JPH0471279A - 酸化物超伝導材料の作成方法 - Google Patents
酸化物超伝導材料の作成方法Info
- Publication number
- JPH0471279A JPH0471279A JP2185081A JP18508190A JPH0471279A JP H0471279 A JPH0471279 A JP H0471279A JP 2185081 A JP2185081 A JP 2185081A JP 18508190 A JP18508190 A JP 18508190A JP H0471279 A JPH0471279 A JP H0471279A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxide superconducting
- amorphous alloy
- wire
- superconducting material
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims description 32
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 33
- 229910000808 amorphous metal alloy Inorganic materials 0.000 claims description 27
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 22
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 11
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 16
- 239000002887 superconductor Substances 0.000 description 16
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 14
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 14
- 239000010408 film Substances 0.000 description 11
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 8
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 5
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 5
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 4
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 238000005554 pickling Methods 0.000 description 2
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 2
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 2
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 2
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 101100298225 Caenorhabditis elegans pot-2 gene Proteins 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 150000004649 carbonic acid derivatives Chemical class 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000975 co-precipitation Methods 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 229910052727 yttrium Inorganic materials 0.000 description 1
- VWQVUPCCIRVNHF-UHFFFAOYSA-N yttrium atom Chemical compound [Y] VWQVUPCCIRVNHF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)発明の利用分野
本発明は酸化物超伝導材料の作成方法に関する。
(b)従来の技術
従来の酸化物超伝導材料の作成方法は、それか酸化物で
あるため他のセラミクスと同様の手段で行なわれてきた
。その方法とは基本的には酸化物や炭酸塩の原料粉末を
混合し焼成するというものであった。混合法としては乳
鉢等を用いた方法が最も一般的で、より均一性を高める
ために共沈法等が行われている。その後、より良質な膜
等を作成するために半導体作成のプロセスが導入された
。
あるため他のセラミクスと同様の手段で行なわれてきた
。その方法とは基本的には酸化物や炭酸塩の原料粉末を
混合し焼成するというものであった。混合法としては乳
鉢等を用いた方法が最も一般的で、より均一性を高める
ために共沈法等が行われている。その後、より良質な膜
等を作成するために半導体作成のプロセスが導入された
。
その方法とはCVD法やスパッタ法等であり現在もこれ
らの方法が主流となっている。また、超伝導マグネット
作成等のために重要と考えられる線材については、シー
ス材の内部に粉末を詰め、線引きした後に焼成するとい
う方法が現在量も一般的に行われている。
らの方法が主流となっている。また、超伝導マグネット
作成等のために重要と考えられる線材については、シー
ス材の内部に粉末を詰め、線引きした後に焼成するとい
う方法が現在量も一般的に行われている。
(c)従来の技術の問題点
物質が材料として使用に耐えうるためには第一に所望の
形状を持ちその形状で十分な機能を有することが必要で
あり、次いでコストが低いことか必要であるか、従来の
作成法においてはそれが十分に達成出来ているとは言い
がたい現状である。
形状を持ちその形状で十分な機能を有することが必要で
あり、次いでコストが低いことか必要であるか、従来の
作成法においてはそれが十分に達成出来ているとは言い
がたい現状である。
粉末法においては複雑な形状を持ちつつ超伝導性も十分
に機能するようなものを得ることは非常に困難であり、
また仮に得られたとしてもそれらは結晶の配向性が悪い
上に粒界等の制御か難しく信頼性の低いものである。C
VD法等の薄膜の作製においても、基板上にエピタキシ
ャルに成長させた膜は確かに実用上十分な機能を持ちつ
つあるか、形状の自由度が低い上に、出発原料や装置の
価格が高く、成膜に時間かかかる等実用上コストが高い
という問題がある。線材については現状でも形状の自由
度は確保されているものの、シース材として用いられて
いるのは銀がほとんどであり、やはりコストに問題かあ
り、また表面が非超伝導材料で覆われていることから高
周波等の様な表面電流として流れるものには向かないと
いう問題もある。
に機能するようなものを得ることは非常に困難であり、
また仮に得られたとしてもそれらは結晶の配向性が悪い
上に粒界等の制御か難しく信頼性の低いものである。C
VD法等の薄膜の作製においても、基板上にエピタキシ
ャルに成長させた膜は確かに実用上十分な機能を持ちつ
つあるか、形状の自由度が低い上に、出発原料や装置の
価格が高く、成膜に時間かかかる等実用上コストが高い
という問題がある。線材については現状でも形状の自由
度は確保されているものの、シース材として用いられて
いるのは銀がほとんどであり、やはりコストに問題かあ
り、また表面が非超伝導材料で覆われていることから高
周波等の様な表面電流として流れるものには向かないと
いう問題もある。
(d)発明の目的
本発明は実用上十分な超伝導性を確保しつつ所望の形状
を持たせることを可能とする酸化物超伝導材料の作成方
法の開発をその目的とする。また、その作成方法におい
てCVD法等の様にコストのかかる方法ではなく、産業
上実用に耐えられる安価な方法で酸化物超伝導材料を作
製することを目的とする。
を持たせることを可能とする酸化物超伝導材料の作成方
法の開発をその目的とする。また、その作成方法におい
てCVD法等の様にコストのかかる方法ではなく、産業
上実用に耐えられる安価な方法で酸化物超伝導材料を作
製することを目的とする。
(e)発明の構成
本発明は、酸化物超伝導材料を作成する工程において、
目的とする酸化物超伝導材料を構成する金属元素をその
量論比含む非晶質合金状態をとる工程、及び、その非晶
質合金を酸化する工程を有することを特徴とする。本発
明における非晶質とは、長距離秩序を有する結晶とは異
なり、短距離秩序及び中距離秩序のみを有するという意
味で使用しており、そのミクロな構造が微結晶であるか
分相であるか等は問わない。
目的とする酸化物超伝導材料を構成する金属元素をその
量論比含む非晶質合金状態をとる工程、及び、その非晶
質合金を酸化する工程を有することを特徴とする。本発
明における非晶質とは、長距離秩序を有する結晶とは異
なり、短距離秩序及び中距離秩序のみを有するという意
味で使用しており、そのミクロな構造が微結晶であるか
分相であるか等は問わない。
酸化物超伝導材料の作成工程において非晶質工程を経る
ことはそれほど目新しくないか、従来行なわれてきたの
は酸化物の非晶質工程であり、それらは結晶の配向性を
上げることかその主たる目的であった。しかし本発明に
おける非晶質工程は構成金属の非晶質工程であり、その
目的は金属が持つ塑性の大きさを利用して所望の形状を
与えることであることが本質的に異なる。また合金を結
晶化させず非晶質化とする理由として次の様なことが挙
げられる。まず超伝導材料の様に多元系の金属元素を完
全に固溶した状態で含む合金を作製することは非常に困
難であるのに比べ、非晶質であればそれらかい(っかに
分相していてもマクロに見れば均一な材料が得られるこ
と。次に非晶質化させることにより塑性が増大すること
。また−度結晶化させてしまった物質は安定であるため
元の結晶の結合を切って再結晶させる際に大きなエネル
ギーを必要とするのに対し、非晶質状態は準安定状態で
エネルギー的に高い状態であるため、酸化処理によって
結晶化させる際に容易であるという利点もある。本発明
における非晶質工程は、成分金属の溶融、急冷過程を有
すればその成性は問わない。例えば金属粉末を量論比混
合し、ベレット状に成形した原料をターゲットとしてス
パッタ法等によっても作成出来るし、一般的なロール法
による急冷等でも作成出来る。また、その非晶質合金を
酸化する工程は適当な温度、酸素雰囲気中で、比較的短
時間の熱処理によって超伝導性を持たせることか可能で
あり、他の酸化物を焼成する場合と同様に酸化中に電流
を流したり(特開昭63−233068)、温度勾配を
有する炉て熱処理する(特願平 2−25526)こと
により結晶の方位を揃え、その特性を向上させることが
可能である。またこの酸化させる工程において、内部に
金属の部分を残すことにより構造的安定性、信頼性の向
上か可能である。
ことはそれほど目新しくないか、従来行なわれてきたの
は酸化物の非晶質工程であり、それらは結晶の配向性を
上げることかその主たる目的であった。しかし本発明に
おける非晶質工程は構成金属の非晶質工程であり、その
目的は金属が持つ塑性の大きさを利用して所望の形状を
与えることであることが本質的に異なる。また合金を結
晶化させず非晶質化とする理由として次の様なことが挙
げられる。まず超伝導材料の様に多元系の金属元素を完
全に固溶した状態で含む合金を作製することは非常に困
難であるのに比べ、非晶質であればそれらかい(っかに
分相していてもマクロに見れば均一な材料が得られるこ
と。次に非晶質化させることにより塑性が増大すること
。また−度結晶化させてしまった物質は安定であるため
元の結晶の結合を切って再結晶させる際に大きなエネル
ギーを必要とするのに対し、非晶質状態は準安定状態で
エネルギー的に高い状態であるため、酸化処理によって
結晶化させる際に容易であるという利点もある。本発明
における非晶質工程は、成分金属の溶融、急冷過程を有
すればその成性は問わない。例えば金属粉末を量論比混
合し、ベレット状に成形した原料をターゲットとしてス
パッタ法等によっても作成出来るし、一般的なロール法
による急冷等でも作成出来る。また、その非晶質合金を
酸化する工程は適当な温度、酸素雰囲気中で、比較的短
時間の熱処理によって超伝導性を持たせることか可能で
あり、他の酸化物を焼成する場合と同様に酸化中に電流
を流したり(特開昭63−233068)、温度勾配を
有する炉て熱処理する(特願平 2−25526)こと
により結晶の方位を揃え、その特性を向上させることが
可能である。またこの酸化させる工程において、内部に
金属の部分を残すことにより構造的安定性、信頼性の向
上か可能である。
以下に実施例を示し、より詳細に本発明を説明する。
(f)実施例1
イツトリウム系の超伝導物質(YIBa2Cu30□−
7)を超伝導材料として選び、単ロール法によって非晶
質合金を作成した。非晶質合金を作成する際に用いた装
置の概略を第1図に示す。Y:Ba:Cu=1:2:3
として混合した金属粉末をアルミナ製のルツボ1に投入
し、高周波コイル2によって1500°C以上に加熱し
溶融させた。溶融液の温度は熱電対9によって測定した
。金属が完全に溶融した後、圧力制御器5によって高圧
のアルゴンガスをルツボ1の内部に導入し、ストッパノ
ズル3よりロール4に溶融液を吹きつけた。このストッ
パノズル3もルツボlと同様にアルミナ製であり、ノズ
ルの孔径は0.5mmの円形をしていた。ロール4は直
径250 t+m、厚さ20mmで800Orpmで高
速回転し、内部に冷却水がポンプ7より流される構造と
なっている。この酸洗における冷却速度は約10’に/
seeであり、溶融液が結晶化することなく非晶質合金
を作成することが出来た。尚、上記の全ての工程は酸化
を防ぐために真空容器7の内部を真空ポンプ8によって
10−”Torr以下まで内部の空気を真空引きした後
に、Ar等の不活性ガスを充填した状態で行なった。得
られた試料は幅が1〜2鵬、厚さが数10μmのリボン
状であり、XRD測定によって非晶質であることが確認
された。
7)を超伝導材料として選び、単ロール法によって非晶
質合金を作成した。非晶質合金を作成する際に用いた装
置の概略を第1図に示す。Y:Ba:Cu=1:2:3
として混合した金属粉末をアルミナ製のルツボ1に投入
し、高周波コイル2によって1500°C以上に加熱し
溶融させた。溶融液の温度は熱電対9によって測定した
。金属が完全に溶融した後、圧力制御器5によって高圧
のアルゴンガスをルツボ1の内部に導入し、ストッパノ
ズル3よりロール4に溶融液を吹きつけた。このストッ
パノズル3もルツボlと同様にアルミナ製であり、ノズ
ルの孔径は0.5mmの円形をしていた。ロール4は直
径250 t+m、厚さ20mmで800Orpmで高
速回転し、内部に冷却水がポンプ7より流される構造と
なっている。この酸洗における冷却速度は約10’に/
seeであり、溶融液が結晶化することなく非晶質合金
を作成することが出来た。尚、上記の全ての工程は酸化
を防ぐために真空容器7の内部を真空ポンプ8によって
10−”Torr以下まで内部の空気を真空引きした後
に、Ar等の不活性ガスを充填した状態で行なった。得
られた試料は幅が1〜2鵬、厚さが数10μmのリボン
状であり、XRD測定によって非晶質であることが確認
された。
上記の方法によって得られたリボン状の非晶質合金を比
較的低温、例えば400°Cにおいて真空中で圧力をか
けながら処理することにより構造緩和を施し、厚さ約5
0μm、2t+m角の膜を得た。この膜を酸素雰囲気中
で700℃〜900℃、例えば800”C,30m1n
〜3hr熱処理することにより超伝導体層を形成するこ
とが出来た。臨界温度T、は約90にで再現性は良かっ
た。XRD測定によって、この膜は一部ab軸配向の部
分が見られるものの、はぼC軸配向した膜であることが
わかった。この膜を切断し、断面をSEM観察してみる
と、酸化処理が30m1nのものについては内部に金属
部分が残っており第2図の様な構造となっていたが、酸
化処理の時間を長くするとこの金属の領域は小さくなり
やがて完全に内部まで酸化されることがわかった。
較的低温、例えば400°Cにおいて真空中で圧力をか
けながら処理することにより構造緩和を施し、厚さ約5
0μm、2t+m角の膜を得た。この膜を酸素雰囲気中
で700℃〜900℃、例えば800”C,30m1n
〜3hr熱処理することにより超伝導体層を形成するこ
とが出来た。臨界温度T、は約90にで再現性は良かっ
た。XRD測定によって、この膜は一部ab軸配向の部
分が見られるものの、はぼC軸配向した膜であることが
わかった。この膜を切断し、断面をSEM観察してみる
と、酸化処理が30m1nのものについては内部に金属
部分が残っており第2図の様な構造となっていたが、酸
化処理の時間を長くするとこの金属の領域は小さくなり
やがて完全に内部まで酸化されることがわかった。
第2図において10は酸化処理によって超伝導体層とな
った部分を示し11はまだ酸化されずに残っている金属
部分を示す。内部に金属部分が残った試料について、酸
化物層を研磨し、内部の金属部分のXRD測定をした結
果、この金属部分は既に結晶化していることがわかった
。
った部分を示し11はまだ酸化されずに残っている金属
部分を示す。内部に金属部分が残った試料について、酸
化物層を研磨し、内部の金属部分のXRD測定をした結
果、この金属部分は既に結晶化していることがわかった
。
(g)実施例2
実施例1と同様の方法によって得たリボン状の非晶質合
金を比較的低温、例えば400℃において真空中で圧力
をかけながら処理することにより構造緩和を施し、その
後線引きすることによって直径が約50μmの線材を得
た。この線材を第3図に示す様な装置で酸化を行った。
金を比較的低温、例えば400℃において真空中で圧力
をかけながら処理することにより構造緩和を施し、その
後線引きすることによって直径が約50μmの線材を得
た。この線材を第3図に示す様な装置で酸化を行った。
第4図に示す様な方法で、石英炉心管21中に非晶質合
金線材19をアルミナプレート20上に静置し、電気炉
12をモーターによって5 min/cmの一定速度で
動かし、線材全体の酸化を行った。アルミナプレート2
0は石英炉心管21と非晶質合金線材19との反応を防
ぐ為に使用した。電気炉12の温度は850℃で、マス
フローコントローラー16によって一定量の酸素を供給
しながら酸化を行った。その後温度が十分低くなってか
ら線材を注意深く取り出し抵抗率測定を行ったところ、
臨界温度Tcは約90にであった。XRD測定によって
、はぼC軸配向していることかわかった。内部にはわず
かながら金属が残っており、2重構造を有していること
が断面SEM観察より明らかとなった。0磁場において
臨界電流密度を測定した結果、約3XlO’A/cnf
程度のJcを有する線材であった。またこの線材は表面
が超伝導体層で囲まれているため、従来の銀シース材の
内部に超伝導体層が有るものより高周波を流した際の抵
抗は低かった。この線材の超伝導体層の一部に第5図に
示す様にレーザーを照射し酸素を抜くことにより非超伝
導層24を作製し、液体窒素中で抵抗率を測定したとこ
ろ、この線材の全抵抗は計算より求めた合金部分23の
抵抗値とほぼ等しいことが分かった。このことは合金部
分23にバイパス電流が流れることにより発熱を低く抑
え、他の超伝導体層への影響を小さくすることが可能な
ことを示すと考えられる。
金線材19をアルミナプレート20上に静置し、電気炉
12をモーターによって5 min/cmの一定速度で
動かし、線材全体の酸化を行った。アルミナプレート2
0は石英炉心管21と非晶質合金線材19との反応を防
ぐ為に使用した。電気炉12の温度は850℃で、マス
フローコントローラー16によって一定量の酸素を供給
しながら酸化を行った。その後温度が十分低くなってか
ら線材を注意深く取り出し抵抗率測定を行ったところ、
臨界温度Tcは約90にであった。XRD測定によって
、はぼC軸配向していることかわかった。内部にはわず
かながら金属が残っており、2重構造を有していること
が断面SEM観察より明らかとなった。0磁場において
臨界電流密度を測定した結果、約3XlO’A/cnf
程度のJcを有する線材であった。またこの線材は表面
が超伝導体層で囲まれているため、従来の銀シース材の
内部に超伝導体層が有るものより高周波を流した際の抵
抗は低かった。この線材の超伝導体層の一部に第5図に
示す様にレーザーを照射し酸素を抜くことにより非超伝
導層24を作製し、液体窒素中で抵抗率を測定したとこ
ろ、この線材の全抵抗は計算より求めた合金部分23の
抵抗値とほぼ等しいことが分かった。このことは合金部
分23にバイパス電流が流れることにより発熱を低く抑
え、他の超伝導体層への影響を小さくすることが可能な
ことを示すと考えられる。
(h)実施例3
実施例1と同様の方法によって得たリボン状の非晶質合
金を比較的低温、例えば400°Cにおいて真空中で圧
力をかけながら処理することにより構造緩和を施し、厚
さ約50μm、巾約2胴のリボン状の非晶質合金を作成
した。次に直径的100μmのハンダを前述のリボン状
非晶質合金を用いて巻き、その後線引きすることによっ
て直径か約50μmの線材を得た。その後上記の線材を
酸化して超伝導線材とした。酸化の条件及び酸化に使用
した装置は実施例2と同様である。尚、ハンダは融点か
低く上記の酸化工程において融解してしまうため、線材
の両端部分を残してその他の部分のみを酸化し、融けた
ハンダが流れ出ない様に注意した。
金を比較的低温、例えば400°Cにおいて真空中で圧
力をかけながら処理することにより構造緩和を施し、厚
さ約50μm、巾約2胴のリボン状の非晶質合金を作成
した。次に直径的100μmのハンダを前述のリボン状
非晶質合金を用いて巻き、その後線引きすることによっ
て直径か約50μmの線材を得た。その後上記の線材を
酸化して超伝導線材とした。酸化の条件及び酸化に使用
した装置は実施例2と同様である。尚、ハンダは融点か
低く上記の酸化工程において融解してしまうため、線材
の両端部分を残してその他の部分のみを酸化し、融けた
ハンダが流れ出ない様に注意した。
こうして得られた超伝導線材の構造を第6図に示す。酸
化の時間が短くまだ合金部分か残っている線材(第6図
のa)は臨界温度Tcが約90にの超伝導性を示したが
、酸化の時間か長く合金部分か残っていない線材(第6
図のb)は超伝導性を示さなかった。超伝導性を示した
線材を2本押しつけ、200℃で熱処理することにより
2本の線材を接合することが出来た。この接合した線材
はハンダの部分の抵抗は有するものの、抵抗値は十分に
低かった。
化の時間が短くまだ合金部分か残っている線材(第6図
のa)は臨界温度Tcが約90にの超伝導性を示したが
、酸化の時間か長く合金部分か残っていない線材(第6
図のb)は超伝導性を示さなかった。超伝導性を示した
線材を2本押しつけ、200℃で熱処理することにより
2本の線材を接合することが出来た。この接合した線材
はハンダの部分の抵抗は有するものの、抵抗値は十分に
低かった。
(i)発明の効果
本発明の酸洗により、所望の形状の超伝導材料を作成す
ることが可能となった。またこの方法で膜を作成した場
合、非晶質合金の可塑性を利用して圧延等でたやすく膜
か得られ、その膜には他の基板を必要としないという利
点かあった。同様にこの方法で線材を作成した場合、非
晶質合金の可塑性を利用してたやすく線材か得られ、内
部に金属部分を残した場合には、外側が全て超伝導体で
囲まれているため高周波用の導線として特に有効であっ
た。また、ハンダ等と組み合わせて作成した場合には、
接合が容易て、十分実用的な線材か得られた。信頼性と
いう側面より考えても、一部超伝導性が失われた際に金
属部分に電流か流れることにより発熱を低くすることが
出来、実用上優れていると考えられる。
ることが可能となった。またこの方法で膜を作成した場
合、非晶質合金の可塑性を利用して圧延等でたやすく膜
か得られ、その膜には他の基板を必要としないという利
点かあった。同様にこの方法で線材を作成した場合、非
晶質合金の可塑性を利用してたやすく線材か得られ、内
部に金属部分を残した場合には、外側が全て超伝導体で
囲まれているため高周波用の導線として特に有効であっ
た。また、ハンダ等と組み合わせて作成した場合には、
接合が容易て、十分実用的な線材か得られた。信頼性と
いう側面より考えても、一部超伝導性が失われた際に金
属部分に電流か流れることにより発熱を低くすることが
出来、実用上優れていると考えられる。
以上より、本発明は超伝導材料の実用化において非常に
大きな効果を有すると考えられる。
大きな効果を有すると考えられる。
第1図は非晶質合金作成装置の概略を示すものである。
第2図は酸化処理後の非晶質合金の断面の様子を示した
ものである。 第3図は非晶質合金の線材の酸化処理装置の概要を示す
ものである。 第4図は酸化過程における非晶質合金線材の配置方法を
示したものである。 第5図は超伝導線材上にレーザー照射により非超伝導体
層を一部作製することを模式的に示した図である。 第6図はハンダ部分を内部に含む超伝導線材の構造を示
すものである。 1・・・アルミナルツボ 2・・・高周波コイル 3 ・ 4 ・ 5 ・ 6 ・ 7 ・ 8 ・ 9 ・ lO・ 11・ 12・ 13・ 14・ 15・ 16・ 17・ 18・ 19・ 20・ 21・ 22・ ストッパノズル ロール 圧力制御器 ポンプ(冷却水用) 真空容器 真空ポンプ 熱電対(溶融液測温用) 酸化物層(超伝導体層) 合金層(非超伝導体層) 電気炉 炉心管(石英製) 台車 レール マスフ0−コントローラー 真空ポンプ 土台 非晶質合金線材 アルミナプレート 炉心管(第3図の12と同一) 超伝導体層 合金層(非超伝導体層) レーザー照射部分(非超伝導体層) レーザー 酸化物層(超伝導体層) 合金層(非超伝導体層) ハンダ層 酸化物層(非超伝導体層) ハンダ層
ものである。 第3図は非晶質合金の線材の酸化処理装置の概要を示す
ものである。 第4図は酸化過程における非晶質合金線材の配置方法を
示したものである。 第5図は超伝導線材上にレーザー照射により非超伝導体
層を一部作製することを模式的に示した図である。 第6図はハンダ部分を内部に含む超伝導線材の構造を示
すものである。 1・・・アルミナルツボ 2・・・高周波コイル 3 ・ 4 ・ 5 ・ 6 ・ 7 ・ 8 ・ 9 ・ lO・ 11・ 12・ 13・ 14・ 15・ 16・ 17・ 18・ 19・ 20・ 21・ 22・ ストッパノズル ロール 圧力制御器 ポンプ(冷却水用) 真空容器 真空ポンプ 熱電対(溶融液測温用) 酸化物層(超伝導体層) 合金層(非超伝導体層) 電気炉 炉心管(石英製) 台車 レール マスフ0−コントローラー 真空ポンプ 土台 非晶質合金線材 アルミナプレート 炉心管(第3図の12と同一) 超伝導体層 合金層(非超伝導体層) レーザー照射部分(非超伝導体層) レーザー 酸化物層(超伝導体層) 合金層(非超伝導体層) ハンダ層 酸化物層(非超伝導体層) ハンダ層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、酸化物超伝導材料を作成する工程において、目的と
する酸化物超伝導材料を構成する金属元素の量論組成よ
り成る非晶質合金状態をとる工程と、前述の非晶質合金
を酸化する工程を有することを特徴とする酸化物超伝導
材料の作成方法。 2、特許請求の範囲第1項において、目的とする酸化物
超伝導材料を構成する金属元素の量論組成より成る非晶
質合金を酸化する際に、内部に合金部分を残すことを特
徴とする酸化物超伝導材料の作成方法。 3、酸化物超伝導材料を作成する工程において、目的と
する酸化物超伝導材料を構成する金属元素の量論組成よ
り成る非晶質合金状態をとる工程と、前述の非晶質合金
を所定の形状に加工する工程と酸化する工程を有するこ
とを特徴とする酸化物超伝導材料の作成方法。 4、特許請求の範囲第3項において、目的とする酸化物
超伝導材料を構成する金属元素の量論組成より成る非晶
質合金を酸化する際に、内部に合金部分を残すことを特
徴とする酸化物超伝導材料の作成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2185081A JPH0471279A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 酸化物超伝導材料の作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2185081A JPH0471279A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 酸化物超伝導材料の作成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0471279A true JPH0471279A (ja) | 1992-03-05 |
Family
ID=16164492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2185081A Pending JPH0471279A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 酸化物超伝導材料の作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0471279A (ja) |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP2185081A patent/JPH0471279A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2672334B2 (ja) | 超伝導体の製造方法 | |
| JP2866265B2 (ja) | 高臨界温度超伝導可撓性導体の製造方法 | |
| JPH04245113A (ja) | 酸化物超電導材料の製造方法 | |
| JPH0328122A (ja) | 酸化物超伝導材料を含む物体の製造方法 | |
| WO2000063926A1 (en) | Oxide superconductor, method of manufacture thereof, and base material of oxide superconductor | |
| JPH0471279A (ja) | 酸化物超伝導材料の作成方法 | |
| US5229357A (en) | Method of producing superconducting ceramic wire and product | |
| JPH0577602B2 (ja) | ||
| JP2501281B2 (ja) | 高臨界電流密度の超伝導体を製造する方法 | |
| JPH027309A (ja) | 酸化物系超電導線条体の製造方法 | |
| JP3121864B2 (ja) | 溶融法によるBi系酸化物超電導導体の製造方法 | |
| JPH01143744A (ja) | 酸化物超電導細線の製造方法 | |
| JPH01134819A (ja) | 酸化物系超電導線材の製造方法 | |
| JPH03122918A (ja) | セラミックス超電導々体の製造方法 | |
| JPH04296408A (ja) | 酸化物超電導線材及びその製造方法 | |
| JP2004319256A (ja) | 銀テープとその製造方法及び超電導線材 | |
| JPH02201819A (ja) | 化合物超電導導体とその製造方法 | |
| JPH03285805A (ja) | 酸化物超電導体の製造方法 | |
| JPH03112810A (ja) | 酸化物超伝導膜の作製方法 | |
| JPH03216917A (ja) | 超電導線材の製造方法 | |
| JPH01144524A (ja) | セラミックス系超電導線の製造方法 | |
| JPH04124057A (ja) | セラミックス超電導々体の製造方法 | |
| JPS63274019A (ja) | 超電導体の構造およびその製造方法 | |
| JPS63314722A (ja) | セラミックス系超電導材料の加工方法 | |
| JPH01286208A (ja) | 酸化物超電導材と酸化物超電導線材の製造方法 |