JPH047998B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH047998B2 JPH047998B2 JP62075419A JP7541987A JPH047998B2 JP H047998 B2 JPH047998 B2 JP H047998B2 JP 62075419 A JP62075419 A JP 62075419A JP 7541987 A JP7541987 A JP 7541987A JP H047998 B2 JPH047998 B2 JP H047998B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- resin
- base film
- recording
- thermal
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
- B41M5/44—Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は感熱転写材に関する。更に詳細には感
熱記録に使用する熱転写シートに耐摩耗性耐熱性
保護層を設けることにより、記録中に熱転写シー
トが破損することを防止した感熱転写材に関す
る。 (従来の技術) オフイスオートメイシヨンの発達によつて、フ
アクシミリやプリンターなどの各種端末機器など
に感熱転写記録方式が取り入れられている。この
記録方式は熱溶融性インキが塗布された熱溶融転
写材や、熱昇華性染料の塗布された転写材など
を、例えば普通紙などの記録用紙などと重ね合わ
せ、サーマルヘツドからの加熱により転写材から
記録用紙にインキなどを転写して記録を行うもの
である。サーマルヘツドの代りに記録針を用いる
もの(例えば、特開昭58−220793号公報)や電極
端子を使用するもの(例えば、特開昭55−17521
号公報)などが知られている。 サーマルヘツドによる記録方式では、サーマル
ヘツドから発生した熱が支持体を経て熱転写イン
キを溶融せしめることによつて該インキを普通紙
などに転写するため、インキ層は溶融するが、プ
ラスチツクフイルムなどである支持体(ベースフ
イルム)は溶融しないことが必要である。しかし
ながら記録をスピードアツプしたり、表面の粗い
記録用紙に記録するためにサーマルヘツドに加え
る熱量を多くしたり、加える圧力を高くしたり、
サーマルヘツドをより鋭く突出した構造にする工
夫によつて、ベースフイルムにかかる熱量、圧力
は著しく多くなり、ひいてはベースフイルムが破
損される。この結果破損された支持体がサーマル
ヘツド上に付着すると満足な記録が出来ない上、
ヘツドの破損などトラブルを生じて正常な記録が
できないことになる。このような現象を一般にス
テイツク現象とよんでいる。 また、サーマルヘツドの代りに記録針や電極端
子を用いる方法では、サーマルヘツドのように著
しい熱がベースフイルムに加わらないが、放電や
通電現象によつて著しい衝撃が加わるため、破損
する恐れがある。 従来、このステイツク現象を改善するために特
公昭58−13359号や特開昭58−187396号公報に示
されているように耐熱性樹脂などをベースフイル
ムの下面に塗布する方法、特開昭56−155794号、
特開昭59−196291号および特開昭57−74195号公
報には滑剤や界面活性剤を光硬化性樹脂に混入さ
せて塗布する方法など、が知られているが満足で
きるものではなく、滑剤や界面活性剤を混入した
ものは、長期間の記録の際、サーマルヘツドに滑
剤や界面活性剤が付着したり、感熱転写材を高温
多湿下に保存すると、滑剤や界面活性剤がインキ
層に移行したりすることによつて正常な記録がで
きないなどのトラブルが発生する。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者等は上記欠点を改良する方法を鋭意研
究の結果、記録中にベースフイルムが破損するト
ラブルも発生せず、長期間の記録でもサーマルヘ
ツドに異物が付着することもなく、高温多湿下で
の保存にも耐え、しかもステイツク防止層によつ
てインキ層の熱伝導性を妨げない感熱転写材を完
成した。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は、支持体(ベースフイル
ム)上に熱転写性インキ層を設けた感熱転写材に
おいて、該ベースフイルム背面に、アジリジン系
化合物と、活性水素もしくはアジリジン系化合物
と反応する反応基を有する樹脂との硬化皮膜を設
けてなる感熱転写材である。 さらにはカルボキシル基、アミノ基および水酸
基などの活性水素を有する樹脂もしくはエポキシ
基およびイソシアネート基などの反応基を有する
樹脂とアジリジン系架橋剤によつて得られる硬化
させた皮膜をステイツク防止層としてなるもので
ある。 本発明におけるアジリジン系架橋剤としては、
トリ−1−アジリジニルホスフインオキシド、
N,N−ヘキサメチレン−1,6−ビス(1−ア
ジリジンカルボキシアミド)、N,N−ジフエニ
ルメタン−4,4−ビス(1−アジリジンカルボ
キシアミド)、トリメチロールプロパン−トリ−
ベーターアジリジニルプロピオネート、テトラメ
チロールメタン−トリ−ベーターアジリジニルプ
ロピオネート、N,N−トルエン−2,4−ビス
(1−アジリジンカルボキシアミド)、トリエチレ
ンメラミン、ビスイソフタロイル−1−(2−メ
チルアジリジン)、トリス−1−(2−メチルアジ
リジン)ホスフインおよびメリメチロールプロパ
ン−トリ−ベーター(2−メチルアジリジン)プ
ロピオネートなどがある。 カルボキシル基、アミノ基および水酸基などの
活性水素を有する樹脂もしくはエポキシ基および
イソシアネート基などの反応基を有する樹脂とし
ては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、メラミ
ン樹脂、エポキシ樹脂、ケトン樹脂、ロジン樹
脂、マレイン樹脂脂、フマール酸樹脂、アルキド
樹脂、フエノール樹脂、シリコーン樹脂、ウレタ
ン樹脂、セルロースアセテートブチレート、ニト
ロセルロース、酢酸セルロースなどのセルロース
樹脂、フツ素樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、
ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リイシド樹脂、ポリビニルカルバゾール樹脂など
がある。 本発明の保護層は、上記の樹脂とアジリジン系
化合物とを含む塗液を支持体上に塗布し、常温に
て必要によつては加熱することによつて硬化反応
を進行させ、硬化皮膜として得られる。 本発明に用いられる支持体は、従来公知のベー
スフイルムを用いることができる。例えばポリエ
ステルフイルム(ポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミドフイ
ルム(ナイロン等)、ポリオレフインフイルム
(ポリプロピレン等)、セルロース系フイルム(ト
リアセテート等)、ポリカーボネートフイルム等
がある。ポリエステルフイルムは、耐熱性、機械
強度、引張強度、引張安定性などが優れて最も好
ましい。この支持体は薄いほど熱伝導性はよい
が、強度やインキ層の塗工のしやすさから3μ〜
50μが最も好ましい。 またインキ層には従来公知のインキをそのまま
用いることができる。かかるインキの1例として
は、パラフインワツクス、カルナウバワツクス、
木ろう、ミツろうなどのワツクス類をバインダー
剤として、染料や顔料によつて着色したインキを
用いることができる。 本発明によると、インキ層の設けられたベース
フイルムの背面に耐摩耗性、耐熱性保護層を設け
る。この保護層は約0.01μ〜数μの厚みであり、
好ましくは0.1μ〜5μである。 以下、実施例によつて本発明を詳細に説明す
る。 なお、例中「部」は「重量部」である。 (実施例) 実施例 1 6μのポリエステルフイルム(ベースフイルム)
に下記の組成の塗液Aをグラビアコーターにて乾
燥膜厚が0.5μmの厚さになるように塗布し、80℃
で10分間加熱、乾燥し、その背面にカルナバワツ
クスを主成分としカーボンブラツクによつて着色
したインキ層をバーコーターによつて加熱しなが
ら塗布した。インキ層の膜厚は3.2μmであつた。
一方保護層のない感熱転写シートも同様にして作
つた。 塗液 A スチレン−マレイン酸共重合樹脂※1) 10部 トリメチロールプロパン−トリ−ベータ−アジ
リジニルプロピオネート 1部 トルエン 39部 メチルエチルケトン 50部 ※1)スチレンとマレイン酸の等モル共重合体を
n−ブチルアルコールでハーフエステル化したス
チレン−マレイン酸ハーフエステル樹脂(平均重
量分子量15000)。 比較例 1 下記組成の塗液Bを実施例1と同様に塗布し、
熱風で乾燥したベースフイルムの他面に、実施例
1と同じインキ層を設けて感熱転写シートを作成
した。 塗液 B ニトロセルロース樹脂(旭電化製、アルコール
レスNCH−1/2) 50部 弗素系界面活性剤(三菱金属製、EF−103)
1部 酢酸エチル 25部 トルエン 25部 実施例1と比較例1の転写シートを用いてサー
マルヘツドによつて印字テストを行つた。 印字試験は一定のエネルギーで10分間連続、10
分間休止を1サイクルとして10サイクル行つた。
エネルギ−レベルはサーマルヘツドにかける電圧
とパルス巾をかえて1.3mj/dotから3.0mj/dotま
で行つた。 実施例1の保護層を設けた転写シートは
1.0mj/dotから3.0mj/dotまでエネルギーを上げ
ても印字は全く乱れなかつた。また10サイクルの
印字試験によつて3.0mj/dotのエネルギーでもサ
ーマルヘツドにベースフイルムが融着したり、異
物が付着することも全く認められなかつた。勿
論、ベースフエノールが溶融して破損したりする
ことは全く認められなかつた。これに対して比較
例1の熱転写シートは2.0mj/dotで印字が乱れ、
3.0mj/dotでサーマルヘツドへの融着を起した。
また保護層のない熱転写シートは1.2mj/dotで印
字が乱れはじめ、1.3mj/dotではサーマルヘツド
へベースフイルムが融着し、ベースフイルムも破
損して溶融してしまつた。また比較例1の熱転写
シートは1.5mj/dotのエネルギーではステイツク
現象は発生しなかつたが、10サイクルの印字試験
でサーマルヘツドに多くの異物が付着して印字抜
けなどが発生した。 以下、実施例1と同様にしてベース材に保護層
を作り、同様にインキ層を設けた熱転写シートを
作つて保護層のない熱転写シートと比較した。な
お、実施例3は、実施例1のカルナバワツクスを
主成分とする熱溶融性インキにかえて、次の組成
の昇華性染料を含むインキをバーコーターによつ
て2.3μmの厚みになるように塗布し、熱風で乾燥
した。保護層のない熱転写シートも同様に作つ
た。 昇華性転写インキ組成 カヤセツトレツドB(日本化薬製) 10部 セルロースアセテートプロピオネート 15部 シリカゲル 2部 メチロールメラミン 1部 キシレン 73部 すべての実施例において保護層を設けた感熱転
写材は印字性、サーマルヘツドへのステイツク現
象、異物の付着、印字の終つたベースフイルムの
溶融、破損状態が保護層を設けない場合より著し
く優れていた。 保護層に用いた塗液の主成分は、次のとおりで
ある(希釈溶剤は省略)。
熱記録に使用する熱転写シートに耐摩耗性耐熱性
保護層を設けることにより、記録中に熱転写シー
トが破損することを防止した感熱転写材に関す
る。 (従来の技術) オフイスオートメイシヨンの発達によつて、フ
アクシミリやプリンターなどの各種端末機器など
に感熱転写記録方式が取り入れられている。この
記録方式は熱溶融性インキが塗布された熱溶融転
写材や、熱昇華性染料の塗布された転写材など
を、例えば普通紙などの記録用紙などと重ね合わ
せ、サーマルヘツドからの加熱により転写材から
記録用紙にインキなどを転写して記録を行うもの
である。サーマルヘツドの代りに記録針を用いる
もの(例えば、特開昭58−220793号公報)や電極
端子を使用するもの(例えば、特開昭55−17521
号公報)などが知られている。 サーマルヘツドによる記録方式では、サーマル
ヘツドから発生した熱が支持体を経て熱転写イン
キを溶融せしめることによつて該インキを普通紙
などに転写するため、インキ層は溶融するが、プ
ラスチツクフイルムなどである支持体(ベースフ
イルム)は溶融しないことが必要である。しかし
ながら記録をスピードアツプしたり、表面の粗い
記録用紙に記録するためにサーマルヘツドに加え
る熱量を多くしたり、加える圧力を高くしたり、
サーマルヘツドをより鋭く突出した構造にする工
夫によつて、ベースフイルムにかかる熱量、圧力
は著しく多くなり、ひいてはベースフイルムが破
損される。この結果破損された支持体がサーマル
ヘツド上に付着すると満足な記録が出来ない上、
ヘツドの破損などトラブルを生じて正常な記録が
できないことになる。このような現象を一般にス
テイツク現象とよんでいる。 また、サーマルヘツドの代りに記録針や電極端
子を用いる方法では、サーマルヘツドのように著
しい熱がベースフイルムに加わらないが、放電や
通電現象によつて著しい衝撃が加わるため、破損
する恐れがある。 従来、このステイツク現象を改善するために特
公昭58−13359号や特開昭58−187396号公報に示
されているように耐熱性樹脂などをベースフイル
ムの下面に塗布する方法、特開昭56−155794号、
特開昭59−196291号および特開昭57−74195号公
報には滑剤や界面活性剤を光硬化性樹脂に混入さ
せて塗布する方法など、が知られているが満足で
きるものではなく、滑剤や界面活性剤を混入した
ものは、長期間の記録の際、サーマルヘツドに滑
剤や界面活性剤が付着したり、感熱転写材を高温
多湿下に保存すると、滑剤や界面活性剤がインキ
層に移行したりすることによつて正常な記録がで
きないなどのトラブルが発生する。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者等は上記欠点を改良する方法を鋭意研
究の結果、記録中にベースフイルムが破損するト
ラブルも発生せず、長期間の記録でもサーマルヘ
ツドに異物が付着することもなく、高温多湿下で
の保存にも耐え、しかもステイツク防止層によつ
てインキ層の熱伝導性を妨げない感熱転写材を完
成した。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は、支持体(ベースフイル
ム)上に熱転写性インキ層を設けた感熱転写材に
おいて、該ベースフイルム背面に、アジリジン系
化合物と、活性水素もしくはアジリジン系化合物
と反応する反応基を有する樹脂との硬化皮膜を設
けてなる感熱転写材である。 さらにはカルボキシル基、アミノ基および水酸
基などの活性水素を有する樹脂もしくはエポキシ
基およびイソシアネート基などの反応基を有する
樹脂とアジリジン系架橋剤によつて得られる硬化
させた皮膜をステイツク防止層としてなるもので
ある。 本発明におけるアジリジン系架橋剤としては、
トリ−1−アジリジニルホスフインオキシド、
N,N−ヘキサメチレン−1,6−ビス(1−ア
ジリジンカルボキシアミド)、N,N−ジフエニ
ルメタン−4,4−ビス(1−アジリジンカルボ
キシアミド)、トリメチロールプロパン−トリ−
ベーターアジリジニルプロピオネート、テトラメ
チロールメタン−トリ−ベーターアジリジニルプ
ロピオネート、N,N−トルエン−2,4−ビス
(1−アジリジンカルボキシアミド)、トリエチレ
ンメラミン、ビスイソフタロイル−1−(2−メ
チルアジリジン)、トリス−1−(2−メチルアジ
リジン)ホスフインおよびメリメチロールプロパ
ン−トリ−ベーター(2−メチルアジリジン)プ
ロピオネートなどがある。 カルボキシル基、アミノ基および水酸基などの
活性水素を有する樹脂もしくはエポキシ基および
イソシアネート基などの反応基を有する樹脂とし
ては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、メラミ
ン樹脂、エポキシ樹脂、ケトン樹脂、ロジン樹
脂、マレイン樹脂脂、フマール酸樹脂、アルキド
樹脂、フエノール樹脂、シリコーン樹脂、ウレタ
ン樹脂、セルロースアセテートブチレート、ニト
ロセルロース、酢酸セルロースなどのセルロース
樹脂、フツ素樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、
ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リイシド樹脂、ポリビニルカルバゾール樹脂など
がある。 本発明の保護層は、上記の樹脂とアジリジン系
化合物とを含む塗液を支持体上に塗布し、常温に
て必要によつては加熱することによつて硬化反応
を進行させ、硬化皮膜として得られる。 本発明に用いられる支持体は、従来公知のベー
スフイルムを用いることができる。例えばポリエ
ステルフイルム(ポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミドフイ
ルム(ナイロン等)、ポリオレフインフイルム
(ポリプロピレン等)、セルロース系フイルム(ト
リアセテート等)、ポリカーボネートフイルム等
がある。ポリエステルフイルムは、耐熱性、機械
強度、引張強度、引張安定性などが優れて最も好
ましい。この支持体は薄いほど熱伝導性はよい
が、強度やインキ層の塗工のしやすさから3μ〜
50μが最も好ましい。 またインキ層には従来公知のインキをそのまま
用いることができる。かかるインキの1例として
は、パラフインワツクス、カルナウバワツクス、
木ろう、ミツろうなどのワツクス類をバインダー
剤として、染料や顔料によつて着色したインキを
用いることができる。 本発明によると、インキ層の設けられたベース
フイルムの背面に耐摩耗性、耐熱性保護層を設け
る。この保護層は約0.01μ〜数μの厚みであり、
好ましくは0.1μ〜5μである。 以下、実施例によつて本発明を詳細に説明す
る。 なお、例中「部」は「重量部」である。 (実施例) 実施例 1 6μのポリエステルフイルム(ベースフイルム)
に下記の組成の塗液Aをグラビアコーターにて乾
燥膜厚が0.5μmの厚さになるように塗布し、80℃
で10分間加熱、乾燥し、その背面にカルナバワツ
クスを主成分としカーボンブラツクによつて着色
したインキ層をバーコーターによつて加熱しなが
ら塗布した。インキ層の膜厚は3.2μmであつた。
一方保護層のない感熱転写シートも同様にして作
つた。 塗液 A スチレン−マレイン酸共重合樹脂※1) 10部 トリメチロールプロパン−トリ−ベータ−アジ
リジニルプロピオネート 1部 トルエン 39部 メチルエチルケトン 50部 ※1)スチレンとマレイン酸の等モル共重合体を
n−ブチルアルコールでハーフエステル化したス
チレン−マレイン酸ハーフエステル樹脂(平均重
量分子量15000)。 比較例 1 下記組成の塗液Bを実施例1と同様に塗布し、
熱風で乾燥したベースフイルムの他面に、実施例
1と同じインキ層を設けて感熱転写シートを作成
した。 塗液 B ニトロセルロース樹脂(旭電化製、アルコール
レスNCH−1/2) 50部 弗素系界面活性剤(三菱金属製、EF−103)
1部 酢酸エチル 25部 トルエン 25部 実施例1と比較例1の転写シートを用いてサー
マルヘツドによつて印字テストを行つた。 印字試験は一定のエネルギーで10分間連続、10
分間休止を1サイクルとして10サイクル行つた。
エネルギ−レベルはサーマルヘツドにかける電圧
とパルス巾をかえて1.3mj/dotから3.0mj/dotま
で行つた。 実施例1の保護層を設けた転写シートは
1.0mj/dotから3.0mj/dotまでエネルギーを上げ
ても印字は全く乱れなかつた。また10サイクルの
印字試験によつて3.0mj/dotのエネルギーでもサ
ーマルヘツドにベースフイルムが融着したり、異
物が付着することも全く認められなかつた。勿
論、ベースフエノールが溶融して破損したりする
ことは全く認められなかつた。これに対して比較
例1の熱転写シートは2.0mj/dotで印字が乱れ、
3.0mj/dotでサーマルヘツドへの融着を起した。
また保護層のない熱転写シートは1.2mj/dotで印
字が乱れはじめ、1.3mj/dotではサーマルヘツド
へベースフイルムが融着し、ベースフイルムも破
損して溶融してしまつた。また比較例1の熱転写
シートは1.5mj/dotのエネルギーではステイツク
現象は発生しなかつたが、10サイクルの印字試験
でサーマルヘツドに多くの異物が付着して印字抜
けなどが発生した。 以下、実施例1と同様にしてベース材に保護層
を作り、同様にインキ層を設けた熱転写シートを
作つて保護層のない熱転写シートと比較した。な
お、実施例3は、実施例1のカルナバワツクスを
主成分とする熱溶融性インキにかえて、次の組成
の昇華性染料を含むインキをバーコーターによつ
て2.3μmの厚みになるように塗布し、熱風で乾燥
した。保護層のない熱転写シートも同様に作つ
た。 昇華性転写インキ組成 カヤセツトレツドB(日本化薬製) 10部 セルロースアセテートプロピオネート 15部 シリカゲル 2部 メチロールメラミン 1部 キシレン 73部 すべての実施例において保護層を設けた感熱転
写材は印字性、サーマルヘツドへのステイツク現
象、異物の付着、印字の終つたベースフイルムの
溶融、破損状態が保護層を設けない場合より著し
く優れていた。 保護層に用いた塗液の主成分は、次のとおりで
ある(希釈溶剤は省略)。
【表】
【表】
(発明の効果)
本発明の感熱転写材はサーマルヘツドの熱量を
増大させてもベースフイルムを溶融することがな
く、長期間の記録でもサーマルヘツドへの異物の
付着もなく、しかも保護層を設けたことによる熱
損失はほとんどないので、印字速度を速くしても
鮮明な印字が得られるので、高速印字に対応する
ことが可能である。
増大させてもベースフイルムを溶融することがな
く、長期間の記録でもサーマルヘツドへの異物の
付着もなく、しかも保護層を設けたことによる熱
損失はほとんどないので、印字速度を速くしても
鮮明な印字が得られるので、高速印字に対応する
ことが可能である。
Claims (1)
- 1 ベースフイルム上に熱転写性インキ層を設け
た感熱転写材において、該ベースフイルム背面
に、アジリジン系化合物と、活性水素もしくはア
ジリジン系化合物と反応する反応基を有する樹脂
との硬化皮膜を設けてなることを特徴とする感熱
転写材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62075419A JPS63239086A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 感熱転写材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62075419A JPS63239086A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 感熱転写材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63239086A JPS63239086A (ja) | 1988-10-05 |
| JPH047998B2 true JPH047998B2 (ja) | 1992-02-13 |
Family
ID=13575648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62075419A Granted JPS63239086A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 感熱転写材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63239086A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6431686A (en) * | 1987-07-29 | 1989-02-01 | Konishiroku Photo Ind | Composition for backing layer of thermal transfer recording medium, and thermal transfer recording medium |
| KR20010045562A (ko) * | 1999-11-05 | 2001-06-05 | 장용균 | 프라이머층이 형성된 폴리에스테르 필름 및 그 제조방법 |
| JP6870198B2 (ja) * | 2015-01-28 | 2021-05-12 | 凸版印刷株式会社 | 熱転写受像シート |
| CN112724825A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-30 | 湖北金天叶科技有限公司 | 一种用于烟草机械的食品级不粘涂料及其制备方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58187396A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-11-01 | Dainippon Printing Co Ltd | 感熱転写シ−ト |
| JPS59225994A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 感熱転写シート |
| JPS60192689A (ja) * | 1984-03-14 | 1985-10-01 | Diafoil Co Ltd | 感熱転写材 |
| JPH0717108B2 (ja) * | 1985-01-31 | 1995-03-01 | 大日本印刷株式会社 | 感熱転写シ−ト |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP62075419A patent/JPS63239086A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63239086A (ja) | 1988-10-05 |
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