JPH0452232B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0452232B2 JPH0452232B2 JP59046353A JP4635384A JPH0452232B2 JP H0452232 B2 JPH0452232 B2 JP H0452232B2 JP 59046353 A JP59046353 A JP 59046353A JP 4635384 A JP4635384 A JP 4635384A JP H0452232 B2 JPH0452232 B2 JP H0452232B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- color
- pressure
- sensitive recording
- fluoran
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Color Printing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、黒色に発色するフルオラン誘導体を
用いた感圧記録体に関するものである。
用いた感圧記録体に関するものである。
従来、無色ないし淡色の塩基性染料と有機ない
し無機の電子受容性物質との呈色反応を利用し、
圧力、熱、電気などのエネルギーの媒介によつて
伝達される情報を記録する方式には各種の方式が
提案されており、例えば近藤、岩崎、紙パ技協誌
30巻411〜421頁、463〜470頁(1976年)に記載さ
れているような感圧複写シート、感熱記録シー
ト、通電感熱記録シート、超音波記録シート、電
子線記録シート、静電記録シート、感光性記録シ
ートさらには感光性印刷材、タイプリボン、ボー
ルペンインキ、クレヨン、スタンプインキなどへ
の応用まで非常に沢山の方式が提案されている。
し無機の電子受容性物質との呈色反応を利用し、
圧力、熱、電気などのエネルギーの媒介によつて
伝達される情報を記録する方式には各種の方式が
提案されており、例えば近藤、岩崎、紙パ技協誌
30巻411〜421頁、463〜470頁(1976年)に記載さ
れているような感圧複写シート、感熱記録シー
ト、通電感熱記録シート、超音波記録シート、電
子線記録シート、静電記録シート、感光性記録シ
ートさらには感光性印刷材、タイプリボン、ボー
ルペンインキ、クレヨン、スタンプインキなどへ
の応用まで非常に沢山の方式が提案されている。
電子供与性発色物質(以下単に発色剤という)
と電子受容性顕色物質(以下単に顕色剤という)
との呈色反応を利用したこれらの感圧記録体にお
いても、発色剤の種類を選択することによつて
種々の色相を呈する発色像が形成されるものであ
るが、近年、得られた発色像からさらに複写を得
たいといつた目的のため黒色発色像の得られる記
録体の要望が強くなつている。この場合、原理的
には赤、青、黄、緑など異なつた色相に発色する
発色剤を混合することによつて黒色発色像を得る
ことができるが、発色剤の種類により発色速度や
光、温湿度に対する堅牢性が異なるため最初発色
した発色像がその色調を維持し得ない欠点があ
る。従つて、従来から単一の発色剤で黒色発色像
を得る研究が行なわれているが、発色前の発色剤
の安定性、発色速度、発色濃度、堅牢性、色相あ
るいはコスト等の全てを満足し得る黒色発色剤は
未だ見出されておらず、結果として黒発色記録体
も必ずしも満足できるものではなかつた。
と電子受容性顕色物質(以下単に顕色剤という)
との呈色反応を利用したこれらの感圧記録体にお
いても、発色剤の種類を選択することによつて
種々の色相を呈する発色像が形成されるものであ
るが、近年、得られた発色像からさらに複写を得
たいといつた目的のため黒色発色像の得られる記
録体の要望が強くなつている。この場合、原理的
には赤、青、黄、緑など異なつた色相に発色する
発色剤を混合することによつて黒色発色像を得る
ことができるが、発色剤の種類により発色速度や
光、温湿度に対する堅牢性が異なるため最初発色
した発色像がその色調を維持し得ない欠点があ
る。従つて、従来から単一の発色剤で黒色発色像
を得る研究が行なわれているが、発色前の発色剤
の安定性、発色速度、発色濃度、堅牢性、色相あ
るいはコスト等の全てを満足し得る黒色発色剤は
未だ見出されておらず、結果として黒発色記録体
も必ずしも満足できるものではなかつた。
しかるに本発明の下記一般式〔〕で表わされ
るフルオラン誘導体 〔式中、Rはプロピル基またはブチル基を示す。〕
は無色ないし淡色の安定な化合物で顕色剤と接触
すると赤黒色、緑黒色ないし黒色の高濃度は色相
に発色し、この物質を用いて得られた記録像は初
期の色調を長期にわたつて安定に持続し得る特性
を保有しており、感圧記録紙に適用すると、特に
初期発色性に優れた記録像が得られる。
るフルオラン誘導体 〔式中、Rはプロピル基またはブチル基を示す。〕
は無色ないし淡色の安定な化合物で顕色剤と接触
すると赤黒色、緑黒色ないし黒色の高濃度は色相
に発色し、この物質を用いて得られた記録像は初
期の色調を長期にわたつて安定に持続し得る特性
を保有しており、感圧記録紙に適用すると、特に
初期発色性に優れた記録像が得られる。
中でも、下記一般式〔〕で表わされるフルオ
ラン誘導体を用いて得られる記録像は、記録色調
が望ましい赤黒色を示し、しかも日光に曝されて
も安定して初期の色調を維持する特性を有してい
るものである。
ラン誘導体を用いて得られる記録像は、記録色調
が望ましい赤黒色を示し、しかも日光に曝されて
も安定して初期の色調を維持する特性を有してい
るものである。
〔式中、Rは前述の意味を示す。〕
一般式〔〕で表わされるフルオラン誘導体の
類似の構造を有する化合物としては、特公昭49−
17490号、特公昭51−15445号、特公昭56−52759
号に記載されたフルオラン化合物が感圧複写紙や
感熱記録紙における色原体として知られている
が、一般式〔〕で表わされるフルオラン誘導体
は、これらの化合物とくらべて電子受容性物質と
の緊密な接触による発色濃度が大である点で優れ
ている。
類似の構造を有する化合物としては、特公昭49−
17490号、特公昭51−15445号、特公昭56−52759
号に記載されたフルオラン化合物が感圧複写紙や
感熱記録紙における色原体として知られている
が、一般式〔〕で表わされるフルオラン誘導体
は、これらの化合物とくらべて電子受容性物質と
の緊密な接触による発色濃度が大である点で優れ
ている。
而して、上記の如く優れた特性を有する本発明
の一般式〔〕で表わされるフルオラン誘導体は
主の次のような代表的な方法によつて製造するこ
とができる。即ち、下記に示すようにまずm−置
換アミノフエノール誘導体〔〕と無水フタル酸
誘導体〔〕を反応させて2−(2−ヒドロキシ
−4−置換アミノ)ベンゾイル安息香酸誘導体
〔〕を合成したのち、これと4−ヒドロキシ−
ジフエニルアミン誘導体〔〕を縮合させること
によつて一般式〔〕で表わされるフルオラン誘
導体を製造することができる。
の一般式〔〕で表わされるフルオラン誘導体は
主の次のような代表的な方法によつて製造するこ
とができる。即ち、下記に示すようにまずm−置
換アミノフエノール誘導体〔〕と無水フタル酸
誘導体〔〕を反応させて2−(2−ヒドロキシ
−4−置換アミノ)ベンゾイル安息香酸誘導体
〔〕を合成したのち、これと4−ヒドロキシ−
ジフエニルアミン誘導体〔〕を縮合させること
によつて一般式〔〕で表わされるフルオラン誘
導体を製造することができる。
〔式中、R1は水素原子またはC1〜C4のアルキル
記を示し、Rは前述の意味を示す。〕 なお、上記の反応において4−ヒドロキシ−ジ
フエニルアミン誘導体のR1がC1〜C4のアルキル
基の場合、目的とするフルオラン誘導体の前駆体
である下記一般式〔〕で表わされるトリアリー
ルメタン誘導体が合成される場合がある。
記を示し、Rは前述の意味を示す。〕 なお、上記の反応において4−ヒドロキシ−ジ
フエニルアミン誘導体のR1がC1〜C4のアルキル
基の場合、目的とするフルオラン誘導体の前駆体
である下記一般式〔〕で表わされるトリアリー
ルメタン誘導体が合成される場合がある。
〔式中、R、R1は前述の意味を示す。〕
この場合は得られたトリアリールメタン誘導体
を必要に応じて濾別し水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等のアルカリ性物質によつて系のPHを9
以上にし、50〜100℃に加温することによつて目
的とするフルオラン誘導体を得ることができる。
なお、上記の水性媒体中にアセトン、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の有機溶媒を併用すると収
率が効果的に高められる。
を必要に応じて濾別し水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等のアルカリ性物質によつて系のPHを9
以上にし、50〜100℃に加温することによつて目
的とするフルオラン誘導体を得ることができる。
なお、上記の水性媒体中にアセトン、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の有機溶媒を併用すると収
率が効果的に高められる。
本発明の感圧記録体に用いられる顕色剤として
は、ブレンステツドまたはルイス酸として作用す
る物質が好ましく用いられる。具体的には例えば
酸性白土、活性白土、アタパルガイド、ベントナ
イト、コロイダルシリカ、珪酸アルミニウム、珪
酸マグネシウム、珪酸亜鉛、珪酸スズ、焼成カオ
リン、タルクなどの無機顕色剤、シユウ酸、マレ
イン酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸、ステアリ
ン酸などの脂肪族カルボン酸、安息香酸、パラタ
−シヤリブチル安息香酸、フタル酸、没食子酸、
サリチル酸、3−イソプロピルサリチル酸、3−
フエニルサリチル酸、3−シルコヘキシルサリチ
ル酸、3,5−ジ−ターシヤリブチルサリチル
酸、3−メチル−5−ベンジルサリチル酸、3−
フエニル−5−(α,α−ジメチルベンジル)サ
リチル酸、3,5−ジ−(α−メチルベンジル)
サリチル酸、2−ヒドロキシ−1−ベンジル−3
−ナフトエ酸などの芳香族カルボン酸、4−tert
−オクチルフエノール、4,4′−sec−ブチリデ
ンジフエノール、4−フエニルフエノール、4,
4′−イソプロピリデンジフエノール、4,4′−シ
クロヘキシリデンジフエノール、4,4′−ジヒド
ロキシジフエニルサルフアイド、4,4′−チオビ
ス(6−tert−3−メチルフエノール)、4,4′−
ジヒドロキシジフエニルスルフオン、ヒドロキノ
ンモノベンジルエーテル、4−ヒドロキシベンゾ
フエノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフエノ
ン、2,4,4′−トリヒドロキシベンゾフエノ
ン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフ
エノン、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、4−
ヒドロキシ安息香酸メチル、4−ヒドロキシ安息
香酸エチル、4−ヒドロキシ安息香酸プロピル、
4−ヒドロキシ安息香酸−sec−ブチル、4−ヒ
ドロキシ安息香酸ペンチル、4−ヒドロキシ安息
香酸フエニル、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジ
ル、4−ヒドロキシ安息香酸トリル、4−ヒドロ
キシ安息香酸クロロフエニル、4−ヒドロキシ安
息香酸フエニルプロピル、4−ヒドロキシ安息香
酸フエネチル、4−ヒドロキシ安息香酸−p−ク
ロロベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸−p−メ
トキシベンジルなどのフエノール性化合物、パラ
−フエニルフエノール−ホルマリン樹脂、パラ−
ブチルフエノール−アセチレン樹脂などのフエノ
ール樹脂の如き有機顕色剤さらにはこれら有機顕
色剤と例えば亜鉛マグネシウム、アルミニウム、
カルシウム、チタン、マンガン、スズ、ニツケル
などの多価金属との塩などが挙げられる。
は、ブレンステツドまたはルイス酸として作用す
る物質が好ましく用いられる。具体的には例えば
酸性白土、活性白土、アタパルガイド、ベントナ
イト、コロイダルシリカ、珪酸アルミニウム、珪
酸マグネシウム、珪酸亜鉛、珪酸スズ、焼成カオ
リン、タルクなどの無機顕色剤、シユウ酸、マレ
イン酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸、ステアリ
ン酸などの脂肪族カルボン酸、安息香酸、パラタ
−シヤリブチル安息香酸、フタル酸、没食子酸、
サリチル酸、3−イソプロピルサリチル酸、3−
フエニルサリチル酸、3−シルコヘキシルサリチ
ル酸、3,5−ジ−ターシヤリブチルサリチル
酸、3−メチル−5−ベンジルサリチル酸、3−
フエニル−5−(α,α−ジメチルベンジル)サ
リチル酸、3,5−ジ−(α−メチルベンジル)
サリチル酸、2−ヒドロキシ−1−ベンジル−3
−ナフトエ酸などの芳香族カルボン酸、4−tert
−オクチルフエノール、4,4′−sec−ブチリデ
ンジフエノール、4−フエニルフエノール、4,
4′−イソプロピリデンジフエノール、4,4′−シ
クロヘキシリデンジフエノール、4,4′−ジヒド
ロキシジフエニルサルフアイド、4,4′−チオビ
ス(6−tert−3−メチルフエノール)、4,4′−
ジヒドロキシジフエニルスルフオン、ヒドロキノ
ンモノベンジルエーテル、4−ヒドロキシベンゾ
フエノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフエノ
ン、2,4,4′−トリヒドロキシベンゾフエノ
ン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフ
エノン、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、4−
ヒドロキシ安息香酸メチル、4−ヒドロキシ安息
香酸エチル、4−ヒドロキシ安息香酸プロピル、
4−ヒドロキシ安息香酸−sec−ブチル、4−ヒ
ドロキシ安息香酸ペンチル、4−ヒドロキシ安息
香酸フエニル、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジ
ル、4−ヒドロキシ安息香酸トリル、4−ヒドロ
キシ安息香酸クロロフエニル、4−ヒドロキシ安
息香酸フエニルプロピル、4−ヒドロキシ安息香
酸フエネチル、4−ヒドロキシ安息香酸−p−ク
ロロベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸−p−メ
トキシベンジルなどのフエノール性化合物、パラ
−フエニルフエノール−ホルマリン樹脂、パラ−
ブチルフエノール−アセチレン樹脂などのフエノ
ール樹脂の如き有機顕色剤さらにはこれら有機顕
色剤と例えば亜鉛マグネシウム、アルミニウム、
カルシウム、チタン、マンガン、スズ、ニツケル
などの多価金属との塩などが挙げられる。
感圧記録体については例えば米国特許第
2505470号、同2505471号、同2505489号、同
2548366号、同2712507号、同2730456号、同
2730457号、同3418250号、同3924027号、同
4010038号などに記載されているように種々の形
態のものがあり、本発明の感圧記録体はこれら各
種の形態の感圧記録体を包含するものである。一
般的には本発明のフルオラン誘導体を単独又は混
合し、さらに必要に応じてトリフエニルメタンラ
クトン類、スピロピラン類、フルオラン類、ジフ
エニルメタン類、ロイコメチレンブルー類などの
塩基性染料とともにアルキル化ナフタレン、アル
キル化ジフエニル、アルキル化ジフエニルメタ
ン、アルキル化タ−フエニルなどの合成油、木綿
油、ヒマシ油などの植物油、動物油、鉱物油或い
はこれらの混合物などからなる溶媒に溶解し、こ
れをバインダー中に分散させた分散液、又は上記
溶液をコアセルベーシヨン法、界面重合法、
insitu法などの各種カプセル製造法によりマイク
ロカプセル中に含有させ、バインダー中に分散さ
せた分散液を紙、プラスチツクシート、樹脂コー
テツド紙などの支持体上に塗布することによつて
本発明の感圧記録体は製造される。勿論、支持体
の片面に上記分散液を塗布した所謂上用シート、
支持体の片面に顕色剤を主体とする顕色剤塗液を
塗布し、反対面に上記分散液を塗布した所謂中用
シート、さらには支持体の同一面に上記カプセル
と顕色剤が混在する塗液を塗布するか、カプセル
分散液を塗布した上に顕色剤塗液を塗布するなど
して、同一面に上記カプセルと顕色剤を共存させ
た所謂単体複写シートなど各種の形態が含まれる
ことは前述のとおりである。なお、フルオラン誘
導体の使用量は所望の塗布量、感圧記録体の形
態、カプセルの製法、その他各種助剤を含めた塗
布液の組成、塗布方法等各種の条件により異なる
のでその条件に応じて適宜選択すればよい。いず
れにしろ本発明の一般式〔〕で表わされるフル
オラン誘導体を従来の各種感圧記録体の塩基性染
料として使用することにより、発色性に優れた記
録像を形成することができる感圧記録体が得られ
るものである。
2505470号、同2505471号、同2505489号、同
2548366号、同2712507号、同2730456号、同
2730457号、同3418250号、同3924027号、同
4010038号などに記載されているように種々の形
態のものがあり、本発明の感圧記録体はこれら各
種の形態の感圧記録体を包含するものである。一
般的には本発明のフルオラン誘導体を単独又は混
合し、さらに必要に応じてトリフエニルメタンラ
クトン類、スピロピラン類、フルオラン類、ジフ
エニルメタン類、ロイコメチレンブルー類などの
塩基性染料とともにアルキル化ナフタレン、アル
キル化ジフエニル、アルキル化ジフエニルメタ
ン、アルキル化タ−フエニルなどの合成油、木綿
油、ヒマシ油などの植物油、動物油、鉱物油或い
はこれらの混合物などからなる溶媒に溶解し、こ
れをバインダー中に分散させた分散液、又は上記
溶液をコアセルベーシヨン法、界面重合法、
insitu法などの各種カプセル製造法によりマイク
ロカプセル中に含有させ、バインダー中に分散さ
せた分散液を紙、プラスチツクシート、樹脂コー
テツド紙などの支持体上に塗布することによつて
本発明の感圧記録体は製造される。勿論、支持体
の片面に上記分散液を塗布した所謂上用シート、
支持体の片面に顕色剤を主体とする顕色剤塗液を
塗布し、反対面に上記分散液を塗布した所謂中用
シート、さらには支持体の同一面に上記カプセル
と顕色剤が混在する塗液を塗布するか、カプセル
分散液を塗布した上に顕色剤塗液を塗布するなど
して、同一面に上記カプセルと顕色剤を共存させ
た所謂単体複写シートなど各種の形態が含まれる
ことは前述のとおりである。なお、フルオラン誘
導体の使用量は所望の塗布量、感圧記録体の形
態、カプセルの製法、その他各種助剤を含めた塗
布液の組成、塗布方法等各種の条件により異なる
のでその条件に応じて適宜選択すればよい。いず
れにしろ本発明の一般式〔〕で表わされるフル
オラン誘導体を従来の各種感圧記録体の塩基性染
料として使用することにより、発色性に優れた記
録像を形成することができる感圧記録体が得られ
るものである。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明の要旨をこえない限り、これ
らに限定されるものではない。また、実施例中の
部および%は特に断らない限り、それぞれ重量
部、重量%を表わす。
説明するが、本発明の要旨をこえない限り、これ
らに限定されるものではない。また、実施例中の
部および%は特に断らない限り、それぞれ重量
部、重量%を表わす。
合成例 1
2−(2−ヒドロキシ−4−N,N−ジブチル
アミノ)ベンゾイル安息香酸36.9gと2,2′,
3′−トリメチル−4−メトキシビフエニルアミン
26.5gとを100mlの濃硫酸中で室温下24時間反応
させた。得られた反応物を1000mlの氷水中に注加
し、生成した沈澱を濾取した。これを500mlの水
に分散後、水酸化ナトリウム水溶液を加えてPH11
とした後、トルエン300mlを加えて85℃で3時間
加温した。次いでトルエン層を分取し、トルエン
を減圧留去した後でプロピルアルコールによつて
再結晶し、3−N,N−ジブチルアミノ−6−メ
チル−7−(2,3−キシリジノ)フルオランを
無色針状晶として45.7g得た。なお、収率81.6
%、m.p.163〜164℃、シリカゲル上で黒色に発色
した。
アミノ)ベンゾイル安息香酸36.9gと2,2′,
3′−トリメチル−4−メトキシビフエニルアミン
26.5gとを100mlの濃硫酸中で室温下24時間反応
させた。得られた反応物を1000mlの氷水中に注加
し、生成した沈澱を濾取した。これを500mlの水
に分散後、水酸化ナトリウム水溶液を加えてPH11
とした後、トルエン300mlを加えて85℃で3時間
加温した。次いでトルエン層を分取し、トルエン
を減圧留去した後でプロピルアルコールによつて
再結晶し、3−N,N−ジブチルアミノ−6−メ
チル−7−(2,3−キシリジノ)フルオランを
無色針状晶として45.7g得た。なお、収率81.6
%、m.p.163〜164℃、シリカゲル上で黒色に発色
した。
合成例 2
2−(2−ヒドロキシ−4−N,N−ジブチル
アミノ)ベンゾイル安息香酸36.9gと2,2′,
4′−トリメチル−4−ヒドロキシ−ビフエニルア
ミン25.0gとを100mlの濃硫酸中で室温下17時間
反応させた。得られた反応物を1000mlの氷水中に
注加し室温下で20%の水酸化ナトリウム水溶液を
加えてPH9とした後、生成した沈澱を濾過、水
洗、乾燥した。次いでプロピルアルコールニより
再結晶し、3−N,N−ジブチルアミノ−6−メ
チル−7−(2,4−キシリジノ)フルオランを
無色の結晶として36.9gを得た。なお、収率65.9
%、m.p.160〜161℃、シリカゲル上で黒色に発色
した。
アミノ)ベンゾイル安息香酸36.9gと2,2′,
4′−トリメチル−4−ヒドロキシ−ビフエニルア
ミン25.0gとを100mlの濃硫酸中で室温下17時間
反応させた。得られた反応物を1000mlの氷水中に
注加し室温下で20%の水酸化ナトリウム水溶液を
加えてPH9とした後、生成した沈澱を濾過、水
洗、乾燥した。次いでプロピルアルコールニより
再結晶し、3−N,N−ジブチルアミノ−6−メ
チル−7−(2,4−キシリジノ)フルオランを
無色の結晶として36.9gを得た。なお、収率65.9
%、m.p.160〜161℃、シリカゲル上で黒色に発色
した。
合成例 3
2−(2−ヒドロキシ−4−N,N−ジブチル
アミノ)ベンゾイル安息香酸36.9gと2,2′,
5′−トリメチル−4−エトキシ−ビフエニルアミ
ン26.5gとを100mlの濃硫酸中で室温下24時間反
応させた。得られた反応物を1000mlの氷水中に注
加し生成した沈澱を濾取した。これを500mlの水
に分散後、水酸化ナトリウム水溶液を加えてPH11
とし、アセトン300mlを加えた後3時間還流した。
次いでアセトンを除去し、得られた結晶状の沈澱
を濾別後水洗し、さらにエチルアルコールで再結
晶して、3−N,N−ジブチルアミノ−6−メチ
ル−7−(2,5−キシリジノ)フルオランを無
色針状晶として48.0g得た。なお、収率85.7%、
m.p.136〜137℃、シリカゲル上で黒色に発色し
た。
アミノ)ベンゾイル安息香酸36.9gと2,2′,
5′−トリメチル−4−エトキシ−ビフエニルアミ
ン26.5gとを100mlの濃硫酸中で室温下24時間反
応させた。得られた反応物を1000mlの氷水中に注
加し生成した沈澱を濾取した。これを500mlの水
に分散後、水酸化ナトリウム水溶液を加えてPH11
とし、アセトン300mlを加えた後3時間還流した。
次いでアセトンを除去し、得られた結晶状の沈澱
を濾別後水洗し、さらにエチルアルコールで再結
晶して、3−N,N−ジブチルアミノ−6−メチ
ル−7−(2,5−キシリジノ)フルオランを無
色針状晶として48.0g得た。なお、収率85.7%、
m.p.136〜137℃、シリカゲル上で黒色に発色し
た。
合成例 4
2−(2−ヒドロキシ−4−N,N−ジブチル
アミノ)ベンゾイル安息香酸の替りに2−(2−
ヒドロキシ−4−N,N−ジプロピルアミノ)ベ
ンゾイル安息香酸34.1gを用いた以外は、合成例
1と同様にして3−N,N−ジプロピルアミノ−
6−メチル−7−(2,3−キシリジノ)フルオ
ラン42.2gを無色結晶として得た。収率79.3%、
m.p.158〜159℃(クロロホルム−エタノール再結
晶)シリカゲル上で黒色に発色した。
アミノ)ベンゾイル安息香酸の替りに2−(2−
ヒドロキシ−4−N,N−ジプロピルアミノ)ベ
ンゾイル安息香酸34.1gを用いた以外は、合成例
1と同様にして3−N,N−ジプロピルアミノ−
6−メチル−7−(2,3−キシリジノ)フルオ
ラン42.2gを無色結晶として得た。収率79.3%、
m.p.158〜159℃(クロロホルム−エタノール再結
晶)シリカゲル上で黒色に発色した。
実施例 1
合成例1で得られたフルオラン誘導体5部をイ
ソプロピル化ナフタレン100部に溶解し、等電点
8のピグスキンゼラチン25部とアラビアゴム25部
を溶解した350部の温水(50℃)中に添加し乳化
分散した。この乳化液に1000部の温水を加え酢酸
でPHを4に調節してから10℃まで冷却し、グルタ
ールアルデヒドの25%水溶液10部を加えカプセル
を硬化した。このカプセル含有塗液を45g/m2の
原紙の片面に乾燥重量が5g/m2となるよう塗工
し、裏面には水200部に3,5−ジ−(α−メチル
ベンジル)サリチル酸の亜鉛塩20部、カオリン80
部、スチレン−ブタジエン共重合体エマルジヨン
(50%固形分)30部を分散した顕色剤塗液を乾燥
重量が5g/m2となるように塗工して感圧記録紙
(中用紙)を得た。
ソプロピル化ナフタレン100部に溶解し、等電点
8のピグスキンゼラチン25部とアラビアゴム25部
を溶解した350部の温水(50℃)中に添加し乳化
分散した。この乳化液に1000部の温水を加え酢酸
でPHを4に調節してから10℃まで冷却し、グルタ
ールアルデヒドの25%水溶液10部を加えカプセル
を硬化した。このカプセル含有塗液を45g/m2の
原紙の片面に乾燥重量が5g/m2となるよう塗工
し、裏面には水200部に3,5−ジ−(α−メチル
ベンジル)サリチル酸の亜鉛塩20部、カオリン80
部、スチレン−ブタジエン共重合体エマルジヨン
(50%固形分)30部を分散した顕色剤塗液を乾燥
重量が5g/m2となるように塗工して感圧記録紙
(中用紙)を得た。
カプセル塗布面と顕色剤塗布面が相対向するよ
うに数枚重ね筆記、加圧したところ顕色剤塗布面
に黒色の発色像が得られた。この発色像は発色初
期より発色速度が早く、印字初期より高濃度であ
り、かつ日光に曝しても変色あるいは褐色は認め
られなかつた。
うに数枚重ね筆記、加圧したところ顕色剤塗布面
に黒色の発色像が得られた。この発色像は発色初
期より発色速度が早く、印字初期より高濃度であ
り、かつ日光に曝しても変色あるいは褐色は認め
られなかつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式〔〕で表わされるフルオラン誘
導体の少なくとも一種を電子供与性発色物質とし
て含有する感圧記録体。 〔式中、Rはプロピル基またはブチル基を示す。〕
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59046353A JPS60190459A (ja) | 1984-03-10 | 1984-03-10 | 感圧記録体 |
| US06/706,885 US4629800A (en) | 1984-03-09 | 1985-03-01 | Fluoran compounds |
| EP85102526A EP0155593B1 (en) | 1984-03-09 | 1985-03-06 | Fluoran compounds and recording sheets containing them |
| DE198585102526T DE155593T1 (de) | 1984-03-09 | 1985-03-06 | Fluoranverbindungen und diese enthaltende aufzeichnungsmaterialien. |
| DE8585102526T DE3564808D1 (en) | 1984-03-09 | 1985-03-06 | Fluoran compounds and recording sheets containing them |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59046353A JPS60190459A (ja) | 1984-03-10 | 1984-03-10 | 感圧記録体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60190459A JPS60190459A (ja) | 1985-09-27 |
| JPH0452232B2 true JPH0452232B2 (ja) | 1992-08-21 |
Family
ID=12744778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59046353A Granted JPS60190459A (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-10 | 感圧記録体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60190459A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4837210A (en) * | 1987-01-27 | 1989-06-06 | Appleton Papers Inc. | Fluoran derivatives and their use in recording materials |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60123556A (ja) * | 1983-12-07 | 1985-07-02 | Yamada Kagaku Kogyo Kk | 発色性記録材料 |
| JPS60149665A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-07 | Nippon Kayaku Co Ltd | フルオラン化合物及びそれを用いる感熱記録シ−ト |
-
1984
- 1984-03-10 JP JP59046353A patent/JPS60190459A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60190459A (ja) | 1985-09-27 |
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