JPH0469553B2 - - Google Patents
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- JPH0469553B2 JPH0469553B2 JP61005058A JP505886A JPH0469553B2 JP H0469553 B2 JPH0469553 B2 JP H0469553B2 JP 61005058 A JP61005058 A JP 61005058A JP 505886 A JP505886 A JP 505886A JP H0469553 B2 JPH0469553 B2 JP H0469553B2
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- heat
- recording medium
- thermal
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/52—Compositions containing diazo compounds as photosensitive substances
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
本発明は加熱により記録し、光照射により非記
録部分の定着を行う光定着型感熱記録媒体に関
し、より詳細には高感度で熱記録が可能であり、
かつ保存安定性に優れた光定着型感熱記録媒体に
関する。 <従来の技術> 装置が小型軽量化ができ、無騒音で記録が行え
る等の利点から、最近、感熱記録方式がフアクシ
ミリやプリンター等に広く使用されるようになつ
てきた。しかし現在多く用いられている電子供与
性物質と電子受容性物質との反応を利用した染料
発色型感熱記録紙には、再加熱や有機溶剤により
発色したり、接着剤やセロハンテープにより発色
あるいは消色してしまう問題点があつた。これら
の欠点を解決した定着可能な感熱記録紙として熱
現像ジアゾ方式を利用したものがある。この熱現
像ジアゾ紙を感熱記録紙として用いる場合には、
まず熱による記録を行い、その後に光による定着
を実施することになる。ここで加熱は熱ヘツドに
よつて数msと極めて短い時間に行われるため熱
感度としては従来の熱現像ジアゾ方式よりも優れ
たものが要求される。また現在の染料発色型感熱
記録紙と同様に使用されるためには、高温高湿環
境も含めた優れた未記録の段階での保存安定性
(以下単に保存安定性と称す)が必要になつてく
る。熱現像方式に使う感熱記録媒体は、これまで
英国特許明細書第909491号明細書、米国特許第
3076707号明細書およ米国特許第3135607号明細書
等数多く提案されているが、熱ヘツドによる記録
が可能な高い熱感度と、十分なる保存安定性とを
共に満足できるものはいまだ作られていない。 <発明が解決しようとする問題点> 本発明は、上記欠点を解決するためになされた
ものである。すなわち、高い熱感度と優れた保存
安定性とを共に満足する光定着型感熱記録媒体を
提供するものである。 <問題点を解決するための手段> 本発明は新規な塩基性物質を使用することによ
り問題点を解決したものである。すなわち、本発
明の光定着型感熱記録媒体は、基体上にジアゾニ
ウム塩、カツプラー及び熱現像剤を主成分とする
記録層を設けたものであつて、該熱現像剤として
イソシアネートによりブロツク化された塩基性物
質を使用することを特徴とするものである。 ジアゾーカツプリング反応を利用した感熱記録
媒体は、光定着が可能であるというメリツトのた
めに研究開発が盛んになつている。この感熱記録
媒体は、熱ヘツド記録における高い熱感度と十分
なる保存安定性とを満足させることが実用化の必
須条件であり、そのために熱現像剤に関する提案
が多くなされている。しかし熱現像剤として使用
する塩基性物質には水溶性の高いものが多く、そ
のために空気中の水分等の影響を受けて、保存中
に地発色を生ずるという欠点があつた。また熱感
度を向上させるために強い塩基性物質を使用すれ
ば保存安定性が悪くなり、逆に保存安定性を向上
させるために弱い塩基性物質を使つたり、酸安定
剤を多量に用いると熱感度が低下してしまうとい
う問題を生じた。本発明者はこれらの問題を解決
するために鋭意研究を重ね、イソシアネートでブ
ロツク化した塩基性物質が常温では極めて安定で
あり、加熱時に効率良く解離し、塩基性雰囲気を
発生することを発見し、本発明に至つたものであ
る。 本発明に使用する塩基性物質をブロツク化する
ためのイソシアネート化合物は、エポキシ樹脂や
ポリエステル樹脂の硬化剤として公知の化合物で
ある。例えば、1,6−ヘキサメチレンジイソシ
アネート、1,8−オクタメチレンジイソシアネ
ート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジ
イソシアネート等のアルキレンジイソシアネー
ト、3,3′−ジイソシアネートジプロピルエーテ
ル、3−イソシアネートメチル−3,3,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソシアネート、トラン
スビニレンジイソシアネート等の不飽和イソシア
ネート、トルエンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、4,4′−ジフエニルメタンジ
イソシアネート、フエニルイソシアネート、4,
4′−ビフエニルジイソシアネート等の芳香族イソ
シアネート、さらに末端にイソシアネートを持つ
プレポリマーが挙げられるが、これらの化合物に
限定されるものではない。 一方、本発明でいうイソシアネートによりブロ
ツク化することのできる塩基性物質としては例え
ばアミン系、イミダゾール系、グアニジン系、ト
リアゾール系、モルホリン系、ピペラジン系の化
合物が挙げられる。 本発明において特に好ましい塩基性物質は、イ
ミダゾール系とグアニジン系化合物である。イミ
ダゾール化合物の具体例としては、イミダゾー
ル、2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダ
ゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、
2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシル
イミダゾール、2−フエニルイミダゾール、2−
フエニル−4−メチルイミダゾール、1−シアノ
エチル−2−ウンデシルイミダゾール、2,4−
ジアミノ−6{2′−メチルイミダゾール(1′)}エ
チル−s−トリアジン等が挙げられる。またグア
ニジン化合物としては、グアニジン、メチルグア
ニジン、ステアリルグアニジン、1,3−ジメチ
ルグアニジン、アセチルグアニジン、フエニルグ
アニジン、1,3−ジフエニルグアニジン、1,
3−ジ−0−トリルグアニジン、1−ジメチル−
3−メトキシフエニルグアニジン、1−ベンゾイ
ル−3−フエニルグアニジン、0−トリルビグア
ニド等が挙げられる。 本発明の熱現像剤は、所定量のイソシアネート
化合物と塩基性物質とを反応容器中に入れ、加熱
することにより合成される。この場合必要に応じ
て溶剤や反応促進のための触媒を使用することが
できる。 又、本発明において使用されるジアゾニウム塩
は、従来公知のジアゾニウム塩が使用される。す
なわちP−N,N−ジメチルアミノベンゼンジア
ゾニウムクロライド塩化亜鉛、4−ベンゾアミド
−2,5−ジエトキシベンゼンジアゾニウムクロ
ライド塩化亜鉛、4−モルホリノ−2,5−ジプ
トキシベンゼンジアゾニウム塩化亜鉛、4−(P
−トリルメルカプト)−2,5−ジエトキシベン
ゼンジアゾニウムクロライド塩化亜鉛等である。
これらの塩化亜鉛型のジアゾニウム塩は水溶性で
あるが、高温高湿下の保存性を改良するためには
水不溶性又は水難溶性のものが好ましく、それら
は上記の従来公知のジアゾニウム塩のアニオン成
分を特殊なアニオンに変えることにより得られ
る。ジアゾニウム塩に水不溶性又は水難溶性の特
徴を持たせるアニオンとしては、BF4、TiF6 2、
SnF6 2、ZnF4 2、PF6、SCN、リンタングステン
酸イオン、リンモリブデン酸イオン、アリールス
ルホン酸イオン、有機ホイ素イオン等が挙げられ
る。 ここでアリールスルホン酸イオンの具体例を次
に示す。
録部分の定着を行う光定着型感熱記録媒体に関
し、より詳細には高感度で熱記録が可能であり、
かつ保存安定性に優れた光定着型感熱記録媒体に
関する。 <従来の技術> 装置が小型軽量化ができ、無騒音で記録が行え
る等の利点から、最近、感熱記録方式がフアクシ
ミリやプリンター等に広く使用されるようになつ
てきた。しかし現在多く用いられている電子供与
性物質と電子受容性物質との反応を利用した染料
発色型感熱記録紙には、再加熱や有機溶剤により
発色したり、接着剤やセロハンテープにより発色
あるいは消色してしまう問題点があつた。これら
の欠点を解決した定着可能な感熱記録紙として熱
現像ジアゾ方式を利用したものがある。この熱現
像ジアゾ紙を感熱記録紙として用いる場合には、
まず熱による記録を行い、その後に光による定着
を実施することになる。ここで加熱は熱ヘツドに
よつて数msと極めて短い時間に行われるため熱
感度としては従来の熱現像ジアゾ方式よりも優れ
たものが要求される。また現在の染料発色型感熱
記録紙と同様に使用されるためには、高温高湿環
境も含めた優れた未記録の段階での保存安定性
(以下単に保存安定性と称す)が必要になつてく
る。熱現像方式に使う感熱記録媒体は、これまで
英国特許明細書第909491号明細書、米国特許第
3076707号明細書およ米国特許第3135607号明細書
等数多く提案されているが、熱ヘツドによる記録
が可能な高い熱感度と、十分なる保存安定性とを
共に満足できるものはいまだ作られていない。 <発明が解決しようとする問題点> 本発明は、上記欠点を解決するためになされた
ものである。すなわち、高い熱感度と優れた保存
安定性とを共に満足する光定着型感熱記録媒体を
提供するものである。 <問題点を解決するための手段> 本発明は新規な塩基性物質を使用することによ
り問題点を解決したものである。すなわち、本発
明の光定着型感熱記録媒体は、基体上にジアゾニ
ウム塩、カツプラー及び熱現像剤を主成分とする
記録層を設けたものであつて、該熱現像剤として
イソシアネートによりブロツク化された塩基性物
質を使用することを特徴とするものである。 ジアゾーカツプリング反応を利用した感熱記録
媒体は、光定着が可能であるというメリツトのた
めに研究開発が盛んになつている。この感熱記録
媒体は、熱ヘツド記録における高い熱感度と十分
なる保存安定性とを満足させることが実用化の必
須条件であり、そのために熱現像剤に関する提案
が多くなされている。しかし熱現像剤として使用
する塩基性物質には水溶性の高いものが多く、そ
のために空気中の水分等の影響を受けて、保存中
に地発色を生ずるという欠点があつた。また熱感
度を向上させるために強い塩基性物質を使用すれ
ば保存安定性が悪くなり、逆に保存安定性を向上
させるために弱い塩基性物質を使つたり、酸安定
剤を多量に用いると熱感度が低下してしまうとい
う問題を生じた。本発明者はこれらの問題を解決
するために鋭意研究を重ね、イソシアネートでブ
ロツク化した塩基性物質が常温では極めて安定で
あり、加熱時に効率良く解離し、塩基性雰囲気を
発生することを発見し、本発明に至つたものであ
る。 本発明に使用する塩基性物質をブロツク化する
ためのイソシアネート化合物は、エポキシ樹脂や
ポリエステル樹脂の硬化剤として公知の化合物で
ある。例えば、1,6−ヘキサメチレンジイソシ
アネート、1,8−オクタメチレンジイソシアネ
ート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジ
イソシアネート等のアルキレンジイソシアネー
ト、3,3′−ジイソシアネートジプロピルエーテ
ル、3−イソシアネートメチル−3,3,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソシアネート、トラン
スビニレンジイソシアネート等の不飽和イソシア
ネート、トルエンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、4,4′−ジフエニルメタンジ
イソシアネート、フエニルイソシアネート、4,
4′−ビフエニルジイソシアネート等の芳香族イソ
シアネート、さらに末端にイソシアネートを持つ
プレポリマーが挙げられるが、これらの化合物に
限定されるものではない。 一方、本発明でいうイソシアネートによりブロ
ツク化することのできる塩基性物質としては例え
ばアミン系、イミダゾール系、グアニジン系、ト
リアゾール系、モルホリン系、ピペラジン系の化
合物が挙げられる。 本発明において特に好ましい塩基性物質は、イ
ミダゾール系とグアニジン系化合物である。イミ
ダゾール化合物の具体例としては、イミダゾー
ル、2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダ
ゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、
2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシル
イミダゾール、2−フエニルイミダゾール、2−
フエニル−4−メチルイミダゾール、1−シアノ
エチル−2−ウンデシルイミダゾール、2,4−
ジアミノ−6{2′−メチルイミダゾール(1′)}エ
チル−s−トリアジン等が挙げられる。またグア
ニジン化合物としては、グアニジン、メチルグア
ニジン、ステアリルグアニジン、1,3−ジメチ
ルグアニジン、アセチルグアニジン、フエニルグ
アニジン、1,3−ジフエニルグアニジン、1,
3−ジ−0−トリルグアニジン、1−ジメチル−
3−メトキシフエニルグアニジン、1−ベンゾイ
ル−3−フエニルグアニジン、0−トリルビグア
ニド等が挙げられる。 本発明の熱現像剤は、所定量のイソシアネート
化合物と塩基性物質とを反応容器中に入れ、加熱
することにより合成される。この場合必要に応じ
て溶剤や反応促進のための触媒を使用することが
できる。 又、本発明において使用されるジアゾニウム塩
は、従来公知のジアゾニウム塩が使用される。す
なわちP−N,N−ジメチルアミノベンゼンジア
ゾニウムクロライド塩化亜鉛、4−ベンゾアミド
−2,5−ジエトキシベンゼンジアゾニウムクロ
ライド塩化亜鉛、4−モルホリノ−2,5−ジプ
トキシベンゼンジアゾニウム塩化亜鉛、4−(P
−トリルメルカプト)−2,5−ジエトキシベン
ゼンジアゾニウムクロライド塩化亜鉛等である。
これらの塩化亜鉛型のジアゾニウム塩は水溶性で
あるが、高温高湿下の保存性を改良するためには
水不溶性又は水難溶性のものが好ましく、それら
は上記の従来公知のジアゾニウム塩のアニオン成
分を特殊なアニオンに変えることにより得られ
る。ジアゾニウム塩に水不溶性又は水難溶性の特
徴を持たせるアニオンとしては、BF4、TiF6 2、
SnF6 2、ZnF4 2、PF6、SCN、リンタングステン
酸イオン、リンモリブデン酸イオン、アリールス
ルホン酸イオン、有機ホイ素イオン等が挙げられ
る。 ここでアリールスルホン酸イオンの具体例を次
に示す。
【式】
【式】
【式】
又、有機ホウ素イオンは、下記一般式で表わさ
れるものが使用される。 ただし、R1〜R4はそれぞれアルキル基、アル
ケニル基、シクロアルキル基、アリル基、アリー
ル基、ヘテロ環基もしくはシアノ基を表わす。 具体例を次に示す。 水不溶性または水難溶性ジアゾニウムの合成方
法は次の通りである。すなわち従来公知の水溶性
ジアゾニウム塩、例えばP−N,N−ジメチルア
ミノベンゼンジアゾニウムクロライド塩化亜鉛の
水溶液と、水溶液中で前記の特殊アニオンを遊離
する化合物、例えば、KPF6の水溶液とを混合撹
拌する。水溶液中に生じた沈殿物が目的の水不溶
性又は水難溶性ジアゾニウム塩であるのでこれを
濾過すれば良い。 さらに又、本発明で使用されるカツプラーとし
ては、ジアゾニウム塩とカツプリングして色素を
形成する従来公知のカツプラーが使用される。水
溶性カツプラーとしては、レゾルシノール、フロ
ログルシン、1−ヒドロキシナフタレン−4−ス
ルホン酸ナトリウム、2,3−ジヒドロキシナフ
タレン−6−スルホン酸ナトリウム、2,7−ジ
ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸ナ
トリウム、アセトアセトアニリド等が挙げられ
る。水不溶性又は水難溶性カツプラーとしては、
0−ヒドロキシジフエニル、1−ヒドロキシナフ
タレン、2−ヒドロキシナフタレン、2,7−ジ
ヒドロキシナフタレン、2−ヒドロキシ−3−ナ
フトエ酸モルホリノプロピルアミド、ナフトール
AS、ナフトールAS−D、ナフトールAS−BO等
の2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸誘導体等が挙
げられる。 本発明において使用する結着剤としては、従来
公知のポリビニルアルコール(以下、PVAと略
記する)、デンプン、イソブチレン−無水マレイ
ン酸共重合体塩等の水溶性結着剤、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリアクリル酸エステル、ポリウレタン、ス
トレン−ブタジエンラテツクス等の各種エマルジ
ヨン類、ポリエステル系、ポリビニル系、ポリウ
レタン系、セルロース系、ゴム系等の各種溶剤可
溶バインダーが挙げられる。 本発明でいう記録層には、高湿時の保存性を向
上させる為に、必要に応じてジアゾニウム塩の水
不溶化剤または水難溶化剤を配合してもよい。す
なわちジアゾニウム塩の所で述べたアニオン成分
を水溶液中で遊離する物質が使用される。 例えば、HBF4、H2TiF6、H2SnF6、H2ZnF4、
HPF6等の酸およびその塩、リンタングステン
酸、リンモリブデン酸、ケイタングステン酸等の
ヘテロポリ酸およびその塩、チオシアン酸および
その塩、アリールスルホン酸およびその塩、有機
ホウ素塩等が挙げられる。 上記のジアゾニウム塩の水不溶化剤または水難
溶化剤として挙げられたアリールスルホン酸およ
びその塩の具体例を次に示す。
れるものが使用される。 ただし、R1〜R4はそれぞれアルキル基、アル
ケニル基、シクロアルキル基、アリル基、アリー
ル基、ヘテロ環基もしくはシアノ基を表わす。 具体例を次に示す。 水不溶性または水難溶性ジアゾニウムの合成方
法は次の通りである。すなわち従来公知の水溶性
ジアゾニウム塩、例えばP−N,N−ジメチルア
ミノベンゼンジアゾニウムクロライド塩化亜鉛の
水溶液と、水溶液中で前記の特殊アニオンを遊離
する化合物、例えば、KPF6の水溶液とを混合撹
拌する。水溶液中に生じた沈殿物が目的の水不溶
性又は水難溶性ジアゾニウム塩であるのでこれを
濾過すれば良い。 さらに又、本発明で使用されるカツプラーとし
ては、ジアゾニウム塩とカツプリングして色素を
形成する従来公知のカツプラーが使用される。水
溶性カツプラーとしては、レゾルシノール、フロ
ログルシン、1−ヒドロキシナフタレン−4−ス
ルホン酸ナトリウム、2,3−ジヒドロキシナフ
タレン−6−スルホン酸ナトリウム、2,7−ジ
ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸ナ
トリウム、アセトアセトアニリド等が挙げられ
る。水不溶性又は水難溶性カツプラーとしては、
0−ヒドロキシジフエニル、1−ヒドロキシナフ
タレン、2−ヒドロキシナフタレン、2,7−ジ
ヒドロキシナフタレン、2−ヒドロキシ−3−ナ
フトエ酸モルホリノプロピルアミド、ナフトール
AS、ナフトールAS−D、ナフトールAS−BO等
の2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸誘導体等が挙
げられる。 本発明において使用する結着剤としては、従来
公知のポリビニルアルコール(以下、PVAと略
記する)、デンプン、イソブチレン−無水マレイ
ン酸共重合体塩等の水溶性結着剤、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリアクリル酸エステル、ポリウレタン、ス
トレン−ブタジエンラテツクス等の各種エマルジ
ヨン類、ポリエステル系、ポリビニル系、ポリウ
レタン系、セルロース系、ゴム系等の各種溶剤可
溶バインダーが挙げられる。 本発明でいう記録層には、高湿時の保存性を向
上させる為に、必要に応じてジアゾニウム塩の水
不溶化剤または水難溶化剤を配合してもよい。す
なわちジアゾニウム塩の所で述べたアニオン成分
を水溶液中で遊離する物質が使用される。 例えば、HBF4、H2TiF6、H2SnF6、H2ZnF4、
HPF6等の酸およびその塩、リンタングステン
酸、リンモリブデン酸、ケイタングステン酸等の
ヘテロポリ酸およびその塩、チオシアン酸および
その塩、アリールスルホン酸およびその塩、有機
ホウ素塩等が挙げられる。 上記のジアゾニウム塩の水不溶化剤または水難
溶化剤として挙げられたアリールスルホン酸およ
びその塩の具体例を次に示す。
【式】
【式】
【式】
【式】
上記のジアゾニウム塩の水不溶化剤たは水酸溶
化剤として挙げられた有機ホウ素酸は次の一般式
で示される。 ただし、R1〜R4はそれぞれアルキル基、アル
ケニル基、シクロアルキル基、アリル基、アリー
ル基、ヘテロ環基もしくはシアノ基を表わす。M
はLiまたはNaを表わす。 この具体例を次に示す。 この他に本発明でいう記録層には、シリカ、水
酸化アルミニウム、炭酸カルシウム等の無機顔
料、架橋スチレン微粒子、尿素−ホルマリン樹脂
微粒子、ベンゾグアナミン樹脂微粒子等の有機顔
料、チオ尿素、アスコルビン酸等の酸化防止剤、
保存性向上のためのトリポリリン酸アルミニウム
を配合することができる。この他に熱発色感度お
よび発色濃度を向上させるために、例えばステア
リン酸アマイド、パルミチン酸アマイド、オレイ
ン酸アマイド、ラウリン酸アマイド、エチレンビ
スステアロアマイド、メチレンビスステアロアマ
イド、メチロールステアロアマイド、パラフイン
ワツクス、モンタン酸ワツクス、更には高級アル
コール、高級樹脂等を添加しても良い。 本発明における基体としては、上質紙、コート
紙、合成樹脂フイルム、織布シート、金属、ガラ
ス等が使用できる。 本発明の記録媒体は、ジアゾニウム塩、カツプ
ラー、熱現像剤及びその他必要成分を結着剤と共
に水又は溶剤に溶解又は分散してなる記録層を上
記基体上に塗布することにより作製させる。本発
明でいう記録層にはジアゾニウム塩、カツプラー
及び熱現像剤を全て1つの塗布層中に含有させた
1層タイプと、これら各成分を2つ以上の塗布層
に分けて存在せしめた多層タイプがあり、後者の
場合は多くの成分配合の組合せを取ることができ
る。また、熱ヘツド記録時のステイツク、カス防
止および耐薬品性のために当該感熱記録層上に保
護層を設けることも可能である。 <実施例> 次に実施例を示して本発明の光定着型感熱記録
媒体の具体例の作製について説明するが、本発明
はこれらに限定されない。 合成例 1 撹拌器、温度計、冷却器を取け付けた三ツ口フ
ラスコに2−メチルイミダゾール125gと1,6
−ヘキサメチレンジイソシアネート125gを仕込
み、反応温度を室温より75℃まで昇温した後、遊
離イソシアネートが確認されなくなるまで反応を
行い、熱現像剤を得た。 合成例 2 合成例1と同一の装置を用い、2−エチル−4
−メチルイミダゾール111gと1,6−ヘキサム
メチレンジイソシアネート84gおよびメチルエチ
ルケトン50gを加え還流下1時間反応を行つた
後、反応物を室温まで冷却し、次に50℃で減圧
(〜40mmHg)乾燥し、白色結晶の熱現像剤を得
た。 合成例 3 合成例1と同一の装置を用い、2−フエニルイ
ミダゾール16gと4,4′−ジフエニルメタンジイ
ソシアネート250gおよびジメチルホルムアミド
18gを110℃まで昇温し、2時間反応を行い、熱
現像剤を得た。 合成例 4 撹拌機つき四ツ口フラスコにグアニジン53gを
MEK200gとともに加え、これに系内温度を60〜
70℃に保ちながらフエニルイソシアネート240g
をゆつくりと滴下した。約3時間で滴下終了後、
減圧下60℃以下でMEKを溜出し熱現像剤を得た。 実施例 1 上質紙にPVAを塗工して溶剤の浸透を防止し
た坪量60g/m2のプレコート紙上に次の処方の分
散液をワイヤーバーで塗布し熱風循環式恒温乾燥
機にて70℃で乾燥した。乾燥塗布量は3g/m2で
あつた。 合成例1において合成した 熱現像剤 3g ステアリン酸アミド 2g ポリメチルメタクリレート 3g トルエン 50g この上に次の組成の感光液をワイヤーバーで塗
布、60℃で乾燥した。乾燥塗布量は1.5g/m2であ
つた。 P−N,N−ジメチルアミノ ベンゼンジアゾニウム クロライド塩化亜鉛 1g 2,3−ジヒドロキシナフタ レン−6−スルホン酸 ナトリウム 2g トリポリリン酸アルミニウム の20%分散液 3g PVAの10%水溶液 8g 水 90g この光定着型感熱記録媒体を所定の温度の熱板
に5秒間100g/m2の圧力を加えて押し就けて発色
させたところ青色に発色し、その最大濃度は1.10
であり、最大濃度の1/2の濃度を与える発色開始
温度は78℃であつた。印加電圧16V、パルス幅
3.0msecの印字条件でサーマルヘツド記録すると
0.93の濃度が得られた。印加電圧やパルス幅を変
化させて記録しても発色色調は常に純黒調であつ
た。 この光定着型感熱記録媒体は室内光下で約1時
間放置するか、また85Wの紫外線蛍光灯2本を用
いて距離2cmで露光すると10秒程度で定着が終了
し極めて優れた定着性を持つていた。定着後の地
色も白く記録紙としての自然性に優れ、定着後は
加熱しても発色しないことが確認できた。 他方、保存安定性については未記録媒体を20
℃、相対湿度60%の遮光下で6か月間又は40℃、
相対湿度90%の遮光下で24時間放置後、地濃度を
測定したところ各々、0.19、0.21であつた。これ
は光定着後、わずかに青色がかつて見える程度の
地色であつた。 なお各種濃度はすべてマクベス濃度計
(RD514)のビジユアルフイルターを使用して測
定したものである。 実施例 2 坪量55g/m2の上質紙に以下の塗料を順次積層、
塗工して光定着型感熱記録媒体を作製した。 下層塗料 塗布量2.5g/m2 4−ベンスアミド−2,5−ジエトキシベン
ゼンジアゾニウムクロライド塩化亜鉛 1g 2,7−ジヒドロキシナフタレン−3,6−
ジスルホン酸ナトリウム 2g トリポリリン酸アルミニウムの20%分散液
2g ポリ酢酸ビニルエマルジヨン(20%) 5g 水 80g 上層塗料 塗布量1.5g/m2 合成例2において合成した 熱現像剤 3g ステアリン酸アミド 2g ビニルトルエンブタジエン共重合体 (プライオライトVT ;グツドイヤー製) 3g シクロヘキサン 30g この光定着型感熱記録媒体を実施例1と同じ方
法で調べたところ、発色開始温度80℃、サーマル
ヘツド記録濃度0.97の青色発色を示した。40℃、
相対湿度90%以下の24時間保存性試験は地濃度
0.20であつた。 実施例 3 坪量56g/m2の上質紙に以下の塗料を順次積層
塗工して光定着型感熱記録媒体を作製した。 下層塗料 塗布量3g/m2 合成剤3において合成した 熱現像剤の20%水分散液 20g メチロールステアロアマイ ドの20%水分散液 20g ナフトールAS−Dの20 %水分散液 20g ポリ酢酸ビニルエマルジヨン (30%) 20g 上層塗料 塗布量1.0g/m2 4−(P−トリルメルカプト) −2,5−ジエトキシベンゼンジアゾ ニウムクロライド酸化亜鉛 1g PVAの10%水溶液 5g 水 90g この光定着型感熱記録媒体を実施例1と同じ方
法で調べたところ、発色開始温度80℃、サーマル
ヘツド記録濃度1.01の青色発色を示した。40℃、
相対湿度90%下の24時間保存性試験は地濃度0.20
であつた。 実施例 4 所定の模様印刷を施した厚さ188μmの乳白色
ポリエチレンテレフタレートフイルムの印刷面上
に以下の塗料を順次積層塗工し、光定着型感熱記
録媒体を作製した。 下層塗料 塗布厚3μm 4−モルホリノ−2,5−ジブト キシベンゼンジアゾニウムDF6 0.4g ステアリン酸アミド 3g 微粉末シリカ 2g 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 (塩ビ/酢ビ=86/24) 2.5g MEK 50g 上層塗料 塗布厚2μm 2−ヒドロキシ−3−エフトエ酸モル ホリノプロピルアミドの 20%水分散液 10g ナフトールAS−Gの 20%水分散液 5g 合成例1において合成した 熱現像剤の20%水分散液 10g アクリル系エマルジヨン (40%) 8g 保護層塗料 塗布厚2μm 炭酸カルシウムの40%水分散液 10g ステアリン酸亜鉛の20%水分散液 3g PVAの10%水溶液 25% この光定着型感熱記録媒体は純黒色に発色し、
前記実施例とほぼ同等の良好な特性を示した。 実施例 5 厚さ188μmの乳白色ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムに次の塗料を塗工し、光定着型感熱
記録媒体を作製した。なお塗布量は5g/m2であ
つた。 4−(P−トリルメルカプト) −2,5−ジエトキシベンゼンジア ゾニウムPF6塩の20%水分散液 5g ナフトールASの20%水分散液 8% 合成例4において合成した 熱現像剤の20%水分散液 10g パルミチン酸アマイドの 20%水分散液 10g 炭酸カルシウムの40% 水分散液 12g テトラフエニルホウ素 ナトリウムの20%水溶液 3g 菟リポリリン酸アルミ ニウムの20%水分散液 4g PVAの15%水溶液 33g この光定着型感熱記録媒体を実施例1と同じ方
法で調べたところ、発色開始温度77℃、サーマル
ヘツド記録濃度1.15の青色発色を示した。40℃、
相対湿度90%下の24時間保存性試験は地濃度0.26
であつた。 なお上記の5つの実施例においてイソシアネー
トでブロツク化しない塩基性物質をそのまま熱現
像剤として使用した場合は全て塗料中又は塗工中
に地発色を生じてしまい到底実用化できるもので
はなかつた。 <発明の効果> 本発明は上記の構成からなるので、従来の熱現
像ジアゾタイプの感熱記録紙では得られなかつた
高い熱感度と優れた保存性安定を共に達成するこ
とができた。
化剤として挙げられた有機ホウ素酸は次の一般式
で示される。 ただし、R1〜R4はそれぞれアルキル基、アル
ケニル基、シクロアルキル基、アリル基、アリー
ル基、ヘテロ環基もしくはシアノ基を表わす。M
はLiまたはNaを表わす。 この具体例を次に示す。 この他に本発明でいう記録層には、シリカ、水
酸化アルミニウム、炭酸カルシウム等の無機顔
料、架橋スチレン微粒子、尿素−ホルマリン樹脂
微粒子、ベンゾグアナミン樹脂微粒子等の有機顔
料、チオ尿素、アスコルビン酸等の酸化防止剤、
保存性向上のためのトリポリリン酸アルミニウム
を配合することができる。この他に熱発色感度お
よび発色濃度を向上させるために、例えばステア
リン酸アマイド、パルミチン酸アマイド、オレイ
ン酸アマイド、ラウリン酸アマイド、エチレンビ
スステアロアマイド、メチレンビスステアロアマ
イド、メチロールステアロアマイド、パラフイン
ワツクス、モンタン酸ワツクス、更には高級アル
コール、高級樹脂等を添加しても良い。 本発明における基体としては、上質紙、コート
紙、合成樹脂フイルム、織布シート、金属、ガラ
ス等が使用できる。 本発明の記録媒体は、ジアゾニウム塩、カツプ
ラー、熱現像剤及びその他必要成分を結着剤と共
に水又は溶剤に溶解又は分散してなる記録層を上
記基体上に塗布することにより作製させる。本発
明でいう記録層にはジアゾニウム塩、カツプラー
及び熱現像剤を全て1つの塗布層中に含有させた
1層タイプと、これら各成分を2つ以上の塗布層
に分けて存在せしめた多層タイプがあり、後者の
場合は多くの成分配合の組合せを取ることができ
る。また、熱ヘツド記録時のステイツク、カス防
止および耐薬品性のために当該感熱記録層上に保
護層を設けることも可能である。 <実施例> 次に実施例を示して本発明の光定着型感熱記録
媒体の具体例の作製について説明するが、本発明
はこれらに限定されない。 合成例 1 撹拌器、温度計、冷却器を取け付けた三ツ口フ
ラスコに2−メチルイミダゾール125gと1,6
−ヘキサメチレンジイソシアネート125gを仕込
み、反応温度を室温より75℃まで昇温した後、遊
離イソシアネートが確認されなくなるまで反応を
行い、熱現像剤を得た。 合成例 2 合成例1と同一の装置を用い、2−エチル−4
−メチルイミダゾール111gと1,6−ヘキサム
メチレンジイソシアネート84gおよびメチルエチ
ルケトン50gを加え還流下1時間反応を行つた
後、反応物を室温まで冷却し、次に50℃で減圧
(〜40mmHg)乾燥し、白色結晶の熱現像剤を得
た。 合成例 3 合成例1と同一の装置を用い、2−フエニルイ
ミダゾール16gと4,4′−ジフエニルメタンジイ
ソシアネート250gおよびジメチルホルムアミド
18gを110℃まで昇温し、2時間反応を行い、熱
現像剤を得た。 合成例 4 撹拌機つき四ツ口フラスコにグアニジン53gを
MEK200gとともに加え、これに系内温度を60〜
70℃に保ちながらフエニルイソシアネート240g
をゆつくりと滴下した。約3時間で滴下終了後、
減圧下60℃以下でMEKを溜出し熱現像剤を得た。 実施例 1 上質紙にPVAを塗工して溶剤の浸透を防止し
た坪量60g/m2のプレコート紙上に次の処方の分
散液をワイヤーバーで塗布し熱風循環式恒温乾燥
機にて70℃で乾燥した。乾燥塗布量は3g/m2で
あつた。 合成例1において合成した 熱現像剤 3g ステアリン酸アミド 2g ポリメチルメタクリレート 3g トルエン 50g この上に次の組成の感光液をワイヤーバーで塗
布、60℃で乾燥した。乾燥塗布量は1.5g/m2であ
つた。 P−N,N−ジメチルアミノ ベンゼンジアゾニウム クロライド塩化亜鉛 1g 2,3−ジヒドロキシナフタ レン−6−スルホン酸 ナトリウム 2g トリポリリン酸アルミニウム の20%分散液 3g PVAの10%水溶液 8g 水 90g この光定着型感熱記録媒体を所定の温度の熱板
に5秒間100g/m2の圧力を加えて押し就けて発色
させたところ青色に発色し、その最大濃度は1.10
であり、最大濃度の1/2の濃度を与える発色開始
温度は78℃であつた。印加電圧16V、パルス幅
3.0msecの印字条件でサーマルヘツド記録すると
0.93の濃度が得られた。印加電圧やパルス幅を変
化させて記録しても発色色調は常に純黒調であつ
た。 この光定着型感熱記録媒体は室内光下で約1時
間放置するか、また85Wの紫外線蛍光灯2本を用
いて距離2cmで露光すると10秒程度で定着が終了
し極めて優れた定着性を持つていた。定着後の地
色も白く記録紙としての自然性に優れ、定着後は
加熱しても発色しないことが確認できた。 他方、保存安定性については未記録媒体を20
℃、相対湿度60%の遮光下で6か月間又は40℃、
相対湿度90%の遮光下で24時間放置後、地濃度を
測定したところ各々、0.19、0.21であつた。これ
は光定着後、わずかに青色がかつて見える程度の
地色であつた。 なお各種濃度はすべてマクベス濃度計
(RD514)のビジユアルフイルターを使用して測
定したものである。 実施例 2 坪量55g/m2の上質紙に以下の塗料を順次積層、
塗工して光定着型感熱記録媒体を作製した。 下層塗料 塗布量2.5g/m2 4−ベンスアミド−2,5−ジエトキシベン
ゼンジアゾニウムクロライド塩化亜鉛 1g 2,7−ジヒドロキシナフタレン−3,6−
ジスルホン酸ナトリウム 2g トリポリリン酸アルミニウムの20%分散液
2g ポリ酢酸ビニルエマルジヨン(20%) 5g 水 80g 上層塗料 塗布量1.5g/m2 合成例2において合成した 熱現像剤 3g ステアリン酸アミド 2g ビニルトルエンブタジエン共重合体 (プライオライトVT ;グツドイヤー製) 3g シクロヘキサン 30g この光定着型感熱記録媒体を実施例1と同じ方
法で調べたところ、発色開始温度80℃、サーマル
ヘツド記録濃度0.97の青色発色を示した。40℃、
相対湿度90%以下の24時間保存性試験は地濃度
0.20であつた。 実施例 3 坪量56g/m2の上質紙に以下の塗料を順次積層
塗工して光定着型感熱記録媒体を作製した。 下層塗料 塗布量3g/m2 合成剤3において合成した 熱現像剤の20%水分散液 20g メチロールステアロアマイ ドの20%水分散液 20g ナフトールAS−Dの20 %水分散液 20g ポリ酢酸ビニルエマルジヨン (30%) 20g 上層塗料 塗布量1.0g/m2 4−(P−トリルメルカプト) −2,5−ジエトキシベンゼンジアゾ ニウムクロライド酸化亜鉛 1g PVAの10%水溶液 5g 水 90g この光定着型感熱記録媒体を実施例1と同じ方
法で調べたところ、発色開始温度80℃、サーマル
ヘツド記録濃度1.01の青色発色を示した。40℃、
相対湿度90%下の24時間保存性試験は地濃度0.20
であつた。 実施例 4 所定の模様印刷を施した厚さ188μmの乳白色
ポリエチレンテレフタレートフイルムの印刷面上
に以下の塗料を順次積層塗工し、光定着型感熱記
録媒体を作製した。 下層塗料 塗布厚3μm 4−モルホリノ−2,5−ジブト キシベンゼンジアゾニウムDF6 0.4g ステアリン酸アミド 3g 微粉末シリカ 2g 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 (塩ビ/酢ビ=86/24) 2.5g MEK 50g 上層塗料 塗布厚2μm 2−ヒドロキシ−3−エフトエ酸モル ホリノプロピルアミドの 20%水分散液 10g ナフトールAS−Gの 20%水分散液 5g 合成例1において合成した 熱現像剤の20%水分散液 10g アクリル系エマルジヨン (40%) 8g 保護層塗料 塗布厚2μm 炭酸カルシウムの40%水分散液 10g ステアリン酸亜鉛の20%水分散液 3g PVAの10%水溶液 25% この光定着型感熱記録媒体は純黒色に発色し、
前記実施例とほぼ同等の良好な特性を示した。 実施例 5 厚さ188μmの乳白色ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムに次の塗料を塗工し、光定着型感熱
記録媒体を作製した。なお塗布量は5g/m2であ
つた。 4−(P−トリルメルカプト) −2,5−ジエトキシベンゼンジア ゾニウムPF6塩の20%水分散液 5g ナフトールASの20%水分散液 8% 合成例4において合成した 熱現像剤の20%水分散液 10g パルミチン酸アマイドの 20%水分散液 10g 炭酸カルシウムの40% 水分散液 12g テトラフエニルホウ素 ナトリウムの20%水溶液 3g 菟リポリリン酸アルミ ニウムの20%水分散液 4g PVAの15%水溶液 33g この光定着型感熱記録媒体を実施例1と同じ方
法で調べたところ、発色開始温度77℃、サーマル
ヘツド記録濃度1.15の青色発色を示した。40℃、
相対湿度90%下の24時間保存性試験は地濃度0.26
であつた。 なお上記の5つの実施例においてイソシアネー
トでブロツク化しない塩基性物質をそのまま熱現
像剤として使用した場合は全て塗料中又は塗工中
に地発色を生じてしまい到底実用化できるもので
はなかつた。 <発明の効果> 本発明は上記の構成からなるので、従来の熱現
像ジアゾタイプの感熱記録紙では得られなかつた
高い熱感度と優れた保存性安定を共に達成するこ
とができた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基体上にジアゾニウム塩、カツプラー及び熱
現像剤を主成分とする記録層を設けた光定着型感
熱記録媒体において、該熱現像剤としてイソシア
ネートによりブロツク化された塩基性物質を使用
することを特徴とする光定着型感熱記録媒体。 2 塩基性物質としてイミダゾール化合物を使用
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の光定着型感熱記録媒体。 3 塩基性物質としてグアニジン化合物を使用す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
光定着型感熱記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61005058A JPS62164581A (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | 光定着型感熱記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61005058A JPS62164581A (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | 光定着型感熱記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62164581A JPS62164581A (ja) | 1987-07-21 |
| JPH0469553B2 true JPH0469553B2 (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=11600795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61005058A Granted JPS62164581A (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | 光定着型感熱記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62164581A (ja) |
-
1986
- 1986-01-16 JP JP61005058A patent/JPS62164581A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62164581A (ja) | 1987-07-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |