JPH0468764B2 - - Google Patents

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JPH0468764B2
JPH0468764B2 JP56070455A JP7045581A JPH0468764B2 JP H0468764 B2 JPH0468764 B2 JP H0468764B2 JP 56070455 A JP56070455 A JP 56070455A JP 7045581 A JP7045581 A JP 7045581A JP H0468764 B2 JPH0468764 B2 JP H0468764B2
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JP
Japan
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dielectric constant
dielectric
thick film
sintered
alumina
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JP56070455A
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English (en)
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JPS57186316A (en
Inventor
Masanori Suzuki
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は混成集積回路を構成する高誘電率厚膜
コンデンサの製造方法に関するものである。
従来、磁器基板と、下部電極と、その上に形成
されたチタン酸バリウム系誘電体層と、さらにそ
の上に形成された上部電極とからなる厚膜コンデ
ンサを、900〜1050℃の温度で焼成して比誘電率
800〜1000程度の厚膜コンデンサを製造する方法
が知られている。しかし、この方法はチタン酸バ
リウム系誘電体の焼成温度が1300〜1400℃と高い
ため、900〜1050℃の焼成温度ではチタン酸バリ
ウム系誘電体が十分に焼結できず、したがつてそ
れの本来有する高誘電率が得られない問題があつ
た。
そこで、前記従来技術の焼成温度で焼結するペ
ロブスカイト型酸化物誘電体を用いて前記の従来
法と同様にして厚膜コンデンサを製造することが
試みられたが、これまた誘電体が本来有する高誘
電率が得られなかつた。
この様に、通常の焼成温度で十分い焼結できる
誘電体を用いて厚膜コンデンサを形成した場合で
もその誘電体が本来有する高誘電率が得られない
のは、厚膜で形成された誘電体層の焼結密度が通
常のデイスク型セラミツクコンデンサの焼結体の
ものより低いことに起因すると考えられる。
このように前記した従来技術の製造方法で厚膜
コンデンサを形成した場合、誘電体を本来有する
高誘電率が得られないため、厚膜集積回路に占有
する面が大きくなり回路の小型化、高集積化がで
きないという問題があつた。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点をなく
し誘電体本来の高誘電率が得られる様にした高誘
電率厚膜コンデンサの製造方法を提供することに
ある。
上記目的を達成するため通常の厚膜の焼成温度
850〜950℃で焼結するPbを含んだ高誘電率ペロ
ブスカイト型酸化物を誘電体に用いて厚膜コンデ
ンサを形成する実験を種々行つた。その結果、磁
器基板上に下部電極を形成し、その上に上記Pb
を含んだ高誘電率ペロブスカイト型酸化物からな
る誘電体層を形成し、さらにその上に上部電極を
形成して、しかる後焼成して製造された厚膜コン
デンサでは誘電体が本来有する比誘電率に比べて
極めて小さな比誘電率しか得られなかつた。そこ
で、本発明者は焼結されて磁器基板となるグリー
ンシート上に下部電極を形成し、その上に誘電体
層を形成し、さらにその上に上部電極を形成し
て、しかる後同時焼成したところ、基板の焼結に
よる収縮と同時に誘電体層の収縮も進行しその結
果十分な焼結密度が得られ、本発明の目的を実現
し得ることを見出した。
すなわち、本発明はアルミナ40〜60重量%と結
晶性ガラス60〜40重量%とからなるアルミナ・ガ
ラス組成物と、鉛系高誘電率ペロブスカイト型酸
化物とを同時焼成可能なようにそれぞれ組成を調
整した後、前記アルミナ・ガラス組成物のグリー
ンシート上に下部電極を形成し、その上に前記鉛
系高誘電率ペロブスカイト型酸化物層を形成し、
さらにその上に上部電極を形成して、同時に焼成
することを特徴とする、高誘電率厚膜コンデンサ
の製造方法である。
ここで基板となるグリーンシートは焼成の際、
誘電体と反応して誘電体の諸特性を劣化させては
ならない。好ましくは、下部電極の下に誘電体と
同一の材料で30μm程度の誘電体層を形成するの
が望ましい。またグリーンシート上に下部電極、
誘電体層、上部電極を形成した後、熱プレスで熱
圧着し、しかる後同時焼成することでさらに誘電
体層の焼結密度が大きくなり誘電体が本来有する
高誘電率にほぼ近い値の厚膜コンデンサが得られ
る。
本発明による、焼結されて磁器基板となるグリ
ーンシートは、誘電体の焼成温度とほぼ同じ温度
で焼結させるためアルミナと結晶性ガラスとから
なりその比率は、アルミナ40〜60重量%で残部が
ガラスとなる。上記アルミナ・ガラス粉末に有機
バインダー、有機溶媒、可塑剤等を適当量添加混
合し通常方法でグリーンシート化する。有機バイ
ンダーとして例えばポリビニルブチラール、エチ
ルセルロース、ニトロセルロース、メチルメタク
リレート、ブチルメタクリレートなどが、有機溶
媒として例えば、エチレングリコールモノエチル
エーテル、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
トルエン、キシレンなどが、可塑剤としては例え
ば、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル、ブ
チルフタリル・ブチルグリコレートなどが用いら
れる。
またグリーンシートと誘電体とを熱圧着し高密
度化するための熱圧着装置としては例えば金型を
用いた熱プレス機が適当である。
また厚膜コンデンサの誘電体はPbO、Fe2O3、
WO3、Nb2O5から構成される。これら酸化物を
PbO66.09重量%(以下単に%と表記)、
Fe2O313.1%、WO37.47%、Nb2O513.34%の組成
物に配合し、通常の技術により混合、仮焼、粉砕
した15μm以下の誘電体微粉末を作成する。この
ようにして得た誘電体粉末は、950℃以下の温度
で焼結し、しかもキユリー点が常温にあり、キユ
リー点における比誘電率が15000以上である高誘
電率ペロブスカイト型酸化物である。次に上記誘
電体粉末を、有機バインダーと有機溶媒からなる
有機ビヒクルに適量混合し、三本ロールなどを用
いて十分分散させて、スクリーン印刷に適した粘
度を有する誘電体ペーストを作成する。有機バイ
ンダーとして例えばエチルセルロース、ポリビニ
ルブチラール、ニトロセルロースなどが有機溶媒
としてα−テルピネオール、β−テルピネオー
ル、ブチルカルビトール、エチルカルビトール、
ブチルカルビトールアセテートなどが用いられ
る。
また厚膜コンデンサの上部電極、下部電極は市
販のAg/Pbを主成分とした電極ペーストを用い
ることができる。
以下本発明を実施例により詳細に説明する。
焼結されて磁器基板となるグリーンシートの組
成として、結晶性ガラス粉末45%とアルミナ粉末
55%をアルミナボールミルで湿式混合し、乾燥し
てガラス・アルミナ混合微粉末(平均粒径
0.8μm)を得た。得られたガラス・アルミナ混合
粉末100重量部(以下単に部と表記)、と有機バイ
ンダーとしてポリビニルブチラール5.7部、有機
溶媒としてエチレングリコールモノメチルエーテ
ル43部、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル7.2部、可塑剤としてフタル酸ジオクチル1.08
部をホモジナイザー(高速混合器)で30分間混合
後、真空脱泡して粘度5000センチポイズの泥漿を
得た。次にこの泥漿をドクターブレードを介して
膜厚1.2mmのグリーンシートを作製した。一方、
酸化物をPbO66.09%、Fe2O313.10%、WO37.47
%、Nb2O513.34%の組成になる様に配合し、こ
れらを樹脂ボールミルで湿式混合し乾燥後、750
℃の温度で2時間仮焼し、ボールミルで湿式粉砕
し粉末粒径15μm以下の誘電体微粉末を得た。こ
の誘電体微粉末100部を、α−テルピネオールに
エチルセルロース10%を溶解して作成した有機ビ
ヒクル20部に三本ロールを用いて均一に分散させ
てスクリーン印刷に適した粘度を有する誘電体ペ
ーストを作成した。
厚膜コンデンサを構成するは第1図の平面図と
第2図の断面図に示すように焼結されて磁器基板
となる前記記載のグリーンシート1の上に電極ペ
ーストを印刷・乾燥して下部電極2を形成し、さ
らにその上に前記記載の誘電体ペーストを印刷・
乾燥して誘電体層3を形成し、さらにその上に電
極ペーストを印刷・乾燥して上部電極4を形成し
た後に、ベルト炉で焼成した。焼成温度は、厚膜
コンデンサの比誘電率におよぼす誘電体層の焼結
密度の影響を調べるため850〜950℃で各10分間焼
成してそれぞれ焼結密度の異なる厚膜コンデンサ
を製造した。得られた厚膜コンデンサの容量を25
℃に空調された部屋でLCRメーターを用いて周
波数1KHzで測定し、その比誘電率を次式により
算出した。
ε=Cd/0.0885S 但し式中、Cは容量(pF)、Sは電極面積
(cm2)、dは誘電体の厚さ(cm)である。
第3図は本発明で得られた厚膜コンデンサの測
定結果で、焼結密度と比誘電率の関係を示す。第
3図の曲線から明らかなように、誘電体層の焼結
密度が高くなるに伴つて比誘電率は大きくなつて
いることが判る。このように焼結されて磁器基板
となるグリーンシート上に形成された厚膜コンデ
ンサの誘電体層の焼結密度は、通常のデイスク型
セラミツクコンデンサの焼結体と同程度のものが
得られる。従つて比誘電率は10000を超えて誘電
体本来の誘電率に近づき、従来技術の厚膜コンデ
ンサの場合の10倍以上となつている。
以上述べたように本発明によれば、通常の厚膜
の焼成温度で焼結する高誘電率ペロブスカイト型
酸化物を誘電体として用いて厚膜コンデンサを形
成する場合、焼結されて磁器基板となるグリーン
シート上に下部電極、誘電体層、上部電極をこの
順に形成するか、または前記グリーンシートと下
部電極との間にさらに同一誘電体層を形成するこ
とにより、誘電体が本来有する高誘電率の厚膜コ
ンデンサを得ることができる。また焼結されて磁
器基板となるグリーンシートのガラス・アルミナ
の組成を、前記高誘電率ペロブスカイト型酸化物
の焼成温度と同温度で焼結されるよう選び、下部
電極、上部電極にはAg/Ptを主成分とする電極
ペーストを用いて同時焼成することで高誘電率ペ
ロブスカイト型酸化物が本来有する高誘電率の厚
膜コンデンサが得られることを確認した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により得られる高誘電率
厚膜コンデンサの平面図、第2図は第1図のA−
A断面図、第3図は高誘電率厚膜コンデンサの比
誘電率の誘電体層焼結密度依存性を示す図であ
る。 1……グリーンシート、2……下部電極、3…
…誘電体層、4……上部電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルミナ40〜60重量%と結晶性ガラス60〜40
    重量%とからなるアルミナ・ガラス組成物と、鉛
    系高誘電率ペロブスカイト型酸化物とを同時焼成
    可能なようにそれぞれ組成を調整した後、前記ア
    ルミナ・ガラス組成物のグリーンシート上に下部
    電極を形成し、その上に前記鉛系高誘電率ペロブ
    スカイト型酸化物層を形成し、さらにその上に上
    部電極を形成して、同時に焼成することを特徴と
    する高誘電率厚膜コンデンサの製造方法。
JP7045581A 1981-05-11 1981-05-11 Method of producing high dielectric constant thick film condenser Granted JPS57186316A (en)

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JPS57186316A JPS57186316A (en) 1982-11-16
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JP7045581A Granted JPS57186316A (en) 1981-05-11 1981-05-11 Method of producing high dielectric constant thick film condenser

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52136354A (en) * 1976-05-10 1977-11-15 Murata Manufacturing Co Laminated ceramic capacitor
JPS5640229A (en) * 1979-09-10 1981-04-16 Murata Manufacturing Co Production of layerrbuilt ceramic capacitor

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JPS57186316A (en) 1982-11-16

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