制御バルブは、ス
プールタイプのバルブであるため、スプールをなす可動
鉄心4とスリーブをなすパイプ7との間のクリアランス
部から流体の漏れがあり、そのため、第5図に示すよう
に、制御デユーティを零にした時でも流量が零にはなら
なかった。しかし、内燃機関のバイパス空気流量の制御
では、アイドル運転状態でバイパス空気を流す必要のな
い時には、バイパス通路からの漏れ量を零にし機関回転
数を下げて燃料を節約するのが望ましい。
特に、小排気量の車両においては、アイドル運転そのも
のに必要な空気流量の絶対値が小さいため、スロットル
バルブの方からの漏れ量だけでも機関のアイドル回転が
確保できる場合があり、そのような場合には、上記のよ
うなバイパス通路からの漏れ量を零に17、不必要に機
関のアイドル回転数が上昇しないようにして燃料消費率
を改善することが、車のグレードと燃料消費率との関係
からしても強く望まれるところである。
スプールタイプのバルブにおいても、電磁コイルの無通
電時に制御スプール(可動鉄心)の先端に当接するよう
にストッパを設けたものが従来から知られているが(実
開昭63−145078号公報参照。)、このようなス
トッパは、第4図図示のような構造の比例流量制御バル
ブにおいては、バルブシー)・とじても機能し、それに
よってシール性が向上することが考えられる。しかし、
この種の比例流量制御バルブにおいては、上述のように
、摺動部の摩擦抵抗によるヒステリシスを減少させるた
めに電磁コイルへの通電をある一定の周波数で断続させ
るようにするデユーティ制御やデイザ制御が一般に行わ
れるので、バルブシートを設けたのでは、可動鉄心によ
って構成される流量調整手段が、離座および着座を繰り
返すたびにバルブシートと衝突することによって打音を
発生し、ひいては、第6図に示すように流量特性に異常
現象を生じさせてしまう。また、このような打音や異常
現象を避けるノミめに流量調整手段あるいはバルブシー
トの当接面にゴム等の弾性体を設けることも考えられる
が、その場合、所期の目的を十分に達成するためには弾
性体の硬度をかなり小さくしてなじみやすいものとする
必要があり、そうすると、流量調整手段とバルブシート
との当接位置や当接荷重にバラツキが生じ、その結果、
開弁時期のバラツキが大きくなるという問題が発生する
以上の事情はポペットバルブの場合でも同様である。ポ
ペットバルブの場合は、構造上、シール性能を向上させ
易いが、反面、上記のような打音や流量特性の異常現象
が発生し易い。
このような問題を解消するため、特開昭63−2435
82号公報に記載されているように、側部にベローズが
一体形成された硬質樹脂材料製の弁体を、板バネによっ
て保持されたムービングコア(可動鉄心)に遊嵌入する
とともに、係止片により弁体の弁座側への変位を規制し
、さらに、弁体と可動鉄心との間に弾性体を配置して、
この弾性体により弁体を係止片側に所定の付勢力で押圧
するよう構成したポペットバルブが提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来のスプールタイプのバルブによって、例えば内燃機
関のスロットル弁をバイパスする通路を開閉する比例流
量制御バルブを構成した場合には、上述のように、スプ
ールをなす可動鉄心とスリーブ(円筒部材)との間のク
リアランス部からの漏れがあり、そのために、流量を零
にしたい運転領域においても完全には零にすることがで
きないという問題が発生する。また、バルブシートを設
けると、デユーティ制御やデイザ制御を行った場合に流
量調整手段のバルブシートに対する離座1着座時に打音
を発生したり、異常現象を発生することがあり、そのよ
うな打音や異常現象を避けるために着座部に弾性体を設
けると、当接位置や当接荷重のバラツキによって開弁時
期のバラツキが大きくなるという問題が生ずる。
ポペットタイプのバルブでは、上述のようにベローズと
一体の硬質樹脂材料製の弁体を板ノくネによって保持さ
れた可動鉄心に遊嵌入し、この弁体を弾性体により係止
片側に押圧するよう構成することによって上記のような
問題を解決しようとした例がある。しかし、この例では
、2種類以上のコイルスプリング、板バネ、ベローズ等
を組み合わせ、これと電磁コイルによる吸引力とのノく
ランスで作動特性を決める必要があるので、特性の設定
が繁雑であり、また、バラツキが出やすくて調整が難し
いという問題がある。また、上記の例では、弁体と保持
板の間、保持板とマグネットプレートの間、可動鉄心と
固定鉄心(ステータコア)の間、といった各空間を各々
導通させて圧力をバランスさせないと、ダンパー効果が
生じてしまい、速い作動か得られなくなる。そのため、
導通空間が複数箇所必要となり、それだけ異物の侵入に
よる導通空間の閉塞の可能性が大きく、閉塞した場合に
は正常な流量特性が得られなくなる。
また、これらの不都合を解決したとしても、内燃機関の
バイパス空気流量の制御において吸気通路の上流側から
のブローバイガスの流入や下流側からの機関の吹き返し
によりカーボンやオイル等のデポジットが比例流量制御
バルブのバルブと可動鉄心の摺動部に付着するのを防止
できないのでは、これらデポジットの付着によって摺動
性が悪化し、っぎのような問題を引き起こしてしまう。
すなわち、バルブと可動鉄心が突っ張った状態のまま摺
動できなくなった場合には、バルブとバルブシートとの
衝突反発力を吸収できなくなることから、打音や流量特
性の異常が発生する。また、弾性体がある程度圧縮され
た状態で摺動できなくなった場合は、駆動源をOFFに
してもバルブが開弁じたままとなってしまい、最悪の場
合には機関の過回転を招き、暴走につながるおそれが生
ずる。
この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たものであって、流量調整手段のバルブシートに対する
離座1着座時に打音を発生したり流量特性の異常現象を
発生したりすることがなく、しかも、内燃機関のバイパ
ス空気流量の制御に用いた場合にブローバイガスの流入
や機関の吹き返しによるデポジットが衝突反発力吸収構
造部に付着して動作不良を引き起こすのを防止すること
のできる信頼性の高い全閉機能付き比例流量制御バルブ
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る比例流量制御バルブは、比例流11fI
l制御バルブ本体にバルブシートを設け、可動鉄心に摺
動自在にバルブを嵌挿し、このバルブを可動鉄心との間
に設けた弾性体によりバルブシートに向かう方向に付勢
し、かつ、弾性体によるバルブのバルブシートに向かう
方向への移動を規制するホルダを可動鉄心に固定して、
これら可動鉄心とバルブと弾性体とホルダとで構成され
る7くルブ組立体をリターンスプリングで付勢して円筒
部材により11!勤支持せしめるとともに、ノ(ルブの
端部とこれに対向する前記円筒部材の端部を摺動軸方向
に相互に重なり合わしめたものである。
[作用] この発明においては、可動鉄心、ノ(シブ1弾性体およ
びホルダからなるバルブ組立体は、弾性体が所定の付勢
力で可動鉄心とバルブを突っ張らせた状態で、リターン
スプリングによって7くルブシートに対し所定の付勢力
で当接せしめられる。そのため、デユーティ制御やデイ
ザ制御による流量制御に際してのバルブ組立体の微少振
動に伴う離座あるいは着座時に、バルブシートとの衝突
によって発生する反発力を弾性体が吸収する。したがっ
て、バルブとバルブシートとの衝突による打音の発生を
防ぎ、流量特性に異常現象が生ずるのを防ぐことができ
る。また、バルブの端部とこれに対向する前記円筒部材
の端部が摺動軸方向に相互に重なり合うことによって、
ブローバイガスや機関からの吹き返しガスがバルブと可
動鉄心の摺動部に直接流れ込むことが阻止され、それに
よって、それらのガスに含まれるカーボンやオイル等の
デポジットが上記摺動部に入り込んで付着するのが防止
される。
[実施例] 第1図はこの発明による比例流量制御バルブの一実施例
の縦断面図、第2図はその要部拡大図である。ここで、
第4図の従来例と同一の部分または相当する部分には同
一の符号を付している。
1はソレノイド装置であり、その内部中央には長手方向
に固定鉄心2が配設されている。また、ソレノイド装置
1の内周に筒状のケース3が装着され、上記固定鉄心2
に対峙する位置には可動鉄心4か配設され、その間にリ
ターンスプリング5が介在されている。
可動鉄心4は縮径部4cを有し、該縮径部4cにはバル
ブ14が摺動自在に嵌挿されている。そして、前記バル
ブ14を先端側に付勢するように前記縮径部4c外周に
スプリング15が設けられ、また、前記縮径部4cの先
端には前記バルブ14の先端側への移動を規制するホル
ダ16が固定されている。上記スプリング15はバルブ
14と可動鉄心4を相互に突っ張ら什て、バルブ14を
ホルダ16に当接せしめており、このようにして、可動
鉄心4とバルブ14とスプリング15とホルダ16とで
バルブ組立体18が構成せしめられている。ここで、上
記バルブ14のバイブ7側の端部は、拡径されて環状を
なし、この環状の端部がバイブ7の端部を外側から覆う
ように、これらバルブ14の端部とバイブ7の端部が摺
動軸方向に相互に重なり合っている。なお、このバルブ
14の端部とバイブ7の端部との摺動軸方向のオーバー
ラツプ量は、バルブ14がバルブシート13に着座した
状態で所定の最小値(寸法で)となり、一方、後述のよ
うに電磁コイル6に通電されて、可動鉄心4がリターン
スプリング5の押圧力に抗し固定鉄心2側に吸引され、
バルブ組立体18が移動して全開状態となった時でもガ
イド部材19に当接しないような寸法に設定される。
上記ケース3の内周面には絶縁材3aを介して電磁コイ
ル6が配設され、この電磁コイル6が巻装されたボビン
6aの内周面にはバイブ7が装着されて、このバイブ7
の内側に上記固定鉄心2および可動鉄心4が対向して配
設されている。そして、この固定鉄心2と可動鉄心4の
間の空間に、スプリングホルダ5aを介して上記リター
ンスプリング5が設けられ、可動鉄心4はこのリターン
スプリング5により電磁コイル6の電磁吸引力に抗する
方向に付勢されている。すなわち、リターンスプリング
5により、可動鉄心4には第1図で左方向に押圧する力
が常時作用している。上記電磁コイル6には、外部に導
出するリードワイヤ6bが接続されている。
また、可動鉄心4の上記リターンスプリング5とは反対
の側には、スプリング8が配設されている。このスプリ
ング8は、可動鉄心4の縮径部4C先端に固定された上
記ホルダ16とスプリングホルダ9との間に取り付けら
れ、該スプリングホルダ9は、比例流量制御バルブ本体
11に螺合された調整ねじlOの先端に固定されている
比例流量制御バルブ本体11には、ソレノイド装置1側
の端部近傍に流体導入通路11aが設けられ、また先端
(第1図で左端)側には流体導出通路11cが設けられ
ている。
ソレノイド装置lと比例流量制御バルブ本体llとは、
ソレノイド装置1の端部に嵌着されたガイド部材19の
リブ状ガイド部19&に比例流量制御バルブ本体11が
嵌着されることによって、ガタなく相互に嵌合固定され
ている。また、このガイド部材19には、可動鉄心4を
摺動自在に支持する上記バイブ7の一端が保持されてい
る。そして、比例流量制御バルブ本体11には、上記バ
ルブ組立体18に対向する位置にバルブシート13が嵌
着され、これにより、流体導出通路11cに連通ずる空
室11bが流体導入通路11a側から区画されている。
上記調整ねじ10は、比例流量制御バルブ本体11の流
体導出通路lieが設けられた上記先端側から可動鉄心
4側に向けて螺合されている。そして、この調整ねじl
Oに固定されたスプリングホルダ9に保持される上記ス
プリング8は、可動鉄心4を電磁吸引力の働く方向と同
じ方向に常時付勢している。
以上のように組み立てられたバルブ組立体18は、上記
スプリング8とリターンスプリング5の付勢力を受けて
、可動鉄心4をバイブ7とのクリアランスによって生ず
る倒れが許容された状態でバルブシート13に当接せし
められる。ここで、ホルダ16とスプリングホルダ9と
の間に取り付けられた上記スプリング8は、その付勢力
が調整ねじlOによって予め調整され、それにより、バ
ルブ組立体18のバルブシート13側への付勢力が調整
される。なお、この時、バルブ14とバルブシート13
との当接荷重は、スプリング15によるバルブ14とホ
ルダ16との当接荷重よりも小さくて、全開時にバルブ
14とホルダ16との間に隙間が生じないような設定が
行われる。
また、上記バルブシート13のシート面はテーバ状(円
錐)とされ、これに対するバルブ14の当接面は球状と
されている。ここで、上記テーバ状のシート面と球状の
当接面との当接部の直径は、例えば11mmであって、
可動鉄心4とバイブ7との摺動径と略一致するよう設定
されている。なお、上記バルブシート13およびバルブ
14は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT
)で構成することが可能である。
上記可動鉄心4の軸芯部には、流体導出通路11cに連
通ずる上記空室11b側の圧力と可動鉄心4と固定鉄心
2との間に形成される空間の圧力とをバランスさせるた
めに導通孔4bが設けられている。この導通孔4bは、
最大径が3mm以上となるようにされる。
このような構成の比例流量制御バルブにおいて、電磁コ
イル6に通電すると、可動鉄心4がリターンスプリング
5の押圧力に抗して固定鉄心2側に吸引され、バルブ組
立体18が移動して開弁する。
ここで、この比例流量制御バルブを用い、デユーティ制
御やデイザ制御によって流量を制御する場合、これら制
御に起因するバルブ組立体18の微小振動に伴う離座あ
るいは着座時の衝突により発生する反発力は、バルブ1
4を付勢する上記スプリング15によって吸収される。
その結果、第3図に示すように、デユーティが零のとき
のシール性が確保され、また、打音や異常現象のない流
量特性が得られる。また、上記のようにバルブ14の端
部がバイブ7の端部に対し外側から覆うように摺動軸方
向に重なり合っていることによって、この比例流量制御
バルブを内燃機関のバイパス空気量制御に用いた場合で
も、ブローバイガスや機関からの吹き返しガスが上記バ
ルブ14と可動鉄心4の摺動部に直接流れ込むことが阻
止され、それにより、それらのガスに含まれるカーボン
やオイル等のデポジットが上記摺動部に入り込んで付着
するのが防止される。
また、この実施例では、上記のようにソレノイド装置1
と比例流量制御バルブ本体11とがガイド部材19によ
ってガタなく嵌合されているため、バルブ組立体18と
バルブシート13との当接部のズレは、可動鉄心4とバ
イブ7とのクリアランスによって生ずるバルブ組立体1
8の倒れだけとなり、しかも、上記のようにバルブシー
ト13のシート面がテーバ状で、それに対するバルブI
4の当接面か球状とされているため、上記倒れがあって
も、所定径の当接部で当接することによってシール性が
確保される。なお、可動鉄心4とバイブ7との摺動クリ
アランスは0.02〜0.2mmとされ、摺動長さLと
摺動直径りとの比L/Dは15以上とされる。
更に、この実施例では、上記のようにバルブシート13
とバルブ14との当接円径が可動鉄心4とバイブ7との
摺動径と略一致しているため、無通電時において吸気管
内負圧が流体導出通路IICに印加されても、導通孔4
bを介しバルブ組立体18に左右から加わる力はバラン
スし、安定した状態が維持される。
なお、上記ホルダ16は、可動鉄心4に対し圧入によっ
て固定することができ、また、その他、接着やカシメに
よって固定することもできる。また、可動鉄心4の縮径
部4cの先端にさらに小径の部分を設けてホルダを固定
するようにしてもよい。
また、バルブ14とバルブシート13との当接部は、バ
ルブ14の方に多段円錐状の当接面を設け、バルブシー
ト13の方のシート面を球状とするようにしてもよい。
更にまた、上記バルブ14とバイブ7のそれぞれの端部
の重なり合いの構造は、バルブ14の方が内側になり、
バイブの方が外側になるようにしてもよい。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、可動鉄心とバルブと弾
性体とホルダとでバルブ組立体を構成し、これをリター
ンスプリングで付勢して円筒部材により摺動支持せしめ
るとともに、バルブの端部とこれに対向する円筒部材の
端部を摺動軸方向に相互に重なり合わしめたことにより
、全開時の漏れを無くしてシール性を確保することがで
き、また、デユーティ制御やデイザ制御によって流量を
制御する場合に、これらの制御に起因する離座あるいは
着座時の衝突による反発力を吸収して打音や流量特性の
異常現象を無くすることができ、しかも、機関の空気量
制御等において吸気通路上流からのブローバイガスや下
流からのエンジンの吹き返しガスが直接バルブと可動鉄
心との摺動部に流れるのを阻止して、それらのガスに含
まれるカーホンやオイル等のデポジットが上記摺動部に
付着するのを防止してバルブ組立体の部品の摺動性を良
好に保持することができる。したがって、摺動不良に伴
う打音や異常現象がなく、しかも、過回転やそれによる
暴走をなくすることのできる信頼性の高い全閉機能付き
比例流量制御バルブが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による比例流量制御バルブの一実施例
の縦断面図、第2図はその要部拡大図、第3図はその流
量特性図、第4図は従来のスプールタイプの比例流量制
御バルブの縦断面図、第5図はその流量特性図、第6図
は従来のポペットタイプのバルブの代表汽量特性図であ
る。 図において、■はソレノイド装置、2は画定鉄心、3は
ケース、4は可動鉄心、4Cは縮径部、5はリターンス
プリング、6は電磁コイル、7はバイブ(円筒部材)、
11は比例流量制御バルブ本体、llaは流体導入通路
、]、 1 cは流体導出通路、13はバルブシート、
14はバルブ、15はスプリング(弾性体)、16はホ
ルダ、18はバルブ組立体、19はガイド部材である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 電流を印加することにより磁界を構成するよう
    巻装された電磁コイルと、該電磁コイルが嵌挿される磁
    性体のケースと、該ケースとともに磁気回路を構成する
    固定鉄心と、前記電磁コイルによる電磁吸引力によって
    前記固定鉄心に向かう方向に吸引されるよう円筒部材内
    に摺動可能に配設された可動鉄心と、該可動鉄心を前記
    電磁吸引力とは反対の方向に付勢するリターンスプリン
    グを備え、前記可動鉄心の摺動により比例流量制御バル
    ブ本体の流体導入通路から入って流体導出通路へ流れる
    流体の流量を制御する比例流量制御バルブにおいて、前
    記比例流量制御バルブ本体にバルブシートを設け、前記
    可動鉄心に摺動自在にバルブを嵌挿し、該バルブを前記
    可動鉄心との間に設けた弾性体により前記バルブシート
    に向かう方向に付勢し、かつ、前記弾性体による前記バ
    ルブの前記バルブシートに向かう方向への移動を規制す
    るホルダを前記可動鉄心に固定して、前記可動鉄心と前
    記バルブと前記弾性体と前記ホルダとで、前記リターン
    スプリングにより付勢され前記円筒部材によって摺動支
    持されるバルブ組立体を構成するとともに、前記バルブ
    の端部とこれに対向する前記円筒部材の端部を摺動軸方
    向に相互に重なり合わしめたことを特徴とする比例流量
    制御バルブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013122273A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Saginomiya Seisakusho Inc 電磁弁

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