JPH0458443B2 - - Google Patents
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- JPH0458443B2 JPH0458443B2 JP59038973A JP3897384A JPH0458443B2 JP H0458443 B2 JPH0458443 B2 JP H0458443B2 JP 59038973 A JP59038973 A JP 59038973A JP 3897384 A JP3897384 A JP 3897384A JP H0458443 B2 JPH0458443 B2 JP H0458443B2
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- C09B67/0001—Post-treatment of organic pigments or dyes
- C09B67/0004—Coated particulate pigments or dyes
- C09B67/0008—Coated particulate pigments or dyes with organic coatings
- C09B67/0009—Coated particulate pigments or dyes with organic coatings containing organic acid derivatives
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- A61K2800/412—Microsized, i.e. having sizes between 0.1 and 100 microns
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Description
本発明は新規なメークアツプ化粧料用表面処理
顔料に関するもので、更に詳しくは、滑らかで、
伸びが良く、モイスチヤー効果があり、皮膚刺激
のないはつ水性処理顔料を提供するものである。 従来パウダーフアンデーシヨン、ルージユ、ア
イシヤドウに代表されるメークアツプ化粧料は、
皮膚に発汗作用による化粧くずれの防止、いわゆ
る化粧持ちをよくするため、その中に金属石鹸を
添加したり、顔料の表面をシリコーン、金属石鹸
でコーテイングし、はつ水性を付与したものを用
いて来た。 しかし金属石鹸をパルク中に添加したものは充
分なはつ水性が得られないばかりか、金属石鹸自
体の皮膚刺激によるトラブルが発生したり、色の
くすみなどがあり好ましくない。 顔料の表面を金属石鹸処理したものは、若干こ
れらは改善されるものの、完全なものではなく、
伸び、感触の点でも不満が残る。 一方シリコーンで表面処理した顔料も多く使わ
れている。シリコーン処理顔料ははつ水性および
伸びの良さの点では非常にすぐれているが、付着
性が悪く、粉体自体のウエツト感がないため皮膚
が乾燥し、ガサガサし易いなどの欠点があつた。 本発明者らはこれまでの問題点を解決し、メー
クアツプ化粧料用顔料として理想的な顔料を開発
せんと鋭意研究の結果、本発明をするに至つた。 すなわち水素添加レシチンにより顔料および体
質顔料の表面を均一にコーテイングすることによ
り、滑らかで、伸びが良く、モイスチヤー効果が
あり、皮膚刺激のないはつ水性処理顔料を得る事
ができた。 以下本発明について詳細に述べる。 本発明に用いる水素添加レシチンは、卵黄、大
豆、コーン、なたねなどから抽出した天然のレシ
チンおよび合成レシチンに水素添加したものであ
り、ヨウ素価30以下のものである。 しかも水素添加前のレシチンは、酸化、変色し
ていない良質のものを選択する必要がある。 本発明で言うレシチンとは、フオスフアチジル
コリンだけでなく、フオスフアチジルエタノール
アミン、フオスフアチジルセリン、フオスフアチ
ジルイノシトールなど卵黄、大豆、コーン、なた
ねなどに含まれるリン脂質および中性脂肪を指
す。 これらのリン脂質は多くが不飽和脂肪酸エステ
ルであるため酸化し易く、変色、異臭の発生など
のトラブルがある。 このためレシチンは水素添加して安定にしたも
のを用いる必要がある。 特に卵黄レシチンに水素添加し、ヨウ素価30以
下のものを用いて顔料表面を処理した場合には、
以後変色、異臭の発生などのトラブルは全くな
く、非常に優れた処理顔料が得られた。 水素添加レシチンによる顔料、体質顔料の表面
処理方法の1例を挙げると、まず表面処理しよう
とする顔料(例えば酸化チタン、酸化亜鉛、酸化
ジルコニウム、弁柄、黄色酸化鉄、黒色酸化鉄、
群青、酸化クロム、水酸化クロム等の無機顔料、
タルク、カオリン、白雲母、絹雲母、その他の雲
母類、炭酸マグネシウム、、炭酸カルシウム、ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸
カルシウム、クレー類、その他の体質顔料、雲母
チタン、オキシ塩化ビスマス、シリカビーズ、ナ
イロン、アクリル等のプラスチツクビーズ、ター
ル色素、天然色素等)を水に分解させる。次に顔
料に対して0.3〜10重量%相当量の水素添加レシ
チンを加え激しく攪拌しつつ加熱し、水素添加レ
シチンを完全に溶解または乳化させる。この時点
で水素添加レシチンの一部は顔料の表面に配向吸
着する。更に完全に吸着させるには、Al、Mg、
Ca、Zn、Zr、Ti等の可溶性塩(例えば硫酸アル
ミニウム、塩化アルミニウム、硝酸アルミニウ
ム、硫酸アルミニウムカリウム、塩化マグネシウ
ム、硫酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、硫酸
マグネシウム、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシ
ウム、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、酢酸カ
ルシウム、塩化亜鉛、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛、酢酸
亜鉛、硫酸ジルコニウム、塩化ジルコニウム、オ
キシ硫酸チタン、四塩化チタン等)の1〜30%水
溶液を水素添加レシチンに対して0.1〜2当量に
なる様滴下する。これにより、水素添加レシチン
は水不溶性金属塩となり完全に顔料表面に配向吸
着する。またリン脂質と一緒に卵黄油などの中性
脂肪オイルなども同時にからめ込んで吸着させる
ことも可能である。これを遠心脱水機などで脱水
し、80〜120℃で乾燥し目的とする処理顔料を得
る。 この様にして得られた処理顔料は、滑らかで、
伸びが良く、モイスチヤー効果があり、皮膚刺激
がなく、はつ水性の強い、優れたメークアツプ化
粧料用顔料となる。更に本発明処理顔料は、反応
後の処理顔料を乾燥せずに、加熱などにより殺菌
して使用することにより、より多きな用途上の特
徴を発揮することができる。 具体的には、水中において各種顔料表面に水素
添加レシチンを配向吸着させた後、遠心脱水し、
プラスチツクフイルムに包装して熱湯中で加熱殺
菌する。 これを乾燥することなく、水物又は練物メーク
アツプ化粧料、例えば水白粉、練白粉、フアンデ
ーシヨン等のベース中へ混合使用する。 この処理顔料は、水素添加レシチンが配向吸着
していると同時に、多量の水を含んでいる。従つ
て反応後の脱水ケーキは特別の力を加える事な
く、皮膚障害をおこす原因にもなる界面活性剤を
多量に加えるなくとも容易に他の水系、エマルジ
ヨン系に簡単に分散し、しかも沈降しても再分散
の容易なものになる。 この様にして得られた水分散系メークアツプ化
粧料又はエマルジヨン系メークアツプ化粧料を皮
膚の上に塗布すると、非常に均一に強く付着す
る。 皮膚上の処理顔料は自然乾燥により水分を失
い、再度水にぬれることのない、はつ水性の強い
粒子として残る。従つて化粧くずれしにくく、長
時間化粧効果が持続できると共にしつとりして皮
膚刺激がなく、非常に優れたメークアツプ化粧料
となる。 以下実施例により更に詳細に説明する。 実施例 1 セリサイト1Kgを激しく攪拌している5の水
に加え均一に分散した。これに水素添加した卵黄
レシチン(リン脂質60%、ヨウ素価28)10gを加
えて70℃に加熱して完全に懸濁した。 次に20%硫酸アルミ水溶液80mlを10分間にわた
つて滴下し更に10分間攪拌し続けた。 これを遠心脱水機にて脱水し、粉砕して105℃
16時間熱風乾燥して処理顔料を得た。 得られた処理セリサイトははつ水性が強く、非
常になめらかで、しつとりとしており、皮膚につ
けてもガサガサした感じがなく、優れた感触で、
メークアツプ化粧料用顔料として理想的なもので
あつた。 比較例 1 セリサイト100gを激しく攪拌している0.5の
水に加えて均一に分散した。これにミリスチン酸
カリ1gを加えて完全に溶解した。次で20%硫酸
亜鉛水溶液10mlを10分間にわたつて滴下し、更に
10分間攪拌を続けた。反応終了後ヌツチエで吸引
ろかし細かく砕つて105℃10時間熱風乾燥した。 得られた金属石鹸処理セリサイトは付着性は良
いもののややギシギシして伸びが悪かつた。 またはつ水性もやや劣つていた。 比較例 2 ジメチルハイドロジエンポリシロキサン1.5g
をベンゼン15gに完全に溶解し、セリサイト50g
に加えて家庭用ミキサーで5分間混合いた。これ
を室温で風乾しベンゼンを完全に除いた後120℃
で3時間焼付処理した。 得られたシリコン処理セリサイトは若干特異臭
があり、はつ水性、流動性が優れているが、粉体
は非常にドライな感触で付着性が悪く、皮膚につ
けるとカサカサになつた。 実施例 2 タルク1Kgを激しく攪拌している4の水に加
えて均一に分散した。次に水素添加した大豆レシ
チン(リン脂質30 %ヨウ素価5)20gを1の
熱水に溶解し、前記の顔料分散液に加えた。 これに20%硝酸アルミ水溶液100mlを10分間に
わたつて滴下し、更に10分間攪拌を続けた。 これを遠心脱水機で脱水し105℃で16時間熱風
乾燥した。 得られた処理タルクは、ごくわずか黄色である
がはつ水性が強く、非常になめらかで、しつとり
としており、優れた感触であつた。 実施例 3 マイカ、雲母チタン、酸化チタン、黄色酸化
鉄、弁柄、黒色酸化鉄各々1Kgを次の方法によつ
て処理した。 まず顔料を1Kgを激しく攪番している4の水
に加えて均一に分散した。次に水素添加した卵黄
レシチン(リン脂質30% ヨウ素価5)30gを1
の熱水に溶解し、前記の顔料分散液に加えた。 これに20%硝酸アルミ水溶液100mlを10分間に
わたつて滴下し、更に10分間攪拌を続けた。 これを遠心脱水機で脱水し105℃で16時間熱風
乾燥して処理マイカ、処理雲母チタン、処理酸化
チタン、処理黄色酸化鉄、処理弁柄、処理黒色酸
化鉄を得た。 得られた処理顔料は、いずれもはつ水性が強
く、なめらかで、しつとりとして、優れた感触
で、メークアツプ化粧料用顔料として理想的なも
のであつた。 実施例4、比較例3 次の様な配合のパウダーフアンデーシヨンを作
つた。 パウダーフアンデーシヨン 成分1 実施例1の処理セリサイト 50.0(重量部) 実施例2の処理タルク 8.1 実施例3の処理マイカ粉 3.0 〃 処理雲母チタン 3.0 〃 処理酸化チタン 19.0 〃 処理黄色酸化鉄 3.0 〃 処理弁柄 1.0 〃 処理黒色酸化鉄 0.2 成分2 スクワラン 5.0(重量部) メチルポリシロキサン 3.0 ミリスチン酸イソプロピル 2.0 パラフイン 1.0 界面活性剤 1.0 防腐剤 0.2 香 料 0.5 成分1をヘンシルミキサーで混合し、アトマイ
ザーで粉砕する。この中に成分2の加熱混合物を
入れ、ヘンシルミキサーで混合後、再度アトマイ
ザー粉砕する。これを中皿に充填成型して製品と
した。 上記実施例で得られたパウダーフアンデーシヨ
ンは、スポンジで塗布する事も、又水を含むスポ
ンジで塗布する事もできるはつ水性の強いツーウ
エイタイプのパウダーフアンデーシヨンとなつ
た。全く同じ原料をあらかじめメチルハイドロジ
エンポリシロキサンで処理した顔料及び体質顔料
を用いて同じ成分2を加え同じ方法で作つたパウ
ダーフアンデーシヨンとを使用し比較した結果、
スポンジへののり、皮膚への付着、のび、化粧後
のなめらかさ及び化粧もちの点で本発明顔料を用
いたパウダーフアンデーシヨンは非常に優れてい
た。 なお実施例中卵黄レシチン、大豆レシチンと呼
んでいるが各々の含有リン脂質は次の様な組成の
ものを用いた。
顔料に関するもので、更に詳しくは、滑らかで、
伸びが良く、モイスチヤー効果があり、皮膚刺激
のないはつ水性処理顔料を提供するものである。 従来パウダーフアンデーシヨン、ルージユ、ア
イシヤドウに代表されるメークアツプ化粧料は、
皮膚に発汗作用による化粧くずれの防止、いわゆ
る化粧持ちをよくするため、その中に金属石鹸を
添加したり、顔料の表面をシリコーン、金属石鹸
でコーテイングし、はつ水性を付与したものを用
いて来た。 しかし金属石鹸をパルク中に添加したものは充
分なはつ水性が得られないばかりか、金属石鹸自
体の皮膚刺激によるトラブルが発生したり、色の
くすみなどがあり好ましくない。 顔料の表面を金属石鹸処理したものは、若干こ
れらは改善されるものの、完全なものではなく、
伸び、感触の点でも不満が残る。 一方シリコーンで表面処理した顔料も多く使わ
れている。シリコーン処理顔料ははつ水性および
伸びの良さの点では非常にすぐれているが、付着
性が悪く、粉体自体のウエツト感がないため皮膚
が乾燥し、ガサガサし易いなどの欠点があつた。 本発明者らはこれまでの問題点を解決し、メー
クアツプ化粧料用顔料として理想的な顔料を開発
せんと鋭意研究の結果、本発明をするに至つた。 すなわち水素添加レシチンにより顔料および体
質顔料の表面を均一にコーテイングすることによ
り、滑らかで、伸びが良く、モイスチヤー効果が
あり、皮膚刺激のないはつ水性処理顔料を得る事
ができた。 以下本発明について詳細に述べる。 本発明に用いる水素添加レシチンは、卵黄、大
豆、コーン、なたねなどから抽出した天然のレシ
チンおよび合成レシチンに水素添加したものであ
り、ヨウ素価30以下のものである。 しかも水素添加前のレシチンは、酸化、変色し
ていない良質のものを選択する必要がある。 本発明で言うレシチンとは、フオスフアチジル
コリンだけでなく、フオスフアチジルエタノール
アミン、フオスフアチジルセリン、フオスフアチ
ジルイノシトールなど卵黄、大豆、コーン、なた
ねなどに含まれるリン脂質および中性脂肪を指
す。 これらのリン脂質は多くが不飽和脂肪酸エステ
ルであるため酸化し易く、変色、異臭の発生など
のトラブルがある。 このためレシチンは水素添加して安定にしたも
のを用いる必要がある。 特に卵黄レシチンに水素添加し、ヨウ素価30以
下のものを用いて顔料表面を処理した場合には、
以後変色、異臭の発生などのトラブルは全くな
く、非常に優れた処理顔料が得られた。 水素添加レシチンによる顔料、体質顔料の表面
処理方法の1例を挙げると、まず表面処理しよう
とする顔料(例えば酸化チタン、酸化亜鉛、酸化
ジルコニウム、弁柄、黄色酸化鉄、黒色酸化鉄、
群青、酸化クロム、水酸化クロム等の無機顔料、
タルク、カオリン、白雲母、絹雲母、その他の雲
母類、炭酸マグネシウム、、炭酸カルシウム、ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸
カルシウム、クレー類、その他の体質顔料、雲母
チタン、オキシ塩化ビスマス、シリカビーズ、ナ
イロン、アクリル等のプラスチツクビーズ、ター
ル色素、天然色素等)を水に分解させる。次に顔
料に対して0.3〜10重量%相当量の水素添加レシ
チンを加え激しく攪拌しつつ加熱し、水素添加レ
シチンを完全に溶解または乳化させる。この時点
で水素添加レシチンの一部は顔料の表面に配向吸
着する。更に完全に吸着させるには、Al、Mg、
Ca、Zn、Zr、Ti等の可溶性塩(例えば硫酸アル
ミニウム、塩化アルミニウム、硝酸アルミニウ
ム、硫酸アルミニウムカリウム、塩化マグネシウ
ム、硫酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、硫酸
マグネシウム、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシ
ウム、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、酢酸カ
ルシウム、塩化亜鉛、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛、酢酸
亜鉛、硫酸ジルコニウム、塩化ジルコニウム、オ
キシ硫酸チタン、四塩化チタン等)の1〜30%水
溶液を水素添加レシチンに対して0.1〜2当量に
なる様滴下する。これにより、水素添加レシチン
は水不溶性金属塩となり完全に顔料表面に配向吸
着する。またリン脂質と一緒に卵黄油などの中性
脂肪オイルなども同時にからめ込んで吸着させる
ことも可能である。これを遠心脱水機などで脱水
し、80〜120℃で乾燥し目的とする処理顔料を得
る。 この様にして得られた処理顔料は、滑らかで、
伸びが良く、モイスチヤー効果があり、皮膚刺激
がなく、はつ水性の強い、優れたメークアツプ化
粧料用顔料となる。更に本発明処理顔料は、反応
後の処理顔料を乾燥せずに、加熱などにより殺菌
して使用することにより、より多きな用途上の特
徴を発揮することができる。 具体的には、水中において各種顔料表面に水素
添加レシチンを配向吸着させた後、遠心脱水し、
プラスチツクフイルムに包装して熱湯中で加熱殺
菌する。 これを乾燥することなく、水物又は練物メーク
アツプ化粧料、例えば水白粉、練白粉、フアンデ
ーシヨン等のベース中へ混合使用する。 この処理顔料は、水素添加レシチンが配向吸着
していると同時に、多量の水を含んでいる。従つ
て反応後の脱水ケーキは特別の力を加える事な
く、皮膚障害をおこす原因にもなる界面活性剤を
多量に加えるなくとも容易に他の水系、エマルジ
ヨン系に簡単に分散し、しかも沈降しても再分散
の容易なものになる。 この様にして得られた水分散系メークアツプ化
粧料又はエマルジヨン系メークアツプ化粧料を皮
膚の上に塗布すると、非常に均一に強く付着す
る。 皮膚上の処理顔料は自然乾燥により水分を失
い、再度水にぬれることのない、はつ水性の強い
粒子として残る。従つて化粧くずれしにくく、長
時間化粧効果が持続できると共にしつとりして皮
膚刺激がなく、非常に優れたメークアツプ化粧料
となる。 以下実施例により更に詳細に説明する。 実施例 1 セリサイト1Kgを激しく攪拌している5の水
に加え均一に分散した。これに水素添加した卵黄
レシチン(リン脂質60%、ヨウ素価28)10gを加
えて70℃に加熱して完全に懸濁した。 次に20%硫酸アルミ水溶液80mlを10分間にわた
つて滴下し更に10分間攪拌し続けた。 これを遠心脱水機にて脱水し、粉砕して105℃
16時間熱風乾燥して処理顔料を得た。 得られた処理セリサイトははつ水性が強く、非
常になめらかで、しつとりとしており、皮膚につ
けてもガサガサした感じがなく、優れた感触で、
メークアツプ化粧料用顔料として理想的なもので
あつた。 比較例 1 セリサイト100gを激しく攪拌している0.5の
水に加えて均一に分散した。これにミリスチン酸
カリ1gを加えて完全に溶解した。次で20%硫酸
亜鉛水溶液10mlを10分間にわたつて滴下し、更に
10分間攪拌を続けた。反応終了後ヌツチエで吸引
ろかし細かく砕つて105℃10時間熱風乾燥した。 得られた金属石鹸処理セリサイトは付着性は良
いもののややギシギシして伸びが悪かつた。 またはつ水性もやや劣つていた。 比較例 2 ジメチルハイドロジエンポリシロキサン1.5g
をベンゼン15gに完全に溶解し、セリサイト50g
に加えて家庭用ミキサーで5分間混合いた。これ
を室温で風乾しベンゼンを完全に除いた後120℃
で3時間焼付処理した。 得られたシリコン処理セリサイトは若干特異臭
があり、はつ水性、流動性が優れているが、粉体
は非常にドライな感触で付着性が悪く、皮膚につ
けるとカサカサになつた。 実施例 2 タルク1Kgを激しく攪拌している4の水に加
えて均一に分散した。次に水素添加した大豆レシ
チン(リン脂質30 %ヨウ素価5)20gを1の
熱水に溶解し、前記の顔料分散液に加えた。 これに20%硝酸アルミ水溶液100mlを10分間に
わたつて滴下し、更に10分間攪拌を続けた。 これを遠心脱水機で脱水し105℃で16時間熱風
乾燥した。 得られた処理タルクは、ごくわずか黄色である
がはつ水性が強く、非常になめらかで、しつとり
としており、優れた感触であつた。 実施例 3 マイカ、雲母チタン、酸化チタン、黄色酸化
鉄、弁柄、黒色酸化鉄各々1Kgを次の方法によつ
て処理した。 まず顔料を1Kgを激しく攪番している4の水
に加えて均一に分散した。次に水素添加した卵黄
レシチン(リン脂質30% ヨウ素価5)30gを1
の熱水に溶解し、前記の顔料分散液に加えた。 これに20%硝酸アルミ水溶液100mlを10分間に
わたつて滴下し、更に10分間攪拌を続けた。 これを遠心脱水機で脱水し105℃で16時間熱風
乾燥して処理マイカ、処理雲母チタン、処理酸化
チタン、処理黄色酸化鉄、処理弁柄、処理黒色酸
化鉄を得た。 得られた処理顔料は、いずれもはつ水性が強
く、なめらかで、しつとりとして、優れた感触
で、メークアツプ化粧料用顔料として理想的なも
のであつた。 実施例4、比較例3 次の様な配合のパウダーフアンデーシヨンを作
つた。 パウダーフアンデーシヨン 成分1 実施例1の処理セリサイト 50.0(重量部) 実施例2の処理タルク 8.1 実施例3の処理マイカ粉 3.0 〃 処理雲母チタン 3.0 〃 処理酸化チタン 19.0 〃 処理黄色酸化鉄 3.0 〃 処理弁柄 1.0 〃 処理黒色酸化鉄 0.2 成分2 スクワラン 5.0(重量部) メチルポリシロキサン 3.0 ミリスチン酸イソプロピル 2.0 パラフイン 1.0 界面活性剤 1.0 防腐剤 0.2 香 料 0.5 成分1をヘンシルミキサーで混合し、アトマイ
ザーで粉砕する。この中に成分2の加熱混合物を
入れ、ヘンシルミキサーで混合後、再度アトマイ
ザー粉砕する。これを中皿に充填成型して製品と
した。 上記実施例で得られたパウダーフアンデーシヨ
ンは、スポンジで塗布する事も、又水を含むスポ
ンジで塗布する事もできるはつ水性の強いツーウ
エイタイプのパウダーフアンデーシヨンとなつ
た。全く同じ原料をあらかじめメチルハイドロジ
エンポリシロキサンで処理した顔料及び体質顔料
を用いて同じ成分2を加え同じ方法で作つたパウ
ダーフアンデーシヨンとを使用し比較した結果、
スポンジへののり、皮膚への付着、のび、化粧後
のなめらかさ及び化粧もちの点で本発明顔料を用
いたパウダーフアンデーシヨンは非常に優れてい
た。 なお実施例中卵黄レシチン、大豆レシチンと呼
んでいるが各々の含有リン脂質は次の様な組成の
ものを用いた。
【表】
ン
【表】
以上の記載から明らかなように、本発明の水素
添加レシチンにより被覆された顔料もしくは体質
顔料は、皮膚組織と非常に近いため、従来のもの
と比較し、皮膚に対して優れた保護作用を有し、
しかも感触、はつ水性も非常に優れたものであ
り、パウダーフアンデーシヨン、ルージユ、アイ
シヤドウで代表されるメークアツプ化粧料用顔料
として、理想的なものである。
添加レシチンにより被覆された顔料もしくは体質
顔料は、皮膚組織と非常に近いため、従来のもの
と比較し、皮膚に対して優れた保護作用を有し、
しかも感触、はつ水性も非常に優れたものであ
り、パウダーフアンデーシヨン、ルージユ、アイ
シヤドウで代表されるメークアツプ化粧料用顔料
として、理想的なものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水素添加レシチンにより表面処理したことを
特徴とする化粧料用顔料または体質顔料。 2 Al、Mg、Ca、Zn、Zr、Tiより選ばれた水
不溶性水素添加レシチン金属塩を表面に配向吸着
させたことを特徴とする化粧料用顔料または体質
顔料。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3897384A JPS60184571A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 水素添加レシチンにより表面処理した化粧料用顔料 |
| US06/729,730 US4622074A (en) | 1984-03-01 | 1985-05-02 | Pigments and extender pigments which are surface-treated with hydrogenated lecithin, and cosmetics containing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3897384A JPS60184571A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 水素添加レシチンにより表面処理した化粧料用顔料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60184571A JPS60184571A (ja) | 1985-09-20 |
| JPH0458443B2 true JPH0458443B2 (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=12540096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3897384A Granted JPS60184571A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 水素添加レシチンにより表面処理した化粧料用顔料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60184571A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009142047A1 (ja) | 2008-05-21 | 2009-11-26 | 三好化成株式会社 | 表面処理粉体及びこれを配合した化粧料 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2866114B2 (ja) * | 1989-09-20 | 1999-03-08 | 株式会社資生堂 | 化粧料 |
| JP2509392B2 (ja) * | 1991-02-01 | 1996-06-19 | 大東化成工業株式会社 | 化粧料 |
| US5574140A (en) * | 1993-09-03 | 1996-11-12 | Resolution Pharmaceutical Inc. | Hydrazino-type N2 S2 chelators |
| JP4602506B2 (ja) | 1999-07-08 | 2010-12-22 | 三好化成株式会社 | 超分散性を有する新規被覆粉体及びこれを配合した化粧料 |
| JP5350857B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-11-27 | 株式会社コーセー | 化粧料用表面処理粉体及びそれを配合したメイクアップ化粧料 |
| JP5409046B2 (ja) * | 2009-02-27 | 2014-02-05 | 株式会社コーセー | 凹凸補正粉末化粧料 |
| US12594226B2 (en) * | 2020-06-30 | 2026-04-07 | Institute Of Rheological Function Of Food Co., Ltd. | Method for promoting collagen production |
| JP2024066598A (ja) * | 2022-11-02 | 2024-05-16 | 日光ケミカルズ株式会社 | 顔料粉体の表面処理方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5257212A (en) * | 1975-11-06 | 1977-05-11 | Ajinomoto Co Inc | Homogenizing process of fat |
| JPS5934737B2 (ja) * | 1978-04-17 | 1984-08-24 | 東ソー株式会社 | 顔料の表面処理方法 |
| JPS5562969A (en) * | 1978-11-02 | 1980-05-12 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | Coated inorganic pigment |
| JPS5981362A (ja) * | 1982-11-02 | 1984-05-11 | Sumitomo Chem Co Ltd | 親油性表面を有する無機質粉末の製造法 |
-
1984
- 1984-03-01 JP JP3897384A patent/JPS60184571A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009142047A1 (ja) | 2008-05-21 | 2009-11-26 | 三好化成株式会社 | 表面処理粉体及びこれを配合した化粧料 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60184571A (ja) | 1985-09-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |