JPH046412B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH046412B2 JPH046412B2 JP56116325A JP11632581A JPH046412B2 JP H046412 B2 JPH046412 B2 JP H046412B2 JP 56116325 A JP56116325 A JP 56116325A JP 11632581 A JP11632581 A JP 11632581A JP H046412 B2 JPH046412 B2 JP H046412B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane
- solution
- ultrafiltration
- weight
- coagulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D71/00—Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
- B01D71/06—Organic material
- B01D71/56—Polyamides, e.g. polyester-amides
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、ポリアミドを蟻酸に溶解した溶液
を、該溶液成分に対して安定な搬送材上へ薄い層
として塗布し、凝固浴中へ導入することによつて
製造される、ポリアミド又はポリアミドの混合物
から成る、限外濾過スキン層と支持層とを有する
限外濾過膜の製造方法に関する。 [従来の技術] 中空糸の形状の限外濾過膜は例えばドイツ連邦
共和国特許出願公開第2606244号明細書から公知
である。この公知例に記載された方法において
は、溶液は例えば15乃至25%のポリアミド溶液よ
り成つており、この場合、溶媒は蟻酸である。こ
の溶液には、核を形成する物質、例えば適当な金
属塩が加えられている。この溶液は流延した後、
凝固浴中へ導入される。凝固終了後、金属塩は洗
浄浴中で洗浄され、これによつて所望の細孔が得
られる。こうして製造された膜は、その全横断面
にわたつて細かい濾過通路が一様に分布して成る
網状構造を有している。 ところで、細孔形成剤として作用する核形成物
質なしでもポリアミド膜を製造することは可能で
あるが、蟻酸中のポリアミドの溶液から製造され
たシートは既に非常に制限された範囲の限外濾過
特性を有することが判明している。流延可能溶液
の粘度は比較的高くなければならず、これによ
り、高いポリアミド濃度を有する溶液しか流延膜
の製造に適していないことになる。しかし、この
ような溶液は、非常に広い範囲にわたつて分布す
る少数の非常に小さい細孔しか形成できないの
で、公知の目的に使用しうる限外濾過効率を得る
ためには適していない。従つて、十分な限外濾過
効率を確保するためには必要な細孔の大きさ及び
数を得るためには、溶液のポリアミド濃度を、該
溶液がもはや流延することができない程度に低く
しなければならない。 [発明が解決しようとする課題] 従つて本発明の課題は、蟻酸中のポリアミド又
はポリアミド混合物の溶液であつて、その濃度
を、この溶液から流延により得られた膜が所望の
細孔の大きさ及び限外濾過効率を示すように調節
できる流延溶液を提供することにある。 [課題を解決するための手段] 前記課題は本発明によれば、流延溶液として、
溶媒として少なくとも75重量%の含水蟻酸中の、
完成した流延溶液に対してそれぞれ、ナイロン6
又はナイロン6.6、あるいは等モル量のアジピン
酸とヘキサメチレンジアミンからなるAH塩とε
−カプロラクタムとからのポリアミドの共重合体
12乃至22重量%及びポリエチレングリコール1乃
至7重量%の溶液を使用し、18℃より下の温度に
した該溶液を搬送シートに塗布し、該搬送シート
の走行方向に対して逆方向の流れを有する凝固兼
洗浄浴に通し、この凝固兼洗浄浴から出た後に凝
固及び洗浄された膜として搬送シートから剥離
し、剥離した膜を少なくとも一方向に、1:1.5
乃至1:2.5の比で延伸し、引き続き乾燥するこ
とによつて解決される。それぞれの量比は、すべ
て重量比で記載されている。 本発明方法において、18℃の溶液温度を上廻る
場合には、明らかな蒸発が起き、本発明による膜
に典型的な、支持層を有する限外濾過スキン層の
構造を得ようとする場合には避けねばならない。
18℃の温度を上廻る場合には、スキン層中にいわ
ゆる“ピンホール”が形成し、これが膜効率およ
び選択性を不均一にするかまたはその他の方法パ
ラメータにより閉じたスキン層を有する膜または
等方性の膜も形成する。 また、ポリアミドの濃度が12重量%に低下する
と、同様に膜特性を有しないシート状形成物が得
られ、流延溶液中のポリエチレングリコールの割
合が1%より下に低下した場合も同様である。 ポリアミド濃度が22重量%を上廻ると、たとえ
ば米国特許第3876738号明細書から公知であるよ
うに、限外濾過スキン層を有しない膜が生じる。
ポリエチレングリコール濃度が7重量%よりも高
い場合には、流延溶液がゲルを形成し、スキン層
を有しない等方性の膜が生じる。 さらに、1.5:1より小さい延伸比で延伸する
場合には、限外濾過スキン層の選択性は孔径対透
過水量の比が小さすぎることにより著しく損なわ
れ、2.5:1よりも大きい延伸比は機械的に不安
定なポリアミド膜を生じる。 延伸によつて、膜の強度と、細孔の大きさの調
節が達成される。この場合、膜の延伸は、膜を延
伸棒を介して引つ張るのが有利であることが判明
した。延伸棒を約130℃乃至140℃の温度に一様に
加熱すれば、特に有利な結果が得られる。 本発明によれば、乾燥工程の際に膜の縦及び横
方向に収縮を阻止しながら、膜をまず130℃に加
熱し、次いで約60℃乃至80℃で仕上乾燥する。望
ましくは、膜の縦及び横方向の収縮は、シートを
搬送ベルト及び加熱したローラ等に当接すること
によつて避けられる。 本発明の別の望ましい実施態様では、溶液を製
造するために、約80重量%の最低濃度を有する蟻
酸を使用する。 特に適した細孔の大きさと限外濾過効率を有す
る膜は、少なくとも75%の蟻酸中にポリアミド約
14乃至20重量%を含有する溶液を使用することに
よつて得られる。 原則的に、本発明による方法には、蟻酸に溶解
しかつポリエチレングリコールを添加して流延可
能な溶液になしうるすべてのポリアミド、コポリ
アミドおよびその混合物が適している。溶液にポ
リエチレングリコール2乃至5重量%を混合する
のが有利であることが立証された。溶液の温度な
いしは凝固兼洗浄浴の温度を15℃より下に保つこ
とも有利であることが判明した。スキン層形成を
助けるために、環境空気中で少なくとも2秒の滞
留時間が有利である。 本発明方法によつて製造された、限外濾過に適
した膜は、有利には支持層中の細孔の大きさは、
限外濾過スキン層から遠ざかるにつれて増加す
る。一般に、本発明方法によつて製造された限外
濾過膜は、10乃至300μmの厚さを有し、20〜
150μmの厚さを有する限外濾過膜が望ましい。 種々の分野における限外濾過のためには、限外
濾過効率が約50〜20000/m2・h・barである
膜が有利であることが判明している。ここで、限
外濾過効率とは、圧力1barで単位時間(1時間)
に膜を透過する透過水量()によつて表わされ
る限外濾過膜の特性である。 濾過ないしは分離性能は、種々の平均分子量の
デキストランを用い水溶液(5%)で測定した
[装置Amicon TCF10、圧力1bar/25℃]。 50/m2・h・barの限外濾過効率を有する膜
は非常に微細な孔を有し、分子量20000のデキス
トランをなお95%保持する、つまり20000よりも
小さい分子量のものしか透過せず、347/m2・
h・barの限外濾過効率を有する膜は、分子量
64000のデキストランを85%保持し、13800/
m2・h・barの限外濾過効率を有する膜は、分子
量2000000のデキストランを2%しか保持せず、
細菌やウイルスさえも膜を透過する。 高い限外濾過効率を有する膜における細孔の大
きさは、いわゆるバブル・ポイント法により決定
される[ANSL/ASTM(米国規格協会/米国試
験・材料協会)下316〜70(1976年再認可)の“宇
宙空間液体燃料で使用するためのメンブレンフイ
ルターの細孔径特性用標準試験法”参照]。この
方法では、フイルターをアルコールで濡らしてホ
ルダーに取付け、22℃の空気を非常に僅かな空気
圧で適用し、圧力を徐々に増加し、フイルターの
溜まり液の中央から気泡の定常流が生起する最低
圧(バブル・ポイント・プレツシヤー)を記録
し、特定の計算式により最大細孔径を計算する。 これによれば、13800/m2・h・barの限外
濾過効率を有する膜の細孔の大きさは300nmと計
算され、また19800/m2・h・barの限外濾過
効率を有する膜の細孔の大きさは500nmと計算さ
れる。 [実施例] 次に図面に示した実施例により本発明の構成を
具体的に説明する。 4種類の異なる溶液1が調合されて、自体公知
の塗装装置(図示せず)によつてポリエステルよ
り成る乾燥搬送シート2上に塗布され、ドクタ3
によつて塗膜調節される。溶液調合のためには、
80%の含水蟻酸、ナイロン6およびポリエチレン
グリコールからなるバツチを、20℃で溶解するま
で撹拌し、引き続き17〜18℃に保つ。本発明によ
る製法のために必要なデータは、4種類の異なる
溶液につき表に記載されている。空気中での数
秒間の滞留時間後、溶液は搬送シート2及びロー
ラ4,5によつて凝固兼洗浄浴6中へ浸漬せしめ
られる。この凝固兼洗浄液は水であり、この場合
逆方向に流れる水の量は、凝固兼洗浄浴6の流出
口における蟻酸の濃度が10%を越えないように調
節されている。溶液の濃度及び凝固兼洗浄液の温
度は13℃に維持されている。 こうして得られた膜7が凝固兼洗浄浴6から引
出された後、膜7は搬送シート2から剥離され
る。搬送シート2はローラ8,9と緊張ローラ1
0とを経て塗装装置に戻され、この場合、清掃装
置11によつて搬送シート2は汚れ粒子が取り除
かれ、乾燥された。 まだ湿つている膜7は、ローラ対12,13と
延伸棒14とから成つている延伸機構に案内され
た。膜は約130℃に熱せられた延伸棒で1:2の
比で引延ばされた。引き続きまだ湿つている膜7
は、さらに乾燥機15に案内され、その際膜7は
乾燥機15に入つた後、縦及び横方向の収縮を避
けるために搬送ベルト16上に載せられて、空気
吹付け装置17によつて、まず約130℃に熱せら
れ、次いで約70℃の温度で仕上乾燥された。乾燥
機15から出た後、膜は巻体18に巻き取られ
た。 この方法によつて製造された膜の特性値は表
に示されている。 溶液(表参照)より製造された膜は第2
図、第3図、第4図に示されている。 第2図では、限外濾過スキン層Hと支持層とを
有する限外濾過膜の概略的な拡大断面図が示され
ている。限外濾過膜の細孔の大きさは限外濾過ス
キン層から遠ざかるにつれて大きくなる。膜の全
厚さは表に示されているように、30μmである。 第3図では限外濾過膜の、限外濾過スキン層と
向き合う支持層の表面が示されている。 第4図では限外濾過効率が347/m2・h・
barである限外濾過膜の限外濾過スキン層の表面
が示されている。 第5図、第6図では、溶液(表参照)より
製造された限外濾過膜の表面が示されており、こ
の場合、第5図は限外濾過効率が13800/m2・
h・bar(表参照)である限外濾過膜の支持層
の表面を示し、第6図は限外濾過膜スキン層の表
面を示す。
を、該溶液成分に対して安定な搬送材上へ薄い層
として塗布し、凝固浴中へ導入することによつて
製造される、ポリアミド又はポリアミドの混合物
から成る、限外濾過スキン層と支持層とを有する
限外濾過膜の製造方法に関する。 [従来の技術] 中空糸の形状の限外濾過膜は例えばドイツ連邦
共和国特許出願公開第2606244号明細書から公知
である。この公知例に記載された方法において
は、溶液は例えば15乃至25%のポリアミド溶液よ
り成つており、この場合、溶媒は蟻酸である。こ
の溶液には、核を形成する物質、例えば適当な金
属塩が加えられている。この溶液は流延した後、
凝固浴中へ導入される。凝固終了後、金属塩は洗
浄浴中で洗浄され、これによつて所望の細孔が得
られる。こうして製造された膜は、その全横断面
にわたつて細かい濾過通路が一様に分布して成る
網状構造を有している。 ところで、細孔形成剤として作用する核形成物
質なしでもポリアミド膜を製造することは可能で
あるが、蟻酸中のポリアミドの溶液から製造され
たシートは既に非常に制限された範囲の限外濾過
特性を有することが判明している。流延可能溶液
の粘度は比較的高くなければならず、これによ
り、高いポリアミド濃度を有する溶液しか流延膜
の製造に適していないことになる。しかし、この
ような溶液は、非常に広い範囲にわたつて分布す
る少数の非常に小さい細孔しか形成できないの
で、公知の目的に使用しうる限外濾過効率を得る
ためには適していない。従つて、十分な限外濾過
効率を確保するためには必要な細孔の大きさ及び
数を得るためには、溶液のポリアミド濃度を、該
溶液がもはや流延することができない程度に低く
しなければならない。 [発明が解決しようとする課題] 従つて本発明の課題は、蟻酸中のポリアミド又
はポリアミド混合物の溶液であつて、その濃度
を、この溶液から流延により得られた膜が所望の
細孔の大きさ及び限外濾過効率を示すように調節
できる流延溶液を提供することにある。 [課題を解決するための手段] 前記課題は本発明によれば、流延溶液として、
溶媒として少なくとも75重量%の含水蟻酸中の、
完成した流延溶液に対してそれぞれ、ナイロン6
又はナイロン6.6、あるいは等モル量のアジピン
酸とヘキサメチレンジアミンからなるAH塩とε
−カプロラクタムとからのポリアミドの共重合体
12乃至22重量%及びポリエチレングリコール1乃
至7重量%の溶液を使用し、18℃より下の温度に
した該溶液を搬送シートに塗布し、該搬送シート
の走行方向に対して逆方向の流れを有する凝固兼
洗浄浴に通し、この凝固兼洗浄浴から出た後に凝
固及び洗浄された膜として搬送シートから剥離
し、剥離した膜を少なくとも一方向に、1:1.5
乃至1:2.5の比で延伸し、引き続き乾燥するこ
とによつて解決される。それぞれの量比は、すべ
て重量比で記載されている。 本発明方法において、18℃の溶液温度を上廻る
場合には、明らかな蒸発が起き、本発明による膜
に典型的な、支持層を有する限外濾過スキン層の
構造を得ようとする場合には避けねばならない。
18℃の温度を上廻る場合には、スキン層中にいわ
ゆる“ピンホール”が形成し、これが膜効率およ
び選択性を不均一にするかまたはその他の方法パ
ラメータにより閉じたスキン層を有する膜または
等方性の膜も形成する。 また、ポリアミドの濃度が12重量%に低下する
と、同様に膜特性を有しないシート状形成物が得
られ、流延溶液中のポリエチレングリコールの割
合が1%より下に低下した場合も同様である。 ポリアミド濃度が22重量%を上廻ると、たとえ
ば米国特許第3876738号明細書から公知であるよ
うに、限外濾過スキン層を有しない膜が生じる。
ポリエチレングリコール濃度が7重量%よりも高
い場合には、流延溶液がゲルを形成し、スキン層
を有しない等方性の膜が生じる。 さらに、1.5:1より小さい延伸比で延伸する
場合には、限外濾過スキン層の選択性は孔径対透
過水量の比が小さすぎることにより著しく損なわ
れ、2.5:1よりも大きい延伸比は機械的に不安
定なポリアミド膜を生じる。 延伸によつて、膜の強度と、細孔の大きさの調
節が達成される。この場合、膜の延伸は、膜を延
伸棒を介して引つ張るのが有利であることが判明
した。延伸棒を約130℃乃至140℃の温度に一様に
加熱すれば、特に有利な結果が得られる。 本発明によれば、乾燥工程の際に膜の縦及び横
方向に収縮を阻止しながら、膜をまず130℃に加
熱し、次いで約60℃乃至80℃で仕上乾燥する。望
ましくは、膜の縦及び横方向の収縮は、シートを
搬送ベルト及び加熱したローラ等に当接すること
によつて避けられる。 本発明の別の望ましい実施態様では、溶液を製
造するために、約80重量%の最低濃度を有する蟻
酸を使用する。 特に適した細孔の大きさと限外濾過効率を有す
る膜は、少なくとも75%の蟻酸中にポリアミド約
14乃至20重量%を含有する溶液を使用することに
よつて得られる。 原則的に、本発明による方法には、蟻酸に溶解
しかつポリエチレングリコールを添加して流延可
能な溶液になしうるすべてのポリアミド、コポリ
アミドおよびその混合物が適している。溶液にポ
リエチレングリコール2乃至5重量%を混合する
のが有利であることが立証された。溶液の温度な
いしは凝固兼洗浄浴の温度を15℃より下に保つこ
とも有利であることが判明した。スキン層形成を
助けるために、環境空気中で少なくとも2秒の滞
留時間が有利である。 本発明方法によつて製造された、限外濾過に適
した膜は、有利には支持層中の細孔の大きさは、
限外濾過スキン層から遠ざかるにつれて増加す
る。一般に、本発明方法によつて製造された限外
濾過膜は、10乃至300μmの厚さを有し、20〜
150μmの厚さを有する限外濾過膜が望ましい。 種々の分野における限外濾過のためには、限外
濾過効率が約50〜20000/m2・h・barである
膜が有利であることが判明している。ここで、限
外濾過効率とは、圧力1barで単位時間(1時間)
に膜を透過する透過水量()によつて表わされ
る限外濾過膜の特性である。 濾過ないしは分離性能は、種々の平均分子量の
デキストランを用い水溶液(5%)で測定した
[装置Amicon TCF10、圧力1bar/25℃]。 50/m2・h・barの限外濾過効率を有する膜
は非常に微細な孔を有し、分子量20000のデキス
トランをなお95%保持する、つまり20000よりも
小さい分子量のものしか透過せず、347/m2・
h・barの限外濾過効率を有する膜は、分子量
64000のデキストランを85%保持し、13800/
m2・h・barの限外濾過効率を有する膜は、分子
量2000000のデキストランを2%しか保持せず、
細菌やウイルスさえも膜を透過する。 高い限外濾過効率を有する膜における細孔の大
きさは、いわゆるバブル・ポイント法により決定
される[ANSL/ASTM(米国規格協会/米国試
験・材料協会)下316〜70(1976年再認可)の“宇
宙空間液体燃料で使用するためのメンブレンフイ
ルターの細孔径特性用標準試験法”参照]。この
方法では、フイルターをアルコールで濡らしてホ
ルダーに取付け、22℃の空気を非常に僅かな空気
圧で適用し、圧力を徐々に増加し、フイルターの
溜まり液の中央から気泡の定常流が生起する最低
圧(バブル・ポイント・プレツシヤー)を記録
し、特定の計算式により最大細孔径を計算する。 これによれば、13800/m2・h・barの限外
濾過効率を有する膜の細孔の大きさは300nmと計
算され、また19800/m2・h・barの限外濾過
効率を有する膜の細孔の大きさは500nmと計算さ
れる。 [実施例] 次に図面に示した実施例により本発明の構成を
具体的に説明する。 4種類の異なる溶液1が調合されて、自体公知
の塗装装置(図示せず)によつてポリエステルよ
り成る乾燥搬送シート2上に塗布され、ドクタ3
によつて塗膜調節される。溶液調合のためには、
80%の含水蟻酸、ナイロン6およびポリエチレン
グリコールからなるバツチを、20℃で溶解するま
で撹拌し、引き続き17〜18℃に保つ。本発明によ
る製法のために必要なデータは、4種類の異なる
溶液につき表に記載されている。空気中での数
秒間の滞留時間後、溶液は搬送シート2及びロー
ラ4,5によつて凝固兼洗浄浴6中へ浸漬せしめ
られる。この凝固兼洗浄液は水であり、この場合
逆方向に流れる水の量は、凝固兼洗浄浴6の流出
口における蟻酸の濃度が10%を越えないように調
節されている。溶液の濃度及び凝固兼洗浄液の温
度は13℃に維持されている。 こうして得られた膜7が凝固兼洗浄浴6から引
出された後、膜7は搬送シート2から剥離され
る。搬送シート2はローラ8,9と緊張ローラ1
0とを経て塗装装置に戻され、この場合、清掃装
置11によつて搬送シート2は汚れ粒子が取り除
かれ、乾燥された。 まだ湿つている膜7は、ローラ対12,13と
延伸棒14とから成つている延伸機構に案内され
た。膜は約130℃に熱せられた延伸棒で1:2の
比で引延ばされた。引き続きまだ湿つている膜7
は、さらに乾燥機15に案内され、その際膜7は
乾燥機15に入つた後、縦及び横方向の収縮を避
けるために搬送ベルト16上に載せられて、空気
吹付け装置17によつて、まず約130℃に熱せら
れ、次いで約70℃の温度で仕上乾燥された。乾燥
機15から出た後、膜は巻体18に巻き取られ
た。 この方法によつて製造された膜の特性値は表
に示されている。 溶液(表参照)より製造された膜は第2
図、第3図、第4図に示されている。 第2図では、限外濾過スキン層Hと支持層とを
有する限外濾過膜の概略的な拡大断面図が示され
ている。限外濾過膜の細孔の大きさは限外濾過ス
キン層から遠ざかるにつれて大きくなる。膜の全
厚さは表に示されているように、30μmである。 第3図では限外濾過膜の、限外濾過スキン層と
向き合う支持層の表面が示されている。 第4図では限外濾過効率が347/m2・h・
barである限外濾過膜の限外濾過スキン層の表面
が示されている。 第5図、第6図では、溶液(表参照)より
製造された限外濾過膜の表面が示されており、こ
の場合、第5図は限外濾過効率が13800/m2・
h・bar(表参照)である限外濾過膜の支持層
の表面を示し、第6図は限外濾過膜スキン層の表
面を示す。
【表】
【表】
ール
効 果 以上のように、本発明によれば、成核ないしは
細孔形成物質を使用せずに、蟻酸中のポリアミド
又はポリアミド混合物の溶液から、所望の限外濾
過効率及び細孔の大きさを有する、スキン層と支
持層とを有する限外濾過膜を製造することができ
る。
効 果 以上のように、本発明によれば、成核ないしは
細孔形成物質を使用せずに、蟻酸中のポリアミド
又はポリアミド混合物の溶液から、所望の限外濾
過効率及び細孔の大きさを有する、スキン層と支
持層とを有する限外濾過膜を製造することができ
る。
第1図は本発明による方法によつて膜が形成さ
れる装置の概略系統図、第2図はポリアミド6よ
り成る限外濾過膜の拡大断面図、第3図は、限外
濾過効率347/m2・h・barを有する第2図に
よる膜の、支持層を形成する表面の拡大図、第4
図は限外濾過効率347/m2・h・barを有する
第2図による膜の、限外濾過スキン層を形成する
表面の拡大図、第5図は限外濾過効率が13800
/m2・h・barを有する膜の支持層を形成する
表面の拡大図、第6図は限外濾過効率13800/
m2・h・barを有する膜の、限外濾過スキン層を
形成する表面の拡大図である。 1……溶液、2……搬送シート、3……ドク
タ、4,5……ローラ、6……凝固兼洗浄浴、7
……膜、8,9……ローラ、10……緊張ロー
ラ、11……清掃装置、12,13……ローラ
対、14……延伸棒、15……乾燥機、16……
搬送ベルト、17……空気吹付け装置、18……
巻体、H……限外濾過スキン層。
れる装置の概略系統図、第2図はポリアミド6よ
り成る限外濾過膜の拡大断面図、第3図は、限外
濾過効率347/m2・h・barを有する第2図に
よる膜の、支持層を形成する表面の拡大図、第4
図は限外濾過効率347/m2・h・barを有する
第2図による膜の、限外濾過スキン層を形成する
表面の拡大図、第5図は限外濾過効率が13800
/m2・h・barを有する膜の支持層を形成する
表面の拡大図、第6図は限外濾過効率13800/
m2・h・barを有する膜の、限外濾過スキン層を
形成する表面の拡大図である。 1……溶液、2……搬送シート、3……ドク
タ、4,5……ローラ、6……凝固兼洗浄浴、7
……膜、8,9……ローラ、10……緊張ロー
ラ、11……清掃装置、12,13……ローラ
対、14……延伸棒、15……乾燥機、16……
搬送ベルト、17……空気吹付け装置、18……
巻体、H……限外濾過スキン層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリアミドを蟻酸に溶解した溶液を、該溶液
成分に対して安定な搬送材上へ薄い層として塗布
し、凝固浴中へ導入することによつて製造され
る、ポリアミド又はポリアミドの混合物から成
る、限外濾過スキン層と支持層とを有する、限外
濾過に適した膜を製造する方法において、流延溶
液として、溶媒として少なくとも75重量%の含水
蟻酸中の、完成した流延溶液に対してそれぞれ、
ナイロン6又はナイロン6.6、あるいは等モル量
のアジピン酸とヘキサメチレンジアミンからなる
AH塩とε−カプロラクタムからの共重合体12乃
至22重量%及びポリエチレングリコール1乃至7
重量%の溶液を使用し、18℃より下の温度にした
該溶液を搬送シート上へ塗布し、該搬送シートの
走行方向に対して逆方向の流れを有する凝固兼洗
浄浴に通し、該浴から出た後に凝固及び洗浄され
た膜として搬送シートから剥離し、剥離した膜を
少なくとも一方向に、1:1.5乃至1:2.5の比で
延伸し、引き続き乾燥することを特徴とする、限
外濾過膜の製法。 2 膜を、延伸棒を介して引つ張ることによつて
延伸する、特許請求の範囲第1項記載の製法。 3 膜を、約130℃乃至140℃に一様に加熱した延
伸棒を介して引つ張ることによつて延伸する、特
許請求の範囲第2項記載の製法。 4 乾燥工程時に、膜の縦及び横方向の収縮を阻
止しながら、膜をまず約130℃に加熱し、次いで
約60℃乃至80℃で仕上乾燥する、特許請求の範囲
第3項記載の製法。 5 溶液を製造するために、溶媒として少なくと
も約80重量%の含水蟻酸を使用する、特許請求の
範囲第1項から第4項までのいずれか1項記載の
製法。 6 溶液が約14乃至20重量%のポリアミドを含有
する、特許請求の範囲第1項から第4項までのい
ずれか1項記載の製法。 7 溶液が、約2乃至5重量%のポリエチレング
リコールを含有する、特許請求の範囲第1項から
第6項までのいずれか1項記載の製法。 8 溶液の温度を約15℃より下に保つ、特許請求
の範囲第1項から第7項までのいずれか1項記載
の製法。 9 溶液を搬送シートに塗布し、環境空気中で少
なくとも約2秒の滞留時間後に、凝固兼洗浄浴中
へ導入する、特許請求の範囲第1項から第8項ま
でのいずれか1項記載の製法。 10 凝固兼洗浄浴の温度を約15℃より下に保
つ、特許請求の範囲第1項から第9項までのいず
れか1項記載の製法。
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