JPH0458458B2 - - Google Patents
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- JPH0458458B2 JPH0458458B2 JP59141194A JP14119484A JPH0458458B2 JP H0458458 B2 JPH0458458 B2 JP H0458458B2 JP 59141194 A JP59141194 A JP 59141194A JP 14119484 A JP14119484 A JP 14119484A JP H0458458 B2 JPH0458458 B2 JP H0458458B2
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Epoxy Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
発明の目的:
この発明は医薬として有用な新規な有機化合物
を開発し治療界に提供しようとするものである。 従来の技術: 癌治療法は外科的療法と直接或は間接に癌細胞
を死滅させる化学療法とに大別することができる
が、さらに第3の方法として癌細胞の分化を促し
脱癌させるという興味深い方法が見出されてい
る。[Proc.Natl.Acad.USA772936(1980)、J.
Med.Chem.251269(1982)、Blood、62709(1983).
細胞工学2No.12(1983).] ドイツ特許公開公報28 54 354により一般式 で示される安息香酸誘導体等が薬理学的に価値有
る化合物であつて、良性又は悪性の腫瘍の局所的
又は全身的治療並びに上記疾患の予防に使用でき
ることが報告せられている。それら化合物は、ま
た、にきび、かいせん、その他の肥厚するか又は
病理的に変化した角化を伴う皮膚病やアレルギー
や炎症性疾患の全身的又は局所的治療に適してい
る。 発明の構成: 本発明は、一般式(): (式中R1及びR2は独立に低中級アルキルを示し、
また両者が一緒になつて低級アルキル基を有する
こともある5〜6員環のシクロアルキル基を形成
することができ、R3は水酸基、低級アルコキシ
基、−NR4R5基(式中、R4とR5は独立に水素原子
又は低級アルキル基を示す)を意味し、Xは
を開発し治療界に提供しようとするものである。 従来の技術: 癌治療法は外科的療法と直接或は間接に癌細胞
を死滅させる化学療法とに大別することができる
が、さらに第3の方法として癌細胞の分化を促し
脱癌させるという興味深い方法が見出されてい
る。[Proc.Natl.Acad.USA772936(1980)、J.
Med.Chem.251269(1982)、Blood、62709(1983).
細胞工学2No.12(1983).] ドイツ特許公開公報28 54 354により一般式 で示される安息香酸誘導体等が薬理学的に価値有
る化合物であつて、良性又は悪性の腫瘍の局所的
又は全身的治療並びに上記疾患の予防に使用でき
ることが報告せられている。それら化合物は、ま
た、にきび、かいせん、その他の肥厚するか又は
病理的に変化した角化を伴う皮膚病やアレルギー
や炎症性疾患の全身的又は局所的治療に適してい
る。 発明の構成: 本発明は、一般式(): (式中R1及びR2は独立に低中級アルキルを示し、
また両者が一緒になつて低級アルキル基を有する
こともある5〜6員環のシクロアルキル基を形成
することができ、R3は水酸基、低級アルコキシ
基、−NR4R5基(式中、R4とR5は独立に水素原子
又は低級アルキル基を示す)を意味し、Xは
【式】−N
=N−
【式】
【式】
(式中、R6とR7は独立に水素原子または低級ア
ルキル基を示す)を意味する)で示される安息香
酸誘導体が癌細胞殊に白血病細胞の分化を形態的
及び機能的に促進させる化合物であつて、上記の
第3の方法による癌治療に使用出来ることが判つ
た。 即ち、本発明の化合物について、ヒト急性前骨
髄性白血病HL60細胞を用いて夥粒球への分化を
核の形態及びニトロブル−テトラゾリウム
(NBT)の還元能によつて判定する癌細胞の分化
誘導試験を行つたが、その方法は以下の通りであ
る。HL−60細胞を5%牛胎児血清を含む
RPMI1640培地にて継代培養し、対数増殖期の細
胞が細胞数3×104/mlとなるように同上培地で
希釈調制し、次いで所定の濃度の被験薬物を加
え、5日間培養後に細胞を固定し、Wright−
Giemsa染色を行い、核の形態を判定する。 また、同様の処理によつて得た細胞を遠心分離
し一定細胞数になるように5%血清を含むRPMI
培地で希釈し、200ngのTPAを加え、0.1%の
NBTの存在下に20分37℃で培養する。次いで黒
く着色した細胞を検鏡計数し、NBT還元能のあ
る細胞の割合を算出する。 本発明の化合物はX基により、安息香酸とアル
キール置換フエニール基とが結合されていること
を特徴としている。その際X基が
ルキル基を示す)を意味する)で示される安息香
酸誘導体が癌細胞殊に白血病細胞の分化を形態的
及び機能的に促進させる化合物であつて、上記の
第3の方法による癌治療に使用出来ることが判つ
た。 即ち、本発明の化合物について、ヒト急性前骨
髄性白血病HL60細胞を用いて夥粒球への分化を
核の形態及びニトロブル−テトラゾリウム
(NBT)の還元能によつて判定する癌細胞の分化
誘導試験を行つたが、その方法は以下の通りであ
る。HL−60細胞を5%牛胎児血清を含む
RPMI1640培地にて継代培養し、対数増殖期の細
胞が細胞数3×104/mlとなるように同上培地で
希釈調制し、次いで所定の濃度の被験薬物を加
え、5日間培養後に細胞を固定し、Wright−
Giemsa染色を行い、核の形態を判定する。 また、同様の処理によつて得た細胞を遠心分離
し一定細胞数になるように5%血清を含むRPMI
培地で希釈し、200ngのTPAを加え、0.1%の
NBTの存在下に20分37℃で培養する。次いで黒
く着色した細胞を検鏡計数し、NBT還元能のあ
る細胞の割合を算出する。 本発明の化合物はX基により、安息香酸とアル
キール置換フエニール基とが結合されていること
を特徴としている。その際X基が
【式】−N
=N−
【式】
【式】
であつて、R1及びR2としては特に中程度の大き
さを有するものが有利で、殊にイソプロピル基、
ブチル基、シクロペンチル基のもの及びR1及び
R2が一緒になつて、5又は5員環状アルキル基
であるものが良い。これに反してR1及びR2が共
に、水素原子のものには殆ど効果が認められな
い。 R6及びR7としては水素原子、メチル基が特に
有効である。そうして、R3は水酸基及びメトキ
シ基がよい。 本発明の一般式()で示される化合物は (a) 一般式()の基Xが−CO−C(R6)=CH
−基を示す化合物を対応するアセトフエノン誘
導体とテレフタルアルデヒド酸エステル又はそ
の誘導体とを塩基の存在下縮合させるこによ
り、 (b) Xが
さを有するものが有利で、殊にイソプロピル基、
ブチル基、シクロペンチル基のもの及びR1及び
R2が一緒になつて、5又は5員環状アルキル基
であるものが良い。これに反してR1及びR2が共
に、水素原子のものには殆ど効果が認められな
い。 R6及びR7としては水素原子、メチル基が特に
有効である。そうして、R3は水酸基及びメトキ
シ基がよい。 本発明の一般式()で示される化合物は (a) 一般式()の基Xが−CO−C(R6)=CH
−基を示す化合物を対応するアセトフエノン誘
導体とテレフタルアルデヒド酸エステル又はそ
の誘導体とを塩基の存在下縮合させるこによ
り、 (b) Xが
【式】基
を示す化合物を対応するX基が
−C(R6)=C(R7)−基
を示す化合物をエポキシ化剤を用いて酸化する
ことにより (c) Xが−N=N−基である化合物は対応するア
ニリンの誘導体を酸触媒の存在又は非存在下で
パラニトロソ安息香酸と縮合することにより (d) Xが−N(O)=N−基である化合物は 対応するフエニルヒドロキアミンとパラニトロ
ソ安息香酸又はその誘導体とを(c)項におけると
同様に縮合させることにより (e) Xが−N(O)=N−基または−N(O)=N−
基である化合物は対応するニトロソベンゼン誘
導体とパラヒドロキシアミノ安息香酸又はその
誘導体と(c)項におけると同様に縮合させことに
より (f) Xが−N(R6)−C(O)−基である化合物は
対応するアニリン誘導体をテルフタール酸の反
応性誘導体(酸ハロゲニド又はエステル等)で
アシル化することにより (g) Xが−C(O)−N(R6)−である化合物はパ
ラアミノ安息酸又はその誘導体、対応する安息
香酸の反応性誘導体(酸ハロゲン又はエステル
等)で常法によりアシル化することにより製造
し、 その様にして得られた化合物を所望により加水
分解することにより製造することができる。 本発明の化合物(表1)につき前述のような方
法により分化誘導試験を試みたところ、それら化
合物の活性の発現は何れも10-6モル以下の濃度で
ある。その中、特に強力なもの例えばR1,R2が
エチル基、t−ブチル基、又は両者が一緒になつ
て6員環状アルキル基を形成している化合物は表
2から明らかなように10-8ないし10-10モルでも
活性を示している。 参考例 176mg(1mmol)のp−tert.−ブチルアセト
フエノンと164mg(1mmol)のテレフタルアル
デヒド酸メチルエステルとを8mlのエタノールに
溶かし、1N苛性ソーダ10mlを加えて一晩室温で
攪拌する。反応終了後、反応液を稀塩酸で酸性に
し、酢酸エチルで抽出する。抽出液をPHが7にな
るまで水で洗い、無水硫酸ナトリウムで脱水、溶
媒を留去して()式(R1=t−ブチル;R2=
H、X=COCH=CH−;R3=OH)なる目的化
合物を得る。融点245〜246℃(収率75.2%) 分析結果 C20H20H3 計算値(%) C;77.90、H;6.54 実験値(%) C;77.62、H;6.43 上記の様にして得られたカルボン酸にメタノー
ル中でジアゾメタンのエーテル溶液を加えること
により、メチルエステルが定量的に得られた。 融点119〜120.5℃ 実施例 1 同様にして、式()中R1とR2とが−C
(CH3)2CH2CH2C(CH3)2−で示され、Xは=
CO・CH=CH−基で、R3がOH及びOCH3であ
る化合物を得ることができた。 実施例 2 100mg(0.287mmol)のp−[(E)−2−(5,
6,7,8−テトラヒドロ−5,5,8,8−テ
トラメチル−2−ナフチル)エテニル]安息香酸
メチルエステルを5mlのクロロホルムに溶かし、
50mg(0.289mmol)のm−クロル過安息香酸を
クロロホロムに溶かした溶液に加えて2時間還流
する。原料消失後、反応液を冷却して不溶物を濾
去し、1N炭酸ソーダ水溶液、1N重炭酸ソーダ水
溶液及び飽和食塩水で順次洗つた後、無水硫酸ソ
ーダで脱水し溶媒を留去すれば、エポキシ体
()式(R1とR2は−C(CH3)2CH2CH2C
(CH3)2−でXは
ことにより (c) Xが−N=N−基である化合物は対応するア
ニリンの誘導体を酸触媒の存在又は非存在下で
パラニトロソ安息香酸と縮合することにより (d) Xが−N(O)=N−基である化合物は 対応するフエニルヒドロキアミンとパラニトロ
ソ安息香酸又はその誘導体とを(c)項におけると
同様に縮合させることにより (e) Xが−N(O)=N−基または−N(O)=N−
基である化合物は対応するニトロソベンゼン誘
導体とパラヒドロキシアミノ安息香酸又はその
誘導体と(c)項におけると同様に縮合させことに
より (f) Xが−N(R6)−C(O)−基である化合物は
対応するアニリン誘導体をテルフタール酸の反
応性誘導体(酸ハロゲニド又はエステル等)で
アシル化することにより (g) Xが−C(O)−N(R6)−である化合物はパ
ラアミノ安息酸又はその誘導体、対応する安息
香酸の反応性誘導体(酸ハロゲン又はエステル
等)で常法によりアシル化することにより製造
し、 その様にして得られた化合物を所望により加水
分解することにより製造することができる。 本発明の化合物(表1)につき前述のような方
法により分化誘導試験を試みたところ、それら化
合物の活性の発現は何れも10-6モル以下の濃度で
ある。その中、特に強力なもの例えばR1,R2が
エチル基、t−ブチル基、又は両者が一緒になつ
て6員環状アルキル基を形成している化合物は表
2から明らかなように10-8ないし10-10モルでも
活性を示している。 参考例 176mg(1mmol)のp−tert.−ブチルアセト
フエノンと164mg(1mmol)のテレフタルアル
デヒド酸メチルエステルとを8mlのエタノールに
溶かし、1N苛性ソーダ10mlを加えて一晩室温で
攪拌する。反応終了後、反応液を稀塩酸で酸性に
し、酢酸エチルで抽出する。抽出液をPHが7にな
るまで水で洗い、無水硫酸ナトリウムで脱水、溶
媒を留去して()式(R1=t−ブチル;R2=
H、X=COCH=CH−;R3=OH)なる目的化
合物を得る。融点245〜246℃(収率75.2%) 分析結果 C20H20H3 計算値(%) C;77.90、H;6.54 実験値(%) C;77.62、H;6.43 上記の様にして得られたカルボン酸にメタノー
ル中でジアゾメタンのエーテル溶液を加えること
により、メチルエステルが定量的に得られた。 融点119〜120.5℃ 実施例 1 同様にして、式()中R1とR2とが−C
(CH3)2CH2CH2C(CH3)2−で示され、Xは=
CO・CH=CH−基で、R3がOH及びOCH3であ
る化合物を得ることができた。 実施例 2 100mg(0.287mmol)のp−[(E)−2−(5,
6,7,8−テトラヒドロ−5,5,8,8−テ
トラメチル−2−ナフチル)エテニル]安息香酸
メチルエステルを5mlのクロロホルムに溶かし、
50mg(0.289mmol)のm−クロル過安息香酸を
クロロホロムに溶かした溶液に加えて2時間還流
する。原料消失後、反応液を冷却して不溶物を濾
去し、1N炭酸ソーダ水溶液、1N重炭酸ソーダ水
溶液及び飽和食塩水で順次洗つた後、無水硫酸ソ
ーダで脱水し溶媒を留去すれば、エポキシ体
()式(R1とR2は−C(CH3)2CH2CH2C
(CH3)2−でXは
【式】基、R3=
OCH3)が得られる。融点163〜166℃
(収率92.0%)
このエポキシ体(エステル)をエタノール中
1N苛性ソーダで加水分解し塩酸で中和した後、
酢酸エチルで抽出し、溶媒を留去し酢酸エチルか
ら再結することにより対応するカルボン酸を得
た。 融点215〜216℃ 元素分析 C23H26O3として 計算値(%) C;78.82、H;7.48 実験値(%) C;79.03、H;7.74 実施例 3 5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,
8−テトラヒドロナフタリン(1.2g)を、硫酸
中で硝酸−硫酸によりニトロ化することにより、
2−ニトロ誘導体を得た。mp.71〜72℃(0.9g、
メタノールから再結晶)。このニトロ体をアルコ
ール中Pd−Cを触媒として接触還元し、2−ア
ミノ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロナフタリンを得た。mp.72
〜73℃(ヘキサンから再結晶)。 このアミノ体(0.2g)を酢酸(10ml)に溶か
し、トリクロル酢酸(0.1g)を加え、小過剰の
4−ニトロソ安息香酸エチルエステルを混合し、
室温下2時間放置する。メタノールを留去し、メ
タノールから再結晶することにより、融点118.5
〜119.5℃のアゾ化合物(R1、R2=−C
(CH3)2CH2CH2C(CH3)2−、R3=OCH3、X=
−N=N−)0.32gを得る。 元素分析 C22H26N2O2 計算値 C;75.40、H;7.48、N;7.99 実験値 C;75.28、H;7.29、N;7.81 上記のアゾ化合物をメタノール中、1Nの苛性
ソーダで加水分解し、例2と同様に、あと処理す
ることにより対応するカルボン酸を得ることが出
来た。融点287〜288℃ 実施例 4 実施例3で得られたニトロ体(100mg)を、含
水テトラヒドロフラン(30ml)に溶かし、アルミ
ニウムアマルガル(アルミホイル300mgとHgCl25
%水溶液30mlから作る)により還元し、対応する
ヒドロキシアミン誘導体を得る。これを精製する
ことなしに、小過剰のp−ニトロソ安息香酸メチ
ルエステルと反応させて、アゾキシ誘導体(R1、
R2=−C(CH3)2CH2CH2C(CH3)2−、R3=
OCH3、X=−N=N(O)−)を得る。mp.114〜
115℃(ヘキサンから再結晶) ΓMASS:M+=366 実施例 5 実施例3により得られた2−アミノ−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラ
ヒドロナフタリン(1mmol)とテレフタル酸ク
ロリドモノメチルエステル(1.1mmol)とをピ
リジン中常温で反応させる、定量的収率で、一般
式()(R1、R2=−C(CH3)2CH2CH2C
(CH3)2−、X=NH−CO−、R=OCH3)で示
される化合物が得られた。 融点211〜212℃(メチレンクロリドヘキサンか
ら再結晶)。 このものをメタノールに溶かし、1N苛性ソー
ダにより室温で2時間反応させ、稀塩酸で中和
し、酢酸エチルで抽出し、溶媒を留去して得られ
る結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結し、
mp.205.5〜206.5℃の()式中(R1、R2=−C
(CH3)2CH2CH2C(CH3)2−、X=−NH−CO−、
R3=OH)で示される、テレフタル酸アミド誘導
体を得た。 実施例 6 3,4−ジエチル安息香酸クロリド(1.1m
mol)を4−アミノ安息香酸メチルエステル(1
mmol)と無水ピリジン10ml中、室温で5時間反
応させる。水を加えてクロロホルムで抽出し、稀
塩酸、ついで水を洗いクロロホルムを留去する。
生成物をメタノールから再結晶し、()式
(R1,R2=Et、X=−CO−NH−、R3=OCH3)
mp.162〜165℃を得る。収率定量的。 同様にして次表の化合物が合成された。表中合
成法の欄(a)−(f)の記号はそれぞれ明細書中に記載
の合成方法(a)−(f)がその合成に使用されたことを
示している。
1N苛性ソーダで加水分解し塩酸で中和した後、
酢酸エチルで抽出し、溶媒を留去し酢酸エチルか
ら再結することにより対応するカルボン酸を得
た。 融点215〜216℃ 元素分析 C23H26O3として 計算値(%) C;78.82、H;7.48 実験値(%) C;79.03、H;7.74 実施例 3 5,5,8,8−テトラメチル−5,6,7,
8−テトラヒドロナフタリン(1.2g)を、硫酸
中で硝酸−硫酸によりニトロ化することにより、
2−ニトロ誘導体を得た。mp.71〜72℃(0.9g、
メタノールから再結晶)。このニトロ体をアルコ
ール中Pd−Cを触媒として接触還元し、2−ア
ミノ−5,5,8,8−テトラメチル−5,6,
7,8−テトラヒドロナフタリンを得た。mp.72
〜73℃(ヘキサンから再結晶)。 このアミノ体(0.2g)を酢酸(10ml)に溶か
し、トリクロル酢酸(0.1g)を加え、小過剰の
4−ニトロソ安息香酸エチルエステルを混合し、
室温下2時間放置する。メタノールを留去し、メ
タノールから再結晶することにより、融点118.5
〜119.5℃のアゾ化合物(R1、R2=−C
(CH3)2CH2CH2C(CH3)2−、R3=OCH3、X=
−N=N−)0.32gを得る。 元素分析 C22H26N2O2 計算値 C;75.40、H;7.48、N;7.99 実験値 C;75.28、H;7.29、N;7.81 上記のアゾ化合物をメタノール中、1Nの苛性
ソーダで加水分解し、例2と同様に、あと処理す
ることにより対応するカルボン酸を得ることが出
来た。融点287〜288℃ 実施例 4 実施例3で得られたニトロ体(100mg)を、含
水テトラヒドロフラン(30ml)に溶かし、アルミ
ニウムアマルガル(アルミホイル300mgとHgCl25
%水溶液30mlから作る)により還元し、対応する
ヒドロキシアミン誘導体を得る。これを精製する
ことなしに、小過剰のp−ニトロソ安息香酸メチ
ルエステルと反応させて、アゾキシ誘導体(R1、
R2=−C(CH3)2CH2CH2C(CH3)2−、R3=
OCH3、X=−N=N(O)−)を得る。mp.114〜
115℃(ヘキサンから再結晶) ΓMASS:M+=366 実施例 5 実施例3により得られた2−アミノ−5,5,
8,8−テトラメチル−5,6,7,8−テトラ
ヒドロナフタリン(1mmol)とテレフタル酸ク
ロリドモノメチルエステル(1.1mmol)とをピ
リジン中常温で反応させる、定量的収率で、一般
式()(R1、R2=−C(CH3)2CH2CH2C
(CH3)2−、X=NH−CO−、R=OCH3)で示
される化合物が得られた。 融点211〜212℃(メチレンクロリドヘキサンか
ら再結晶)。 このものをメタノールに溶かし、1N苛性ソー
ダにより室温で2時間反応させ、稀塩酸で中和
し、酢酸エチルで抽出し、溶媒を留去して得られ
る結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再結し、
mp.205.5〜206.5℃の()式中(R1、R2=−C
(CH3)2CH2CH2C(CH3)2−、X=−NH−CO−、
R3=OH)で示される、テレフタル酸アミド誘導
体を得た。 実施例 6 3,4−ジエチル安息香酸クロリド(1.1m
mol)を4−アミノ安息香酸メチルエステル(1
mmol)と無水ピリジン10ml中、室温で5時間反
応させる。水を加えてクロロホルムで抽出し、稀
塩酸、ついで水を洗いクロロホルムを留去する。
生成物をメタノールから再結晶し、()式
(R1,R2=Et、X=−CO−NH−、R3=OCH3)
mp.162〜165℃を得る。収率定量的。 同様にして次表の化合物が合成された。表中合
成法の欄(a)−(f)の記号はそれぞれ明細書中に記載
の合成方法(a)−(f)がその合成に使用されたことを
示している。
【表】
【表】
|
CH3 O
CH3 O
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(): (式中R1及びR2は独立に低中級アルキルを示し、
また両者が一緒になつて低級アルキル基を有する
こともある5〜6員環のシクロアルキル基を形成
することができ、R3は水酸基、低級アルコキシ
基、−NR4R5基(式中、R4とR5は独立に水素原子
又は低級アルキル基を示す)を意味し、Xは 【式】【式】−N =N− 【式】【式】 【式】 (式中、R6とR7は独立に水素原子または低級ア
ルキル基を示す)を意味する)で示される安息香
酸誘導体。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14119484A JPS6122047A (ja) | 1984-07-07 | 1984-07-07 | 安息香酸誘導体 |
| DE8585108383T DE3580134D1 (de) | 1984-07-07 | 1985-07-05 | Benzoesaeurederivate. |
| AT85108383T ATE57522T1 (de) | 1984-07-07 | 1985-07-05 | Benzoesaeurederivate. |
| EP85108383A EP0170105B1 (en) | 1984-07-07 | 1985-07-05 | Benzoic acid derivatives |
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Country Status (1)
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-
1984
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Also Published As
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