JPH0455453B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0455453B2 JPH0455453B2 JP22228884A JP22228884A JPH0455453B2 JP H0455453 B2 JPH0455453 B2 JP H0455453B2 JP 22228884 A JP22228884 A JP 22228884A JP 22228884 A JP22228884 A JP 22228884A JP H0455453 B2 JPH0455453 B2 JP H0455453B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- esterified product
- diene polymer
- hydroxyl group
- succinic anhydride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はゴム組成物に関し、より詳しくは機械
的性質の改良された加硫ゴムに与えるゴム組成物
に関するものである。 従来、固形ゴムに末端に水酸基を有する液状ジ
エン系重合体を配合してなるゴム組成物が知られ
ており、このものから得られる加硫ゴムは緩衝材
等に用いられている。しかしながら、この組成物
は配合時における取扱い等の作業性に優れている
ものの、この組成物から得られる加硫ゴムの機械
的性質、殊に引張強度、モジユラスに改良の余地
があつた。さらに、動的発熱量が大きいという欠
点も有している。 そこで本発明者は、上記欠点を解消したゴム組
成物を開発すべく鋭意研究した結果、固形ゴムに
特定の物質を加えることにより目的とするゴム組
成物が得られることを見い出し、この知見に基づ
いて本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は、固形ゴムおよび末端に水酸
基を有する液状ジエン系重合体とアルケニル無水
コハク酸とのエステル化物からなるゴム組成物で
ある。 本発明において固形ゴムとしては特に制限はな
く、合成ゴムあるいは天然ゴム等広く用いられ
る。具体的にはブタジエンゴム(BR),イソプ
レンゴム(IR),クロロプレンゴム(CR),スチ
レン−ブタジエンゴム(SBR),アクリロニトリ
ルーブタジエンゴム(NBR),イソブチレン−イ
ソプレンゴム(IIR)などやこれらの混合物が挙
げられる。 次に、本発明の末端に水酸基を有する液状ジエ
ン系重合体とアルケニル無水コハク酸とのエステ
ル化物とは、末端に水酸基を有する液状ジエン系
重合体とアルケニル無水コハク酸をエステル化反
応させて得られるものである。ここで、末端に水
酸基を有する液状ジエン系重合体としては、数平
均分子量300〜20000、好ましくは500〜6000程度、
水酸基当量0.1〜10meq/g程度、好ましくは0.3
〜3meq/gのものが用いられる。具体的にはブ
タジエンホモポリマー、イソプレンホモポリマ
ー、ブタジエン−スチレンコポリマー、ブタジエ
ン−イソプレンコポリマー、ブタジエン−アクリ
ロニトリルコポリマー、ブタジエン−2−エチル
ヘキシルアクリレートコポリマー、ブタジエン−
n−オクタデシルアクリレートコポリマーなどが
挙げられる。 また、アルケニル無水コハク酸はアルケニル基
を有する無水コハク酸であり、アルケニル基とし
ては具体的にはテトラデセニル基、ヘキサデセニ
ル基、オクタデセニル基等のオレフイン、プロピ
レンオリゴマー、イソブチレンオリゴマー等のオ
レフインオリゴマーなどが挙げられる。 エステル化反応は通常行なわれている方法でよ
く、特に制限はない。すなわち、末端に水酸基を
有する液状ジエン系重合体とアルケニル無水コハ
ク酸を配合し、反応温度10〜200℃、好ましくは
70〜180℃、反応圧力1〜10atm、好ましくは1
〜5atm下にて0.5〜24時間、好ましくは1〜12時
間反応を行なえばよい。末端に水酸基を有する液
状ジエン系重合体とアルケニル無水コハク酸の配
合割合は液状ジエン系重合体の水酸基当量等を考
慮して決定すればよく、該重合体中のすべての水
酸基をエステル化し得る量以上のアルケニル無水
コハク酸を用いるべきものである。 また、この反応は無溶媒下でも進行するが、溶
媒を用いることが好ましい。その場合に使用する
溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレンなど
が挙げられる。さらに、エステル化触媒として硫
酸、パラトルエンスルホン酸などを用いることも
できる。 このようにして得られるエステル化物は数平均
分子量400〜25000、好ましくは600〜6000、粘度
0.1〜3000ポイズ/25℃、好ましくは1〜100ポイ
ズ/25℃、酸価1〜1000mgKOH/g程度、好ま
しくは10〜300mgKOH/gのものである。 本発明のゴム組成物は、前記固形ゴムと上記の
如くして得られたエステル化物を配合、混練する
ことにより得られる。 本発明は原則的にはこれら固形ゴムとエステル
化物の二成分からなるが、必要により種々の添加
剤を配合することができる。この場合に用いる添
加剤としてはイオウ,有機イオウ化合物,金属酸
化物,ポリアミンなどの架橋あるいは加硫剤;ア
ルデヒド−アミン類,ジチオカーバメート類,グ
アニジン類,サルフアイド類などの加硫促進剤;
金属酸化物,脂肪酸などの加硫促進助剤;アミン
類,アミン−アルデヒド反応物,アミン−ケトン
反応物,フエノール類などの老化防止剤;カーボ
ンブラツク,ホワイトカーボンなどの補強剤;炭
酸カルシウム,塩基性炭酸マグネシウム,けいそ
う土,クレーなどの充填剤;水素添加ロジン,ク
マロン−インデン樹脂,ポリブデンなどの粘着付
与剤;ジメチルフタレート(DMP),ジエチルフ
タレート(DEP),ジオクチルフタレート
(DOP)などの可塑剤;パラフイン系、ナフテン
系、芳香族系などのプロセス油などが挙げられ
る。 本発明の組成物は上記各成分を配合することに
より得られる。固形ゴムとエステル化物の配合割
合は特に制限はないが、通常固形ゴム100重量部
に対してエステル化物1〜50重量部、好ましくは
5〜45重量部である。エステル化物の配合量が1
重量部未満であると、ゴム練りの作業性に劣り、
また50重量部を超えると、組成物の物性が低下
し、かつ、ブリード現象が生じ好ましくない。 各成分の配合は内部混合機ロール、ゴム練用二
本ロールなどにより10〜120℃、好ましくは20〜
80℃にて5〜200分間、好ましくは10〜60分間行
なえば良い。 このようにして得られたゴム組成物を加硫する
ことにより得られる加硫ゴムは機械的性質、特に
引張強度、300%モジユラス等に優れており、動
的発熱量も低いものである。 したがつて、本発明のゴム組成物は緩衝材、タ
イヤ等に極めて好適に使用することができる。 次に、本発明を実施例により詳しく説明する。 製造例(末端に水酸基を有する液状ジエン系重合
体とアルケニル無水コハク酸とのエステル化物の
製造) 水酸基を有する液状ポリブタジエン(出光石油
化学(株)製、数平均分子量2800、水酸基当量
0.82meq/g)100gおよびイソブテン4量体の無
水マレイン酸付加物52.8gをベンゼン200mlと共に
還流管付1フラスコに入れ、還流下で4時間反
応を行なつた。その後、ベンゼンを留去し、淡黄
色液状のエステル化物を得た。このものは粘度50
ポイズ/25℃、数平均分子量2830、酸価67mg
KOH/gであつた。 実施例1,2および比較例1〜3 第1表に示す各成分を所定量配合し、内部混合
機ロールにより45℃で30分間混練し、ゴム組成物
を製造した。 得られたゴム組成物を150℃で30分間プレス加
硫して加硫ゴムを得た。このものの引張強度、伸
び、300%モジユラスおよび発熱量の測定結果を
第1表に示す。 【表】
的性質の改良された加硫ゴムに与えるゴム組成物
に関するものである。 従来、固形ゴムに末端に水酸基を有する液状ジ
エン系重合体を配合してなるゴム組成物が知られ
ており、このものから得られる加硫ゴムは緩衝材
等に用いられている。しかしながら、この組成物
は配合時における取扱い等の作業性に優れている
ものの、この組成物から得られる加硫ゴムの機械
的性質、殊に引張強度、モジユラスに改良の余地
があつた。さらに、動的発熱量が大きいという欠
点も有している。 そこで本発明者は、上記欠点を解消したゴム組
成物を開発すべく鋭意研究した結果、固形ゴムに
特定の物質を加えることにより目的とするゴム組
成物が得られることを見い出し、この知見に基づ
いて本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は、固形ゴムおよび末端に水酸
基を有する液状ジエン系重合体とアルケニル無水
コハク酸とのエステル化物からなるゴム組成物で
ある。 本発明において固形ゴムとしては特に制限はな
く、合成ゴムあるいは天然ゴム等広く用いられ
る。具体的にはブタジエンゴム(BR),イソプ
レンゴム(IR),クロロプレンゴム(CR),スチ
レン−ブタジエンゴム(SBR),アクリロニトリ
ルーブタジエンゴム(NBR),イソブチレン−イ
ソプレンゴム(IIR)などやこれらの混合物が挙
げられる。 次に、本発明の末端に水酸基を有する液状ジエ
ン系重合体とアルケニル無水コハク酸とのエステ
ル化物とは、末端に水酸基を有する液状ジエン系
重合体とアルケニル無水コハク酸をエステル化反
応させて得られるものである。ここで、末端に水
酸基を有する液状ジエン系重合体としては、数平
均分子量300〜20000、好ましくは500〜6000程度、
水酸基当量0.1〜10meq/g程度、好ましくは0.3
〜3meq/gのものが用いられる。具体的にはブ
タジエンホモポリマー、イソプレンホモポリマ
ー、ブタジエン−スチレンコポリマー、ブタジエ
ン−イソプレンコポリマー、ブタジエン−アクリ
ロニトリルコポリマー、ブタジエン−2−エチル
ヘキシルアクリレートコポリマー、ブタジエン−
n−オクタデシルアクリレートコポリマーなどが
挙げられる。 また、アルケニル無水コハク酸はアルケニル基
を有する無水コハク酸であり、アルケニル基とし
ては具体的にはテトラデセニル基、ヘキサデセニ
ル基、オクタデセニル基等のオレフイン、プロピ
レンオリゴマー、イソブチレンオリゴマー等のオ
レフインオリゴマーなどが挙げられる。 エステル化反応は通常行なわれている方法でよ
く、特に制限はない。すなわち、末端に水酸基を
有する液状ジエン系重合体とアルケニル無水コハ
ク酸を配合し、反応温度10〜200℃、好ましくは
70〜180℃、反応圧力1〜10atm、好ましくは1
〜5atm下にて0.5〜24時間、好ましくは1〜12時
間反応を行なえばよい。末端に水酸基を有する液
状ジエン系重合体とアルケニル無水コハク酸の配
合割合は液状ジエン系重合体の水酸基当量等を考
慮して決定すればよく、該重合体中のすべての水
酸基をエステル化し得る量以上のアルケニル無水
コハク酸を用いるべきものである。 また、この反応は無溶媒下でも進行するが、溶
媒を用いることが好ましい。その場合に使用する
溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレンなど
が挙げられる。さらに、エステル化触媒として硫
酸、パラトルエンスルホン酸などを用いることも
できる。 このようにして得られるエステル化物は数平均
分子量400〜25000、好ましくは600〜6000、粘度
0.1〜3000ポイズ/25℃、好ましくは1〜100ポイ
ズ/25℃、酸価1〜1000mgKOH/g程度、好ま
しくは10〜300mgKOH/gのものである。 本発明のゴム組成物は、前記固形ゴムと上記の
如くして得られたエステル化物を配合、混練する
ことにより得られる。 本発明は原則的にはこれら固形ゴムとエステル
化物の二成分からなるが、必要により種々の添加
剤を配合することができる。この場合に用いる添
加剤としてはイオウ,有機イオウ化合物,金属酸
化物,ポリアミンなどの架橋あるいは加硫剤;ア
ルデヒド−アミン類,ジチオカーバメート類,グ
アニジン類,サルフアイド類などの加硫促進剤;
金属酸化物,脂肪酸などの加硫促進助剤;アミン
類,アミン−アルデヒド反応物,アミン−ケトン
反応物,フエノール類などの老化防止剤;カーボ
ンブラツク,ホワイトカーボンなどの補強剤;炭
酸カルシウム,塩基性炭酸マグネシウム,けいそ
う土,クレーなどの充填剤;水素添加ロジン,ク
マロン−インデン樹脂,ポリブデンなどの粘着付
与剤;ジメチルフタレート(DMP),ジエチルフ
タレート(DEP),ジオクチルフタレート
(DOP)などの可塑剤;パラフイン系、ナフテン
系、芳香族系などのプロセス油などが挙げられ
る。 本発明の組成物は上記各成分を配合することに
より得られる。固形ゴムとエステル化物の配合割
合は特に制限はないが、通常固形ゴム100重量部
に対してエステル化物1〜50重量部、好ましくは
5〜45重量部である。エステル化物の配合量が1
重量部未満であると、ゴム練りの作業性に劣り、
また50重量部を超えると、組成物の物性が低下
し、かつ、ブリード現象が生じ好ましくない。 各成分の配合は内部混合機ロール、ゴム練用二
本ロールなどにより10〜120℃、好ましくは20〜
80℃にて5〜200分間、好ましくは10〜60分間行
なえば良い。 このようにして得られたゴム組成物を加硫する
ことにより得られる加硫ゴムは機械的性質、特に
引張強度、300%モジユラス等に優れており、動
的発熱量も低いものである。 したがつて、本発明のゴム組成物は緩衝材、タ
イヤ等に極めて好適に使用することができる。 次に、本発明を実施例により詳しく説明する。 製造例(末端に水酸基を有する液状ジエン系重合
体とアルケニル無水コハク酸とのエステル化物の
製造) 水酸基を有する液状ポリブタジエン(出光石油
化学(株)製、数平均分子量2800、水酸基当量
0.82meq/g)100gおよびイソブテン4量体の無
水マレイン酸付加物52.8gをベンゼン200mlと共に
還流管付1フラスコに入れ、還流下で4時間反
応を行なつた。その後、ベンゼンを留去し、淡黄
色液状のエステル化物を得た。このものは粘度50
ポイズ/25℃、数平均分子量2830、酸価67mg
KOH/gであつた。 実施例1,2および比較例1〜3 第1表に示す各成分を所定量配合し、内部混合
機ロールにより45℃で30分間混練し、ゴム組成物
を製造した。 得られたゴム組成物を150℃で30分間プレス加
硫して加硫ゴムを得た。このものの引張強度、伸
び、300%モジユラスおよび発熱量の測定結果を
第1表に示す。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固形ゴムおよび末端に水酸基を有する液状ジ
エン系重合体とアルケニル無水コハク酸とのエス
テル化物からなるゴム組成物。 2 固形ゴム100重量部に対して、末端に水酸基
を有する液状ジエン系重合体とアルケニル無水コ
ハク酸とのエステル化物1〜50重量部を配合して
なる特許請求の範囲第1項記載のゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22228884A JPS61101542A (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 | ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22228884A JPS61101542A (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 | ゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61101542A JPS61101542A (ja) | 1986-05-20 |
| JPH0455453B2 true JPH0455453B2 (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=16780015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22228884A Granted JPS61101542A (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 | ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61101542A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5233317B2 (ja) * | 2008-02-26 | 2013-07-10 | 横浜ゴム株式会社 | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
| JP6198420B2 (ja) * | 2013-03-15 | 2017-09-20 | 三菱鉛筆株式会社 | 消去具 |
| US10626255B2 (en) * | 2015-06-04 | 2020-04-21 | Bridgestone Americas Tire Operations, Llc | Pneumatic tire having advantageous low temperature performance characteristics |
-
1984
- 1984-10-24 JP JP22228884A patent/JPS61101542A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61101542A (ja) | 1986-05-20 |
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