JPH046191B2 - - Google Patents

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JPH046191B2
JPH046191B2 JP58056328A JP5632883A JPH046191B2 JP H046191 B2 JPH046191 B2 JP H046191B2 JP 58056328 A JP58056328 A JP 58056328A JP 5632883 A JP5632883 A JP 5632883A JP H046191 B2 JPH046191 B2 JP H046191B2
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JP
Japan
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benzyl
compound
reaction
amino
alkylidene
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JP58056328A
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English (en)
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JPS59184175A (ja
Inventor
Mitsuaki Mukoyama
Shinichiro Shoda
Yukihisa Goto
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH046191B2 publication Critical patent/JPH046191B2/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は3−アミノジデオキシヘキソン酸誘
導体に属する新規化合物と、その不斉合成法、及
びその化合物を有用な合成中間体に導く反応法と
に関するものである。 本発明の化合物を用いて、例えばL−ダウノサ
ミンの如きアミノ基をもつた糖が得られる。ダウ
ノサミン、アコサミン、リストサミンの如きアミ
ノ糖は強い抗癌作用を有するアントラサイクリン
抗生物質を構成する糖部分としてすでに有用性が
知られている。従つて本発明はダウノルビシンや
アドリアマイシンの如きこの系統の抗生物質ある
いはこれらの誘導体を化学的に合成する場合の出
発物質として利用できる。 従来、L−ダウノサミンのキラルな製造法とし
ては、天然の糖を出発原料とするものが多く、
グツドマンらの方法〔Chem.Commun.、973
(1967)〕、ホートンらの方法〔Carbohyd.Res.、
44、227(1975)〕、山口らの方法〔Carbohyd.
Res.、59、343(1977)〕、田中の方法〔特開昭54
−14913〕、フイストラーの方法〔U.S.
P.4181795(1980)〕等が挙げられる。しかしなが
ら、及びの方法は、それぞれの出発原料であ
る、L−ラムノース及びα−メチル−D−マンノ
ピラノシドが高価であり、又、、及びの方
法は原料は安価なD−グルコースであるが、極め
て多段階の反応を要し、そのため収率が低い。 以上の方法の他に、非糖質化合物を出発原料と
するものも若干報告されているが〔例えば、J.
Chem.Soc.、Chem.Commun.1980、442及びJ.
Am.Chem.Soc.、103、3956(1981)及び第25回天
然有機化合物討論会講演要旨集11頁(1982)〕、い
ずれも高価な出発原料によつているか、あるいは
収率の点で十分満足できるものでない。 本発明者らは入手しやすい出発原料から短い経
路で収率よくL−ダウノサミンの如き立体特異性
をもつ化合物を得る方法を見い出すべく種々研究
した。例えば安価なL−酒石酸から容易に導かれ
るL−トレオースの如きアルドテトロースを原料
として、短い反応経路で収率よく目的とするアミ
ノ糖の立体配置に相当する構造をもつ化合物を得
る合成法を検討し、こうして得た新規中間体を利
用してアミノ糖への新規な合成法を開発すること
を研究した。 即ち本発明の第1の目的は立体特異性をもつた
化合物の製造に使いうる新規化合物の創製であ
り、第2の目的は第1の目的化合物を得るための
合成法を得ることであり、第3の目的は第1の目
的化合物を公知の有機物質へ導くための反応方法
を提供することである。これらの目的を更に具体
化した目的物はL−ダウノサミンの新規合成法の
ためのアミド型の中間体、その製法、その反応方
法である。 本発明の化合物は4,5−o−アルキリデン−
3−置換アミノ−2,3−ジデオキシヘキソン酸
−N,N−ジアルキルアミドの6−o−ベンジル
又は6−デオキシ誘導体であり、かかる本発明の
化合物は2,3−o−アルキリデンアルドテトロ
ースの4−o−ベンジル又は4−デオキシ誘導体
とアミンとから得られるイミンと、α−リチオ−
N,N−ジアルキルアセトアミドとを反応させる
ことにより得られる。 L−ダウノサミンなど前記抗生物質の分野で有
用なアミノ糖成分は3−位にアミノ基をもつた
2,3,6−トリデオキシアルドヘキソースであ
り、3−,4−及び5−位の3個の不斉炭素原子
をもつ。本発明の化合物もこれに対応する3個の
不斉炭素原子をもつ化合物で、1−位がアルデヒ
ド基でなくジアルキルアミノカルボニル基になつ
ている。また4,5−位のOHはアルキリデン基
により立体位置を固定されており、更に3−位の
アミノ基は水素原子の1個が後の工程で除去しや
すい炭化水素保護基で置換されている。6−位の
メチル基をベンジルオキシメチレン基に代えて
も、本発明の化合物の本質は変るところがないの
で、これらをまとめて2,3−ジデオキシヘキソ
ン酸−N,N−ジアルキルアミドの6−デオキシ
又は6−o−ベンジル誘導体と表現している。 本発明のアミド化合物は次の一般式(1)で表わさ
れる。 式中R1は水素原子又はベンジルオキシ基であ
り、R2、R3はアルキル基又はR2とR3とが結合し
てアルキレン基となつていてもよい。従つて
【式】はイソプロピリデン又はシクロヘキシ リデンの如き環化していることもあるアルキリデ
ン基である。このアルキリデン基で固定されたオ
キシをもつ2個の炭素(4,5−位)は不斉炭素
原子であり、実施例に示すような出発物を用いる
場合は原料の4−デオキシ−L−トレオース構造
にもとづき4−S、5−Sである。出発物を代え
れば4−R、5−Sなど他の構造になる。 R4はアミノ基の保護基であり、ベンジル又は
アリルの如き後で除去しやすい基が普通に用いら
れる。アミノ基の保護基については公知の文献
(例えばT.W.Greene:Protective Groups in
Organic Synthesis、1981年 John Wiley and
Sonsの第7章)に記されているものから選んで
用いることができる。アミノ基のついている3−
位の炭素原子(式中*で示した)も不斉炭素原子
であり、本発明の製造法で形成される。特に本発
明で明らかにしたハロゲン化亜鉛存在下の不斉合
成法により、選択的に一方(例えばL−ダウノサ
ミンの3−位の立体配置と同じS型)のものを得
ることができる。 R′はメチル、エチル、ブチルなどの低級アル
キル基であり、2個のR′が結合してエチレン、
1,4−ブチレン、1,5−ペンチレンなどのア
ルキレン基となつていてもよい。2個ともメチル
基である場合が最も普通である。L−ダウノサミ
ンに導くことのできる立体配置を持つた化合物(1)
の一例、4,5−o−シクロヘキシリデン−3−
ベンジルアミノ−2,3,6−トリデオキシ−L
−リキソヘキソン酸N,N−ジメチルアミドの構
造を(1a)として示す(Me=メチル、Bn=ベン
ジル、以下同じ)。 下記に詳しく説明する上記(1a)の製造法と
(1a)からダウノサミンに至る反応法を本発明の
製造法、反応法の代表例として反応式で示す。 (但し、上記式中 Bn=CH2Ph、Z=
CO2CH2Ph) 出発物となるテトロース化合物、例えば2,3
−o−アルキリデン−4−デオキシ−L−トレオ
ース(3a)は例えば次の方法により得ることが
できる。 L−酒石酸ジアルキルエステル(7)を2,3−o
−アルキリデン−L−酒石酸ジアルキルエステル
とした後、LiAlH4で還元してジオール(8)とし、
これをモノベンジル化して(9)を得、トシル化した
後NaBH4で還元して4−デオキシ体(10)とし、こ
れを接触還元によつて脱ベンジル化して2,3−
o−アルキリデン−4−デオキシートレイトール
(11)を得、しかる後、これをSwern酸化すると
2,3−o−アルキリデン−4−デオキシ−L−
トレオース(3a)が収率よく得られる。アルキ
リデンとしては、イソプロピリデン、シクロヘキ
シリデン、シクロペンチリデン等が挙げられる
が、2,3−o−シクロヘキシリデン−4−デオ
キシ−L−トレオースは製造の容易さ、安定性及
び続く一連の反応における収率等の点から特に好
ましい。この化合物はL−酒石酸ジエチルから約
53%の収率で得ることができる。 2,3−o−アルキリデンアルドテトロース化
合物、例えば上記のようにして得られた2,3−
o−アルキリデン−4−デオキシ−L−トレオー
ス(3a)と、あとではずしやすい基をもつたア
ミン、例えばベンジルアミンとから対応するイミ
ンを得る反応は、無溶媒、又は有機溶媒中好まし
くはエーテル中で行なわれる。 得られたイミン(2a)とα−リチオ−N,N
−ジメチルアセトアミドとを反応させることによ
り本発明のアミド化合物が得られる。 反応は、有機溶媒中好ましくはエーテル又はテ
トラヒドロフラン中で行なわれる。とりわけこの
反応をハロゲン化亜鉛の存在下で行なうとイミン
(2a)からL−リキソの立体配置を有するβ−ア
ミノアミド(1a)が立体選択的に得られ、同じ
L−リキソの立体配置を有するL−ダウノサミン
に導くのに極めて有利である。特に臭化亜鉛はほ
ぼ完全に立体選択的に反応を進行させるため好ま
しい。 立体選択性が100%でなく2種のジアステレオ
マー、例えばリキソ型の化合物(1a)と、キシ
ロ型の化合物(1b)とが生ずる場合にはこの時
点で、あるいはベンジルオキシカルボニル化の後
に、あるいはラクトン化の後に、カラムクロマト
グラフイーによつて容易に分離精製することがで
きる。 L−トレオース型の3aに代えてL−エリスロ
ース型のものから出発すれば、L−アラビノの立
体配置を有するアミド化合物(1c)及びL−リボ
型の(1d)が得られる。 本発明のアミド化合物は3−位の置換アミノ基
に残された1個の水素原子を更にベンジルオキシ
カルボニル化して保護したのち、4,5−位のア
ルキリデン基をはずし、1−位のカルボニル基と
の間でラクトン環を形成させることができる。こ
のラクトンを水素化によりアルドヘキソース(ヘ
ミアセタール)に変え保護基をはずすと、式
(1a)のアミドからはラクトンを経てL−ダウノ
サミンが得られる。同様4−位がR型のアミド
(1c)からはL−アコサミンが得られる。 4,5−o−アルキリデン−3−ベンジルアミ
ノ−2,3,6−トリデオキシ−L−リキソ−ヘ
キソン酸−N,N−ジメチルアミド(1a)のア
ミノ基のベンジルオキシカルボニル化は好ましく
はエーテル−水2相系にて炭酸水素ナトリウムの
存在下、ベンジルオキシカルボニルクロリドを作
用させることにより行なわれる。このアミノ基の
ベンジルオキシカルボニル保護基は、続くラクト
ン化反応において安定で、脱離反応が抑えられる
点、また後にベンジル基と共に、水素化によつて
容易に脱保護される点で極めて有利である。 得られた4,5−o−アルキリデン−3−(N
−ベンジル−N−ベンジルオキシカルボニル)−
アミノ−2,3,6−トリデオキシ−L−リキソ
−ヘキソン酸N,N−ジメチルアミド(4a)の
ラクトン化は、酸、例えば80%酢酸水溶液中、好
ましくは還流下で行なわれる。 得られた3−(N−ベンジル−N−ベンジルオ
キシカルボニル)−アミノ−2,3,6−トリデ
オキシ−L−リキソ−ヘキソノラクトン(5a)
の水素化は好ましくはDIBAL(ジイソブチルアル
ミニウムヒドリド)によるヘミアセタール化及び
続くPd/Cを用いた脱ベンジル、脱ベンジルオ
キシカルボニル化によつて行なわれる。DIBAL
による半還元は有機溶媒中、好ましくはトルエン
中で行なわれる。脱ベンジル、脱ベンジルオキシ
カルボニル化は水素による接触還元によつても可
能だが、ギ酸等を水素供与体とし、触媒を用いた
水素移動法(catalytic transferhydrogenation)
により円滑に行なわれる。 上記方法によつて得られたL−ダウノサミン
(6a)又はそのギ酸塩は安定に貯蔵する目的など
のため必要ならば公知の方法によつてN−アシル
−L−ダウノサミン、例えばN−アセチル−L−
ダウノサミン(R″=Me)、N−トリフルオロア
セチル−L−ダウノサミン(R″=CF3)、N−ベ
ンゾイル−L−ダウノサミン(R″=C6H5)等又
は適当な酸附加塩に導くことができる。 次に例を挙げて本発明を具体的に説明する。 例 1 (原料イミンの調製) ベンジルアミン1.15gの乾燥エーテル溶液(12
ml)に0℃で2,3−o−シクロヘキシリデン−
4−デオキシ−L−トレオース(3a)1.98gの乾
燥エーテル溶液(12ml)を加え30分撹拌する。減
圧濃縮により、エーテル及び生成した水を完全に
とり除くと油状の対応するイミン(2a)(2.94g)
が得られた(定量的)。この油状物は 1H−
NMR、 13C−NMRからみて純粋である。1 HNMR(CDCl3)δ1.31(d、3H)、1.60
(broads、10H)、3.8−4.2(m、2H)、4.57(s、
2H)、7.22(s、5H)、7.6−7.8(m、1H) IR(neat)1668cm-1 例 2 (アミド型の化合物1a及び1bの製造) 通常の方法により調製したα−リチオ−N,N
−ジメチルアセトアミド1.15mmolのエーテル溶
液(8ml)に例1で得られたイミン(2a)285mg
の乾燥エーテル溶液(4ml)を0℃で加え2時間
撹拌した後、リン酸緩衝液を加え、酢酸エチルで
抽出した。抽液を無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後、減圧濃縮すると油状物362mgが得られた。こ
れをフラツシユカラムクロマトグラフイ−(シリ
カゲル、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:1)に
より対応するβ−アミノアミドの2種のジアステ
レオマー(312mg)を単離した(収率83%)。ここ
でL−リキソの立体配置を有する4,5−o−シ
クロヘキシリデン−3−ベンジルアミノ−2,
3,6−トリデオキシ−L−リキソ−ヘキソン酸
−N,N−ジメチルアミド(1a)と他のジアス
テレオマー(おそらく1b)の比は44:56であつ
た。 (1a)の 1H−NMR(CDCl3)δ1.33(d、3H)、
1.53(broads、10H)、2.1(s、1H)、2.54(d、
2H)、2.90(d、6H)、2.9−3.3(m、1H)、3.3
−4.2(m、4H)、7.18(s、5H) (1a)のIR(neat)1635cm-1 例 3 (1aの不斉合成とアミノ基の保護) (イ) α−リチオ−N,N−ジメチルアセトアミド
4.76mmolのテトラヒドロフラン溶液(21ml)
に、0℃でよく乾燥した臭化亜鉛1.13gのテト
ラヒドロフラン溶液5mlを加え、10分後に例1
で得られたイミン(2a)1.18gのテトラヒドロ
フラン溶液5mlを加え、0℃で2.5時間撹拌し
た。5%NaHCO3溶液2mlを加えた後、エー
テルで抽出した。抽液を無水硫酸ナトリウムで
乾燥した後、減圧濃縮して油状物1.45gを得
た。こうして得たアミドがほぼ完全に(1a)
の立体配置を持つていることは下記の反応の結
果知られる。 (ロ) この油状物をエーテル15mlに溶解させ、0℃
にてNaHCO3 0.44gを含む水溶液8ml、続い
て約32.5%のベンジルオキシカルボニルクロリ
ド−トルエン溶液2.54gをエーテル6mlで希釈
した溶液を加え、30分激しく撹拌した。この反
応混合物をエーテルで抽出し無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた油状
物をフラツシユカラムクロマトグラフイー(シ
リカゲル、酢酸エチル:n−ヘキサン=1:
1)により精製するとL−リキソの立体配置を
有する4,5−o−シクロヘキシリデン−3−
(N−ベンジル−N−ベンジルオキシカルボニ
ル)アミノ−2,3,6−トリデオキシ−L−
リキソ−ヘキソン酸N,N−ジメチルアミド
(4a)が1.06g得られた。他のジアステレオマ
ーはみられなかつた。収率50%(3aより)。1 H−NMR(CDCl3)δ1.02(d、3H)、1.47(s、
10H)、2.4−3.0(m、2H)、2.8(s、6H)、3.2
−4.9(m、5H)、5.18(s、2H)、6.7−7.3(m、
10H) IR(neat)1641、1692cm-1 例 4 (ラクトンの形成) 例3で得られた4,5−o−シクロヘキシリデ
ン−3−(N−ベンジル−N−ベンジルオキシカ
ルボニル)アミノ−2,3,6−トリデオキシ−
L−リキソ−ヘキソン酸−N,N−ジメチルアミ
ド(4a)0.72g、酢酸8ml及び水2mlを還流下8
時間反応させた後、冷却し飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液140mlを加えて中和した。これを塩化メ
チレンで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後減圧濃縮した。得られた油状物をフラツシユカ
ラムクロマトグラフイー(シリカゲル、酢酸エチ
ル:n−ヘキサン=1:2)で精製すると3−
(N−ベンジル−N−ベンジルオキシカルボニル)
アミノ−2,3,6−トリデオキシ−L−リキソ
−ヘキソノラクトン(5a)が482mg得られた。収
率90%。1 H−NMR(CDCl3)δ1.12(d、3H)、2.0−2.4
(m、1H)、2.4−2.8(m、2H)、2.9−3.7(m、
1H)、3.9−4.4(m、2H)、4.4−4.6(d、2H)、
5.12(s、2H)、7.1−7.4(m、10H) IR(neat)1690、1770、3430cm-1 例 5 (DIBALによる還元) 例4で得られた3−(N−ベンジル−N−ベン
ジルオキシカルボニル)アミノ−2,3,6−ト
リデオキシ−L−リキソ−ヘキソノラクトン480
mgを乾燥トルエン10mlに溶解させ、ジイソブチル
アルミニウムヒドリドの1.00Mトルエン溶液2.86
mlを−78℃にて加えた。30分撹拌後、リン酸緩衝
液を加え、テトラヒドロフラン−飽和食塩水にて
抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥さ
せた後、減圧濃縮し、フラツシユカラムクロマト
グラフイー(シリカゲル、酢酸エチル:n−ヘキ
サン=1:1)で精製すると3−(N−ベンジル
−N−ベンジルオキシカルボニル)アミノ−2,
3,6−トリデオキシ−L−リキソ−ヘキソース
が323mg得られた。収率67%。mp.124−125℃
(Et2O)。 IR(KBr)1672、3350、3590cm-1 例 6 (L−ダウノサミンの製造) 例5で得られた3−(N−ベンジル−N−ベン
ジルオキシカルボニル)アミノ−2,3,6−ト
リデオキシ−L−リキソ−ヘキソース170mg、10
%Pd−c170mg、ギ酸0.45mlをメタノール(5ml)
中室温で一晩撹拌した後、触媒を過して減圧濃
縮すると、白色の固体が得られた。これは 1H−
NMRによつて3−アミノ−2,3,6−トリデ
オキシ−L−リキソ−ヘキソースギ酸塩であるこ
とが確認された。得られた固体を乾燥メタノール
5mlに溶解し、これに室温にてトリエチルアミン
56mg、続いて無水酢酸70mgをそれぞれ2mlのメタ
ノールと共に加え1時間撹拌した。反応混合物を
減圧濃縮した後水に溶かし、陽イオン交換樹脂
IR−120B、続いて陰イオン交換樹脂を通した。
得られた水溶液を減圧濃縮するとN−アセチル−
L−ダウノサミン(3−アセトアミド−2,3,
6−トリデオキシ−L−リキソ−ヘキソース)が
61mg得られた。収率70%。m.p.137−139℃(酢酸
エチル)。〔α〕21 D−103゜(equil.、C 1.01、
H2O)/Iit.(注)〔α〕23 D−100゜(equil.、C 0.5
5、
H2O)。 (注)Carbohyd.Res.、44、227(1975) 例 7 2,3−o−イソプロピリデン−4−デオキシ
−L−トレオース(3e)とベンジルアミンを用い
てイミン(2e)を調製し、これを用いて例2と同
様の反応(但しエーテル中−78℃、1時間)を行
ない、4,5−o−イソプロピリデン−3−ベン
ジルアミノ−2,3,6−トリデオキシ−L−ヘ
キソン酸N,N−ジメチルアミド(1e)を得た。
(3e)に対する収率65%であつた。 (1e)を例3の(ロ)と同様の方法でN−ベンジル
オキシカルボニル化したところ54%収率で目的物
が得られた。これをカラムクロマトグラフイーで
分離して、L−リキソ型の化合物(4e)とL−キ
シロ型と推定される他のジアステレオマー(4f)
とを57:43の比で得た。 4e: 1H−NMR(CDCl3)δ0.95(d、3H、J=
5.5Hz)、1.23(d、6H)、2.2−3.0(m、8H)、
3.0−4.0(m、2H)、4.0−5.05(m、3H)、5.12
(s、2H)、7.0−7.7(m、10H)、 IR(neat)1640、1690cm-1 4f: 1H−NMR(CDCl3)δ1.23(d、3H)、1.30
(s、6H)、2.2−2.85(m、8H)、2.85−4.2(m、
2H)、4.2−5.0(m、3H)、5.08(s、2H)、7.0
−7.3(m、10H) IR(neat)1642、1692cm-1 例 8 4−o−ベンジル−2,3−o−イソプロピリ
デン−L−トレオース(3g)とベンジルアミン
を用いてイミン(2g)を調製し、これを用いて
例2と同様の反応(但しエーテル中−78℃、1時
間)を行ないアミド化合物(1g)を得た(3gか
らの収率71%)。 2g:4−o−ベンジル−2,3−o−イソプロ
ピリデン−L−トレオースとベンジルアミンと
のイミン1 H−NMR(CDCl3)δ1.42(s、6H)、3.5−3.7
(m、2H)、4.1−4.4(m、2H)、4.51(s、4H)、
7.17(s、5H)、7.21(s、5H)、7.6−7.8(m、
1H) 1g:ジアステレオマーの混合物 6−o−ベンジル−3−ベンジルアミノ−4,
5−o−イソプロピリデン−2,3−ジデオキ
シ−L−ヘキソン酸N,N−ジメチルアミド1 H−NMR(CDCl3)δ1.33(s、6H)、2.25(bs、
1H)、2.53(d、2H)、2.88(s、6H)、3.0−3.3
(m、1H)、3.3−4.2(m、6H)、4.52(s、2H)、
7.0−7.4(m、10H) IR(neat)1630cm-1 例 9 4−o−ベンジル−2,3−o−イソプロピリ
デン−L−トレオース(3g)とアリルアミンを
用いてイミン(2h)を調製し、これを用いて例
2と同様の反応(但しエーテル中−78℃、15分)
を行ないアミド化合物(1h)を得た(3gからの
収率40%)。 2h:4−o−ベンジル−2,3−o−イソプロ
ピリデン−L−トレオースとアリルアミンとの
イミン1 H−NMR(CDCl3)δ1.43(s、6H)、3.5−3.8
(m、2H)、3.9−4.15(m、2H)、4.15−4.5(m、
2H)、4.54(s、2H)、4.8−5.3(m、2H)、5.5
−6.3(m、1H)、7.26(s、5H)、7.55−7.8(m、
1H) IR(neat)1640、1670、1720、1795cm-1 1h:3−アリルアミノ−6−o−ベンジル−4,
5−o−イソプロピリデン−2,3−ジデオキ
シ−L−ヘキソン酸N,N−ジメチルアミド1 H−NMR(CDCl3)δ1.37(s、6H)、2.3−2.8
(m、3H)、2.85−3.05(m、6H)、3.05−3.35
(m、2H)、3.35−4.3(m、5H)、4.53(s、
2H)、4.8−5.3(m、2H)、5.3−6.3(m、1H)、
7.23(s、5H) 例8、例9で用いた(3g)は文献(Chem.
Lett.、1982、929)に従い、前記3aの合成法にお
ける11の代りに9をSwern酸化することで得られ
る。 例 10 例2の反応をテトラヒドロフラン中で行なつた
場合、2種のジアステレオマーの生成比は1:2
で、L−リキン体(1a)でない方が主生成物と
なつた(合計収率84%)。 L−キシロ体(1b)と推定される主生成物の
スペクトル1 H−NMR(CDCl3)δ1.22(d、3H)、1.53(bs、
10H)、1.8−2.1(m、1H)、2.52(d、2H)、
2.90(d、6H)、3.0−3.35(m、1H)、3.4−4.6
(m、4H)、7.18(s、5H) IR(neat)1638cm-1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2,3−o−アルキリデンアルドテトロース
    の4−o−ベンジル又は4−デオキシ誘導体とア
    ミンとから得られるイミンと、α−リチオ−N,
    N−ジアルキルアセトアミドとを反応させること
    を特徴とする4,5−o−アルキリデン−3−置
    換アミノ−2,3−ジデオキシヘキソン酸−N,
    N−ジアルキルアミドの6−o−ベンジル又は6
    −デオキシ誘導体の製造法。 2 ハロゲン化亜鉛の存在下にイミンとリチオ化
    合物との反応を行なうことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の製造法。
JP58056328A 1983-03-31 1983-03-31 3−アミノジデオキシヘキソン酸誘導体 Granted JPS59184175A (ja)

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