JPH0451943Y2 - - Google Patents

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JPH0451943Y2
JPH0451943Y2 JP6086887U JP6086887U JPH0451943Y2 JP H0451943 Y2 JPH0451943 Y2 JP H0451943Y2 JP 6086887 U JP6086887 U JP 6086887U JP 6086887 U JP6086887 U JP 6086887U JP H0451943 Y2 JPH0451943 Y2 JP H0451943Y2
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JP
Japan
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piston
axis
pin engagement
piston pin
engagement hole
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JP6086887U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はピストンピン係合孔の軸線がピストン
の軸線と交差せずピストンの径方向に偏位して配
設されるピストンの向きを、検知装置により前記
ピストンピン係合孔を介して検知して決定し位置
決めするピストンの方向規正装置に関するもので
ある。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 自動車や自動二輪車等のエンジンに使用される
ピストンはコンロツドを介してクランクシヤフト
のクランクアームに取付けられるが、ピストンが
シリンダ内を進退する場合、コンロツドがピスト
ン軸線に対して斜状に配設されるため、ピストン
はシリンダ側壁から大きな面圧を受けることとな
る。
特にエンジンの爆発工程によりピストンがシリ
ンダ内を後退する場合この面圧は大きくなるが、
この面圧を少しでも和らげ且つ騒音等の防止を図
るため、ピストンとコンロツドとを連結するピス
トンピンの軸線はピストンの軸線と交差せず、ピ
ストンの径方向一方側、コンロツドのオイルかき
部側、に僅か(数mm程度)に偏位して取付けられ
ている。
従つてピストンのピストンピン係合孔の位置も
ピストン軸線に対して偏位しており、ピストンと
コンロツドとを組付けるにあたつてコンロツドの
小端部の貫通孔に対し、ピストンのピストンピン
係合孔の位置を適正に位置決めする必要がある。
ここでピストンとコンロツドとを組付ける場合
組付用パレツト上に、コンロツドをその小端部の
貫通孔を上下方向に向けて配設し、コンロツドの
小端部側のコンロツド軸線の延長上にピストンを
そのヘツド部を下にして載置すると共に、ピスト
ンの軸線をコンロツド軸の延長線からピストンピ
ン係合孔の偏位分だけずらして配設するが、ピス
トンにコンロツドを組付けるに際しては、ピスト
ンピン係合孔の軸線とコンロツド軸とを少なくと
も同一鉛直面上に正確且つ迅速に位置合せする必
要がある。
本考案は以上の如き点に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、ピストンピン係合孔の
向きを正確且つ迅速に所定向きに向けてピストン
を位置決めするピストンの方向規正装置を提供す
るにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するための手段は、ピスト
ンピン係合孔の軸線がピストン軸線と交差せずピ
ストンの径方向に偏位して配設されるピストンを
その軸線回りに回転させ、検知装置の前記ピスト
ンの両側に配設される受発信機能を有する2つの
検知部により、ピストンピン係合孔を介して該ピ
ストンピン係合孔の向きを検知するとピストンの
回転を停止して、ピストンの方向を決定して位置
決めするピストンの方向規正装置にあつて、前記
検知装置の2つの検知部を結ぶ軸線をピストンピ
ン係合孔の軸線を含むピストンの径方向面上で、
ピストンピン係合孔の方向を決定したい向きに配
設し、且つ前記検知部を結ぶ軸線をピストン軸線
に対して位置決めしたい側にずらして配設すると
共に、前記検知部を結ぶ軸線を、ピストン軸線を
含みピストンピン係合孔の軸線に平行な面より遠
い側のピストンピン係合孔の内側面が、ピストン
の回転により通過する位置に沿つて配設したこと
である。
(作用) 検知装置の2つの検知部を結ぶ軸線を、ピスト
ンピン係合孔の所望の向きに向け、且つこの軸線
を所望の偏心側のピストン軸線より遠い側のピス
トンピン係合孔の内側面に沿つて配設しているた
め、ピストンをその軸線を中心に1回転させるだ
けで、ピストンピン係合孔が所望の向きに向けら
れると検知装置の発信部側から発した信号が受診
側にキヤツチでき、ピストンピン係合孔の向きを
所望の向きに決定することができる。
(実施例) 次に本発明の好適実施例を添付の第1図乃至第
5図を参照しつつ詳述する。
まず本実施例におけるピストン1とコンロツド
10の一例を第1図にて説明すると、ピストン1
のヘツド部1aにはピストンリング5,……が装
着され、ピストン1の中間部にはピストン1の両
側からピストンピン係合孔3,3が内部のピスト
ン凹部2まで貫通していると共に、ピストン1の
スカート部1bには前記ピストンピン係合孔3,
3側が円弧状に切欠かれた切欠部4,4が形成さ
れている。
コンロツド10はピストン1との連結孔となる
貫通孔13aが形成された小端部13と、クラン
クシヤフトとの連結孔11aが形成された大端部
11と、大小端部11,13を連結するロツド部
12とからなつており、コンロツド小端部13が
ピストン1のピストンピン係合孔3,3間のピス
トン凹部2に挿入され、コンロツド小端部13の
貫通孔13aとピストン1のピストンピン係合孔
3,3とにピストンピン6が挿通係合されること
によりピストン1とコンロツド10とが連結され
ることとなる。尚7はピストンピン6移動規正用
のクリツプであり、14はコンロツド10のオイ
ルかき部である。
以上のピストン1とコンロツド10とは組付用
パレツトP上に各々位置決め載置されて、コンベ
アC上を搬送され、後述のピストン方向規正装置
20によりピストン1のピストンピン係合孔3,
3の向きが最終的に決定された後、相互に組付け
られることとなるが、次にピストン方向規正装置
20に搬入される前の組付用パレツトP上のピス
トン1とコンロツド10との位置関係を第2図に
より説明する。
ピストン1はそのヘツド部1aを下にして立て
た状態で組付用パレツトP上に位置決めされてお
り、ピストンピン係合孔3,3の向きは未だ定ま
つていない。ここでピストンピン係合孔3,3の
軸線lはピストン1の軸線mと直交するが、交差
せず、ピストンの径方向の一方側に偏位量tだけ
ずれた位置に配設されていて、ピストン1がシリ
ンダ内を移動する場合のピストン1とシリンダ壁
との面圧を和らげるように工夫される。
コンロツド10は小端部13をピストン1側に
向け、小端部13の貫通孔13が上下方向に向く
ように配設されると共に、ピストン1とコンロツ
ド10とが前後に略一直線状になるように組付用
パレツトP上に水平に位置決め載置されている。
ここでコンロツド10は小端部13の貫通孔13
aの中心と、大端部11の連結孔11aの中心と
を結ぶ前後方向向きのコンロツド軸線nがピスト
ンの軸線mに対して前記ピストンピン係合孔3,
3の偏位量tだけコンロツド10のオイルかき部
14側に偏位して位置決めされており、ピストン
とコンロツド10とを組付ける場合、コンロツド
軸線nとピストンピン係合孔3,3の軸線lとを
第2図で示される如く組付用パレツトP上で左右
方向に一致させる必要がある。
次に組付用パレツトP上のピストン1を把持し
てその軸線mを中心に回転し、ピストンピン係合
孔3,3の軸線lとコンロツド軸線nとの左右方
向の位置を一致させるピストンピン方向規正装置
20について第3図乃至第5図により説明する。
該ピストンピン方向規正装置20は支持架台2
1,支持板22、上下動台23、回転軸25、回
転駆動源32、ピストン1の把持装置28、検知
装置等からなるもので、第4図の如く前後方向に
配設されるコンベアC上方に該コンベアCを跨ぐ
如く支持架台21が配設されている。該支持架台
21の左右方向に配設される水平な上梁21aに
は支持板22が固定され、該支持板22の案内部
22aには上下動台23の2本の平行なロツド2
3a(一本は図中には示されていない)が上下方
向に摺動自在に挿通しており、また上下動台23
は支持板22との間に配設されるバネ部材24に
より上方に弾圧付勢されている。尚上下動台23
は不図示の駆動源により上下動可能となつてい
る。
上下動台23は上下に伸びその内側に前記ロツ
ド23aを有していると共に、その外側に支持部
23bを有しており、該支持部23bには上下方
向に配設される回転軸25が回転自在に支持され
ていて、該回転軸25の上部はリング部材26を
介してスラストベアリング27に支持され、下部
にはピストン1の把持装置28が支持されてい
る。把持装置28は駆動源29により2枚の把持
板30,30下部が内外へ開閉してピストン1の
外側部を把持できるものである。また前記上下動
台23には支持部材31を介して回転駆動源32
がその回転駆動軸32aを下向きにして支持さ
れ、該回転駆動軸32aと前記回転軸25の上端
部25aとがカツプリング33を介して連結され
ていて、この回転駆動源32によりカツプリブ3
3、回転軸25を介して把持装置28を所定方向
にゆつくり回転できるようになつている。
また前記支持架台21の上下梁21b,21b
の中間部には前記把持装置28側に矩形状の支持
枠34が水平に取付けられ、該支持枠34の前後
部材34a,34bには前後方向に検知装置(例
えば光電管装置)の検知部35,35(一方が発
光部、他方が受光部となる)が水平に取付けられ
ている。この検知装置はピストン1のピストンピ
ン係合孔3,3の向きを検知部35,35の一方
から発せられる光線の向きに正確に位置合せする
ために用いられるものである。
即ちピストン1をそのヘツド部1aを下にして
把持装置28、上下動台23を介して所定の高
さ、即ち第3図で示される如く、ピストンピン係
合孔3,3の軸線lの高さと検知装置の検知部3
5,35の光軸の高さとが略一致する高さ、まで
持ち上げた後、このピストン1を回転駆動源32
によりその軸線m回りに回転し、ピストンピン係
合孔3,3を介して検知装置の検知部35,35
の一方から発せられる光線が他方側にキヤツチさ
れると、ピストン1の回転を停止してピストンピ
ン係合孔3,3の向きを検知部35,35の光線
の向きに正確に位置合せするものである。
ここでピストンピン係合孔3,3は所定の大き
さを有しているため単に検知装置の検知部35,
35間における光の発光、受光のみではピストン
ピン係合孔3,3の向きは正確に決定できない。
そこで検知装置の検知部35,35により発光、
受光をピストンピン係合孔3,3の内側面に沿つ
て行えばピストンピン係合孔3,3の正確な向き
の決定は可能となるが、ピストンピン係合孔3,
3の軸線lがピストン軸線mと交差せず所定距離
tだけ偏心しているため、検知部35,35の光
軸の位置はピストンピン係合孔3,3の偏心側内
側面に位置合せする必要がある。
即ち第5図で示される如く検知部35,35を
ピストンピン係合孔3,3の向きを定めたい方向
に位置合せすると共に、検知部35,35を結ぶ
軸線をピストン軸線mに対してピストンピン係合
孔3,3の位置決めしたい側にずらして配設し、
且つピストンピン係合孔3,3の径をdとした場
合、ピストン軸線mを含んだピストンピン係合孔
3,3の軸線lとの平行面kから検知部35,3
5の光軸までの距離を、d/2+tより略光線の太 さ分だけピストン軸線m側に位置させ、所定向き
に回転したピストンピン係合孔3,3の内側面に
沿つて配設されるように検知部35,35の位置
を定めることにより、ピストンピン係合孔3,3
の向きを検知部35,35の光軸の方向に向ける
ことができ、且つその偏心側を、ピストン軸線m
に対して検知部35,35側に向けることができ
て、ピストンピン係合孔3,3の向きを正確に定
めることができる。
次にピストン方向規正装置20の全体的作用に
ついて説明する。
ピストン1とコンロツド10とが第2図で示さ
れる如く位置決めされた組付用パレツトPをコン
ベアCにてピストン1を先頭にしてピストン方向
規正装置20まで搬送し、ピストン1をピストン
方向規正装置20の把持装置28の直下、即ちピ
ストン軸線mとピストン方向規正装置20の回転
軸25の軸線が一致する位置、に位置決めする。
次に把持装置28の2枚の把持板30,30を開
いた状態でこの把持装置28を上下動台23によ
り下降させ、把持板30,30の下端がピストン
1のピストンピン係合孔3,3の上部にかかる程
度までくると把持装置28の下降を停止し、把持
板30,30を閉じてピストン1のスカート部1
b近辺を挟着し、この把持装置28にてピストン
1を把持させる。
次に上下動台23により把持装置28を上昇さ
せ、ピストン1をそのピストンピン係合孔3,3
の軸線lの高さが検知装置の検知部35,35の
光軸の高さと略同一となるまで上昇させる。つづ
いて回転駆動源32により回転軸25、把持装置
30を介してピストン1をその軸線m回りにゆつ
くり回転する。ここで検知装置の検知部35,3
5は組付用パレツトP上のコンロツド10のオイ
ルかき部14側にピストンピン係合孔3,3の偏
心側が向くように位置決めされているため、ピス
トンピン係合孔3,3がコンロツド10の軸線n
方向である前後方向を向き、且つその偏心側がコ
ンロツド10のオイルかき部14側に位置した時
点で検知装置の検知部35,35の受光部側に光
がキヤツチされ、ピストン1の回転は停止され
て、ピストン1のピストンピン係合孔3,3の向
きが決定される。
そしてこのままの状態でピストン1は再び組付
用パレツトP上に載置された後、第2図の鎖線の
如く90度反転して位置決めされ、コンロツド小端
部13がコンロツド軸線nに沿つてピストン凹部
2に挿入されると共に、コンロツド小端部13の
貫通孔13aとピストン1のピストンピン係合孔
3,3とにピストンピン6が挿通係合されて、ピ
ストン1とコンロツド10とは連結されることと
なる。
(考案の効果) 以上で明らかな如く本考案によれば、ピストン
を一定方向に回転するだけで、ピストンピン係合
孔の向きを検知装置の検知部間の軸線の向きに正
確に位置合せできると共に、ピストンピン係合孔
の偏心側をピストン軸線に対して検知装置の検知
部側に正確に位置決めすることができる。
また上記においてピストンを最大1回転させる
だけで上記の効果を達成できピストンのピストン
ピン係合孔の向きの決定作業も迅速になすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はピストンにコンロツドを組付けたもの
の説明図、第2図は組付用パレツト上に載置され
たピストンとコンロツドの位置関係を示す図、第
3図はピストンの方向規正装置の側面図、第4図
は第3図の正面図、第5図は第3図のA−A矢視
断面図である。 尚図面中、1はピストン、3はピストンピン係
合孔、20……ピストンピン方向規正装置、35
は検知装置の検知部、lはピストンピン係合孔の
軸線、mはピストン軸線である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ピストンピン係合孔の軸線がピストン軸線と交
    差せずピストンの径方向に偏位して配設されるピ
    ストンをその軸線回りに回転させ、検知装置の前
    記ピストンの両側に配設される受発信機能を有す
    る2つの検知部により、ピストンピン係合孔を介
    して該ピストンピン係合孔の向きを検知するとピ
    ストンの回転を停止して、ピストンの方向を決定
    して位置決めするピストンの方向規正装置にあつ
    て、 前記検知装置の2つの検知部を結ぶ軸線をピス
    トンピン係合孔の軸線を含むピストンの径方向面
    上で、ピストンピン係合孔の方向を決定したい向
    きに配設し、且つ前記検知部を結ぶ軸線をピスト
    ン軸線に対して位置決めしたい側にずらして配設
    すると共に、前記検知部を結ぶ軸線を、ピストン
    軸線を含みピストンピン係合孔の軸線に平行な面
    より遠い側のピストンピン係合孔の内側面が、ピ
    ストンの回転により通過する位置に沿つて配設し
    たことを特徴とするピストンの方向規正装置。
JP6086887U 1987-04-22 1987-04-22 Expired JPH0451943Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6086887U JPH0451943Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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JP6086887U JPH0451943Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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Publication Number Publication Date
JPS63169220U JPS63169220U (ja) 1988-11-04
JPH0451943Y2 true JPH0451943Y2 (ja) 1992-12-07

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ID=30893673

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JP6086887U Expired JPH0451943Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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JPS63169220U (ja) 1988-11-04

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