JPH0475169B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0475169B2 JPH0475169B2 JP59264804A JP26480484A JPH0475169B2 JP H0475169 B2 JPH0475169 B2 JP H0475169B2 JP 59264804 A JP59264804 A JP 59264804A JP 26480484 A JP26480484 A JP 26480484A JP H0475169 B2 JPH0475169 B2 JP H0475169B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aqueous solution
- acid
- iron compound
- water
- divalent iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compounds Of Iron (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は2価の鉄化合物水溶液に関し、更に詳
しくは、2価の鉄化合物の水溶液にオキシカルボ
ン酸の水溶性塩を配合して成る安定性の改良され
た新規な鉄化合物の水溶液に関する。 (従来の技術) 硫酸第一鉄や塩化第一鉄などの2価の鉄化合物
は、脱臭剤、鉄黒、媒染剤、屎尿処理剤、医薬、
製革、ベンガラ等の種々の用途の原料として利用
されている。しかし、これらの水溶液は空気中の
酸素や溶存している酸素により酸化されやすく、
そのため短期間のうちに黄色沈殿を形成して消費
されてしまうことが問題となつている。 この問題に対処する為、アルカノールアミン等
のアミン化合物や塩化スズなどの還元剤を2価の
鉄化合物水溶液に添加する方法が挙げられている
が、比較的多量に添加しても安定化効果が充分で
ないという欠点を有する。 (発明が解決しようとする問題点) そこで本発明者らは従来技術に見られるこれら
の欠点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、意外
なことに還元剤としての機能を期待できないはず
のオキシカルボン酸の水溶性塩を配合することに
より2価の鉄化合物を空気中でも長期安定化せし
めることが可能なことを見出し、本発明を完成す
るに至つた。 (問題点を解決するための手段) かくして本発明によれば、2価の鉄化合物の水
溶液に安定化剤としてオキシカルボン酸の水溶性
塩を配合することを特徴とする新規な鉄化合物水
溶液が提供される。 本発明で用いられる2価の鉄化合物の具体例と
しては、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、硝酸第一鉄等
が挙げられるが、コストや入手の容易性から硫酸
第一鉄が最も好んで使用される。かかる鉄化合物
水溶液の濃度は溶解可能な範囲内で適宜選択する
ことができる。 一方、安定化剤として用いられるオキシカルボ
ン酸の水溶性塩は分子中に水酸基とカルボキシル
基をそれぞれ1つ以上含有するオキシカルボン酸
の水溶性塩であり、その具体例として、例えば乳
酸、ヒドロキシ酪酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン
酸、酒石酸モノエチル、クエン酸モノエチル、グ
ルコン酸、ケトグルコン酸、サリチル酸、p−ヒ
ドロキシ安息香酸、2,4−ジヒドロキシ安息香
酸、没食子酸などのごとき脂肪族または芳香族オ
キシカルボン酸のナトリウム塩、カリウム塩、ア
ンモニウム塩などが挙げられる。なかでも脂肪族
オキシカルボン酸の水溶性塩が賞用される。 オキシカルボン酸の水溶性塩の添加量は目的物
の要求性能に応じて適宜選択しうるが、通常は2
価の鉄化合物中の鉄分に対し2重量%以上であ
り、好ましくは3〜10重量%の範囲である。使用
量が過度に少ない場合には安定化効果が不充分で
あり、逆に過度に多い場合には経済性に劣るよう
になる。 (発明の効果) かくして本発明によれば、2価の鉄化合物の水
溶液の安定性を大巾に向上させることができる。
この安定化された鉄化合物水溶液或いはこの水溶
液を種々の担持体に含浸させたものは、脱臭剤、
水処理剤、媒染剤、医薬、顔料、防カビ防菌剤な
どの原料として巾広い用途に利用できる。 (実施例) 次に本発明を実施例に基づき更に詳しく説明す
る。 実施例 1 鉄分として50g/の濃度に調整した硫酸第一
鉄の水溶液に所定のオキシカルボン酸の水溶性塩
を所定量添加し溶解した。各水溶液100mlを100ml
ビーカーに入れ、ガラス板をのせて放置し、水溶
液の色並びに沈殿の生成の時期を観察した。結果
を表1に示す。 表1の結果から、無添加の場合(実験番号1)
には短時間で沈殿が生じ安定性に劣つているが、
オキシカルボン酸の水溶性塩を配合した場合には
この水溶液のPHは2価の鉄化合物の水溶液のPHよ
り大きく、長期間にわたつて安定なことが理解で
きる。
しくは、2価の鉄化合物の水溶液にオキシカルボ
ン酸の水溶性塩を配合して成る安定性の改良され
た新規な鉄化合物の水溶液に関する。 (従来の技術) 硫酸第一鉄や塩化第一鉄などの2価の鉄化合物
は、脱臭剤、鉄黒、媒染剤、屎尿処理剤、医薬、
製革、ベンガラ等の種々の用途の原料として利用
されている。しかし、これらの水溶液は空気中の
酸素や溶存している酸素により酸化されやすく、
そのため短期間のうちに黄色沈殿を形成して消費
されてしまうことが問題となつている。 この問題に対処する為、アルカノールアミン等
のアミン化合物や塩化スズなどの還元剤を2価の
鉄化合物水溶液に添加する方法が挙げられている
が、比較的多量に添加しても安定化効果が充分で
ないという欠点を有する。 (発明が解決しようとする問題点) そこで本発明者らは従来技術に見られるこれら
の欠点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、意外
なことに還元剤としての機能を期待できないはず
のオキシカルボン酸の水溶性塩を配合することに
より2価の鉄化合物を空気中でも長期安定化せし
めることが可能なことを見出し、本発明を完成す
るに至つた。 (問題点を解決するための手段) かくして本発明によれば、2価の鉄化合物の水
溶液に安定化剤としてオキシカルボン酸の水溶性
塩を配合することを特徴とする新規な鉄化合物水
溶液が提供される。 本発明で用いられる2価の鉄化合物の具体例と
しては、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、硝酸第一鉄等
が挙げられるが、コストや入手の容易性から硫酸
第一鉄が最も好んで使用される。かかる鉄化合物
水溶液の濃度は溶解可能な範囲内で適宜選択する
ことができる。 一方、安定化剤として用いられるオキシカルボ
ン酸の水溶性塩は分子中に水酸基とカルボキシル
基をそれぞれ1つ以上含有するオキシカルボン酸
の水溶性塩であり、その具体例として、例えば乳
酸、ヒドロキシ酪酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン
酸、酒石酸モノエチル、クエン酸モノエチル、グ
ルコン酸、ケトグルコン酸、サリチル酸、p−ヒ
ドロキシ安息香酸、2,4−ジヒドロキシ安息香
酸、没食子酸などのごとき脂肪族または芳香族オ
キシカルボン酸のナトリウム塩、カリウム塩、ア
ンモニウム塩などが挙げられる。なかでも脂肪族
オキシカルボン酸の水溶性塩が賞用される。 オキシカルボン酸の水溶性塩の添加量は目的物
の要求性能に応じて適宜選択しうるが、通常は2
価の鉄化合物中の鉄分に対し2重量%以上であ
り、好ましくは3〜10重量%の範囲である。使用
量が過度に少ない場合には安定化効果が不充分で
あり、逆に過度に多い場合には経済性に劣るよう
になる。 (発明の効果) かくして本発明によれば、2価の鉄化合物の水
溶液の安定性を大巾に向上させることができる。
この安定化された鉄化合物水溶液或いはこの水溶
液を種々の担持体に含浸させたものは、脱臭剤、
水処理剤、媒染剤、医薬、顔料、防カビ防菌剤な
どの原料として巾広い用途に利用できる。 (実施例) 次に本発明を実施例に基づき更に詳しく説明す
る。 実施例 1 鉄分として50g/の濃度に調整した硫酸第一
鉄の水溶液に所定のオキシカルボン酸の水溶性塩
を所定量添加し溶解した。各水溶液100mlを100ml
ビーカーに入れ、ガラス板をのせて放置し、水溶
液の色並びに沈殿の生成の時期を観察した。結果
を表1に示す。 表1の結果から、無添加の場合(実験番号1)
には短時間で沈殿が生じ安定性に劣つているが、
オキシカルボン酸の水溶性塩を配合した場合には
この水溶液のPHは2価の鉄化合物の水溶液のPHよ
り大きく、長期間にわたつて安定なことが理解で
きる。
【表】
Claims (1)
- 1 2価の鉄化合物の水溶液に安定化剤としてオ
キシカルボン酸の水溶性塩を配合することを特徴
とする新規な鉄化合物水溶液。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26480484A JPS61146718A (ja) | 1984-12-15 | 1984-12-15 | 鉄化合物水溶液 |
| US06/807,245 US4652435A (en) | 1984-12-13 | 1985-12-10 | Stabilized ferrous compound composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26480484A JPS61146718A (ja) | 1984-12-15 | 1984-12-15 | 鉄化合物水溶液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61146718A JPS61146718A (ja) | 1986-07-04 |
| JPH0475169B2 true JPH0475169B2 (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=17408445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26480484A Granted JPS61146718A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-15 | 鉄化合物水溶液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61146718A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62176922A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-08-03 | Toshihiro Ijichi | 鉄化合物水溶液の酸化抑制処理方法 |
| JPS63274631A (ja) * | 1987-05-01 | 1988-11-11 | Global Kikaku:Kk | 鉄(2)イオン水溶液の安定化方法 |
| JPS63274630A (ja) * | 1987-05-01 | 1988-11-11 | Global Kikaku:Kk | 鉄(2)イオン水溶液の安定化方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3808002A (en) * | 1972-12-26 | 1974-04-30 | Itek Corp | Photographic physical developers comprising a water soluble salt of an alkenyl amine compound as an ionic surfactant and processes utilizing this developer |
| JPS5834410B2 (ja) * | 1975-11-14 | 1983-07-26 | 三菱化学株式会社 | シンジヨウアルフアガタハンスイセツコウノセイゾウホウホウ |
| JPS5319194A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-22 | Taki Chem Co Ltd | Production of alpha-type hemihydrate gypsum |
| JPS58156539A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-17 | Agency Of Ind Science & Technol | 鉄化合物水溶液の安定化方法 |
-
1984
- 1984-12-15 JP JP26480484A patent/JPS61146718A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61146718A (ja) | 1986-07-04 |
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