JPH0473451B2 - - Google Patents
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- JPH0473451B2 JPH0473451B2 JP59131809A JP13180984A JPH0473451B2 JP H0473451 B2 JPH0473451 B2 JP H0473451B2 JP 59131809 A JP59131809 A JP 59131809A JP 13180984 A JP13180984 A JP 13180984A JP H0473451 B2 JPH0473451 B2 JP H0473451B2
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ポリエポキシドとポリイソシアネー
トとから成る反応樹脂混合物(EP/IC樹脂)か
ら硬化触媒の存在下にオキサゾリジノン環及びイ
ソシアヌレート環を含む反応樹脂成形物質
(OX/ICR成形物質)を製造する方法に関する。 〔従来の技術とその問題点〕 電子工業においては機械的−熱的に高い価値を
有する反応樹脂成形物質として主として溶剤不含
の酸無水物又はアミンで架橋可能のエポキシドが
使用される。特に成形物質が使用される温度範囲
は高温及び低温方向に益々拡大されていることか
ら、この反応樹脂成形物質に設定される熱的及び
機械的特性に対する要求は常に高くなる。しかし
高い機械的硬度及び温度変化安定性と同時に成形
物質の熱形状安定性を更に高めることは、酸無水
物で架橋されたエポキシド樹脂の場合大きな難点
に直面する。熱形状安定性を高めると考えられる
手段、すなわち架橋密度を高めることによつてガ
ラス転移温度を高めることは、機械的特性レベル
を明らかに劣化させるという結果を必然的に伴な
う。 EP/IC樹脂が架橋に際して高い熱形状安定性
を有するOX/ICR成形物質を生じることは公知
である(西ドイツ特許出願公告第1115922号公報
及び西ドイツ特許出願公開第1963900号公報)。
OX/ICR成形物質を製造するためのEP/IC樹
脂、すなわちEP:IC付加モル比が<1である
EP/IC樹脂は記載されており(西ドイツ特許出
願公告第2359386号公報)、この場合このEP/IC
樹脂を適当な反応促進剤、すなわち硬化触媒によ
り70〜130℃の温度でゲル化し、次いで200℃を越
えるまでの温度で後硬化する。良好な機械的特性
と同時に高いガラス転移温度を有するOX/ICR
成形物質を製造するには、EP:ICの最も好まし
い付加モル比は0.2〜0.7の範囲であることが指摘
されている。 幾つかの実験は、上記方法で製造したOX/
ICR成形物質が高い熱形状安定性を有することを
証明するが、同時にこの成形物質の機械的特性は
例えば比較的厚い絶縁壁を有する絶縁体の製造に
は又は広範な温度変化に曝される電気及び電子デ
バイスを被覆するのには十分でないことを明らか
に示す。例えばEP:IC付加モル比が0.2〜0.7であ
るEP/IC樹脂(ビスフエノール−A−ジグリシ
ジルエーテル、ジフエニルメタンジイソシアネー
ト及び66%石英粉末)を前記の架橋条件により反
応促進剤としての3級アミン又はイミダゾールで
架橋した場合、極めて脆いOX/ICR成形物質が
得られ、その機械的特性はEP/IC樹脂中のジフ
エニルメタンジイソシアネート含有量が増えるに
つれて劣化する。 従つて可撓化可能又は弾性化可能の成分を組込
むことによつてOX/ICR成形物質の機械的特性
を改良することはすでに提案されているといえ
る。この場合EP/IC樹脂用の適当なポリエポキ
シド成分としては末端エポキシド基を有するプレ
ポリマーのオキサゾリジノンが提案された(西ド
イツ特許出願公告第2440953号公報)。このオキサ
ゾリジノン−プレポリマーはポリイソシアネート
を過剰のポリエポキシドと反応させることによつ
て製造される。しかしこのプレポリマーの粘度は
極めて高く、その結果これを溶剤不含の状態で得
ることは極めて困難である。他の提案はEP/IC
樹脂にジマー化脂肪酸のポリグリシジルエステル
を他のポリエポキシドとの混合形で導入すること
である(西ドイツ特許出願公告第2545106号公
報)。このポリグリシジルエステルは低粘度であ
るが、EP/IC樹脂中での混合状態は良くないこ
とを示す。更にEP/IC樹脂に弾性化可能の成分
としてブタジエンと例えばアクリルニトリルとの
共重合体を添加することも提案されている(西ド
イツ特許出願公告第2746789号公報)。この場合共
重合体は官能性基、例えばヒドロキシル基及びカ
ルボキシル基を有し、カルボキシル基がポリエポ
キシドと反応する。しかしこれらの共重合体は高
い粘度により特に充填剤を含むEP/IC樹脂の場
合にはほとんど使用することができない。更にこ
の共重合体は、EP/IC樹脂中での凝離傾向が高
いことから、加工するのが困難である。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、ポリエポキシド及びポリイソ
シアネートから成る反応樹脂混合物、いわゆる
EP/IC樹脂から出発して、改良された機械的特
性を有する熱安定性のOX/ICR成形物質、すな
わちオキサゾリジノン環及びイソシアヌレート環
を含む反応樹脂成形物質を簡単に製造することが
でき、その際可撓化又は弾性化可能の添加物を省
略しまた良好に加工可能の反応樹脂混合物が存在
する方法を得ることにある。 〔発明の要旨〕 この目的は本発明によれば、エポキシ基とイソ
シアネート基の付加モル比(EP:IC)が1〜5
でありまた粘度が25℃で7000mPa・sまでであ
る、溶剤不含の流込み及び含浸可能のEP/IC樹
脂を、触媒としての3級アミン又はイミダゾール
を用いて130℃までのゲル化温度及び130〜200℃
の後硬化温度で架橋化して、オキサゾリジノン環
及びイソシアヌレート環のモル比(OX:ICR)
が>1であるOX/ICR成形物質を生ぜしめ、そ
の際架橋によるエポキシド基及びイソシアネート
基の変換率が90%以上であることによつて達成さ
れる。 この場合機械的特性の改良は、格子中にオキサ
ゾリジノン構造及びポリオキサゾリジノン構造
が、EP/IC付加モル比<1であるEP/IC樹脂の
場合よりも多量に組込まれていることによつて説
明することができる。イソシアヌレート構造は狭
い網目の格子を生ぜしめまたポリマー錯を強化す
る。その結果この構造はまず成形物質のガラス転
移温度に影響を及ぼす。これに対しオキサゾリジ
ノン構造は格子を拡げ、ポリマー鎖の移動可能性
を一層大きくする。従つてOX/ICR成形物質の
機械的−熱的特性はまず格子中に組込まれたオキ
サゾリジノン及びイソシアヌレート構造のモル比
によつて決定される。本発明により製造された成
形物質の場合、機械的特性は、ポリマー格子中の
エポキシド重合によつて生じるポリエーテル構造
含有量が高められることから更に改良される。 幾つかの実験は、EP:IC付加モル比が0.2〜0.7
であるEP/IC樹脂を架橋した場合、OX/ICR成
形物質中で生じるOX及びICR環のモル比OX:
ICRが明らかに1を下廻ることを示す。第1表及
び第2表に記載したこの実験結果は、OX:ICR
のモル比が多くの場合0.4〜0.6の範囲内にあるこ
とを示す。この結果は更に種々異なる反応促進剤
を使用しまた架橋条件を変えた場合にも、90〜
200℃の温度範囲では、EP:IC付加モル比が0.2
〜0.7であるEP/IC樹脂の架橋を、オキサゾリジ
ノンの発生が著しく増大するように変えることは
できないことを示す。これとは逆に上記の変更は
本発明方法では可能である。この場合特に有利な
のはOX:ICRモル比がオキサゾリジノン発生に
とつて有利なために増加されるだけでなく、種々
の手段を互いに組合わせることによつて意図的に
制御することができることである。これらの手段
とは1〜5の範囲内にあるEP/IC付加モル比、
反応促進剤の種類及び場合によつてはその濃度並
びに架橋温度である。 第3表の実験結果は、上記の各手段を組合わせ
た場合OX:ICRのモル比を1〜5の範囲内に調
整し得ることを示す。またイソシアネート基は含
まないが、更に多量のエポキシド基を含む予備架
橋されたEP/IC樹脂中でエポキシド基とイソシ
アヌレートとの反応により更にオキサゾリジノン
が生じ得ることを示す。第4表の値は、この反応
が130℃を上廻る温度で著しく進行し、予準架橋
されたEP/IC樹脂中のエポキシド含有量が増大
するにつれてこの反応が強まることを示す。 本発明方法で製造された、OX/ICRモル比が
>1である高温安定性のOX/ICR成形物質の機
械的特性が改良されていることは第7表から明ら
かである。第7表の数値を比較した場合、EP/
IC付加モル比が≧1であるEP/IC樹脂(A及び
B)から製造されたOX/ICR成形物質はEP/IC
比が0.5(樹脂D)であるEP/IC樹脂から製造し
た成形物質に比して明らかに高いモル比OX:
ICRを有し、また明らかに改良された機械的特性
値を生じることを示す。更にこの値は、EP/IC
樹脂Dの場合硬化触媒の濃度が一層高いにもかか
わらず、エポキシド変換率が80%にすぎないこと
を示す。熱形状安定性に関する値はEP/IC樹脂
A及びBの場合、樹脂Dに比して僅かに低いが、
200℃を越えるまでのガラス転移温度を有する
OX/ICR成形物質は常に顕著な熱形状安定性を
有する。しかしまたEP/IC樹脂Cに対する値は、
EP:IC付加モル比>5の場合高温安定性に関し
て優れたOX/ICR成形物質がもはや期待し得な
いことを示す。EP/IC樹脂E及びFからのOX/
ICR成形物質に対する値の比較は、樹脂A及びB
からの成形物質と樹脂Dとの比較が示すのと類似
の結果を生じる。EP/IC樹脂Eに関する値は、
EP/IC樹脂に特殊なポリエポキシド成分を選択
することによつてOX/ICR成形物質の熱形状安
定性を良好な機械的特性と共に、更に高め得るこ
とを示す。またEP/IC樹脂を工業的に使用する
場合に重要なことは、OX:ICRモル比の意図的
な調整、すなわち機械的−熱的特性レベルの制御
を、従来から行われている製造工程に付加手段な
しに有利に適用し得ることである。 オキサゾリジノンの発生、従つてOX/ICR成
形物質の機械的特性を、EP:ICモル比<1のも
のとは異なりEP:IC付加モル比>1の場合上記
のように意図的に制御し、改良し得ることは当業
者といえども予測することができなかつた。更に
すでに高度に架橋さえたEP/IC樹脂中で、イソ
シアヌレートとエポキシドとからオキサゾリジノ
ンを発生させるそれ自体は公知の反応が、150℃
よりも高いガラス転移温度でこのように明確に進
行することは驚くべきことであつた。また優れた
全特性レベルを有するOX/ICR成形物質を製造
するには、EP:IC付加モル比は限定された範囲、
すなわち1〜5でのみ使用し得ることを示した。
電子工業分野でOX/ICR成形物質を工業的に使
用する場合に、EP:IC付加モル比で>5にエポ
キシド含有量を高めることは、ほとんど意味がな
い。それというのも成形物質のガラス転移温度は
明らかに低下し、機械的特性はもはや実際に改良
されないからである。また機械的−熱的特性を有
する成形物質は酸無水物で架橋されたエポキシド
樹脂でも得ることができる。 液状で分子内に少なくとも2個のエポキシド基
を含むエポキシド化合物とポリイソシアネート及
び場合によつてはポリヒドロキシル化合物とを、
硬化触媒の存在下で室温から250℃までの温度で
反応させることによつて架橋化ポリマーを製造す
る方法は、西ドイツ特許出願公開第2825614号明
細書から公知である。この方法で、エポキシド化
合物をポリイソシアネートと反応させる場合、そ
の量比は出発反応混合物中のエポキシド基に対し
イソシアネート基0.1〜2(有利にはイソシアネー
ト基0.3〜1.2)を含むように選択することができ
る。しかしこの方法では専ら酸性触媒を使用す
る。すなわちエーテルとのBF3の錯化合物、燐化
合物の使用又は水との使用、場合によつては硬化
触媒として先に記載した反応混合物中に可溶性の
Sn、Zn又はFe化合物と一緒に使用することが必
要である。これとは異なり本発明による方法では
専ら塩基状触媒を使用する。更に西ドイツ特許出
願公開第2825614号明細書には本発明方法にとつ
て重要なEP:IC比(反応樹脂中)硬化触媒及び
架橋温度の組合わせについて開示されておらず、
また特に製造された成形物質にとつて重要な
OX:ICR比についても言及されていない。 上記のことは西ドイツ特許出願公開第2543386
号明細書についてもいえる。この明細書から熱硬
化性樹脂組成物が公知であり、これは主として次
の構成成分を含む。 a イソシアネート末端基を含む縮合生成物(こ
れは少なくとも1個の酸無水物環を有するポリ
カルボン酸化合物を化学量論的に過剰の多官能
性イソシアネート化合物と反応させることによ
つて得られる)、又は未反応のイソシアネート
化合物を含む縮合生成物、 b 多官能性のエポキシ化合物、 c 主としてのイソシアヌレート環及びオキサゾ
リジノン環を形成させる触媒、並びに場合によ
つては、 d 添加剤、例えば着色剤、填料等。 この場合イソシアネート末端基を含む縮合生成
物並びに未反応のイソシアネート化合物を含む縮
合生成物は、イソシアネート基対多官能性のエポ
キシ化合物の当量比0.2:1〜4:1で存在して
いてよい。 西ドイツ特許出願公開第2543386号明細書から
公知の樹脂組成物中に存在するイソシアネート化
合物は高価であるばかりでなく、製造するのが困
難であり、またこれは工業的に使用することがほ
とんどできない。それというのもこの化合物はそ
の粘度に関して不適当であるからである。すなわ
ちこの化合物は高粘度から固体までの生成物とし
て存在する。従つて公知の樹脂組成物は流し込み
及び含浸樹脂として実際に使用に供されることは
ない。この樹脂の他の欠点は比較的高いゲル化温
度にある。これに対し本発明方法で使用される反
応樹脂混合物は低粘度であり、従つて流し込み及
び含浸樹脂として極めて適しており、しかも溶剤
を使用する必要はない。 西ドイツ特許出願広告第2130156号明細書から、
オキサゾリジノン−変性エポキシ−ノボラツク樹
脂が公知であり、これは(a)エポキシノボラツク樹
脂を、(b)有機ジイソシアネート又はジイソチオシ
アネートと場合によつては1価のアルコールの存
在下でか、又は有機ジイソシアネート及び1価の
アルコールとから成るカルバメートと触媒の存在
下で反応させることによつて得られる。この場合
NCO又はNCS基対エポキシ基の割合は0.1:1〜
0.5:1の範囲内に保たれる。しかし上記公報に
記載された発明は成形物質の製法ではなく、樹脂
すなわち可溶性化合物の製法である。これらの樹
脂は変性されたエポキシド化合物であり、これは
後に公知方法で硬化される。すなわちこれは純粋
なエポキシド樹脂硬化であり、イソシアネートと
の反応結果ではない。 本発明方法で使用されるポリエポキシドとして
は比較的低粘度の脂肪族、脂環式又は芳香族エポ
キシド並びにその混合物が特に良好に適してい
る。有利に使用できるのはビスフエノール−A−
ジグリシジルエーテル、ビスフエノール−F−ジ
グリシジルエーテル、3,4−エポキシシクロヘ
キシルメチル−3′,4′−エポキシシクロヘキサン
カルポキシレート、フエノール/ホルムアルデヒ
ド−又はクレゾール/ホルムアルデヒド−ノボラ
ツクのポリグリシジルエーテル、フタル酸、イソ
フタル酸又はテレフタル酸のジグリシジルエステ
ル並びにこれらのエポキシド樹脂から成る混合物
である。他の使用可能なポリエポキシドは例えば
水素添加ビスフエノール−A−又はビスフエノー
ル−F−ジグリシジルエーテル、ヒダントインエ
ポキシド樹脂、トリグリシジルイソシアヌレー
ト、トリグリシジル−p−アミノフエノール、テ
トラグリシジルジアミノジフエニルタメン、テト
ラグリシジルジアミノジフエニルエーテル、テト
ラキス(4−グリシドオキシフエニル)−エタン、
ウラゾールエポキシド及びエポキシドであり、こ
れらは“Handbook of Epoxy Resins”(Henry
Lee及びKris Neville著、McGraw−Hill Book
Company,1967年)及びHenry Leeの論文
“Epoxy Resins”(American Chemical Society
1970年)に記載されている。 ポリイソシアネートとしては本発明方法の場
合、比較的低粘度の脂肪族、脂環式又は芳香族イ
ソシアネート並びにその混合物が特に良好に適し
ている。有利に使用することのできるものは、
4,4′−及び2,4′−ジフエニルメタンジイソシ
アネートからの異性体混合物、ポリオール変性ポ
リイソシアネート及び液状のポリイソシアネート
と一層高分子のポリイソシアネート又はカルボジ
イミド−ポリイソシアネートとの混合物である。
他の使用可能なポリイソシアネートは例えばヘキ
サン−1,6−ジイソシアネート、シクロヘキサ
ン−1,3−ジイソシアネート及びその異性体、
4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト、3−イソシアネートメチル−3,5,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソシアネート、1,3
−ジメチルベンゾールω,ω′−ジイソシアネー
ト及びその異性体、1−メチルベンゾール−2,
4−ジイソシアネート及びその異性体、ナフタリ
ン1,4−ジイソシアネート、ジフエニルエーテ
ル−4,4′−ジイソシアネート及びその異性体、
ジフエニルスルホン−4,4′−ジイソシアネート
及びその異性体、並びにトリ又はそれ以上の官能
性イソシアネート例えば3,3′,4,4′−ジフエ
ニルメタンテトライソシアネートである。更に一
般にフエノール又はクレゾールでマスクしたイソ
シアネートを使用することもできる。上記の多価
イソシアネートのジマー及びトリマーも同様に使
用することができる。この種のポリイソシアネー
トは末端位に遊離のイソシアネート基を有し、1
個以上のウレテジオン環及び/又はイソシアヌレ
ート環を含む。この種のトリマー及びウレテジオ
ンの異なる種類の製法は例えば米国特許第
3494888号、同第3108100号及び同第2977370号明
細書に記載されている。 EP/IC樹脂は、一般にOX/ICR成形物質をも
たらす化学反応に関与しない成分を含んでいてよ
い。この種の充填剤としては鉱物質及び繊維状の
充填剤、例えば石英粉末、石英物、酸化アルミニ
ウム、ガラス粉末、雲母、カオリン、ドロマイ
ト、グラフアイト及びカーボンブラツク、並びに
炭素繊維、ガラス繊維及び織物繊維が適してい
る。染料、安定剤及び付着剤並びに他の通常の添
加剤をEP/IC樹脂に加えることもできる。 本発明の場合架橋時にOX及びICR環形成を促
進する触媒が重要な役割を果す。この場合3級ア
ミン及びイミダゾールを使用する。3級アミンと
しては例えばテトラメチルエチレンジアミン、ジ
メチルオクチルアミン、ジメチルアミノエタノー
ル、ジメチルベンジルアミン、2,4,6−トリ
ス(ジメチルアミノメチル)−フエノール、N,
N′−テトラメチルジアミノジフエニルメタン、
N,N′−ジメチルピペラジン、N−メチルモル
ホリン、N−メチルピペリジン、N−エチルピロ
リジン、1,4−ジアザビシクロ(2,2,2)
−オクタン及びキノリンが適している。適当なイ
ミダゾールは例えば1−メチルイミダゾール、2
−メチルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダ
ゾール、1,2,4,5−テトラメチルイミダゾ
ール、1−ベンジル−2−フエニルイミダゾー
ル、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデ
シルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミ
ダゾール、1−シアノエチル−2−エチル−4−
イミダゾール、1−シアノエチル−2−フエニル
イミダゾール、及び1−(4,6−ジアミノ−s
−トリアジニル−2−エチル)−2−フエニルイ
ミダゾールである。 上記の硬化触媒は低温ですでに作用し、EP/
IC樹脂の加工を困難にする比較的短かい凝固時
間を提供する。従つて本発明方法では、低温で十
分な使用時間を保証する潜在硬化触媒を使用する
のが有利である。潜在反応促進剤としても特徴づ
けられるこの種の触媒としては特に3級アミン及
びイミダゾールとの三ハロゲン化硼素の付加錯
体、例えば西ドイツ特許第2655367号明細書に記
載されている三塩化硼素と一般式:BCI3・NR1
R2R3(式中R1,R2及びR3は同一又は異なる脂肪
族、芳香族、複素環式又は芳香脂肪族基であり、
また一緒になつて複素環の成分であつてもよい)
の3級アミンとの付加錯体が適している。式:
BF3・NR1R2R3(式中R1,R2及びR3は前記のも
のを表わす)の三弗化硼素の類似錯体も適してい
る。BF3及びBCI3錯体の適当な3級アミンの優
れた例はオクチルジメチルアミン及びベンジルジ
メチルアミンである。モルホリン化合物及びイミ
ダゾール、特にN−メチルモルホリン、N−エチ
ルモルホリン、1,2−ジメチルイミダゾール及
び1−ベンジル−2−フエニルイミダゾールも
BCI3又はBF3錯体の形式に適している。 本発明方法で使用したEP/IC樹脂の耐用時間
の延長は、潜在触媒として電子受容体の添加によ
り非活性化された3級アミン又はイミダゾールを
使用した場合に得ることができる。適当な電子受
容体は例えば7,7,8,8−テトラシアノキノ
ジメタン、2,4−ジクロル−5,6−ジシアノ
ベンゾキノン、2,3,5,6−テトラクロルベ
ンゾキノン及び1,2−ジニトロベンゾール並び
にその異性体である。 更にEP/IC樹脂用の硬化触媒としては3級ア
ミン及びイミダゾールのオニウム塩、すなわち中
心原子としてNを有するオニウム塩が適当であ
る。使用可能のオニウム塩の例は、テトラエチル
アンモニウムクロリド、テトラエチルアンモニウ
ムブロミド、オクチルトリメチルアンモニウムブ
ロミド、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリ
ド、N−エチルモルホニウムブロミド、2−エチ
ル−4−メチルイミダゾリウムブロミド、N−エ
チルモルホリニウムテトラフエニルボレート、
1,2−ジメチルイミダゾリウムテトラフエニル
ボレート及びテトラブチルアンモニウムテトラフ
エニルボレートである。 EP/IC樹脂中の硬化触媒含有量は樹脂マトリ
ツクスの量に対して有利には0.01〜5重量%、特
に0.25〜2.5重量%である。この場合硬化触媒の
種類によつてまた濃度によつて硬化温度及び硬化
時間は影響を受ける。 本発明方法により製造されたOX/ICR成形物
質は特に電気巻線の含浸及び埋込みに適している
か、又は電気及び電子デバイスの流込み及び被覆
に適している。 〔発明の実施例〕 次に本発明を実施例に基づき詳述する。下記の
各実施例で使用されるEP/IC樹脂の組成は第5
表及び第6表に示されている。 例 1〜3 EP/IC樹脂A,B及びCを使用した。各成分
(BAGE、MDI及びQM )を80℃に予め加熱
した混合容器に順次攪拌導入し、攪拌及び減圧
(<1ミリバール)下に80℃で1時間脱気した。
引続きEP/IC樹脂を60℃に冷却し、硬化触媒を
加え、EP/IC樹脂を再度60℃で1時間攪拌及び
減圧下に脱気した。次いでEP/IC樹脂を減圧下
に、100℃に予め加熱した規格型に注入した。
EP/IC樹脂の架橋(硬化)は100℃で1時間、
125℃で3時間、更に200℃で16時間行つた。こう
して製造したOX/ICR成形物質で曲げ強さ
(BF)をDIN53452により、衝撃強度(SZ)を
DIN 53453によりまたマルテンスによる熱形状
安定性(MT)をDIN53458により測定した。
OX:ICRモル比の決定は赤外線分光分析でまた
エポキシド基及びイソシアネート基含有量の決定
は化学的分析により行つた。この測定値を第7表
に詳記する。 例4 (比較実験) EP/IC樹脂Dを使用した。EP/IC樹脂の後処
理及び規格成形物質試料の製造は例1と同様にし
て行つた。測定値は同様に第7表に示す。 例 5 EP/IC樹脂Eを使用した。樹脂の後処理及び
規格成形物質試料の製造は例1と同様にして行つ
た。しかしこの場合EP/IC樹脂Eを125℃に予め
加熱した規格型に注入し、次いで125℃で1時間、
また200℃で16時間架橋し、硬化した。測定値を
第7表に示す。 例6 (比較実験) EP/IC樹脂Fを使用した。樹脂の後処理及び
規格成形物質試料の製造は例5と同様にして行つ
た。測定結果は同様に第7表に記す。 例 7 EP/IC樹脂Gを使用した。樹脂の後処理及び
規格成形物質試料の製造は例1と同様にして行つ
たが、この場合EP/IC樹脂は硬化触媒を添加す
る前に40℃に冷却した。次いでEP/IC樹脂40℃
で10分間攪拌及び減圧下に脱気し、80℃に予め加
熱した規格型に注入した。EP/IC樹脂Gの架橋
(硬化)は80℃で2時間、次いで100℃で2時間、
150℃で2時間、更に180℃で16時間行つた。測定
値は第7表に記す。 例 8 EP/IC樹脂Hを使用した。樹脂の後処理及び
規格成形物質試料の製造は例1と同様にして行つ
た。測定値は第7表に記載されている。 例9及び10 EP/IC樹脂I及びKを使用した。樹脂の後処
理及び規格成形物質試料の製造は例1と同様にし
て行つた。しかし硬化触媒を添加するため、
EP/IC樹脂を50℃に冷却し、引続き50℃で20分
間攪拌及び減圧下に脱気した。次いでEP/IC樹
脂を、100℃に予め加熱した規格型に注入し、引
続き130℃で4時間、また200℃で16時間硬化し
た。測定値を第7表に記載する。
トとから成る反応樹脂混合物(EP/IC樹脂)か
ら硬化触媒の存在下にオキサゾリジノン環及びイ
ソシアヌレート環を含む反応樹脂成形物質
(OX/ICR成形物質)を製造する方法に関する。 〔従来の技術とその問題点〕 電子工業においては機械的−熱的に高い価値を
有する反応樹脂成形物質として主として溶剤不含
の酸無水物又はアミンで架橋可能のエポキシドが
使用される。特に成形物質が使用される温度範囲
は高温及び低温方向に益々拡大されていることか
ら、この反応樹脂成形物質に設定される熱的及び
機械的特性に対する要求は常に高くなる。しかし
高い機械的硬度及び温度変化安定性と同時に成形
物質の熱形状安定性を更に高めることは、酸無水
物で架橋されたエポキシド樹脂の場合大きな難点
に直面する。熱形状安定性を高めると考えられる
手段、すなわち架橋密度を高めることによつてガ
ラス転移温度を高めることは、機械的特性レベル
を明らかに劣化させるという結果を必然的に伴な
う。 EP/IC樹脂が架橋に際して高い熱形状安定性
を有するOX/ICR成形物質を生じることは公知
である(西ドイツ特許出願公告第1115922号公報
及び西ドイツ特許出願公開第1963900号公報)。
OX/ICR成形物質を製造するためのEP/IC樹
脂、すなわちEP:IC付加モル比が<1である
EP/IC樹脂は記載されており(西ドイツ特許出
願公告第2359386号公報)、この場合このEP/IC
樹脂を適当な反応促進剤、すなわち硬化触媒によ
り70〜130℃の温度でゲル化し、次いで200℃を越
えるまでの温度で後硬化する。良好な機械的特性
と同時に高いガラス転移温度を有するOX/ICR
成形物質を製造するには、EP:ICの最も好まし
い付加モル比は0.2〜0.7の範囲であることが指摘
されている。 幾つかの実験は、上記方法で製造したOX/
ICR成形物質が高い熱形状安定性を有することを
証明するが、同時にこの成形物質の機械的特性は
例えば比較的厚い絶縁壁を有する絶縁体の製造に
は又は広範な温度変化に曝される電気及び電子デ
バイスを被覆するのには十分でないことを明らか
に示す。例えばEP:IC付加モル比が0.2〜0.7であ
るEP/IC樹脂(ビスフエノール−A−ジグリシ
ジルエーテル、ジフエニルメタンジイソシアネー
ト及び66%石英粉末)を前記の架橋条件により反
応促進剤としての3級アミン又はイミダゾールで
架橋した場合、極めて脆いOX/ICR成形物質が
得られ、その機械的特性はEP/IC樹脂中のジフ
エニルメタンジイソシアネート含有量が増えるに
つれて劣化する。 従つて可撓化可能又は弾性化可能の成分を組込
むことによつてOX/ICR成形物質の機械的特性
を改良することはすでに提案されているといえ
る。この場合EP/IC樹脂用の適当なポリエポキ
シド成分としては末端エポキシド基を有するプレ
ポリマーのオキサゾリジノンが提案された(西ド
イツ特許出願公告第2440953号公報)。このオキサ
ゾリジノン−プレポリマーはポリイソシアネート
を過剰のポリエポキシドと反応させることによつ
て製造される。しかしこのプレポリマーの粘度は
極めて高く、その結果これを溶剤不含の状態で得
ることは極めて困難である。他の提案はEP/IC
樹脂にジマー化脂肪酸のポリグリシジルエステル
を他のポリエポキシドとの混合形で導入すること
である(西ドイツ特許出願公告第2545106号公
報)。このポリグリシジルエステルは低粘度であ
るが、EP/IC樹脂中での混合状態は良くないこ
とを示す。更にEP/IC樹脂に弾性化可能の成分
としてブタジエンと例えばアクリルニトリルとの
共重合体を添加することも提案されている(西ド
イツ特許出願公告第2746789号公報)。この場合共
重合体は官能性基、例えばヒドロキシル基及びカ
ルボキシル基を有し、カルボキシル基がポリエポ
キシドと反応する。しかしこれらの共重合体は高
い粘度により特に充填剤を含むEP/IC樹脂の場
合にはほとんど使用することができない。更にこ
の共重合体は、EP/IC樹脂中での凝離傾向が高
いことから、加工するのが困難である。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、ポリエポキシド及びポリイソ
シアネートから成る反応樹脂混合物、いわゆる
EP/IC樹脂から出発して、改良された機械的特
性を有する熱安定性のOX/ICR成形物質、すな
わちオキサゾリジノン環及びイソシアヌレート環
を含む反応樹脂成形物質を簡単に製造することが
でき、その際可撓化又は弾性化可能の添加物を省
略しまた良好に加工可能の反応樹脂混合物が存在
する方法を得ることにある。 〔発明の要旨〕 この目的は本発明によれば、エポキシ基とイソ
シアネート基の付加モル比(EP:IC)が1〜5
でありまた粘度が25℃で7000mPa・sまでであ
る、溶剤不含の流込み及び含浸可能のEP/IC樹
脂を、触媒としての3級アミン又はイミダゾール
を用いて130℃までのゲル化温度及び130〜200℃
の後硬化温度で架橋化して、オキサゾリジノン環
及びイソシアヌレート環のモル比(OX:ICR)
が>1であるOX/ICR成形物質を生ぜしめ、そ
の際架橋によるエポキシド基及びイソシアネート
基の変換率が90%以上であることによつて達成さ
れる。 この場合機械的特性の改良は、格子中にオキサ
ゾリジノン構造及びポリオキサゾリジノン構造
が、EP/IC付加モル比<1であるEP/IC樹脂の
場合よりも多量に組込まれていることによつて説
明することができる。イソシアヌレート構造は狭
い網目の格子を生ぜしめまたポリマー錯を強化す
る。その結果この構造はまず成形物質のガラス転
移温度に影響を及ぼす。これに対しオキサゾリジ
ノン構造は格子を拡げ、ポリマー鎖の移動可能性
を一層大きくする。従つてOX/ICR成形物質の
機械的−熱的特性はまず格子中に組込まれたオキ
サゾリジノン及びイソシアヌレート構造のモル比
によつて決定される。本発明により製造された成
形物質の場合、機械的特性は、ポリマー格子中の
エポキシド重合によつて生じるポリエーテル構造
含有量が高められることから更に改良される。 幾つかの実験は、EP:IC付加モル比が0.2〜0.7
であるEP/IC樹脂を架橋した場合、OX/ICR成
形物質中で生じるOX及びICR環のモル比OX:
ICRが明らかに1を下廻ることを示す。第1表及
び第2表に記載したこの実験結果は、OX:ICR
のモル比が多くの場合0.4〜0.6の範囲内にあるこ
とを示す。この結果は更に種々異なる反応促進剤
を使用しまた架橋条件を変えた場合にも、90〜
200℃の温度範囲では、EP:IC付加モル比が0.2
〜0.7であるEP/IC樹脂の架橋を、オキサゾリジ
ノンの発生が著しく増大するように変えることは
できないことを示す。これとは逆に上記の変更は
本発明方法では可能である。この場合特に有利な
のはOX:ICRモル比がオキサゾリジノン発生に
とつて有利なために増加されるだけでなく、種々
の手段を互いに組合わせることによつて意図的に
制御することができることである。これらの手段
とは1〜5の範囲内にあるEP/IC付加モル比、
反応促進剤の種類及び場合によつてはその濃度並
びに架橋温度である。 第3表の実験結果は、上記の各手段を組合わせ
た場合OX:ICRのモル比を1〜5の範囲内に調
整し得ることを示す。またイソシアネート基は含
まないが、更に多量のエポキシド基を含む予備架
橋されたEP/IC樹脂中でエポキシド基とイソシ
アヌレートとの反応により更にオキサゾリジノン
が生じ得ることを示す。第4表の値は、この反応
が130℃を上廻る温度で著しく進行し、予準架橋
されたEP/IC樹脂中のエポキシド含有量が増大
するにつれてこの反応が強まることを示す。 本発明方法で製造された、OX/ICRモル比が
>1である高温安定性のOX/ICR成形物質の機
械的特性が改良されていることは第7表から明ら
かである。第7表の数値を比較した場合、EP/
IC付加モル比が≧1であるEP/IC樹脂(A及び
B)から製造されたOX/ICR成形物質はEP/IC
比が0.5(樹脂D)であるEP/IC樹脂から製造し
た成形物質に比して明らかに高いモル比OX:
ICRを有し、また明らかに改良された機械的特性
値を生じることを示す。更にこの値は、EP/IC
樹脂Dの場合硬化触媒の濃度が一層高いにもかか
わらず、エポキシド変換率が80%にすぎないこと
を示す。熱形状安定性に関する値はEP/IC樹脂
A及びBの場合、樹脂Dに比して僅かに低いが、
200℃を越えるまでのガラス転移温度を有する
OX/ICR成形物質は常に顕著な熱形状安定性を
有する。しかしまたEP/IC樹脂Cに対する値は、
EP:IC付加モル比>5の場合高温安定性に関し
て優れたOX/ICR成形物質がもはや期待し得な
いことを示す。EP/IC樹脂E及びFからのOX/
ICR成形物質に対する値の比較は、樹脂A及びB
からの成形物質と樹脂Dとの比較が示すのと類似
の結果を生じる。EP/IC樹脂Eに関する値は、
EP/IC樹脂に特殊なポリエポキシド成分を選択
することによつてOX/ICR成形物質の熱形状安
定性を良好な機械的特性と共に、更に高め得るこ
とを示す。またEP/IC樹脂を工業的に使用する
場合に重要なことは、OX:ICRモル比の意図的
な調整、すなわち機械的−熱的特性レベルの制御
を、従来から行われている製造工程に付加手段な
しに有利に適用し得ることである。 オキサゾリジノンの発生、従つてOX/ICR成
形物質の機械的特性を、EP:ICモル比<1のも
のとは異なりEP:IC付加モル比>1の場合上記
のように意図的に制御し、改良し得ることは当業
者といえども予測することができなかつた。更に
すでに高度に架橋さえたEP/IC樹脂中で、イソ
シアヌレートとエポキシドとからオキサゾリジノ
ンを発生させるそれ自体は公知の反応が、150℃
よりも高いガラス転移温度でこのように明確に進
行することは驚くべきことであつた。また優れた
全特性レベルを有するOX/ICR成形物質を製造
するには、EP:IC付加モル比は限定された範囲、
すなわち1〜5でのみ使用し得ることを示した。
電子工業分野でOX/ICR成形物質を工業的に使
用する場合に、EP:IC付加モル比で>5にエポ
キシド含有量を高めることは、ほとんど意味がな
い。それというのも成形物質のガラス転移温度は
明らかに低下し、機械的特性はもはや実際に改良
されないからである。また機械的−熱的特性を有
する成形物質は酸無水物で架橋されたエポキシド
樹脂でも得ることができる。 液状で分子内に少なくとも2個のエポキシド基
を含むエポキシド化合物とポリイソシアネート及
び場合によつてはポリヒドロキシル化合物とを、
硬化触媒の存在下で室温から250℃までの温度で
反応させることによつて架橋化ポリマーを製造す
る方法は、西ドイツ特許出願公開第2825614号明
細書から公知である。この方法で、エポキシド化
合物をポリイソシアネートと反応させる場合、そ
の量比は出発反応混合物中のエポキシド基に対し
イソシアネート基0.1〜2(有利にはイソシアネー
ト基0.3〜1.2)を含むように選択することができ
る。しかしこの方法では専ら酸性触媒を使用す
る。すなわちエーテルとのBF3の錯化合物、燐化
合物の使用又は水との使用、場合によつては硬化
触媒として先に記載した反応混合物中に可溶性の
Sn、Zn又はFe化合物と一緒に使用することが必
要である。これとは異なり本発明による方法では
専ら塩基状触媒を使用する。更に西ドイツ特許出
願公開第2825614号明細書には本発明方法にとつ
て重要なEP:IC比(反応樹脂中)硬化触媒及び
架橋温度の組合わせについて開示されておらず、
また特に製造された成形物質にとつて重要な
OX:ICR比についても言及されていない。 上記のことは西ドイツ特許出願公開第2543386
号明細書についてもいえる。この明細書から熱硬
化性樹脂組成物が公知であり、これは主として次
の構成成分を含む。 a イソシアネート末端基を含む縮合生成物(こ
れは少なくとも1個の酸無水物環を有するポリ
カルボン酸化合物を化学量論的に過剰の多官能
性イソシアネート化合物と反応させることによ
つて得られる)、又は未反応のイソシアネート
化合物を含む縮合生成物、 b 多官能性のエポキシ化合物、 c 主としてのイソシアヌレート環及びオキサゾ
リジノン環を形成させる触媒、並びに場合によ
つては、 d 添加剤、例えば着色剤、填料等。 この場合イソシアネート末端基を含む縮合生成
物並びに未反応のイソシアネート化合物を含む縮
合生成物は、イソシアネート基対多官能性のエポ
キシ化合物の当量比0.2:1〜4:1で存在して
いてよい。 西ドイツ特許出願公開第2543386号明細書から
公知の樹脂組成物中に存在するイソシアネート化
合物は高価であるばかりでなく、製造するのが困
難であり、またこれは工業的に使用することがほ
とんどできない。それというのもこの化合物はそ
の粘度に関して不適当であるからである。すなわ
ちこの化合物は高粘度から固体までの生成物とし
て存在する。従つて公知の樹脂組成物は流し込み
及び含浸樹脂として実際に使用に供されることは
ない。この樹脂の他の欠点は比較的高いゲル化温
度にある。これに対し本発明方法で使用される反
応樹脂混合物は低粘度であり、従つて流し込み及
び含浸樹脂として極めて適しており、しかも溶剤
を使用する必要はない。 西ドイツ特許出願広告第2130156号明細書から、
オキサゾリジノン−変性エポキシ−ノボラツク樹
脂が公知であり、これは(a)エポキシノボラツク樹
脂を、(b)有機ジイソシアネート又はジイソチオシ
アネートと場合によつては1価のアルコールの存
在下でか、又は有機ジイソシアネート及び1価の
アルコールとから成るカルバメートと触媒の存在
下で反応させることによつて得られる。この場合
NCO又はNCS基対エポキシ基の割合は0.1:1〜
0.5:1の範囲内に保たれる。しかし上記公報に
記載された発明は成形物質の製法ではなく、樹脂
すなわち可溶性化合物の製法である。これらの樹
脂は変性されたエポキシド化合物であり、これは
後に公知方法で硬化される。すなわちこれは純粋
なエポキシド樹脂硬化であり、イソシアネートと
の反応結果ではない。 本発明方法で使用されるポリエポキシドとして
は比較的低粘度の脂肪族、脂環式又は芳香族エポ
キシド並びにその混合物が特に良好に適してい
る。有利に使用できるのはビスフエノール−A−
ジグリシジルエーテル、ビスフエノール−F−ジ
グリシジルエーテル、3,4−エポキシシクロヘ
キシルメチル−3′,4′−エポキシシクロヘキサン
カルポキシレート、フエノール/ホルムアルデヒ
ド−又はクレゾール/ホルムアルデヒド−ノボラ
ツクのポリグリシジルエーテル、フタル酸、イソ
フタル酸又はテレフタル酸のジグリシジルエステ
ル並びにこれらのエポキシド樹脂から成る混合物
である。他の使用可能なポリエポキシドは例えば
水素添加ビスフエノール−A−又はビスフエノー
ル−F−ジグリシジルエーテル、ヒダントインエ
ポキシド樹脂、トリグリシジルイソシアヌレー
ト、トリグリシジル−p−アミノフエノール、テ
トラグリシジルジアミノジフエニルタメン、テト
ラグリシジルジアミノジフエニルエーテル、テト
ラキス(4−グリシドオキシフエニル)−エタン、
ウラゾールエポキシド及びエポキシドであり、こ
れらは“Handbook of Epoxy Resins”(Henry
Lee及びKris Neville著、McGraw−Hill Book
Company,1967年)及びHenry Leeの論文
“Epoxy Resins”(American Chemical Society
1970年)に記載されている。 ポリイソシアネートとしては本発明方法の場
合、比較的低粘度の脂肪族、脂環式又は芳香族イ
ソシアネート並びにその混合物が特に良好に適し
ている。有利に使用することのできるものは、
4,4′−及び2,4′−ジフエニルメタンジイソシ
アネートからの異性体混合物、ポリオール変性ポ
リイソシアネート及び液状のポリイソシアネート
と一層高分子のポリイソシアネート又はカルボジ
イミド−ポリイソシアネートとの混合物である。
他の使用可能なポリイソシアネートは例えばヘキ
サン−1,6−ジイソシアネート、シクロヘキサ
ン−1,3−ジイソシアネート及びその異性体、
4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト、3−イソシアネートメチル−3,5,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソシアネート、1,3
−ジメチルベンゾールω,ω′−ジイソシアネー
ト及びその異性体、1−メチルベンゾール−2,
4−ジイソシアネート及びその異性体、ナフタリ
ン1,4−ジイソシアネート、ジフエニルエーテ
ル−4,4′−ジイソシアネート及びその異性体、
ジフエニルスルホン−4,4′−ジイソシアネート
及びその異性体、並びにトリ又はそれ以上の官能
性イソシアネート例えば3,3′,4,4′−ジフエ
ニルメタンテトライソシアネートである。更に一
般にフエノール又はクレゾールでマスクしたイソ
シアネートを使用することもできる。上記の多価
イソシアネートのジマー及びトリマーも同様に使
用することができる。この種のポリイソシアネー
トは末端位に遊離のイソシアネート基を有し、1
個以上のウレテジオン環及び/又はイソシアヌレ
ート環を含む。この種のトリマー及びウレテジオ
ンの異なる種類の製法は例えば米国特許第
3494888号、同第3108100号及び同第2977370号明
細書に記載されている。 EP/IC樹脂は、一般にOX/ICR成形物質をも
たらす化学反応に関与しない成分を含んでいてよ
い。この種の充填剤としては鉱物質及び繊維状の
充填剤、例えば石英粉末、石英物、酸化アルミニ
ウム、ガラス粉末、雲母、カオリン、ドロマイ
ト、グラフアイト及びカーボンブラツク、並びに
炭素繊維、ガラス繊維及び織物繊維が適してい
る。染料、安定剤及び付着剤並びに他の通常の添
加剤をEP/IC樹脂に加えることもできる。 本発明の場合架橋時にOX及びICR環形成を促
進する触媒が重要な役割を果す。この場合3級ア
ミン及びイミダゾールを使用する。3級アミンと
しては例えばテトラメチルエチレンジアミン、ジ
メチルオクチルアミン、ジメチルアミノエタノー
ル、ジメチルベンジルアミン、2,4,6−トリ
ス(ジメチルアミノメチル)−フエノール、N,
N′−テトラメチルジアミノジフエニルメタン、
N,N′−ジメチルピペラジン、N−メチルモル
ホリン、N−メチルピペリジン、N−エチルピロ
リジン、1,4−ジアザビシクロ(2,2,2)
−オクタン及びキノリンが適している。適当なイ
ミダゾールは例えば1−メチルイミダゾール、2
−メチルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダ
ゾール、1,2,4,5−テトラメチルイミダゾ
ール、1−ベンジル−2−フエニルイミダゾー
ル、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデ
シルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミ
ダゾール、1−シアノエチル−2−エチル−4−
イミダゾール、1−シアノエチル−2−フエニル
イミダゾール、及び1−(4,6−ジアミノ−s
−トリアジニル−2−エチル)−2−フエニルイ
ミダゾールである。 上記の硬化触媒は低温ですでに作用し、EP/
IC樹脂の加工を困難にする比較的短かい凝固時
間を提供する。従つて本発明方法では、低温で十
分な使用時間を保証する潜在硬化触媒を使用する
のが有利である。潜在反応促進剤としても特徴づ
けられるこの種の触媒としては特に3級アミン及
びイミダゾールとの三ハロゲン化硼素の付加錯
体、例えば西ドイツ特許第2655367号明細書に記
載されている三塩化硼素と一般式:BCI3・NR1
R2R3(式中R1,R2及びR3は同一又は異なる脂肪
族、芳香族、複素環式又は芳香脂肪族基であり、
また一緒になつて複素環の成分であつてもよい)
の3級アミンとの付加錯体が適している。式:
BF3・NR1R2R3(式中R1,R2及びR3は前記のも
のを表わす)の三弗化硼素の類似錯体も適してい
る。BF3及びBCI3錯体の適当な3級アミンの優
れた例はオクチルジメチルアミン及びベンジルジ
メチルアミンである。モルホリン化合物及びイミ
ダゾール、特にN−メチルモルホリン、N−エチ
ルモルホリン、1,2−ジメチルイミダゾール及
び1−ベンジル−2−フエニルイミダゾールも
BCI3又はBF3錯体の形式に適している。 本発明方法で使用したEP/IC樹脂の耐用時間
の延長は、潜在触媒として電子受容体の添加によ
り非活性化された3級アミン又はイミダゾールを
使用した場合に得ることができる。適当な電子受
容体は例えば7,7,8,8−テトラシアノキノ
ジメタン、2,4−ジクロル−5,6−ジシアノ
ベンゾキノン、2,3,5,6−テトラクロルベ
ンゾキノン及び1,2−ジニトロベンゾール並び
にその異性体である。 更にEP/IC樹脂用の硬化触媒としては3級ア
ミン及びイミダゾールのオニウム塩、すなわち中
心原子としてNを有するオニウム塩が適当であ
る。使用可能のオニウム塩の例は、テトラエチル
アンモニウムクロリド、テトラエチルアンモニウ
ムブロミド、オクチルトリメチルアンモニウムブ
ロミド、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリ
ド、N−エチルモルホニウムブロミド、2−エチ
ル−4−メチルイミダゾリウムブロミド、N−エ
チルモルホリニウムテトラフエニルボレート、
1,2−ジメチルイミダゾリウムテトラフエニル
ボレート及びテトラブチルアンモニウムテトラフ
エニルボレートである。 EP/IC樹脂中の硬化触媒含有量は樹脂マトリ
ツクスの量に対して有利には0.01〜5重量%、特
に0.25〜2.5重量%である。この場合硬化触媒の
種類によつてまた濃度によつて硬化温度及び硬化
時間は影響を受ける。 本発明方法により製造されたOX/ICR成形物
質は特に電気巻線の含浸及び埋込みに適している
か、又は電気及び電子デバイスの流込み及び被覆
に適している。 〔発明の実施例〕 次に本発明を実施例に基づき詳述する。下記の
各実施例で使用されるEP/IC樹脂の組成は第5
表及び第6表に示されている。 例 1〜3 EP/IC樹脂A,B及びCを使用した。各成分
(BAGE、MDI及びQM )を80℃に予め加熱
した混合容器に順次攪拌導入し、攪拌及び減圧
(<1ミリバール)下に80℃で1時間脱気した。
引続きEP/IC樹脂を60℃に冷却し、硬化触媒を
加え、EP/IC樹脂を再度60℃で1時間攪拌及び
減圧下に脱気した。次いでEP/IC樹脂を減圧下
に、100℃に予め加熱した規格型に注入した。
EP/IC樹脂の架橋(硬化)は100℃で1時間、
125℃で3時間、更に200℃で16時間行つた。こう
して製造したOX/ICR成形物質で曲げ強さ
(BF)をDIN53452により、衝撃強度(SZ)を
DIN 53453によりまたマルテンスによる熱形状
安定性(MT)をDIN53458により測定した。
OX:ICRモル比の決定は赤外線分光分析でまた
エポキシド基及びイソシアネート基含有量の決定
は化学的分析により行つた。この測定値を第7表
に詳記する。 例4 (比較実験) EP/IC樹脂Dを使用した。EP/IC樹脂の後処
理及び規格成形物質試料の製造は例1と同様にし
て行つた。測定値は同様に第7表に示す。 例 5 EP/IC樹脂Eを使用した。樹脂の後処理及び
規格成形物質試料の製造は例1と同様にして行つ
た。しかしこの場合EP/IC樹脂Eを125℃に予め
加熱した規格型に注入し、次いで125℃で1時間、
また200℃で16時間架橋し、硬化した。測定値を
第7表に示す。 例6 (比較実験) EP/IC樹脂Fを使用した。樹脂の後処理及び
規格成形物質試料の製造は例5と同様にして行つ
た。測定結果は同様に第7表に記す。 例 7 EP/IC樹脂Gを使用した。樹脂の後処理及び
規格成形物質試料の製造は例1と同様にして行つ
たが、この場合EP/IC樹脂は硬化触媒を添加す
る前に40℃に冷却した。次いでEP/IC樹脂40℃
で10分間攪拌及び減圧下に脱気し、80℃に予め加
熱した規格型に注入した。EP/IC樹脂Gの架橋
(硬化)は80℃で2時間、次いで100℃で2時間、
150℃で2時間、更に180℃で16時間行つた。測定
値は第7表に記す。 例 8 EP/IC樹脂Hを使用した。樹脂の後処理及び
規格成形物質試料の製造は例1と同様にして行つ
た。測定値は第7表に記載されている。 例9及び10 EP/IC樹脂I及びKを使用した。樹脂の後処
理及び規格成形物質試料の製造は例1と同様にし
て行つた。しかし硬化触媒を添加するため、
EP/IC樹脂を50℃に冷却し、引続き50℃で20分
間攪拌及び減圧下に脱気した。次いでEP/IC樹
脂を、100℃に予め加熱した規格型に注入し、引
続き130℃で4時間、また200℃で16時間硬化し
た。測定値を第7表に記載する。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
ルアミン付加物
【表】
ルイミダゾール
【表】
硬化触媒 略記号 註
1−ベンジル−2−フエニルイ 1B2PI 〃
ミダゾール
1−ベンジル−2−フエニルイ 1B2PI 〃
ミダゾール
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリエポキシドとポリイソシアネートとから
成る反応樹脂混合物(EP/IC樹脂)から、硬化
触媒の存在下にオキサゾリジノン環及びイソシア
ヌレート環を含む反応樹脂成形物質(OX/ICR
成形物質)を製造する方法において、エポキシド
基とイソシアネート基の付加モル比(EP:IC)
が1〜5でありかつ粘度が25℃で7000mPa・s
までである溶剤不含の流込み及び含浸可能の
EP/IC樹脂を、触媒としての3級アミン又はイ
ミダゾールを用いて130℃までのゲル化温度及び
130〜200℃の後硬化温度で架橋することにより、
オキサゾリジノン環及びイソシアヌレート環のモ
ル比(OX:ICR)が>1で、架橋によるエポキ
シド基及びイソシアネート基の変換率が90%以上
のOX/ICR成形物質を生ぜしめることを特徴と
するオキサゾリジノン環及びイソシアヌレート環
を含む反応樹脂成形物質の製造方法。 2 ゲル化温度が80〜130℃であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 OX/ICRのモル比が1〜5であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
方法。 4 潜在硬化触媒を使用することを特徴とする特
許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項記
載の方法。 5 潜在触媒として三ハロゲン化硼素と3級アミ
ン及びイミダゾールとの付加錯体を使用すること
を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の方法。 6 潜在触媒として三塩化硼素とジメチルベンジ
ルアミン、及び三弗化硼素と1−ベンジル−2−
フエニルイミダゾールとの付加物を使用すること
を特徴とする特許請求の範囲第5項記載の方法。 7 潜在触媒として電子受容体で非活性化した3
級アミン及びイミダゾールを使用することを特徴
とする特許請求の範囲第4項記載の方法。 8 電子受容体として7,7,8,8,−テトラ
シアノキノジメタンを使用することを特徴とする
特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 潜在触媒として3級アミン及びイミダゾール
のオニウム塩を使用することを特徴とする特許請
求の範囲第4項記載の方法。 10 オニウム塩としてベンジルトリメチルアン
モニウムクロリド及び1,2−ジメチルイミダゾ
リウムテトラフエニルボレートを使用することを
特徴とする特許請求の範囲第9項記載の方法。 11 EP/IC樹脂中の触媒含有量が0.01〜5重
量%であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項乃至第10項のいずれか1項記載の方法。 12 EP/IC樹脂中の触媒含有量が0.25〜2.5重
量%であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項乃至第10項のいずれか1項記載の方法。 13 EP/IC樹脂が鉱物質及び/又は繊維状の
充填物質を含むことを特徴とする特許請求の範囲
第1項乃至第12項のいずれか1項記載の方法。 14 EP/IC樹脂が鉱物質及び/又は繊維状物
質並びに他の工業的に常用の添加物質を含むこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第12項
のいずれか1項記載の方法。 12 充填物質として石英粉末、石英物、酸化ア
ルミニウム又はドロマイトを使用することを特徴
とする特許請求の範囲第13項又は第14項記載
の方法。
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