JPH04507103A - テトラヒドロ葉酸から誘導されたジアステレオマー化合物,還元フォレートの6s及び6rジアステレオマーの合成におけるジアステレオマー化合物の製造及び使用方法 - Google Patents
テトラヒドロ葉酸から誘導されたジアステレオマー化合物,還元フォレートの6s及び6rジアステレオマーの合成におけるジアステレオマー化合物の製造及び使用方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
テトラヒドロ葉酸から誘導されたジアステレオマー化合物、還元フオレートの6
8及び6Rジアステレオマーの合成におけるジアステレオマー化合物の製造及び
使用方法
発明の分野
本発明は、テトラヒドロ葉酸から誘導されたジアステレオマー化合物の新規な製
造方法に関する。このジアステレオマー化合物には、工業上のものとして、(i
)モル比(6P/6Q)が約7/3であり後に定義される(そして、後述の1式
及び■式をそれぞれおそらく有する)6P及び6Qジアステレオマーの混合物、
(ii)純粋な6Pジアステレオマー、及び(iii )純粋な6Qジアステレ
オマーか含まれる。
本発明は、さらに、特に以下の酸及びそれらの塩のような還元フすレートの68
及び6Rジアステレオマーの合成における前記6P及び6Qのジアステレオマー
の使用方法に関する。
5−CHO−(6S)−THF
5−CHO−(6R)−THF
5−Me−(6S)−THF
5−Me−(6R)−THF
5.1O−CH“−(6R)−THF
5.10−CH” −(6S)−THF略語
便宜上、ここでは次の略語を使用する。
a)還元フオレート
THF =5.6,7.8−テトラヒドロ葉酸5−CHO−(6RS)−THF
= (6RS)−5−フすルミルー5. 6. 7. 8−テトラヒドロ葉酸(
又は、(6R3)−フオリニン酸)
= (6S)−5−フすルミルー5. 6. 7. 8−テトラヒドロ葉酸(又
は、ロイコノストク・シトロボルムの発育因子)。いわゆる「自然」立体配置の
群に属しており、この酸のカルシウム塩は[カルシウム・ロイコポリン」として
知られている。
5−CHO−(6R)THF
=フオリニン酸の6Rジアステレオマー。いわゆるr人工」立体配置の群に属し
ている。
5−Me−(6RS)−THF
= (6RS)−5−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸
5−Me−(6S)−THF
= (6S)−5−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸。いわゆる「自
然」立体配置の群に属している。
5−Me−(6R)−THF
=(6R)−5−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸。いわゆる「人工
」立体配置の群に属している。
[:5.1O−CH” −(6RS)−THF)X−= (6RS)−N’ 、
N”−ylテニル−5,6,7゜8−テトラヒドロ葉酸の険イオンX−を含む塩
(又は「アンヒドロ・ロイコポリンJ)
(5,1O−CH“−(6R)−THF)X−” (6R) −N” 、N16
−メテニル−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸の陰イオンX−を含む瓢いわゆ
る「自然」立体配置の群に属している。
[5,1,0−CH” −(6S)−THF)X−= (6S) −N’ 、
N1G−メチ=ルー5. 6. 7. 8−テトラヒドロ葉酸の陰イオンX−を
含む塩。いわゆる「人工」立体配置の群に属している。
C5,10−CH” −(6R3)−THF)X−・HX= (6R3)−N’
、N”−メチ=ルー5,6,7゜8−テトラヒドロ葉酸の陰イオンX−及び酸
HXを含む塩
(5,1O−CH“−(6S)−THF:l X−・HX= (6S) −N’
、 N16−メテ=ルー5. 6. 7. 8−テトラヒドロ葉酸の陰イオン
X−及び酸HXを含む塩
5.10−CH,−(5R3)−THF= (6R3)−N’ 、N”−メチレ
ン−5,6,7゜8−テトラヒドロ葉酸
5、 1.0−CH2−ぐ6R)−THF= (6R)−N’ 、N”−メチレ
ン−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸。いわゆる「自然」立体配置の群に属し
ている。
5、I 0−CH,−(6S)−THF= (6S)−N’ 、NIo−ylf
メチレン、6,7.8−テトラヒドロ葉酸。いわゆる「人工」立体配置の群に属
している。
b)他の略語
DMS○ =ジメチルスルフtキシド
FAB =高速原子核衝撃
HPLC=高速液体クロマトグラフィーH−TSA =p−トルエンスルフォン
MS −質量スペクトル
MS (FAB)=高速原子核衝撃装置での質量スペクトルpy =ピリジン
RT =室温(15〜20℃)
TSA− =pートルエンスルフォン酸イオン従来技術
命名法上(6RS)−5−フォルミルー5. 6, 7. 8−テトラヒドロ葉
酸、及び(6RS)−5−フォルミルー5. 6. 7. 8−テトラヒドロプ
テロイル葉酸−L−グルタミン酸と称される工業上の葉酸〔即ち、5−CHO−
(6RS)−THF)は、特に、そのカルシウム塩とともに、葉酸またはN1
、Nl6−メテニル−5. 6. 7. 8−テトラヒドロ葉酸から製造され
る〔例えば、特許公報CH−A−496,012及びGB−A−1,580.3
72)。この工業上の葉酸は、C’ (ブテリジニル環から6番目の炭素原子)
における立体配置が互いに異なる2つのジアステレオマーの1.1/1モル混合
物として知られている。
特許公報CB−A−1.560.372 (2頁4〜6行)に、(6RS)−フ
ォリニン酸及びそのカルシウム塩の合成における出発原料として、アンヒドロ・
ロイコポリン(式(5,1 0−CH” − (6RS)−THF)X−の化合
物)の錯体(内部塩または両性イオン)を使用することが示されている。これは
、R−p−ベンゾイル−(L)−グルタミン酸の残基のカルボキシルイオン(C
OO−)の1つが、Nl,C11及びN16の原子に非極在化している陽電荷と
反応したものである。
J.C.FONTEC ILLA−CAMPS他の論文(J.Am.Chem。
Soc.、101,614:1979)には、生物学的に活性なフオリニン酸の
ジアステレオマーは6S立体配置を有していることが示されている。そこには、
そのジアステレオマーが過去にはその生物学的活性を理由に便宜上「自然異性体
」と一方で称さね、またr(1.L)−フォリニン酸」と他方で称されていたこ
とが指摘されている。なお、「l」はC′における立体配置のことであり、rL
」はグルタミン酸側鎖の立体配置のことである。
(6RS)−7r’Jニン酸(すなわち5−CHO− (6RS)−THF)I
t、そのカルシウム塩とともに、メトトレキサートによる抗癌化学療法が行われ
ている患者に対する[補助的なJ治療手段として、また5−フルオロウラシル及
び5−フルオロ−2° −デオキシウリジン等の抗癌剤によるチミジル酸シンテ
ターゼに対する抑制を強化する手段として一般に使用されている。
フナリニン酸の6Rジアステレオマー(生物学的に活性な6Sと対本体であり、
便宜上「人工異性体」と称される)は、長い間不活性であると考えられていた。
しかし、その6Rジアステレオマーが、活性な6Sジアステレオマーの輸送ある
いはポリグルタミン化を妨害する能力を有していることが既に指摘されている(
F.M.S rROTNAK他,Biochem.Pharm.、28,299
3:1979、及びJ.に、SAT○他.Proc.Am.Assoc.Can
cerRes.、25,312:1984参照)。
このため、少なくともフすリニン酸に関しては、(6RS)混合物からの分離に
よって、あるいは立体規則性合成によって純粋な6Sジアステレオマーを得る技
術を開発することか望まれている。
D.B.COSULICH池(J.Am.Chem.Soc.、74,42 1
5:1.952)による技術〔)オリニン酸のカルシウム塩を水中で分別結晶さ
せることによりフすリニン酸の立体異性体を分離すること〕、及びC.TEMP
LE他(Cancer Treatment Reports,65,111.
7:1981、)による技術〔水中におけるカルシウム塩の溶解度差を用いて、
(SRS)混合物からの(6S)−フオリニン酸を分離すること〕は残念ながら
効果的ではない。それらの技術では、モル比1/lの6S及び6Rの混合物が得
られるからである。
(6RS)混合物から(6S)−フtリネートカルシウムを分離するため、PC
T国際公開WO−A−8808844号(EPROVA)では別の方法が推奨さ
れている。その方法は、Ca”過剰のアルカリ水溶液から(6RS)−フオリネ
ートカルシウムを選択的に結晶化させる方法を基礎にしている。
また、酵素を用いた手法によって(6S)又は(6R)のテトラヒドロ葉酸のい
ずれかからジアステレオマー的に純粋な形態を有する還元フオレートを得ること
(F.M.SIROTNAK他(Biochem.Pharm.、28,299
3:1979)(上述)、H.C.S.WOOD他(Chem.and Bio
l.of Pteridines,533:1983、及びP. L. CHE
Lらに、長時間を要しかつ面倒な化学的かつクロマトグラフィ的手法によって得
られたものからノアステレオマ−的に純粋な形態を育する還元)オレートを得る
こ:1969、B.V.RAMASASTRY他(J.Biochem.Bio
phys.Res.Comm,上2。478+1963、J.C.WHITE他
くChem.and Biol.of Pteridines,625:197
9、及びJ.FEENEY他(Biochemistry.20.1837+1
981)参照〕が既に知られている。現在、それらの方法によっては、ごく微量
(mg単位)の生産が行われているだけであり、結晶化した固体の形では分離さ
れていないし、また80%以下の純度の凍結乾燥粉末の形態で得られているのみ
であり、充分ではない。
さらに、化学的手法によって不斉合成的にジヒドロ葉酸を減少させる試みは、ジ
アステレオマー的に純粋な還元フオレートを大量に利用できるようになれば、各
ジアステレオマーの異性体の酵素学的、生物学的及び/又は治療上の作用を比較
しそして評価することが可能になるであろう。実際に行われている実験の大多数
は、今までのところ、モル比1/1のジアステレオマーの混合物か、又はいわゆ
る「自然」ジアステレオマーを用いて行われており、いわゆる「人工」ジアステ
レオマーの作用は、前記1/1モル混合物で得られた値と自然ジアステレオマー
から得られた値とから補性によってめられているCJ.A.STRAW他(Ca
ncer Research,41,3936:1981)参照)。出願人の知
るところでは、実験に使用されたことのある「人工」フrlJニン酸異性体のみ
のものは、フォリニン酸及びN3−メチル−5. 6, 7. 8−テトラヒド
ロ葉酸に間するものである。それは、対応する「自然ノ異性体の酵素的消滅(す
なわち除去あるいは抑制)によって実験室的に得られたものである〔上述のJ.
K、SATO参照〕。
特許公報EP−A−0.348.641 (1990年1月3日公開)には、い
わゆる「自然」群に属する立体配置を有する還元フオレートを得るための2つの
方法(I及び■)が示されている。方法Iでは、省略式(5,10−CH’ −
’(6RS) THF)CI−・HCl ・2Ht O(’)r(6RS)−5
,10メテニル−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸塩化物・塩酸・2水Jを、
HCOOH/2N HCI混合物で処理し、結晶化によって式(5,l 0−C
H” −(6R’)−THF)C1−・HCIの自然ジアステレオマーを得る。
方法■は次の工程を含んでいる。まず(特許公報EP−A−0,34,8,64
1の実施例5.1に基づき)、(a)式[5,10−CH” −(6RS)−T
HF)CI−・HCI・2H10で表される上述の錯塩を、HCOOH酸内で可
溶化し、(b)得られた溶液を、陰イオン交換樹脂(AMBERLITE@ I
RA−68)で処理し、(C)集められた溶出液を減圧下で蒸発させ、そして(
d)蒸発残留物をAcOH及びMeOHで処理して5.10−CH−(6R3)
−THE酸の内部塩として知られている生産物を沈殿させる。次に(特許公報E
P−A−0,348,641の実施例11に基づき)、前記内部塩を、攪拌しな
がら20°CでHCOOHの水溶液中で反応させ、沈殿物を得る。そして、6S
壓のジアステレオマーが73%含まれた5、I 0−CH−(6S)−THE酸
の内部塩を濾過によって得る(6S型のジアステレオマーの比率は、沈殿操作を
繰り返すことによって90%まで上昇する)。アセトンを含む濾液に対する処理
により、純度75%の5.10−CH−(6R)−TI(F酸の内部塩が沈殿す
る。
発明の目的
本発明によれば、上述の要求を満たす還元フオレートの6R及び6Sジアステレ
オマーの合成が可能になるという新規な技術的解決法がもたらされる。この新規
な技術的解決法は、上述の特許公報EP−A−0,34,8,641の方法■と
は異なっている。特に、陰イオン交換樹脂とAcOH/MeOH混合液とを用い
た処理が、5−CHO−(6RS)−THF又は(5,1O−CH“−(6R3
)−THF)X−をpH2,0〜2.6でHCOOH酸と反応させることに置き
換えられる。
この新規な技術的解決法では、後述する式■及び弐■にそれぞれ対応すると考え
られる6P及び6O立体配置のジアステレオマー的に純粋な化合物(後述)を得
ることができる。この技術的解決法は、還元フすレートを得るための新規な手段
を含んでいる。何故なら、(6S)−及び(6R)−フォリニン酸、(6S)−
及び(6R)−N’ 、N”−メチ1ノン−5,6,7,8,−テトラヒドロ葉
酸、及び(6S)−及び(SR)−N’−メチル−5,6,7,8−テトラヒド
ロ葉酸、及びそれらの塩等のジアステレオマー的に純粋な化合物を式■及び■の
前記ノアステレオマ−から合成することが特に可能になるからである。
発明の主題
本発明の一見地によれば、テトラヒドロ葉酸から誘導される化合物及びそのジア
ステレオマーを得るための好ましい方法には、次の事項が含まれる。
1)以下の群から選ばれた1つのテトラヒドロ葉酸化合物を、pH2,0〜2.
6でHCOOHと反応させること。
(1)次式で表される(6RS) −5−フォルミルー5. 6. 7. 8−
テトラヒドロ葉酸及びその塩
なお、Rは次式で表されるp−ベンゾイル−(L)−グルタミン酸残基である但
しAはHl及び
(11)次式で表されるNゝ N+0−メテニル−5,6,7,8−テトラヒド
ロ葉但し、X−は陰イオンであり、Rは上述の通りである。
2)形成された沈殿を濾過により一方で回収し、対応する濾液を他方で回収する
こと。
3)人工立体配置の群に属する第4純粋ジアステレオマー(以下6Qジアステレ
オマーと称し、おそらく式■の構造を有している)を分別結晶法により前記沈殿
物から分離すること。
4)必要に応じ、工程2)で得られた濾液及び/又は工程3)の分別結晶に係る
濾液から、自然立体配置の群に属する第2純粋ジアステレオマー(以下6Pジア
ステレオマーと称し、おそらく式■の構造を育している)を分離すること。
この方法によれば、モル比(6Q/6P)が約7/3の6Q及び6Pジアステレ
オマーの沈殿物が工程2)において得られる。
式■において、NS及びNlo窒素原子を結ぶ鎖線の結合(−−−)は、陽電荷
かNs、CI′及びN”原子に非極在化していることを示している。
本発明の別の見地による前記6Q及び6Pジアステレオマー及びその混合物(特
に上述のモル比7/3の混合物)は、新規な工業上の製造物である。6PシアT
HF、5,1O−CH,−(6R)−THF、及び5−Me’−(8S)−TH
E等の還元フオレートのジアステレオマー及びそれらの塩を含むいわゆる自然群
に属する。6Qジアステレオマーは、5−CHO−(SR)−THF、5,1O
−CH−(6S)−THF、5.10−CH,−(6S)−THF及び5−Me
−(6R)−THF等の還元フオレートのジアステレオマー及びそれらの塩を含
むいわゆる人工群に属する。
本発明のさらに別の見地によれば、前記6P及び6Qジアステレオマーは、自然
及び人工群のジアステレオマー的に純粋な還元フオレートを得るために使用され
ることが好ましい。
発明の詳細な説明
本発明に係るジアステレオマーは、便宜上6P及び6Qという。それらの立体配
置を直接決定することは不可能だからである。それにもかかわわらず、6P化合
物が6P立体配置を有していると見なしたり、6O化合物が6S型体配置を育し
ていると見なしたりする見方が存在する。また、それらのジアステレオマーがオ
ルトアミド型の化合物であり、式■及び■を有していると考える見方も存在する
。(たとえそうであるとしても、現段階における知識では、それらの推定事項は
出願人を拘束しない仮定である。)
上述のように、自然群に属している6Pジアステレオマーは、おそらく次式のま
た、6Qジアステレオマーはおそらく次式の構造を有している。
6P及び6Qオルトアミド誘導体の5−CHO−THF、5−Me −TF(F
及び5.10−CH,−THFへの変化は、C@を中心とした立体化学特性には
影響しない。したがって、一方で、自然立体配置の群に属するジアステレオマー
は、下式■、■、■及びXIで表されるようなC@における空間配置を育してい
る。他方、人工立体配置の群に属するジアステレオマーは、下式VT、 IX、
X及びX■で表されるようなC1における空間配置を有している。それらに対
し、RあるいはSの記号は、命名法の規則に従って各群内で変化する。たとえば
、自然立体配置の群では、6Sジアステレオマー(たとえば5−CHO−(6S
)7THFまたは5−Me−(6S)−THF)から6Rジアステレオマー(た
とえば5゜10−CH−(6R)−THFまたは5.1. OCH2s 6 R
)−THF)まで、プテリジニル残基の二環式構造が三環式になるときに変化す
る。
工程1)を実行する場合には、反応媒体のpHが2.0〜2.6に調整されるこ
とが重要となる。pHをこの範囲にする調整は、NHaまたはNH4OHを加え
ることによって容易に行える。工程1)では、反応媒体のpHは好ましくは2.
2〜2.4の範囲内であり、より好ましくは2.30〜2.35の範囲内である
。
また、工程1)の反応を、温度40〜65°C(好ましくは45〜60℃)にお
いて少なくとも0.25時間行うのが好ましい。
実際上、本発明に係る工程1)は、次2つの異なるルートで実施されることにな
ろう。
(a)X→■+■
(b) I 4+IV
ルート(a)では、pHを調整するためI[+H,O/HCOOH混合物内に直
接的にアンモニアを入れ、反応を温度55〜65”Cで少なくとも0.25時間
行う。ルート(b)では、化合物Iを温度60〜65°Cで少な(とも1時間H
tO/HCOOH混合物と反応させ、得られた媒体を40〜45°Cに冷却し、
そしてアンモニアを混合する。さらに反応を、少なぐとも0,25時間40〜4
5°Cで続ける。
両ルートにおいて、室温への冷却中に、反応混合物は明るい黄色の結晶性沈殿物
を生じる。これは、一般的な溶媒中では通常溶解しないものである。
元素分析によれば、この沈殿物は■及び■の構造を育している。この沈殿物は、
(i)プテリジン構造のC″位置おける環外すキソグルーブの二ノール化と、(
ii)式■のC1lの炭素原子とオギサニオンとの結合による環化とによっても
たらされるオルトアミドの混合物である。
式■及び■の化合物のオルトアミド構造は、次の事実によっても確認できる。
まず、質量スペクトル、すなわちMS (FAB)を用いた式■及び■の化合物
に関する分析によれば、弐■の前駆物質のスペクトルと実質的に同一のものか得
られ、またプロトン化/脱プロト・ン化型の変化であるII = I[/IVの
反応か示される。また、過剰のp−トルエンスルホン酸で処理された生産物I[
/IVの試料は、HPLC分析(ノン−カイラルカラム使用)によっては式■の
生産物(又は■/■のペア)からは区別できない。
本発明では、工程3)及び4)での分別結晶化を、カイラル分離用カラムを用い
たクロマトグラフィに変えることができる。実際には、分別結晶化によって化合
物■及び■それぞれにおける自然立体配置及び人工立体配置のジアステレオルマ
ー比率を増加させ、また、必要に応じ、カイラルカラムを用いたHPLCによっ
て各生産物をさらに精製することか望ましい。
本発明に係る方法を実施する際には、式■の化合物の陰イオンX−は適切な陰イ
オンであり、特にF−、CI−、Br−、I−、NCh−,1/2SO42−。
1/3PO,’−、シュウ酸エステル、p−トルエンスルホン酸エステル、マレ
イン酸エステル、ベンゼンスルホン酸エステル、メタンスルホン酸エステル、ト
リフルオロアセテート及びトリクロロアセテートのイオン群から選ばれたものが
好ましい。
式■及び■のオルトアミドは、100°C,pH7で加水分解によりそれぞれ化
合物■及び■及びそれらの塩に変換され得る。
及び
式■及び■のオルトアミドは、また、それぞれ式■のジアステレオマー的に純粋
な酸5.l 0−CH2−(6R)−THF及び式Xのジアステレオマー的に純
粋な酸5.10−CH,−(6S)−TE(F及びそれらの塩を、■及び■の■
及び■へのそれぞれの変換と、ピリジンを含む非プロトン化溶媒中(こお【する
NaBH4を用いた引き続いての処理と、本願出願人のスイス特許出願No、0
2. 736/89での教示内容に基づいたさらなる精製とによって製造するの
(こも用し)られ得る。
及び
一方、
及び
式■及びX(または式XI及びXI)の化合物の合成の際には、必要に応じ、そ
れぞれの中間体■及び■が分離され得る。しかしながら、かかる操作は必須では
なく、前記合成は一般に、前記化合物■及び■の分離を伴わずに実行される。
同様に、式■及び■のオルトアミドは、それぞれ■及び■への変換と非プロトン
化溶媒中でのNaBHs CNを用いた還元とによって、それぞれ式XIのジア
ステレオマー的に純粋な酸5−Me−(6S)−THF及び式Xllのジアステ
レオマー的に純粋な酸5−Me−(6R) −THF及びそれらの塩を得るのに
使用され得る。
及び
式■、■及びXIの自然立体配置のジアステレオマーの塩と、式VLX及びX■
の人工立体配置のジアステレオマーの塩とは、本発明にでは、(i)金属塩(特
にNa、に、、Ca及びMg等のアルカリ及びアルカリ土類金属)と、(ii)
エチルアミン、2−(N、N−ジメチルアミノ)エタノール、2−(N、N−ジ
メチルアミ刀エタノール、モルフすリン、ピペリジン等の有機塩基を含む付加塩
とを含む。
以下の反応例が、本発明の最良の実施例である。
(a) (b)
なお、式Iの残基Rに存在するグループAは1/2Ca”であり、式■、■及び
■の残基Rに存在するグループAはHであり、式■に存在するグループX−はC
なお、式■及び■の残基Rに存在するグループAはl/2Ca”であり、式■及
び■の残基Rに存在するグループAはHである。
(以下余白)
反応例3
なお、式■及びXの残基Rに存在するグループAはI/2Mg”″であり、式■
、■、■及び■の残基Rに存在するグループAはHであり、式■及び■に存在す
るグループX−はp−トルエンスルホン酸イオン(TSA−)である。
なお、式■、■、XI及びXIIの残基Rに存在するグループAはHであり、式
■及び■に存在するグループX−はI)−トルエンスルホン酸イオンである。
本発明のさらなる利点及び特徴は、以下の製造実施例の記載からより明らかにな
るであろう。但し、その記述は、本発明を限定するものではなく、例示のための
ものである。
製造工
式■のオルトアミド(実施例1)及び式■のオルトアミド(実施例2)の製造水
1200m1とギ酸270m、Iとの混合液にアンモニア水溶液を加え、pH2
,3となるまで不活性ガス(窯素ガスまたはアルゴンガス)中かつRTで充分に
攪拌する。得られた溶液を、60°Cに加熱し、式■の(5,10−CH” −
(6RS)−THF)X” (但しx=ciであり、C,TEMPLE他、J、
Med、Chem、、22.731:1979に記載された方法によって得ら
れたもの)を15.41g加える。そして、固体が完全に溶解するまで攪拌する
。反応した媒質を濾過し、48時間RTて放置する。嵩高に形成された明るい黄
色の沈殿物をブフナー漏斗を用いて濾過して集め、水そしてアセトニトリルによ
って洗浄する(濾液は後続の処理のために集められる)。さらに、集めた沈殿物
を5゜°Cで減圧下において1時間乾燥し、式■及び■のオルトアミドの混合物
を7.76g得る(収率;54%)。
2種類のジアステレオマーのモル比を決定するため、得られた混合物の試料を式
XI及びXI[のH5−メチルテトラヒドロ葉酸の混合物に変換し、そしてK。
E、CHOIflfL Anal、Bioch、、168.398〜404ペー
ジ(1988)の記載に基づいてRESOLVOS IL@のカイラルカラムを
用いたHPLCにより分析する。この目的のために、得られたI[[/IV混合
物の11mgを、p−トルエンスルホン酸を18g/l含む水溶液1.5mlに
縣濁させ、少量の水に6mgのNaBHs CNを溶解させた溶液を加え、得ら
れた混合物をRTで0.25時間攪拌し、その混合物をHPLC装置に導入する
前に7.5倍の水で希釈する。その結果(ジアステレオマーの比XII/XIか
ら)、前記混合物■/■中における2種類のジアステレオマーはモル比IV/I
Iが7/3であるということが推論される。
H40/HCOOH(v/vか6/l)を用いて前記混合物III/IVの再結
晶を繰り返し、その結果として、式■のジアステレオマー的に純粋なオルトアミ
ドを1゜1g得る(収率、15,4%)。
化合物■の製造で得られる母液については、寄せ集め、190m1の水で処理し
、そして4℃で62時間放置する。そして、濾過により分離し、H,Oさらにア
セトニトリルにより洗浄し、50℃で1時間減圧下で乾燥することにより明るい
黄色の沈殿物を得る。これにより、モル比TfL/Wが96/4の混合物を含む
物質が2.2g得られる(RESOLVO3IL@カラムを用いたHPLC分析
による)。得られた混合物を、次のようにして再結晶させる。NH,OF(を、
252m1の水と57m1のHCOOHとの混合物中に加え、RTかつ不活性雰
囲気中でpH2,3となるように充分に攪拌する。次に、得られた混合物を60
°Cに加熱し、その後に前記混合物II/IV (96/4)を加える。完全に
溶解が済むまで攪拌した後、得られた反応媒質をブフナー漏斗を用いて濾過し、
濾液を8時間RTで放置し、さらに60時間4°Cで放置する。沈殿した明るい
黄色の固体を、濾過により分離し、水モしてアセトニトリルにより洗浄し、50
°Cで1時間減圧下で乾燥する。これにより、式■のジアステレオマー的に純粋
なオルトアミドが141g得られる(収率:20%)。このことは、RESOL
VOS ILOカラムを用いた分析により確認される。
製造■
(6R3)−フオリニン酸のカルシウム塩からの、式■のオルトアミド(実施例
1)及び式■のオルトアミド(実施例2)の製造18.9gの式Iのフすリネー
ト・ペンタハイドレート・カルシウムを、464m1の水及び136m1のE(
COOHからなる混合物に加え、pH電極を備えた反応槽中において不活性雰囲
気中で55〜60°Cで攪拌する。得られた混合物を、1時間55〜60゛Cで
攪拌する。前記混合物は、45°Cに冷却か1濃アンモニア水溶液を適量滴下す
ることによりpH(見かけ)を2.35に調整する。
そして、その混合物を一夜RTで攪拌する。形成された黄色の沈殿物を濾過及び
水とアセトンとによる洗浄によって分離する。1時間50°Cで減圧下において
乾燥することにより、モル比IV/I[Iが7/3の混合物が8.81g得られ
る(上述のRESOLVOS ILeカラムを用いた分析による)。
H,O/HCOOH(6/1)を用いて混合物の再結晶を繰り返せば、式■のジ
アステレオマー的に純粋なオルトアミドが1.32g得られる(収率:18゜4
%)。なお、その確認は上述と同様にHPLC分析により行う。
C7゜H2+N2 O@ ・4H10に対する元素分析結果:理論:C=45.
55%;H=5.54%;N=18.59%実際:C=45.91%、H=5.
27%、N=18.45%MS’ (FAB)による質量スペクトル:(マトリ
クス:チオグリセロール;8keV):456 (m”、foo)、412 (
7,5)、410 (9,1)。
326 (10)、311 (7,0)、283 (11,6)。
282 (21,2)
母液については、寄せ集めそして水80m1で希釈する。混合物を0°Cに冷却
し、その温度で24時間不活性雰囲気中で攪拌する。得られた沈殿物をブフナー
漏斗を用いた濾過により集め、水そしてアセトンによって洗浄し、そして50°
Cで減圧下において乾燥させる。これにより、モル比III/IVが98/2の
生産物が2.67g得らtする(RESOLVO3IL■カラムを用いた上述の
HPLC分析による)。上述の製造■(化合物■を得るためのもの)における方
法と同様の方法を用いて再結晶化を行うことにより、式■のジアステレオマー的
に純粋な物質を1..91g得る(収率:23.9%)(RESOLVOILO
カラムを用いた上述のHPLCで確認)。
C□H* 1N70s ・HCOOH・1/2H,Oに対する元素分析の結果。
理論:C=49.42%;H=4.74%:N=19.21%実際:C=49.
45%;H=4.70%:N=19.4.5%MS (FA、B)による出カス
ベクトル:(マトリクス:チオグリセロール;8keV):456 (m”、1
00)、412 (13,3)、410 (10゜8)。
326 (13,3)、311 (10,4)、283 (13,7)。
282 (24,1)、232 (39,4)製造■
5−CHO−(6S)−THFのカルシウム塩(実施例3:式V)(7)製造上
述の製造■によって得られる純粋なジアステレオマー■の80gとトリス(ヒド
ロキシメチルアミノ)−メタンの2M水溶液の100m1とを、脱気した2リツ
ターの水と20m1の2−メルカプトエタノールとの混合物に加え、還流凝縮器
とpHt極とを備えた反応槽中において不活性雰囲気下でRTで攪拌する。
得られた混合物を、45〜50℃に加熱し、固体が完全に溶けるまで、トリス(
ヒドロキシメチルアミノ)メタンを必要量加えることによりpHを7.3に維持
する。得られた媒質を4.5時間還流させ、3.3gのカーボンブラックを熱い
その溶液に加え、さらに1時間連続的に攪拌する。その間に、前記媒質はRTま
で冷却される。反応媒質をシーライトで濾過した後、87m1のCaC1,の2
M水溶液を濾液に加える。得られた溶液をゆっくりと3.6リツターのEtOH
(94%)で希釈する。このように希釈された溶液を、0°Cに一夜維持し、形
成された沈殿物を濾過により集め、EtOH(94%)そしてMeCOMeで洗
浄する。減圧下において50°Cで2時間乾燥すれば、79gの未精m(6S)
−フォリネートカルシウムが得られる。この生産物はHPLCによれば96%の
純度を育しており、HtOを用いて再結晶を繰り返し、50°Cで減圧下におい
て乾燥すれば、純粋な(6S)−フオリネートカルシウムが43.5g得られる
(収率:48.5%)。
分析
◎H,O含有量(FTSCE(ERによる):15%◎Ca含有量:8.l1%
(理論ニア、84%)◎HPLC純度:100%
◎HPLCテスト〔米国薬局方の(6RS)標準に対する〕 :99.5%
◎ジアステレオマー的純度(カイラルカラムを用いた評価)=100%
◎UVスペクトル(0,01NのNaOH中で20mg/l):λ、、、=28
2nm (ε=30,060)λ、、+、=242nm
2吸収ピークの比AI /Al =4. 96◎〔α〕。=−14,6° (H
2C中でc=1)製造■
5−CHO−(6R)−THFのカルシウム塩(実施例4:式■)の製造得よう
とする物質は、前記製造■における方法にしたがって得られる(但し、式■のジ
アステレオマーが式■のジアステレオマーに変わることを除く)。
分析
◎HtO含有量(FISCHERによる):10.2%◎HPLC純度=99%
◎HPLCテスト〔米国薬局方の(6R3)標準に対する〕 :95%◎ジアス
テレオマー的純度(カイラルカラムによる評優):98%以上
◎UVスペクトル(0,0INのNaOH中で20mg/l):λ、、、=28
2nm (ε=28,350)λ111;242nm
2吸収ピークの比A+ /As =4. 25◎(a) o =±39.8’
(Hl O中でc=1)製造■
5.1O−CHt −(6S)−THFのマグネシウム塩(実施例5:式X)の
製造
10gの式■のオルトアミドジアステレオマーを、130m1の乾fiDMs。
に4.18gのH−TSAを溶かした溶液中に縣濁させ、完全に溶解が終わるま
で不活性雰囲気下においてRTで攪拌する。44m1のピリジンをRTで加え、
さらに44m1のTMSOに880mgのNaBHnを溶解させた溶液をゆっ(
す10分以上の時間をかけて加える。得られた混合物を10分間RTで攪拌した
後、その反応媒質を水浴を用いて冷却し、lリッターのメチルエチルケトンを用
いて希釈する。得られた混合物をO’Cで20分間攪拌し、形成された黄色の沈
殿物を濾過により集める。集められた沈殿物を、アセトンによって2度洗浄し、
50″Cで1時間減圧下において乾燥させる。これにより、6.14gの未精製
の5、l 0−CH,−(6S)−THF (おそら<Na″″塩とピリジニウ
ム塩との混合物)を得る。この生産物は、HPLC純度が87.2%であり、約
11%の5−Me−THFを含んでいる。
得られた未精製の生産物を、微量のNaOHを含む水80m1に、0°Cで不活
性雰囲気下において攪拌しながら加える。この操作中において、pHは、必要に
応じてINのNaOHを加えることにより約9.0に維持する。6.0mlのM
gCLの2M水溶液を得られた溶液に加え、pHを8.4とする。少量の不溶性
物質を、シーライトを用いた濾過により除去する。得られる濾液を、0゛Cで攪
拌し、一方で105m1のアセトンを滴下することにより希釈する。さらに0゛
Cで45分間攪拌した後、濾過により沈殿物を回収し、アセトンにより2度洗浄
し、so’cで1時間減圧下において乾燥させる。これにより、3.9gの式X
のマグネシウム塩が得られる。
分析
◎H,O含有量(FISCHERによる)、14%◎HPLC純度:92.3%
(5−Me−(6R)−THFの含有量は6%)
◎ジアステレオマー的純度(カイラルカラムによる評価)・9896又はそれ以
上
◎Uvスペクトル(0,OINのNaOH中で20rng/l):λ1.ヨ=2
96nm(ε=28,300)λ−1,= 244. 51m)
2吸収ピークの比A+ /Ax =3. 68◎〔α〕。=−88,7° (H
tO中でc=1)製造■
5.1.0−CH2−(6R)−THFのマグネシウム塩(実施例61式■)の
製造
この物質は、式■のオルトアミドジアステレオマーから8発する製造■で述べた
ものと同等の方法により得られる。
分析
◎H20含有量(FISCHERによる)+14.0%◎HPLC純度+95.
7%(5−Me−(6S)THFの含有量は3□ 6%)
◎ジアステレオマー的純度(カイラルカラムによる評価)二99%◎UVスペク
トル(0,01NのNaOH中で20mg/l):λ−、!=296nm (ε
=28,300)λ、ア=245nm
2吸収ピークの比AI /Az =4. 11◎〔α〕。=+123.9° (
H2C中でc=1)製造■
5−Me−(63)−THFの酸(実施例71式XI)の製造1、Ogの式■の
オルトアミドジアステレオマーを、53m1の水に910mgのH−TSAを溶
かした溶液に加え、RTで不活性雰囲気中において攪拌する。1mlの水に50
0m、gのシアノポロヒドロナトリウムを溶かした溶液を続いて1滴ずつ加え、
得られた混合物をRTで5時間攪拌する。得られた白色の沈殿物を、濾過により
分離し、冷水、エタノール及びアセトンで洗浄し、さらに50“Cで1時間減圧
下において乾燥する。これにより、未精製の式XIの酸が923mg得られる。
この未精製物質を、37m1の水と0.25m1の2−メルカプトエタノールの
混合物中に縣濁させる。得られた混合物を不活性雰囲気中でRTで攪拌し、さら
に完全に溶解させるのに充分な量のINのNaOHを加える。溶液を濾過し、p
H3,5となるまでINのHCIを1湾ずつ加えることにより濾液を酸性化する
。得られた縣濁液をO″Cで1時間攪拌した後、遠心分離処理する。そして、固
体部分をまず水を用いて耳輪濁化し、次にエタノールを用いて耳輪濁化し、最後
にアセトンを用いて耳輪濁化する。50°Cにおいて1時間減圧下で乾燥させた
後、式XIの酸が836mg得られる。
分析
◎HtO含有量(FISCHERによる)。10%◎HPLC純度:96.0%
◎ジアステレオマー的純度(カイラルカラムによる評価)・100%
◎UVスペクトル(0,1M燐酸緩衝液(pH6,5)中で20mg/l):
λ、、、=290nm(ε=32.100)λ、、、=245nm
2吸収ピークの比AI /A! =3.65◎〔α〕。=+38.0° (0,
1Mの燐酸緩衝液(pH6,5)中でc=0.5)
!食!
5−Me−(SR)−THFの酸(実施例8:式XI[)の製造この人工立体配
置の酸は、製造■で記載された方法によって得られる(但し、式■のジアステレ
オマーが、式■のジアステレオマーに変わることを除く)。
分析
◎H,O含有量(FISCHERによる):11.5%◎I−I P L C純
度:96.3%◎ジアステレオマー的純度(カイラルカラムによる評価):10
0%◎UVスペクトル(0,1Mの燐酸緩衝液(pH6,5)中で20mg/l
):
λ、。=290nm(ε=32.500)1m1m =245 nm
2吸収ピークの比At /A2 =3. 74◎〔α〕。=−9,26(0,1
Mの燐酸緩衝液(pH6,5)中で式XのN’ 、N”−メfレン−(6S)−
5,6,7,8−ナト51::F口葉酸及びその塩(特に上述の製造■の方法に
よって得られるマグネシウム塩)は、人工立体配置の還元フォレー トの群に属
するジアステレオマー的に純粋な物質であり、治療において使用される。そnら
は、チミジル酸シンテターゼを抑制し、また治11I(特に癌に対する治療)に
おいて細胞分裂させないようにするために効果的に使用される。
本発明によれば、ジアステレオマー的に純粋な5.10 CHt (6S)−T
HFの酸及びそのジアステレオマー的に純粋な塩は、したがって、新規な工業上
の生産物として利用され得る。
また、チミジル酸シンテターゼを抑制し、また癌の治療等の治療時に細胞分裂を
させないようにするための薬物を得る際には、5.l 0−CH2−(6S)−
THFの酸、その非毒性塩及びそれらの混合物の群から選ばれたジアステレすマ
ー的に純粋な物質を使用することが望ましい。
また、変形例として、5.10−CH,−(8S)−THFの酸、その非毒性塩
及びそれらの混合物の群から選ばれたジアステレオマー的に純粋な物質(1)を
、5−フルオロウラシル、5−フルオロ−2′−デオキシウリジン、メトトレキ
サート、シス−プラチナ及びそれらの混合物の群から選ばれた抗腫瘍剤(2)と
ともに使用することが勧められる。
この使用方法では、前記物質(1)と剤(2)とが生理学的に受容され得る付形
剤を伴う化合物の形が好ましい。(1)+ (2)の組合せは、相乗剤的効果を
もたらす。
しかも、いわゆる人工立体配置の群に属するジアステレオマー5−CHO−(S
R) −THF及びその塩は、治療上興味深い細胞分裂抑制特性を育しているこ
とがわかった。それらの細胞分裂抑制特性が検出され得るという事実は、(i)
いわゆる自然立体配置の群に属する5−CHO−(6S)−THF、式5−CH
O−(6R3)−THFの市販の葉酸及びそれらの塩が従来メトトレキサート等
の細胞分裂抑制剤の効果を制限してきたのであるから驚くべきことであり、しか
も(ii)毒性が低い5−CHO−(SR)−THF及びその塩が全部あるいは
部分的に、メトトレキサート等のような細胞に対して毒性か強(また育害である
ことが良く知られている細胞分裂抑制剤あるいは抗腫瘍剤に代えて使用され得る
のであるから有益である。
現段階の知見では、出願人は、5−CHO−(6R)−THF及びその塩が細胞
分裂抑制効果を示すのは、細胞の1またはそれ以上の必須酵素に対するそれら化
合物の効果的な活性によるものであると考えている。但し、この理論的な見地に
出願人が拘束されるものではない。
このように、本発明では、癌のように腫瘍を伴う疾病に対する治療上に際し使用
できる細胞分裂抑制剤として、式5−CHO−(6R)−THFに係る(6R)
−5−フォルミルー5. 6. 7. 8−テトラヒドロ葉酸、その非毒性塩及
びそれらの混合物の群から選ばれたジアステレオマー的に純粋な物質を使用する
ことが勧められる。
勿論、細胞分裂抑制活性を示すものとして5.10 GHz−(6S) THE
、5−CHO−(6R)−THF及びそれらの非毒性塩を使用するという本発明
に係る新規な方法の範囲内で、各活性物質は治療上有効な量か投与されるであろ
う。その場合、使用される化合物は、生理学的に受容され得る付形剤とともに、
(a)化合物5.10−CH2−(6S)−THF、その非毒性塩及びそれらの
混合物、及び(b)化合物5−CHO−(SR)−THF、その非毒性塩及びそ
れらの混合物から選ばれた、細胞分裂抑制効果を発揮し得る量の活性添加物を含
有し得る。
要約書
本発明は、テトラヒドロ葉酸から誘導されるジアステレオマーの新規な製造方法
に関する。(i)(6R3)−フtリニン酸またはその塩の1つ、または(ll
)5.10−メテニル−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸をpH2,0〜2゜
6においてHCOOHと反応させることによって、オルトアミド構造の2つのジ
アステレオマーであって次の化学式で表されるものの混合物を含む沈殿を得る。
なお、Rはp−ベンゾイル−(L)−グルタミン酸残基である。モル比IV/I
は約7/3である。化合物■はいわゆる自然立体配置のものであり、また化合物
■はいわゆる人工立体配置のものである。純粋の化合物■は前記沈殿物から分離
さLそして純粋の化合物■は対応す濾液から分離される。
自然及び人工の立体配置を有する還元フオレートのジアステレオマー及びそれら
の塩は、それぞれ化合物■及び■から得られる。
国際調査報告
lm−−1141−1^−mk−m−N−、PCT/FR91100185国際
調査報告
FR910(1185
SA 45730
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.テトラヒドロ葉酸から誘導される化合物及びそのジアステレオマーの製造方 法であって、 (1)次の化合物の群から選ばれたテトラヒドロ葉酸化合物をpH2.0〜2. 6でHCOOHと反応させる工程 (i)次式で表される(6RS)−5−フォルミル−5,6,7,8−テトラヒ ドロ葉酸及びその塩 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)Rは次式で表されるp−ベンゾイル− (L)−グルタミン酸残基である▲数式、化学式、表等があります▼(XIII )但しAはH、及び (ii)次式で表されるN5,N10−メテニル−5,6,7,8−テトラヒド ロ葉酸 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)但しX−は陰イオンであり、Rは前 記定義により定義されるものであり;(2)得られた沈殿物を濾過により集め、 またそれに対応する濾液を集める工程; (3)人工立体配置の群に属する第1純粋ジアステレオマーを前記沈殿物から分 離する工程;そして (4)必要に応じ、自然立体配置の群に属する第2純粋ジアステレオマーを前記 工程(2)において得られた濾液から分離する工程、を含む製造方法。 2.前記工程(1)が、 (a)式Iの化合物またはその塩の1つを55〜65℃で少なくとも1時間H2 O/HCOOH混合物と反応させる工程、(b)得られた混合物を40〜45℃ に冷却する工程、(c)前記反応を、pHを2.0〜2.6に維持しながら少な くとも0.25時間40〜45℃で続ける工程、 を含む請求項1に記載の方法。 3.前記工程(1)は、式IIの化合物をpH2.0〜2.6で55〜65℃で 少なくとも0.25時間H2O/HCOOH混合物と反応させる工程を含む、請 求項1に記載の方法。 4.前記工程(1)は、アンモニア水溶液を加えることにより反応媒質のpHが 2.0〜2.6の範囲に設定されている、請求項1,2及び3のいずれかに記載 の方法。 5.前記工程(1)は、反応媒質のpHが2.2〜2.4の範囲に設定されてい る、請求項4に記載の方法。 6.前記工程(3)及び(4)における分離が分別結晶化を含んでいる、請求項 1に記載の方法。 7.前記工程(2)で得られる物質が、モル比約7/3の前記第1ジアステレオ マーと前記第2ジアステレオマーとの混合物である、請求項1に記載の方法。 8.請求項1の前記工程(4)の方法によって得られるテトラヒドロ葉酸化合物 であって、自然立体配置の群に属し、かつ次のオルトアミド化学式で表されるテ トラヒドロ葉酸化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III)9.請求項1の前記工程(3)の 方法によって得られるテトラヒドロ葉酸化合物であって、人工立体配置の群に属 し、かつ次のオルトアミド化学式で表されるテトラヒドロ葉酸化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)10.請求項8または請求項9に記 載のジアステレオマーテトラヒドロ葉酸化合物の使用方法であって、前記ジアス テレオマーテトラヒドロ葉酸化合物をジアステレオマー的に純粋な6S及び6R の還元フォレートを得るために使用する、ジアステレオマーテトラヒドロ葉酸化 合物の使用方法。 11.式IIIのジアステレオマーから、次の群から選ばれた化合物を得る請求 項10に記載の使用方法。 (a)(6S)−5−フォルミル−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸、(b) (6S)−N5−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸、(c)(6R) −N5,N10−メチレン−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸、及び (d)それらの塩 12.式IVのジアステレオマーから、次の群から選ばれた化合物を得る請求項 10に記載の使用方法。 (a)(6R)−5−フォルミル−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸、(b) (6R)−N5−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸、(c)(6S) −N5,N10−メチレン−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸、及び (d)それらの塩 13.N5,N10−メチレン−(6S)−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸 、及びそのジアステレオマー的に純粋な付加塩。 14.チミジル酸シンテターゼを抑制し、かつ治療、特に癌に対する治療の際に 細胞分裂抑制のために使用される薬剤を得るため、N5,N10−メチレン−( 6S)−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸、その非毒性塩及びそれらの混合物 の群から選ばれたジアステレオマー的に純粋な物質を使用することを特徴とする 使用方法。 15,N5,N10−メチレン−(6S)−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸 、その非毒性塩及びそれらの混合物の群から選ばれたジアステレオマー的に純粋 な物質(1)に、5−フルオロウラシル、5−フルオロ−2′−デオキシウリジ ン、メトトレキサード、シス−プラチナ及びそれらの混合物の群から選ばれた抗 腫瘍剤(2)を組み合わせる、請求項14に記載の使用方法。 16.腫瘍疾病に対する治療において使用され得る細胞分裂抑制剤を得るため、 (6R)−5−フォルミル−5,6,7.8−テトラヒドロ葉酸、その非毒性塩 及びそれらの混合物の群から選ばれたジアステレオマー的に純粋な物質を使用す ることを特徴とする使用方法。
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