JPH0453968B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0453968B2 JPH0453968B2 JP16382883A JP16382883A JPH0453968B2 JP H0453968 B2 JPH0453968 B2 JP H0453968B2 JP 16382883 A JP16382883 A JP 16382883A JP 16382883 A JP16382883 A JP 16382883A JP H0453968 B2 JPH0453968 B2 JP H0453968B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- thick
- thin
- polyester
- torque
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 24
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 claims description 23
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- 235000013351 cheese Nutrition 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 230000008569 process Effects 0.000 description 12
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 5
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 2
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000010622 cold drawing Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000003292 diminished effect Effects 0.000 description 1
- 239000000986 disperse dye Substances 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 229920001519 homopolymer Polymers 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は太細比や濃淡効果に優れ、しかも張力
調整機能を有しない捲取装置においても容易に捲
取可能なポリエステルシツクアンドシンヤーンに
関するものであある。
調整機能を有しない捲取装置においても容易に捲
取可能なポリエステルシツクアンドシンヤーンに
関するものであある。
近年、ポリエステル糸条による布帛はウオツシ
ユアンドウエア性、防しわ性、適度の張り、腰等
の優れた特長を有することから、衣料用として各
種の素材が開発されており、更に市場のフアツシ
ヨン化に対応して太細糸等の差別比素材が数多く
提案されている。
ユアンドウエア性、防しわ性、適度の張り、腰等
の優れた特長を有することから、衣料用として各
種の素材が開発されており、更に市場のフアツシ
ヨン化に対応して太細糸等の差別比素材が数多く
提案されている。
従来、ポリエステル太細糸については特公昭41
−6615号公報、特公昭43−19627号公報等に提案
されているが、例えば複屈折率(Δn)が0.5〜10
×10-3程度の未延伸糸を供給とし、これを不完全
延伸して得られる太細糸は、太糸条部と細糸条部
との間の直径比(太細比)や染着差が大きという
利点を有する反面、太糸部の配向度が低過ぎるた
めに仮撚加工工程や染色加工工程等の熱加工によ
つて太糸条部が脆化し易いと云う欠点がある。
−6615号公報、特公昭43−19627号公報等に提案
されているが、例えば複屈折率(Δn)が0.5〜10
×10-3程度の未延伸糸を供給とし、これを不完全
延伸して得られる太細糸は、太糸条部と細糸条部
との間の直径比(太細比)や染着差が大きという
利点を有する反面、太糸部の配向度が低過ぎるた
めに仮撚加工工程や染色加工工程等の熱加工によ
つて太糸条部が脆化し易いと云う欠点がある。
又上記欠点を避けるため、複屈折率(Δn)が
15〜80×10-3程度の高配向未延伸糸を供給糸とす
る太細糸も知られているが、単に機械的に延伸比
を変化させて延伸する等の延伸条件によつて製造
される太細糸は、加工時における熱脆化の問題は
なくなるものの、太糸条部と細糸条部の間の配向
度差が小さいため、太細比や染着差が少ないとい
う欠点がある。
15〜80×10-3程度の高配向未延伸糸を供給糸とす
る太細糸も知られているが、単に機械的に延伸比
を変化させて延伸する等の延伸条件によつて製造
される太細糸は、加工時における熱脆化の問題は
なくなるものの、太糸条部と細糸条部の間の配向
度差が小さいため、太細比や染着差が少ないとい
う欠点がある。
このため本出願人は先に特願昭58−49756号に
おいて高速紡糸した複屈折率(Δn)が15×10-3
以上の高配向ポリエステル未延伸糸を供給原糸と
して得た長手方向に太細部を有する糸条であつて
太糸条部を構成する単糸フイラメントのみが三次
元的なクリンプを有すると共にその断面において
太細を有しており、かつ前記単糸フイラメントの
複屈折率(Δn)が供給原糸の複屈折率(Δn)の
値以上であるポリエステルスラブヤーンを提案し
た。このスラブヤーンは高配向糸でありながら、
太細効果及び濃淡効果に優れた新規なスラブヤー
ンであるが、その細糸条部はクリンプを有してい
ないため、糸条全体としての伸縮性が極めて少な
く、従つて該スラブヤーンをパツケージに捲取る
際に、適切な捲硬度とする捲取率の範囲が著しく
狭く、例えばパツケージの自重とワインデイング
ボトムローラーとの摩擦によつてパツケージを回
転させ、トラバース回転数のみを周期的に変動さ
せつつ、スクエアチーズ状に捲き上げるいわゆる
捲取張力調整機能を有しない捲取装置で捲取ると
捲硬度のバラツキ、チーズ端面のいわゆる「面落
ちによる渡り糸」が発生するのみならず、トラバ
ースガイドがスリツト溝式の場合には糸条が弛ん
だときにガイドから糸条が外れパツケージに捲取
ることができない。そこで前記スラブヤーンの捲
取りを容易にすべく、細糸条部にクリンプを付与
すると、太糸条部、細糸条部共にクリンプを有す
るものとなり両者の外観が類似する上、細糸条部
が嵩高となり太細効果が減殺されるという欠点を
有している。
おいて高速紡糸した複屈折率(Δn)が15×10-3
以上の高配向ポリエステル未延伸糸を供給原糸と
して得た長手方向に太細部を有する糸条であつて
太糸条部を構成する単糸フイラメントのみが三次
元的なクリンプを有すると共にその断面において
太細を有しており、かつ前記単糸フイラメントの
複屈折率(Δn)が供給原糸の複屈折率(Δn)の
値以上であるポリエステルスラブヤーンを提案し
た。このスラブヤーンは高配向糸でありながら、
太細効果及び濃淡効果に優れた新規なスラブヤー
ンであるが、その細糸条部はクリンプを有してい
ないため、糸条全体としての伸縮性が極めて少な
く、従つて該スラブヤーンをパツケージに捲取る
際に、適切な捲硬度とする捲取率の範囲が著しく
狭く、例えばパツケージの自重とワインデイング
ボトムローラーとの摩擦によつてパツケージを回
転させ、トラバース回転数のみを周期的に変動さ
せつつ、スクエアチーズ状に捲き上げるいわゆる
捲取張力調整機能を有しない捲取装置で捲取ると
捲硬度のバラツキ、チーズ端面のいわゆる「面落
ちによる渡り糸」が発生するのみならず、トラバ
ースガイドがスリツト溝式の場合には糸条が弛ん
だときにガイドから糸条が外れパツケージに捲取
ることができない。そこで前記スラブヤーンの捲
取りを容易にすべく、細糸条部にクリンプを付与
すると、太糸条部、細糸条部共にクリンプを有す
るものとなり両者の外観が類似する上、細糸条部
が嵩高となり太細効果が減殺されるという欠点を
有している。
本発明は、上記のポリエステル太細糸の欠点を
解消するものであり、太細比や濃淡効果に優れ、
しかも張力調整機能を有しない捲取装置において
も充分捲取りが可能なポリエステルシツクアンド
シンヤーンを提供するものである。
解消するものであり、太細比や濃淡効果に優れ、
しかも張力調整機能を有しない捲取装置において
も充分捲取りが可能なポリエステルシツクアンド
シンヤーンを提供するものである。
即ち、本発明は高速紡糸した複屈折率(Δn)
が15×10-3以上の高配向ポリエステル未延伸糸を
供給原糸として得た長手方向に太細部を有する糸
条であつて、太糸条部を構成する単糸フイラメン
トのみが三次元的なクリンプを有しており、かつ
糸条が仮撚加工によるトルクを有していることを
特徴とするポリエステルシツクアンドシンヤーン
である。
が15×10-3以上の高配向ポリエステル未延伸糸を
供給原糸として得た長手方向に太細部を有する糸
条であつて、太糸条部を構成する単糸フイラメン
トのみが三次元的なクリンプを有しており、かつ
糸条が仮撚加工によるトルクを有していることを
特徴とするポリエステルシツクアンドシンヤーン
である。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
先ず、本発明シツクアンドシンヤーンは高速紡
糸した複屈折率(Δn)が15×10-3以上の高配向
ポリエステル未延伸糸を供給原糸として得た長手
方向に太細部を有する糸条であり、太糸条部を構
成する単糸フイラメントのみが三次元的なクリン
プを有するものである。
糸した複屈折率(Δn)が15×10-3以上の高配向
ポリエステル未延伸糸を供給原糸として得た長手
方向に太細部を有する糸条であり、太糸条部を構
成する単糸フイラメントのみが三次元的なクリン
プを有するものである。
即ち本発明シツクアンドシンヤーンは高速紡糸
した複屈折率(Δn)が15×10-3以上の高配向ポ
リエステル未延伸糸を供給原糸として得られるも
ので第1図に示す如く濃染性の太糸条部aと淡染
性の細糸条部bとを交互に有している。この場
合、使用する供給源糸としての高配向ポリエステ
ル未延伸糸の複屈折率は、15×10-3以上であり、
複屈折率が15×10-3未満では、糸条がわずかな熱
処理によつて脆化するため好ましくない。又、複
屈折率が余り大き過ぎると延伸糸に近似してくる
ため、太糸条部aと細糸条部bとの間の内部構造
の差が少なくなり、明瞭な太細比や、濃淡効果を
有するスパンライク糸となりにくく、実用上、80
×10-3程度迄とすることが望ましい。
した複屈折率(Δn)が15×10-3以上の高配向ポ
リエステル未延伸糸を供給原糸として得られるも
ので第1図に示す如く濃染性の太糸条部aと淡染
性の細糸条部bとを交互に有している。この場
合、使用する供給源糸としての高配向ポリエステ
ル未延伸糸の複屈折率は、15×10-3以上であり、
複屈折率が15×10-3未満では、糸条がわずかな熱
処理によつて脆化するため好ましくない。又、複
屈折率が余り大き過ぎると延伸糸に近似してくる
ため、太糸条部aと細糸条部bとの間の内部構造
の差が少なくなり、明瞭な太細比や、濃淡効果を
有するスパンライク糸となりにくく、実用上、80
×10-3程度迄とすることが望ましい。
そして本発明シツクアンドシンヤーンは第1図
に示す如く、太糸条部aを構成する単糸フイラメ
ントのみが三次元的なクリンプを有しているとい
う構造を示す。このように太糸条部aを構成する
単糸フイラメントのみがクリンプを有しているの
で、クリンプを有しない場合に比して曲げ剛性が
低くなり、太糸条部aであるにも拘わらず曲げ剛
性が過大とならず、太細比が大であつても太糸条
部aと細糸条部bとの曲げ剛性の差による違和感
がない。
に示す如く、太糸条部aを構成する単糸フイラメ
ントのみが三次元的なクリンプを有しているとい
う構造を示す。このように太糸条部aを構成する
単糸フイラメントのみがクリンプを有しているの
で、クリンプを有しない場合に比して曲げ剛性が
低くなり、太糸条部aであるにも拘わらず曲げ剛
性が過大とならず、太細比が大であつても太糸条
部aと細糸条部bとの曲げ剛性の差による違和感
がない。
また、本発明シツクアンドシンヤーンは仮撚加
工によるトルクを有するものである。即ち本発明
シツクアンドシンヤーンは太糸条部は勿論、細糸
条部もトルクを有するものであるが、この場合細
糸条部のトルクが少ないとパツケージに捲取るこ
とが困難となり、逆にトルクが多過ぎるとトルク
によるチーズ端面の繞落ちが発生する場合がある
のみならず細糸条部にも捲縮による嵩高が発現
し、太糸条部との区別が不明瞭となるので好まし
くない。従つて糸条のトルクT(t/m)が糸条
の繊度(デニール)をDとして100/√≦T≦
1000/√好ましくは200/√≦T≦800/√
であることが望ましい。ここに糸条のトルクT
(t/m)は室温下で長さ60cmの試料の中点Cに
2mg/dの荷重を掛け2つに折りたたんで30cmの
長さとし、該荷重を懸垂した状態でC端を自由
端、他端を固定端として糸条の施回力によつて自
由回転させたときの撚回数(t/m)で表わした
ものである。
工によるトルクを有するものである。即ち本発明
シツクアンドシンヤーンは太糸条部は勿論、細糸
条部もトルクを有するものであるが、この場合細
糸条部のトルクが少ないとパツケージに捲取るこ
とが困難となり、逆にトルクが多過ぎるとトルク
によるチーズ端面の繞落ちが発生する場合がある
のみならず細糸条部にも捲縮による嵩高が発現
し、太糸条部との区別が不明瞭となるので好まし
くない。従つて糸条のトルクT(t/m)が糸条
の繊度(デニール)をDとして100/√≦T≦
1000/√好ましくは200/√≦T≦800/√
であることが望ましい。ここに糸条のトルクT
(t/m)は室温下で長さ60cmの試料の中点Cに
2mg/dの荷重を掛け2つに折りたたんで30cmの
長さとし、該荷重を懸垂した状態でC端を自由
端、他端を固定端として糸条の施回力によつて自
由回転させたときの撚回数(t/m)で表わした
ものである。
このように本発明シツクアンドシンヤーンは仮
撚加工によるトルクをを有しているので細糸条部
がクリンプを有していなくても、ねじれ力によつ
て伸縮力を有し、上述したような捲取張力調整機
能を有しない捲取装置においてスクエアチーズ状
に捲上げてもチーズ両耳部のみが硬くなつたり、
耳高となつてチーズ捲姿が不良となつたり、渡り
糸が発生したり、またトラバースガイド外れのた
め捲取不能となつたりすることがない。
撚加工によるトルクをを有しているので細糸条部
がクリンプを有していなくても、ねじれ力によつ
て伸縮力を有し、上述したような捲取張力調整機
能を有しない捲取装置においてスクエアチーズ状
に捲上げてもチーズ両耳部のみが硬くなつたり、
耳高となつてチーズ捲姿が不良となつたり、渡り
糸が発生したり、またトラバースガイド外れのた
め捲取不能となつたりすることがない。
なお、本発明シツクアンドシンヤーンは、太糸
条部aを構成する単糸フイラメントのみの断面が
太細を有してもよく、このような場合には、太糸
条部aは細糸条部bに比して染色後の色調に濃淡
差を有し、深みのある濃色となり太糸条部aと細
糸条部bとの濃淡効果をいつそう明瞭化すること
ができると共に強撚を施した場合であつても、太
糸条部aは構成する単糸フイラメントが最密充填
構造とはならないのに対して細糸条部bは構成す
る単糸フイラメントの長手方向の太さが均一なた
め各単糸フイラメントが最密充填構造となるの
で、太糸条部aと細糸条部bとの太細効果がより
明瞭となる利点を有する。また、本発明シツクア
ンドシンヤーンは太糸条部を構成する単糸フイラ
メントの複屈折率(Δn)を供給原糸の複屈折率
(Δn)の値以上とすることも可能であり、かくし
て本発明は複屈折率(Δn)が15×10-3以上の高
配向ポリエステル未延伸糸を供給原糸とするもの
であるから複屈折率(Δn)が相対的に低い太糸
条部においてもその複屈折率(Δn)は15×10-3
以上であり、従つて本発明シツクアンドシンヤー
ンは従来の太細糸に見られるような仮撚加工工程
や染色加工工程等の熱加工によつて劣化すること
がない。
条部aを構成する単糸フイラメントのみの断面が
太細を有してもよく、このような場合には、太糸
条部aは細糸条部bに比して染色後の色調に濃淡
差を有し、深みのある濃色となり太糸条部aと細
糸条部bとの濃淡効果をいつそう明瞭化すること
ができると共に強撚を施した場合であつても、太
糸条部aは構成する単糸フイラメントが最密充填
構造とはならないのに対して細糸条部bは構成す
る単糸フイラメントの長手方向の太さが均一なた
め各単糸フイラメントが最密充填構造となるの
で、太糸条部aと細糸条部bとの太細効果がより
明瞭となる利点を有する。また、本発明シツクア
ンドシンヤーンは太糸条部を構成する単糸フイラ
メントの複屈折率(Δn)を供給原糸の複屈折率
(Δn)の値以上とすることも可能であり、かくし
て本発明は複屈折率(Δn)が15×10-3以上の高
配向ポリエステル未延伸糸を供給原糸とするもの
であるから複屈折率(Δn)が相対的に低い太糸
条部においてもその複屈折率(Δn)は15×10-3
以上であり、従つて本発明シツクアンドシンヤー
ンは従来の太細糸に見られるような仮撚加工工程
や染色加工工程等の熱加工によつて劣化すること
がない。
本発明シツクアンドシンヤーンを製造する方法
としては、例えば、複屈折率(Δn)が15×10-3
以上の高配向ポリエステル未延伸糸から得た太細
糸の細糸条部に実質的に嵩高性を付与することな
く、トルクのみを付与するように、2次転移温度
を超えて加熱することなく、低加工張力下で仮撚
加工する方法が挙げられる。ここで仮撚加工に供
給する太細糸を得るには単に延伸倍率を自然延伸
比以下として延伸する方法又は未延伸糸を延伸し
つつ該延伸域で糸条に水又は水性液体を間歇的に
付着させて延伸熱処理し、次いで該糸条を引取速
度よりも過剰供給しつつ弛緩熱処理する方法等に
より得られる。
としては、例えば、複屈折率(Δn)が15×10-3
以上の高配向ポリエステル未延伸糸から得た太細
糸の細糸条部に実質的に嵩高性を付与することな
く、トルクのみを付与するように、2次転移温度
を超えて加熱することなく、低加工張力下で仮撚
加工する方法が挙げられる。ここで仮撚加工に供
給する太細糸を得るには単に延伸倍率を自然延伸
比以下として延伸する方法又は未延伸糸を延伸し
つつ該延伸域で糸条に水又は水性液体を間歇的に
付着させて延伸熱処理し、次いで該糸条を引取速
度よりも過剰供給しつつ弛緩熱処理する方法等に
より得られる。
以下、高速紡糸した複屈折率(Δn)が15×
10-3以上の高配向ポリエステル未延伸糸に水又は
水性液体を間歇的に付着させて延伸熱処理した後
弛緩熱処理し、太細糸として本発明シツクアンド
シンヤーンを製造する方法について説明する。
10-3以上の高配向ポリエステル未延伸糸に水又は
水性液体を間歇的に付着させて延伸熱処理した後
弛緩熱処理し、太細糸として本発明シツクアンド
シンヤーンを製造する方法について説明する。
先ず、複屈折率(Δn)が15×10-3以上の高配
向ポリエステル未延伸糸を延伸しつつ、該延伸域
で糸条に水又は水性液体を間歇的に付着させて延
伸熱処理すると、水又は水性液体が付着した部分
は延伸熱処理時に熱処理効果が及ばないか若しく
は極めて小さく、低配向高収縮性で熱収縮応力の
低い延伸量の少ない冷延伸部となる。
向ポリエステル未延伸糸を延伸しつつ、該延伸域
で糸条に水又は水性液体を間歇的に付着させて延
伸熱処理すると、水又は水性液体が付着した部分
は延伸熱処理時に熱処理効果が及ばないか若しく
は極めて小さく、低配向高収縮性で熱収縮応力の
低い延伸量の少ない冷延伸部となる。
一方、水又は水性液体が付着していない部分
は、熱処理効果が十分付与され高配向低収縮性で
熱収縮応力の高い延伸量の大きな熱延伸部とな
る。そして、上記の如く処理された糸条の長手方
向に冷延伸部と熱延伸部とが混在する糸条は引取
速度よりも過剰供給されて弛緩熱処理すると、冷
延伸部の単糸フイラメントのみが太くなると共に
三次元的なクリンプを有する糸条となる。この場
合、冷延伸部を極力自由に収縮させる方が単糸フ
イラメントを太化するのに有効であるが、特に弛
緩熱処理時に糸条を下方に向つて引取速度よりも
過剰供給しつつ糸条の自重に抗して弛緩せしめて
熱処理すると、冷延伸部は糸条の自重以外の抗力
を受けることなく殆んど自由な状態で収縮してお
り、該部分があたかも高速紡糸した高配向ポリエ
ステル未延伸糸を自由収縮せしめた場合のように
収縮させることができ、その結果、糸条を構成す
る単糸フイラメントが三次元なクリンプを有する
と共にその断面が太細を有する太糸条部とするこ
とができる。一方、熱延伸部は弛緩熱処理時に殆
んど収縮しないような熱延伸条件及び弛緩熱処理
条件とすることにより、糸条を構成する単糸フイ
ラメントがクリンプ形態を呈することなく、その
断面が太細を有しない細糸条部となる。
は、熱処理効果が十分付与され高配向低収縮性で
熱収縮応力の高い延伸量の大きな熱延伸部とな
る。そして、上記の如く処理された糸条の長手方
向に冷延伸部と熱延伸部とが混在する糸条は引取
速度よりも過剰供給されて弛緩熱処理すると、冷
延伸部の単糸フイラメントのみが太くなると共に
三次元的なクリンプを有する糸条となる。この場
合、冷延伸部を極力自由に収縮させる方が単糸フ
イラメントを太化するのに有効であるが、特に弛
緩熱処理時に糸条を下方に向つて引取速度よりも
過剰供給しつつ糸条の自重に抗して弛緩せしめて
熱処理すると、冷延伸部は糸条の自重以外の抗力
を受けることなく殆んど自由な状態で収縮してお
り、該部分があたかも高速紡糸した高配向ポリエ
ステル未延伸糸を自由収縮せしめた場合のように
収縮させることができ、その結果、糸条を構成す
る単糸フイラメントが三次元なクリンプを有する
と共にその断面が太細を有する太糸条部とするこ
とができる。一方、熱延伸部は弛緩熱処理時に殆
んど収縮しないような熱延伸条件及び弛緩熱処理
条件とすることにより、糸条を構成する単糸フイ
ラメントがクリンプ形態を呈することなく、その
断面が太細を有しない細糸条部となる。
この弛緩熱処理においては太糸条部の複屈折率
(Δn)が低下するので弛緩熱処理に先立つ延伸時
における延伸倍率を供給原糸の自然延伸比を超え
た延伸倍率とすると、加工後においても供給原糸
の複屈折率(Δn)以上の糸条とすることができ、
加工糸の熱劣化対策に効果的である。
(Δn)が低下するので弛緩熱処理に先立つ延伸時
における延伸倍率を供給原糸の自然延伸比を超え
た延伸倍率とすると、加工後においても供給原糸
の複屈折率(Δn)以上の糸条とすることができ、
加工糸の熱劣化対策に効果的である。
上記の如き太細糸は、これを引続き糸条の2次
転移温度を超えて加熱することなく、かつ低加工
張力下で仮撚加工すると、ポリエステル繊維が室
温下においても若干熱可塑性を有することと、嵩
高部のクリンプが消失しないような低加工張力下
で仮撚加工することとが相俟つて細糸条部に実質
的に嵩高性を付与することなく、トルクのみを付
与することができる。
転移温度を超えて加熱することなく、かつ低加工
張力下で仮撚加工すると、ポリエステル繊維が室
温下においても若干熱可塑性を有することと、嵩
高部のクリンプが消失しないような低加工張力下
で仮撚加工することとが相俟つて細糸条部に実質
的に嵩高性を付与することなく、トルクのみを付
与することができる。
なお、前記仮撚加工を弛緩熱処理に引続いて行
えば、仮撚加工において弛緩熱処理時に受けた熱
が糸条の芯部のみに残存し、糸条の芯部の熱可塑
性が糸条の外側よりも良好となり、細糸条部に仮
撚加工による実質的な嵩高性を付与することな
く、トルクのみを付与するのに一層効果的であ
る。
えば、仮撚加工において弛緩熱処理時に受けた熱
が糸条の芯部のみに残存し、糸条の芯部の熱可塑
性が糸条の外側よりも良好となり、細糸条部に仮
撚加工による実質的な嵩高性を付与することな
く、トルクのみを付与するのに一層効果的であ
る。
前記仮撚加工における施撚手段としては、低加
工張力で施撚が可能なものであればいかなるもの
でもよく、空気渦流ノズルや高速回転する中空円
筒管内に発生させたバルーニングによる施撚手段
などが挙げられる。
工張力で施撚が可能なものであればいかなるもの
でもよく、空気渦流ノズルや高速回転する中空円
筒管内に発生させたバルーニングによる施撚手段
などが挙げられる。
第2図はかかる本発明シツクアンドシンヤーン
の製造工程の一例を示す工程概略図であり、高配
向ポリエステル未延伸糸スプール1より引き出さ
れた糸条Fは第1ローラー2によつて第1ローラ
ー2と第1ローラー2よりも高速で回転する第2
ローラー3との間の延伸域に供給され、電磁ソレ
ノイド15の振巾運動が伝達される支点4に直結
している糸振巾ガイド5を通り、糸の振巾する支
点となる支点ガイド6至る。この糸振巾ガイド5
と支点ガイド6の間には水又は水性液体を付着す
る装置が設置してあり、7は直径の比較的小さい
水付用回転ローラー、8は水槽、9は水又は水性
液体である。ここで糸条Fはランダムパルス発振
器を信号源とする電磁ソレノイドの振巾作用によ
り支点ガイド6を支点として水付用回転ローラー
7に接触している位置から水付用回転ローラー7
より最も離れた位置までの間で振巾する。この際
に水付用回転ローラー7に糸条が接した部分が水
付部となり、接しない部分が非水付部となる。水
付部と非水付部の長さや両者の長さの比はマイク
ロコンピユーターやフイルム式フオトセンサー等
とランダムパルス発生ユニツトとを併用すること
により自在に変化でき、糸条の長手方向に沿つて
所望とする適宜の長さで水付部と非水付部とが混
在する糸条とすることがきる。そして糸条Fは支
点ガイド6を経て第1ヒーター10に入り、延伸
下で加熱処理が施される。
の製造工程の一例を示す工程概略図であり、高配
向ポリエステル未延伸糸スプール1より引き出さ
れた糸条Fは第1ローラー2によつて第1ローラ
ー2と第1ローラー2よりも高速で回転する第2
ローラー3との間の延伸域に供給され、電磁ソレ
ノイド15の振巾運動が伝達される支点4に直結
している糸振巾ガイド5を通り、糸の振巾する支
点となる支点ガイド6至る。この糸振巾ガイド5
と支点ガイド6の間には水又は水性液体を付着す
る装置が設置してあり、7は直径の比較的小さい
水付用回転ローラー、8は水槽、9は水又は水性
液体である。ここで糸条Fはランダムパルス発振
器を信号源とする電磁ソレノイドの振巾作用によ
り支点ガイド6を支点として水付用回転ローラー
7に接触している位置から水付用回転ローラー7
より最も離れた位置までの間で振巾する。この際
に水付用回転ローラー7に糸条が接した部分が水
付部となり、接しない部分が非水付部となる。水
付部と非水付部の長さや両者の長さの比はマイク
ロコンピユーターやフイルム式フオトセンサー等
とランダムパルス発生ユニツトとを併用すること
により自在に変化でき、糸条の長手方向に沿つて
所望とする適宜の長さで水付部と非水付部とが混
在する糸条とすることがきる。そして糸条Fは支
点ガイド6を経て第1ヒーター10に入り、延伸
下で加熱処理が施される。
次に糸条Fは第2ローラー3を経て第2ローラ
ー3と第2ローラー3よりも低速で回転する第3
ローラー12により、下方に向つて過剰供給され
つつ、その後上方に引き上げられながら第2ヒー
ター11に入り糸条の自重に抗して収縮せしめら
れて第1図に示す太糸条部aが形成される。
ー3と第2ローラー3よりも低速で回転する第3
ローラー12により、下方に向つて過剰供給され
つつ、その後上方に引き上げられながら第2ヒー
ター11に入り糸条の自重に抗して収縮せしめら
れて第1図に示す太糸条部aが形成される。
次いで糸条Fは第3ローラー12を経て第3ロ
ーラー12と第4ローラー13との間に設けられ
た施撚手段14によつて加熱することなく、低加
工張力下で仮撚加工されて細糸条部に仮撚加工に
よるトルクのみが付与され、第4ローラー13を
出て捲取ローラー15によりパツケージ16に捲
取られる。
ーラー12と第4ローラー13との間に設けられ
た施撚手段14によつて加熱することなく、低加
工張力下で仮撚加工されて細糸条部に仮撚加工に
よるトルクのみが付与され、第4ローラー13を
出て捲取ローラー15によりパツケージ16に捲
取られる。
本発明におけるポリエステルとは、分子鎖中に
エステル結合を有するポリマーであつて、ポリエ
チレンテレフタレートで代表されるホモポリマー
及びこれらのコポリマーあるいはブレンドポリマ
ー等をも包含する。
エステル結合を有するポリマーであつて、ポリエ
チレンテレフタレートで代表されるホモポリマー
及びこれらのコポリマーあるいはブレンドポリマ
ー等をも包含する。
以上述べた如く本発明シツクアンドシンヤーン
は、太糸条部を構成する単糸フイラメントのみが
三次元的なクリンプを有するものであるからクリ
ンプを有しない場合に比して曲げ剛性が低くな
り、太糸条部であつても曲げ剛性が過大とならず
従つて太細効果に優れしかも細糸条部はクリンプ
を有しないでトルクによる伸縮性を有しているこ
とから捲取張力調整機能を有しない捲取装置でス
クエアチーズ状に捲上げてもチーズ両耳部のみが
極端に硬くなつたり、耳高となつて捲姿が不良と
なつたり、渡り糸が発生するとともにトラバース
ガイド外れのため捲取不能となつたりすることが
なく円滑に捲取ることが可能である。
は、太糸条部を構成する単糸フイラメントのみが
三次元的なクリンプを有するものであるからクリ
ンプを有しない場合に比して曲げ剛性が低くな
り、太糸条部であつても曲げ剛性が過大とならず
従つて太細効果に優れしかも細糸条部はクリンプ
を有しないでトルクによる伸縮性を有しているこ
とから捲取張力調整機能を有しない捲取装置でス
クエアチーズ状に捲上げてもチーズ両耳部のみが
極端に硬くなつたり、耳高となつて捲姿が不良と
なつたり、渡り糸が発生するとともにトラバース
ガイド外れのため捲取不能となつたりすることが
なく円滑に捲取ることが可能である。
以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
実施例
ポリエチレンテレフタレートを高速紡糸して得
た複屈折率(Δn)が45×10-3の高配向ポリエス
テル未延伸糸230d/48f(自然延伸比1.533)を第
2図に示す工程において第4ローラーを消極回転
するローラーガイドとして、先ず第1ローラーに
供給し、第1ローラーの表面速度46.8m/min、
第2ローラーの表面速度80m/min(延伸倍率
1.710)で延伸しつつマイクロコンピユーターと
ランダムパルス発生ユニツトを併用して水付時間
0.04sec、非水付時間0.1secの繰返しで間歇的に水
を付着し、第1ヒーター(蓋付き非接触ヒータ
ー、ヒーター長0.6m)の温度250℃で熱処理した
後、第2ローラーを経て、第2ローラーと表面速
度68.8m/minの第3ローラーとにより下方に向
つて過剰供給率16.3%で供給しつつ、その後上方
に引き上げながら、第2ヒーター(蓋付き接触ヒ
ーター、ヒーター長0.9m)の温度220℃で弛緩熱
処理し、引続き空気ノズルへの圧縮空気供給圧力
2.0Kg/cm2、空気流量25l/minで加熱することな
く仮撚加工を施し、捲取オーバーフイード率2.93
%、綾角度11.5゜で捲取つた。この場合の仮撚加
工張力は0.5〜1.0gと低く、ノズル通過時の糸条
に肉眼で明瞭に太細が観察でき、しかも円滑に捲
取りができ、捲姿の良好なスクエアチーズが得ら
れた。なお得られた糸条の前述した測定法による
トルクは40(t/m)であつた。
た複屈折率(Δn)が45×10-3の高配向ポリエス
テル未延伸糸230d/48f(自然延伸比1.533)を第
2図に示す工程において第4ローラーを消極回転
するローラーガイドとして、先ず第1ローラーに
供給し、第1ローラーの表面速度46.8m/min、
第2ローラーの表面速度80m/min(延伸倍率
1.710)で延伸しつつマイクロコンピユーターと
ランダムパルス発生ユニツトを併用して水付時間
0.04sec、非水付時間0.1secの繰返しで間歇的に水
を付着し、第1ヒーター(蓋付き非接触ヒータ
ー、ヒーター長0.6m)の温度250℃で熱処理した
後、第2ローラーを経て、第2ローラーと表面速
度68.8m/minの第3ローラーとにより下方に向
つて過剰供給率16.3%で供給しつつ、その後上方
に引き上げながら、第2ヒーター(蓋付き接触ヒ
ーター、ヒーター長0.9m)の温度220℃で弛緩熱
処理し、引続き空気ノズルへの圧縮空気供給圧力
2.0Kg/cm2、空気流量25l/minで加熱することな
く仮撚加工を施し、捲取オーバーフイード率2.93
%、綾角度11.5゜で捲取つた。この場合の仮撚加
工張力は0.5〜1.0gと低く、ノズル通過時の糸条
に肉眼で明瞭に太細が観察でき、しかも円滑に捲
取りができ、捲姿の良好なスクエアチーズが得ら
れた。なお得られた糸条の前述した測定法による
トルクは40(t/m)であつた。
かくして得られた本発明シツクアンドシンヤー
ンはその太糸条部の繊度が270d、細糸条部の繊
度が156dであり、延伸倍率1.71を上廻る太細比の
ある糸条であり、太糸条部を構成する単糸フイラ
メントは三次元的なクリンプを有するとともにそ
の断面が太細を有するものであつた。一方、細糸
条部は構成する単糸フイラメントにクリンプが見
られず、その断面が太細を有しないものであつ
た。またこのシツクアンドシンヤーンの複屈折率
(Δn)を測定した結果は太糸条部で50×10-3、細
糸条部で160×10-3といずれも供給原糸のそれを
上廻るものであつた。このシツクアンドシンヤー
ンを経糸密度72本/吋、緯糸密度66本/吋で平組
織に製織した後、分散染料で130℃×60min間染
色を行つたところ、得られた布帛は太糸条部の脆
化が殆んど見られず、かつ深みのある濃色に染色
されており、濃淡効果にすぐれており、太糸条部
の粗硬化感のないスパンライクな表面効果を有す
る布帛であつた。
ンはその太糸条部の繊度が270d、細糸条部の繊
度が156dであり、延伸倍率1.71を上廻る太細比の
ある糸条であり、太糸条部を構成する単糸フイラ
メントは三次元的なクリンプを有するとともにそ
の断面が太細を有するものであつた。一方、細糸
条部は構成する単糸フイラメントにクリンプが見
られず、その断面が太細を有しないものであつ
た。またこのシツクアンドシンヤーンの複屈折率
(Δn)を測定した結果は太糸条部で50×10-3、細
糸条部で160×10-3といずれも供給原糸のそれを
上廻るものであつた。このシツクアンドシンヤー
ンを経糸密度72本/吋、緯糸密度66本/吋で平組
織に製織した後、分散染料で130℃×60min間染
色を行つたところ、得られた布帛は太糸条部の脆
化が殆んど見られず、かつ深みのある濃色に染色
されており、濃淡効果にすぐれており、太糸条部
の粗硬化感のないスパンライクな表面効果を有す
る布帛であつた。
比較例
実施例と同じ試料を用いて空気ノズルへの圧縮
空気の供給を停止する以外は実施例と同じ加工条
件で加工を行い、比較の加工糸を製造しパツケー
ジに捲取つたところ、チーズ両耳端部の捲取時に
捲取張力が極端に高くなり、ひようたん状のパツ
ケージに捲上り、回転不良を起して500g以上の
パツケージには捲上げられなかつた。
空気の供給を停止する以外は実施例と同じ加工条
件で加工を行い、比較の加工糸を製造しパツケー
ジに捲取つたところ、チーズ両耳端部の捲取時に
捲取張力が極端に高くなり、ひようたん状のパツ
ケージに捲上り、回転不良を起して500g以上の
パツケージには捲上げられなかつた。
また実施例と同じ試料を用いて空気ノズルへの
圧縮空気の供給圧力を7.2Kg/cm2とする以外は実
施例と同じ加工条件で比較の加工糸を製造し、パ
ツケージに捲取つたところ、捲取張力は安定して
おり、捲姿も良好であつたが、得られた糸条のト
ルクは150と高く、細糸条部にも捲縮クリンプが
発現しており、太細効果に欠けたものであつた。
圧縮空気の供給圧力を7.2Kg/cm2とする以外は実
施例と同じ加工条件で比較の加工糸を製造し、パ
ツケージに捲取つたところ、捲取張力は安定して
おり、捲姿も良好であつたが、得られた糸条のト
ルクは150と高く、細糸条部にも捲縮クリンプが
発現しており、太細効果に欠けたものであつた。
第1図は本発明シツクアンドシンヤーンの側面
概略図、第2図は本発明シツクアンドシンヤーン
の製造工程の一例を示す工程概略図である。 a……太糸条部、b……細糸条部、1……スプ
ール、2……第1ローラー、3……第2ローラ
ー、4……支点、5……糸振巾ガイド、6……支
点ガイド、7……回転ローラー、8……水槽、9
……水又は水性液体、10……第1ヒーター、1
1……第2ヒーター、12……第3ローラー、1
3……第4ローラー、14……施撚手段、15…
捲取ローラー、16……パツケージ、F……糸
条。
概略図、第2図は本発明シツクアンドシンヤーン
の製造工程の一例を示す工程概略図である。 a……太糸条部、b……細糸条部、1……スプ
ール、2……第1ローラー、3……第2ローラ
ー、4……支点、5……糸振巾ガイド、6……支
点ガイド、7……回転ローラー、8……水槽、9
……水又は水性液体、10……第1ヒーター、1
1……第2ヒーター、12……第3ローラー、1
3……第4ローラー、14……施撚手段、15…
捲取ローラー、16……パツケージ、F……糸
条。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高速紡糸した複屈折率(Δn)が15×10-3以
上の高配向ポリエステル未延伸糸を供給原糸とし
て得た長手方向に太細部を有する糸条であつて、
太糸条部を構成する単糸フイラメントのみが、三
次元的なクリンプを有しており、かつ糸条が仮撚
加工によるトルクを有していることを特徴とする
ポリエステルシツクアンドシンヤーン。 2 トルクT(t/m)が 100/√≦T≦1000/√(Dは糸条の繊
度(デニール)) である特許請求の範囲第1項記載のポリエステル
シツクアンドシンヤーン。 ただしトルクTは室温下で長さ60cmの試料の中
点Cに2mg/dの荷重をかけ、2つに折りたたん
で30cmの長さとし、該荷重を懸垂した状態で、C
端を自由端、他端を固定端として糸条の施回力に
よつて自由回転させたときの撚回数(t/m)で
表わしたものである。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16382883A JPS6059145A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | ポリエステルシツクアンドシンヤ−ン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16382883A JPS6059145A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | ポリエステルシツクアンドシンヤ−ン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6059145A JPS6059145A (ja) | 1985-04-05 |
| JPH0453968B2 true JPH0453968B2 (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=15781512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16382883A Granted JPS6059145A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | ポリエステルシツクアンドシンヤ−ン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6059145A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0791708B2 (ja) * | 1986-07-30 | 1995-10-04 | ユニチカ株式会社 | 太細を有する捲縮糸の製造法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57199826A (en) * | 1981-05-27 | 1982-12-07 | Unitika Ltd | Production of special polyester yarn |
-
1983
- 1983-09-05 JP JP16382883A patent/JPS6059145A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6059145A (ja) | 1985-04-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4791026A (en) | Synthetic polymer multifilament yarn useful for bulky yarn and process for producing the same | |
| US4244171A (en) | Bulkable filamentary yarn | |
| US4292799A (en) | Spun yarn-like textured yarns and process for producing same | |
| US4578940A (en) | Method for manufacturing sewing thread | |
| US4262481A (en) | Spun yarn-like high bulky textured yarns and process for producing same | |
| JPH0453968B2 (ja) | ||
| JPS59179808A (ja) | ポリエステルスラブヤ−ン | |
| JPH0453969B2 (ja) | ||
| US4656825A (en) | Sewing thread and method for manufacturing the same | |
| JPS5911692B2 (ja) | マルチフイラメント糸 | |
| EP0072881B1 (en) | A sewing thread and method for manufacturing the same | |
| JPS6221886B2 (ja) | ||
| JP2001226842A (ja) | ポリエステル異収縮混繊糸 | |
| JP2585523B2 (ja) | 嵩高加工糸の製造方法 | |
| JP2930251B2 (ja) | 太さ斑を有するループ毛羽糸の製造方法 | |
| JPS6328141B2 (ja) | ||
| JPS5915536A (ja) | 太細糸の製造方法 | |
| JPS6075628A (ja) | ポリエステル特殊加工糸 | |
| JP3572865B2 (ja) | 潜在3次元捲縮発現性自己伸長糸とその製造方法および複合糸 | |
| JPS593575B2 (ja) | 紡績糸様フイラメント加工糸およびその製造法 | |
| JPS6238454B2 (ja) | ||
| JPS5813656B2 (ja) | 潜在性かさ高糸の製造方法 | |
| JP2000144539A (ja) | 複合加工糸および複合加工糸の製造方法 | |
| JPS6317135B2 (ja) | ||
| JPS636653B2 (ja) |