JPH0468185B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0468185B2 JPH0468185B2 JP16945883A JP16945883A JPH0468185B2 JP H0468185 B2 JPH0468185 B2 JP H0468185B2 JP 16945883 A JP16945883 A JP 16945883A JP 16945883 A JP16945883 A JP 16945883A JP H0468185 B2 JPH0468185 B2 JP H0468185B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- rear wheel
- force
- front wheels
- steering device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 16
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 15
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 15
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 8
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/15—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
- B62D7/1518—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles
- B62D7/1536—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with hydraulic assistance
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両の四輪操舵装置に関し、前輪側よ
り後輪に伝達される後輪転舵力を動力舵取装置に
より増幅するようにした、後輪転舵装置の作動を
機械的に制御する四輪操舵装置に関する。
り後輪に伝達される後輪転舵力を動力舵取装置に
より増幅するようにした、後輪転舵装置の作動を
機械的に制御する四輪操舵装置に関する。
従来四輪車両の操舵は操舵輪によつて前輪のみ
を転舵するのが普通であるが、前輪のみを転舵す
るのでは走行状況によつて後輪に横すべりが生じ
たり、旋回半径に限度があつて小まわりが効かな
いなどの操縦性、操向性の点から問題が指摘さ
れ、この転に鑑み最近前輪と共に後輪をも転舵す
る四輪操舵装置が提案、研究されている。
を転舵するのが普通であるが、前輪のみを転舵す
るのでは走行状況によつて後輪に横すべりが生じ
たり、旋回半径に限度があつて小まわりが効かな
いなどの操縦性、操向性の点から問題が指摘さ
れ、この転に鑑み最近前輪と共に後輪をも転舵す
る四輪操舵装置が提案、研究されている。
即ち四輪操舵装置では比較的高速での走行時に
前輪の転舵方向と同一の方向に後輪を転舵すれ
ば、前、後輪に同時に横方向の力が加わるので操
舵輪操舵からの位相のおくれがなく、車両の姿勢
を旋回円の接線上にほぼ保つことが出来、例えば
高速走行時のレーンチエンジなどもスムーズに行
なえる。又極低速走行時に前輪の転舵方向と逆方
向に後輪を転舵すれば、車両の向きを大きく変化
出来るので縦列駐車や車庫入れなどに便利であ
る。
前輪の転舵方向と同一の方向に後輪を転舵すれ
ば、前、後輪に同時に横方向の力が加わるので操
舵輪操舵からの位相のおくれがなく、車両の姿勢
を旋回円の接線上にほぼ保つことが出来、例えば
高速走行時のレーンチエンジなどもスムーズに行
なえる。又極低速走行時に前輪の転舵方向と逆方
向に後輪を転舵すれば、車両の向きを大きく変化
出来るので縦列駐車や車庫入れなどに便利であ
る。
さらに比較的高速では前輪を大きく転舵するこ
とはなく、前輪を大きく転舵するのは比較的低速
での走行時であることを考えると、前輪が小さく
転舵される範囲では後輪をも同一方向に転舵し、
大きく転舵する時には後輪を逆方向に転舵する四
輪操舵装置が求められることが判る。
とはなく、前輪を大きく転舵するのは比較的低速
での走行時であることを考えると、前輪が小さく
転舵される範囲では後輪をも同一方向に転舵し、
大きく転舵する時には後輪を逆方向に転舵する四
輪操舵装置が求められることが判る。
前述の如き四輪操舵装置は原理的には種々の方
式で実現することが可能であるが、電気的手段や
油圧手段を多く用いるものは構造が複雑となり、
比較的価格が高く、さらに維持の面や、故障時の
安全性などの信頼性の面で問題が多い。
式で実現することが可能であるが、電気的手段や
油圧手段を多く用いるものは構造が複雑となり、
比較的価格が高く、さらに維持の面や、故障時の
安全性などの信頼性の面で問題が多い。
本発明は前述の問題点に鑑み、ステアリング装
置の作動を後輪転舵装置の作動を制御する制御力
として機械的手段によつて伝達し、この制御力に
よつて後輪転舵装置を作動させる転舵力を動力舵
取装置を利用して増幅する形式の、構造が簡素で
信頼性の高い車両の四輪操舵装置の提供を目的と
するものである。
置の作動を後輪転舵装置の作動を制御する制御力
として機械的手段によつて伝達し、この制御力に
よつて後輪転舵装置を作動させる転舵力を動力舵
取装置を利用して増幅する形式の、構造が簡素で
信頼性の高い車両の四輪操舵装置の提供を目的と
するものである。
上記目的達成のために、本発明においては、前
輪を転舵するステアリング装置からの力を後輪転
舵装置に制御力として伝達するように構成し、ス
テアリング装置と後輪転舵装置の少なくとも一方
を動力舵取装置と成し、後輪転舵制御装置が、後
輪を前輪と同方向に転舵する転舵力を後輪転舵装
置に伝達するための同方向転舵制御力伝達手段
と;後輪を前輪とは逆方向に転舵する転舵力を後
輪転舵装置に伝達するための逆方向転舵制御力伝
達手段と;前記同方向転舵制御力伝達手段からの
み制御力を受ける時はこの制御力を後輪転舵装置
に伝達し、さらに前記逆方向転舵制御力伝達手段
からも、前輪の転舵方向を反転した制御力を受け
る時には前記同方向転舵制御力を吸収して、逆方
向転舵制御力による作動のみを後輪転舵装置に伝
達する可逆方向伝達手段と;前記前輪の転舵角度
が所定角度範囲内にある時には逆方向転舵制御力
を不作動にして逆方向転舵制御力を伝達しない構
造の不感帯設定手段とを含む構成となつている。
輪を転舵するステアリング装置からの力を後輪転
舵装置に制御力として伝達するように構成し、ス
テアリング装置と後輪転舵装置の少なくとも一方
を動力舵取装置と成し、後輪転舵制御装置が、後
輪を前輪と同方向に転舵する転舵力を後輪転舵装
置に伝達するための同方向転舵制御力伝達手段
と;後輪を前輪とは逆方向に転舵する転舵力を後
輪転舵装置に伝達するための逆方向転舵制御力伝
達手段と;前記同方向転舵制御力伝達手段からの
み制御力を受ける時はこの制御力を後輪転舵装置
に伝達し、さらに前記逆方向転舵制御力伝達手段
からも、前輪の転舵方向を反転した制御力を受け
る時には前記同方向転舵制御力を吸収して、逆方
向転舵制御力による作動のみを後輪転舵装置に伝
達する可逆方向伝達手段と;前記前輪の転舵角度
が所定角度範囲内にある時には逆方向転舵制御力
を不作動にして逆方向転舵制御力を伝達しない構
造の不感帯設定手段とを含む構成となつている。
以下、図面に拠つて本発明の実施例を説明す
る。第1図は本発明の第1の実施例が装備された
車両の概略平面図である。図中、操舵輪1の操舵
操作による操舵軸2の回転は、公知のラツクピニ
オン機構などによる運動変換機構(不図示)を収
納したギアボツクス3により、ピストンロツドで
あるラツクギア4の直動に変換される。ラツクギ
ア4はピストン部(不図示)を有し、これはパワ
シリンダ5内に内嵌されている。ラツクギア4の
両端はサイドロツド6,6を介してナツクルアー
ム7,7に連結され、ナツクルアーム7,7は枢
軸7a,7aを中心としてラツクギア4の左右
(図中、上下方向)への直動に従つて左右に揺動
し、それにより公知の機構を介して前輪8,8が
転舵される。
る。第1図は本発明の第1の実施例が装備された
車両の概略平面図である。図中、操舵輪1の操舵
操作による操舵軸2の回転は、公知のラツクピニ
オン機構などによる運動変換機構(不図示)を収
納したギアボツクス3により、ピストンロツドで
あるラツクギア4の直動に変換される。ラツクギ
ア4はピストン部(不図示)を有し、これはパワ
シリンダ5内に内嵌されている。ラツクギア4の
両端はサイドロツド6,6を介してナツクルアー
ム7,7に連結され、ナツクルアーム7,7は枢
軸7a,7aを中心としてラツクギア4の左右
(図中、上下方向)への直動に従つて左右に揺動
し、それにより公知の機構を介して前輪8,8が
転舵される。
この実施例の動力舵取装置において、油圧ポン
プ9から吐出され流量分配弁10で別けられた供
給油は、油圧パイプ11、コントロールバルブ部
12を経てパワシリンダ5の左右室に供給され
る。これにより、パワシリンダ5の左右室間の差
圧がピストンロツドであるラツクギヤ4に伝達さ
れ前輪8,8がパワーアシストされて転舵され
る。リザーバタンク13は夫々パイプ14,15
を介してポンプ9、コントロールバルブ部12に
接続されている。
プ9から吐出され流量分配弁10で別けられた供
給油は、油圧パイプ11、コントロールバルブ部
12を経てパワシリンダ5の左右室に供給され
る。これにより、パワシリンダ5の左右室間の差
圧がピストンロツドであるラツクギヤ4に伝達さ
れ前輪8,8がパワーアシストされて転舵され
る。リザーバタンク13は夫々パイプ14,15
を介してポンプ9、コントロールバルブ部12に
接続されている。
ラツクギア4と図中下方のサイドロツド6との
連続点にはピン16が埋設されており、これはL
型リンク17の二又部17aと係合している。L
型リンク17には、ラツクギヤ4、パワシリンダ
5等により構成される前輪を転舵する動力舵取装
置に連結されて直動する入力軸手段であるロツド
部材18がピン結合されている。ロツド部材18
はL型リンク17の揺動に従つて図中左右方向す
なわち車両の前後方向に動く。ロツド部材18は
シリンダ部19と枝部20とを有し、シリンダ部
19内には第1直動部材21、第2直動部材2
2、その間に配設されたばね部材23が収めら
れ、更にこれらを貫いて2つのフランジ部24,
25を持つ出力軸26が延びている。第1直動部
材21はシリンダ部19の第1の肩部19aと係
合し、ロツド部材18から図中右方向の第1の方
向の力のみを受けるようになつている。第2直動
部材22はシリンダ部19の第2の肩部19bと
係合し、ロツド部材18から図中左方向の第2の
方向の力のみを受けるようになつている。ばね部
材23は第1及び第2直動部材21,22に当接
し、これらを夫々第2の方向、第1の方向に所定
のセツト荷重で付勢している。出力軸26の2つ
のフランジ部24,25は、夫々、第1直動部材
21、第2直動部材22に係合し、第1直動部材
21からは第2の方向の力を受ける一方これには
第1の方向の力を与え、第2直動部材22からは
第1の方向の力を受ける一方これには第2の方向
の力を加える関係となつている。そして、上記所
定のセツト荷重はロツド部材18からの力より大
きく設定されているので、他の力が出力軸26に
加わつていなければロツド部材18の左右動はそ
のまま第2直動部材22、ばね部材23、第1直
動部材21、フランジ部24を介して、または第
1直動部材21、ばね部材23、第2直動部材2
2、フランジ部25を介して出力軸26に伝えら
れこれをロツド部材18と同方向に動かす。な
お、ピン16、L型リンク17、ロツド部材1
8、シリンダ部19および出力軸26により同方
向転舵制御力伝達手段を構成する。
連続点にはピン16が埋設されており、これはL
型リンク17の二又部17aと係合している。L
型リンク17には、ラツクギヤ4、パワシリンダ
5等により構成される前輪を転舵する動力舵取装
置に連結されて直動する入力軸手段であるロツド
部材18がピン結合されている。ロツド部材18
はL型リンク17の揺動に従つて図中左右方向す
なわち車両の前後方向に動く。ロツド部材18は
シリンダ部19と枝部20とを有し、シリンダ部
19内には第1直動部材21、第2直動部材2
2、その間に配設されたばね部材23が収めら
れ、更にこれらを貫いて2つのフランジ部24,
25を持つ出力軸26が延びている。第1直動部
材21はシリンダ部19の第1の肩部19aと係
合し、ロツド部材18から図中右方向の第1の方
向の力のみを受けるようになつている。第2直動
部材22はシリンダ部19の第2の肩部19bと
係合し、ロツド部材18から図中左方向の第2の
方向の力のみを受けるようになつている。ばね部
材23は第1及び第2直動部材21,22に当接
し、これらを夫々第2の方向、第1の方向に所定
のセツト荷重で付勢している。出力軸26の2つ
のフランジ部24,25は、夫々、第1直動部材
21、第2直動部材22に係合し、第1直動部材
21からは第2の方向の力を受ける一方これには
第1の方向の力を与え、第2直動部材22からは
第1の方向の力を受ける一方これには第2の方向
の力を加える関係となつている。そして、上記所
定のセツト荷重はロツド部材18からの力より大
きく設定されているので、他の力が出力軸26に
加わつていなければロツド部材18の左右動はそ
のまま第2直動部材22、ばね部材23、第1直
動部材21、フランジ部24を介して、または第
1直動部材21、ばね部材23、第2直動部材2
2、フランジ部25を介して出力軸26に伝えら
れこれをロツド部材18と同方向に動かす。な
お、ピン16、L型リンク17、ロツド部材1
8、シリンダ部19および出力軸26により同方
向転舵制御力伝達手段を構成する。
一方、ロツド部材18の枝部20にはシリンダ
部27を持つ他のロツド部材28がピン結合さ
れ、このシリンダ部27内にピストンロツド29
のピストン部30がはまつている。
部27を持つ他のロツド部材28がピン結合さ
れ、このシリンダ部27内にピストンロツド29
のピストン部30がはまつている。
従つてロツド部材28の左右動はピストン部3
0がシリンダ部27の左右壁27a,27bのい
ずれかに当接しているときにはピストンロツド2
9に伝えられてピストンロツド29を同方向に動
かすが、その間の位置では伝達されない。なお、
ピストン部30とシリンダ部27とで不感帯設定
手段を構成する。
0がシリンダ部27の左右壁27a,27bのい
ずれかに当接しているときにはピストンロツド2
9に伝えられてピストンロツド29を同方向に動
かすが、その間の位置では伝達されない。なお、
ピストン部30とシリンダ部27とで不感帯設定
手段を構成する。
この当接しない位置範囲は前輪8の転舵角度の
絶対値が所定値以下の範囲に対応している。
絶対値が所定値以下の範囲に対応している。
ピストンロツド29はリンク31にピン結合さ
れており、リンク31は枢軸31aを中心に揺動
可能で他端が二又部31bになつて出力軸26に
埋設されたピン32に係合している。又ロツド部
材18からロツド部材28、ピストンロツド29
を介して伝達される力は、リンク部材31により
ロツド部材18から第1又は第2直動部材21,
22に直接的に伝達される力より大でかつこれら
の力の和が上記所定のセツト荷重より大きくな
り、その方向が反転されて出力軸26に伝達され
るようになつている。
れており、リンク31は枢軸31aを中心に揺動
可能で他端が二又部31bになつて出力軸26に
埋設されたピン32に係合している。又ロツド部
材18からロツド部材28、ピストンロツド29
を介して伝達される力は、リンク部材31により
ロツド部材18から第1又は第2直動部材21,
22に直接的に伝達される力より大でかつこれら
の力の和が上記所定のセツト荷重より大きくな
り、その方向が反転されて出力軸26に伝達され
るようになつている。
従つて、ピストンロツド29のピストン部30
がシリンダ部27の左右壁27a,27bのいず
れかに当つて、この経路を介してロツド部材18
から出力軸26へと反転された力が伝えられると
きには、出力軸26はフランジ部24を介して第
1直動部材21、又はフランジ部25を介して第
2直動部材22をシリンダ部19内で相対的に動
かしてばね部材23を圧縮しつつロツド部材18
の動きとは反対の方向に運動する。なお、枝部2
0、ロツド部材28、シリンダ部27、ピストン
部30、ピストンロツド29およびリンク31に
より逆方向転舵制御力伝達手段を構成する。ま
た、両フランジ部24,25、両直動部材21,
22およびばね部材23により、ピストンロツド
29からの力とシリンダ部19からの力が対向し
たときに後者の力を吸収して前者の力のみを伝達
する可逆方向伝達手段を構成する。
がシリンダ部27の左右壁27a,27bのいず
れかに当つて、この経路を介してロツド部材18
から出力軸26へと反転された力が伝えられると
きには、出力軸26はフランジ部24を介して第
1直動部材21、又はフランジ部25を介して第
2直動部材22をシリンダ部19内で相対的に動
かしてばね部材23を圧縮しつつロツド部材18
の動きとは反対の方向に運動する。なお、枝部2
0、ロツド部材28、シリンダ部27、ピストン
部30、ピストンロツド29およびリンク31に
より逆方向転舵制御力伝達手段を構成する。ま
た、両フランジ部24,25、両直動部材21,
22およびばね部材23により、ピストンロツド
29からの力とシリンダ部19からの力が対向し
たときに後者の力を吸収して前者の力のみを伝達
する可逆方向伝達手段を構成する。
出力軸26にはラツク33が形成されており、
これはピニオン34と噛んでいる。この部分を横
から見た様子が第2図に示されている。出力軸2
6の左右動でピニオン34は回転し、この回転が
軸35でもつて伝えられてコントロールバルブ部
36を制御する。
これはピニオン34と噛んでいる。この部分を横
から見た様子が第2図に示されている。出力軸2
6の左右動でピニオン34は回転し、この回転が
軸35でもつて伝えられてコントロールバルブ部
36を制御する。
一方、流量分配弁10及びリザーバタンク13
からの油圧パイプ37,38が上記コントロール
バルブ部36を経てパワシリンダ39の左右室に
つながつているので、コントロールバルブ部36
の制御によりパワシリンダ39の左右室間の差圧
がピストンロツド40に伝達されこれが左右に動
かされる。こうして、前輪側のラツクギヤ4の左
右動に応じて、後輪側のピストンロツド40も前
記ピストン部30がシリンダ部27の壁27a又
は27bに当つているときにはその方向が反転さ
れて直動し、当つていないときには同方向に直動
する。さらにピストンロツド40の直動も、前輪
側と同様にサイドロツド41,41、ナツクルア
ーム42,42を介して後輪43,43に伝えら
れてこれを転舵する。
からの油圧パイプ37,38が上記コントロール
バルブ部36を経てパワシリンダ39の左右室に
つながつているので、コントロールバルブ部36
の制御によりパワシリンダ39の左右室間の差圧
がピストンロツド40に伝達されこれが左右に動
かされる。こうして、前輪側のラツクギヤ4の左
右動に応じて、後輪側のピストンロツド40も前
記ピストン部30がシリンダ部27の壁27a又
は27bに当つているときにはその方向が反転さ
れて直動し、当つていないときには同方向に直動
する。さらにピストンロツド40の直動も、前輪
側と同様にサイドロツド41,41、ナツクルア
ーム42,42を介して後輪43,43に伝えら
れてこれを転舵する。
以上のごとき構成の第1実施例の作動を説明す
る。いま、転舵角零の中立位置(第3図のNの位
置)から操舵輪1を右に切つたとすると、ギアボ
ツクス3内の機構およびパワシリンダ5の働きに
よりラツクギア4は第1図の下方すなわち左に動
き前輪8,8を右方向に転舵させる(この転舵角
を第3図のθH軸で示す)。
る。いま、転舵角零の中立位置(第3図のNの位
置)から操舵輪1を右に切つたとすると、ギアボ
ツクス3内の機構およびパワシリンダ5の働きに
よりラツクギア4は第1図の下方すなわち左に動
き前輪8,8を右方向に転舵させる(この転舵角
を第3図のθH軸で示す)。
この時同時にL型リンク17を左旋させ、ロツ
ド部材18を車両の前方の方向へと直動させる。
この動きにより力は第2の肩部19b、第2直動
部材22、ばね部材23、第1直動部材21、フ
ランジ部24を介して出力軸26に伝達され、こ
れを同じく前方へ直動させようとする。そして、
前輪8,8の右方向への転舵角が所定値θ1以下で
ある範囲では、ピストンロツド29のピストン部
30はいまだロツド部材28のシリンダ部27の
右壁27bに当たるに至つていないので、ロツド
部材18の動きはロツド部材28に伝えられるの
みでピストンロツド29には伝えられずリンク3
1の側からは出力軸26に力が伝えられない。従
つて、ピストンロツド18からばね部材23等を
介して出力軸26に伝えられた力が、ばね部材2
3を圧縮させずそのまま出力軸26をロツド部材
18と同方向に動かす。これにより、ピニオン3
4の回転を介してコントロールバルブ部36が制
御され、パワシリンダ41の左右空間の差圧によ
りピストンロツド40が左方すなわち図中下方に
動かされて後輪43,43を前輪8,8と同方向
である右方に転舵する(この転舵角を第3図のθR
軸で示す)。
ド部材18を車両の前方の方向へと直動させる。
この動きにより力は第2の肩部19b、第2直動
部材22、ばね部材23、第1直動部材21、フ
ランジ部24を介して出力軸26に伝達され、こ
れを同じく前方へ直動させようとする。そして、
前輪8,8の右方向への転舵角が所定値θ1以下で
ある範囲では、ピストンロツド29のピストン部
30はいまだロツド部材28のシリンダ部27の
右壁27bに当たるに至つていないので、ロツド
部材18の動きはロツド部材28に伝えられるの
みでピストンロツド29には伝えられずリンク3
1の側からは出力軸26に力が伝えられない。従
つて、ピストンロツド18からばね部材23等を
介して出力軸26に伝えられた力が、ばね部材2
3を圧縮させずそのまま出力軸26をロツド部材
18と同方向に動かす。これにより、ピニオン3
4の回転を介してコントロールバルブ部36が制
御され、パワシリンダ41の左右空間の差圧によ
りピストンロツド40が左方すなわち図中下方に
動かされて後輪43,43を前輪8,8と同方向
である右方に転舵する(この転舵角を第3図のθR
軸で示す)。
しかし、前輪8,8の右方向への転舵角が前記
所定値θ1以上になると、ピストン部30がシリン
ダ部27の右壁27bに当接するに至り、ロツド
部材18の動きはロツド部材28を介してピスト
ンロツド29にも伝えられ、更にリンク31を介
して反転した力として出力軸26に伝えられる。
すると、ばね部材23には、第2の肩部19b及
び第2直動部材22を介して左方向すなわち第2
の方向の力が加わると共に、出力軸26のフラン
ジ部24及び第1直動部材21を介して右方向す
なわち第1の方向の力が加わる。ここで、これら
2つの力の和がばね部材23のセツト荷重より大
きく且つこれら2つの力のうち前者の力が後者の
力より小さいので、第2直動部材22は第2の肩
部19bに当接したまま第1直動部材21のみが
第1の肩部19aから離れてばね部材23を圧縮
する。従つて、ロツド部材18は前方すなわち左
方に動くのに反して、出力軸26は後方すなわち
右方に動き出し、コントロールバルブ部36の制
御が反転されて今まで右方向に転舵されていた後
輪43,43が左方向に転舵され始める。こうし
て、更に前輪8,8を右方向へ転舵してゆくと、
ついに転舵角θ2のところで後輪43,43は中立
位置を過ぎて左側へ転舵されるようになる。
所定値θ1以上になると、ピストン部30がシリン
ダ部27の右壁27bに当接するに至り、ロツド
部材18の動きはロツド部材28を介してピスト
ンロツド29にも伝えられ、更にリンク31を介
して反転した力として出力軸26に伝えられる。
すると、ばね部材23には、第2の肩部19b及
び第2直動部材22を介して左方向すなわち第2
の方向の力が加わると共に、出力軸26のフラン
ジ部24及び第1直動部材21を介して右方向す
なわち第1の方向の力が加わる。ここで、これら
2つの力の和がばね部材23のセツト荷重より大
きく且つこれら2つの力のうち前者の力が後者の
力より小さいので、第2直動部材22は第2の肩
部19bに当接したまま第1直動部材21のみが
第1の肩部19aから離れてばね部材23を圧縮
する。従つて、ロツド部材18は前方すなわち左
方に動くのに反して、出力軸26は後方すなわち
右方に動き出し、コントロールバルブ部36の制
御が反転されて今まで右方向に転舵されていた後
輪43,43が左方向に転舵され始める。こうし
て、更に前輪8,8を右方向へ転舵してゆくと、
ついに転舵角θ2のところで後輪43,43は中立
位置を過ぎて左側へ転舵されるようになる。
操舵輪1を中立位置から左方向に切る場合も、
作動が逆になるのみで上記と同様である。
作動が逆になるのみで上記と同様である。
このように、前輪8,8が中立位置Nを挟んだ
所定転舵角範囲(左右にθ1以下の範囲)内にある
ときには、前輪8と後輪43は同方向に転舵さ
れ、この範囲外にあるときには後輪43は前輪8
と反対方向に転舵される。そしてその結果、前記
所定転舵角範囲を含みその外の所定範囲(左右に
θ2以下の範囲)内では前後輪8,43は中立位置
に対して同じ側に転舵された状態にあり、範囲外
(左右にθ2以上)では中立位置を挟んで反対側に
転舵された状態にある。
所定転舵角範囲(左右にθ1以下の範囲)内にある
ときには、前輪8と後輪43は同方向に転舵さ
れ、この範囲外にあるときには後輪43は前輪8
と反対方向に転舵される。そしてその結果、前記
所定転舵角範囲を含みその外の所定範囲(左右に
θ2以下の範囲)内では前後輪8,43は中立位置
に対して同じ側に転舵された状態にあり、範囲外
(左右にθ2以上)では中立位置を挟んで反対側に
転舵された状態にある。
次に、第2実施例を説明する。第4図は第2実
施例を装備した車両の概要を示す平面図であり、
第1実施例と共通の部分については第1実施例の
ものと同符号で示し適宜説明を省略する。
施例を装備した車両の概要を示す平面図であり、
第1実施例と共通の部分については第1実施例の
ものと同符号で示し適宜説明を省略する。
ピストンロツドであるラツクギア4にはラツク
44が一体的に取付けられて、これはラツクギア
4と共に左右すなわち第4図中上下に直動する。
ラツクギア4には入力軸45の前方端に固設され
たピニオン46が噛合し、ラツクギア4の直動に
つれて入力軸45は回転する。
44が一体的に取付けられて、これはラツクギア
4と共に左右すなわち第4図中上下に直動する。
ラツクギア4には入力軸45の前方端に固設され
たピニオン46が噛合し、ラツクギア4の直動に
つれて入力軸45は回転する。
一方、後輪43,43は、出力軸47の回転に
よりコントロールバルブ部36が制御されこれに
よりパワーシリンダ39の左右室間の差圧でラツ
クギア40が動かされて転舵される。
よりコントロールバルブ部36が制御されこれに
よりパワーシリンダ39の左右室間の差圧でラツ
クギア40が動かされて転舵される。
入出力軸45,47間は後輪転舵制御装置50
によつて連結され、入力軸45の作動に応じて出
力軸47が制御される。
によつて連結され、入力軸45の作動に応じて出
力軸47が制御される。
次に、制御装置50について第5図〜第8図を
もとに説明する。
もとに説明する。
第5図において箱状のハウジング52の下方に
は前記入力軸45及び出力軸47が回転可能に支
承され、入力軸45の自由端は出力軸47の嵌合
部54に嵌合されている。入力軸45には、ハウ
ジング52の一方の側壁寄りに、ギア56が固設
される一方、支持用フランジ部材58が相対回転
可能に設けられている。ギア56は回転軸60に
固設されたアイドルギア62に噛合しており、こ
のアイドルギア62は、ハウジング52の上方寄
りに回転可能に取り付けられた回転軸64上のギ
ア66に噛合されている。上記フランジ部材58
と、出力軸47に連続して形成されたフランジ部
68とは円筒部材70によつて相互連結されてお
り、フランジ部材58、円筒部材70及びフラン
ジ部68を備えた出力軸47は一体的に回転する
ようになつている。円筒部材70には中間部外周
面に二本のリブ72,74が形成されており、第
6図及び第7図に示すように、各リブ72,74
には円筒部材70の半径方向と直交する方向にボ
ルト76,78が互いに対向する方向に螺合され
ている。
は前記入力軸45及び出力軸47が回転可能に支
承され、入力軸45の自由端は出力軸47の嵌合
部54に嵌合されている。入力軸45には、ハウ
ジング52の一方の側壁寄りに、ギア56が固設
される一方、支持用フランジ部材58が相対回転
可能に設けられている。ギア56は回転軸60に
固設されたアイドルギア62に噛合しており、こ
のアイドルギア62は、ハウジング52の上方寄
りに回転可能に取り付けられた回転軸64上のギ
ア66に噛合されている。上記フランジ部材58
と、出力軸47に連続して形成されたフランジ部
68とは円筒部材70によつて相互連結されてお
り、フランジ部材58、円筒部材70及びフラン
ジ部68を備えた出力軸47は一体的に回転する
ようになつている。円筒部材70には中間部外周
面に二本のリブ72,74が形成されており、第
6図及び第7図に示すように、各リブ72,74
には円筒部材70の半径方向と直交する方向にボ
ルト76,78が互いに対向する方向に螺合され
ている。
上記フランジ部材58、円筒部材70及びフラ
ンジ部68によつて画定される空間内には、一対
の回転部材80,90が回転可能に取り付けられ
ている。一方の回転部材80は入力軸45に嵌合
された嵌合部82と、フランジ部84と、フラン
ジ部84の外周寄りの部分から軸方向に延びる円
筒部86とから成り、フランジ部84の外周上に
は突起85を有する。他方の回転部材90は入力
軸45に嵌合された嵌合部92と、フランジ部9
4とフランジ部94の内周寄りの部分から軸方向
に延びる円筒部96とから成り、フランジ部94
の外周上には突起95を有する。第6図及び第7
図から明らかなように、各嵌合部82,92には
各々ボルト88,98が互いに対向する方向に螺
合され、入力軸45上に挿入されたピン102,
104に当接可能とされている。両フランジ部8
4,94及び両円筒部86,96によつて画定さ
れる空間内にはねじりばね106が配設され、そ
の両端はフランジ部84及びフランジ部94に
各々係止されている。このばね106は回転部材
80を右旋方向に、回転部材90を右旋方向に所
定のセツト荷重で付勢しており、これにより夫々
突起85,95とピン76,78が通常当接され
ている。なお、前記一対の回転部材80,90、
ばね106、円筒部材70およびフランジ部68
により同方向転舵制御力伝達手段を構成する。
ンジ部68によつて画定される空間内には、一対
の回転部材80,90が回転可能に取り付けられ
ている。一方の回転部材80は入力軸45に嵌合
された嵌合部82と、フランジ部84と、フラン
ジ部84の外周寄りの部分から軸方向に延びる円
筒部86とから成り、フランジ部84の外周上に
は突起85を有する。他方の回転部材90は入力
軸45に嵌合された嵌合部92と、フランジ部9
4とフランジ部94の内周寄りの部分から軸方向
に延びる円筒部96とから成り、フランジ部94
の外周上には突起95を有する。第6図及び第7
図から明らかなように、各嵌合部82,92には
各々ボルト88,98が互いに対向する方向に螺
合され、入力軸45上に挿入されたピン102,
104に当接可能とされている。両フランジ部8
4,94及び両円筒部86,96によつて画定さ
れる空間内にはねじりばね106が配設され、そ
の両端はフランジ部84及びフランジ部94に
各々係止されている。このばね106は回転部材
80を右旋方向に、回転部材90を右旋方向に所
定のセツト荷重で付勢しており、これにより夫々
突起85,95とピン76,78が通常当接され
ている。なお、前記一対の回転部材80,90、
ばね106、円筒部材70およびフランジ部68
により同方向転舵制御力伝達手段を構成する。
前記出力軸47の嵌合部54にはギア108が
一体的に回転するように取付けられ、このギア
は、前記回転軸64に対向してハウジング52に
回転可能に取り付けられた回転軸110上に固設
されたギア113に噛合されている。
一体的に回転するように取付けられ、このギア
は、前記回転軸64に対向してハウジング52に
回転可能に取り付けられた回転軸110上に固設
されたギア113に噛合されている。
回転軸64及び110の内側端部は各々第8図
に示すように一対の突起112及び114が直径
方向に隔設されており、不感帯設定手段を構成
し、突起同士が当接した後は、入力軸45の回転
がこれらの軸64,110を介し反転されて出力
軸47に伝達されるようになつている。なお、ギ
ア62,66および軸64,110により逆方向
転舵制御力手段を構成する。
に示すように一対の突起112及び114が直径
方向に隔設されており、不感帯設定手段を構成
し、突起同士が当接した後は、入力軸45の回転
がこれらの軸64,110を介し反転されて出力
軸47に伝達されるようになつている。なお、ギ
ア62,66および軸64,110により逆方向
転舵制御力手段を構成する。
次に本実旋例の作動を説明する。
また、ばね106のセツト荷重は双方の回転部
材から互いに反対方向に回転力が加わつたときに
は、たわむようになされているので、この変形に
よつて入力軸45の回転は吸収され、逆方向転舵
制御力のみが伝達される。なお、両フランジ部8
4,94、両円筒部86,96およびバネ106
により可逆方向伝達手段を構成する。
材から互いに反対方向に回転力が加わつたときに
は、たわむようになされているので、この変形に
よつて入力軸45の回転は吸収され、逆方向転舵
制御力のみが伝達される。なお、両フランジ部8
4,94、両円筒部86,96およびバネ106
により可逆方向伝達手段を構成する。
今操舵輪1が右旋されたとすると、その操舵量
に対応してコントロールバルブ12が制御され、
パワーシリンダ5の圧油の作用でピストンロツド
4が左方に移動し、前輪8,8を右方に転舵する
とともに、ラツク44とピニオン46との噛み合
いを介して入力軸45が右旋される。
に対応してコントロールバルブ12が制御され、
パワーシリンダ5の圧油の作用でピストンロツド
4が左方に移動し、前輪8,8を右方に転舵する
とともに、ラツク44とピニオン46との噛み合
いを介して入力軸45が右旋される。
入力軸45が右旋されると、第7図に示された
ピン104とボルト98との当接を介して回転部
材90が右旋するが、ばね96はそのセツト荷重
が回転部材90即ち入力軸45の回転力よりも大
きく設定されているので撓むことはなく、回転部
材80がばね96を介して回転部材90と一体的
に右旋する。
ピン104とボルト98との当接を介して回転部
材90が右旋するが、ばね96はそのセツト荷重
が回転部材90即ち入力軸45の回転力よりも大
きく設定されているので撓むことはなく、回転部
材80がばね96を介して回転部材90と一体的
に右旋する。
その場合には第6図に示した突起85とボルト
76との当接により円筒部材72即ち出力軸47
が右旋することになる。
76との当接により円筒部材72即ち出力軸47
が右旋することになる。
入力軸45の右旋時には、ギア56,62およ
び66を介して回転軸64も右旋するが、前輪8
の転舵角度θHが第3図のθ1よりも小さい時にはギ
ア56,62および66のギア比によつて減速さ
れ、また回転軸64の突起112と回転軸110
の突起114との間には所定の間隔があるので、
回転軸64の回転は回転軸110には伝達されな
い。従つて出力軸47には2個の回転部材80,
90を介した回転力のみが伝わる。
び66を介して回転軸64も右旋するが、前輪8
の転舵角度θHが第3図のθ1よりも小さい時にはギ
ア56,62および66のギア比によつて減速さ
れ、また回転軸64の突起112と回転軸110
の突起114との間には所定の間隔があるので、
回転軸64の回転は回転軸110には伝達されな
い。従つて出力軸47には2個の回転部材80,
90を介した回転力のみが伝わる。
出力軸47が右旋すると、コントロールバルブ
36が制御され、圧油によつてピストンロツド4
が左方に移動され、後輪43が右方に転舵され
る。
36が制御され、圧油によつてピストンロツド4
が左方に移動され、後輪43が右方に転舵され
る。
しかし、第1実施例と同様に、前輪8,8の右
方向への転舵角がθ1以上になると、回転軸64の
突起112と回転軸110の突起114とが当接
するに至り、入力軸45の動きはこれら回転軸6
4,110などを介して伝えられ、更にギア11
2,108によつて反転した力として出力軸47
に伝えられる。すると、ばね106には、円筒部
材70、回転部材80を介して左旋方向の力が加
わると共に、回転部材90を介して右旋方向の力
も加わる。そして、これら2つの力及びばね10
6のセツト荷重の大きさの関係から、入力軸45
が回転部材90と共に右旋するのに対して、出力
軸47は円筒部材70及び回転部材80と共にば
ね106を撓ませながら左旋する。こうしてコン
トロールバルブ部36の制御が反転されて、今ま
で右方向に転舵されていた後輪43,43が左方
向に転舵され始める。そして、更に前輪8,8を
右方向に転舵してゆくと、ついに転舵角θ2(第3
図参照)のところで後輪43,43は中立位置を
過ぎて左側に転舵されるようになる。
方向への転舵角がθ1以上になると、回転軸64の
突起112と回転軸110の突起114とが当接
するに至り、入力軸45の動きはこれら回転軸6
4,110などを介して伝えられ、更にギア11
2,108によつて反転した力として出力軸47
に伝えられる。すると、ばね106には、円筒部
材70、回転部材80を介して左旋方向の力が加
わると共に、回転部材90を介して右旋方向の力
も加わる。そして、これら2つの力及びばね10
6のセツト荷重の大きさの関係から、入力軸45
が回転部材90と共に右旋するのに対して、出力
軸47は円筒部材70及び回転部材80と共にば
ね106を撓ませながら左旋する。こうしてコン
トロールバルブ部36の制御が反転されて、今ま
で右方向に転舵されていた後輪43,43が左方
向に転舵され始める。そして、更に前輪8,8を
右方向に転舵してゆくと、ついに転舵角θ2(第3
図参照)のところで後輪43,43は中立位置を
過ぎて左側に転舵されるようになる。
操舵輪1を中立位置から左方向に切る場合も、
作動が逆となるのみで上記と同様である。
作動が逆となるのみで上記と同様である。
以上のごとく、本発明によれば、ばね部材の如
き付勢手段や回転部材又は直動部材などからなる
機械的な後輪転舵制御装置を用いて、例えば前記
動力舵取装置からの力を後輪転舵装置に制御力と
して伝達してこれを制御しているので、電気的手
段や油圧手段が少なく複雑な配線、配管などが減
少して機構的に簡素になると共に維持も簡単とな
り、延いては価格的にも廉価となる。
き付勢手段や回転部材又は直動部材などからなる
機械的な後輪転舵制御装置を用いて、例えば前記
動力舵取装置からの力を後輪転舵装置に制御力と
して伝達してこれを制御しているので、電気的手
段や油圧手段が少なく複雑な配線、配管などが減
少して機構的に簡素になると共に維持も簡単とな
り、延いては価格的にも廉価となる。
さらに後輪を転舵する制御力の伝達が機械的に
連結されているので、万一故障があつたとしても
車輪の動きがある程度規制されており、安全性な
どの信頼性の面でも優れている。
連結されているので、万一故障があつたとしても
車輪の動きがある程度規制されており、安全性な
どの信頼性の面でも優れている。
第1図は本発明の第1実施例が装備された車両
の平面図、第2図は第1図の後輪部を横から見た
図、第3図は作動を説明するためのグラフ、第4
図は本発明の第2実施例の装備された車両の平面
図、第5図は第4図の後輪転舵制御装置の詳細
図、第6図、第7図及び第8図は夫々第5図の
−、−及び−断面図である。 〔主要部分の符号の説明〕、前輪……8、前輪
を転舵する動力舵取装置……1〜15、後輪……
43、後輪転舵装置……34〜42、後輪転舵制
御装置……18〜32,50。
の平面図、第2図は第1図の後輪部を横から見た
図、第3図は作動を説明するためのグラフ、第4
図は本発明の第2実施例の装備された車両の平面
図、第5図は第4図の後輪転舵制御装置の詳細
図、第6図、第7図及び第8図は夫々第5図の
−、−及び−断面図である。 〔主要部分の符号の説明〕、前輪……8、前輪
を転舵する動力舵取装置……1〜15、後輪……
43、後輪転舵装置……34〜42、後輪転舵制
御装置……18〜32,50。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車両の前輪を転舵するステアリング装置と、 車両の後輪を転舵する後輪転舵装置と、 前記ステアリング装置と後輪転舵装置間にわた
つて設けられ、前輪の転舵量に応じて前記後輪転
舵装置を制御させる、機械的構成に基づく後輪転
舵制御装置と、 前記ステアリング装置と後輪転舵装置の少なく
とも一方に設けられた動力舵取装置とからなり、 前記後輪転舵制御装置は、後輪を前輪と同方向
に転舵するよう後輪転舵装置に同方向転舵制御力
として伝達する同方向転舵制御力伝達手段と、 前記同方向転舵制御力の方向を反転して後輪を
前輪と逆方向に転舵するよう後輪転舵装置に逆方
向転舵制御力として伝達する逆方向転舵制御力伝
達手段と、 前記同方向転舵制御力を吸引して、前記逆方向
転舵制御力による作動のみを伝達する可逆方向伝
達手段と、 前記前輪の転舵角度が所定角度範囲内にあると
きは、前記可逆方向伝達手段の作動を規制し、同
方向転舵制御力伝達手段のみを作動させる不感帯
設定手段とを備えたことを特徴とする車両の四輪
操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58169458A JPS6061367A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 車両の四輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58169458A JPS6061367A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 車両の四輪操舵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6061367A JPS6061367A (ja) | 1985-04-09 |
| JPH0468185B2 true JPH0468185B2 (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=15886954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58169458A Granted JPS6061367A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 車両の四輪操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6061367A (ja) |
-
1983
- 1983-09-16 JP JP58169458A patent/JPS6061367A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6061367A (ja) | 1985-04-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1633619B1 (en) | Vehicle steering system having a rear steering control mechanism | |
| US4621702A (en) | Four-wheel steering apparatus of a vehicle | |
| US4310063A (en) | Power steering device for vehicles | |
| CN101258066A (zh) | 转向装置以及其所使用的运动转换装置 | |
| JPH03505071A (ja) | 自動車のパワーステアリング装置 | |
| US4582334A (en) | Steering system for vehicles | |
| JPH0757613B2 (ja) | 自動車用全輪かじ取り装置 | |
| US5248009A (en) | Vehicle rear wheels steering apparatus | |
| US4610328A (en) | Four-wheel steering system for vehicle | |
| US5020812A (en) | Four-wheel steering system in wheeled vehicle | |
| JPH0460869B2 (ja) | ||
| JPS6061367A (ja) | 車両の四輪操舵装置 | |
| JPH0239901Y2 (ja) | ||
| JPH0238861Y2 (ja) | ||
| US4860842A (en) | Steering system in wheeled vehicle | |
| JPH0558564U (ja) | 後輪操舵装置 | |
| JPH0219345Y2 (ja) | ||
| EP0131674A1 (en) | Steering system for vehicles | |
| US5651424A (en) | Servo-assisted rack-and-pinion steering system | |
| JPH0460867B2 (ja) | ||
| JPS60154958A (ja) | 車両の4輪操舵装置 | |
| JP2004284411A (ja) | 減速比可変式動力舵取り装置 | |
| JPH0624304Y2 (ja) | 前後輪操舵車の後輪操舵装置 | |
| JPH0429583B2 (ja) | ||
| JP2537313Y2 (ja) | 四輪操舵車の後輪転舵装置 |