JPH0482895A - ジチオレン型有機金属錯体、その製造法、ベンゾイン化合物及びベンジル化合物 - Google Patents

ジチオレン型有機金属錯体、その製造法、ベンゾイン化合物及びベンジル化合物

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JPH0482895A
JPH0482895A JP19338790A JP19338790A JPH0482895A JP H0482895 A JPH0482895 A JP H0482895A JP 19338790 A JP19338790 A JP 19338790A JP 19338790 A JP19338790 A JP 19338790A JP H0482895 A JPH0482895 A JP H0482895A
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nickel
bis
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JP19338790A
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English (en)
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Toshinori Tagusari
寿紀 田鎖
Takashi Yamadera
山寺 隆
Yutaka Honda
裕 本田
Kazumasa Takeuchi
一雅 竹内
Ritsuko Obata
小畑 立子
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Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ジチオレン型有機金属錯体、その製造法、ベ
ンゾイン化合物及びベンジル化合物に関する。
〔従来の技術〕
従来、ジチオレン型有機金属錯体誘導体としては、ビス
(4−ジメチルアミノ−ジチオベンジル)ニッケル、ビ
ス(4−ジエチルアミノ−ジチオベンジル)ニッケル、
ビス(4−ジメトキシ−ジチオベンジル)ニッケル、ビ
ス(It2−ジチオフェル−1−)ニツケルーテ1〜ラ
ーn−ブチルアンモニウム、ビス(4−メチル−1,2
−ジチオフェルレート)ニッケルーテトラ−n−ブチル
アンモニウム、ビス(3,4,5,6−テトラメチル−
1,2−ジチオフエル−1へ)ニッケルーテトラ−n−
プチルアンモニウ11、ビス(3,4,5゜6−テトラ
クロロ−1,2−ジチオフエル−ト)ニッケルーテトラ
−〇−ブチルアンモニウムなどが知られており、これら
は半導体レーザの発振波長領域に吸収を有することから
、光デイスク用有機記録材料として利用されている(特
開昭57195336号公報など)。また、この錯体は
、−重項酸素クエンチャーとして働くため、シアニン色
素などの安定性のよくない記録材料の耐光性を向上させ
るための添加剤として使用されている(特開昭59−1
85694号公報など)。これらの有機金属錯体を用い
た記録媒体においては、ヒーI・モードを利用した孔あ
け方式による記録を行っていたが、記録の高速化に対応
するためには、さらに高感度な記録媒体が望まれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来知られている前記ジチオレン型有機金属錯体を前記
したような孔あけ方式による記録に用いる場合、高感度
化のためには、該錯体を含む記録層を薄くすることが考
えられるが、この場合、吸光度又は反射率が低くなり、
読み取り時において十分なS/N比がとれなくなる。
これに対して、本発明者らは、熱により会合状態又は配
向状態が変化し、これにより膜の吸収スペクトル又は反
射スペク1−ルが変化する新規なジチオレン型有機金属
錯体を見い出し、この錯体が上記問題点を解決するもの
と考えている。
そこで、本発明は、このような新規なジチオレン型有機
金属錯体及びその製造法並びにその原料となるベンゾイ
ン化合物及びベンジル化合物を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明におけるジチオレン型有機金属錯体は、−形成(
I) (ただし、式中、R1とR2のうち一方はオクタデシロ
キシ基を示し、他方は水素、ハロゲン、アルキル基又は
アルコキシ基を示し、R3とR4のうち一方はオクタデ
シロキシ基を示し、他方は、水素、ハロゲン、アルキル
基又はアルコキシ基を示し、MはNi、Pd又はptを
示す)で表わされる。
このようなジチオレン型有機金属錯体としては、ビス(
4,4’−ジ−n−オクタデシロキシ−ジチオベンジル
)ニッケル、ビス(4−n−オクタデシロキシ−ジチオ
ベンジル)ニッケル、ビス(4−n−オクタデシロキシ
−4′−クロロ−ジチオベンジル)ニッケル、ビス(4
−n−オクタデシロキシ−4′−メチル−ジチオベンジ
ル)ニッケル、ビス(4,4’−ジ−n−オクタデシロ
キシ−ジチオベンジル)パラジウム、ビス(4n−オク
タデシロキシ−ジチオベンジル)パラジウム、ビス(4
−n−オクタデシロキシ−4′クロロ−ジチオベンジル
)パラジウl\、ビス(4−n−オクタデシロキシ−4
′−メチル−ジチオベンジル)パラジウム、ビス(4,
4’−ジ−n−オクタデシロキシ−ジチオベンジル)白
金、ビス(4−n−オクタデシロキシ−ジチオベンジル
)白金、ビス(4−n−オクタデシロキシ−4′タロロ
ージチオベンジル)白金、ビス(4−n −オクタデシ
ロキシ−4′−メチル−ジチオベンジル)白金等がある
前記ジチオレン型有機金属錯体は、ベンゾイン化合物又
はベンジル化合物を硫化リンと反応させた後、ニッケル
、パラジウム又は白金の金属ハロゲン化物又はハロゲン
化金属酸カリウムを反応させることにより製造すること
ができる。
上記したベンゾイン化合物は、一般式(ff)H○ (ただし、大中、R5とRG のうち一方はオクタデシ
ロキシ基を示し、他方は、水素、ハロゲン。
アルキル基又はアルコキシ基を示す)で表わされる化合
物である。
上記ベンゾイン化合物としては、4,4′−ジ−オクタ
デシロキシベンゾイン、4− n−オクタデシロキシベ
ンゾイン、4−n−オクタデシロキシ−47−クロロベ
ンゾイン、4−n−オクタデシロキシ−4′−メチルベ
ンゾイン等がある。
また、上記したベンジル化合物は、一般式(I(ただし
、式中、R5とR6は一般式(II)と同じである)で
表わされる化合物である。
上記ベンジル化合物としては、4,4′−ジ−オクタデ
シロキシベンゾイン デシロキシベンジル、4−n−オクタデシロキシ4′−
クロロベンジル、4−n−オクタデシロキシ−4′−メ
チルベンジル等がある。
前記ジチオレン型有機金属錯体は、ジャーナル・オブ・
ジ・アメリカン・ケミカル・ソサイアテイ(Jouna
]、 of the American Chemic
al、 5ociety)87巻、3583〜3592
頁(I965年)に示されるシュラウツアー(Schr
auzer)らの方法に準じて製造することができる。
すなわち、一般式(n)で表わされるベンゾイン化合物
又は一般式(III)で表わされるベンジル化合物を過
剰量(特に、該化合物に対して約1.5倍モル)のp2
s。
及び必要に応じて(N H4)2 S○7Iと共に、ジ
オキサン等の有機溶剤中で還流し、上記化合物に対応す
るチオリン酸エステルを生成させた後、上記化O○ 合物の約1/2モルの金属ハロゲン化物又はハロゲン化
金属酸カリウムを添加し還流することによりジチオレン
型有機金属錯体を得ることができる。
前記金属ハロゲン化合物としては、塩化ニッケル(NI
CQ2)、塩化パラジウム(P d CQ2)。
塩化白金(PtCQ2)等の金属塩化物等があり、前記
ハロゲン化金属酸カリウムとしては、塩化白金酸カリウ
ム(K2P t c R4) 、塩化ニッケル酸カリウ
ム(K2N i CQ4) l塩化パラジウム酸カリウ
ム(K2PclCQ、)等の塩化金属酸カリウム等があ
り、このような金属ハロゲン化物又はハロゲン化金属酸
カリウムは水和物であってもよい。
このようにして得られるジチオレン型有機金属錯体は、
反応後沈殿として生成するが、これはアセトン等により
洗浄後、酢酸エチル等から再結晶することにより精製す
ることができる。
一般式(II)で表わされるベンゾイン化合物は、ベン
ズアルデヒド化合物をシアン化アルカリの存在下にベン
ゾイン縮合させることにより得ることができる。
」記構ベンズアルデヒド化合物としては、4−オクタデ
シロキシベンズアルデヒドと共に、他のベンズアルデヒ
ド化合物を併用する。一般式(TI)において、R”及
びR″′ のうち一方のみがオクタデシロキシ基である
ベンゾイン化合物を製造するときはp−オクタデシロキ
シベンズアルデヒドと他のベンズアルデヒド化合物をほ
ぼ等モル使用するのが好ましい。一般式(I1)におい
て、R5及びR6の両方がオクタデシロキシ基であるベ
ンゾイン化合物(4,4’−ジ−オクタデシロキシベン
ゾイン)を製造するときはP−オクタデシロキシベンゾ
アルデヒドと他のベンズアンプヒト化合物を前者/後者
がモル比で90/10〜約5015oで反応させるのが
好ましい。この場合、4オクタデシロキシベンズアルデ
ヒドのみを原料として用いると反応は進行しないため、
他のベンズアルデヒド化合物の併用は必須である。他の
ベンズアルデヒド化合物としては、ベンズアルデヒド、
4−クロルベンズアルデヒド、4−ブロムベンズアルデ
ヒド等の4−ハロベンズアルデヒド、4]O メチルベンズアルデヒド、4−エチルベンズアルデヒド
、4−プロピルベンズアルデヒド、4−ブチルベンズア
ルデヒド、4−ペンチルベンズアルデヒド、4−オクチ
ルベンズアルデヒド、4−デシルベンズアルデヒド、4
−ドデシルベンスアルデヒド等の4−アルキルベンズア
ルデヒド、4メI−キシベンズアルデヒド、4−工1〜
キシベンズアルデヒド、4−プロポキシベンズアルデヒ
ド、4−ブ1へキシベンズアルデヒIく、4−オクチロ
キシベンズアルデヒド、4−デシロキシベンズアルデヒ
ド、4−ドブシロキシベンズアルデヒド、等の4−オク
タデシロキシベンズアルデヒドを除く4−アルコキシベ
ンズアルデヒド うち、4−アルキルベンズアルデヒド及び4−アルコキ
シベンズアルデヒドとしては、アルキル基又はアルコキ
シ基中のアルキル基が低級アルキル基のものが好ましく
、該アルキル基が大きくなるとやはりベンゾイン縮合が
進行しにくくなるため、さらに他のベンズアルデヒド化
合物を併用した方が好ましい。
ベンズアルデヒド化合物として、上記のように二種以」
二併用するため、生成物は反応液中に二種以上含まれる
ことになるが、適当な精製手段によって、目的化合物を
単離することができる。例えば、4,4′−ジーオクタ
デシロギシベンゾインは、反応液を冷却することにより
析出させ、分離することができ、この反応液から析出し
た4,4′ジ−オクタデシロキシベンゾインを分離した
残りの液を濃縮又は乾固した後、エタノール等から再結
晶することにより一般式(II)において、R5及びR
6 のうち一方のみがオクタデシロキシ基であるベンゾ
イン化合物を分離することができる。
また、反応液を飽和塩化すl−リウム水溶液中に投入し
、析出した固体をエタノール等からの再結晶(I回目の
再結晶)によって析出する4,4′ジ−オクタデシロキ
シベンゾインを分離し、残りの液を濃縮又は乾固してエ
タノール等からの再結晶により一般式(II)において
R5及びR6 の−方のみがオクタデシロキシ基である
ベンゾイン化合物を分離することができる。また、反応
液の濃細物又は反応液を飽和塩化すI〜リウム水溶液に
投入したときに析出する固体をシリカゲル等の充填剤を
用いるカラムクロマトグラフィーに供することにより、
目的生成物を分取することができる。
上記ベンゾイン縮合において、シアン化アルカリとして
は、青酸カリウム、青酸ナトリウム等があり、触媒量で
使用され、好ましくは、ベンズアルデヒド化合物に対し
て等モル又はほぼ等モルで使用される。また、反応は、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセ
1−アミド、ジメチルスルホキシド、メタノール、エタ
ノール等の極性溶媒中で行なうのが好ましく、必要に応
じて水を添加してもよい。反応温度は、40〜1.00
°Cが好ましい。
一般式(III)で表わされるベンジル化合物は、−形
成(II)で表わされるベンゾイン化合物を酸化するこ
とにより製造することができる。酸化方法としては、上
記ベンゾイン化合物を硫酸銅のピリジン溶液中で加熱す
る方法(硫酸銅の使用量はベンゾイン化合物に対して等
モル以」二が好ましく、2倍モル程度が特に好ましい)
、硝酸の存在下に加熱する方法(硝酸の使用量はベンゾ
イン化合物に対して等モル以上が好ましく、特に3倍モ
ル程度が特に好ましい)、硝酸アンモニウムの存在下に
加熱する方法(硝僧アンモニウムの使用量はベンゾイン
化合物に対して等モル以上が好ましく、特に3倍モル程
度が好ましい。また、少量の酢酸銅を触媒として存在さ
せるのが好ましい)、ジメチルスルホキシド−酢酸混合
溶媒中室温付近で攪拌する方法等がある。これらの方法
において、生成物は再結晶等の方法により精製すること
ができる。
また、−形成(TIT)において、R5及びRG がア
ルコキシ基であるベンジル化合物は、4,4′−ジヒド
ロキシベンジルのアルカリ金属塩とハロゲン化アルキル
を反応させることを特徴とする方法により製造すること
ができる。
」記構4,4′ージヒドロキシベンジルのアルカリ金属
塩は、4,4′−ジヒドロキシベンジルと丁、3. 、
 N a 、 K等のアルカリ金属,■, jH,Na
H。
K H等のアルカリ金属の水素化物、LjOH。
NaOH,KOI−I等のアルカリ金属の水酸化物等と
を反応させることにより得られる。アルカリ金属、その
水素化物又はその水酸化物は4,4′ジヒドロキシベン
ジルに対して2倍モル以上使用するのが好ましい。上記
ハロゲン化アルキルとしては、塩化オクタデシル、臭化
オクタデシル、ヨウ化オクタデシル等のハロゲン化オク
タデシルを必須成分として用い、必要に応じて他のハロ
ゲン化アルキルが併用される。他のハロゲン化アルキル
はハロゲン化アルキルの総量に対して50モル%以下で
用いるのが好ましい。また、ハロゲン化アルキルを2種
以上併用する場合、その添加順序は任意である。ハロゲ
ン化アルキルは4,4′ジヒドロキシベンジルに対して
等モル又はほぼ等モルで使用するのが好ましい。以上の
反応は、N。
N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトア
ミド、ジメチルスルホキシド等の極性溶媒中で行なうの
が好ましく、反応温度は40〜70°Cが好ましい。目
的生成物は、再結晶等の方法により精製することができ
、また、シリカゲル等の充填剤を用いるカラムクロマト
グラフィーにより分取精製することができる。
前記したジチオレン型有機金属錯体は、種々の方法で基
板上に膜化てき、該錯体の膜にレーザ光等の熱エネルギ
ーを負荷すると、その部分の錯体の会合状態又は配向状
態が変化し、吸光スペクトルが変化する。この現象を利
用して、上記錯体の膜を記録材料として使用することが
できる。
上記錯体の膜化方法としては、錯体を、場合によりポリ
マーと共に、有機溶剤に溶解した溶液をスピン塗布する
方法、真空蒸着法、ラングミュア・プロジェット法(L
 B法)等がある。
このうちラングミュア・ブロジェット法(LB法)で膜
化すればピンホールなどの欠陥のない均質な膜が得られ
、薄膜化に有利であり、さらに、分子の配向状態の制御
もある程度可能となる。
上記基板としては、石英ガラス、はうけい酸ガラスなど
の無機ガラス類、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、エポキシ樹脂等のプラスチック類が
用いられる。上記基板上には、1−ランキングサーボ用
に、あらかじめ基板にグループを形成しておくほうが望
ましい。上記基板と記録膜の他に、必要に応じて反射層
、保護層。
断熱層等を設けてもよい。また、透明電極さらに必要に
応じて配向膜を有した基板で記録膜を挟持すれば、電場
による記録膜の配向制御が可能になり、記録の消去も可
能となる。
スピン塗布において必要に応じて使用されるポリマーと
してはジチオレン型有機金属錯体と相溶性があるもので
あればよく、具体的には、ポリメチルメタクリレート、
ポリブチルメタクリレ−1へ、ポリシクロへキシルメタ
クリレ−1・、ポリスチレン、ポリビニルトルエン、ポ
リーtert−ブチルスチレン等が挙げられる。ジチオ
レン型有機金属錯体とポリマの混合比は、希釈による光
学濃度の低下を抑えるためには、なるべく低いことが望
ましい。
ジチオレン型有機金属錯体のLB膜を形成する場合、炭
素数10〜24程度の長鎖アルキル基を有する両親媒性
製膜物質を併用してもよい。該製膜物質としては、ステ
アリン酸などの脂肪酸、ステアリルアルコールなどの脂
肪族アルコール、ステアリン酸メチルなどの脂肪酸エス
テルなどがあげられる。ジチオレン型有機金属錯体と製
膜物質の混合比は、モル比で前者:後者が1=1乃至1
:20程度であるが、希釈による光学濃度の低下を抑え
るためには、製膜物質の使用量はなるべく少なくするこ
とが望ましい。
〔実施例〕
以下実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 4−ヒドロキシベンズアルデヒト」−6g 。
N a OH5、7g  さらにヨード−n−オクタデ
カン50gをN、N−ジメチルホルムアミド(以下DM
Fと略記する)300mQ中、60℃で2時間反応させ
ることにより4−n−オクタデシロキシベンズアルデヒ
ド35gを得た。得られた4n−オクタデシロキシベン
ズアルデヒド25g(0,065モル)、4−クロロベ
ンズアルデヒド9.4 g (0,065モル)及びK
CN3.9g  を用い、DMF250mMを溶媒とし
、90℃で3時間反応させた。ついで、反応液を冷却し
て析出した結晶をろ別し、該結晶をエタノールから再結
晶して4,4′−ジ−n−オクタデシロキシベンゾイン
]−2gを得た。これの’H−NMRスペク1−ル及び
IRスペクトル(KBr法)をそれぞれ第1図及び第2
図に示す。
実施例2 4.4′−ジ−オクタデシロキシベンゾイン7.0g 
、P2S、3.1g 及び(NH4)2S041.9g
  をジオキサン150mQに投入し2時間還流した。
反応液を冷却後過剰のP2S、をろ別し、ろ液にN j
CQ2 ・6 H203、3g  を水50 m Qに
溶解したものを加え2時間還流した。反応液を冷却し、
析出した沈殿をろ別し、アセトンで洗浄後、酢酸エチル
から再結晶することにより茶白色結晶である下記式(a
)のビス(4,,4’ −ジローオクタデシロキシ−ジ
チオベンジル)ニッケル1.5g を得た。これの熱分
解温度は約250℃であり、”H−NMRスペクトル及
びIRスペクトル(KBr法)をそれぞれ第3図及び第
4図に示す。
実施例3 実施例1と同様にして得られた4−n−オクタデシロキ
シベンズアルテヒド20g(0,053モル)とベンズ
アルデヒド5.7g (0,053モル)をKCN3.
1g  の存在下にD M F 250 m fl中。
60℃で3時間反応させた。反応後、反応液を飽和N 
a Cω水溶液中に投入して冷却した。析出した固体を
ろ別し、エタノールから再結晶した。析出した結晶をろ
別して分離し、ろ液を乾固した。
残渣をエタノールから再結晶して4−n−オクタデシロ
キシベンゾイン7.3g を得た。これのiH−NMR
スペクトル及びIRスペクトル(KBr法)をそれぞれ
第5図及び第6図に示す。
実施例4 4−n−オクタデシロキシベンゾイン5.0g。
P2S、3.5g 及び(NH4)2SO42,1g 
 をジオキサン150mRに投入し2時間還流した。反
応後、過剰のp2s、をろ別し、ろ液にN i CΩ2
−6H203,7g  を水55 m nに溶解したも
のを加え2時間還流した。反応液を冷却し、生成した沈
殿をろ別し、該沈殿をアセトンで洗浄後、シリカゲル・
カラムクロマ1へグラフィー〔溶離液:ヘキサン/クロ
ロホルム−8/2(容量比)の混合溶媒〕で精製するこ
とにより緑白色結晶である下式(b)のビス(4−オク
タデシロキシジチオベンジル)ニッケル1.1g を得
た。これの熱分解温度は約260℃であり、1H−NM
Rスペクトル及びIRスペクトル(KBr法)をそれぞ
れ第7図及び第8図に示す。
(ただし、式中、2個のX″ のうち一方が水素、他方
がn−オクタデシロキシ基であり、2個のX2 のうち
一方が水素、他方がn−オクタデシロキシ基である。) 実施例5 実施例3においてベンズアルデヒド5.7g の代わり
に4−クロロベンズアルデヒド7.5g(0,053モ
ル)を用いること以外は実施例3と同様にして4−n−
オクタデシロキシ−4′−クロロベンゾイン7.7g 
を得た。これの″I−I−NMRスペク1ヘル及びIR
スペクトル(KBr法)をそれぞれ第9図及び第10図
に示す。
実施例6 4−n−オクタデシロキシ−4′−クロロベンゾイン5
.0 g 、 P2S53.3 g及び(NH4)、、
5O42,Ogをジオキサンコ−50m flに投入し
2時間還流した。反応液を冷却後過剰のP2S、をろ別
し、ろ液にNJ、CQ、、・6H203,6gを水55
mQに溶解したものを加え2時間還流した。反応後、反
応液を冷却し、生成した沈殿をろ刑し、該沈殿をアセ1
ヘンで洗浄後、シリカゲル・カラムクロマトグラフィー
〔溶離液:ヘキサン/クロロホルム−7/3(容量比)
の混合溶媒〕で精製することにより緑白色結晶である下
式(c)のヒス(4−n−オクタデシロキシ−4′−ク
ロロ−ジチオベンジル)ニッケル0.8 g  を得た
これの熱分解温度は約260℃であり、1H−NMRス
ペク1ヘル及びTRスペクトル(KBr法)をそれぞれ
第11図及び第12図に示す。
(ただし、式中、2個のX3は一方が塩素、他方がn−
オクタデシロキシ基、2個のX4 は一方が塩素、他方
がn−オクタデシロキシ基である。)試験例1 ビス(4,4’ −ジ−n−オクタデシロキシ−ジチオ
ベンジル)ニッケルのトルエン溶液(ImmoQ/Q)
を耐熱ガラス基板上に滴下し、回転塗布した。塗布条件
は、400rpmで20秒、次いで] 2 Q Orp
+nで30秒とした。得られた膜の吸収スペクトルを第
13図中グラフ千として示した。
得られた膜を空気中で80’Cまで加熱した後空気中で
室温まで冷却したところ、第13図にグラフ2として示
すようにわずかに吸収極太が長波長側にシフトするとと
もに吸光度もわずかに上昇した。
さらにこの膜を125℃まで加熱した後空気中で室温ま
で冷却したところ、第13図にグラフ3として示すよう
に吸収極大が50nm程短波長側にシフl−した。
試験例2 試験例1において、ビス(4,,4,’−ジーn −オ
クタデシロキシ−ジチオベンジル)ニッケルの代わりに
実施例4で得られたビス(4−n−オクタデシロキシ−
ジチオベンジル)ニッケルを用いたほかは、試験例1と
同様な条件で回転塗布膜を作製した。得られた膜の吸収
スペク1〜ルを第14図にグラフ4として示した。得ら
れた膜を空気中で70’Cまて加熱した後空気中で室温
まで冷却したところ、第14図にグラフ5として示すよ
うに吸光度が増加するとともに吸収極大が50nm程短
波長側にシフ1−シた。さらにこの膜を125°Cまで
加熱した後空気中で室温まで冷却したところ、第14図
にグラフ6として示すように吸収極大が55nm程長波
長側にシフI〜した。
試験例3 試験例1において、ビス(4,4’ −ジ−nオクタデ
シロキシ−ジチオベンジル)ニッケルの代わりに実施例
6で得られたビス(4−オクタデシロキシ−4−クロロ
−ジチオベンジル)ニッケルを用いたほかは、試験例1
と同様な条件で回転塗布膜を作製した。得られた膜の吸
収スペクトルを第15図にグラフ7として示した。得ら
れた膜を空気中で125°Cまで加熱した後空気中で室
温まで冷却したところ、第15図にグラフ8として示す
ように吸収極大が60nm程短波長側にシフ1−シた。
比較試験例1 試験例1において、ビス(4,4’ −ジーn−オクタ
デシロキシ−ジチオベンジル)ニッケルの代わりにビス
(ジチオベンジル)ニッケルを用いたほかは、試験例1
と同様な条件で回転塗布膜を作製した。得られた膜に対
し試験例1と同様な加熱処理を行ったが、吸収極大のシ
フトは認められず、吸光度も変化しなかった。また、加
熱温度の上昇と共に結晶化の進行が認められた。
実施例7 4.4′−ジヒドロキシベンジル2.0 g  をDM
F50rnQに溶解し、水素化す1ヘリウム(流動パラ
フィン約55%含有)0.5g  を徐々に添加し、そ
の後ヨード−ローオクタデカン9.4gを添加し60℃
で2時間反応させた。反応溶液を冷却することによって
得られた固体をろ別後、エタノールから再結晶すること
により、4,4′ジーn−オクタデシロキシベンジル2
.2g を得た。’ I−■−N M Rスペク1〜ル
及びIRスペク)〜ル(KBr法)をそれぞれ第16図
及び第17図に示す。
得られた4、4.’ −ジーn−オクタデシロキシ6一 ベンジル2.0g を4,4′−ジ−n−オクタデシロ
キシベンゾイン7.0 g  の代わりに使用し、p 
z s s 、 (N H4) S O4及びN i 
Cfl 、、・6H20の使用量をそれぞれ0.89g
  、0.53g 及び0.95g としたこと以外は
実施例2に準じて行い、同様にビス(4,,4’ −ジ
−n−オクタデシロキシ−ジチオベンジル)ニッケル0
.65 g  を得た。
〔発明の効果〕
請求項]におけるジチオレン型金属錯体は、新規であり
、熱によりその会合状態又は配列状態が変化し、吸収ス
ペクトルが変化し、記録媒体の記録材料として有用であ
る。
請求項2におけるベンゾイン化合物及び請求項3におけ
るベンジル化合物は、いずれも新規であって上記ジチオ
レン型金属錯体の原料として有用である。
請求項4における方法により、上記ジチオレン型金属錯
体を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られた4、4′−ジ−n−オクタ
デシロキシベンゾインの11−I −N M Rスペク
1〜ル、第2図は該化合物のIRスペクトル、第3図は
実施例2で得られたビス(4,4’ −ジ−n−オクタ
デシロキシ−ジチオベンジル)ニッケルの1H−N M
 Rスペクトル、第4図は該錯体のIRスペクトル、第
5図は実施例3で得られた4−n−オクタデシロキシベ
ンゾインのJ(−NMRスペク1ヘル、第6図は該化合
物のIRスペクトル、第7図はビス(4−n−オクタデ
シロキシ−ジチオベンジル)ニッケルの’ H−N M
 Rスペクトル、゛第8図は該錯体のIRスペクI−ル
、第9図は4−n−オクタデシロキシ−4′−クロロベ
ンツインの1H−NMRスペクトル、第10図は該化合
物のIRスペクトル、第11図はビス(4−n−オクタ
デシロキシ−4′−クロロ−ジチオベンジル)ニッケル
の’ F(−N M Rスペクトル、第12図は該錯体
のIRスペクトル、第13図はビス(4゜4′−ジ−n
−オクタデシロキシ−ジチオベンジル)ニッケルの吸収
スペクトル、第14図はビス(4−n−オクタデシロキ
シ−ジチオベンジル)ニッケルの吸収スペクトル、第1
5図はビス(4r)−オクタデシロキシ−4′−クロロ
−ジチオベンジル)ニッケルの吸収スペクl〜ル、第1
6図は実施例7で得られた4、4′−ジ−n−オクタデ
シロキシベンジルの1H−N M Rスペク(〜ル、第
17図は該化合物のIRスペク1−ルを示す。 1、.4..7・・熱処理前の吸収スペクトル、2,5
70”Cで熱処理後の吸収スペクトル、3,6゜8・・
125℃で熱処理後の吸収スペクトル。 ■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、式中、R^1とR^2のうち一方はオクタデ
    シロキシ基を示し、他方は水素、ハロゲン、アルキル基
    又はアルコキシ基を示し、R^3とR^4のうち一方は
    オクタデシロキシ基を示し、他方は、水素、ハロゲン、
    アルキル基又はアルコキシ基を示し、MはNi、Pd又
    はptを示す)で表わされるジチオレン型有機金属錯体
    。 2、一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (ただし、式中、R^5とR^6のうち一方はオクタデ
    シロキシ基を示し、他方は水素、ハロゲン、アルキル基
    又はアルコキシ基を示す)で表わされるベンゾイン化合
    物。 3、一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (ただし、式中、R^7とR^8のうち、一方はオクタ
    デシロキシ基、他方は水素、ハロゲン、アルキル基又は
    アルコキシ基を示す)で表わされるベンジル化合物。 4、請求項2に記載の一般式(II)で表わされるベンゾ
    イン化合物又は請求項3に記載の一般式(III)で表わ
    されるベンジル化合物を硫化リンと反応させた後、ニッ
    ケル、パラジウム又は白金の金属ハロゲン化物又はハロ
    ゲン化金属酸カリウムを反応させることを特徴とする請
    求項1に記載の一般式( I )で表わされるジチオレン
    型有機金属錯体の製造法。
JP19338790A 1990-07-20 1990-07-20 ジチオレン型有機金属錯体、その製造法、ベンゾイン化合物及びベンジル化合物 Pending JPH0482895A (ja)

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