JPH0452733B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0452733B2 JPH0452733B2 JP1018344A JP1834489A JPH0452733B2 JP H0452733 B2 JPH0452733 B2 JP H0452733B2 JP 1018344 A JP1018344 A JP 1018344A JP 1834489 A JP1834489 A JP 1834489A JP H0452733 B2 JPH0452733 B2 JP H0452733B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inflorescences
- dwarf
- water
- culturing
- days
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本願発明は、矮化せんにちこうの栽培方法に関
するものである。更に詳細に述べれば、密閉容器
中で矮化せんにちこうを栽培して開花させ、その
まま長時間にわたる観賞が可能な矮化せんにちこ
うの栽培方法に関するものである。
するものである。更に詳細に述べれば、密閉容器
中で矮化せんにちこうを栽培して開花させ、その
まま長時間にわたる観賞が可能な矮化せんにちこ
うの栽培方法に関するものである。
密閉容器中で矮化せんにちこうを栽培して開花
させ、そのまま観賞可能とする矮化せんにちこう
の栽培方法は未開発である。
させ、そのまま観賞可能とする矮化せんにちこう
の栽培方法は未開発である。
そもそも、密閉容器中で草花を栽培し、開花さ
せることは大変困難であり、矮化トレニアについ
て成功した報告(特開昭60−221020号公報)があ
るのみである。この矮化トレニアも、今日迄商品
化されるに至つていない。現在、密閉容器中で矮
化植物を育成し、観賞用に供されているものは、
花をつけない観葉植物ばかりである。
せることは大変困難であり、矮化トレニアについ
て成功した報告(特開昭60−221020号公報)があ
るのみである。この矮化トレニアも、今日迄商品
化されるに至つていない。現在、密閉容器中で矮
化植物を育成し、観賞用に供されているものは、
花をつけない観葉植物ばかりである。
本発明者も、多くの種類の草花について、密閉
容器中で矮化させ、しかも開花させる条件を矮化
剤の種類、矮化剤の濃度、照明等の栽培条件を中
心に研究してきたが、容易には開花に成功しなか
つた。しかしながら、今般、せんにちこうに関し
て、密閉容器中で矮化させ、しかも開花させるた
めの新知見を得、ここに本発明を完成した。
容器中で矮化させ、しかも開花させる条件を矮化
剤の種類、矮化剤の濃度、照明等の栽培条件を中
心に研究してきたが、容易には開花に成功しなか
つた。しかしながら、今般、せんにちこうに関し
て、密閉容器中で矮化させ、しかも開花させるた
めの新知見を得、ここに本発明を完成した。
即ち、本発明は次の2発明である。
第1番目の発明は、透視可能な容器中に入れた
農林水産省登録第12842号に係る矮化剤(成分:
ダミノジツト〔N−(ジメチルアミノ)−スクシン
アミド酸〕80.8%、色素及び水溶性無機塩等20.0
%、性状:淡桃色水溶性粉末)2〜10g/添加
済のムラシゲスクーグ培地にせんにちこうの無菌
幼苗体の全草を植えつけ、しかる後2000〜3000ル
ツクスで6〜10時間/1日の照明条件下で無菌的
に20〜70日間にわたつて密閉培養することを特徴
とする矮化せんにちこうの栽培方法である。
農林水産省登録第12842号に係る矮化剤(成分:
ダミノジツト〔N−(ジメチルアミノ)−スクシン
アミド酸〕80.8%、色素及び水溶性無機塩等20.0
%、性状:淡桃色水溶性粉末)2〜10g/添加
済のムラシゲスクーグ培地にせんにちこうの無菌
幼苗体の全草を植えつけ、しかる後2000〜3000ル
ツクスで6〜10時間/1日の照明条件下で無菌的
に20〜70日間にわたつて密閉培養することを特徴
とする矮化せんにちこうの栽培方法である。
第2番目の発明は、透視可能な容器中に入れた
農林水産省登録第12842号に係る矮化剤(成分:
ダミノジツト〔N−(ジメチルアミノ)−スクシン
アミド酸〕80.8%、色素及び水溶性無機塩等20.0
%、性状:淡桃色水溶性粉末)2〜10g/添加
済のムラシゲスクーグ培地にせんにちこうの無菌
幼苗体の全草を植えつけ、しかる後2000〜3000ル
ツクスで6〜10時間/1日の照明条件下で無菌的
に20〜70日間にわたつて密閉培養して花序を形成
したせんにちこうを得、次いで前記花序を切断
し、前記と同種の矮化剤1〜10g/添加のムラ
シゲスクーグ培地に前記切断花序を植けつけ、し
かる後2000〜3000ルツクスで6〜10時間/1日の
照明条件下で無菌的に7〜10日間にわたつて密閉
培養することを特徴とする矮化せんにちこうの栽
培方法である。
農林水産省登録第12842号に係る矮化剤(成分:
ダミノジツト〔N−(ジメチルアミノ)−スクシン
アミド酸〕80.8%、色素及び水溶性無機塩等20.0
%、性状:淡桃色水溶性粉末)2〜10g/添加
済のムラシゲスクーグ培地にせんにちこうの無菌
幼苗体の全草を植えつけ、しかる後2000〜3000ル
ツクスで6〜10時間/1日の照明条件下で無菌的
に20〜70日間にわたつて密閉培養して花序を形成
したせんにちこうを得、次いで前記花序を切断
し、前記と同種の矮化剤1〜10g/添加のムラ
シゲスクーグ培地に前記切断花序を植けつけ、し
かる後2000〜3000ルツクスで6〜10時間/1日の
照明条件下で無菌的に7〜10日間にわたつて密閉
培養することを特徴とする矮化せんにちこうの栽
培方法である。
本発明における「せんにちこう」は、ヒユ科
Gomphrena属中の代表的種である。そしてせん
にちこうは、「茎は直立して高さ80cmに達し、節
の部分が太まり、全草にあらい毛がある。葉は対
生し、長楕円形で、長さ4〜10cm、柄のもとのほ
うが節とともに赤みをおびる。7〜10月ころ、茎
の上部が枝分かれして花をつける。」(平凡社発
行:世界大百科事典)ものである。
Gomphrena属中の代表的種である。そしてせん
にちこうは、「茎は直立して高さ80cmに達し、節
の部分が太まり、全草にあらい毛がある。葉は対
生し、長楕円形で、長さ4〜10cm、柄のもとのほ
うが節とともに赤みをおびる。7〜10月ころ、茎
の上部が枝分かれして花をつける。」(平凡社発
行:世界大百科事典)ものである。
本発明では、農林水産省登録第12842号に係る
矮化剤(成分:ダミノジツト〔N−(ジメチルア
ミノ)−スクシンアミド酸〕80.8%、色素及び水
溶性無機塩等20.0%、性状:淡桃色水溶性粉末)
を使用する。この矮化剤は、「ビーナイン」(日本
曹達株式会社の登録商標−以下同じ)の名称で市
販(製造及び販売:日本曹達株式会社)されてい
る。
矮化剤(成分:ダミノジツト〔N−(ジメチルア
ミノ)−スクシンアミド酸〕80.8%、色素及び水
溶性無機塩等20.0%、性状:淡桃色水溶性粉末)
を使用する。この矮化剤は、「ビーナイン」(日本
曹達株式会社の登録商標−以下同じ)の名称で市
販(製造及び販売:日本曹達株式会社)されてい
る。
ビーナインは、節間の伸長を抑制して植物の草
丈を低くする新しい矮化剤で、キク、ポインセチ
ア、ハイドランジア、アサガオ等の草花及びアザ
レア等の花木用矮化剤である。ビーナインの説明
書には、用いる植物の種類や品種によつて微妙な
効果の差があると記載されているが、密閉容器中
で上記のキク、ポインセチア、ハイドランジアを
矮化させ且つ開花させることは本発明者の幅広い
条件設定による実験でも不可であり、唯一「せん
にちこう」に顕著な効果が認められた。
丈を低くする新しい矮化剤で、キク、ポインセチ
ア、ハイドランジア、アサガオ等の草花及びアザ
レア等の花木用矮化剤である。ビーナインの説明
書には、用いる植物の種類や品種によつて微妙な
効果の差があると記載されているが、密閉容器中
で上記のキク、ポインセチア、ハイドランジアを
矮化させ且つ開花させることは本発明者の幅広い
条件設定による実験でも不可であり、唯一「せん
にちこう」に顕著な効果が認められた。
せんにちこうの全草を密閉培養するに当たつて
は、ビーナインをムラシゲスクーグ培地(以下、
「MS培地」という)中に2〜10g/添加して
用いる。ビーナインの添加量が、2g/未満で
は矮化効果が不十分であり、10g/を越えると
薬害により、せんにちこうが枯死する率が高くな
る。
は、ビーナインをムラシゲスクーグ培地(以下、
「MS培地」という)中に2〜10g/添加して
用いる。ビーナインの添加量が、2g/未満で
は矮化効果が不十分であり、10g/を越えると
薬害により、せんにちこうが枯死する率が高くな
る。
一方、せんにちこうの花序部分のみを切断し、
この花序部分を密閉培養するに当たっては、ビー
ナインをMS培地中に1〜10g/添加して用い
る。ビーナインの添加量が、1g/未満では矮
化効果が不十分であり、10g/を越えると薬害
により、せんにちこうが枯死する率が高くなる。
この花序部分を密閉培養するに当たっては、ビー
ナインをMS培地中に1〜10g/添加して用い
る。ビーナインの添加量が、1g/未満では矮
化効果が不十分であり、10g/を越えると薬害
により、せんにちこうが枯死する率が高くなる。
なお、30℃以上の高温条件下(夏季)でせんに
ちこうを培養する場合には、ビーナインの添加量
が5g/以下では生長が早く、観賞期間が短く
なるので、5g/以上とすべきである。
ちこうを培養する場合には、ビーナインの添加量
が5g/以下では生長が早く、観賞期間が短く
なるので、5g/以上とすべきである。
培養に当たつては光を照射するが、その照度
は、約2000〜3000ルツクスの範囲が好適である。
2000ルツクス未満では生長が十分に行われないの
で培養基間がいたづらに長くなり、3000ルツクス
を超える照明は過剰である。また、照明時間は、
1日(24時間)のうち、約6〜10時間とするのが
好適である。6時間/1日未満では生長が十分に
行われないので培養基間がいたづらに長くなり10
時間/1日を超えると、生長が促進される結果、
せんにちこうが徒長して鑑賞に耐えられなくな
る。
は、約2000〜3000ルツクスの範囲が好適である。
2000ルツクス未満では生長が十分に行われないの
で培養基間がいたづらに長くなり、3000ルツクス
を超える照明は過剰である。また、照明時間は、
1日(24時間)のうち、約6〜10時間とするのが
好適である。6時間/1日未満では生長が十分に
行われないので培養基間がいたづらに長くなり10
時間/1日を超えると、生長が促進される結果、
せんにちこうが徒長して鑑賞に耐えられなくな
る。
照明期間(培養期間)は、せんにちこうの全草
を密閉培養するに当たつては約20〜70日間の範
囲、せんにちこうの花序部分のみを切断し、この
花序部分を密閉培養するに当たつては約7〜10日
間の範囲が好適である。
を密閉培養するに当たつては約20〜70日間の範
囲、せんにちこうの花序部分のみを切断し、この
花序部分を密閉培養するに当たつては約7〜10日
間の範囲が好適である。
前記各照明期間よりも短いと、植物体が十分に
生長せず、通常の室内に放置するときに枯死する
確立が高くなる。一方、前記照明期間よりも長い
と、いたずらに培養期間を長びかせるだけで不経
済であるとともに、培養中に花序が開花してしま
うので、出荷後の鑑賞期間が短くなる。
生長せず、通常の室内に放置するときに枯死する
確立が高くなる。一方、前記照明期間よりも長い
と、いたずらに培養期間を長びかせるだけで不経
済であるとともに、培養中に花序が開花してしま
うので、出荷後の鑑賞期間が短くなる。
本発明に係る矮化せんにちこうの栽培方法は、
透視可能な密閉容器中で行われる。透視可能な容
器としては、三角フラスコ、試験管、瓶等を挙げ
ることができ、これらから任意に選択使用すれば
よい。
透視可能な密閉容器中で行われる。透視可能な容
器としては、三角フラスコ、試験管、瓶等を挙げ
ることができ、これらから任意に選択使用すれば
よい。
また、本発明に係る矮化せんにちこうの栽培方
法は、無菌的培養でなければならない。さもなけ
れば、植物体はカビ、ウイルス、細菌に侵されて
枯死する。
法は、無菌的培養でなければならない。さもなけ
れば、植物体はカビ、ウイルス、細菌に侵されて
枯死する。
以下に本発明の代表的な実施例を示し、更に本
発明の詳細を説明する。
発明の詳細を説明する。
実施例 1
(せんにちこうの全草を利用する場合)
せんにちこうの種子2gを200ml三角フラスコ
に入れ、ツイーン(Tween)20を0.1%を添加し
た滅菌水を注ぎ、アンチホルミンを10ml加えて撹
拌後放置した。10分後に種子を滅菌水で2回洗浄
し、水を切つた後70%エタノールを200ml入れて
放置した。10分後に添加物を含まない滅菌水で2
回洗浄し、無菌種子とした。
に入れ、ツイーン(Tween)20を0.1%を添加し
た滅菌水を注ぎ、アンチホルミンを10ml加えて撹
拌後放置した。10分後に種子を滅菌水で2回洗浄
し、水を切つた後70%エタノールを200ml入れて
放置した。10分後に添加物を含まない滅菌水で2
回洗浄し、無菌種子とした。
上記の無菌種子を、寒天0.9%のMS培地を入れ
た試験管に5粒ずつ置床し、25℃暗条件で放置し
た。1週間後に汚染率及び発芽率を調査した結
果、汚染率は試験管の本数レベルで70%、発芽率
は個体レベルで55%であつた。汚染されていない
発芽分の試験管の植物体を25℃の室内において、
照度:3000ルツクス、照明時間:10時間/1日、
照明期間:2週間の照明条件下で培養し、無菌幼
植物体を得た。
た試験管に5粒ずつ置床し、25℃暗条件で放置し
た。1週間後に汚染率及び発芽率を調査した結
果、汚染率は試験管の本数レベルで70%、発芽率
は個体レベルで55%であつた。汚染されていない
発芽分の試験管の植物体を25℃の室内において、
照度:3000ルツクス、照明時間:10時間/1日、
照明期間:2週間の照明条件下で培養し、無菌幼
植物体を得た。
このようにして得た無菌幼植物体の中から茎直
径が1.0mmのもの30本を選び出し、200mlの規格瓶
(通称マヨネーズ瓶)10個に入れられたビーナイ
ン5g/添加済のMS培地に前記無菌幼植物体
の全草3本ずつを植え付け、耐熱性の透明プラス
チツク製の蓋をして、25℃の室内において、3000
ルツクス、照明時間:6時間/1日、照明期間:
70日間の照明条件下で培養した。植え付け後20日
間で30%の個体に花序が形成され、70日間で鑑賞
に耐える花序が形成された。植え付け時に、平均
して茎直径1.0mm、茎高さ3cm、花序直径0.3cm、
花序長さ0.3cmであつたものが、70日経過後では、
平均して、茎直径は2.0mm、茎高さ8cm、花序直
径1.2cm、花序長さ1.2cmであつた。
径が1.0mmのもの30本を選び出し、200mlの規格瓶
(通称マヨネーズ瓶)10個に入れられたビーナイ
ン5g/添加済のMS培地に前記無菌幼植物体
の全草3本ずつを植え付け、耐熱性の透明プラス
チツク製の蓋をして、25℃の室内において、3000
ルツクス、照明時間:6時間/1日、照明期間:
70日間の照明条件下で培養した。植え付け後20日
間で30%の個体に花序が形成され、70日間で鑑賞
に耐える花序が形成された。植え付け時に、平均
して茎直径1.0mm、茎高さ3cm、花序直径0.3cm、
花序長さ0.3cmであつたものが、70日経過後では、
平均して、茎直径は2.0mm、茎高さ8cm、花序直
径1.2cm、花序長さ1.2cmであつた。
規格瓶10個のうち5個については引き続き同一
照明条件下で培養し、残りの5個については直射
日光の当らない窓際に放置して培養した結果、共
に5ケ月以上に亘つて花序を形成し続け、開花し
た植物体を生体のまま維持させることができた。
なお、この間水分及び栄養分の供給は1回も行な
わなかつた。
照明条件下で培養し、残りの5個については直射
日光の当らない窓際に放置して培養した結果、共
に5ケ月以上に亘つて花序を形成し続け、開花し
た植物体を生体のまま維持させることができた。
なお、この間水分及び栄養分の供給は1回も行な
わなかつた。
なお、別の実験において、MS培地に0.1〜1.0
%のカイネチン(ホルモン)を添加しておくと、
花序の形成数が多くなり、さらに鑑賞価値が高く
なることを確認した。
%のカイネチン(ホルモン)を添加しておくと、
花序の形成数が多くなり、さらに鑑賞価値が高く
なることを確認した。
実施例 2
(せんにちこうの花序部分を利用する場合)
実施例1の同様にして作出したせんにちこうの
無菌幼植物体の中から、茎直径約1.0mmのものを
30本選び出し、450mlの規格瓶(通称マヨネーズ
瓶)10個に入れられたビーナイン5g/を添加
したMS培地に前記無菌幼植物体の全草3本ずつ
を植え付け、耐熱性の透明プラスチツク製の蓋を
して、25℃の室内において、照度:3000ルツク
ス、照明時間:6時間/1日、照明期間:70日間
の照明条件下で培養して、花序が形成されたせん
にちこうを得た。
無菌幼植物体の中から、茎直径約1.0mmのものを
30本選び出し、450mlの規格瓶(通称マヨネーズ
瓶)10個に入れられたビーナイン5g/を添加
したMS培地に前記無菌幼植物体の全草3本ずつ
を植え付け、耐熱性の透明プラスチツク製の蓋を
して、25℃の室内において、照度:3000ルツク
ス、照明時間:6時間/1日、照明期間:70日間
の照明条件下で培養して、花序が形成されたせん
にちこうを得た。
次いで、このせんにちこうの花序部分のみ(花
序に隣接する葉2枚を含むこともある)を切断
(茎の長さは約1cm)した。この花序部分3個づ
つを、200mlの規格瓶10個に入れられたビーナイ
ン5g/添加済のMS培地に植え付け、耐熱性
のプラスチツク製の蓋をして、25℃の室内におい
て、照度3000ルツクス、照明時間:6時間/1
日、照明期間:10日間の照明条件下で培養を続け
た。10日間で花序は培地に挿入している茎の切断
部分から発根し、地上部分は次々と花序を形成し
続け、葉がない状態、または花序に隣接する葉2
枚のみをつけた状態で生長を続け、70日間では平
均して花序直径1.2cm、花序高さ1.2cmとなつた。
序に隣接する葉2枚を含むこともある)を切断
(茎の長さは約1cm)した。この花序部分3個づ
つを、200mlの規格瓶10個に入れられたビーナイ
ン5g/添加済のMS培地に植え付け、耐熱性
のプラスチツク製の蓋をして、25℃の室内におい
て、照度3000ルツクス、照明時間:6時間/1
日、照明期間:10日間の照明条件下で培養を続け
た。10日間で花序は培地に挿入している茎の切断
部分から発根し、地上部分は次々と花序を形成し
続け、葉がない状態、または花序に隣接する葉2
枚のみをつけた状態で生長を続け、70日間では平
均して花序直径1.2cm、花序高さ1.2cmとなつた。
規格瓶10個のうち5個については引き続き同一
照明条件下で培養し、残りの5個については直射
日光の当らない窓際に放置して培養した結果、共
に4ヶ月以上に亘つて花序を形成し続け、開花し
た植物体を生体のまま維持した。
照明条件下で培養し、残りの5個については直射
日光の当らない窓際に放置して培養した結果、共
に4ヶ月以上に亘つて花序を形成し続け、開花し
た植物体を生体のまま維持した。
なお、別の実験において、MS培地に0.1〜1.0
%のカイネチン(ホルモン)を添加しておくと、
花序の分岐及び側芽の形成数が多くなり、さらに
鑑賞価値が高くなることを確認した。
%のカイネチン(ホルモン)を添加しておくと、
花序の分岐及び側芽の形成数が多くなり、さらに
鑑賞価値が高くなることを確認した。
更に補足説明をすると、アメリカせんにちこう
も上記実施例1、2と同一条件で栽培できる。
も上記実施例1、2と同一条件で栽培できる。
本発明は、密閉容器中に特定の矮化剤を入れ、
照度:2000〜3000ルツクス、照明時間:6〜10時
間/1日、照明期間:せんにちこうの全草を密閉
培養する場合には20〜70日間、せんにちこうの花
序部分のみを切断し、この花序部分を密閉培養す
る場合には7〜10日間という特定の培養条件下で
せんにちこうを栽培するので、せんにちこうを徒
長させることなく開花させ、そのままの状態を長
期間にわたつて保持することができる。
照度:2000〜3000ルツクス、照明時間:6〜10時
間/1日、照明期間:せんにちこうの全草を密閉
培養する場合には20〜70日間、せんにちこうの花
序部分のみを切断し、この花序部分を密閉培養す
る場合には7〜10日間という特定の培養条件下で
せんにちこうを栽培するので、せんにちこうを徒
長させることなく開花させ、そのままの状態を長
期間にわたつて保持することができる。
本発明は以上説明した通りの矮化せんにちこう
の栽培方法である。この栽培方法によつて初めて
得られた密閉容器中の開花した矮化せんにちこう
は、4ケ月以上に亘つて開花状態を維持し続け、
その間、水分及び栄養分の供給は全く必要なく、
容器が小さいことからテーブル、棚等容器を置く
スペースさえあればいかなる場合にも飾ることが
でき、矮化せんにちこうが開花しているというめ
ずらしさが加わり、商品化の十分可能な産業利用
価値の高いものである。
の栽培方法である。この栽培方法によつて初めて
得られた密閉容器中の開花した矮化せんにちこう
は、4ケ月以上に亘つて開花状態を維持し続け、
その間、水分及び栄養分の供給は全く必要なく、
容器が小さいことからテーブル、棚等容器を置く
スペースさえあればいかなる場合にも飾ることが
でき、矮化せんにちこうが開花しているというめ
ずらしさが加わり、商品化の十分可能な産業利用
価値の高いものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 透視可能な容器中に入れた農林水産省登録第
12842号に係る矮化剤(成分:ダミノジツト〔N
−(ジメチルアミノ)−スクシンアミド酸〕80.8
%、色素及び水溶性無機塩等20.0%、性状:淡桃
色水溶性粉末)2〜10g/添加済のムラシゲス
クーグ培地にせんにちこうの無菌幼苗体の全草を
植えつけ、しかる後2000〜3000ルツクスで6〜10
時間/1日の照明条件下で無菌的に20〜70日間に
わたつて密閉培養することを特徴とする矮化せん
にちこうの栽培方法。 2 透視可能な容器中に入れた農林水産省登録第
12842号に係る矮化剤(成分:ダミノジツト〔N
−(ジメチルアミノ)−スクシンアミド酸〕80.8
%、色素及び水溶性無機塩等20.0%、性状:淡桃
色水溶性粉末)2〜10g/添加済のムラシゲス
クーグ培地にせんにちこうの無菌幼苗体の全草を
植えつけ、しかる後2000〜3000ルツクスで6〜10
時間/1日の照明条件下で無菌的に20〜70日間に
わたつて密閉培養して花序を形成したせんにちこ
うを得、次いで前記花序を切断し、前記と同種と
矮化剤1〜10g/添加のムラシゲスクーグ培地
に前記切断花序を植けつけ、しかる後2000〜3000
ルツクスで6〜10時間/1日の照明条件下で無菌
的に7〜10日間にわたつて密閉培養することを特
徴とする矮化せんにちこうの栽培方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1018344A JPH02200121A (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 矮化せんにちこうの栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1018344A JPH02200121A (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 矮化せんにちこうの栽培方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02200121A JPH02200121A (ja) | 1990-08-08 |
| JPH0452733B2 true JPH0452733B2 (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=11969040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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1989
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Also Published As
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