JPH0468705B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0468705B2 JPH0468705B2 JP19741085A JP19741085A JPH0468705B2 JP H0468705 B2 JPH0468705 B2 JP H0468705B2 JP 19741085 A JP19741085 A JP 19741085A JP 19741085 A JP19741085 A JP 19741085A JP H0468705 B2 JPH0468705 B2 JP H0468705B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- head
- reference information
- synchronization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Description
本発明はいわゆる固定デイスク装置により代表
されるデイスク記憶装置の情報の読み書きのため
のトランスジユーサヘツドの位置を制御する回
路、より厳密には記憶媒体デイスク上に複数の情
報記録トラツクと該トラツクに情報を読み書きす
るトランスジユーサヘツドの位置を検出するため
の参照情報が記録される複数個の領域とが設定さ
れ、該参照情報として相隣る領域間では互いにず
らされた反復性のパターン群が記録され、該相隣
る1対の領域からヘツドを介して順次に読み出さ
れる1対の参照情報信号に基づいてヘツドの位置
を検出かつ制御するようにしたデイスク記憶装置
のヘツド位置制御回路に関する。
されるデイスク記憶装置の情報の読み書きのため
のトランスジユーサヘツドの位置を制御する回
路、より厳密には記憶媒体デイスク上に複数の情
報記録トラツクと該トラツクに情報を読み書きす
るトランスジユーサヘツドの位置を検出するため
の参照情報が記録される複数個の領域とが設定さ
れ、該参照情報として相隣る領域間では互いにず
らされた反復性のパターン群が記録され、該相隣
る1対の領域からヘツドを介して順次に読み出さ
れる1対の参照情報信号に基づいてヘツドの位置
を検出かつ制御するようにしたデイスク記憶装置
のヘツド位置制御回路に関する。
周知のとおり、デイスク記憶装置は情報の記憶
媒体として複数または単一のデイスクを備えてお
り、このデイスクはモータによつて固定デイスク
装置では数千r.p.mの高速で回転される。デイス
クの両面には同心円状に情報記録のためのトラツ
クが数十条ないし数百条設定されている。このト
ラツクに情報を書き込みあるいはそれから情報を
読み出すためのヘツドは、各デイスク面に対して
1個であつて読み書きのつど複数条のトラツクの
内のどれかに位置決めされ、かつ原則的には該ト
ラツクの中央に来るように位置決めされる。 技術の進歩に伴つて、デイスク記憶装置をより
小形化しかつより多量の情報を記憶できるように
するため、デイスクの小径化と記憶密度の高密度
化とが図られている。従来のように比較的記憶密
度が低い場合には、前述のヘツドの位置決めには
オープンループ制御が採用されて来た。この制御
方式では、ヘツドが指定されたトラツク番号の位
置に来るようにヘツドを駆動するアクチユエータ
例えばパルスモータには所定個数のパルス指令が
発しられるだけで、ヘツドの現在位置がどこであ
るかは一切検出されず、従つてヘツド位置の微調
整は行なわれない。しかし、かかるオープンルー
プ制御方式は、5.25インチ径の固定デイスクを例
にとると、500TPI(トラツク/インチ)までが限
界とされている。 トラツク密度がさらに高くなつて700TPIを越
えるようになると、ヘツドの位置決めにクローズ
ドループ制御を採用することが必要になつて来
る。かかる制御を行なうにはもちろんヘツドの位
置を正確に検出することが必要であり、このため
に種々の発明や工夫がなされているが、その多く
の場合デイスク上にヘツド位置の検出のために参
照情報、いわゆるサーボ情報をあらかじめ書き込
んでおき、この参照情報を位置検出すべきヘツド
自体で読み出して、その読み出し信号を処理して
ヘツド位置を知るようにする。本件もかかる原理
にもとづくデイスク記憶装置のヘツド位置制御回
路に属するものである。 しかし、従来技術の多く、例えば特開昭50−
99709号ほかに記載の技術では、デイスク上にあ
らかじめ書き込まれる参照情報のパターンに工夫
があり、ヘツドの位置検出時にはこのいわば特殊
なパターンを示す読み出し信号をアナログ的に正
確に処理をする必要があるために、信号処理回路
に一般に複雑で高級な回路を採用しなければなら
ない。また、参照情報もそのパターンが一定の意
味をもつているので、そのデイスクへの書き込み
もかなり正確にしなくてはならない。かかる従来
技術例を第4〜6図を参照しながら概要説明す
る。 第4図は固定デイスク装置の要部の側面図であ
つて、図では2枚のデイスク1がスピンドル軸1
aに固定され、スピンドルモータ1bによつて高
速駆動される。デイスク1の各面上には、第5図
に見られるようにトラツク2のための同心の環状
エリアが多数条設定されており、図の例では参照
情報3のために前記環状エリアの周方向の一部に
割り込んでセクタ形状のエリアが設定されてい
る。第4図に見られるように、デイスク1の各面
には情報の読み書きのためのトランスジユーサの
ヘツド4がそれぞれ設けられ、これらのヘツド4
はそれぞれヘツドアーム4aを介して移動可能な
キヤリツジ5に担持されている。このキヤリツジ
5は案内子5a,5aにより固定部に案内されて
おり、アクチユエータ6は薄手の金属バンド5b
を介して該キヤリツジ5を、従つてそれに担持さ
れたヘツド4を図の矢印Pで示された方向に進退
するように駆動ないしは位置制御する。 前述の従来技術における参照情報3は、例えば
第6図に示されるようなパターンをもち、この図
示の3個のトラツク2a,2b,2cの内の中央
のトラツク2bに対して参照情報3a,3bが用
いられる。両参照情報3a,3bとも図の左から
右にかけてS、Nの繰り返しで磁気記録されてお
り、デイスク1が図の矢印Q方向に移動するとき
の始端lと終端nとの間の中央mにおいては、両
参照情報3a,3bも同時にNからSに移るが、
その両側では両参照情報のSからNに移る点が互
いにずらされている。まず、ヘツド4がトラツク
2bに対する正規の位置P0にあるときには、ヘ
ツド4からの参照情報3の読み出し信号中には、
参照情報3aと参照情報3bの双方の読み出し信
号が含まれる。この場合、中央mがヘツド4の下
を通過するときには、両参照情報3a,3bとも
同時にNからSに移るので、両参照情報3a,3
bの読み出し信号は同方向例えば負の極性をもち
互いに相加される。しかし、その両側部がヘツド
4の下を通過するときには、両参照情報3a,3
bはSからNに移るのでその読み出し信号は前と
は逆の正の極性をもち、かつSからNに移る場所
が互いにずれているので両参照情報3a,3bの
該正の極性の読み出し信号は互いに時間的にずれ
て発生する。従つてヘツド4からの参照情報3か
らの読み出し信号から、中央mにおける負の極性
の信号を基準として、両参照情報3a,3bから
の正の極性の読み出し信号を互いに時間的に区別
して分離し、該分離された両信号のピーク値をア
ナログ的にそれぞれ検出することができる。 さて容易にわかるように、ヘツド4が正規位置
P0にあるとき、両参照情報3a,3bの前記分
離された読み出し信号は互いに等しいピーク値を
有する。しかし、ヘツド4がこの正規位置P0か
ら僅かでもずれるとこのバランスは崩れ、例えば
ヘツド4の位置がこの正規位置P0からトラツク
間ピツチの半分図の上方にずれた位置P1にある
ときには、参照情報3の読み出し信号は参照情報
3aからの分だけとなり、逆に図の下方に同じだ
けずれた位置P2にヘツド4があるときには、参
照情報3の読み出し信号には参照情報3bからの
分のみが含まれることになる。このようにして、
参照情報3の読み出し信号中に含まれる2個の参
照情報3a,3bの分を互いに分離し、かつそれ
らのもつピーク値の大小関係からヘツド4の正規
位置P0からのずれすなわちオフトラツク量を検
出して、さらにそのずれ量をゼロにするように補
正をすることができるが、信号のピーク値をアナ
ログ的に正確に評価しなければならないので、ど
うしても回路が複雑化しやすく高価になるほか、
両参照情報3a,3bの相互分離のための回路も
必要となる。 そこで、本件発明者はかかる問題点の少ないヘ
ツド位置の検出方式を先願において提案した。つ
ぎに、この方式の概要とその問題点とを第7図お
よび第8図を参照して説明する。第7図は前の第
6図とは異なるパターンの参照情報3を示すもの
で、第6図の部分に機能的に対応する部分には同
符号が付されている。第6図の場合と同じく中央
に示されたトラツク2bに対して2個の参照情報
3a,3bが書き込まれるが、前とは異なり各参
照情報3a,3bは図の縞模様で示されたように
簡単な反復パターンからなるとともに、トラツク
の長手方向Qに関して互いにずらせて書き込まれ
る。従つて、ヘツド4からの両参照情報3a,3
bの読み出し信号は、第8図aの右側に横方向に
拡大して示されたような正負のパルス状信号の単
純な反復信号となり、かつ両参照情報3a,3b
の読み出し信号RSは同図aで期間Ta,Tbで示
されたように互いに時間的に分離された期間に生
起することになる。ただし、第8図aはヘツド4
がトラツク2bに対する正規位置P0にある場合
に相当し、従つて両参照情報3a,3bの読み出
し信号中の反復パルスの高さは、両期間Ta,Tb
に対して同じ値を持つものとする。 第8図bに示された基準信号RPは例えばいわ
ゆるインデツクスパルスであつて、ふつうこの基
準信号RPに同期して参照情報3がその始端lか
ら書き込まれる。同図cに示されたしきい値信号
TSはこの基準信号RPに同期して発生される三角
波状の信号であつて、その瞬時値が経時的に変化
するしきい値を与え、前述の読み出し信号RS中
の各パルス信号のピーク値がこのしきい値と比較
される。この比較結果として同図dに示すよう
に、読み出し信号RS中のしきい値を越えるピー
ク値をもつパルス信号のみがカウントパルスCP
として取り出される。容易にわかるように、ヘツ
ド4が正規位置P0にあるときには、前述の両参
照情報3a,3bに対応するこのカウントパルス
CPの数na,nbは互いに等しい。 しかし、ヘツド4が第7図の正規位置P0から
図の上方にはずれた位置P1にあるときは、第8
図eに示すように参照情報3aからの読み出し信
号RSa中のパルスのピーク値が参照情報3bに対
応する読み出し信号RSbの中のパルスのピーク値
よりも大きくなり、しきい値信号TSと比較され
た結果の両参照情報3a,3bにそれぞれ対応す
るカウントパルスCPa,CPbの数na,nbは互い
に異なり、ヘツド4が上方にずれた位置P1にあ
るときにはna>nbとなる。同様に、ヘツド4が
下方にはずれた位置P2にあるときにはna<nb
となる。このようにして、両参照情報3a,3b
に対応するカウントパルスCPa,CPbの数na,
nbの差na−nbから、ヘツド4の正規位置P0か
らのずれの量とずれの方向とを検出することがで
きる。 この新しく提案されたヘツド位置の検出方式で
は、読み出し信号RS中のパルス信号のピーク値
はアナログ的に取扱われるが、しきい値信号TS
と一たん比較された後のカウントパルスCPは、
デジタル回路によつて処理できるので、信号処理
前の第6図に示された方式の場合よりも回路の構
成が簡単でかつその動作が確実である。また、両
参照信号3a,3bに対応するカウントパルス
CPa,CPbは互いに時間的に明瞭に分離されて生
起するので、信号分離回路が不要になる。さらに
両信号情報3a,3bも単純な反復パターンでよ
いので、その書き込みが容易でかつ狂いが少ない
利点がある。 以上のように新提案方式は、原理上それまでの
従来技術にない優れた長所を有するが、その実用
化を図つて見ると意外な所に問題点があり、それ
はしきい値信号TSを基準信号RPに同期して発生
させる点に起因することがわかつた。前述のよう
に参照信号3は基準信号RSに同期して書き込ま
れるのであるから、しきい値信号TSも基準信号
RPに同期させれば原理上はよいはずなのである
が、実際には基準信号RP自体が参照信号3の始
端lと同期しなくなることが生じる。すなわち、
参照情報3はデイスク1上に書き込まれているの
に対し、周知のインデツクスパルスなどの基準信
号RSはふつうデイスク1を回転させるスピンド
ルモータ1bから発生されるため、周囲温度の変
化や経年変化のために参照情報3の書き込んだ時
の基準信号RSのタイミングと異なるタイミング
で、第8図bに示すように基準信号RP1が実際
に発しられることが生じうる。この基準信号RP
1の生起のタイミングの時間的変動tvは些少では
あるが、前述のカウントパルスCPa,CPbに影響
を与えてその数na,nbを変動させ、ヘツド位置
の検出精度を落とすことになる。 第8図gは、基準信号RP1が正規のタイミン
グより時間tvだけ遅れて生起したとき、これに同
期して発生されるしきい値信号TSを示すもので、
同図hはヘツド4が正規位置P0にある場合の参
照情報の読み出し信号RSa,RSbとこの遅れたし
きい値信号TSとの比較を示す。この比較結果の
カウントパルスCPa,CPbは同図iに示すように
なり、それらの数na,nbは元来は互いに等しく
なければならないのであるが、実際にはna>nb
になつてしまう。もちろん、かかる不具合はすべ
て基準信号RPをデイスク1とはいわば別の所か
ら発生させることに起因するのであるから、デイ
スク1上に基準信号RPを発生させるための別の
参照情報を書き込んでおくようにすればこの不具
合は解消するのであるが、それだけデイスク1上
の記録エリアが消費されることになり、また基準
信号用参照情報を同じデイスク1上に書き込まれ
た参照情報3やトラツク2に書き込まれたデータ
情報などと区別することが必要になり、回路構成
の簡略化に対して逆行することになつてしまう。
媒体として複数または単一のデイスクを備えてお
り、このデイスクはモータによつて固定デイスク
装置では数千r.p.mの高速で回転される。デイス
クの両面には同心円状に情報記録のためのトラツ
クが数十条ないし数百条設定されている。このト
ラツクに情報を書き込みあるいはそれから情報を
読み出すためのヘツドは、各デイスク面に対して
1個であつて読み書きのつど複数条のトラツクの
内のどれかに位置決めされ、かつ原則的には該ト
ラツクの中央に来るように位置決めされる。 技術の進歩に伴つて、デイスク記憶装置をより
小形化しかつより多量の情報を記憶できるように
するため、デイスクの小径化と記憶密度の高密度
化とが図られている。従来のように比較的記憶密
度が低い場合には、前述のヘツドの位置決めには
オープンループ制御が採用されて来た。この制御
方式では、ヘツドが指定されたトラツク番号の位
置に来るようにヘツドを駆動するアクチユエータ
例えばパルスモータには所定個数のパルス指令が
発しられるだけで、ヘツドの現在位置がどこであ
るかは一切検出されず、従つてヘツド位置の微調
整は行なわれない。しかし、かかるオープンルー
プ制御方式は、5.25インチ径の固定デイスクを例
にとると、500TPI(トラツク/インチ)までが限
界とされている。 トラツク密度がさらに高くなつて700TPIを越
えるようになると、ヘツドの位置決めにクローズ
ドループ制御を採用することが必要になつて来
る。かかる制御を行なうにはもちろんヘツドの位
置を正確に検出することが必要であり、このため
に種々の発明や工夫がなされているが、その多く
の場合デイスク上にヘツド位置の検出のために参
照情報、いわゆるサーボ情報をあらかじめ書き込
んでおき、この参照情報を位置検出すべきヘツド
自体で読み出して、その読み出し信号を処理して
ヘツド位置を知るようにする。本件もかかる原理
にもとづくデイスク記憶装置のヘツド位置制御回
路に属するものである。 しかし、従来技術の多く、例えば特開昭50−
99709号ほかに記載の技術では、デイスク上にあ
らかじめ書き込まれる参照情報のパターンに工夫
があり、ヘツドの位置検出時にはこのいわば特殊
なパターンを示す読み出し信号をアナログ的に正
確に処理をする必要があるために、信号処理回路
に一般に複雑で高級な回路を採用しなければなら
ない。また、参照情報もそのパターンが一定の意
味をもつているので、そのデイスクへの書き込み
もかなり正確にしなくてはならない。かかる従来
技術例を第4〜6図を参照しながら概要説明す
る。 第4図は固定デイスク装置の要部の側面図であ
つて、図では2枚のデイスク1がスピンドル軸1
aに固定され、スピンドルモータ1bによつて高
速駆動される。デイスク1の各面上には、第5図
に見られるようにトラツク2のための同心の環状
エリアが多数条設定されており、図の例では参照
情報3のために前記環状エリアの周方向の一部に
割り込んでセクタ形状のエリアが設定されてい
る。第4図に見られるように、デイスク1の各面
には情報の読み書きのためのトランスジユーサの
ヘツド4がそれぞれ設けられ、これらのヘツド4
はそれぞれヘツドアーム4aを介して移動可能な
キヤリツジ5に担持されている。このキヤリツジ
5は案内子5a,5aにより固定部に案内されて
おり、アクチユエータ6は薄手の金属バンド5b
を介して該キヤリツジ5を、従つてそれに担持さ
れたヘツド4を図の矢印Pで示された方向に進退
するように駆動ないしは位置制御する。 前述の従来技術における参照情報3は、例えば
第6図に示されるようなパターンをもち、この図
示の3個のトラツク2a,2b,2cの内の中央
のトラツク2bに対して参照情報3a,3bが用
いられる。両参照情報3a,3bとも図の左から
右にかけてS、Nの繰り返しで磁気記録されてお
り、デイスク1が図の矢印Q方向に移動するとき
の始端lと終端nとの間の中央mにおいては、両
参照情報3a,3bも同時にNからSに移るが、
その両側では両参照情報のSからNに移る点が互
いにずらされている。まず、ヘツド4がトラツク
2bに対する正規の位置P0にあるときには、ヘ
ツド4からの参照情報3の読み出し信号中には、
参照情報3aと参照情報3bの双方の読み出し信
号が含まれる。この場合、中央mがヘツド4の下
を通過するときには、両参照情報3a,3bとも
同時にNからSに移るので、両参照情報3a,3
bの読み出し信号は同方向例えば負の極性をもち
互いに相加される。しかし、その両側部がヘツド
4の下を通過するときには、両参照情報3a,3
bはSからNに移るのでその読み出し信号は前と
は逆の正の極性をもち、かつSからNに移る場所
が互いにずれているので両参照情報3a,3bの
該正の極性の読み出し信号は互いに時間的にずれ
て発生する。従つてヘツド4からの参照情報3か
らの読み出し信号から、中央mにおける負の極性
の信号を基準として、両参照情報3a,3bから
の正の極性の読み出し信号を互いに時間的に区別
して分離し、該分離された両信号のピーク値をア
ナログ的にそれぞれ検出することができる。 さて容易にわかるように、ヘツド4が正規位置
P0にあるとき、両参照情報3a,3bの前記分
離された読み出し信号は互いに等しいピーク値を
有する。しかし、ヘツド4がこの正規位置P0か
ら僅かでもずれるとこのバランスは崩れ、例えば
ヘツド4の位置がこの正規位置P0からトラツク
間ピツチの半分図の上方にずれた位置P1にある
ときには、参照情報3の読み出し信号は参照情報
3aからの分だけとなり、逆に図の下方に同じだ
けずれた位置P2にヘツド4があるときには、参
照情報3の読み出し信号には参照情報3bからの
分のみが含まれることになる。このようにして、
参照情報3の読み出し信号中に含まれる2個の参
照情報3a,3bの分を互いに分離し、かつそれ
らのもつピーク値の大小関係からヘツド4の正規
位置P0からのずれすなわちオフトラツク量を検
出して、さらにそのずれ量をゼロにするように補
正をすることができるが、信号のピーク値をアナ
ログ的に正確に評価しなければならないので、ど
うしても回路が複雑化しやすく高価になるほか、
両参照情報3a,3bの相互分離のための回路も
必要となる。 そこで、本件発明者はかかる問題点の少ないヘ
ツド位置の検出方式を先願において提案した。つ
ぎに、この方式の概要とその問題点とを第7図お
よび第8図を参照して説明する。第7図は前の第
6図とは異なるパターンの参照情報3を示すもの
で、第6図の部分に機能的に対応する部分には同
符号が付されている。第6図の場合と同じく中央
に示されたトラツク2bに対して2個の参照情報
3a,3bが書き込まれるが、前とは異なり各参
照情報3a,3bは図の縞模様で示されたように
簡単な反復パターンからなるとともに、トラツク
の長手方向Qに関して互いにずらせて書き込まれ
る。従つて、ヘツド4からの両参照情報3a,3
bの読み出し信号は、第8図aの右側に横方向に
拡大して示されたような正負のパルス状信号の単
純な反復信号となり、かつ両参照情報3a,3b
の読み出し信号RSは同図aで期間Ta,Tbで示
されたように互いに時間的に分離された期間に生
起することになる。ただし、第8図aはヘツド4
がトラツク2bに対する正規位置P0にある場合
に相当し、従つて両参照情報3a,3bの読み出
し信号中の反復パルスの高さは、両期間Ta,Tb
に対して同じ値を持つものとする。 第8図bに示された基準信号RPは例えばいわ
ゆるインデツクスパルスであつて、ふつうこの基
準信号RPに同期して参照情報3がその始端lか
ら書き込まれる。同図cに示されたしきい値信号
TSはこの基準信号RPに同期して発生される三角
波状の信号であつて、その瞬時値が経時的に変化
するしきい値を与え、前述の読み出し信号RS中
の各パルス信号のピーク値がこのしきい値と比較
される。この比較結果として同図dに示すよう
に、読み出し信号RS中のしきい値を越えるピー
ク値をもつパルス信号のみがカウントパルスCP
として取り出される。容易にわかるように、ヘツ
ド4が正規位置P0にあるときには、前述の両参
照情報3a,3bに対応するこのカウントパルス
CPの数na,nbは互いに等しい。 しかし、ヘツド4が第7図の正規位置P0から
図の上方にはずれた位置P1にあるときは、第8
図eに示すように参照情報3aからの読み出し信
号RSa中のパルスのピーク値が参照情報3bに対
応する読み出し信号RSbの中のパルスのピーク値
よりも大きくなり、しきい値信号TSと比較され
た結果の両参照情報3a,3bにそれぞれ対応す
るカウントパルスCPa,CPbの数na,nbは互い
に異なり、ヘツド4が上方にずれた位置P1にあ
るときにはna>nbとなる。同様に、ヘツド4が
下方にはずれた位置P2にあるときにはna<nb
となる。このようにして、両参照情報3a,3b
に対応するカウントパルスCPa,CPbの数na,
nbの差na−nbから、ヘツド4の正規位置P0か
らのずれの量とずれの方向とを検出することがで
きる。 この新しく提案されたヘツド位置の検出方式で
は、読み出し信号RS中のパルス信号のピーク値
はアナログ的に取扱われるが、しきい値信号TS
と一たん比較された後のカウントパルスCPは、
デジタル回路によつて処理できるので、信号処理
前の第6図に示された方式の場合よりも回路の構
成が簡単でかつその動作が確実である。また、両
参照信号3a,3bに対応するカウントパルス
CPa,CPbは互いに時間的に明瞭に分離されて生
起するので、信号分離回路が不要になる。さらに
両信号情報3a,3bも単純な反復パターンでよ
いので、その書き込みが容易でかつ狂いが少ない
利点がある。 以上のように新提案方式は、原理上それまでの
従来技術にない優れた長所を有するが、その実用
化を図つて見ると意外な所に問題点があり、それ
はしきい値信号TSを基準信号RPに同期して発生
させる点に起因することがわかつた。前述のよう
に参照信号3は基準信号RSに同期して書き込ま
れるのであるから、しきい値信号TSも基準信号
RPに同期させれば原理上はよいはずなのである
が、実際には基準信号RP自体が参照信号3の始
端lと同期しなくなることが生じる。すなわち、
参照情報3はデイスク1上に書き込まれているの
に対し、周知のインデツクスパルスなどの基準信
号RSはふつうデイスク1を回転させるスピンド
ルモータ1bから発生されるため、周囲温度の変
化や経年変化のために参照情報3の書き込んだ時
の基準信号RSのタイミングと異なるタイミング
で、第8図bに示すように基準信号RP1が実際
に発しられることが生じうる。この基準信号RP
1の生起のタイミングの時間的変動tvは些少では
あるが、前述のカウントパルスCPa,CPbに影響
を与えてその数na,nbを変動させ、ヘツド位置
の検出精度を落とすことになる。 第8図gは、基準信号RP1が正規のタイミン
グより時間tvだけ遅れて生起したとき、これに同
期して発生されるしきい値信号TSを示すもので、
同図hはヘツド4が正規位置P0にある場合の参
照情報の読み出し信号RSa,RSbとこの遅れたし
きい値信号TSとの比較を示す。この比較結果の
カウントパルスCPa,CPbは同図iに示すように
なり、それらの数na,nbは元来は互いに等しく
なければならないのであるが、実際にはna>nb
になつてしまう。もちろん、かかる不具合はすべ
て基準信号RPをデイスク1とはいわば別の所か
ら発生させることに起因するのであるから、デイ
スク1上に基準信号RPを発生させるための別の
参照情報を書き込んでおくようにすればこの不具
合は解消するのであるが、それだけデイスク1上
の記録エリアが消費されることになり、また基準
信号用参照情報を同じデイスク1上に書き込まれ
た参照情報3やトラツク2に書き込まれたデータ
情報などと区別することが必要になり、回路構成
の簡略化に対して逆行することになつてしまう。
本発明の目的は、基準信号の発生のタイミング
が参照情報を書き込んだときのタイミングからず
れても、ヘツド位置の検出精度がこれによつて影
響されることがないようなデイスク記憶装置のヘ
ツド位置制御回路を得ることにある。
が参照情報を書き込んだときのタイミングからず
れても、ヘツド位置の検出精度がこれによつて影
響されることがないようなデイスク記憶装置のヘ
ツド位置制御回路を得ることにある。
本発明によれば上記の目的は、冒頭記載の記憶
媒体デイスク上に複数条の情報記録トラツクと該
トラツクに情報を読み書きするトランスジユーサ
ヘツドの位置を検出するための参照情報が記録さ
れる複数個の領域とが設定され、該参照情報とし
て相隣る領域間では互いにずらされた反復性のパ
ターン群が記録され、該相隣る1対の領域からヘ
ツドを介して順次に読み出される1対の参照情報
信号に基づいてヘツドの位置を検出かつ制御する
ようにしたデイスク記憶装置のヘツド位置制御回
路に、経時的に変化するランプ状のしきい値信号
を発するしきい値信号発生回路と、デイスクの回
転に同期して発しられる基準信号に基づいて該し
きい値信号発生回路を動作開始させる同期信号を
発する同期化回路と、前記1対の参照情報信号の
それぞれを前記しきい値信号と比較して該しきい
値を切る参照信号中の反復パターン信号の数を計
数するためのカウントパルスを発する比較回路
と、該カウントパルスを1対の参照情報信号のそ
れぞれについて計数して該両計数値の差からヘツ
ドのトラツクに対する正規位置からのずれの量を
検出する位置ずれ検出回路とを設け、同期化回路
が参照情報信号の始端時期よりは遅れたタイミン
グで同期化信号を発し、該同期化信号を受けるし
きい値発生回路が参照情報信号の始端から終端ま
での時間よりも短い時間幅のしきい値信号を発す
るようにすることによつて達成される。
媒体デイスク上に複数条の情報記録トラツクと該
トラツクに情報を読み書きするトランスジユーサ
ヘツドの位置を検出するための参照情報が記録さ
れる複数個の領域とが設定され、該参照情報とし
て相隣る領域間では互いにずらされた反復性のパ
ターン群が記録され、該相隣る1対の領域からヘ
ツドを介して順次に読み出される1対の参照情報
信号に基づいてヘツドの位置を検出かつ制御する
ようにしたデイスク記憶装置のヘツド位置制御回
路に、経時的に変化するランプ状のしきい値信号
を発するしきい値信号発生回路と、デイスクの回
転に同期して発しられる基準信号に基づいて該し
きい値信号発生回路を動作開始させる同期信号を
発する同期化回路と、前記1対の参照情報信号の
それぞれを前記しきい値信号と比較して該しきい
値を切る参照信号中の反復パターン信号の数を計
数するためのカウントパルスを発する比較回路
と、該カウントパルスを1対の参照情報信号のそ
れぞれについて計数して該両計数値の差からヘツ
ドのトラツクに対する正規位置からのずれの量を
検出する位置ずれ検出回路とを設け、同期化回路
が参照情報信号の始端時期よりは遅れたタイミン
グで同期化信号を発し、該同期化信号を受けるし
きい値発生回路が参照情報信号の始端から終端ま
での時間よりも短い時間幅のしきい値信号を発す
るようにすることによつて達成される。
以下、図を参照しながら本発明回路の実施例を
説明するにあたり、まず第1図と第2図を参照し
て構成の大要とその動作とを説明する。 第1図は本発明回路の基本構成図であつて、前
述の従来技術の例示図と共通の部分には同一の符
号が付されている。図において、スピンドルモー
タ1bにより定速駆動されるデイスク1はその要
部を展開した形で示されており、この例では参照
情報3はトラツク2の周方向の一部に割り込ませ
たエリア内に書き込まれているが、公知のように
トラツク2が設定されたデイスク1の面とは異な
る面の全周にわたつて繰り返して書き込むように
しても差し支えない。参照情報3は前の第7図に
示されたものと同じく、相隣る参照情報のための
領域が互いにトラツクの長手方向にずらされ、か
つ一つの領域には反複性のパターンが100回程度
繰り返し書き込まれて記録される。この参照情報
3はスピンドルモータ1bに内蔵されてそのロー
タの位置を検出するホール素子1cなどの手段で
その回転に同期して発生されるいわゆるインデツ
クスパルスなどの基準信号RPにその始端lを同
期させてヘツド4によつて書き込まれる。このよ
うにして書き込まれた参照情報3を読み出すヘツ
ド4はアクチユエータ6によつて矢印Pで示すよ
うにデイスクの径方向に進退駆動される。このア
クチユエータ6は公知のように例えば二相または
それより多相のパルスモータであつて、図ではロ
ータ6aと二相の固定子コイル6b,6cによつ
て簡略に示されており、それに付属した駆動回路
6dによつて、いわゆるシーク信号SKを受けた
ときパルスモータとして動作してシーク信号SK
によつて指定された番号のトラツク2の概略の位
置にヘツド4を駆動するとともに、制御信号CS
を受けたとき一種のトルクモータとして動作して
2個の固定子コイル6b,6cへの供給電流値の
比によつて定まる位置にヘツド4の位置を微調整
することができる。このアクチユエータ6の駆動
回路6dにシーク信号SKあるいは制御信号CSを
与える制御回路8は、例えばマイクロコンピユー
タである。上のヘツド4の位置の微調整の量や方
向を決めるために、参照情報3がヘツド4を介し
て読み出されるが、その読み出し信号は増幅器7
によつて増幅されて、前述のような多数のパルス
信号を含む参照情報RSとなる。第2図aには、
ヘツド4が正規位置P0にあるときの参照信号
RSが2個の参照情報3a,3bにそれぞれ対応
する2個の参照情報RSa,RSbに区別して示され
ている。 第1図でブロツクで示されたしきい値信号発生
回路10はその枠内に示されたように、例えば参
照情報3の中央mで中高な三角状波のランプ(坂
道)状のしきい値信号TSを、その左方に示され
た同期化回路20からの同期信号SSに同期して
発生する。該同期化回路20は前述の基準信号
RPを受けてこの同期信号SSを発するわけである
が、第2図bに示す基準信号RPに基づいて直ち
にこの同期信号SSを発することをせず、同図c
に示すように基準信号RPより小時間tdだけ遅れ
て立ち上がるように同期信号SSを発する。従つ
て、しきい値信号発生回路10は、第2図eに示
すように基準信号RPからこの小さな遅延時間td
の後にしきい値信号TSを発し、その右方に示さ
れた比較回路30は、前述の参照信号RS中のパ
ルス信号をこのしきい値信号TSと比較して、前
者のピーク値が後者の値を越えるときにカウント
パルスCPを発する。第2図fには、この比較結
果のカウントパルスCPが参照情報3a,3bに
それぞれ対応する2個の部分CPa,CPbに分けて
示されている。またこの際、しきい値信号発生回
路10の発するしきい値信号TSの時間幅Ttは、
第2図からもわかるように参照信号RSの始端l
から終端nまでの時間Trよりも短く選ばれる。
より正確には、第2図aからもわかるように、し
きい値信号TSを基準信号RPよりも遅延時間tdだ
け遅れて発生させても、その終端が参照信号RS
の終端nを越えて遅れることがないように、しき
い値信号TSの時間幅が充分短く設定される。こ
のようにしておけば、第2図fに示されたカウン
トパルスCPa,CPbのそれぞれの個数na,nbは、
第2図aに示すようにヘツド4の正規位置P0に
あり、かつ同図bに示すよに基準信号RPが参照
信号3の始端lと同じ時に発生したとき、同図f
に示されたカウントパルスCPa,CPbのパルス数
na,nbは互いに等しくなる。 つぎに基準パルスRPが第2図gに示されるよ
うに参照情報3の始端lとは変動時間tvだけずれ
て、図では遅れて発生した場合を考えると、しき
い値信号TSは同図hに示されたようにこれより
さらに遅延時間tdだけ遅れて発生されるが、この
場合にもしきい値信号TSの終端が参照信号RSの
終端lよりも遅れることがないように、しきい値
信号TSの時間幅Ttが選ばれる。この条件は図か
ら容易にわかるように、Tt≦Tr−tv−tdで表わ
すことができる。この条件が満足されている限
り、同図iに示されたカウントパルスCPa、CPb
のそれぞれのパルス数na,nbは互いに等しい。
さらに第2図kには、ヘツド4の位置がその正規
位置P0からずれて第7図の位置P2にあり、か
つ基準信号RPが参照信号3の始端lよりも変動
時間tvだけ早く発生した場合の参照信号RSa,
RSbとしきい値信号TSの波形が示されている。
図からわかるように、この場合もしきい値信号
TSは基準信号RPより遅延時間Tdだけ遅れて発
生されるが、td≧tvであるように選んでおけば、
しきい値信号TSの始端が参照信号RSの始端lよ
り早くなることはなく、従つて第2図lに示され
るカウントパルスCPa,CPbのパルス数が基準信
号RPの生起の変動時間tvによつて影響されるこ
とはない。以上の説明からわかるように、基準信
号RPの生起タイミングが参照信号RSの始端lの
前後に時間tvだけ変動しても、しきい値信号TS
を基準信号RPよりもtd≧tvの関係を満たす時間
tdだけ遅延させ、かつしきい値信号TSの時間幅
TtをTt≦Tr−tv−tdの関係を満たすように選ん
でおけば、カウントパルスCPa,CPbのパルス数
na,nbは影響されることがなく、従つてそれら
の差na−nbすなわちヘツド4の生起位置P0か
らのずれを正確に検出することになる。 第1図に帰つて、位置ずれ検出回路40は上述
のカウントパルスCPa,CPbのパルスna,nbの
差na−nbを検出する。該回路40は経時的に互
いに分離して発生される両カウントパルスCPa,
CPbからかかるパルス数の差na−nbを検出でき
るものであれば足りるわけであるが、最も簡単に
は該回路を図示のように1個のアツプダウンカウ
ンタ回路で構成することができる。この場合、位
置ずれ検出回路40はそのカウント入力端子Cに
カウントパルスCPを受け、そのカウントモード
を2個のモード指定入力U、Dに与えられる信号
によつて切り換えられる。この例ではカウントア
ツプモード指定入力Uには前述の同期化回路20
からの同期信号SSが用いられており、該信号SS
の立ち上がりすなわちしきい値信号TSの発生と
同時に位置ずれ検出回路40はカウントアツプモ
ードにされる。もう一方のカウントアツプモード
指定入力Dに与える信号は第2図dに示すような
同期信号SSの補信号SS1であつてよく。しきい
値信号TSの中央において立ち上がつて、位置ず
れ検出回路40をカウントダウンモードに切り換
える。 このように位置ずれ検出回路40のカウントモ
ードをカウントパルスCPa,CPbに対して切り換
えることにより、しきい値信号TSの終端の時点
には前述のパルス数の差na−nbが該回路40内
に記憶されているので、この時点で該記憶カウン
ト値を制御回路8の入力ポート8aを介して例え
ば図示のようにビツトパラレルに該回路8内に読
み込めばよい。また、上のパルス数の差na−nb
の値が負になつたときには、カウンタの終段から
出るキヤリ信号を記憶させておいて、前述のカウ
ント値の読み込みと同時に該キヤリも読み取るよ
うにすればよい。制御回路8は、このようにして
読み取つた位置ずれ信号に基づいて、アクチユエ
ータ6の駆動回路6dに対する制御信号CSの値
を計算し、その出力ポート8bを介して該信号
CSを出力する。 次に第3図を参照しながら本発明回路の具体実
施例を説明する。ヘツド4から参照信号3の読み
取り信号を受ける同腹回路7は差動入力差動出力
の高精度の演算増幅器71とその出力側の付属回
路を含む。その2個の差動出力をそれぞれ受ける
キヤパシタ72a,72bは、出力信号中の直流
分をカツトオフして交流分のみを右側の抵抗回路
に与える。1対の抵抗73a,73bはそれぞれ
差動出力の負荷抵抗であり、実質的には両抵抗7
3a,73bの相互接続点から参照信号RSが取
られるが、演算増幅器71の差動増幅差用の対称
性を保持するための1対の抵抗74a,74bが
付加されている。 しきい値信号発生回路10の中心は積分動作を
する演算増幅器11であつて、その入出力間に公
知の帰還用のキヤパシタ12が接続されている。
この増幅器11によつて積分さる信号は、その差
側に示された接続点Vの電位であつて、この接続
点Vには同期化回路20からの同期信号SSが抵
抗15を介して与えられる。従つて接続点Vの電
位は同期信号SSの立ち上がりの始端l1からそ
の中央m1までは「1」となり、中央m1から終
端n1までは「0」となる。一方、積分速度すな
わちしきい値信号TSのもつ勾配は、前述のキヤ
パシタ12とこれに直列に入る抵抗13および調
整抵抗14の抵抗値とで決まる時定数によつて設
定される。上述のような接続点Vの電位変化に応
じて、この積分回路は最初は該電位の「1」値を
かかる積分速度で正方向に積分した後、同じ積分
速度で負方向に積分することになるから、演算増
幅器11の出力であるしきい値信号TSは中高で
対称な三角状の波形となる。なお、時定数回路側
の演算増幅器11の図の上側の入力の動作基準電
位は、1対の抵抗16a,16bで設定され、そ
の下側の入力の動作電位はもう1対の抵抗17
a,17bで設定されて、抵抗18を介して該下
側の入力に与えられる。また、演算増幅器11に
付属する2個のダイオード11a,11bと抵抗
11cとは、該増幅器の上述の動作を確実にする
ための一種のリミツタ回路である。 同期回路20は、図示のように基準信号RPを
受けてこれによつて始動されるカウンタ21であ
つてよく、このカウンタ21は基準信号RPによ
つてカウンタ値をリセツトされ続いてクロツク回
路22からのクロツクパルスをそのカウント入力
Cを受けてカウントアツプする。フリツプフロツ
プ23は基準信号RPによつて最初リセツトされ、
カウンタ21が小時間tdの間カウントアツプされ
てそのカウント段B1からカウント出力が出た時
点でセツトされるので、基準信号RSを受けてか
らこの小さな遅延時間tdの後にそのQ出力から同
期信号SSを発する。フリツプフロツプ23のこ
のセツト状態はカウンタ21のカウントアツプが
進んで後段のカウント段B2からカウント出力が
出てリセツトされるまで続き、以後それまでと同
時間だけリセツト状態が保たれる。前述の補の同
期化信号SS1はフリツプフロツプ23の出力
から得られる。もちろんこの簡単な例に限らず、
より正確な同期化回路20も公知の技術を組み合
わせることによつて容易に構成することができ
る。 比較回路30の主体は比較演算増幅器31であ
るが、この例では参照信号RS中に含まれ得る余
分な高周波分を取り除くローパスフイルタ回路が
付加されている。このフイルタ回路はリアクトル
32と接地側のキヤパシタ33およびB電源側の
キヤパシタ34とからなるLCフイルタであつて、
これに比較演算増幅器31の参照信号RSを受け
る側の入力の動作基準電位を設定するための1対
の抵抗35a,35bが複合化されており、この
直流基準電位が抵抗36を介して該入力に与えら
れる。比較演算増幅器31はこの図の上側の入力
に与えられる参照信号RSを下側の入力に与えら
れるしきい値信号TSと比較してカウントパルス
CPを発し、上述のアツプダウンカウンタ41と
して構成された位置ずれ検出回路40に与える。 以上説明した本発明によるデイスク記憶装置の
ヘツド位置制御回路は、実施例に挙げた具体構成
のほか種々の態様で実施することができる。とく
に同期化回路20、比較回路30および位置ずれ
検出回路40は、本発明の要旨内において、その
回路構成を公知技術を組み合わせて目的に沿つた
自由に選択することが可能である。しきい値信号
発生回路10については、回路構成はもちろんそ
の発生するしきい値信号の波形についても、実施
例に述べたほかに繰り返し鋸歯状波などの波形を
選択することができるが、実施例に述べた中央で
ピーク値を有する三角状波は次に述べる特有の効
果を有する。すなわち、前の第2図hまたはkを
参照すると、しきい値信号TSは参照信号RSの始
端lに対してTd±Tvの時間差だけずれて発生さ
れるため、その中央のピーク位置は参照信号RS
の中央mに対して若干のずれを生じる。このた
め、もししきい値信号TSの中央ピーク値が参照
信号RSの最高ピーク値より低いとカウントパル
スCPのパルス数のカウントに誤差を生じるおそ
れがあるが、逆にしきい値信号TSの中央ピーク
値を参照信号RSの最高ピーク値よりも僅かに高
目に選定しておきさえすれば、すべての条件でカ
ウントパルスCPのパルス数のカウントに誤差を
生じえなくすることができる。すなわち、中高の
三角状波は当然その中央部においてピーク値を有
するのであるから、上述のようなカウント誤差を
なくす上に有利なのである。かかる三角状波のピ
ーク値の選定はもちろん参照信号RSの最高ピー
ク値よりは高目に、より正確には基準信号RPの
発生時期の最大変動幅をtvmとし、しきい値信号
の遅延時間tdをこれと同じとしたとき、実用的に
は最高ピーク値の1+2・Td/Tt倍程度または
少しこれより高目にすることが望ましい。
説明するにあたり、まず第1図と第2図を参照し
て構成の大要とその動作とを説明する。 第1図は本発明回路の基本構成図であつて、前
述の従来技術の例示図と共通の部分には同一の符
号が付されている。図において、スピンドルモー
タ1bにより定速駆動されるデイスク1はその要
部を展開した形で示されており、この例では参照
情報3はトラツク2の周方向の一部に割り込ませ
たエリア内に書き込まれているが、公知のように
トラツク2が設定されたデイスク1の面とは異な
る面の全周にわたつて繰り返して書き込むように
しても差し支えない。参照情報3は前の第7図に
示されたものと同じく、相隣る参照情報のための
領域が互いにトラツクの長手方向にずらされ、か
つ一つの領域には反複性のパターンが100回程度
繰り返し書き込まれて記録される。この参照情報
3はスピンドルモータ1bに内蔵されてそのロー
タの位置を検出するホール素子1cなどの手段で
その回転に同期して発生されるいわゆるインデツ
クスパルスなどの基準信号RPにその始端lを同
期させてヘツド4によつて書き込まれる。このよ
うにして書き込まれた参照情報3を読み出すヘツ
ド4はアクチユエータ6によつて矢印Pで示すよ
うにデイスクの径方向に進退駆動される。このア
クチユエータ6は公知のように例えば二相または
それより多相のパルスモータであつて、図ではロ
ータ6aと二相の固定子コイル6b,6cによつ
て簡略に示されており、それに付属した駆動回路
6dによつて、いわゆるシーク信号SKを受けた
ときパルスモータとして動作してシーク信号SK
によつて指定された番号のトラツク2の概略の位
置にヘツド4を駆動するとともに、制御信号CS
を受けたとき一種のトルクモータとして動作して
2個の固定子コイル6b,6cへの供給電流値の
比によつて定まる位置にヘツド4の位置を微調整
することができる。このアクチユエータ6の駆動
回路6dにシーク信号SKあるいは制御信号CSを
与える制御回路8は、例えばマイクロコンピユー
タである。上のヘツド4の位置の微調整の量や方
向を決めるために、参照情報3がヘツド4を介し
て読み出されるが、その読み出し信号は増幅器7
によつて増幅されて、前述のような多数のパルス
信号を含む参照情報RSとなる。第2図aには、
ヘツド4が正規位置P0にあるときの参照信号
RSが2個の参照情報3a,3bにそれぞれ対応
する2個の参照情報RSa,RSbに区別して示され
ている。 第1図でブロツクで示されたしきい値信号発生
回路10はその枠内に示されたように、例えば参
照情報3の中央mで中高な三角状波のランプ(坂
道)状のしきい値信号TSを、その左方に示され
た同期化回路20からの同期信号SSに同期して
発生する。該同期化回路20は前述の基準信号
RPを受けてこの同期信号SSを発するわけである
が、第2図bに示す基準信号RPに基づいて直ち
にこの同期信号SSを発することをせず、同図c
に示すように基準信号RPより小時間tdだけ遅れ
て立ち上がるように同期信号SSを発する。従つ
て、しきい値信号発生回路10は、第2図eに示
すように基準信号RPからこの小さな遅延時間td
の後にしきい値信号TSを発し、その右方に示さ
れた比較回路30は、前述の参照信号RS中のパ
ルス信号をこのしきい値信号TSと比較して、前
者のピーク値が後者の値を越えるときにカウント
パルスCPを発する。第2図fには、この比較結
果のカウントパルスCPが参照情報3a,3bに
それぞれ対応する2個の部分CPa,CPbに分けて
示されている。またこの際、しきい値信号発生回
路10の発するしきい値信号TSの時間幅Ttは、
第2図からもわかるように参照信号RSの始端l
から終端nまでの時間Trよりも短く選ばれる。
より正確には、第2図aからもわかるように、し
きい値信号TSを基準信号RPよりも遅延時間tdだ
け遅れて発生させても、その終端が参照信号RS
の終端nを越えて遅れることがないように、しき
い値信号TSの時間幅が充分短く設定される。こ
のようにしておけば、第2図fに示されたカウン
トパルスCPa,CPbのそれぞれの個数na,nbは、
第2図aに示すようにヘツド4の正規位置P0に
あり、かつ同図bに示すよに基準信号RPが参照
信号3の始端lと同じ時に発生したとき、同図f
に示されたカウントパルスCPa,CPbのパルス数
na,nbは互いに等しくなる。 つぎに基準パルスRPが第2図gに示されるよ
うに参照情報3の始端lとは変動時間tvだけずれ
て、図では遅れて発生した場合を考えると、しき
い値信号TSは同図hに示されたようにこれより
さらに遅延時間tdだけ遅れて発生されるが、この
場合にもしきい値信号TSの終端が参照信号RSの
終端lよりも遅れることがないように、しきい値
信号TSの時間幅Ttが選ばれる。この条件は図か
ら容易にわかるように、Tt≦Tr−tv−tdで表わ
すことができる。この条件が満足されている限
り、同図iに示されたカウントパルスCPa、CPb
のそれぞれのパルス数na,nbは互いに等しい。
さらに第2図kには、ヘツド4の位置がその正規
位置P0からずれて第7図の位置P2にあり、か
つ基準信号RPが参照信号3の始端lよりも変動
時間tvだけ早く発生した場合の参照信号RSa,
RSbとしきい値信号TSの波形が示されている。
図からわかるように、この場合もしきい値信号
TSは基準信号RPより遅延時間Tdだけ遅れて発
生されるが、td≧tvであるように選んでおけば、
しきい値信号TSの始端が参照信号RSの始端lよ
り早くなることはなく、従つて第2図lに示され
るカウントパルスCPa,CPbのパルス数が基準信
号RPの生起の変動時間tvによつて影響されるこ
とはない。以上の説明からわかるように、基準信
号RPの生起タイミングが参照信号RSの始端lの
前後に時間tvだけ変動しても、しきい値信号TS
を基準信号RPよりもtd≧tvの関係を満たす時間
tdだけ遅延させ、かつしきい値信号TSの時間幅
TtをTt≦Tr−tv−tdの関係を満たすように選ん
でおけば、カウントパルスCPa,CPbのパルス数
na,nbは影響されることがなく、従つてそれら
の差na−nbすなわちヘツド4の生起位置P0か
らのずれを正確に検出することになる。 第1図に帰つて、位置ずれ検出回路40は上述
のカウントパルスCPa,CPbのパルスna,nbの
差na−nbを検出する。該回路40は経時的に互
いに分離して発生される両カウントパルスCPa,
CPbからかかるパルス数の差na−nbを検出でき
るものであれば足りるわけであるが、最も簡単に
は該回路を図示のように1個のアツプダウンカウ
ンタ回路で構成することができる。この場合、位
置ずれ検出回路40はそのカウント入力端子Cに
カウントパルスCPを受け、そのカウントモード
を2個のモード指定入力U、Dに与えられる信号
によつて切り換えられる。この例ではカウントア
ツプモード指定入力Uには前述の同期化回路20
からの同期信号SSが用いられており、該信号SS
の立ち上がりすなわちしきい値信号TSの発生と
同時に位置ずれ検出回路40はカウントアツプモ
ードにされる。もう一方のカウントアツプモード
指定入力Dに与える信号は第2図dに示すような
同期信号SSの補信号SS1であつてよく。しきい
値信号TSの中央において立ち上がつて、位置ず
れ検出回路40をカウントダウンモードに切り換
える。 このように位置ずれ検出回路40のカウントモ
ードをカウントパルスCPa,CPbに対して切り換
えることにより、しきい値信号TSの終端の時点
には前述のパルス数の差na−nbが該回路40内
に記憶されているので、この時点で該記憶カウン
ト値を制御回路8の入力ポート8aを介して例え
ば図示のようにビツトパラレルに該回路8内に読
み込めばよい。また、上のパルス数の差na−nb
の値が負になつたときには、カウンタの終段から
出るキヤリ信号を記憶させておいて、前述のカウ
ント値の読み込みと同時に該キヤリも読み取るよ
うにすればよい。制御回路8は、このようにして
読み取つた位置ずれ信号に基づいて、アクチユエ
ータ6の駆動回路6dに対する制御信号CSの値
を計算し、その出力ポート8bを介して該信号
CSを出力する。 次に第3図を参照しながら本発明回路の具体実
施例を説明する。ヘツド4から参照信号3の読み
取り信号を受ける同腹回路7は差動入力差動出力
の高精度の演算増幅器71とその出力側の付属回
路を含む。その2個の差動出力をそれぞれ受ける
キヤパシタ72a,72bは、出力信号中の直流
分をカツトオフして交流分のみを右側の抵抗回路
に与える。1対の抵抗73a,73bはそれぞれ
差動出力の負荷抵抗であり、実質的には両抵抗7
3a,73bの相互接続点から参照信号RSが取
られるが、演算増幅器71の差動増幅差用の対称
性を保持するための1対の抵抗74a,74bが
付加されている。 しきい値信号発生回路10の中心は積分動作を
する演算増幅器11であつて、その入出力間に公
知の帰還用のキヤパシタ12が接続されている。
この増幅器11によつて積分さる信号は、その差
側に示された接続点Vの電位であつて、この接続
点Vには同期化回路20からの同期信号SSが抵
抗15を介して与えられる。従つて接続点Vの電
位は同期信号SSの立ち上がりの始端l1からそ
の中央m1までは「1」となり、中央m1から終
端n1までは「0」となる。一方、積分速度すな
わちしきい値信号TSのもつ勾配は、前述のキヤ
パシタ12とこれに直列に入る抵抗13および調
整抵抗14の抵抗値とで決まる時定数によつて設
定される。上述のような接続点Vの電位変化に応
じて、この積分回路は最初は該電位の「1」値を
かかる積分速度で正方向に積分した後、同じ積分
速度で負方向に積分することになるから、演算増
幅器11の出力であるしきい値信号TSは中高で
対称な三角状の波形となる。なお、時定数回路側
の演算増幅器11の図の上側の入力の動作基準電
位は、1対の抵抗16a,16bで設定され、そ
の下側の入力の動作電位はもう1対の抵抗17
a,17bで設定されて、抵抗18を介して該下
側の入力に与えられる。また、演算増幅器11に
付属する2個のダイオード11a,11bと抵抗
11cとは、該増幅器の上述の動作を確実にする
ための一種のリミツタ回路である。 同期回路20は、図示のように基準信号RPを
受けてこれによつて始動されるカウンタ21であ
つてよく、このカウンタ21は基準信号RPによ
つてカウンタ値をリセツトされ続いてクロツク回
路22からのクロツクパルスをそのカウント入力
Cを受けてカウントアツプする。フリツプフロツ
プ23は基準信号RPによつて最初リセツトされ、
カウンタ21が小時間tdの間カウントアツプされ
てそのカウント段B1からカウント出力が出た時
点でセツトされるので、基準信号RSを受けてか
らこの小さな遅延時間tdの後にそのQ出力から同
期信号SSを発する。フリツプフロツプ23のこ
のセツト状態はカウンタ21のカウントアツプが
進んで後段のカウント段B2からカウント出力が
出てリセツトされるまで続き、以後それまでと同
時間だけリセツト状態が保たれる。前述の補の同
期化信号SS1はフリツプフロツプ23の出力
から得られる。もちろんこの簡単な例に限らず、
より正確な同期化回路20も公知の技術を組み合
わせることによつて容易に構成することができ
る。 比較回路30の主体は比較演算増幅器31であ
るが、この例では参照信号RS中に含まれ得る余
分な高周波分を取り除くローパスフイルタ回路が
付加されている。このフイルタ回路はリアクトル
32と接地側のキヤパシタ33およびB電源側の
キヤパシタ34とからなるLCフイルタであつて、
これに比較演算増幅器31の参照信号RSを受け
る側の入力の動作基準電位を設定するための1対
の抵抗35a,35bが複合化されており、この
直流基準電位が抵抗36を介して該入力に与えら
れる。比較演算増幅器31はこの図の上側の入力
に与えられる参照信号RSを下側の入力に与えら
れるしきい値信号TSと比較してカウントパルス
CPを発し、上述のアツプダウンカウンタ41と
して構成された位置ずれ検出回路40に与える。 以上説明した本発明によるデイスク記憶装置の
ヘツド位置制御回路は、実施例に挙げた具体構成
のほか種々の態様で実施することができる。とく
に同期化回路20、比較回路30および位置ずれ
検出回路40は、本発明の要旨内において、その
回路構成を公知技術を組み合わせて目的に沿つた
自由に選択することが可能である。しきい値信号
発生回路10については、回路構成はもちろんそ
の発生するしきい値信号の波形についても、実施
例に述べたほかに繰り返し鋸歯状波などの波形を
選択することができるが、実施例に述べた中央で
ピーク値を有する三角状波は次に述べる特有の効
果を有する。すなわち、前の第2図hまたはkを
参照すると、しきい値信号TSは参照信号RSの始
端lに対してTd±Tvの時間差だけずれて発生さ
れるため、その中央のピーク位置は参照信号RS
の中央mに対して若干のずれを生じる。このた
め、もししきい値信号TSの中央ピーク値が参照
信号RSの最高ピーク値より低いとカウントパル
スCPのパルス数のカウントに誤差を生じるおそ
れがあるが、逆にしきい値信号TSの中央ピーク
値を参照信号RSの最高ピーク値よりも僅かに高
目に選定しておきさえすれば、すべての条件でカ
ウントパルスCPのパルス数のカウントに誤差を
生じえなくすることができる。すなわち、中高の
三角状波は当然その中央部においてピーク値を有
するのであるから、上述のようなカウント誤差を
なくす上に有利なのである。かかる三角状波のピ
ーク値の選定はもちろん参照信号RSの最高ピー
ク値よりは高目に、より正確には基準信号RPの
発生時期の最大変動幅をtvmとし、しきい値信号
の遅延時間tdをこれと同じとしたとき、実用的に
は最高ピーク値の1+2・Td/Tt倍程度または
少しこれより高目にすることが望ましい。
以上の説明からわかるように、本発明によれば
記憶媒体デイスク上に複数条の情報記録トラツク
と該トラツクに情報を読み書きするトランスジユ
ーサヘツドの位置を検出するための参照情報が記
録される複数個の領域とが設定され、該参照情報
として相隣る領域間では互いにずらされた反復性
のパターン群が記録され、該相隣る1対の領域か
らヘツドを介して順次に読み出される1対の参照
情報信号に基づいてヘツドの位置を検出かつ制御
するようにしたデイスク記憶装置のヘツド位置制
御回路において、参照情報を読み出すためのタイ
ミングを決める基準信号が当初参照情報を書き込
んだときのタイミングからどのようにずれて発生
してもヘツドの現在位置を常に正確に検出してこ
れに基づいてヘツドの正規位置からのずれを正し
く補正することができる。本発明により、前記の
種類のデイスク記憶装置のヘツド位置制御回路が
それまでの従来技術に対しても利点を充分に発揮
できるようになり、ヘツド位置の検出のための回
路構成を簡単にしかつその動作を確実にすること
ができる。本件発明の先願の提案に対して、本発
明の実施のためには同期化回路からの同期信号を
僅か遅らせるだけですむので、実質的な回路構成
の付加が必要がなく、新提案方式の実施に際して
生じた問題点を完全に解決することができる。な
お、本発明の実施に際しては、しきい値信号の発
生時間幅よりも参照信号の時間幅を長くする要が
あり、従つて参照情報の書き込み領域を広目にと
る必要が理論上はあるが、基準信号の生起タイミ
ングの変動幅はふつう参照信号の全時間幅の1/20
以下の些少な量なので、実際上は参照情報のため
の領域を本発明の実施例のために拡げる必要は生
じない。
記憶媒体デイスク上に複数条の情報記録トラツク
と該トラツクに情報を読み書きするトランスジユ
ーサヘツドの位置を検出するための参照情報が記
録される複数個の領域とが設定され、該参照情報
として相隣る領域間では互いにずらされた反復性
のパターン群が記録され、該相隣る1対の領域か
らヘツドを介して順次に読み出される1対の参照
情報信号に基づいてヘツドの位置を検出かつ制御
するようにしたデイスク記憶装置のヘツド位置制
御回路において、参照情報を読み出すためのタイ
ミングを決める基準信号が当初参照情報を書き込
んだときのタイミングからどのようにずれて発生
してもヘツドの現在位置を常に正確に検出してこ
れに基づいてヘツドの正規位置からのずれを正し
く補正することができる。本発明により、前記の
種類のデイスク記憶装置のヘツド位置制御回路が
それまでの従来技術に対しても利点を充分に発揮
できるようになり、ヘツド位置の検出のための回
路構成を簡単にしかつその動作を確実にすること
ができる。本件発明の先願の提案に対して、本発
明の実施のためには同期化回路からの同期信号を
僅か遅らせるだけですむので、実質的な回路構成
の付加が必要がなく、新提案方式の実施に際して
生じた問題点を完全に解決することができる。な
お、本発明の実施に際しては、しきい値信号の発
生時間幅よりも参照信号の時間幅を長くする要が
あり、従つて参照情報の書き込み領域を広目にと
る必要が理論上はあるが、基準信号の生起タイミ
ングの変動幅はふつう参照信号の全時間幅の1/20
以下の些少な量なので、実際上は参照情報のため
の領域を本発明の実施例のために拡げる必要は生
じない。
第1図は本発明によるデイスク記憶装置のヘツ
ド位置制御回路の基本構成を関連部分と併せて示
すブロツク回路図、第2図はその回路動作を説明
するための回路内の主要信号の波形を示す波形
図、第3図は本発明の具体実施例の回路図、第4
図は本発明の実施対象であるデイスク記憶装置の
一例の要部側面図、第5図はその要部の平面図、
第6図は従来技術における参照情報の書き込み状
態例を示す書き込み領域の割り付け図、第7図は
本発明が適用されるヘツドの位置検出用参照情報
書き込みの態様例を示す書き込み領域の割り付け
図、第8図は該参照情報を利用した従来技術にお
ける回路動作を説明するための回路内の主要信号
の波形を示す波形図である。図において、 1:デイスク、2:トラツク、3,3a,3
b:参照情報またはサーボ情報、4:ヘツド、
6:ヘツドのアクチユエータ、6d:アクチユエ
ータの駆動回路、7:参照信号の増幅回路、8:
制御回路またはマイクロコンピユータ、10:し
きい値信号発生回路、20:同期化回路、30:
比較回路、40:位置ずれ検出回路、41:アツ
プダウンカウンタ、CP,CPa,CPb:カウント
パルス、CS:制御信号、l:参照情報の始端、
m:参照情報の中央、n:参照情報の終端、P
0:ヘツドの正規位置、P1,P2:正規位置か
らずれたヘツド位置、RP:基準信号またはイン
デツクスパルス、RS,RSa,RSb:参照信号、
SS:同期信号、SS1:同期信号の補信号、TS:
しきい値信号、td:しきい値信号の遅延時間、
tv:基準信号の変動時間、である。
ド位置制御回路の基本構成を関連部分と併せて示
すブロツク回路図、第2図はその回路動作を説明
するための回路内の主要信号の波形を示す波形
図、第3図は本発明の具体実施例の回路図、第4
図は本発明の実施対象であるデイスク記憶装置の
一例の要部側面図、第5図はその要部の平面図、
第6図は従来技術における参照情報の書き込み状
態例を示す書き込み領域の割り付け図、第7図は
本発明が適用されるヘツドの位置検出用参照情報
書き込みの態様例を示す書き込み領域の割り付け
図、第8図は該参照情報を利用した従来技術にお
ける回路動作を説明するための回路内の主要信号
の波形を示す波形図である。図において、 1:デイスク、2:トラツク、3,3a,3
b:参照情報またはサーボ情報、4:ヘツド、
6:ヘツドのアクチユエータ、6d:アクチユエ
ータの駆動回路、7:参照信号の増幅回路、8:
制御回路またはマイクロコンピユータ、10:し
きい値信号発生回路、20:同期化回路、30:
比較回路、40:位置ずれ検出回路、41:アツ
プダウンカウンタ、CP,CPa,CPb:カウント
パルス、CS:制御信号、l:参照情報の始端、
m:参照情報の中央、n:参照情報の終端、P
0:ヘツドの正規位置、P1,P2:正規位置か
らずれたヘツド位置、RP:基準信号またはイン
デツクスパルス、RS,RSa,RSb:参照信号、
SS:同期信号、SS1:同期信号の補信号、TS:
しきい値信号、td:しきい値信号の遅延時間、
tv:基準信号の変動時間、である。
Claims (1)
- 1 記憶媒体デイスク上に複数条の情報記録トラ
ツクと該トラツクに情報を読み書きするトランス
ジユーサヘツドの位置を検出するための参照情報
が記録される複数個の領域とが設定され、該参照
情報として相隣る領域間では互いにずらされた反
復性のパターン群が記録され、該相隣る1対の領
域からヘツドを介して順次に読み出される1対の
参照情報信号に基づいてヘツドの位置を検出かつ
制御するようにしたものにおいて、経時的に変化
するランプ状のしきい値信号を発するしきい値信
号発生回路と、デイスクの回転に同期して発しら
れる基準信号に基づいて該しきい値信号発生回路
を動作開始させる同期信号を発する同期化回路
と、前記1対の参照情報信号のそれぞれを前記し
きい値信号と比較して該しきい値を切る参照信号
中の反復パターン信号の数を計数するためのカウ
ントパルスを発する比較回路と、該カウントパル
スを1対の参照情報信号のそれぞれについて計数
して該両計数値の差からヘツドのトラツクに対す
る正規位置からのずれの量を検出する位置ずれ検
出回路とを含み、前記同期化回路が参照情報信号
の始端時期よりは遅れたタイミングで同期化信号
を発し、該同期化信号を受けるしきい値発生回路
が参照情報信号の始端から終端までの時間よりも
短い時間幅のしきい値信号を発するようにしたこ
とを特徴とするデイスク記憶装置のヘツド位置制
御回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19741085A JPS6258413A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | デイスク記憶装置のヘツド位置制御回路 |
| US06/895,032 US4745497A (en) | 1985-08-12 | 1986-08-08 | Digital head position controller with triangle wave comparison |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19741085A JPS6258413A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | デイスク記憶装置のヘツド位置制御回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6258413A JPS6258413A (ja) | 1987-03-14 |
| JPH0468705B2 true JPH0468705B2 (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=16374048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19741085A Granted JPS6258413A (ja) | 1985-08-12 | 1985-09-06 | デイスク記憶装置のヘツド位置制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6258413A (ja) |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP19741085A patent/JPS6258413A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6258413A (ja) | 1987-03-14 |
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