JPH0470879B2 - - Google Patents
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- JPH0470879B2 JPH0470879B2 JP58069589A JP6958983A JPH0470879B2 JP H0470879 B2 JPH0470879 B2 JP H0470879B2 JP 58069589 A JP58069589 A JP 58069589A JP 6958983 A JP6958983 A JP 6958983A JP H0470879 B2 JPH0470879 B2 JP H0470879B2
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/10—Arrangements for controlling torque ripple, e.g. providing reduced torque ripple
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は3相両方向通電形ブラシレス直流モー
タの駆動回路に関する。
タの駆動回路に関する。
背景技術とその問題点
ブラシレス直流モータのトルクリツプルを低減
させる方法として、従来から界磁を形成するため
のロータマグネツトを台形波状の着磁パターンに
して、通電区域におけるコイルの鎖交磁束をほぼ
一定にする方法が用いられている。しかしこの方
法では、通電区域における鎖交磁束を完全に一定
にすることは困難であつて、台形波の肩部付近で
トルクを落ち込みが生じ、これによつてトルクリ
ツプルが生ずる。また台形波状の着磁パターンに
することによつて有効な磁束が減少し、モータの
出力が低下することがある。
させる方法として、従来から界磁を形成するため
のロータマグネツトを台形波状の着磁パターンに
して、通電区域におけるコイルの鎖交磁束をほぼ
一定にする方法が用いられている。しかしこの方
法では、通電区域における鎖交磁束を完全に一定
にすることは困難であつて、台形波の肩部付近で
トルクを落ち込みが生じ、これによつてトルクリ
ツプルが生ずる。また台形波状の着磁パターンに
することによつて有効な磁束が減少し、モータの
出力が低下することがある。
界磁波形とは無関係な一定トルクを得る方法と
して、コイル鎖交磁Bを検出しその1/Bに比例
した駆動電流を流してトルク(鎖交磁束×電流)
を一定とする駆動方式が提案されている。コイル
鎖交磁束の検出方法としては、ホール素子等の感
磁性検出素子を用いる方法と、モータ駆動コイル
で検出コイルを重ね巻きする方法が通常用いられ
ている。これらの方法はモータと駆動回路との間
の結合線の本数が検出素子または検出コイルの分
だけ多くなる問題がある。なおホール素子等の検
出素子で検出する場合、ロータの回転位置を検出
して各相の駆動コイルの通電切換信号を得る検出
素子とコイル鎖交磁束検出素子とを兼用すること
が考えられるが、通電切換のタイミングの関係
上、ロータ位置検出素子と駆動コイルとが同相で
配置されることが少なく、従つて、駆動コイルの
鎖交磁束を検出することが実質的に困難である場
合が多い。
して、コイル鎖交磁Bを検出しその1/Bに比例
した駆動電流を流してトルク(鎖交磁束×電流)
を一定とする駆動方式が提案されている。コイル
鎖交磁束の検出方法としては、ホール素子等の感
磁性検出素子を用いる方法と、モータ駆動コイル
で検出コイルを重ね巻きする方法が通常用いられ
ている。これらの方法はモータと駆動回路との間
の結合線の本数が検出素子または検出コイルの分
だけ多くなる問題がある。なおホール素子等の検
出素子で検出する場合、ロータの回転位置を検出
して各相の駆動コイルの通電切換信号を得る検出
素子とコイル鎖交磁束検出素子とを兼用すること
が考えられるが、通電切換のタイミングの関係
上、ロータ位置検出素子と駆動コイルとが同相で
配置されることが少なく、従つて、駆動コイルの
鎖交磁束を検出することが実質的に困難である場
合が多い。
またホール素子等で鎖交磁束を検出する場合、
検出素子の出力にDCオフセツトやドリフトが含
まれていてこれらを回路的に補正する手段が必要
となる上、点の検出であるためロータマグネツト
に対して所定の対向面積(コイル面積)を有する
コイルの鎖交磁束を正確に代表することが困難で
ある。
検出素子の出力にDCオフセツトやドリフトが含
まれていてこれらを回路的に補正する手段が必要
となる上、点の検出であるためロータマグネツト
に対して所定の対向面積(コイル面積)を有する
コイルの鎖交磁束を正確に代表することが困難で
ある。
一方、モータ駆動コイルに重ね巻きされた検出
コイルで鎖交磁束を検出する場合、モータの巻線
構造が複雑になる上、駆動巻線の巻スペースが減
少して効率が低下する問題がある。
コイルで鎖交磁束を検出する場合、モータの巻線
構造が複雑になる上、駆動巻線の巻スペースが減
少して効率が低下する問題がある。
発明の目的
本発明は上述の問題にかがみ、特別な検出素子
や検出コイルを設けることなく、各駆動コイルの
実際鎖交磁束に極めて近い信号を検出してその逆
数に比例した電流を各コイルに流し、これによつ
てトルクリツプルの無い一定トルクを得るように
することを目的とする。
や検出コイルを設けることなく、各駆動コイルの
実際鎖交磁束に極めて近い信号を検出してその逆
数に比例した電流を各コイルに流し、これによつ
てトルクリツプルの無い一定トルクを得るように
することを目的とする。
発明の概要
本発明は、通電相が2相ずつ互にオーバーラツ
プしている3相両方向通電形ブラシレスモータに
おいて、3相コイルの夫々の誘起電圧を検出する
回路と、検出された信号を積分し、通電2相の積
分信号を互に加算し、加算された信号から非通電
相の積分信号の2倍レベルの信号を減算すること
により、通電2相の合成鎖交磁束の近似信号を得
る回路と、上記近似信号の逆数に比例した駆動電
流を通電相に流す回路とを具備させたものであ
る。
プしている3相両方向通電形ブラシレスモータに
おいて、3相コイルの夫々の誘起電圧を検出する
回路と、検出された信号を積分し、通電2相の積
分信号を互に加算し、加算された信号から非通電
相の積分信号の2倍レベルの信号を減算すること
により、通電2相の合成鎖交磁束の近似信号を得
る回路と、上記近似信号の逆数に比例した駆動電
流を通電相に流す回路とを具備させたものであ
る。
実施例
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明によるブラシレスモータ駆動回
路の原理を示す回路図である。第1図においてモ
ータ1の駆動電流iはシリーズ制御トランジスタ
2によつて制御される。このトランジスタ2の電
流は微小抵抗Rによつて検出され、検出電圧iR
が電圧−電流変換回路3に帰還されることによ
り、電圧−電流変換回路3の入力制御電圧Vcに
応じた電流i=Vc/Rが流される。一方、モー
タ1の駆動コイルの誘起電圧が誘送電圧検出回路
4で検出され、検出出力に基いて鎖交磁束近似回
路5で通電相の鎖交磁束近似信号Eが形成され
る。この近似信号Eは掛算器6に与えられ、駆動
電流検出電圧iRと掛算される。掛算結果、iREは
オペアンプ7に与えられてトルク指令電圧V(例
えば速度サーボ電圧)と比較され、V=iREとな
るように制御電圧Vc、即ち電流i(=Vc/R)が制 御される。
路の原理を示す回路図である。第1図においてモ
ータ1の駆動電流iはシリーズ制御トランジスタ
2によつて制御される。このトランジスタ2の電
流は微小抵抗Rによつて検出され、検出電圧iR
が電圧−電流変換回路3に帰還されることによ
り、電圧−電流変換回路3の入力制御電圧Vcに
応じた電流i=Vc/Rが流される。一方、モー
タ1の駆動コイルの誘起電圧が誘送電圧検出回路
4で検出され、検出出力に基いて鎖交磁束近似回
路5で通電相の鎖交磁束近似信号Eが形成され
る。この近似信号Eは掛算器6に与えられ、駆動
電流検出電圧iRと掛算される。掛算結果、iREは
オペアンプ7に与えられてトルク指令電圧V(例
えば速度サーボ電圧)と比較され、V=iREとな
るように制御電圧Vc、即ち電流i(=Vc/R)が制 御される。
この結果、通電相の鎖交磁束に逆比例し且つト
ルク指令電圧Vに比例した電流i=V/REが流れ、 鎖交磁束波形とは無関係の一定トルク(電流×磁
束)が得られる。
ルク指令電圧Vに比例した電流i=V/REが流れ、 鎖交磁束波形とは無関係の一定トルク(電流×磁
束)が得られる。
次に第2図は第1図の原理回路を具体化する場
合に考えられるブラシレスモータ駆動回路の回路
図であり、第3図及び第4図、第5図は第2図の
回路の動作を説明するための波形図及びベクトル
図である。
合に考えられるブラシレスモータ駆動回路の回路
図であり、第3図及び第4図、第5図は第2図の
回路の動作を説明するための波形図及びベクトル
図である。
このモータは3相両方向通電形ブラシレスモー
タであり、この3相コイル11〜13はY結線さ
れ、プシユプル接続されたスイツチングトランジ
スタ14,14′、15,15′、16,16′に
よつて駆動される。第3図a〜cは各相の鎖交磁
束Ba、Bb、Bcに示している。各相はその鎖交磁
束の正及び負の最大位置を中心とする120℃の区
間ごとに第3図a,b,cの斜線部で示すように
正方向及び負方向に交互に通電される。従つて各
相の通電角は互に60°ずつオーバーラツプし、常
に2つの相のコイルに電流が流されて、2相の合
成トルクが順次発生する。例えば第2図において
トランジスタ16と14′がオンとなつていると
A相コイル11及びB相コイル12に電流が流れ
る。このときC相コイル13は通電されない。
タであり、この3相コイル11〜13はY結線さ
れ、プシユプル接続されたスイツチングトランジ
スタ14,14′、15,15′、16,16′に
よつて駆動される。第3図a〜cは各相の鎖交磁
束Ba、Bb、Bcに示している。各相はその鎖交磁
束の正及び負の最大位置を中心とする120℃の区
間ごとに第3図a,b,cの斜線部で示すように
正方向及び負方向に交互に通電される。従つて各
相の通電角は互に60°ずつオーバーラツプし、常
に2つの相のコイルに電流が流されて、2相の合
成トルクが順次発生する。例えば第2図において
トランジスタ16と14′がオンとなつていると
A相コイル11及びB相コイル12に電流が流れ
る。このときC相コイル13は通電されない。
各スイツチングトランジスタ14,14′〜1
6,16′に与えらえるスイツチング信号は、例
えばホール素子のようなロータ位置検出器17の
出力に基いてスイツチ回路18において形成され
る。
6,16′に与えらえるスイツチング信号は、例
えばホール素子のようなロータ位置検出器17の
出力に基いてスイツチ回路18において形成され
る。
ロータマグネツトによる界磁波形が正弦波であ
るとすると、第4図aのベクトル図に示すように
通電相(例えばA相及びB相)の鎖交磁束の合成
ベクトルは基本波成分についてB1a−B1b=B1ab
となり、この磁束B1abと駆動電流iとの積に比
例したトルクが発生する。
るとすると、第4図aのベクトル図に示すように
通電相(例えばA相及びB相)の鎖交磁束の合成
ベクトルは基本波成分についてB1a−B1b=B1ab
となり、この磁束B1abと駆動電流iとの積に比
例したトルクが発生する。
第4図aから明らかなように通電相の合成鎖交
磁束(B1ab)は非通電相の鎖交磁束(Bc)に対
して90°進み位相である。即ち、通電相の鎖交磁
束がsinθ及びsin(θ+120°)とすると、その合成
磁束は3sin(θ+240°+90°)となる。θ+240°は
非通電相の位相と合致している。従つて非通電相
コイルの誘起電圧を検出して90°進相させた信号
でもつてトルク発生に関与している通電2相の合
成鎖交磁束を近似することができる。
磁束(B1ab)は非通電相の鎖交磁束(Bc)に対
して90°進み位相である。即ち、通電相の鎖交磁
束がsinθ及びsin(θ+120°)とすると、その合成
磁束は3sin(θ+240°+90°)となる。θ+240°は
非通電相の位相と合致している。従つて非通電相
コイルの誘起電圧を検出して90°進相させた信号
でもつてトルク発生に関与している通電2相の合
成鎖交磁束を近似することができる。
第2図において各相のコイル11〜13の誘起
電圧はスイツチ19〜21を介して導出される。
これらのスイツチ19〜21はスイツチ回路18
の出力によつて制御され、非通電相に対応するス
イツチのみが閉じられる。この結果、各スイツチ
19〜21の共通接続出力より第3図dに示す非
通電相の誘起電圧波形が得られる。この波形は第
3図a〜cの斜線部以外の磁束波形を順次抜出し
たものに対応する。
電圧はスイツチ19〜21を介して導出される。
これらのスイツチ19〜21はスイツチ回路18
の出力によつて制御され、非通電相に対応するス
イツチのみが閉じられる。この結果、各スイツチ
19〜21の共通接続出力より第3図dに示す非
通電相の誘起電圧波形が得られる。この波形は第
3図a〜cの斜線部以外の磁束波形を順次抜出し
たものに対応する。
検出された誘起電圧波形はオペアンプ22を介
して微分回路23に与えられ、微粉(90°進相)
される。微分回路23の出力(第3図e)の全波
形整流回路24で第3図cの如き整流される。こ
の整流出力は既述の如く通電相の合成鎖交磁束に
対応したものである。全波整流回路24の出力は
鎖交磁束近似信号Eとして掛算器6に与えられ
る。この掛算器6及びオペアプ7,3の制御によ
つて、第3図gのような磁束に逆比例し且つトル
ク指令電圧Vに比例したモータ駆動電流が流され
る。
して微分回路23に与えられ、微粉(90°進相)
される。微分回路23の出力(第3図e)の全波
形整流回路24で第3図cの如き整流される。こ
の整流出力は既述の如く通電相の合成鎖交磁束に
対応したものである。全波整流回路24の出力は
鎖交磁束近似信号Eとして掛算器6に与えられ
る。この掛算器6及びオペアプ7,3の制御によ
つて、第3図gのような磁束に逆比例し且つトル
ク指令電圧Vに比例したモータ駆動電流が流され
る。
ところが第2図のブラシレスモータにおいて、
ロータマグネツトによる界磁波形が第3図a,
b,cのような完全な正弦波でなく、例えば台形
波に近い場合には、各相のコイルの鎖交磁束に高
調波成分が含まれる。高調波成分のうちもつとも
スペクトルの大きい第3次高調波を考えると、第
4図bに示すように、A相鎖交磁束B3a=sin3θ
に対して、B相及びC相鎖交磁束はB3b=sin3
(θ+120°)=sin3θ、B3c=sin3(θ+240°)=sin
3θ
となり、夫々同相である。従つて通電相(例えば
A、B相)の合成鎖交磁束の第3次高調波成分
(B3ab)は常に零となる。即ち各相の鎖交次束に
第3次高調波が含まれていても、発生するトルク
にはこの成分は本質的に含まれていない。
ロータマグネツトによる界磁波形が第3図a,
b,cのような完全な正弦波でなく、例えば台形
波に近い場合には、各相のコイルの鎖交磁束に高
調波成分が含まれる。高調波成分のうちもつとも
スペクトルの大きい第3次高調波を考えると、第
4図bに示すように、A相鎖交磁束B3a=sin3θ
に対して、B相及びC相鎖交磁束はB3b=sin3
(θ+120°)=sin3θ、B3c=sin3(θ+240°)=sin
3θ
となり、夫々同相である。従つて通電相(例えば
A、B相)の合成鎖交磁束の第3次高調波成分
(B3ab)は常に零となる。即ち各相の鎖交次束に
第3次高調波が含まれていても、発生するトルク
にはこの成分は本質的に含まれていない。
一方、非通電相の誘起電圧を90°進相にして得
られる鎖交磁束近似信号Eについては、例えば非
通電層がC相の場合には第5図aに示すようにそ
の基本波成分E1cは既述の如く2つの通電相の
(例えばA相、B相)合成鎖交磁束と同相である。
しかし第3次高調波成分E3cは、第5図bに示す
ようにA相及びB相の高調波成分E3a、E3bと同
相の高調波成分E3cを90°進相したものであつて、
これは零にならない上、基本波成分E′1cとの位相
も異なる。一方、A相及びB相の合成鎖交磁束の
第3次高調波成分B3abは既述の如く零である。
従つて鎖交磁束近似信号Eの逆数に比例した駆動
電流中に第3次高調波成分が含まれ、発生トルク
に歪が発生する。
られる鎖交磁束近似信号Eについては、例えば非
通電層がC相の場合には第5図aに示すようにそ
の基本波成分E1cは既述の如く2つの通電相の
(例えばA相、B相)合成鎖交磁束と同相である。
しかし第3次高調波成分E3cは、第5図bに示す
ようにA相及びB相の高調波成分E3a、E3bと同
相の高調波成分E3cを90°進相したものであつて、
これは零にならない上、基本波成分E′1cとの位相
も異なる。一方、A相及びB相の合成鎖交磁束の
第3次高調波成分B3abは既述の如く零である。
従つて鎖交磁束近似信号Eの逆数に比例した駆動
電流中に第3次高調波成分が含まれ、発生トルク
に歪が発生する。
次に第6図は上述の問題を解消した本発明の実
施例の3相両方向通電ブラシレスモータの駆動回
路図である。なお第6図において第2図と同一の
部分には同一の符号が付されている。
施例の3相両方向通電ブラシレスモータの駆動回
路図である。なお第6図において第2図と同一の
部分には同一の符号が付されている。
第6図において、各相のコイル11〜13の誘
起電圧Ea、Eb、Ecはオペアンプ26〜28によ
つてこれらの積分回路29〜31によつて積分さ
れる。これらの積分回路29〜31は第2図の微
分回路23に対応するものであり、誘起電圧Ea
〜Ecを90°移相させる機能を有している。
起電圧Ea、Eb、Ecはオペアンプ26〜28によ
つてこれらの積分回路29〜31によつて積分さ
れる。これらの積分回路29〜31は第2図の微
分回路23に対応するものであり、誘起電圧Ea
〜Ecを90°移相させる機能を有している。
積分回路29〜31の出力E′a、E′b、E′cはス
イツチ回路25において如く選択され、反転倍率
器32及び加算器33に導出される。スイツチ回
路25に各相ごとに3つのスイツチ19a〜19
c、20a〜20c、21a〜21c……を備
え、スイツチ回路18からの制御信号によつて、
非通電相に対応したaのスイツチ、bのスイツチ
またはcのスイツチが各相同時に閉じられる。こ
れによつて非通電相の誘起電圧は反転倍率器32
に導出されて−2倍され、また2つの通電相の誘
起電圧は夫々加算器33に導出されて互に加えら
れる。例えば、C相が非通電相である場合、スイ
ツチ21cを通つて誘起電圧E′cが反転倍率器3
2に導出され、通電相の誘起電圧E′a、E′bはス
イツチ19c,20cを通つて加算器33に導出
される。
イツチ回路25において如く選択され、反転倍率
器32及び加算器33に導出される。スイツチ回
路25に各相ごとに3つのスイツチ19a〜19
c、20a〜20c、21a〜21c……を備
え、スイツチ回路18からの制御信号によつて、
非通電相に対応したaのスイツチ、bのスイツチ
またはcのスイツチが各相同時に閉じられる。こ
れによつて非通電相の誘起電圧は反転倍率器32
に導出されて−2倍され、また2つの通電相の誘
起電圧は夫々加算器33に導出されて互に加えら
れる。例えば、C相が非通電相である場合、スイ
ツチ21cを通つて誘起電圧E′cが反転倍率器3
2に導出され、通電相の誘起電圧E′a、E′bはス
イツチ19c,20cを通つて加算器33に導出
される。
なお通電相の誘起電圧には駆動電流×コイルイ
ンピーダンスの成分が重畳しているので、厳密に
はコイル鎖交磁束そのものではないが、近似的に
は鎖交磁束を代表していると見なせる。
ンピーダンスの成分が重畳しているので、厳密に
はコイル鎖交磁束そのものではないが、近似的に
は鎖交磁束を代表していると見なせる。
反転倍率器32及び加算器33の出力は加算器
34で加算され、更に全波整流回路24で整流さ
れて、通電相の合成鎖交磁束に対応した近似信号
Eが形成される。この近似信号に基いて掛算器
6、オペアンプ7,3によつて鎖交磁束の逆数に
比例した駆動電流iが流されるのは第2図と同様
である。
34で加算され、更に全波整流回路24で整流さ
れて、通電相の合成鎖交磁束に対応した近似信号
Eが形成される。この近似信号に基いて掛算器
6、オペアンプ7,3によつて鎖交磁束の逆数に
比例した駆動電流iが流されるのは第2図と同様
である。
第7図a,bは第6図の積分回路29〜31か
ら加算器34までの信号処理(演算)動作を示す
ベクトル図で、第8図a〜cは処理信号の周波数
スペクトル図である。第6図のオペアンプ26〜
28によつて検出され非通電相の誘起電圧(例え
ばEc)、は第8図aのような基本波f1、高調波f3、
f5…の成分を有している。これらの高調波成分は
積分回路29〜31を通過することにより第8図
bの如く減衰される。なお通電相の誘起電圧につ
いても同様に積分によつて高調波成分が減衰され
るが、この際、切換通電を行つていることによつ
て不連続波形を呈する誘起電圧検出信号中の歪成
分が除去され、ほぼ正弦波状の誘起電圧検出出力
が得られる。
ら加算器34までの信号処理(演算)動作を示す
ベクトル図で、第8図a〜cは処理信号の周波数
スペクトル図である。第6図のオペアンプ26〜
28によつて検出され非通電相の誘起電圧(例え
ばEc)、は第8図aのような基本波f1、高調波f3、
f5…の成分を有している。これらの高調波成分は
積分回路29〜31を通過することにより第8図
bの如く減衰される。なお通電相の誘起電圧につ
いても同様に積分によつて高調波成分が減衰され
るが、この際、切換通電を行つていることによつ
て不連続波形を呈する誘起電圧検出信号中の歪成
分が除去され、ほぼ正弦波状の誘起電圧検出出力
が得られる。
積分回路29〜31の出力のうちの非通電相の
信号は反転倍率器32で−2倍され、2つの通電
相の信号は加算器33で加算され、これらが更に
加算器34で加算される。この結果、基本波成分
については第7図aの如くに∫{(E1a+E1b)−
2E1c}dtの演算が行われて、第4図aに示す合成
鎖交磁束ベルトルB1abと同相の近似信号Eが得
られる。なお積分と加減算とは夫々個別に行われ
ているが、上記演算式に示すように加減算の結果
を積分したのと同等の結果が得られるのは積分の
分配則から明らかである。
信号は反転倍率器32で−2倍され、2つの通電
相の信号は加算器33で加算され、これらが更に
加算器34で加算される。この結果、基本波成分
については第7図aの如くに∫{(E1a+E1b)−
2E1c}dtの演算が行われて、第4図aに示す合成
鎖交磁束ベルトルB1abと同相の近似信号Eが得
られる。なお積分と加減算とは夫々個別に行われ
ているが、上記演算式に示すように加減算の結果
を積分したのと同等の結果が得られるのは積分の
分配則から明らかである。
各相の誘起電圧の第3次高波成分E3a、E3b、
E3cは既述の如く第7図bのように同相で表われ
る。しかしこれらの同相成分について演算∫
{(E3a+E3b)−2E3c}dtが行われるので、鎖交磁
束近似信号Eの第3次高調波成分は第8図Cに示
すように零となる。この結果、第3次高調波成分
については、通電相の合成鎖交磁束も誘起電圧か
ら近似された磁束近似信号Eも共に零となる。従
つて実際の合成鎖交磁束に極めて近い近似信号が
得られるので、発生トルクの歪成分が著しく減少
し、変動の少ない一定トルクが得られる。
E3cは既述の如く第7図bのように同相で表われ
る。しかしこれらの同相成分について演算∫
{(E3a+E3b)−2E3c}dtが行われるので、鎖交磁
束近似信号Eの第3次高調波成分は第8図Cに示
すように零となる。この結果、第3次高調波成分
については、通電相の合成鎖交磁束も誘起電圧か
ら近似された磁束近似信号Eも共に零となる。従
つて実際の合成鎖交磁束に極めて近い近似信号が
得られるので、発生トルクの歪成分が著しく減少
し、変動の少ない一定トルクが得られる。
なお上述の第6図の実施例において、鎖交磁束
近似信号Eの逆数演算を行う割算器を設けて、割
算出力1/Eに比例した駆動電流を流すようにし
てもよい。またシリーズ制御トランジスタ2によ
つて電流制御を行う代りに、スイツチングトラン
ジスタ14〜16,14′〜16′に電流制御信号
及びスイツチング信号を与えて、通電切換えと共
に電流制御が行われるようにしてもよい。
近似信号Eの逆数演算を行う割算器を設けて、割
算出力1/Eに比例した駆動電流を流すようにし
てもよい。またシリーズ制御トランジスタ2によ
つて電流制御を行う代りに、スイツチングトラン
ジスタ14〜16,14′〜16′に電流制御信号
及びスイツチング信号を与えて、通電切換えと共
に電流制御が行われるようにしてもよい。
発明の効果
本発明は上述の如く、3相コイルの誘起電圧を
検出して積分(90°移相)し、通電2相分を加え
た信号から非通電相の2倍レベルの信号を減算し
て通電2相の合成鎖交磁束に対応した近似信号を
得るように構成されているので、各相の誘起電圧
中に同相信号として含まれる第3次高調波成分が
近似信号を生成させる段階で消滅する。従つて、
特別な磁束検出素子や検出コイルを設けることな
く、駆動コイルの実際の合成鎖交磁束に極めて近
い近似信号が得られるから、モータの構造が複雑
となることがない。また近似信号の逆数に比例し
た駆動電流を通電相のコイルに流すことにより、
界磁波形の回転角変動に無関係な一定トルクを得
ることができる上、界磁波形が正弦波でない場合
でも、その歪成分による影響が少ない回転トルク
を得ることができる。
検出して積分(90°移相)し、通電2相分を加え
た信号から非通電相の2倍レベルの信号を減算し
て通電2相の合成鎖交磁束に対応した近似信号を
得るように構成されているので、各相の誘起電圧
中に同相信号として含まれる第3次高調波成分が
近似信号を生成させる段階で消滅する。従つて、
特別な磁束検出素子や検出コイルを設けることな
く、駆動コイルの実際の合成鎖交磁束に極めて近
い近似信号が得られるから、モータの構造が複雑
となることがない。また近似信号の逆数に比例し
た駆動電流を通電相のコイルに流すことにより、
界磁波形の回転角変動に無関係な一定トルクを得
ることができる上、界磁波形が正弦波でない場合
でも、その歪成分による影響が少ない回転トルク
を得ることができる。
第1図は本発明によるブラシレスモータ駆動回
路の原理構成を示す回路図、第2図は第1図の原
理構成を具体化したモータ駆動回路の一例を示す
回路図、第3図は第2図の動作を説明するための
波形図、第4図a,b及び第5図a,bは第3図
の動作を説明するためのベクトル図、第6図は本
発明の実施例を示す3相両方向通電形ブラシレス
モータの駆動回路図、第7図a,bは第6図の信
号演算処理を示すベクトル図、第8図a,b,c
は処理信号の周波数スペクトル図である。 なお図面に用いられた符号において、1……モ
ータ、2……シリーズ制御トランジスタ、3……
電圧−電流変換回路、4……誘起電圧検出回路、
5……鎖交磁束近似回路、6……掛算器、7……
オペアンプ、11,12,13……コイル、19
a,19b,19c……スイツチ、20a,20
b,20c……スイツチ、21a,21b,21
c……スイツチ、29,30,31……積分回
路、32……反転倍率器である。
路の原理構成を示す回路図、第2図は第1図の原
理構成を具体化したモータ駆動回路の一例を示す
回路図、第3図は第2図の動作を説明するための
波形図、第4図a,b及び第5図a,bは第3図
の動作を説明するためのベクトル図、第6図は本
発明の実施例を示す3相両方向通電形ブラシレス
モータの駆動回路図、第7図a,bは第6図の信
号演算処理を示すベクトル図、第8図a,b,c
は処理信号の周波数スペクトル図である。 なお図面に用いられた符号において、1……モ
ータ、2……シリーズ制御トランジスタ、3……
電圧−電流変換回路、4……誘起電圧検出回路、
5……鎖交磁束近似回路、6……掛算器、7……
オペアンプ、11,12,13……コイル、19
a,19b,19c……スイツチ、20a,20
b,20c……スイツチ、21a,21b,21
c……スイツチ、29,30,31……積分回
路、32……反転倍率器である。
Claims (1)
- 1 通電相が2相ずつ互にオーバーラツプしてい
る3相両方向通電形ブラシレスモータにおいて、
3相コイルの夫々の誘起電圧を検出する回路と、
検出された信号を積分し、通電2相の積分信号を
互に加算し、加算された信号から非通電相の積分
信号の2倍レベルの信号を減算することにより、
通電2相の合成鎖交磁束の近似信号を得る回路
と、上記近似信号の逆数に比例した駆動電流を通
電相に流す回路とを具備する3相両方向通電形ブ
ラシレスモータの駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58069589A JPS59194694A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 3相両方向通電形ブラシレスモ−タの駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58069589A JPS59194694A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 3相両方向通電形ブラシレスモ−タの駆動回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59194694A JPS59194694A (ja) | 1984-11-05 |
| JPH0470879B2 true JPH0470879B2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=13407160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58069589A Granted JPS59194694A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 3相両方向通電形ブラシレスモ−タの駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59194694A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0720389B2 (ja) * | 1984-12-14 | 1995-03-06 | 株式会社日立製作所 | 交流信号発生装置 |
| US4633150A (en) * | 1984-12-25 | 1986-12-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Driving circuit for brushless DC motors |
-
1983
- 1983-04-20 JP JP58069589A patent/JPS59194694A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59194694A (ja) | 1984-11-05 |
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