JPH0452468Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0452468Y2 JPH0452468Y2 JP1986165404U JP16540486U JPH0452468Y2 JP H0452468 Y2 JPH0452468 Y2 JP H0452468Y2 JP 1986165404 U JP1986165404 U JP 1986165404U JP 16540486 U JP16540486 U JP 16540486U JP H0452468 Y2 JPH0452468 Y2 JP H0452468Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- unit injector
- spill valve
- time
- elapsed
- Prior art date
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、デイーゼル機関の電子制御ユニツト
インジエクタに関する。
インジエクタに関する。
最近、デイーセル機関のユニツトインジエクタ
であつて、カムの運動に追従して往復駆動するプ
ランジヤにより作動するものが実開昭58−165258
号公報に示すように開発されているが、これを電
子制御式としたものが、例えば、
SAEpaper850542(第9図、第10図)に示すよ
うに知らせている。
であつて、カムの運動に追従して往復駆動するプ
ランジヤにより作動するものが実開昭58−165258
号公報に示すように開発されているが、これを電
子制御式としたものが、例えば、
SAEpaper850542(第9図、第10図)に示すよ
うに知らせている。
第9図に於て、21は、ユニツトインジエクタ
本体で、その上部にスピル弁装置23が設けられ
ている。スピル弁装置23は制御手段により燃料
給油通路22からの給油を制御するとともに燃料
戻り通路22′からの燃料の戻りを制御するスピ
ル弁24を備えている。この制御手段は、コント
ロールユニツト(図示せず)とこのコントロール
ユニツトから送られる制御信号により作動するソ
レノイド25とを備え、スピル弁24を所定時間
だけ閉弁させる構成になつている。第10図によ
り補足すると、コントロールユニツトからON状
態にある制御信号aによりソレノイド25に指令
が下り、ソレノイド電流が所定時間流れb、応答
遅れ時間が経過した後スピル弁24を所定時間だ
け閉弁させるようになつているc。
本体で、その上部にスピル弁装置23が設けられ
ている。スピル弁装置23は制御手段により燃料
給油通路22からの給油を制御するとともに燃料
戻り通路22′からの燃料の戻りを制御するスピ
ル弁24を備えている。この制御手段は、コント
ロールユニツト(図示せず)とこのコントロール
ユニツトから送られる制御信号により作動するソ
レノイド25とを備え、スピル弁24を所定時間
だけ閉弁させる構成になつている。第10図によ
り補足すると、コントロールユニツトからON状
態にある制御信号aによりソレノイド25に指令
が下り、ソレノイド電流が所定時間流れb、応答
遅れ時間が経過した後スピル弁24を所定時間だ
け閉弁させるようになつているc。
ユニツトインジエクタ本体21には、シリンダ
部21Aが設けられ、このシリンダ部21Aに燃
料給油通路22及び燃料戻り通路22′が連通自
在となつている。シリンダ部21Aにカム(図示
せず)の運動に追従して往復駆動するプランジヤ
26が嵌挿され、ユニツトインジエクタ本体21
の先端にニードルバルブ27が設けられている。
部21Aが設けられ、このシリンダ部21Aに燃
料給油通路22及び燃料戻り通路22′が連通自
在となつている。シリンダ部21Aにカム(図示
せず)の運動に追従して往復駆動するプランジヤ
26が嵌挿され、ユニツトインジエクタ本体21
の先端にニードルバルブ27が設けられている。
スピル弁24を閉じた状態にして燃料給油通路
22を介してユニツトインジエクタ本体21の先
端に燃料を送り、この燃料をプランジヤ26で加
圧することによりニードルバルブ27を所定時間
リフトさせて(第10図e)加圧燃料を所定時間
噴射するようになつている。
22を介してユニツトインジエクタ本体21の先
端に燃料を送り、この燃料をプランジヤ26で加
圧することによりニードルバルブ27を所定時間
リフトさせて(第10図e)加圧燃料を所定時間
噴射するようになつている。
従来の電子制御ユニツトインジエクタにあつて
は、低速域の時には、負荷を大きくしても噴射圧
はほぼ一定で上昇しない(第11図図示)。
は、低速域の時には、負荷を大きくしても噴射圧
はほぼ一定で上昇しない(第11図図示)。
ところが、高速域の時には、負荷を大きくする
と噴射圧が著しく上昇し(第10図d及び第12
図図示)、過大圧力となり、耐久性が悪化すると
いう問題があつた。
と噴射圧が著しく上昇し(第10図d及び第12
図図示)、過大圧力となり、耐久性が悪化すると
いう問題があつた。
本考案は、上述の問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、高速域での噴射過大圧力
を防止し、耐久性を良くしたデイーゼル機関の電
子制御ユニツトインジエクタを提供することであ
る。
たもので、その目的は、高速域での噴射過大圧力
を防止し、耐久性を良くしたデイーゼル機関の電
子制御ユニツトインジエクタを提供することであ
る。
上記目的を達成するために、本考案は、ユニツ
トインジエクタ本体に燃料給油通路及び燃料戻り
通路を形成し、制御手段により開閉が制御される
スピル弁により燃料戻り通路からの燃料の戻りを
制御するスピル弁装置をユニツトインジエクタ本
体に設け、このユニツトインジエクタ本体にカム
の運動に追従して往復駆動するプランジヤを嵌挿
し、燃料給油通路を介してユニツトインジエクタ
本体の先端に燃料を送り、スピル弁を閉じた状態
にして燃料をプランジヤで加圧することによりユ
ニツトインジエクタ本体の先端に設けたニードル
バルブをリフトさせ、加圧燃料を所定時間噴射し
た後スピル弁を全開するデイーゼル機関の電子制
御ユニツトインジエクタに於て、エンジン負荷セ
ンサ及びエンジン回転センサからの信号を基に、
全作動時間と初期閉弁時間を演算し、閉弁したス
ピル弁を初期閉弁時間経過後に微小変位だけ開弁
させ、全作動時間経過後全開させる制御手段を備
えていることを特徴とする。
トインジエクタ本体に燃料給油通路及び燃料戻り
通路を形成し、制御手段により開閉が制御される
スピル弁により燃料戻り通路からの燃料の戻りを
制御するスピル弁装置をユニツトインジエクタ本
体に設け、このユニツトインジエクタ本体にカム
の運動に追従して往復駆動するプランジヤを嵌挿
し、燃料給油通路を介してユニツトインジエクタ
本体の先端に燃料を送り、スピル弁を閉じた状態
にして燃料をプランジヤで加圧することによりユ
ニツトインジエクタ本体の先端に設けたニードル
バルブをリフトさせ、加圧燃料を所定時間噴射し
た後スピル弁を全開するデイーゼル機関の電子制
御ユニツトインジエクタに於て、エンジン負荷セ
ンサ及びエンジン回転センサからの信号を基に、
全作動時間と初期閉弁時間を演算し、閉弁したス
ピル弁を初期閉弁時間経過後に微小変位だけ開弁
させ、全作動時間経過後全開させる制御手段を備
えていることを特徴とする。
本考案によれば、スピル弁装置は、閉弁したス
ピル弁を初期閉弁時間経過後に微小変位だけ開弁
させた後全開させる制御手段を備えている。従つ
て、ノズル先端から噴射される燃料の噴射圧はほ
ぼ一定に維持される。
ピル弁を初期閉弁時間経過後に微小変位だけ開弁
させた後全開させる制御手段を備えている。従つ
て、ノズル先端から噴射される燃料の噴射圧はほ
ぼ一定に維持される。
以下、図面により本考案の実施例について説明
する。
する。
第1図ないし第8図は本考案の実施例に係るデ
イーゼル機関の電子制御ユニツトインジエクタを
示す。
イーゼル機関の電子制御ユニツトインジエクタを
示す。
第1図ないし第3図に示すように、ユニツトイ
ンジエクタ本体1には、スピル弁装置2が設けら
れている。このスピル弁装置2は、スピル弁3と
制御手段4とを備えている。スピル弁3はユニツ
トインジエクタ本体1に設けた燃料戻り通路6か
らの燃料の戻りを制御するものである。制御手段
4は、コントロールユニツト7とこのコントロー
ルユニツト7から送られる制御信号により作動す
るソレノイド8とで構成され、閉弁したスピル弁
4を初期閉弁時間経過後に微小変位だけ開弁させ
た後全開させるものである。
ンジエクタ本体1には、スピル弁装置2が設けら
れている。このスピル弁装置2は、スピル弁3と
制御手段4とを備えている。スピル弁3はユニツ
トインジエクタ本体1に設けた燃料戻り通路6か
らの燃料の戻りを制御するものである。制御手段
4は、コントロールユニツト7とこのコントロー
ルユニツト7から送られる制御信号により作動す
るソレノイド8とで構成され、閉弁したスピル弁
4を初期閉弁時間経過後に微小変位だけ開弁させ
た後全開させるものである。
制御手段7には、エンジン負荷センサ9とエン
ジン回転センサ10が接続している。上記の制御
信号は、第4図に示され、初期閉弁時間t2だけ
ON状態にあり、その後ON状態とOFF状態が交
互に繰り返し、全作動時間はt1になる信号であ
る。又、コントロールユニツト7には、第5図に
示すMAP1及び第6図に示すMAP2が記憶され
ている。MAP1は、エンジン回転速度及び負荷
に応じて全作動時間t1を決定するものであり、
MAP2は、エンジン回転速度により初期閉弁時
間t2を決定するものである。
ジン回転センサ10が接続している。上記の制御
信号は、第4図に示され、初期閉弁時間t2だけ
ON状態にあり、その後ON状態とOFF状態が交
互に繰り返し、全作動時間はt1になる信号であ
る。又、コントロールユニツト7には、第5図に
示すMAP1及び第6図に示すMAP2が記憶され
ている。MAP1は、エンジン回転速度及び負荷
に応じて全作動時間t1を決定するものであり、
MAP2は、エンジン回転速度により初期閉弁時
間t2を決定するものである。
又、ユニツトインジエクタ本体1にシリンダ部
1Aが設けられ、このシリンダ部1Aにプランジ
ヤ11が嵌挿され、プランジヤ11に押圧自在に
円筒部12が連結し、この円筒部12はバネ材1
3により常時X方向に押圧されている。円筒部1
2はカム(図示せず)の動きに追従して往復駆動
し、この動きはそのままプランジヤ11に伝達さ
れるようになつている。そして、シリンダ部1A
に燃料給油通路5が接続し、この燃料給油通路5
は、プランジヤ11が上昇した状態(第1図の状
態)にある時、プランジヤ11に設けたL字状の
孔11Aと連通するようになつている。シリンダ
部1Aの底部には、連通路14が設けられ、この
連通部14は燃料戻り通路6に合流し、合流点1
5から先には合流通路16が形成されている。
又、ユニツトインジエクタ本体1の先端には、ニ
ードルバルブ17が設けられている。
1Aが設けられ、このシリンダ部1Aにプランジ
ヤ11が嵌挿され、プランジヤ11に押圧自在に
円筒部12が連結し、この円筒部12はバネ材1
3により常時X方向に押圧されている。円筒部1
2はカム(図示せず)の動きに追従して往復駆動
し、この動きはそのままプランジヤ11に伝達さ
れるようになつている。そして、シリンダ部1A
に燃料給油通路5が接続し、この燃料給油通路5
は、プランジヤ11が上昇した状態(第1図の状
態)にある時、プランジヤ11に設けたL字状の
孔11Aと連通するようになつている。シリンダ
部1Aの底部には、連通路14が設けられ、この
連通部14は燃料戻り通路6に合流し、合流点1
5から先には合流通路16が形成されている。
又、ユニツトインジエクタ本体1の先端には、ニ
ードルバルブ17が設けられている。
最初は、第1図、第2図に示すように、プラン
ジヤ11は上昇した状態にあり、スピル弁3は全
開している。この時、フイードポンプ(図示せ
ず)から燃料が、入口5Aから燃料給油通路5に
供給され、プランジヤ11の孔11Aを介して、
シリンダ部1Aの圧縮室1B内に導かれ、ここで
加圧された後、連通路14に導かれる。ところ
が、連通路14内に導かれた燃料は、戻り通路6
を通つて、開いた状態にあるスピル弁3の隙間C
を介して燃料給油経路5に逃げる。
ジヤ11は上昇した状態にあり、スピル弁3は全
開している。この時、フイードポンプ(図示せ
ず)から燃料が、入口5Aから燃料給油通路5に
供給され、プランジヤ11の孔11Aを介して、
シリンダ部1Aの圧縮室1B内に導かれ、ここで
加圧された後、連通路14に導かれる。ところ
が、連通路14内に導かれた燃料は、戻り通路6
を通つて、開いた状態にあるスピル弁3の隙間C
を介して燃料給油経路5に逃げる。
そして、プランジヤ11が下降して燃料給油通
路5とL字形の孔11Aの連通が遮断されると、
燃料は圧縮室1Bでさらに高圧に加圧されるが、
まだ、スピル弁3が開いているので、燃料戻り通
路6から燃料供給通路5に逃げる。
路5とL字形の孔11Aの連通が遮断されると、
燃料は圧縮室1Bでさらに高圧に加圧されるが、
まだ、スピル弁3が開いているので、燃料戻り通
路6から燃料供給通路5に逃げる。
スピル弁3が上記のように開いていて燃料が燃
料戻り通路6から燃料供給通路5に逃げる状態に
於て、コントロールユニツト7から第4図に示す
制御信号がソレノイド8に送られると、その波形
は第5図のMAP1、第6図のMAP2、第7図の
フローチヤートにより決定される。これを説明す
ると、第7図に示すように、エンジン負荷センサ
9及びエンジン回転センサ10からコントロール
ユニツト7にエンジン負荷信号L及びエンジン回
転速度信号Nが入力し、読み取られる(S1,S
2)。
料戻り通路6から燃料供給通路5に逃げる状態に
於て、コントロールユニツト7から第4図に示す
制御信号がソレノイド8に送られると、その波形
は第5図のMAP1、第6図のMAP2、第7図の
フローチヤートにより決定される。これを説明す
ると、第7図に示すように、エンジン負荷センサ
9及びエンジン回転センサ10からコントロール
ユニツト7にエンジン負荷信号L及びエンジン回
転速度信号Nが入力し、読み取られる(S1,S
2)。
入力したエンジン負荷信号L及びエンジン回転
速度信号Nに基づいて第5図のMAP1により制
御信号の1単位の全作動時間t1が読み取られる
(S3)。入力したエンジン回転速度信号Nに基づ
いて第6図のMAP2により制御信号の1単位の
初期閉弁時間t2が読み取られる(S4)。次に、
S5でt1が経過したか否かが判断される。時間t1
が経過していれば、S13に進み、1単位の制御
信号はOFFとなり、スピル弁4は開弁である。
時間t1が経過していなければ、S6に進み、初期
閉弁時間t2が経過しているか否かが判断される。
時間t2が経過していなければ、S5に戻る。時間
t2が経過すると、YESと判断され、S7に進み、
制御信号はOFFとなる。そして、S8に進み、
全作動時間t1が経過したか否かが判断される。時
間t1が経過していれば、S13に進む。時間t1が
経過していなければ、S9に進み、パルス幅間隔
時間tdが経過しているか否かが判断される。時間
td経過していなければ、S8に戻る。時間tdが経
過すると、S10に進み、制御信号はONとな
る。次いで、S11で全作動時間t1が経過した否
かが判断される。時間t1が経過していれば、S1
3に進む。時間t1が経過していなければ、S12
に進み、パルス幅時間td′が経過しているか否か
が判断される。パルス幅時間td′が経過していな
ければ、S11に戻る。パルス幅時間td′が経過
していれば、S7に戻り制御信号がOFFとなる。
このようにして、第3図に示すように、初期閉弁
時間t2が経過した後、パルス幅時間がtd′の方形
クロツクパルス波が、全作動時間t1が経過するま
で送られる。
速度信号Nに基づいて第5図のMAP1により制
御信号の1単位の全作動時間t1が読み取られる
(S3)。入力したエンジン回転速度信号Nに基づ
いて第6図のMAP2により制御信号の1単位の
初期閉弁時間t2が読み取られる(S4)。次に、
S5でt1が経過したか否かが判断される。時間t1
が経過していれば、S13に進み、1単位の制御
信号はOFFとなり、スピル弁4は開弁である。
時間t1が経過していなければ、S6に進み、初期
閉弁時間t2が経過しているか否かが判断される。
時間t2が経過していなければ、S5に戻る。時間
t2が経過すると、YESと判断され、S7に進み、
制御信号はOFFとなる。そして、S8に進み、
全作動時間t1が経過したか否かが判断される。時
間t1が経過していれば、S13に進む。時間t1が
経過していなければ、S9に進み、パルス幅間隔
時間tdが経過しているか否かが判断される。時間
td経過していなければ、S8に戻る。時間tdが経
過すると、S10に進み、制御信号はONとな
る。次いで、S11で全作動時間t1が経過した否
かが判断される。時間t1が経過していれば、S1
3に進む。時間t1が経過していなければ、S12
に進み、パルス幅時間td′が経過しているか否か
が判断される。パルス幅時間td′が経過していな
ければ、S11に戻る。パルス幅時間td′が経過
していれば、S7に戻り制御信号がOFFとなる。
このようにして、第3図に示すように、初期閉弁
時間t2が経過した後、パルス幅時間がtd′の方形
クロツクパルス波が、全作動時間t1が経過するま
で送られる。
上記の手順で造られた第4図の波形を有する制
御信号がリレー(図示せず)を介してソレノイド
8に送られると、ソレノイド電流が流れる。この
ソレノイド電流によりスピン弁3は応答遅れ時間
が経過した後閉じる(動き量h)。スピル弁3が
閉じると、燃料は燃料戻り通路6に戻らず、連通
路14を介して合流通路16に流れる。従つて、
ニードルバルブ17がリフトし(第8図e)、燃
料の噴射が開始する。ソレノイド電流のうち、初
期閉弁時間t2経過後に流れる電流は、(第8図b)
に示すように、初期閉弁時間t2に流れる電流に
対して微小となつている。従つて、スピル弁4は
初期閉弁時間t2経過後に微小変位だけ開弁した後
全開するようになつている(第8図c)。スピル
弁4が上記の如く作動している全作動時間t1に
は、ニードルバルブ17はリフトした状態にあり
燃料が噴射されている。このため、低速域及び高
速域に於て、ノズル先端から噴射される燃料の噴
射圧は従来例のように点線で示した状態でなくな
り、ほぼ一定に維持される(第8図d)。
御信号がリレー(図示せず)を介してソレノイド
8に送られると、ソレノイド電流が流れる。この
ソレノイド電流によりスピン弁3は応答遅れ時間
が経過した後閉じる(動き量h)。スピル弁3が
閉じると、燃料は燃料戻り通路6に戻らず、連通
路14を介して合流通路16に流れる。従つて、
ニードルバルブ17がリフトし(第8図e)、燃
料の噴射が開始する。ソレノイド電流のうち、初
期閉弁時間t2経過後に流れる電流は、(第8図b)
に示すように、初期閉弁時間t2に流れる電流に
対して微小となつている。従つて、スピル弁4は
初期閉弁時間t2経過後に微小変位だけ開弁した後
全開するようになつている(第8図c)。スピル
弁4が上記の如く作動している全作動時間t1に
は、ニードルバルブ17はリフトした状態にあり
燃料が噴射されている。このため、低速域及び高
速域に於て、ノズル先端から噴射される燃料の噴
射圧は従来例のように点線で示した状態でなくな
り、ほぼ一定に維持される(第8図d)。
一方、高速域では、第5図のMAP1により全
作動時間t1が小さくなり、従つて、噴射量が少な
くなる。又、第6図のMAP2により初期閉弁時
間t2が小さくなるので、スピル弁3が初期閉弁時
間t2経過後に微小変位だけ開弁する時間(t1−
t2)、も長くなり、噴射圧を一定にするのに寄与
している。以上のようにして、高速域での噴射過
大圧力を防止し、耐久性を良くすることができ
る。
作動時間t1が小さくなり、従つて、噴射量が少な
くなる。又、第6図のMAP2により初期閉弁時
間t2が小さくなるので、スピル弁3が初期閉弁時
間t2経過後に微小変位だけ開弁する時間(t1−
t2)、も長くなり、噴射圧を一定にするのに寄与
している。以上のようにして、高速域での噴射過
大圧力を防止し、耐久性を良くすることができ
る。
なお、本実施例に於ては、制御手段は、コント
ロールユニツト7とこのコントロールユニツト7
から送られる制御信号により作動するソレノイド
8とで構成されているが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、制御手段を、スピル弁3の位
置を精密に制御するサーボ装置(よくロボツトの
制御に使用される)で構成することもできる。
ロールユニツト7とこのコントロールユニツト7
から送られる制御信号により作動するソレノイド
8とで構成されているが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、制御手段を、スピル弁3の位
置を精密に制御するサーボ装置(よくロボツトの
制御に使用される)で構成することもできる。
以上述べたように、本考案によれば、デイーゼ
ル機関の電子制御ユニツトインジエクタにあつ
て、高速域での噴射過大圧力を防止し、耐久性を
良くすることができる効果を奏する。
ル機関の電子制御ユニツトインジエクタにあつ
て、高速域での噴射過大圧力を防止し、耐久性を
良くすることができる効果を奏する。
第1図は本考案の実施例に係るデイーゼル機関
の電子制御ユニツトインジエクタの断面図、第2
図は第1図のA部拡大図、第3図は同デイーゼル
機関の電子制御ユニツトインジエクタの制御手段
の説明図、第4図は制御信号の波形図、第5図は
同制御信号の全作動時間の決定MAP1、第6図
は同制御信号の初期閉弁時間の決定MAP2、第
7図は制御信号の波形を決めるフローチヤート
図、第8図は同デイーゼル機関のユニツトインジ
エクタの作用説明図、第9図は従来に於けるデイ
ーゼル機関の電子制御ユニツトインジエクタの断
面図、第10図は同デイーゼル機関の電子制御ユ
ニツトインジエクタの作用説明図、第11図は同
デイーゼル機関の電子制御ユニツトインジエクタ
の低速域での噴射圧の説明図、第12図は同デイ
ーゼル機関の電子制御ユニツトインジエクタの高
速域での噴射圧の説明図である。 1……ユニツトインジエクタ本体、1A……シ
リンダ部、2……スピル弁装置、3……スピル
弁、4……制御手段、5……燃料給油通路、6…
…燃料戻り通路、7……コントロールユニツト、
8……ソレノイド、9……エンジン負荷センサ、
10……エンジン回転センサ、11……プランジ
ヤ、11A……L字状の孔、14……連通路、1
5……合流点、16……合流通路、t1……全作動
時間、t2……初期閉弁時間。
の電子制御ユニツトインジエクタの断面図、第2
図は第1図のA部拡大図、第3図は同デイーゼル
機関の電子制御ユニツトインジエクタの制御手段
の説明図、第4図は制御信号の波形図、第5図は
同制御信号の全作動時間の決定MAP1、第6図
は同制御信号の初期閉弁時間の決定MAP2、第
7図は制御信号の波形を決めるフローチヤート
図、第8図は同デイーゼル機関のユニツトインジ
エクタの作用説明図、第9図は従来に於けるデイ
ーゼル機関の電子制御ユニツトインジエクタの断
面図、第10図は同デイーゼル機関の電子制御ユ
ニツトインジエクタの作用説明図、第11図は同
デイーゼル機関の電子制御ユニツトインジエクタ
の低速域での噴射圧の説明図、第12図は同デイ
ーゼル機関の電子制御ユニツトインジエクタの高
速域での噴射圧の説明図である。 1……ユニツトインジエクタ本体、1A……シ
リンダ部、2……スピル弁装置、3……スピル
弁、4……制御手段、5……燃料給油通路、6…
…燃料戻り通路、7……コントロールユニツト、
8……ソレノイド、9……エンジン負荷センサ、
10……エンジン回転センサ、11……プランジ
ヤ、11A……L字状の孔、14……連通路、1
5……合流点、16……合流通路、t1……全作動
時間、t2……初期閉弁時間。
Claims (1)
- ユニツトインジエクタ本体に燃料給油通路及び
燃料戻り通路を形成し、制御手段により開閉が制
御されるスピル弁により燃料戻り通路からの燃料
の戻りを制御するスピル弁装置をユニツトインジ
エクタ本体に設け、このユニツトインジエクタ本
体にカムの運動に追従して往復駆動するプランジ
ヤを嵌挿し、燃料給油通路を介してユニツトイン
ジエクタ本体の先端に燃料を送り、スピル弁を閉
じた状態にして燃料をプランジヤで加圧すること
によりユニツトインジエクタ本体の先端に設けた
ニードルバルブをリフトさせ、加圧燃料を所定時
間噴射した後スピル弁を全開するデイーゼル機関
の電子制御ユニツトインジエクタに於て、エンジ
ン負荷センサ及びエンジン回転センサからの信号
を基に、全作動時間と初期閉弁時間を演算し、閉
弁したスピル弁を初期閉弁時間経過後に微小変位
だけ開弁させ、全作動時間経過後全開させる制御
手段を備えていることを特徴とするデイーゼル機
関の電子制御ユニツトインジエクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986165404U JPH0452468Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986165404U JPH0452468Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6371470U JPS6371470U (ja) | 1988-05-13 |
| JPH0452468Y2 true JPH0452468Y2 (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=31095414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986165404U Expired JPH0452468Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0452468Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2636388B2 (ja) * | 1988-12-07 | 1997-07-30 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料噴射装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6019945A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-01 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料噴射装置 |
-
1986
- 1986-10-28 JP JP1986165404U patent/JPH0452468Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6371470U (ja) | 1988-05-13 |
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