JPH0462939B2 - - Google Patents

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JPH0462939B2
JPH0462939B2 JP63084018A JP8401888A JPH0462939B2 JP H0462939 B2 JPH0462939 B2 JP H0462939B2 JP 63084018 A JP63084018 A JP 63084018A JP 8401888 A JP8401888 A JP 8401888A JP H0462939 B2 JPH0462939 B2 JP H0462939B2
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tab
thermoplastic resin
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Kazunori Sato
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Showa Denko KK
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Priority to DE89106192T priority patent/DE68907764T2/de
Priority to US07/334,632 priority patent/US5054641A/en
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D17/00—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions
    • B65D17/28—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、缶様容器蓋およびその製法に関し、
詳しくは、飲料コーヒー缶、スープ缶、食用油・
調味料缶、モーターオイル缶、各種缶詰容器など
の缶様容器類を構成する蓋であつて、金属に代わ
る合成樹脂を主体とした、缶切りなどの補助道具
がなくても開缶可能な蓋の改良技術に関する。
[従来の技術] 本発明に係る同一出願人は、先に、上記の如き
合成樹脂を主体とした、缶切りなどの補助道具な
くして開缶可能な蓋の製法について次の如き提案
をした(特願昭62−11238号)。
その製法を図面を参照しつつ説明するに、第5
図に示すように、その図示右側の一方の射出成形
金型19表面にガスバリヤー性多層基材23をイ
ンサートしておく。
当該ガスバリヤー性多層基材23は、第10図
に例を示すように、アルミニウム箔(Al箔)な
どのガスバリヤー性の基材層39を内層に有し、
その両表層に熱可塑性樹脂層40,41を有する
少なくとも三層構造よりなり、第5図に例を示す
ように、予じめ、底部と該底部外周に連接して立
設した立上り部(胴部)と該立上り部に連接して
前記底部と平行に曲設したフランジ部(鍔部)と
を有するコンテナ様の形態にしておく(プリフオ
ーム成形)のがよく、これを上述のように前記金
型にインサートしておく。
図示のように、このコンテナ様の缶様容器蓋用
基材(以下プリフオーム基材という)23の前記
底部外周端部から当該プリフオーム基材23のフ
ランジ部端縁にかけて少なくとも当該フランジ部
および前記立上り部の補強用の熱可塑性樹脂層2
6が積層され、さらに、当該熱可塑性樹脂層26
は、当該基材23のフランジ部端縁から当該基材
23の立上り部と平行にかつ当該立上り部とは逆
方向に突出している(以下当該突出部26′を含
めてフラツプ部27という)。
他方の射出成形用金型9のコア側表面には、三
つの金型12,13,14が付設されている。
第4A図は、当該コア側から見た、これら金型
の位置関係を示し、同図に示すように、射出成形
用金型9の表面には、その最も外側に、円形の帯
状枠金型12を配設し、該金型12の内側であつ
て当該金型12の上部から離隔して帯状の断面馬
蹄形状の金型13を配設し、さらに、当該金型1
3の内側に、当該金型13とは離隔して該金型1
3と同様の形状を有し、かつ、その上端部に内側
に延在させた部分を有する金型14を、前記金型
13と上端部の高さを一致させて配設して成る。
このような金型12,13,14を付設した当
該射出成形用金型9のコア側表面に、第4B図に
平面図を、また、第4C図に第4B図A−A線拡
大断面図を、さらに、第4D図に側面図を示す馬
蹄形の枠体に形成された合成樹脂製タブ(把手
部)15を、第4A図に示すように、その固定部
16の上端を前記円形金型12の内面に当接する
とともに、その本体部17を金型13と金型14
との間に介装して、予め装着しておく。
タブ15の先端部(固定部)16には、第4A
図などにて例示するような楕円形状の貫通孔18
を孔設しておく。
第5図に示すように、射出成形用金型9への上
記タブ15の装着に際しては、当該貫通孔18が
射出口11の位置にくるようにする。
その際、タブ15の固定部16は、第4C図な
どに示すように、タブ本体部17との間で段差を
設け、当該固定部16の裏面と前記プリフオーム
基材23の表面との間に空隙を生じさせるように
する。
前述し、また第5図に示すように、その図示右
側の一方の射出成形用金型19のキヤビテイ側表
面にフラツプ部27を備えたプリフオーム基材2
3(以下蓋本体部20という)をセツトしつつ、
次いで、第6図に示すように、型締めする。
当該型締後に、そのキヤビテイ21に、第7図
に示すように、射出成形用金型9の樹脂流入路1
0を経て射出口(ゲート)11より射出成形材料
(以下単に射出樹脂ということもある)22を射
出する。
前記のように、タブ15の貫通孔18が、射出
口11位置にあるので、溶融した当該射出樹脂2
2は、当該貫通孔18内を流動し、さらに、タブ
15の固定部16の裏面側に流動していく。
当該裏面側に流動した射出樹脂22は、第4A
図にその流動の様子を示すように、最内側の金型
14の内部に流動して行くとともにタブ15の固
定部16の裏面において左右に流動し、図示のよ
うに円形金型12と金型13とにより囲まれた部
分にも流動して行く。
このように、流動した射出樹脂22は、タブ1
5の固定部16の裏面において蓋本体部20のプ
リフオーム基材23の表面に積層するとともに金
型14に囲まれた内部に流動した射出樹脂22も
当該金型14の内部においてプリフオーム基材2
3の表面に積層し、同時に円形金型12と金型1
3とにより囲まれた部分にも流動した射出樹脂2
2もこれら金型12,13により囲まれた部分に
おいてプリフオーム基材23の表面に積層する。
次いで、冷却後に、型開きし、成形品(蓋体)
を取り出すことにより、第8図に平面図を、第9
図に第8図B−B線拡大断面図を示すような蓋体
24を得ることができる。
金型12,13,14の部分は、第9図に示す
ように、それぞれ、射出樹脂(層)が積層されて
いず、プリフオーム基材23の露出した部分
(溝)30,31となる。
円形金型12の内側に前記のごとく積層された
射出樹脂(層)22により、蓋体24のタブ座2
5の射出樹脂層が形成されるとともに、タブ15
の固定部16の貫通孔18が射出樹脂22により
充填されて、さらに、タブ15の固定部16の裏
面下部多層基材23表面との間の空隙に積層され
た射出樹脂22によりタブ15の当該固定部(先
端部)16が当該タブ座25の射出樹脂層22に
固定される。
第9図に示すように、タブ15はその先端部1
6の固着により、その本体部17の端部がプリフ
オーム基材23から分離した状態になる(図示の
ごとくに必ずしも端部が持ち上がることはない)。
このようにして、プリフオーム基材23と、該
プリフオーム基材23の底部外周端部から当該基
材23のフランジ部端縁にかけて、さらに、当該
基材23の立上り部に平行に突出形成されたフラ
ツプ27と当該フラツプ部27により包囲された
プリフオーム基材23の底部表面に積層されたタ
ブ座25と、該タブ座25にその一端部を取着し
たタブ15とを有する合成樹脂を主体とした蓋体
24を得ることができる。
また、当該蓋体24には、円形金型12により
形成される円形帯状のプリフオーム基材23の露
出した部分であるスコア部30を有し、当該スコ
ア部30によりタブ座25とフラツプ部27(補
強用熱可塑性樹脂層26)とは分離されている。
当該蓋体24は、例えば、第13図に示すよう
に、そのフラツプ部27を缶様容器42の胴部4
3に熱接合により取付けられる。この胴部43も
合成樹脂により構成されている。なお、第13図
にて、44は底蓋を示す。
第9図に従い、当該蓋24の開口例について説
明するに、タブ座25の内方に設けられた蓋開缶
のためのタブ15の本体部17の端部33を、同
図矢標にしめすように上方向に持上げると、タブ
15の固定部16が当該矢標とは逆方向に押下げ
られ、当該タブ15をそのまま引張り上げると、
スコアー部30のプリフオーム基材23が切断さ
れ、スコアー部30の外周端縁32に沿つて蓋体
24の開口が行われる。
第11図は当該蓋体24の開口後の平面図で、
第12図は第11図C−C線断面図である。
上記製法では、予め、プリフオーム基材23の
端部にフラツプ部27を有する蓋本体部20を射
出成形用金型19にインサートしておく例を述べ
たが、当該プリフオーム基材23のみをインサー
トしておき、第5図などに仮想線で図示のよう
に、当該フラツプ部27形成のために、ゲート1
1に加えて、射出成形用金型9に別に樹脂流入路
28およびゲート29を設け、ゲート11からの
溶融射出樹脂22の射出と同時に、あるいは当該
ゲート11とは別個に当該ゲートから溶融射出樹
脂を射出してもよい。
また、上記製法では、第4A図に示すように、
タブ15を、予め、円形金型12の内面に当接す
るとともに、金型13と金型14との間に介装し
て、装着しておく例を示したが、タブ座25形成
後に、タブ15を別工程で取着してもよい。
当該金型13および金型14は、このように、
タブ15を予じめ装着する際に射出成形用金型9
に止着しておくためのものであり、また、金型1
3は、当該金型13と円形金型12との内部に積
層される射出樹脂層22とタブ15の本体部17
外周面とが付着しないようにするために設置さ
れ、 一方、当該金型13の内側に配設される金型1
4は、同様に当該金型14内方に流動してくる射
出樹脂22とタブ15の本体部17内周面とが付
着しないようにするためのものである。
従つて、タブ15を予め装着しておかない場合
には、これら金型13と金型14は必要がなく、
こうした場合には、ゲート11からの射出によ
り、フラツプ部27の内周側の端縁により、包囲
されたプリフオーム基材23の底部上面全体にタ
ブ座25が形成される。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように、本発明に係る同一出願人は射出
成形による缶様容器蓋の製法について提案したの
であるが、上記製法では、スコア部30を形成す
るために円形金型12の設置が必要で、そのため
に、金型の構造上、スコア部30の幅Sを少しで
も小さく、出来るだけS=0に近づけたいとして
もそれは困難で、スコア部30の幅分、プリフオ
ーム基材23表面が外部に露出することになる。
当該スコア部30にあつては、その幅と蓋を開
缶(開封)する際の易開封性(イージーオープン
性)と缶内に内容物を充填後の破缶強度(製品落
下強度)との関係について、先の本発明者らの鋭
意検討により次のような事が判つた〔特開昭61−
33943号(特願昭59−146943号)〕。
すなわち、一般的には、スコア部30の幅が狭
い程破断に耐え得る強度が大きくなると考えられ
るが、実際は逆で、当該スコア部30の幅が広い
程落缶時のエネルギー吸収が大きく、破缶強度も
大で、一方、イージーオープン性については上記
と逆で一般にスコア部30の幅が広い程イージー
オープン性が良好であると考えられるが、実際は
逆で、当該スコア部30の幅が広いとプリフオー
ム基材23で伸びを生じ易くイージーオープン性
を大幅に妨げることが判つた。
従つて、上述の如き合成樹脂を主体とし、缶切
などの補助道具なくしては開缶できる合成樹脂製
蓋にあつては、そのイージーオープン性と破缶強
度とは相反する特性を有し、一方の特性を良くし
ようとすると他方の特性が悪くなつたりすること
が多く、従来からかかる合成樹脂製蓋をもつ容器
の上市にあつて困難な問題を含んでいるが、これ
ら相反する両特性を兼備することが要求されてい
る。
一方、スコア部30は、後述のごとく、薄い
Al箔39の両面に薄膜の樹脂層40,41を積
層したプリフオーム基材23の露出した部分であ
るので、当該スコア部30に穴を明け異物を注入
したりする危険性もある。
当該スコア部30の幅を0にするために、フラ
ツプ部27を構成する合成樹脂と、タブ座25を
構成する合成樹脂との材質を相互に接着性のない
ものに変え、これら境界で両者を剥離させるとい
うことも考えられるが、プリフオーム基材23の
表面には、当該タブ座25との熱接合の可能な合
成樹脂40,41を使用している関係から、現実
にはこれら境界で剥離させ、開缶可能とする合成
樹脂の選択は難しい。
また、上記製法ではプリフオーム基材23表面
に、溶融した射出樹脂22により形成されたタブ
座25が密着しており、当該タブ座25下部での
プリフオーム基材23の伸びが不足し、缶内部か
らの内圧に対し、落缶時のエネルギーを吸収する
バツフアー効果を不足することがあり、スコア部
30に落缶時の衝撃が集中するということが起こ
ることがある。
さらに、上記製法では、第5図や第8図に示す
ように、缶蓋をフルオープンとするために、タブ
座25を形成するための射出用ゲート11とフラ
ツプ部27を形成するための射出用ゲート29と
を分離しなければならず、しかも、当該フラツプ
部27形成用の射出ゲート29を設置した場合、
射出成形金型9の強度を低下させ、当該金型9の
寿命を短命化させる原因となつている。その上、
かかる形態ではガス抜けも困難で、成形に際し、
スコア部30切れを招き易い。
そこで、本発明は、スコア部30の幅をできる
だけ0に近づけることができる技術を提供するこ
とを目的とする。そして、このようにスコア部3
0の幅を出来るだけ0に近づけることにより、外
部から異物を注入するなどの危険性を排除し、ま
た、イージーオープン性を向上させることを目的
とする。
本発明は、また、スコア部30幅を仮に広くし
ても、当該スコア部30が外部(少なくとも蓋の
上部)から見て露出していず、以つて、外部から
異物を注入するなどの危険性を排除し、また、落
缶時の衝撃が集中しやすいスコア部30の幅を広
くして、破缶強度を向上させることを目的とす
る。
本発明は、さらに、タブ座25とプリフオーム
基材23との全面密着を避け、バツフアー効果を
高め得るような技術を提供することを目的とす
る。
本発明は、さらにまた、上記先の発明の欠点で
ある金型強度(寿命)の低下を防止し、また、ガ
ス抜けの困難性によるスコア部切れの如き問題を
生じない技術を提供することを目的とする。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な
特徴は、本明細書の記述および添付図面から明ら
かになるであろう。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成するための本発明は、ガスバ
リヤー性の基材層を内層に有し、その両表層に熱
可塑性樹脂層を有する少なくとも三層構造のガス
バリヤー性多層基材より成り、かつ、底部と該底
部外周に連接して立設された立上り部と該立上り
部に連接して外方に曲設されたフランジ部とが形
成された缶様容器蓋用基材の前記底部外周端部か
ら前記フランジ部の端縁にかけて積層され、さら
に、該フランジ部の端縁から下方向に前記立上り
部にほぼ平行に突出した当該立上り部およびフラ
ンジ部の補強用熱可塑性樹脂層により包囲された
前記底部上面に、タブを有する合成樹脂製タブ座
を、当該底部上面との間に空隙を設けて、かつ、
前記補強用熱可塑性樹脂層の内周端縁との間にで
きるだけ小幅の当該底部上面が露出したスコア部
を形成して立設して成ることを特徴とする缶様容
器蓋、特に、 当該蓋において、タブ座が、その上部周端縁に
スコア部を被覆できるひさし部を延設して成るこ
とを特徴とする缶様容器蓋; 当該蓋において、当該ひさし部が、スコア部外
周の、補強用熱可塑性樹脂内周の端縁部分を被覆
する程度に延設され、当該ひさし部によりスコア
部を被覆して成ることを特徴とする缶様容器蓋; また、当該蓋において、ひさし部外周端縁が、
ガスバリアー性多層基材の立上り部に積層された
補強用熱可塑性樹脂層に溝設された溝に嵌挿さ
れ、当該ひさし部によりスコア部を被覆してなる
缶様容器蓋; さらに、当該蓋においてタブ座がその下部に蓋
変形防止用のリブを有する缶様容器蓋に存すると
ともに、 次の(イ)〜(ニ)の工程を含んで成る缶様容器蓋の製
法に存する。
(イ) ガスバリヤー性の基材層を内層に有し、その
両表層に熱可塑性樹脂層を有する少なくとも三
層構造の平板状ガスバリヤー性多層基材を、予
じめ、底部と該底部外周に連接して立設された
立上り部と該立り部に連接して外方に曲設され
たフランジ部とから成る立体形状の缶様容器蓋
用基材に成形するプリフオーム工程。
(ロ) 前記缶様容器蓋用基材の前記底部外周端部か
ら前記フランジ部の端縁にかけて熱可塑性樹脂
層を積層し、さらに、該フランジ部の端縁から
下方向に前記立上り部にほぼ平行に突出させ
て、当該立上り部およびフランジ部補強用熱可
塑性樹脂層を形成する工程。
(ハ) 前記缶様容器蓋用基材の底部上面であつて、
前記補強用熱可塑性樹脂層により包囲された部
分に、その下部にリブを有することもある合成
樹脂製タブ座を、当該底部上面との間に空隙を
設けて、かつ、当該補強用熱可塑性樹脂層との
間に当該底部上面が露出したスコア部を形成し
て立設するタブ座取着工程。
(ニ) 前記タブ座取着工程前に予めまたは取着工程
後に該タブ座に合成樹脂製タブの一端部を取着
するタブ取着工程。
[実施例]および[作用] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1A図は本発明の一実施例を示す缶様容器蓋
の断面図を示す。
同図に示すように、フラツプ部27により包囲
されたプリフオーム基材23の底部上面には、そ
の下部にリブ1を有するタブ座2が、プリフオー
ム基材23の底部上面との間に、空隙3を形成し
て立設されている。
当該タブ座2は円形形状に構成されている。
第2A図に当該タブ座2の底面図を示す。
第1A図および第2A図に示すように、タブ座
2の周端縁には外方に突出したひさし部4が周設
されている。
リブ1は、この実施例では、三本、当該ひさし
部4に沿つて設けられている(第2A図にて、便
宜上、斜線で示す)。
タブ座2には、上記空隙3を形成するための溝
5が溝設されている。
第1A図に示すように、フラツプ部27の周端
縁と、タブ座2の最も外側のリブ1の外端縁との
間に形成されているスコア部30は、上記ひさし
部4により、被覆され、外部に露出しないように
してある、外部から当該スコア部30に穴を明
け、異物を注入するなどの危険性がないようにし
てある。
タブ座2の上面一端部であつて、ひさし部4の
内側に図示のようにタブ15を取着してある。
次に、本発明による当該蓋の製法について第2
B図及び第3図を参照しつつ説明する。
第3図イに示すように、先ず、前述の如き立体
形状のプリフオーム基材23を用意する。
当該プリフオーム基材23の形成には、本発明
者らが、先に、見い出した次の如きプリフオーム
成形工程によるのが良い(特開昭60−90130号公
報)。
第2B図は当該プリフオーム成形の一例を示
し、第10図に示すようなガスバリヤー性多層基
材フイルムから適宜大きさの円板(丸缶容器の場
合)230を打抜きし、これを、縦方向溝6Aを
有する中空雌金型6の開放部上面に載置し、円板
230の上方向から、縦方向溝7Aを有する雄金
型7により当該円板230を押圧して、雌金型6
の中空部内をスライドさせる。雄金型に図示しな
い鍔を設けておけば同図に示すような、適宜間隔
で複数のリンクル(しわ)231を有するプリフ
オーム基材23を得ることができる。
従来、Al箔を中間層とし、その両表面に合成
樹脂層を有するようなガスバリヤー性多層基材フ
イルムを用いて缶様容器を構成するに、いわゆる
絞り加工により、すなわち、当該フイルムの周端
部を支持台に強固にクランプしておき、当該フイ
ルムに上方向から圧を加え、フイルムを下方向に
延伸(引伸)して行う絞り加工法があつたが、こ
れでは、Al箔の厚味が不均一になつたり、ピン
ホールやクラツキングが生じたりし、従つて、薄
いAl箔の使用が困難であつたり、底の深いもの
を形成できなかつたりしたが、上記発明者らの方
法によれば、円板230は雌金型6内をスライド
させるだけの実質上延伸しない方法であるので、
かかる欠点を解消することができた。
また、フイルムを切断し接着剤により連結した
り、切欠きしたフラツプ部を中に折込み、接着剤
により接合したりしないので、缶様容器として食
品衛生性が良好で、レトルト適正が良いなどの優
れた利点を有することができた。
本発明では、次いで、当該プリフオーム基材2
3の端部に、第3図ロに示すように、熱可塑性樹
脂よりなるフラツプ部27を形成する。
当該フラツプ部27の形成には、前記した、射
出成形の方法によつてもよいし別工程で当該フラ
ツプ部27をプリフオーム基材23に超音波溶着
や高周波溶着により取着してもよいし、接着剤に
より接着させる方法でもよい。
次いで、当該フラツプ部27内部のプリフオー
ム基材23の底部上面に、リブ1を有する、別工
程で製造した合成樹脂製タブ座2を取着する。
本発明の最も重要な特徴はこのタブ座2の取着
にあり、別製したこのタブ座を取着するようにす
るので、このタブ座の大きさやタブ座の取着位置
などを調整することにより、スコア部30の幅S
を限りなく0に近ずけることが可能となる。
第3図ではタブ座にひさし部4を設けていない
が、ひさし部4を設けることにより、前述の如く
スコア部30の露出を防止できる(第1A,1
C,1D,1E図)。
この場合、フラツプ部27の内側周端は多層基
材23の底部中央方向へ僅かに延在させておくと
ひさしの効果が一層出る(同図参照)。
従つて、これらの事項から、スコア部30に穴
を明け、異物を注入するなどのいたずら行為の危
険性を排除できるばかりでなく、イージーオープ
ン性や破缶強度の向上にも寄与することができ
る。
さらに、タブ座2に第1A図や第2A図に示す
ようなリブ1を垂設して溝5を設け、これをプリ
フオーム基材23の底部上面に立設すれば、タブ
座2とプリフオーム基材23の底部上面との間で
空隙3を設けることができ、この空隙3により、
タブ座2と接合していないプリフオーム基材23
の底面の占有面積を増加させることができる。
これにより、プリフオーム基材23による缶内
部からの内圧に対する落缶時のエネルギーを吸収
するバツフアー効果が大となり、スコア部30に
落缶時の衝撃が集中するということが少なくな
る。
当該空隙3の上部はタブ座2で被覆されている
ので、当該空隙3におけるプリフオーム基材23
に穴を明け異物を注入するなどの危険性もない。
さらに、タブ座2の製造及び取着は別工程で行
うので、従来法の如く、このタブ座2とフラツプ
部27とをそれぞれの射出ゲート11,29を用
いた多点ゲートによらなくて済み、金型9の構造
を簡略化し、安価にすることができ、また、金型
9の寿命も延命化でき、かつ、ガス抜きの困難性
によるスコア部30切れも起こさなくて済む。
当該タブ座2の取着には、超音波溶着や高周波
溶着を用いるとよい。接着剤を用いても可能であ
る。
次いで、第3図ニに示すように、タブ座2の上
面に、合成樹脂製タブ15の一端部を取着する。
このタブ15の取着には、次の如き方法による
と良い。
その一例を図示に従い説明すると、第2D図に
示すように、タブ15の一端部にここで例示する
ような個数の2つの貫通孔8を孔設しておく。
第2C図イの上部には、この第2D図D−D線
に沿う断面図を示してある。
一方、タブ座2の上面には、第2C図イの下部
に示すような、タブ15の貫通孔8の上方に突出
できるような突起200を突出しておく。
第2C図ロに示すように、タブ15の貫通孔8
と当該突出200とを位置合せして、当該突起2
00をタブ15の貫通孔8上部から上方向に突出
させる。
当該突出した突起部分201に超音波振動を与
えて、溶融させる。
上記に際し、タブ15の貫通孔8の径に比し
て、タブ座2の突起の径は小さくし、また、当該
突出した突出部分201を溶融したときに、タブ
15と当該突起200とがほぼ同一平面となるよ
うにしておくことにより、第2C図ハに示すよう
に、強固な溶着強度の、また、外観上も良好なタ
ブ15の取着を行うことができる。
タブ15は、この第2D図に示すようなものと
か、前記第4B図に示すような枠形態のものと
か、各種の態様のものが可能である。
また、このタブ15は上記のようにして、予じ
めタブ座2に取着けておき、タブ15を有するタ
ブ座2をプリフオーム基材23に取着してもよ
い。
次に、本発明の変形例を、第1B図〜第1E図
に従い説明する。
第1B図はタブ座2にひさし部4を設けない例
で、本発明ではスコア部30の幅を限りなく0に
近づけることにより表面に露出するスコアー面積
を可及的に小さくすることができる。
第1C図は、タブ座2のひさし部4を、フラツ
プ部27に重ねた例を示す。当該ひさし部4を薄
手のものに構成した場合、ひさし部4をめくり上
げ、スコア部30に穴を明け、異物を注入するな
どの危険性があればフラツプ部に接着しておくこ
とが望ましい。
第1D図は、フラツプ部27の胴壁面に、斜め
に切欠き270を設け、ひさし部4の端部を、折
曲げて当該切欠き270内部に嵌挿した例を示
す。
第1E図はフラツプ部27の胴壁面に、四辺形
の切欠き271を設け、この切欠き271内部に
ひさし部4の端部を嵌挿する例を示す。
これら切欠き270,271を設け、タブ座の
ひさし部4を嵌挿することにより、また更に溶着
することによりスコアの被覆はより完全になり、
ひさし部4をめくり上げ、スコア部30に穴を明
け、異物を注入するなどの危険性をより一層排除
できる。
次に、本発明の構成について補足する。
本発明におけるプリフオーム基材を構成するガ
スバリヤー性の多層基材23の一例構成断面図は
前述のごとく第10図に示され、当該多層基材2
3は、その中間のガスバリヤー性の基材層39の
両面に、それぞれ、熱溶融(熱接合)可能な樹脂
層40,41を有する。
ガスバリヤー性の基材層39は、酸素や不純物
などを透過させない、いわゆるガスバリヤー性を
持つことが必要である。
本発明に使用されるガスバリヤー性の基材
(層)39の例としては、金属箔の他、下記のシ
ート、フイルムなどが挙げられる。
金属箔の例としてはアルミニウム箔(以下端に
アルミ箔という)が挙げられ、本発明は、特に、
このアルミ箔をガスバリヤー性基材39として成
る缶様容器蓋体に係るものである。その他ガスバ
リヤー性の基材39の例としては、エチレン酢酸
ビニル共重合体のケン化物、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリアミド、ポリアクリロニトリル等のシー
ト、フイルム等が挙げられる。
本発明に係る缶様容器蓋体24は、前述のよう
に、このガスバリヤー性の基材層39を有するガ
スバリヤー性多層基材23を切断し開口するよう
になつており、その易開封性や、製品とした場合
の落下強度、破缶強度、成形時の破断強度との関
連などから、当該アルミ箔などのガスバリヤー性
の基材層39の厚みは50μ以下好ましくは9〜
30μであることが望ましい。
また、このような厚みとすることにより、完全
焼却が可能となり、また、焼却カロリーも5000〜
6000Kcal/Kgに低下させ、空缶処理の問題に対
処できる。
本発明に係る缶様容器蓋は、前述のように、例
えば第13図に示すように、そのフラツプ部27
を缶様容器42の胴部43に熱接合により取付け
られる。この胴部43も同様の樹脂層表面を有す
るようなものが使用される。
蓋体24の胴部に対する取付側の多層基材23
の熱溶融可能な樹脂層を外層41とし、一方、フ
ラツプ部27やタブ座2と熱融着される側の多層
基材23の熱溶融可能な樹脂層を内層40とする
と、この外層41により、胴部43との強固な熱
接合が可能となり、一方、この内層40の存在に
より、フラツプ部27やタブ座2の超音波溶着な
どにおいて強固な熱接合を可能とする。
上記樹脂層40,41を構成する樹脂として
は、熱により溶融するポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレンプロピレン共重合体等の樹脂が使
用される。
内外層40,41とも同一の樹脂により構成さ
れていてもよいし、異なつた樹脂により構成され
ていてもよい。
当該樹脂層40,41をガスバリヤー性の基材
39に形成する場合、接着剤あるいはフイルム状
のホツトメルト接着剤などの接着剤樹脂層を介し
て又は介さずに形成することができる。
樹脂層40,41の厚みは、前述のガスバリヤ
ー性の基材層39と同様の理由から片面で、
100μ以下であることが好ましい。
フラツプ部27を構成する熱可塑性樹脂として
は、上記樹脂層40,41を構成する樹脂と同様
のものを使用することができる。
当該樹脂層40にエチレンプロピレン共重合体
を用いた場合、当該フラツプ部27にはポリプロ
ピレンを用いることが好ましい。
また、前者にポリプロピレンを用いた場合、後
者にもポリエチレンを用いることが好ましい。
タブ座2やタブ15もフラツプ部27と同様の
合成樹脂により構成することができる。
フラツプ部27やタブ座2やタブ15を構成す
る合成樹脂には無機質充填剤など各種添加剤を加
えることができる。
以上本発明者によつてなされた発明を実施例に
もとづき具体的に説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
例えば、タブ座2やタブ15を有するタブ座2
を取着後に、フラツプ部27をプリフオーム基材
23に取着形成してもよい。
また、前記実施例などでは、丸缶用蓋について
説明したが、角缶楕円缶用蓋などについて本発明
を適用することができる。
[発明の効果] 本発明によれば先の発明の欠点を解消しつつ、
スコア部を0に近づけることができる他、スコア
部を外部に露出せず、異物の注入などの危険性を
排除し、さらにより一層破缶強度の向上などを図
ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の実施例を示す缶様容器蓋の
断面図、第1B図〜第1E図はそれぞれ本発明の
他の実施例を示す缶様容器蓋の要部断面図、第2
A図は本発明に使用されるタブ座の一実施例を示
す底面図、第2B図はプリフオーム基材の製造工
程の一例説明図、第2C図イ〜ハは各々タブの取
着工程の断面図、第2D図はタブの平面図、第3
図イ〜ニはそれぞれ本発明の製造方法の実施例工
程を説明する断面図、第4図は従来例における金
型とタブと溶融射出樹脂のフローとの関係を示す
原理図、第4B図はタブの平面図、第4C図は第
4B図A−A線拡大断面図、第4D図はタブの側
面図、第5図は従来例における型締前射出成形工
程説明断面図、第6図は同型締後同断面図、第7
図は同射出工程説明断面図、第8図は蓋体平面
図、第9図は第8図B−B線拡大断面図、第10
図はバリヤー性多層基材の構成断面図、第11図
は開缶後の蓋体平面図、第12図は第11図C−
C線断面図、第13図は缶様容器の斜視図であ
る。 1……リブ、2……タブ座、3……空隙、4…
…ひさし、5……溝、6……雌金型、7……雄金
型、8……貫通孔、9……射出成形用金型、10
……合成樹脂流入路、11……射出口、12……
金型、13……金型、14……金型、15……合
成樹脂製把手部(タブ)、16……合成樹脂製把
手部の固定部、17……合成樹脂製把手部本体
部、18……合成樹脂製把手部貫通孔、19……
他方の射出成形用金型、20……蓋本体部、21
……キヤビテイ、22……射出成形材料、23…
…プリフオーム基材、24……蓋体、25……タ
ブ座、26……合成樹脂層、27……フラツプ
部、28……合成樹脂流入路、29……ゲート、
30……スコアー部、31……溝、32……スコ
アー部外周端縁、33……リブ端部、39……ガ
スバリヤー性の基材、40……熱溶融可能な合成
樹脂層、41……熱溶融可能な合成樹脂層、42
……缶様容器、43……缶様容器胴部、44……
底蓋体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガスバリヤー性の基材層を内層に有し、その
    両表層に熱可塑性樹脂層を有する少なくとも三層
    構造のガスバリヤー性多層基材より成り、かつ、
    底部と該底部外周に連接して立設された立上り部
    と該立上り部に連接して外方に曲設されたフラン
    ジ部とが形成された缶様容器蓋用基材の前記底部
    外周端部から前記フランジ部の端縁にかけて積層
    され、さらに、該フランジ部の端縁から下方向に
    前記立上り部にほぼ平行に突出した当該立上り部
    およびフランジ部の補強用熱可塑性樹脂層により
    包囲された前記底部上面に、タブを有する合成樹
    脂製タブ座を、当該底部上面との間に空隙を設け
    て、かつ、前記補強用熱可塑性樹脂層の内周端縁
    との間にできるだけ小幅の当該底部上面が露出し
    たスコア部を形成して立設して成ることを特徴と
    する缶様容器蓋。 2 タブ座が、その上部周端縁にスコア部を被覆
    できるひさし部を延設して成る、特許請求の範囲
    第1項記載の缶様容器蓋。 3 ひさし部がスコア部外周の補強用熱可塑性樹
    脂層の内周の端縁部分を被覆する程度に延設して
    当該ひさし部によりスコア部を被覆して成る特許
    請求の範囲第2項記載の缶様容器蓋。 4 ひさし部外周端縁が、ガスバリアー性多層基
    材の立上り部に積層された補強用熱可塑性樹脂層
    に溝設した溝に嵌挿して当該ひさし部によりスコ
    ア部を被覆して成ることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載の缶様容器蓋。 5 タブ座が、その下部に蓋の変形を防止するた
    めのリブを有して成る、特許請求の範囲第1項、
    第2項、第3項、または第4項記載の缶様容器
    蓋。 6 次の(イ)〜(ニ)の工程を含んで成る缶様容器蓋の
    製法。 (イ) ガスバリヤー性の基材層を内層に有し、その
    両表層に熱可塑性樹脂層を有する少なくとも三
    層構造の平板状ガスバリヤー性多層基材を、予
    じめ、底部と該底部外周に連接して立設された
    立上り部と該立り部に連接して外方に曲設され
    たフランジ部とから成る立体形状の缶様容器蓋
    用基材に成形するプリフオーム工程。 (ロ) 前記缶様容器蓋用基材の前記底部外周端部か
    ら前記フランジ部の端縁にかけて熱可塑性樹脂
    層を積層し、さらに、該フランジ部の端縁から
    下方向に前記立上り部にほぼ平行に突出させ
    て、当該立上り部およびフランジ部補強用熱可
    塑性樹脂層を形成する工程。 (ハ) 前記缶様容器蓋用基材の底部上面であつて、
    前記補強用熱可塑性樹脂層により包囲された部
    分に、その下部にリブを有することもある合成
    樹脂製タブ座を、当該底部上面との間に空隙を
    設けて、かつ、当該補強用熱可塑性樹脂層との
    間に当該底部上面が露出したスコア部を形成し
    て立設するタブ座取着工程。 (ニ) 前記タブ座取着工程前に予めまたは取着工程
    後に該タブ座に合成樹脂製タブの一端部を取着
    するタブ取着工程。
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