JPH0470841B2 - - Google Patents
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- JPH0470841B2 JPH0470841B2 JP6541985A JP6541985A JPH0470841B2 JP H0470841 B2 JPH0470841 B2 JP H0470841B2 JP 6541985 A JP6541985 A JP 6541985A JP 6541985 A JP6541985 A JP 6541985A JP H0470841 B2 JPH0470841 B2 JP H0470841B2
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- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 2
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- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、主交流電動機を制御するインバータ
の前段に挿入された逆L形フイルタ回路のコンデ
ンサがインバータに並列に接続されている主回路
に係り、とくに電気車運転時に発生する誘導障害
を抑制するための電気車用誘導障害抑制装置に関
するものである。
の前段に挿入された逆L形フイルタ回路のコンデ
ンサがインバータに並列に接続されている主回路
に係り、とくに電気車運転時に発生する誘導障害
を抑制するための電気車用誘導障害抑制装置に関
するものである。
直流架線から直流電力を得て交流電気車を駆動
する主回路構成として第7図に示す装置が一般的
に実施されている。この装置においては直流架線
1Aからパンタグラフ1を介して直流電力を集電
し、それをメインヒューズ2、断流器3、高速度
遮断器4、並びにリアクトル5およびコンデンサ
6を有する逆L形フイルタ回路を介して可変電
圧・可変周波数(以下VVVFという)のインバ
ータ7に供給し、ここで所定の値に制御された電
圧および周波数の交流電力に変換して主交流電動
機、たとえば誘導電動機8に給電する。
する主回路構成として第7図に示す装置が一般的
に実施されている。この装置においては直流架線
1Aからパンタグラフ1を介して直流電力を集電
し、それをメインヒューズ2、断流器3、高速度
遮断器4、並びにリアクトル5およびコンデンサ
6を有する逆L形フイルタ回路を介して可変電
圧・可変周波数(以下VVVFという)のインバ
ータ7に供給し、ここで所定の値に制御された電
圧および周波数の交流電力に変換して主交流電動
機、たとえば誘導電動機8に給電する。
このような構成の電気車制御装置においては、
インバータ7を構成するスイツチング素子によつ
て断続制御された電流に起因する誘導障害が問題
になる。というのは、電気車の速度に応じて低周
波から高周波までの幅広い周波数範囲で運転を行
う際に生ずる高周波を含む帰線電流iが電源回路
に流れ、この高調波電流に基づく誘導により鉄道
の信号機や踏切などの各種保安設備を誤動作させ
ることがあるからである。このため、たとえば帰
線電流に含まれるリツプル電流成分で50Hzまたは
60Hzの商用周波数帯の場合は0.7A以下に抑える
べきものとされている。
インバータ7を構成するスイツチング素子によつ
て断続制御された電流に起因する誘導障害が問題
になる。というのは、電気車の速度に応じて低周
波から高周波までの幅広い周波数範囲で運転を行
う際に生ずる高周波を含む帰線電流iが電源回路
に流れ、この高調波電流に基づく誘導により鉄道
の信号機や踏切などの各種保安設備を誤動作させ
ることがあるからである。このため、たとえば帰
線電流に含まれるリツプル電流成分で50Hzまたは
60Hzの商用周波数帯の場合は0.7A以下に抑える
べきものとされている。
第7図のリアクトル5およびコンデンサ6を有
する逆L形フイルタ回路は帰線電流iに含まれる
高調波成分を抑制する役割を果たす。しかし、こ
の逆L形フイルタ回路により商用周波数帯の高調
波成分を前記の値以下に抑制するためには、リア
クトル5およびコンデンサ6をかなり大きな値の
ものにする必要があり、しかも電気車の場合はと
くに高耐圧・大容量のものが要求されるにもかか
わらず、それらを取付けるための空間には極度の
制約を伴う場合が多い。逆L形フイルタ回路の各
定数は、たとえば周波数50Hz成分のリツプル電流
を10dBだけ減衰させるために、リアクトル5の
インダクタンスをL=10mHとしてコンデンサ6
のキヤパシタンスはC=4500μFという大きな値
になつてしまう。
する逆L形フイルタ回路は帰線電流iに含まれる
高調波成分を抑制する役割を果たす。しかし、こ
の逆L形フイルタ回路により商用周波数帯の高調
波成分を前記の値以下に抑制するためには、リア
クトル5およびコンデンサ6をかなり大きな値の
ものにする必要があり、しかも電気車の場合はと
くに高耐圧・大容量のものが要求されるにもかか
わらず、それらを取付けるための空間には極度の
制約を伴う場合が多い。逆L形フイルタ回路の各
定数は、たとえば周波数50Hz成分のリツプル電流
を10dBだけ減衰させるために、リアクトル5の
インダクタンスをL=10mHとしてコンデンサ6
のキヤパシタンスはC=4500μFという大きな値
になつてしまう。
さらに逆L形フイルタ回路には、これを構成す
るリアクトルおよびコンデンサの定数により決ま
る共振周波数が存在するために、インバータ7の
出力周波数のアーム数倍(三相ブリツジ結線のイ
ンバータ回路の場合は6倍)の周波数がこの共振
周波数に一致した場合には、帰線電流iに共振電
流が重畳して流れ、誘導障害をさらに拡大するお
それがある。そのため従来はインバータ周波数の
アーム数倍の周波数が上記共振周波数を通過する
のを避けるために、逆L形フイルタ回路を構成す
るリアクトルおよびコンデンサの定数を大きくし
て共振周波数を下げる必要があつた。たとえば、
インバータの最低出力周波数が2Hzである場合、
6倍周波数は12Hzとなるので、逆L形LCフイル
タの共振周波数を12Hz未満にするためには、仮に
L=10mHとしてC=20000μFという非常に大き
な値のものを用いなければならないことになる。
るリアクトルおよびコンデンサの定数により決ま
る共振周波数が存在するために、インバータ7の
出力周波数のアーム数倍(三相ブリツジ結線のイ
ンバータ回路の場合は6倍)の周波数がこの共振
周波数に一致した場合には、帰線電流iに共振電
流が重畳して流れ、誘導障害をさらに拡大するお
それがある。そのため従来はインバータ周波数の
アーム数倍の周波数が上記共振周波数を通過する
のを避けるために、逆L形フイルタ回路を構成す
るリアクトルおよびコンデンサの定数を大きくし
て共振周波数を下げる必要があつた。たとえば、
インバータの最低出力周波数が2Hzである場合、
6倍周波数は12Hzとなるので、逆L形LCフイル
タの共振周波数を12Hz未満にするためには、仮に
L=10mHとしてC=20000μFという非常に大き
な値のものを用いなければならないことになる。
以上述べたように従来の逆L形フイルタ回路で
は、帰線電流に含まれる高調波成分、とくに商用
周波数帯以下の成分を減衰させるためには、大容
量のリアクトルおよびコンデンサが必要となり、
車両用としては重量的、空間的、経済的に不利で
ある。
は、帰線電流に含まれる高調波成分、とくに商用
周波数帯以下の成分を減衰させるためには、大容
量のリアクトルおよびコンデンサが必要となり、
車両用としては重量的、空間的、経済的に不利で
ある。
本発明は以上の事情を考慮してなされたもの
で、VVVFインバータ制御の交流電動機によつ
て駆動される電気車の運転時の帰線電流に含まれ
る高調波電流、とくに商用周波数帯以下のリツプ
ル電流を重量的、空間的、経済的により有利な条
件で良好に抑制させることの可能な電気車用誘導
障害抑制装置を提供することを目的とするもので
ある。
で、VVVFインバータ制御の交流電動機によつ
て駆動される電気車の運転時の帰線電流に含まれ
る高調波電流、とくに商用周波数帯以下のリツプ
ル電流を重量的、空間的、経済的により有利な条
件で良好に抑制させることの可能な電気車用誘導
障害抑制装置を提供することを目的とするもので
ある。
上記目的を達成するために本発明は、入力フイ
ルタと、バンドパスフイルタと、増幅器と、変圧
器と、出力過電圧抑制装置とを有する電気車用誘
導障害抑制装置であつて、電気車の主回路は、主
交流電動機を制御する可変電圧・可変周波数のイ
ンバータの前段に挿入されたリアクトルおよびコ
ンデンサを有する逆L形フイルタ回路のコンデン
サがインバータに並列に接続されたものであり、
入力フイルタは、コンデンサの端子間電圧を入力
し、端子間電圧に含まれるリツプル電圧を取出
し、さらに、そのリツプル電圧から高電圧かつ高
周波のパルス状電圧成分を除去して出力するもの
であり、バンドパスフイルタは、入力フイルタの
出力電圧を入力し、その入力電圧から特定の単一
あるいは複数の選択された周波数の交流電圧を取
出して出力するものであり、増幅器は、バンドパ
スフイルタの出力電圧を入力し、入力電圧の振幅
および位相を調節し、電力増幅を行つて出力する
ものであり、変圧器は、一次巻線が増幅器の出力
側に接続され、二次巻線が逆L形フイルタ回路の
電流通路に直列にコンデンサの特定周波数成分の
脈動電圧に対して逆位相の極性で接続されたもの
であり、出力過電圧抑制装置は、増幅器の出力端
子に接続され、インバータの始動期間中および事
故時に変圧器の一次巻線から発生する過電圧から
増幅器を保護するものである。
ルタと、バンドパスフイルタと、増幅器と、変圧
器と、出力過電圧抑制装置とを有する電気車用誘
導障害抑制装置であつて、電気車の主回路は、主
交流電動機を制御する可変電圧・可変周波数のイ
ンバータの前段に挿入されたリアクトルおよびコ
ンデンサを有する逆L形フイルタ回路のコンデン
サがインバータに並列に接続されたものであり、
入力フイルタは、コンデンサの端子間電圧を入力
し、端子間電圧に含まれるリツプル電圧を取出
し、さらに、そのリツプル電圧から高電圧かつ高
周波のパルス状電圧成分を除去して出力するもの
であり、バンドパスフイルタは、入力フイルタの
出力電圧を入力し、その入力電圧から特定の単一
あるいは複数の選択された周波数の交流電圧を取
出して出力するものであり、増幅器は、バンドパ
スフイルタの出力電圧を入力し、入力電圧の振幅
および位相を調節し、電力増幅を行つて出力する
ものであり、変圧器は、一次巻線が増幅器の出力
側に接続され、二次巻線が逆L形フイルタ回路の
電流通路に直列にコンデンサの特定周波数成分の
脈動電圧に対して逆位相の極性で接続されたもの
であり、出力過電圧抑制装置は、増幅器の出力端
子に接続され、インバータの始動期間中および事
故時に変圧器の一次巻線から発生する過電圧から
増幅器を保護するものである。
また、バンドパスフイルタは、選択周波数が逆
L形フイルタ回路の共振周波数および商用周波数
に相当するものとすることができる。
L形フイルタ回路の共振周波数および商用周波数
に相当するものとすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すものであつ
て、第7図と同一の回路構成部分には同一符号を
付けてその説明を省略する。なお、第7図に符号
1〜8で示されている回路部分は、第1図におい
ては主回路Mとして表されている。本発明は、こ
の主回路Mに誘導障害抑制装置Sを付加したもの
に相当する。第1図の誘導障害抑制装置Sは、入
力フイルタ9と、絶縁変圧器10と、バンドパス
フイルタ11と、増幅器12と、変圧器13と、
出力過電圧抑制装置14とを備えている。入力フ
イルタ9は、第2図に示すように、コンデンサ1
6および抵抗17を逆L形に接続した一次の高域
フイルタ91と、抵抗18およびコンデンサ19
を逆L形に接続した一次の低域フイルタ92と、
抵抗20および抵抗21からなる分圧器93とか
らなつている。高域フイルタ91はコンデンサ6
の端子間電圧から直流分を除去し、それに含まれ
るリツプル電圧を取出して低減フイルタ92に与
える。低域フイルタ92はその入力電圧から高電
圧かつ高周波のパルス状電圧を除去して分圧器9
3に与える。両フイルタ91,92は全体とし
て、たとえば第3図に示すように、入力電圧から
とくに直流分および500Hz以上の周波数のパルス
状電圧を除去する。分圧器93は後続の回路のた
めに必要に応じて適当な分圧比で分圧する。
て、第7図と同一の回路構成部分には同一符号を
付けてその説明を省略する。なお、第7図に符号
1〜8で示されている回路部分は、第1図におい
ては主回路Mとして表されている。本発明は、こ
の主回路Mに誘導障害抑制装置Sを付加したもの
に相当する。第1図の誘導障害抑制装置Sは、入
力フイルタ9と、絶縁変圧器10と、バンドパス
フイルタ11と、増幅器12と、変圧器13と、
出力過電圧抑制装置14とを備えている。入力フ
イルタ9は、第2図に示すように、コンデンサ1
6および抵抗17を逆L形に接続した一次の高域
フイルタ91と、抵抗18およびコンデンサ19
を逆L形に接続した一次の低域フイルタ92と、
抵抗20および抵抗21からなる分圧器93とか
らなつている。高域フイルタ91はコンデンサ6
の端子間電圧から直流分を除去し、それに含まれ
るリツプル電圧を取出して低減フイルタ92に与
える。低域フイルタ92はその入力電圧から高電
圧かつ高周波のパルス状電圧を除去して分圧器9
3に与える。両フイルタ91,92は全体とし
て、たとえば第3図に示すように、入力電圧から
とくに直流分および500Hz以上の周波数のパルス
状電圧を除去する。分圧器93は後続の回路のた
めに必要に応じて適当な分圧比で分圧する。
分圧器93から取出される入力フイルタ9の出
力電圧は絶縁変圧器10を介してバンドパスフイ
ルタ11に入力される。バンドパスフイルタ11
は入力電圧から特定周波数、たとえば商用周波数
Aたる50Hzの電圧成分とリアクトル5およびコン
デンサ6を有する逆L形フイルタ回路の共振周波
数Bの電圧成分とを選択的に取出し、他の周波数
成分の電圧を減衰させるための、演算増幅器を用
いる型のフイルタであり、第4図に示すような周
波数特性を持つものとする。
力電圧は絶縁変圧器10を介してバンドパスフイ
ルタ11に入力される。バンドパスフイルタ11
は入力電圧から特定周波数、たとえば商用周波数
Aたる50Hzの電圧成分とリアクトル5およびコン
デンサ6を有する逆L形フイルタ回路の共振周波
数Bの電圧成分とを選択的に取出し、他の周波数
成分の電圧を減衰させるための、演算増幅器を用
いる型のフイルタであり、第4図に示すような周
波数特性を持つものとする。
バンドパスフイルタ11の出力電圧は増幅器1
2に入力される。増幅器12は入力電圧の振幅お
よび位相の調整機能を有し、かつ電力増幅を行
う。この増幅器12の出力電圧は変圧器13を介
してリアクトル5およびコンデンサ6を有する逆
L形フイルタ回路の入力側に、コンデンサ6の特
定周波数のリツプル電圧に対して逆極性となるよ
うに直列に加えられる。変圧器13は直流主回路
の負側に接続してもよいし、正側すなわちリアク
トル5が設けられている側に接続してもよい。増
幅器12に位相調整機能を持たせることにより、
入力フイルタ9の入力と増幅器12の出力間の特
定周波数のリツプル電圧の位相差を調整して零に
することができるので、入力フイルタ9およびバ
ンドパスフイルタ11は位相特性を全く考慮せず
に振幅特性を基準として定数を決定することが可
能となる。第5図は増幅器12の位相調整機能の
一例として、入力電圧aに対して出力電圧bの位
相を90゜遅らせた場合の波形図を示したものであ
る。
2に入力される。増幅器12は入力電圧の振幅お
よび位相の調整機能を有し、かつ電力増幅を行
う。この増幅器12の出力電圧は変圧器13を介
してリアクトル5およびコンデンサ6を有する逆
L形フイルタ回路の入力側に、コンデンサ6の特
定周波数のリツプル電圧に対して逆極性となるよ
うに直列に加えられる。変圧器13は直流主回路
の負側に接続してもよいし、正側すなわちリアク
トル5が設けられている側に接続してもよい。増
幅器12に位相調整機能を持たせることにより、
入力フイルタ9の入力と増幅器12の出力間の特
定周波数のリツプル電圧の位相差を調整して零に
することができるので、入力フイルタ9およびバ
ンドパスフイルタ11は位相特性を全く考慮せず
に振幅特性を基準として定数を決定することが可
能となる。第5図は増幅器12の位相調整機能の
一例として、入力電圧aに対して出力電圧bの位
相を90゜遅らせた場合の波形図を示したものであ
る。
増幅器12の出力側には主回路側から変圧器1
3を介して侵入する過電圧を抑制するために過電
圧吸収用コンデンサを含む出力過電圧抑制装置1
4を接続する。出力過電圧抑制装置14のために
制御電源15が設けられる。
3を介して侵入する過電圧を抑制するために過電
圧吸収用コンデンサを含む出力過電圧抑制装置1
4を接続する。出力過電圧抑制装置14のために
制御電源15が設けられる。
以上述べた装置において、変圧器10,13が
介在していることにより、変圧器10の二次側と
変圧器13の一次側との間の回路部分、すなわち
バンドパスフイルタ11、増幅器12、出力過電
圧抑制装置14、および制御電源15の低圧回路
化が可能になつている。
介在していることにより、変圧器10の二次側と
変圧器13の一次側との間の回路部分、すなわち
バンドパスフイルタ11、増幅器12、出力過電
圧抑制装置14、および制御電源15の低圧回路
化が可能になつている。
回路部分9〜13により主回路の直流電圧に含
まれる特定周波数、たとえば商用周波数帯のリツ
プル電圧Ec(第6図a参照)に対して、これと同
一振幅・逆位相の電圧Et(第6図b参照)を得て、
それを主回路直流電圧Eiに重畳することにより両
電圧Ec,Etは相殺されることになり、ここに帰線
電流iに含まれる特定周波数のリツプル電流を効
果的に抑制することができる。
まれる特定周波数、たとえば商用周波数帯のリツ
プル電圧Ec(第6図a参照)に対して、これと同
一振幅・逆位相の電圧Et(第6図b参照)を得て、
それを主回路直流電圧Eiに重畳することにより両
電圧Ec,Etは相殺されることになり、ここに帰線
電流iに含まれる特定周波数のリツプル電流を効
果的に抑制することができる。
インバータ7の始動運転時すなわちコンデンサ
6の初期充電時と事故時に変圧器一次巻線回路に
生ずる過電圧は出力過電圧抑制装置14により抑
制され、増幅器12が保護される。
6の初期充電時と事故時に変圧器一次巻線回路に
生ずる過電圧は出力過電圧抑制装置14により抑
制され、増幅器12が保護される。
以上述べた実施例においては、とくに商用周波
数帯や逆L形フイルタ回路の共振周波数のリツプ
ル電圧に基づく高調波電流を抑制する場合を例示
して説明したが、それ以外の高調波リツプル電流
に対しても入力フイルタ9およびバンドパスフイ
ルタ11の回路定数を変更したり、回路定数の異
なる複数のフイルタを組合せたりすることにより
周波数特性を変えて対応することができる。
数帯や逆L形フイルタ回路の共振周波数のリツプ
ル電圧に基づく高調波電流を抑制する場合を例示
して説明したが、それ以外の高調波リツプル電流
に対しても入力フイルタ9およびバンドパスフイ
ルタ11の回路定数を変更したり、回路定数の異
なる複数のフイルタを組合せたりすることにより
周波数特性を変えて対応することができる。
以上述べたように本発明によれば、主交流電動
機を制御するインバータの前段に挿入された逆L
形フイルタ回路のコンデンサがインバータに並列
に接続されている電気車の主回路において、帰線
電流に含まれる特定の単一あるいは複数の周波数
成分のリツプル電流を低減し、逆L形フイルタ回
路の共振周波数をインバータの出力周波数に関係
なく高くすることができ、したがつて、大型かつ
大容量のリアクトルおよびコンデンサを有する逆
L形フイルタ回路を用いることなく、小型・軽量
の逆L形フイルタ回路を用いて誘導障害の抑制さ
れた信頼性の高い電気車の主回路となし得る電気
車用誘導障害抑制装置を提供することができる。
機を制御するインバータの前段に挿入された逆L
形フイルタ回路のコンデンサがインバータに並列
に接続されている電気車の主回路において、帰線
電流に含まれる特定の単一あるいは複数の周波数
成分のリツプル電流を低減し、逆L形フイルタ回
路の共振周波数をインバータの出力周波数に関係
なく高くすることができ、したがつて、大型かつ
大容量のリアクトルおよびコンデンサを有する逆
L形フイルタ回路を用いることなく、小型・軽量
の逆L形フイルタ回路を用いて誘導障害の抑制さ
れた信頼性の高い電気車の主回路となし得る電気
車用誘導障害抑制装置を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例による電気車用誘導
障害抑制装置を電気車の主回路に付加した構成を
示す回路結線図、第2図は第1図における入力フ
イルタの具体例を示す結線図、第3図は同入力フ
イルタの周波数特性を示す特性図、第4図は第1
図におけるバンドパスフイルタの周波数特性を示
す特性図、第5図は第1図の実施例における増幅
器の位相調整機能を説明するための電圧波形図、
第6図は主回路の直流電圧に含まれる特定周波数
のリツプル電圧とそれを相殺するための電圧との
関係を示す電圧波形図、第7図は本発明を適用す
る公知の電気車主回路の構成を示す結線図であ
る。 1A……直流架線、5……リアクトル、6……
コンデンサ、7……可変電圧・可変周波数インバ
ータ、8……誘導電動機、9……入力フイルタ、
91……高域フイルタ、92……低域フイルタ、
10……絶縁変圧器、11……バンドパスフイル
タ、12……増幅器、13……変圧器、14……
出力過電圧抑制装置。
障害抑制装置を電気車の主回路に付加した構成を
示す回路結線図、第2図は第1図における入力フ
イルタの具体例を示す結線図、第3図は同入力フ
イルタの周波数特性を示す特性図、第4図は第1
図におけるバンドパスフイルタの周波数特性を示
す特性図、第5図は第1図の実施例における増幅
器の位相調整機能を説明するための電圧波形図、
第6図は主回路の直流電圧に含まれる特定周波数
のリツプル電圧とそれを相殺するための電圧との
関係を示す電圧波形図、第7図は本発明を適用す
る公知の電気車主回路の構成を示す結線図であ
る。 1A……直流架線、5……リアクトル、6……
コンデンサ、7……可変電圧・可変周波数インバ
ータ、8……誘導電動機、9……入力フイルタ、
91……高域フイルタ、92……低域フイルタ、
10……絶縁変圧器、11……バンドパスフイル
タ、12……増幅器、13……変圧器、14……
出力過電圧抑制装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力フイルタ9と、バンドパスフイルタ11
と、増幅器12と、変圧器13と、出力過電圧抑
制装置14とを有する電気車用誘導障害抑制装置
であつて、 電気車の主回路は、主交流電動機8を制御する
可変電圧・可変周波数のインバータ7の前段に挿
入されたリアクトル5およびコンデンサ6を有す
る逆L形フイルタ回路のコンデンサ6がインバー
タ7に並列に接続されたものであり、 入力フイルタ9は、コンデンサ6の端子間電圧
を入力し、端子間電圧に含まれるリツプル電圧を
取出し、さらに、そのリツプル電圧から高電圧か
つ高周波のパルス状電圧成分を除去して出力する
ものであり、 バンドパスフイルタ11は、入力フイルタ9の
出力電圧を入力し、その入力電圧から特定の単一
あるいは複数の選択された周波数の交流電圧を取
出して出力するものであり、 増幅器12は、バンドパスフイルタ11の出力
電圧を入力し、入力電圧の振幅および位相を調整
し、電力増幅を行つて出力するものであり、 変圧器13は、一次巻線が増幅器12の出力側
に接続され、二次巻線が逆L形フイルタ回路5,
6の電流通路に直列にコンデンサ6の特定周波数
成分の脈動電圧に対して逆位相の極性で接続され
たものであり、 出力過電圧抑制装置14は、増幅器12の出力
端子に接続され、インバータ7の始動期間中およ
び事故時に変圧器13の一次巻線から発生する過
電圧から増幅器12を保護するものである 電気車用誘導障害抑制装置。 2 バンドパスフイルタ11は、選択周波数が逆
L形フイルタ回路5,6の共振周波数および商用
周波数に相当するものである 特許請求の範囲第1項記載の電気車用誘導障害抑
制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6541985A JPS61224803A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 電気車用誘導障害抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6541985A JPS61224803A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 電気車用誘導障害抑制装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61224803A JPS61224803A (ja) | 1986-10-06 |
| JPH0470841B2 true JPH0470841B2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=13286514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6541985A Granted JPS61224803A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 電気車用誘導障害抑制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61224803A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5204073B2 (ja) | 2009-09-30 | 2013-06-05 | 三菱重工業株式会社 | 電動車両用制御装置、並びに、これを備えた電動車両及びフォークリフト |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP6541985A patent/JPS61224803A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61224803A (ja) | 1986-10-06 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |