JPH0471070B2 - - Google Patents

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JPH0471070B2
JPH0471070B2 JP21169984A JP21169984A JPH0471070B2 JP H0471070 B2 JPH0471070 B2 JP H0471070B2 JP 21169984 A JP21169984 A JP 21169984A JP 21169984 A JP21169984 A JP 21169984A JP H0471070 B2 JPH0471070 B2 JP H0471070B2
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JP21169984A
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Tomoya Ogawa
Yoshiaki Nakahara
Asatada Misato
Kodo Ko
Katsumichi Aoki
Takuro Tokuda
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Kureha Corp
RIKEN
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Kureha Corp
RIKEN
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、下記の一般式で表される新規な5−
アザウラシル誘導体に関する。
式中、R1は水素原子、2−アセトキシエトキ
シメチル基または2−ヒドロキシエトキシメチル
基を示し、R2は2−アセトキシエトキシメチル
基または2−ヒドロキシエトキシメチル基を示し
R3は水素原子、ヒドロキシ基またはメトキシ基
を示し、R4は水素原子を示すか、あるいはR3
R4が共同して単結合を示す。
本発明者らは、ある種の5−アザウラシル誘導
体が、植物ウイルス病害防除効果を示すことに注
目し、種々の新規な5−アザウラル誘導体を合成
し、これらの化合物が、各種の植物ウイルス病害
に対してすぐれた防除効果を有することを見出
し、本発明を完成するに至つた。
本発明の上記一般式で表される化合物は、トマ
トのタバコモザイクウイルス病、ジヤガイモウイ
ルス病、千日紅の本葉のジヤガイモウイルス病、
キユウリのキユウリモザイクウイルス病等の植物
ウイルス病害に対して優れた防除効果を示し、し
かも毒性が少なく、薬害が全くないという特徴を
有する。
以下本発明の化合物について述べる。
本発明の化合物は、前記一般式で表され、その
具体的化合物を挙げれば、次の如くである。
以下、本発明の化合物は、上記化合物番号で示
すこととする。
次に本発明の化合物の合成法について述べる。
出発物質は、5−アザウラシル(5−
azauracil)であり、A.Piskaiaらの方法により容
易に得ることができる〔A.Piskaia and j.Gut
Synthetic Procedures in Nucleic Acid
Chemistry(W.W.Zorbach and R.S.Tipson、
Ed.)Vol.1,105、John Wiley&Sons(1968)参
照〕。5−アザウラシルとビス(トリアルキルス
ズ)オキシドを、溶媒中で副生する水を除去しな
がら還流する。
ビス(トリアルキルスズ)オキシドとしては、
ビス(トリ−n−ブチルスズ)オキシド、ビス
(トリ−n−プロピルスズ)オキシド、ビス(ト
リ−n−エチルスズ)オキシド等を用いることが
できる。溶媒としては、トルエン、ベンゼン等の
アプロテイツク溶媒が好ましい。反応時間は、1
〜72時間が適当である。
得られた反応生成物を、濃縮して溶媒を除くと
粗ビストリアルキルスズ体を得る。これは、その
まま次の反応に用いる。
得られたビストリアルキルスズ体を適当な溶媒
に溶解し、(2−アセトキシエトキシ)メチルブ
ロミド又は(2−アセトキシエトキシ)メチルク
ロリドを加えて撹拌反応を行う。溶媒としては、
ジクロルエタン、ジクロルメタン等のハロゲン化
炭化水素系溶媒が好ましい。
反応温度は、−20〜80℃が適当であり、又反応
時間は、1〜20時間が適当である。
得られた反応液を濃縮した後、洗浄、副生する
トリアルキルスズハロゲニドを除去する。得られ
た油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
に付し、メタノール−クロロホルム系溶媒で溶出
すると2種の生成物区分を得る。これらの生成物
区分はそれぞれ、構造式(3)、(5)および(4)、(6)で示
される水又はメタノールの付加体を含んでいる。
これらの生成物区分を、減圧下加熱すると、化合
物(3)、(5)を含む区分からは化合物(1)が、化合物
(4)、(6)を含む区分からは化合物(2)が、それぞれ得
られる。
得られた化合物(1)及び(2)を、還元すると化合物
(7)及び(8)がそれぞれ得られる。この還元は、5%
Rh−Al2O3、ラネー・ニツケル等の触媒存在下あ
るいはNaBH4、NaBHCN等の水素化剤を用い
て適当な溶媒中で水素添加することにより達成さ
れる。溶媒は、酢酸エチル、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタン、ジオキサンあるいは、こ
れらの混合溶媒が適当である。得られた反応液
を、触媒除去、濾液を濃縮、シリカゲルカラムク
ロマトグラフイーに付して精製を行うと、(1)及び
(2)のジヒドロ体(7)及び(8)をそれぞれ得る。
なお、前記ビストリアルキルスズ体から化合物
(1)及び(2)を得る反応は、途中で中間体等の取り出
しを行わずに行うと、収率よく進行する。
次いで、得られた化合物(7)及び(8)を脱アセチル
化して化合物(9)及び(10)をそれぞれ得る。この反応
は、塩基の存在下、室温で撹拌することによつて
達成することができる。用いる塩基としてはトリ
エチルアミン等のアミン類、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物が適当
であり、溶媒としては、水−メタノール、水−エ
タノール、水ジオキサン等が適当である。得られ
た反応液を濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフイーで精製あるいは、熱メタノール等により
再結晶化し、それぞれ化合物(9)及び(10)を得る。
本発明の化合物の製造工程の一例を示せば、次
のとおりである。
以下に本発明を実施例によつて、更に詳細に説
明する。
実施例 1 5−アザウラシル2.0gとビス(トリ−n−ブ
チルスズ)オキシド11.6g(1.1当量)をトルエ
ン100ml中に溶解し、水分離装置(Dean−Stark
trap)により副生する水を除きながら、一夜加熱
還流する。冷後、濃縮してトルエンを除き、15.6
gの油状粗生成物〔2、4−ビス(n−ブチルス
ズ)−5−アザウラシル〕を得る。これは、この
まま次の反応に用いる。
実施例 2 実施例1で得られた粗生成物3.36g(理論量
2.63gの2、4−ビス(n−ブチルスズ)−5−
アザウラシルを含む)をジクロルエタン25mlに溶
解し、氷冷、撹拌しつつ(2−アセトキシエトキ
シ)メチルブロミド1.3gのジクロルエタン25ml
溶液を滴下する。約30分で滴下した後、室温で2
時間撹拌する。次に反応液を濃縮し、油状残渣を
n−ヘキサン50mlで3回洗い、トリブチルスズブ
ロミドなどのヘキサン可溶生成物を洗いとる。ヘ
キサン不溶の油状生成物をシリカゲル(メルク社
製Kieselgel60、70〜230メツシユ)200gのカラ
ムにて分離精製する。5%メタノール含有のクロ
ロホルムにて溶出し、2種の生成物区分を得る。
これは、それぞれ441mg(化合物(3)と化合物(5)の
混合物)、590mg(化合物(4)と化合物(6)の混合物)
の油状物である。これらを、それぞれ減圧下
(0.1mmHg)、1〜1.5時間、150℃で加熱すると、
前者より化合物(1)267mg、後者より化合物(2)260mg
が得られる。
〔化合物(1)の物理的性質〕1 H−NMR(90MHz、CD Cl3):2.06(3H、s)、
2.08(3H、s)、〜3.8(4H、m)、〜4.2(4H、
m)、5.28(2H、s)、5.46(2H、s)、8.15(1H、
s)。
〔化合物(2)の物理的性質〕1 H−NMR(90MHz、CD Cl3):2.08(3H、s)、
〜3.8(2H、m)、〜4.2(2H、m)、5.29(2H、
s)、8.20(1H、s)。
実施例 3 化合物(1)210mgを、5%Rh−Al2O3100mgと共に
酢酸エチル50ml中に投じ、室温、2気圧の水素気
流下で、2日間水素添加反応を行う。反応後、濾
過して触媒を除き、濃縮後、シリカゲルカラム
(25g)にて精製する。3%メタノール含有のク
ロロホルムにて溶出し、約106mgの化合物(7)を油
状物質として得る。
〔化合物(7)の物理的性質〕1 H−NMR(90MHz、CD Cl3):2.07(3H、s)、
2.08(3H、s)、〜3.8(4H、m)、〜4.2(4H、
m)、4.60(2H、d、J=2.4Hz)、4.95(2H、
s)、5.30(2H、s)、6.68(1Hブロード)。13 C−NMR(22、5MHz、CDCl3):20.8、53.2、
63.1、63.4、66.9、67.7、71.2、76.1、152.9、
153.8、170.7、170.8。
元素分析:(C8H21O8N3として) 計算値(%) C;44.95、H;6.09、 N;12.10 実測値(%) C;44.79、H;6.25、 N;11.84 実施例 4 化合物(2)260mgを5%Rh−Al2O3200mgと共にテ
トラヒドロフラン中に投じ、室温、3.5気圧の水
素気流下2日間振盪する。反応後、濾過して触媒
を除き、濾液を濃縮、残渣をシリカゲル(25g)
のカラムにて精製する。5%メタノール含有のク
ロロホルムにて溶出し、115mgの結晶性物質を得
る。酢酸エチルより再結晶化して化合物(8)を得
る。
〔化合物(8)の物理的性質〕 m.p.:121〜122℃1 H−NMR(90MHz、CDCl3):2.80(3H、s)、〜
3.7(2H、m)、〜4.2(2H、m)、4.63(2H、d、
J=2.5Hz)、492(2H、s)、6.64(1H、ブロー
ド)、7.92(1H、ブロード)13 C−NMR(22.5MHz、CD3OD):20.8、55.3、
64.6、67.8、76.2 元素分析:(C8H13O5N3として) 計算値(%) C;41.56、H;5.67、 N;18.18 実測値(%) C;41.39、H;5.59、 N;17.93 実施例 5 2.86gの2.4ビス(トリ−n−ブチルスズ)−5
−アザウラシル(理論量2.24gを含む)、0.77g
の(2−アセトキシエトキシ)メチルブロミドを
50mlのジクロルエタン中で、0℃、30分撹拌した
後、更に室温で4時間撹拌する。反応液を濃縮後
100mlのn−ヘキサンと混合し、一夜冷蔵庫に放
置する。デカントでヘキサンを除き、更に不溶物
の表面を50mlのn−ヘキサンで2回洗う。次にこ
れをクロロホルムに溶解し、5gのフロリジルを
通して濾過する〔薄層クロマト(クロロホルム:
メタノール=9:1)で原点に残る副生成物が除
かれる。)濾液を濃縮すると0.84gの粗生成物が
得られるが、これを次に減圧(0.1mmHg)下、
150℃で1.5時間加熱して粘性のシロツプ0.63gを
得る。これを、テトラヒドロフラン−酢酸エチル
(1:1)に溶解し、550mgの5%Rh−A2O3
加えて2.5気圧の水素気流中で4日間水素化反応
を行う。反応後、濾過して触媒を除き、濃縮後、
残渣を50gのシリカゲル上でクロマトする。5%
メタノールクロロホルムで溶出して、化合物(7)90
mgと化合物(8)324mgを得る。
実施例 6 実施例5において、4.13gの2、4−ビス(ト
リ−n−ブチルスズ)−5−アザウラシル、1.3g
の(2−アセトキシエトキシ)メチルブロミド
(1.4当量)を用いて同様の反応を行つて1.1gの
粗生成物を得る。これを減圧加熱して870mgの粘
性シロツプを得る。これを、酢酸エチル50mlに溶
解し、550mgの5%Rh−A2O3を加えて2.5気圧
の水素気流中で3日間水素化反応を行う。濃縮
後、残渣を90gのシリカゲル上でクロマトする。
5%メタノールクロロホルムで溶出して、化合物
(7)202mgと化合物(8)218mgをそれぞれ得る。
実施例 7 200mgの化合物(7)を5mlのトリエチルアミン−
水−メタノール(2:1:10)混合溶液中で、一
夜室温にて撹拌し、濃縮後残渣を10gのシリカゲ
ル上でクロマトする。クロロホルム−メタノール
(4:1)で溶出して104mgの化合物(9)を油状物質
として得る。
〔化合物(9)の物理的性質〕1 H−NMR(90MHz、CD Cl3):〜3.7(8H、ブロ
ード、s)、4.63(2H、d、J=2.64)、4.96
(1H、s)、5.28(2H、s)、6.26(1H、ブロー
ド)13 C−NMR(22.5MHz、CD Cl+CD3OD):
53.2、61.6、70.4、70.9、71.2、76.2 元素分析:(C9H17N3O6として) 計算値(%) C;41.06、H;6.51、 N;15.96 実測値(%) C;40.07、H;6.58、 N;15.51 実施例 8 化合物(8)215mgを、実施例7と同様に処理した
後濃縮して固形物を得る。これを熱メタノールよ
り再結晶化して137mgの化合物(10)を得る。
〔化合物(10)の物理的性質〕 m.p.:184.5〜185℃1 H−NMR(90MHz、ピリジン−d5):〜3.9(4H、
m)、4.80(2H、d、J=2.42)、5.15(2H、
s)、9.04(1H、ブロード)13 C−NMR(22.5MHz、ピリジン−d5):54.9、
61.5、71.1、75.6 元素分析:(C6H11O4N3として) 計算値(%) C;38.09、H;5.86、 N;22.21 実測値(%) C;38.04、H;5.89、 N;21.59。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式で表される5−アザウラシル誘
    導体。 式中、R1は水素原子、2−アセトキシエトキ
    シメチル基または2−ヒドロキシエトキシメチル
    基を示し、R2は2−アセトキシエトキシメチル
    基または2−ヒドロキシエトキシメチル基を示
    し、R3は水素原子、ヒドロキシ基またはメトキ
    シ基を示し、R4は水素原子を示すか、あるいは
    R3とR4が共同して単結合を示す。 2 式: で示される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3 式: で示される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4 式: で示される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 5 式: で示される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 6 式: で示される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7 式: で示される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 8 式: で示される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 9 式: で示される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 10 式 : で示される特許請求の範囲第1項記載の化合物。 11 式: で示される特許請求の範囲第1項記載の化合物。
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