JPH0460478B2 - - Google Patents

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JPH0460478B2
JPH0460478B2 JP59151782A JP15178284A JPH0460478B2 JP H0460478 B2 JPH0460478 B2 JP H0460478B2 JP 59151782 A JP59151782 A JP 59151782A JP 15178284 A JP15178284 A JP 15178284A JP H0460478 B2 JPH0460478 B2 JP H0460478B2
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chain
straight
carbon atoms
alkyl group
branched alkyl
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Kyotomo Seto
Sakuya Tanaka
Ryozo Sakota
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Nissan Chemical Corp
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Nissan Chemical Corp
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、新しいタイプのカルシウム拮抗作用
による降圧作用を有する1,4−ジヒドロピリジ
ン−5−ホスホン酸ジエステル、その製造法およ
びその降圧剤に関する。 (従来の技術) 1,4−ジヒドロピリジン類は、カルシウム拮
抗作用により、平滑筋および心筋の収縮を抑制さ
せるので、冠疾患、脳疾患、高血圧症および不整
脈の治療に使用できることが知られている(A.
Fleckenstein.Annu.Rev.Pharmacol.Toxicol.,
17,149〜166(1977)参照)。しかし、既存薬また
は開発中の1,4−ジヒドロピリジン類は3,5
位がカルボン酸エステル基によつて置換されたも
のが大部分である。 ジヒドロピリジン−5−ホスホネート誘導体に
ついては、数件の文献に記載があるが、それらは
本発明の構成を予測させるものではない。即ち、
エー アイ ラズモフ(A.I.Razumov)らは、
ジヒドロピリジン−4−アルキル−5−ホスホネ
ート誘導体を合成し〔ズルナール オーブシチエ
イ キミー(Zn.Obshch.Khim.)47,1190〜1191
(1977)およびibid.51,547〜552(1981)〕、また、
フオン ケイ イスライブ((Von.K.Issleib)ら
は、ジヒドロピリジン−4−アリル−5−ホスホ
ネート誘導体〔さらに具体的には、ジエチル
2,6−ジメチル−4−フエニル−3−エトキシ
カルボニル−1,4−ジヒドロピリジン−5−ホ
スホネートおよびジエチル 2,6−ジメチル−
4−(4−メトキシフエニル)−3−エトキシカル
ボニル−1,4−ジヒドロピリジン−5−ホスホ
ネートの2種類のみの1,2−ジヒドロピリジン
−4−アリル−5−ホスホネートである。〕を合
成〔ジヤーナル ヒユール、プラクテイシエ ヒ
エミー(J.Prakt,Chem.)318巻,207〜220
(1976)〕しているが、いずれの文献にも薬理活性
を予測させる記載はない。また、日本特許公開公
報:特開昭58−26872号には、1,4−ジヒドロ
ピリジン−5−ホスホネート誘導体の強心的作用
の記載があるが、この特許出願の明細書には、
1,4−ジヒドロピリジン−5−ホスホネート誘
導体を具体的に合成した実施例の記載または具体
的に試験した生理活性試験例の記載がない。 (発明が解決しようとする問題点,本発明化合物
の作用) 本発明者らは1,4−ジヒドロピリジン−5−
ホスホネートのホスホン酸エステル部のアルキル
鎖にヘテロ原子を導入するとその活性が著しく高
まることを発見した。 さらに、これらの化合物は、既存の1,4−ジ
ヒドロピリジン誘導体より効果が持続的であり、
ほとんど心悸亢進を伴わないという治療学上きわ
めて有用な特徴を有することを見い出し、本発明
を完成した。 (問題点を解決するための手段) 本発明化合物は、一般式() 「式中、Xは、水素原子、ニトロ基、トリフル
オロメチル基あるいはフツ素原子、塩素原子、臭
素原子またはヨウ素原子等のハロゲン原子を意味
し;Yはシアノ基または−N(R3)(R4)〔R3
R4は、お互いに同一または相異なり、それぞれ、
水素原子、炭素数1ないし6の低級アルキル基ま
たはアラルキル基を意味する。〕を意味し;R1
炭素数1ないし6の、直鎖のまたは分枝したアル
キル基を意味し;R2は、炭素数1ないし16の、
直鎖のまたは分枝したアルキル基、炭素数1ない
し6の、直鎖のまたは分枝した2−低級アルコキ
シエチル基または−CH2CH2N(R5)(R6)〔R5
R6は、上述のR3、R4と同意味であり、お互いに
同一または相異なる。)を意味し;nは2〜6の
整数を意味する。」で表される化合物および塩形
成能のある一般式()で表される化合物の薬理
学的に許容される塩である。 なお、一般式()で示される化合物には、光
学異性体やジアステレオマー等が存在するが、本
発明はこれら異性体およびこれらの異性体の塩形
成能のある化合物の薬理学的に許容される塩も包
含する。 また、本発明は一般式()で示される本発明
化合物の製造法に関するものである。即ち、 一般式() 〔式中、X,Y,R1およびnは上述の一般式
()の説明と同意味である。〕で示されるホスホ
ネート誘導体と 一般式() 〔式中、R2は上述の一般式()の説明と同
意味である。〕で示される化合物を不活性溶媒中
で反応させると一般式()で表わされるジヒド
ロピリジン−5−ホスホネート誘導体を得ること
ができる。 一般式()で示される原料化合物は既知の技
術を応用することによつてβ−ケトホスホネート
誘導体とアルデヒドとの反応から得ることがで
き、一般式()で示される原料化合物は、対応
するカルボニル化合物とアンモニアとの反応で容
易に得られる。原料化合物()は対応するカル
ボニル化合物とアンモニアを混合することで反応
系内で生成させてもよく、必ずしも単離する必要
はない。 不活性溶媒とは、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロパノールなどのアルコール
系溶媒、1,2−ジメトキシエタン、THFなど
のエーテル系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレ
ンなどの芳香族炭化水素系溶媒、アセトニトリ
ル、ベンゾニトリルなどのニトリル系溶媒、
DAM、DMF、N−メチルピロリドンなどのア
ミド系溶媒、DMSOやスルホランなどのスルホ
キシド系溶媒、酢酸エチルやブチロラクトンなど
のエステル系溶媒の他にピリジンなども利用する
ことが可能である。 反応は、室温〜200℃の間、好ましくは60〜140
℃の間で、1時間〜100時間、好ましくは5時間
〜20時間加温することによつて行なわれる。 本発明化合物は、上述のようにカルシウム拮抗
作用による平滑筋および心筋の収縮抑制作用があ
るので、ほ乳動物の冠疾患、脳疾患、高血圧症の
治療に有用である。 本発明化合物を、上記治療の目的に使用する場
合、この種のジヒドロピリジン類と、薬学的に、
または獣医学的に許容可能の希釈剤または担体と
からなる薬学的または獣医学的組成物に形成され
る。 これらの組成物は経口投与に適した形たとえば
錠剤またはカプセル剤、経皮投与に適した形たと
えば軟膏または湿布剤、吸入剤に適した形たとえ
ばスプレーに適したエアロゾルまたは溶液、非経
口投与に適した形たとえば注射剤として使用する
のに適した無菌の水溶液剤、または肛門または
膣、直腸等内に使用するのに適した坐剤の形で使
用することができる。 本発明化合物を含有する上記組成物は、全組成
物の重量に対して、本発明化合物を約0.1〜99.5
%、好ましくは約0.5〜95%を含有する。 本発明化合物にまたは本発明化合物を含有する
組成物に加えて、他の薬学的にまたは獣医学的に
活性な化合物を含ませることができる。 また、これらの組成物は本発明化合物の複数を
含ませることができる。 本発明化合物を含有する薬物の1日当りの投薬
量は、治療する症状の種類と程度および個人差
(年令,性別,感受性等)によつて差がある。静
脈内投与による1日当りの投薬量は、体重1Kg当
り活性成分0.0001〜10mg、好ましくは0.0005〜1
mgである。経口投与および経皮投与による1日当
りの投薬量は同様に、体重1Kg当り活性成分
0.001〜100mgである。また、膣,直腸等内に座薬
の形で投与する場合の1日当りの投薬量は、体重
1Kg当り活性成分0.001〜200mg、好ましくは
0.005〜100mgである。吸入剤の活性成分の含有量
は0.1〜10%好ましくは0.1〜2%である。これら
1日当りの投薬量を必要に応じて、1日当り2回
以上に分けて投与することができる。 本発明化合物を含有する上記組成物は、常法で
製造することができ、かつ常用の賦形剤を配合す
ることができる。 (実施例(実施例,試験例,製剤例)) 以下に本発明を実施例によりさらに具体的に説
明するが、本発明の範囲はこれらに制限されるも
のではない。 実施例1 O−シアノエチル−O′−メチル 3
−メトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−4−(2−クロロフエニル)
−ピリジン−5−ホスホネートの合成 O−シアノエチル−O′−メチル α−アセチ
ル−(o−クロロスチリル)−ホスホネート4.47
g、3−アミノクロトン酸メチル0.69gをトルエ
ン10mlに溶解し5.5時間還流した。減圧下で溶媒
を留去して残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フイーに付し、酢酸エチルで溶離した。目的物を
含むフラクシヨンを集め、溶媒を減圧下留去して
表題化合物を得た。 収量 1.45g(収率76%)、黄色半固体 MS,m/e(強度比)260(10)313(100)424(4,
M+) NMR(CDCl3):7.5〜6.8(4H,m),6.1(1H,
broads),5.1((1H,d,J=10Hz),4.3〜3.6
(2H,m),3.6(3/2H,d,J=12Hz),3.5
(3H,s),3.1(3/2H,d,J=12Hz),2.6
(1H,t,7Hz),2.3(7H,m) 実施例2〜8 対応するO−シアノエチル−
O′−アルキル α−アセチル−((置換スチリ
ル)−−ホスホネートを用いて実施例1と同様
な方法で実施例2〜8の化合物を得た。 実施例2 O−シアノエチル−O′−エチル 3
−メトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−4−(3−ニトロフエニル)
−ピリジン−5−ホスホネートの合成 収率 81%,黄色針状晶 mp 168〜170℃ MS,m/e(強度比)327(100)432(12,M+) NMR(CDCl3):δ8.2〜6.7(5H,m),4.8(1H,
d,J=10Hz),4.2〜3.3(4H,m),3.6(3H,
s),2.8〜2.0(8H,m),1.4〜0.9((3H,m) 実施例3 O−シアノエチル−O′−エチル 3
−メトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−4−(2−クロロフエニル)
−ピリジン−5−ホスホネート 収率 76%、黄色半固体 MS,m/e(強度比)275(15)327(100)403
(5)438(3,M+) NMR(CDCl3):δ7.7〜6.8(4H,m),6.5(1H,
broad),5.2(1H,d,J=10Hz),4.4〜3.5
(4H,m),3.6(3H,s),2.8〜2.2(8H,m),
1.6〜0.9(3H,m)) 実施例4 O−シアノエチル−O′−ヘキシル
3−メトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−4−(3−ニトロフエニル)
−ピリジン−5−ホスホネート 収率 64%,黄色結晶 mp 153〜155℃ MS,m/e(強度比)383(100)488(20)505
(5,M+) NMR(CDCl3):δ8.3〜7.2(4H,m),6.5(1H,
broad),4.9(1H,d,J=10Hz),4.1〜3.4
(4H,m),3.6(3H,s),2.7〜2.5(8H,m),
1.9〜0.4(11H,m) 実施例5 O−シアノエチル−O′−ヘキシル
3−メトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−4−(2−トリフルオロメ
チルフエニル)−ピリジン−5−ホスホネート 収率 78%,黄色半固体 MS,m/e(強度比)383(100)466(10)528(2,
M+) NMR(CDCl3):δ7.8〜7.2(4H,m),6.3(1H,
broad),5.3(1H,d,J=10Hz),4.3〜3.5
(4H,m),3.6(3H,s)2.9〜2.1(8H,m),
1.9〜0.6(11H,m) 実施例6 O−シアノエチル−O′−ヘキシル
3−メトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−4−(3−クロロフエニル)
−ピリジン−5−ホスホネート 収率 91%,無色針状晶 mp110〜120℃ MS,m/e(強度比)383(100)494(2,M+) NMR(CDCl3):7.7〜7.0(4H,m),6.9(1H,
broad),4.7(1H,d,J=10Hz),4.2〜3.5
(4H,m),3.6(3H,s)2.8〜2.1(8H,m),
1.9〜0.6(11H,m) 実施例7 O−シアノエチル−O′−ヘキシル
3−メトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−4−(2−クロロフエニル)
−ピリジン−5−ホスホネート 収率 66%,黄色油状物 MS,m/e(強度比)383(100)459(10)494(2,
M+) NMR(CDCl3):δ7.5〜6.8(4H,m),6.3(1H,
broad),5.1(1H,d,J=10Hz),4.4〜3.4
(4H,m),3.6(3H,s),2.9〜2.1(8H,m),
1.9〜0.6(11H,m) 実施例8 O−シアノエチル−O′−セチル 3
−メトキシカルボニル−1,4−ジヒドロ−
2,6−ジメチル−4−(2−クロロフエニル)
−ピリジン−5−ホスホネート 収率 69%,黄色油状物 MS,m/e(強度比)523(100)599(7)634(2,
M+) NMR(CDCl3):δ7.5〜6.7(5H,m),5.1(1H,
d,J=10Hz),4.3〜3.1(4H,m),3.6(3H,
s),2.9〜2.0(8H,m),2.0〜0.6(31H,m) 実施例9 O−シアノエチル−O′−エチル 3
−(β−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)エ
トキシカルボニル)−1,4−ジヒドロ−2,
6−ジメチル−4−(3−ニトロフエニル)−ピ
リジン−5−ホスホネートの合成 O−シアノエチル−O′−エチル α−アセチ
ル−(3−ニトロスチリル)−ホスホネート1g、
3−アミノクロトン酸β−(N−ベンジル−N−
メチルアミノ)エチル0.74gをトルエン5mlに溶
解し、10時間還流した。減圧下で溶媒を留去して
残査をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに付
し、酢酸エチルで溶離した。目的物を含むフラク
シヨンを集め溶媒を減圧下留去して得た残査を酢
酸エチルから再結晶して淡黄色針状晶を得た。 収量 0.89%(収率55%) mp 116−117℃ MS,m/e(強度比)134(80)147(100)404(5) NMR(CDCl3):δ8.2〜7.2(4H,m),7.2(5H,
s),6.6〜6.4(1H),4.9(1H,d,J=10Hz),
4.3〜3.6(6H,m),3.5(2H,s),2.8〜2.1
(10H,m),2.2(3H,s),1.4〜1.0(3H,m) 実施例 10〜11 対応するO−シアノエチル−O′−ヘキシル
α−アセチル−(置換スチリル)−ホスホネートを
用いて実施例9と同様な方法で実施例10,11の化
合物を得た。 実施例10 O−シアノエチル−O′−ヘキシル
3−(β−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)
エトキシカルボニル)−1,4−ジヒドロ−2,
6−ジメチル−4−(3−ニトロフエニル)−ピ
リジン−5−ホスホネート 収率 29%,黄色油状物 MS,m/e(強度比)144(90)147(100)404(2) NMR(CDCl3):δ8.3〜7.0(10H,m),4.9(1H,
d,J=10Hz),4.4〜3.4(6H,m),3.5(2H,
s),2.9〜2.1(10H,m),2.2(3H,s),1.8〜
0.6(11H,m) 実施例11 O−シアノエチル−O′−ヘキシル
3−(β−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)
エトキシカルボニル)−1,4−ジヒドロ−2,
6−ジメチル−4−(2−クロロフエニル)−ピ
リジン−5−ホスホネート 収率 56%,黄色油状物 MS,m/e(強度比)144(75)147(100)369
(15) NMR(CDCl3):δ7.8〜7.0(9H,m),6.3(1H,
broad),5.2(1H,d,J=10Hz),4.5〜3.5
(6H,m),3.5(2H,s)2.9〜2.1(10H,m),
2.2(3H,s),1.8〜0.6(11H,m) 実施例12 O−β−N−ベンジル−N−メチル−
アミノ)エチル−O′−メチル 3−メトキシ
カルボニル−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメ
チル−4−フエニル−ピリジン−5−ホスホネ
ートの合成 O−β−(N−ベンジル−N−メチル−アミノ)
エチル−O′−メチル α−アセチルスチリルホ
スホネート1.0g、3−アミノクロトン酸メチル
0.4gをトルエン20mlに溶解し、10時間還流した。
減圧下で溶媒を留去して残査をアルミナカラムク
ロマトグラフイーに付し、30%ヘキサン−酢酸エ
チル〜100%酢酸エチルで低極性物を溶出させた
のち10%エタノール−酢酸エチルで目的物を溶離
した。目的物を含むフラクシヨンを集め溶媒を減
圧下留去して表題化合物0.65gを得た。同様にし
て実施例13〜23の化合物を得た。収率及び物性を
表1にスペクトルデータを表2に記載した。
【表】
【表】 実施例32 O−β−(N,N−ジエチルアミノ)
エチル−O′−メチル 3−メトキシカルボニ
ル−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4
−(3−ニトロフエニル)−ピリジン−5−ホス
ホネートの合成 O−β−(N,N−ジエチルアミノ)エチル−
O′−メチル α−アセチル−(3−ニトロスチ
リル)−ホスホネートの合成 O−β−(N,N−ジエチルアミノ)エチル−
O′−メチル アセトニルホスホネート1.5g,m
−ニトロベンズアルデヒド1.1gをベンゼン20ml
に溶解し、触量のピペリジンを加えて6時間還流
した。溶媒をトルエン20mlにおきかえたのち、3
−アミノクロトン酸メチル0.9gを加えて12時間
還流した。反応液をアルミナカラムクロマトグラ
フイーにかけ、酢酸エチルで低極性物質を溶出さ
せたのち10%エタノール−酢酸エチルで目的物を
溶離した。収率、物性とスペクトルデータは表
3,4に示した。同様にして実施例33〜37の化合
物を得た。収率及び物性を表3に、スペクトルデ
ータを表4に記載した。
【表】
【表】
【表】 試験例 1 ジヒドロピリジン−5−ホスホネートの薬理作用 (1) カルシウム拮抗作用 モルモツト摘出盲腸紐を栄養液中に1gの張
力をかけてつるし、安定するのを待つ。栄養液
をカルシウムフリー高カリウム溶液に置換し、
10〜20分後塩化カルシウム10mMを加えて収縮
させ、張力が安定してから被検薬を累積的に投
与し、50%弛緩させるのに必要な薬量(ID50
単位M)を求め、その逆対数値(PID50)を算
出した。結果を表5に示した。 (2) 降圧作用 自然発生高血圧ラツト(SHR)に対し、化
合物を経口投与し、血圧は尾動脈から非観血的
に測定した。結果を表5にまとめて記載した。
【表】
【表】 試験例 2 ジヒドロピリジン−5−ホスホネートの急性毒
性 一群5匹のddyマウス(〓4週令)を用い、腹
腔内投与による7日後の致死率からリツチフイー
ルド・ウエルコクソン法によつてLD50を算出し
た。結果を表6に記載した。
【表】
【表】 製剤例1:錠剤 成分(1000錠) 実施例11の化合物 5.0(g) 乳 糖 190.0 コーンスターチ 75.0 微結晶セルロース 25.0 メチルセルロース 3.0 ステアリン酸マグネシウム 2.0 300 上記成分分量を計り、V型混合機に入れ、均一
に混合する。この混合粉末を直接打錠法で錠剤と
する。一錠当たりの重量は300mgである。 製剤例2:カプセル剤 成分(1000錠) 実施例11の化合物 5(g) コーンスターチ 145 微結晶セルロース 145 ステアリン酸マグネシウム 5 300 上記成分分量を計り、V型混合機に入れ、均一
に混合する。この混合粉末を硬カプセルに充填す
る。1カプセル当りの内容物は300mgである。 製剤例3:シロツプ剤 成分(2%液) 実施例25の化合物 2.0(g) 白 糖 30.0 グリセリン 5.0 香味剤 0.1 96%エタノール 10.0 P−オキシ安息香酸エチル 0.03 蒸留水 全量100.0gにする量 白糖および活性物質を60gの温水に溶解した
後、冷却後、グリセリンおよびエタノールに溶解
した香味剤溶液を加えた。ついでこの混合物に水
を加えて全量100.0gにした。 製剤例4:散剤 実施例11の化合物 1.0(g) 乳 糖 88.0 微結晶セルロース 10.0 メチルセルロース 1.0 100.0 上記の成分分量を計り、V型混合機に入れ均一
に混合した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式() 「式中、Xは水素原子、ニトロ基、トリフルオ
    ロメチル基あるいはフツ素原子、塩素原子、臭素
    原子またはヨウ素原子等のハロゲン原子を意味
    し;Yはシアノ基または−N(R3)(R4)〔R3
    R4は、お互いに同一または相異なり、それぞれ、
    水素原子、炭素数1ないし6の低級アルキル基ま
    たはアラルキル基を意味する。〕を意味し、;R1
    は炭素数1ないし16の、直鎖のまたは分枝したア
    ルキル基を意味し;R2は炭素数1ないし6の、
    直鎖のまたは分枝したアルキル基、炭素数1ない
    し6の、直鎖のまたは分枝した2−低級アルコキ
    シエチル基または−CH2CH2N(R5)(R6)(R5
    R6は、上述のR3、R4と同意味であり、お互いに
    同一または相異なる。〕を意味し;nは2〜6の
    整数を意味する。」で表される化合物および塩形
    成能のある一般式()で表される化合物の薬理
    学的に許容される塩。 2 一般式() 「式中、Xは水素原子、ニトロ基、トリフルオ
    ロメチル基あるいはフツ素原子、塩素原子、臭素
    原子またはヨウ素原子等のハロゲン原子を意味
    し;Yはシアノ基または−N(R3)(R4)〔R3
    R4は、お互いに同一または相異なり、それぞれ、
    水素原子、炭素数1ないし6の低級アルキル基ま
    たはアラルキル基を意味する。〕を意味し、;R1
    は炭素数1ないし16の、直鎖のまたは分枝したア
    ルキル基を意味し;R2は炭素数1ないし6の、
    直鎖のまたは分枝したアルキル基、炭素数1ない
    し6の、直鎖のまたは分枝した2−低級アルコキ
    シエチル基または−CH2CH2N(R5)(R6)(R5
    R6は、上述のR3、R4と同意味であり、お互いに
    同一または相異なる。〕を意味し;nは2〜6の
    整数を意味する。」で表される化合物および塩形
    成能のある一般式()で表される化合物の薬理
    学的に許容される塩を含有することを特徴とする
    降圧剤。 3 一般式() 〔式中、Xは水素原子、ニトロ基、トリフルオ
    ロメチル基あるいはフツ素原子、塩素原子、臭素
    原子またはヨウ素原子等のハロゲン原子を意味
    し;Yはシアノ基または−N(R3)(R4)〔R3
    R4は、お互いに同一または相異なり、それぞれ、
    水素原子、炭素数1ないし6の低級アルキル基ま
    たはアラルキル基を意味する。〕を意味し、;R1
    は炭素数1ないし16の、直鎖のまたは分枝したア
    ルキル基を意味し;nは2〜6の整数を意味す
    る。〕で示されるホスホネート誘導体と 一般式() 〔式中、R2は炭素数1ないし6の、直鎖のま
    たは分枝したアルキル基、炭素数1ないし6の、
    直鎖のまたは分枝した2−低級アルコキシエチル
    基または−CH2CH2N(R5)(R6)(R5、R6は、お
    互いに同一または相異なり、それぞれ、水素原
    子、炭素数1ないし6の低級アルキル基またはア
    ラルキル基を意味する。〕で示される化合物を反
    応させることを特徴とする一般式() 「式中、Xは水素原子、ニトロ基、トリフルオ
    ロメチル基あるいはフツ素原子、塩素原子、臭素
    原子またはヨウ素原子等のハロゲン原子を意味
    し;Yはシアノ基または−N(R3)(R4)〔R3
    R4は、お互いに同一または相異なり、それぞれ、
    水素原子、炭素数1ないし6の低級アルキル基ま
    たはアラルキル基を意味する。〕を意味し、;R1
    は炭素数1ないし16の、直鎖のまたは分枝したア
    ルキル基を意味し;R2は炭素数1ないし6の、
    直鎖のまたは分枝したアルキル基、炭素数1ない
    し6の、直鎖のまたは分枝した2−低級アルコキ
    シエチル基または−CH2CH2N(R5)(R6)(R5
    R6は、上述のR3、R4と同意味であり、お互いに
    同一または相異なる。〕を意味し;nは2〜6の
    整数を意味する。」で表される化合物の合成法。
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