JPH0456876B2 - - Google Patents

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JPH0456876B2
JPH0456876B2 JP58201782A JP20178283A JPH0456876B2 JP H0456876 B2 JPH0456876 B2 JP H0456876B2 JP 58201782 A JP58201782 A JP 58201782A JP 20178283 A JP20178283 A JP 20178283A JP H0456876 B2 JPH0456876 B2 JP H0456876B2
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JP
Japan
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oil
extraction
adlay
coix
extracting
Prior art date
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JP58201782A
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JPS6092397A (ja
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Shoshichiro Inada
Yoshitaka Ozaki
Joji Ogasawara
Ryuichi Sakano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
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Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はハトムギより油分を抽出分離する方法
に関する。さらに詳しくは超臨界状態の二酸化炭
素を抽剤としてハトムギ、ハトムギ糖、ハトムギ
胚芽等(以下ハトムギ原料という)より高品位の
油分(以下ハトムギ油という)を抽出分離する方
法に関するものである。 ハトムギはイネ科の植物で古来中国を始め原産
地といわれる東南アジヤはもとよりブラジル、ギ
リシヤ、ローマ等で利用された記録もあり、その
種子は世界中で保健食、美容食として珍重された
ようである。日本には約300年程前に渡来し、自
家用、薬用として少量栽培されていた模様であ
る。 ハトムギ(以下ハトムギの種子をいう)の成分
は蛋白質、脂質の含有率が極めて高いのが特徴で
蛋白質の含有率は糖白粒で10%にも及ぶ。その成
分としてはグルタミン酸、ブロリン、ロイシン等
が主体で一般の植物性蛋白質のアミノ酸組成と共
通している。 脂質の含有率は精白粒で6%程度であり、特に
胚芽種皮の部分には30%に及ぶ場合もある。従つ
てハトムギは植物油資源としても有望であり、脂
質の性状は不乾性油に属し、脂肪酸組成はオレイ
ン酸が主体で一般の植物油と大差のないものであ
る。 しかし、ハトムギは古来漢方生薬としてヨクイ
ニンの名称で呼ばれてイボ取り薬として知られ、
他に慈養強壮、神経痛、リユーマチ、健胃整腸、
利尿、糖尿病などの薬として用いられてきたとこ
ろから前記一般の植物油とは違つた作用を持つも
のとされている。その上、色黒、シミ、ソバカ
ス、サメ肌、荒れ肌、吹出物、ニキビなどに効果
のある美容用として化粧品としても用いられ、さ
らにこれら種々の効果を期待できるところからハ
トムギをそのまゝハトムギ茶、ハトムギフレーク
にする他、加工して醤油、味噌、納豆、ゼリー、
菓子等にし、健康食品として商品化されている。 このように数多くの効用のあるハトムギの主成
分たる油分即ちハトムギ油を抽出分離するにはn
−ヘキサンのような有機溶剤を用いて抽出するの
が普通であるが、ハトムギ原料中の油脂は米糖同
様酸価が上昇しやすく、1〜2日で50近くも上昇
する。このためn−ヘキサンによる抽出では酸価
の高いものも同時に抽出され、かつ蒸留等の通常
の精製法ではロスが多く高品位のものを分離する
のは非常に困難である。 さらに、n−ヘキサンを留去するにはかなり長
時間加熱条件におかれるため、一部油成分が熱劣
化を受け変質するなどの欠点もある。その上ハト
ムギに含有された農薬成分がそのまゝ抽出されて
製品に入る傾向があり、これについても特別な除
去工程を必要とする。またハトムギ原料の抽残
(粕)を家畜の飼料として利用するには、これも
熱による変質を受けるため品質が低下してしま
う。その上当然のことながらこのように複雑な工
程を経るので経済的には有利な方法ではない。ま
た機械的圧搾による採油法(特開昭55−35052)
もあるが、これも精製が困難で経済的な方法とは
いえない。この外分子蒸留操作またはイオン交換
樹脂処理あるいはシリカゲル吸着などの方法も提
案されているが、いずれも前記溶剤抽出法に比べ
て工業的実施に有利な方法とはいえない。 このような状況に鑑み、本発明者らは工業的に
有利に高品位のハトムギ油を得る方法について鋭
意検討を重ねた結果、超臨界状態の二酸化炭素を
抽剤としてハトムギ原料を抽出分離すれば、前記
溶剤抽出法に欠点を排除し高品位のハトムギ油を
得ることを知り、さらに抽出プロセス、抽剤の種
類、抽出分離条件などについても検討を加え本発
明を完成するに到つた。 即ち本発明の目的はハトムギ原料より高品位の
ハトムギ油を工業的に有利に抽出分離する方法を
提供するにあり、その要旨はハトムギ、ハトムギ
糖、ハトムギ胚芽等に含まれる油分を抽出分離す
るに当り、抽剤として超臨界状態の二酸化炭素を
用いて経時的に分割抽出し、後期抽出分の低酸価
のハトムギ油を取得することを特徴とするハトム
ギ油の抽出法である。 超臨界状態の流体を用いて有機化合物を、それ
を含有する混合物から分離する方法は、例えば特
公昭54−10539号公報に記載のとおり公知である
がハトムギ原料よりハトムギ油を抽出する方法に
ついては未だ全く知られていない。 超臨界状態の流体とは臨界温度および臨界圧力
を超える状態にあるガスであつて例えば、エチレ
ン(9.9℃、50.5atm)、アンモニヤ(132.3℃、
111、3atm)、二酸化炭素(31.0、72.9atm)のご
とく臨界状態以上の条件にあるガスであつて、液
体に近い密度とガス体に近い大きな拡散係数を有
する流体である。この物性の故に種々の特定の化
合物を速かにかつ大量に効率よく抽出でき、しか
も製品に抽剤が残らないという特徴を有する。本
発明においては一般に前記超臨界状態にある流体
のいずれも使用可能であるが、対象が食品に関す
るものであるため、二酸化炭素を用いると無害か
つ不活性であり、比較的低温での処理が可能で、
取扱いおよび操作が簡単で経済的に有利であるな
どの数々の利点を享受することができるので通常
抽剤としてCO2を用いる。 以下本発明の実施態様をフローシートに基づい
て説明する。 第1図においてCO2シリンダー1より圧縮機2
を用いて所定の圧力まで圧縮したCO2を熱交換器
3を通して所定の抽出温度にし超臨界状態にして
抽出塔4へ導入する。抽出塔4には原料ハトムギ
を充填しておき、こゝで油分を抽出したCO2相を
減圧弁5を通して減圧し、セパレータ6に導き油
分をCO2から分離する。減圧されたCO2をコンデ
ンサー7で冷却・液化し圧縮機2を経てリサイク
ルする。 上記プロセスにおいて抽出塔内の超臨界状態の
CO2の圧力は70〜500Kg/cm2、好ましくは70〜300
Kg/cm3、温度は30〜90℃好ましくは30〜60℃の範
囲に保つて抽出することが必要である。上記圧力
および温度が下限値より低過ぎると超臨界状態と
ならず、また上限値より高過ぎると装置費が嵩む
ばかりか熱劣化などの悪影響の現れる場合もあ
る。抽剤がCO2の場合は、特に圧力200Kg/cm2
後、温度40℃前後の条件を用いると好結果が得ら
れる。 前記第1図に示したプロセスにおいてセパレー
タ6より経時的に油分を分離するが、分取の仕方
によつて得られる油分の成分が異つてくるので、
目的とする油分の品質によつて分割抽出を行な
い、初期抽出分、中期抽出分または/および後期
抽出分を取捨選択するのがよい。 本発明の方法により、特に後期抽出分より極め
て低酸価の高品位のハトムギ油を得ることができ
従来法に比し下記のごとくすぐれた効果が奏せら
れる。 (1) 超臨界状態の流体を使用するので抽出相から
の油分の分離が完全で、有機溶媒抽出の場合の
ように残留の可能性は全くない。 (2) 油残(粕)をそのまま飼料などに利用でき、
有機溶剤抽出の場合のような脱溶媒工程が不要
であるから経済的である。 (3) 分割抽出する場合には、遊離脂肪酸が優先的
に抽出されるので初期抽出分は高酸価油分、
中・後期抽出分特に後期抽出分は低酸価油分と
なる。 (4) 抽出相の色が非常に良く、中和による脱酸お
よび脱色工程が不要であるか、あるいはその負
荷が小さくて済む。 (5) 不鹸化物が少ない。 (6) 農薬成分の抽出されることが少なく安全性の
高い油分が得られる。 (7) トコフエロールを収率よく回収できる。 (8) おだやかな温度条件下、かつ不活性雰囲気中
で操作されるので油成分が劣化を受けることは
ない。 このように本発明の方法により抽出と分割が同
時に行なわれ、直ちに特に後期抽出分より低酸価
の高品位のハトムギ油を得、これをそのまゝ化粧
品、健康食品、医薬など各種の用途に供すること
ができ、たとえ精製を要する場合も簡単である。 以下実施例を示して本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明がこれに限定されるものではな
い。 実施例 1 水分10.37%、油分21.48%、酸価35.21のハトム
ギ原料2.5Kgを内容積5の抽出塔に充填し、第
1図に示すプロセスで抽出温度40℃、圧力100〜
250Kg/cm2のCO2を用いて抽出し、常温、大気圧
下で分離を行ない約445gの油分を得た。経時的
に分割した第1抽出分(A)14g、第2抽出分(B)42
g、第3抽出分(C)111g、第4抽出分(D)139g、第
5抽出分(E)97g、第6抽出分(F)42g、の組成を分
析したところ、その分析結果は第1表に示すとお
りであつた。比較のため従来のn−ヘキサンによ
る抽出油分の分析値も併せ示す。
【表】
【表】 なお抽残(粕)の分析値を第2表に示す。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施態様を示すフローシート
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハトムギ、ハトムギ糖、ハトムギ胚芽等に含
    まれる油分を抽出分離するに当り、抽剤として超
    臨界状態の二酸化炭素を用いて経時的に分割抽出
    し、後期抽出分の低酸価のハトムギ油を取得する
    ことを特徴とするハトムギ油の抽出法。 2 超臨界状態の二酸化炭素の圧力70〜300Kg/
    cm2、温度30〜60℃の範囲で抽出を行なう特許請求
    の範囲1記載の方法。
JP20178283A 1983-10-26 1983-10-26 ハトムギ油の抽出法 Granted JPS6092397A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20178283A JPS6092397A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 ハトムギ油の抽出法

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JP20178283A JPS6092397A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 ハトムギ油の抽出法

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Publication Number Publication Date
JPS6092397A JPS6092397A (ja) 1985-05-23
JPH0456876B2 true JPH0456876B2 (ja) 1992-09-09

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