JPH048290B2 - - Google Patents

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JPH048290B2
JPH048290B2 JP62136041A JP13604187A JPH048290B2 JP H048290 B2 JPH048290 B2 JP H048290B2 JP 62136041 A JP62136041 A JP 62136041A JP 13604187 A JP13604187 A JP 13604187A JP H048290 B2 JPH048290 B2 JP H048290B2
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JP
Japan
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film
cake
conveyor
sealing
supply
Prior art date
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Application number
JP62136041A
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English (en)
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JPS63307014A (ja
Inventor
Kyoshi Seko
Yoshitaka Iida
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK filed Critical Fuji Jukogyo KK
Priority to JP13604187A priority Critical patent/JPS63307014A/ja
Publication of JPS63307014A publication Critical patent/JPS63307014A/ja
Publication of JPH048290B2 publication Critical patent/JPH048290B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ケーキのフイルム包装方法および
その装置に関し、更に詳しくは、所要形状のケー
キの側面にフイルム巻付け包装を施すに際して、
当該フイルムの両端部での重ね合わせ部がない良
好な外観の包装を実現して、従来熟練を要してい
た手作業を不要にすると共に、全体的なフイルム
の使用量を減少させ、ランニングコストの低減を
図り得るケーキのフイルム包装技術に関するもの
である。
従来技術とその問題点 円盤状に焼上げたケーキ本体を所要中心角で複
数に裁断した、平面的に三角形状を呈するシヨー
トケーキや、その他四角のブロツク状のケーキ
は、当該ケーキの側面におけるスポンジ部が直接
空気にさらされて乾燥し、呈味変化等の品質劣化
をきたすのを防止するために、その垂直な側面を
所要の合成樹脂製フイルムにより包囲巻付けする
ことが一般に行なわれている(なおケーキ上面に
はクリーム等が塗布され、また底面には裏紙が敷
かれているので、ケーキ側面にのみフイルムの巻
付けは必要とされる)。更に製造元から消費者ま
での流通過程で型崩れするのを防止し、併せて取
扱い上の衛生を確保する見地からもこのフイルム
の巻付けは必要とされる。
従来この種のケーキの側面へのフイルムの巻付
け作業は、作業者による手作業に頼つているのが
現状であり、作業能率の向上が計られないと共
に、個人差により包装状態のバラツキが著しく、
外観的な商品価値を損なう場合もあつた。そこで
ケーキへのフイルム自動巻付けを達成するための
手段が既にいくつか提案されており、例えば特開
昭56−74414号に係る発明が公知である。しかし
従来のフイルム自動巻付装置では、第10図a,
bに示す如く、ケーキ本体12の側面にフイルム
Fを巻付けた際に、必ずそのフイルムFの両端部
における重ね合わせ部Dが必要となる。このため
当該フイルムFの重ね合わせ部Dを接着するため
の糊付け機構を別途必要とし、全体としての機構
が複雑化する欠点がある。また一般に透明なフイ
ルムが使用されるため、ケーキを購入した消費者
が当該フイルムを剥離しようとする際に、そのフ
イルム重ね合せ部を視認するのが困難な場合が多
く、このためフイルムの取り去りが繁雑となる場
合があつた。
更に、従来のようにフイルムの重ね合わせ部を
糖分や澱粉糊等からなる可食製糊料を使用して接
着したものにおいては、消費者に販売するまでの
流通過程で包装されたケーキを冷凍保存する場
合、前記糊料にて接着されたフイルムの重ね合わ
せ部に剥離を生じ、再度糊付けを行なわなければ
ならない欠点があつた。
発明の目的 この発明は前述したケーキのフイルム自動包装
装置に内在している前記欠点に鑑み、これを好適
に解決するべく提案されたものであつて、ケーキ
側面へのフイルムの巻付けを自動化すると共に、
そのフイルム巻付け後に該フイルム両端部の重ね
合わせ部を不要とし、これにより糊付接着機構を
省略して機構の簡易化を図り、併せてフイルム使
用量を低減し得る経済的なフイルム包装装置を提
供することを目的とする。
また本発明の別の目的は、ケーキに巻付けられ
たフイルムの両端部において、溶断シール線を明
確に視認可能に形成してその部分において剥離自
在にし、更に所望に応じてV形の切欠部をその溶
断シール線の上部に同時に形成可能として、消費
者によるフイルムの取り去りを容易化させ得る手
段を提供することにある。
問題点を解決するための手段 前述した問題点を克服し、所期の目的を好適に
達成するため本発明に係るケーキの包装方法は、
ケーキの側面にフイルムを巻付け包装する包装方
法であつて、 ケーキを搬送する搬送手段上に、該搬送手段を
挟む両側に夫々設けた供給源から引出したフイル
ムを搬送手段を横断する方向に供給し、その始端
部が搬送手段における物品搬送中心において接合
されると共に、テンシヨンを付与した状態で搬送
面に対して垂直に張設されたフイルムの張設位置
に、前記搬送手段により搬送されるケーキの前端
部が到来するタイミングで、前記フイルムへのテ
ンシヨンの解除を行ない、ケーキ前端部がフイル
ムに当接して更に搬送されるのに伴ないフイルム
供給源からの自由引出しを許容し、 前記ケーキの後端部がフイルム張設位置を通過
した後、前記フイルムをケーキ後端部において垂
直に溶断シールし、 前記フイルムを溶断シールするタイミングに調
時してフイルムの供給源からの自由引出しに制動
を与えると共に、その引出し方向に反してフイル
ムを引戻すことにより該フイルムにテンシヨンを
付与することを特徴とする。
更に前記ケーキの包装方法を好適に実施するた
め本願の別の発明に係るケーキの包装装置は、フ
イルム包装されるべきケーキを搬送する供給コン
ベヤと、 前記供給コンベヤの下流側において、前記ケー
キの搬送ラインを挟む両側に夫々設けた供給源か
ら引出し供給自在なフイルムを、搬送ラインを横
断する方向に供給してケーキ搬送面に対して垂直
に張設するフイルム供給手段と、 前記フイルム張設位置の上に配設され、供給コ
ンベヤにより搬送されるケーキの前端部および後
端部の通過を夫々検出する検出手段と、 前記供給コンベヤの下流に配設され、該コンベ
ヤの搬送中心に対して相互に近接および離間移動
可能な一対のシール部材を備え、前記ケーキの後
端部を前記検出手段が検出したタイミングに調時
して、前記供給源から引出されたフイルムをケー
キ後端部において垂直に溶断シールするシール手
段と、 前記供給コンベヤの下流側に配設され、前記検
出手段がケーキ後端部を検出したタイミングに調
時して駆動を開始して包装されたケーキを下流側
に搬送する搬送コンベヤと、 前記フイルムの供給源に対して接離可能に配設
され、前記シール手段によりフイルムを溶断シー
ルするタイミングに調時して供給源を圧接し、フ
イルムの供給源からの自由引出しに制動を付与す
る制動手段と、 前記フイルムの供給源をフイルム引出し方向に
反する方向に付勢可能に配設され、前記シール手
段によりフイルムを溶断シールするタイミングに
調時して作動し、溶断シール後の余剰繰出しフイ
ルムを供給源に引戻してテンシヨンを付与し、前
記検出手段によりケーキ前端部の到来を検出した
タイミングに調時して作動が解除され、前記フイ
ルム供給手段により張設されたフイルムのテンシ
ヨンを解除するテンシヨン付与手段とから構成し
たことを特徴とする。
作 用 本願の方法発明では、搬送手段を横断して垂直
に張設したフイルムに向けてケーキを搬送し、該
ケーキの前端部がフイルム張設位置に到来するタ
イミングで、フイルムへのテンシヨンの解除およ
びフイルムの供給源からの自由引出しが許容され
る。これにより、ケーキの搬送に伴つてフイルム
は供給源から円滑に引出され、軟質なケーキが型
崩れするのを未然防止し得る。また、ケーキの搬
送により引出されたフイルムは、ケーキの後端部
で溶断シールされる。従つて、フイルムの重ね合
わせ部を生ずることがなく、フイルムの消費量を
低減し得る。
次に、本願の装置発明では、供給コンベヤの下
流側において、供給源からケーキの搬送ラインを
横断する方向に引出したフイルムを、ケーキ搬送
面に対して垂直に張設した状態で、該供給コンベ
ヤによりケーキをフイルムに向けて搬送する。フ
イルム張設位置の上流に配設された検出手段が、
ケーキの先端部の到来を検出すると、前記フイル
ムへのテンシヨンが解除されると共に、前記供給
源からのフイルムの自由引出しが許容される。
前記ケーキの先端部がフイルムに当接し、更に
搬送されると、ケーキの搬送に伴つてフイルムが
供給源から引出されると共に、該ケーキはフイル
ム張設位置の下流に設けた一対のシール部材の間
を通過する。また、フイルムを引出しつつ搬送さ
れるケーキは、供給コンベヤから搬送コンベヤに
受渡され、該搬出コンベヤにより引続き下流側に
搬送される。そして、前記検出手段がケーキの後
端部の通過を検出すると、前記一対のシール部材
が相互に近接移動し、両シール部材の間に臨むフ
イルムはケーキの側面に巻付包装されると共に、
ケーキの後端部でシールおよび切断される。
なお、前記シール部材によりフイルムを溶断シ
ールするタイミングに調時して制動手段が作動
し、前記供給源からのフイルムの自由引出しに対
し制動が付与され、これによりフイルムの過剰引
出しが防止される。また、テンシヨン付与手段が
作動し、前記供給源から引出された余剰のフイル
ムを供給源に引戻すことにより、該フイルムは所
要のテンシヨンが付与された状態で、ケーキ搬送
ラインを横断すると共に、その搬送面に対し垂直
に張設される。
実施例 次に本発明に係るケーキの包装方法およびその
装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を
参照しながら以下説明する。
(供給・搬送コンベヤについて) 第3図および第4図に示すように、箱状ケーシ
ングからなる装置本体51の上部には、正面側お
よび背面側に水平に延出する張出支持面17,1
7が夫々固定されている。また本体51の上部左
側に、水平に張出す支持体53が固定され、これ
に後述する搬出コンベヤおよびその駆動系が組込
まれるようになつている。本体51の上面には、
無端ベルトからなる供給コンベヤ10が、その搬
送面を水平にして走行自在に配設されている。ま
たこの供給コンベヤ10の下流側に位置する前記
支持体53の上面に、同じく無端ベルトからなる
搬出コンベヤ11が、その搬送面を前記供給コン
ベヤ10と同一レベルにして走行自在に配設され
ている。
供給コンベヤ10およびその走行駆動系を、第
4図および第5図を参照して説明する。供給コン
ベヤ10は、前記本体51における頂部近傍の両
端に離間配置した一対の従動ローラ15,15
と、その下方に位置し駆動源により積極駆動され
る駆動ローラ48と、これらローラ15,15お
よび48に巻掛けられた無端ベルト10aとから
構成されている。前記駆動源として、本体51の
内部に減速機付モータ86が配設され、このモー
タ86の回転軸に設けたスプロケツト86aと、
前記駆動ローラ48の回転軸に固定したスプロケ
ツト80とにチエン85が巻掛けられている。な
お第4図で符号49は、供給コンベヤ10の張力
を調整するためのテンシヨンローラを示す。
また前記搬出コンベヤ11は、水平に張出した
支持体53の頂部に離間配置した従動ローラ1
6,16と、その下方に設けた駆動ローラ57
と、これらのローラ群に巻掛けた無端ベルト11
aとから構成されている。第5図に示す如く、こ
の駆動ローラ47の回転軸に固定したスプロケツ
ト87と、前記供給コンベヤ10を駆動するスプ
ロケツト80に同軸固定したスプロケツト81と
の間にチエン84が巻掛けられ、前記搬出コンベ
ヤ11は前述のモータ86からの動力を受けて駆
動される。但しスプロケツト87には電磁クラツ
チ83が介装されていて、このクラツチ83をオ
ン・オフ制御することにより、搬出コンベヤ11
の走行および走行停止が制御されるようになつて
いる。なお搬出コンベヤ11の張力は、テンシヨ
ンローラ50によつて調整される。
(フイルム供給手段について) 前述した供給コンベヤ10の後端部における僅
か上流側には、この供給コンベヤ10上に、該コ
ンベヤ10を横断する方向(ケーキ12の搬送方
向に対し交差する方向)に引出されて、搬送面に
対し垂直にフイルム74が張設されるようになつ
ている。すなわち、第3図に示すように、供給コ
ンベヤ10を挟んで、その両側に水平に延出して
いる夫々の張出支持面17上の適宜の位置に、回
転軸19が回転自在に垂直に配設され、ケーキ側
面に巻付け包装される熱融着性の合成樹脂フイル
ム74のロール巻取体20が、前記回転軸19に
着脱自在に嵌挿される。この回転軸19は、殊に
第4図および第8図に示す如く、その下方にフラ
ンジ18および大径部68が一体的に形成されて
おり、このフランジ18の上面に前記巻取体20
が載置固定される。なお前記フランジ18の裏面
に、後述する制動手段が作用して制動が付与さ
れ、また大径部68に、巻取体20の自由回転を
阻止してフイルム74の弛みを防止するテンシヨ
ン付与手段が作用するよう構成されているが、そ
の機能については後述する。
一方の張出支持面17上に設けた回転軸19に
嵌挿された巻取体20のフイルム74は、当該張
出支持面17上の所定位置に立設した案内ローラ
21,22を介して引出され、前記供給コンベヤ
10を挟んで対向する他方の張出支持面17に設
けた回転軸19に嵌挿した巻取体20から引出し
たフイルム74の先端と、後述のシール手段によ
り溶断シールされることにより溶断シール線77
が形成されて接続されるようになつている。この
ように各端部において溶融接合した両フイルム7
4,74は、第3図に示すように、前記供給コン
ベヤ10の後端部より僅か上流側において、該コ
ンベヤ10を横断し、その搬送面に対し垂直に延
在することになる。
(ケーキ前端部および後端部の検出手段につい
て) 第3図に示す如く、供給コンベヤ10を横断す
る方向に張設されるフイルム74の僅か上流側の
両側に、例えば光電スイツチからなる投受光手段
23,24が対向配置され、これによりケーキ1
2の前端部の到来および後端部の通過を検知可能
になつている。この投受光手段23,24は、図
示しない電気制御回路系に電気接続されている。
(シール手段について) 前述した供給コンベヤ10の後端部と搬出コン
ベヤ11の前端部との間に形成される所要の間隙
を、一対のシール部材が相互に近接および離間し
て、ケーキの側面に巻付けたフイルムのシールお
よび切断をなし得るようになつている。なお本明
細書では、後述の如く通電加熱されるシール体3
4および該シール体を受けるシール受け部25の
両組合わせをもつて、一対のシール部材を意味し
ているものとする。
第1図および第3図に示す如く、通電により加
熱されるシール体34(例えば電熱ヒータ)が、
保持部材71に垂直に配設され、この保持部材7
1は第6図に示す如く、平行リンク機構に関係的
に接続されている。またコンベヤ10,11の搬
送ラインを挟んで前記シール体34と対向する反
対側の位置に、シール受け部25が保持部材76
を介して垂直に固定されており、この保持部材7
6は、第6図に示す別の平行リンク機構に関係的
に接続されている。そしてこれら両平行リンク機
構を作動させることにより、前記シール体34お
よびシール受け部25が、コンベヤ10,11の
搬送中心に対して、相互に近接および離間移動し
得るようになつている。
例えば前記シール体34を、その垂直姿勢を保
持して平行移動させ得るためのリンク機構は、下
端部を夫々揺動軸88および支持軸に支持したリ
ンクレバー44,45と、これらリンクレバー4
4,45の上端部を枢着した支持片27とから構
成され、前記揺動軸88を所要の中心角で揺動さ
せることにより、平行リンク機構が作動して支持
片27を介して前記シール体34を平行に進退移
動させ得るようになつている。またリンクレバー
44の揺動軸88には、別のリンクレバー33が
共通的に固定され、後述するコンロツド55がそ
の一端部に取付けられている。
同様にシール受け部25の進退駆動機構は、本
体51の一側面に配設した一対の軸受70,72
に夫々回動自在に枢支された一対のリンクレバー
44,45と、このレバー44,45の上端部に
リンク接続された支持片27とからなり、この支
持片27の一端部に前記シール受け部25が垂直
に配設されている。なおこのシール受け部25
は、前記シール体34に対する受け側となるの
で、耐熱性に富むシリコンゴム等の材質が使用さ
れ、更にその表面に、溶断後におけるフイルム剥
離性を良好にするため、例えばテフロン材質のテ
ープが貼り付けられている。
更にシール受け部25の平行リンク機構を構成
する一方のリンクレバー44の下端部に、他のリ
ンクレバー46が、その軸を共通にして固定され
て下方に延在している。このリンクレバー46の
下端部と、前記シール体34を平行駆動する側の
リンクレバー44の揺動軸88に共通に固定した
別のリンクレバー33とが、前記コンロツド55
を介して連接されている。
前記両平行リンク機構の駆動源を第5図に示
す。すなわち装置本体51の下方に、減速機を備
えた減速モータ97が配設され、その回転軸にス
プロケツト96が配設されている。また本体51
にクラツチ・ブレーキユニツト93が配設固定さ
れ、このユニツト93の回転軸に配設したスプロ
ケツト94と前記スプロケツト96とにチエン9
5が張架されている。これにより、前記モータ9
7の回転が、チエン95を介して当該クラツチ・
ブレーキユニツト93に伝達される。前記減速モ
ータ97は装置の電源投入により常時回転し、そ
の動力を受けたクラツチ・ブレーキユニツト93
をオン・オフ制御することにより、後述する機構
を介して当該ユニツト93に接続される前記平行
リンク機構の駆動・停止を行なうようになつてい
る。
クラツチ・ブレーキユニツト93の回転軸98
には、クランクロツド92が偏心的に枢着され、
このクランクロツド92の他端部は、一対の軸受
70,70に枢支した前記揺動軸88に固定した
クランクレバー89の一端部にピン接続されてい
る。従つて前記クラツチ・ブレーキユニツト93
のクラツチがオン作動すると同時にブレーキがオ
フ作動され、減速モータ97の回転はユニツト9
3の回転軸98に出力され、その回転は前述した
クラツクロツド92およびクランクレバー89を
介して前記揺動軸88に揺動運動として伝達され
る。
なお第5図に示す如く、前記クランクレバー8
9には被検知部材90が配設され、この被検知部
材90の揺動軌跡上に、光センサからなる検知手
段91が本体51側に配設されている。そしてこ
の被検知部材90は、両シール部材が相互に当接
した位置にくるタイミングにおいて、検知手段9
1を作動させるようになつている。
このように、揺動軸88が所要中心角で揺動付
勢されることにより、第6図および第7図に示す
両平行リンク機構が作動され、これにより前記シ
ール体34およびシール受け部25が、コンベヤ
10,11の物品搬送中心に体して、相互に近接
および離間する平行往復運動を反復するようにな
る。なお第5図に示す如く、前記回転軸98に
は、その回転に伴なつて近接スイツチ等の検知手
段100の検出面を周回する被検知部材99が配
設され、これによりシール部材が定位置において
停止したことを検出可能になつている。
(シール体とフイルム押えとの各後退機構につい
て) 第1図、第6図および第7図に戻つて、全体と
して横T字形に形成されると共に、その垂直部7
1aの先端部に前記シール体34を配設した保持
部材71には、フイルム押え35が該保持部材7
1に対して左右方向に進退移動自在に配設されて
いる。すなわち、フイルム押え35は、所定間隔
で平行に配設された押圧片35a,35aと、こ
の押圧片35aの上下両端に配設した平面におい
て逆コ字状をなす挟持片35b,35bとからな
り、このフイルム押え35に形成された溝部35
cに前記保持部材71の垂直部71aが摺動自在
に嵌挿されている。また保持部材71の水平部7
1bは、前記挟持片35b,35bの間から図面
において左右方向に延出している。
このフイルム押え35における押圧片35a,
35aは、保持部材71に配設した前記シール体
34の垂直方向における両側部に位置すると共
に、前記シール受け部25に指向する側の垂直端
面を、シール体34の垂直先端部よりも僅かにシ
ール受け部25側に突出するように設定してあ
る。これはシール体34がフイルム74を介して
シール受け部25に接触する直前に、前記フイル
ム押え35の垂直端縁部が、フイルム74をシー
ル受け部25に対して押え付けるようにして、溶
融切断位置のずれ発生を防止するためのものであ
る。
保持部材71における垂直部71aには、その
水平部71bを挟んで上下に一対のボルト36,
36が平行に設けられ、このボルト36,36
は、前記フイルム押え35の挟持片35bに穿設
した通孔(図示せず)に挿通されている。ボルト
36には、前記挟持片35bとの間に圧縮ばね3
7が介挿され、当該ボルト36に螺着したナツト
42により、フイルム押え35のシール受部25
に対する押圧力を調整し得るようになつている。
また保持部材71およびフイルム押え35は、
前記支持片27に対して、所要の押圧力を受ける
ことによつて、左方向へ後退可能に配設してあ
る。すなわち、前記支持片27の一側に連結部材
26が固定され、この支持片27と連結部材26
との間に形成された断面矩形状の通孔(図示せ
ず)に、前記保持部材71の水平部71bが摺動
自在に挿通されている。第6図に示すように、支
持片27には楕円形の長孔が穿設され、この長孔
を介して保持部材71に突設した突出片38が前
方に突出させてある。また支持片27に固定した
ブラケツト41に、前記突出片38に配設したボ
ルト39が挿通され、かつボルト39に弾力的に
介挿した圧縮ばね40の弾圧力をナツト43によ
り調整可能になつている。
このように構成したことにより、前記両平行リ
ンク機構が作動して両シール部材が相互に近接し
た際に、前記シール体34がシール受け部25に
当接するに先立つて、先ずフイルム押え35がシ
ール受け部25に当接し、このときフイルム押え
35が、前記圧縮ばね37の弾力に抗して僅かに
左方向に水平に後退可能となつている。また何ら
かの原因により、両シール部材がケーキとは別の
硬質部材を噛み込んだような場合には、前記フイ
ルム押え35および保持部材71が、前記圧縮ば
ね40の弾力に抗して左側に大きく後退して、前
記フイルム押え35およびシール体34の損傷を
防止するようになつている。
なお前記シール体34には、第1図に示す如
く、コンベヤ上に略垂直に張設されたフイルム7
4の上端部と対応する位置に、ケーキ12の搬送
方向とは逆方向に向けて折曲されたV字形の折曲
部34aを選択的に形成しておくことにより、フ
イルム74の巻付け包装が終了したケーキ12の
フイルム前端部側の溶断シール線77の上部に、
V形切欠部75を形成することができる。この場
合は、効果に関連して後述する如く、V形切欠部
75の視認および当該部分での切り裂きが容易に
なる利点がある。
(補助案内ローラおよびケーキ案内板について) 支持片27に夫々配設した連結部材26には支
持部材28が配設固定され、この支持部材28の
前記供給コンベヤ側に臨む端部に、垂直に補助案
内ローラ29が回転自在に枢支されている。これ
によつて、張設されているフイルム74にケーキ
12の前端部が当接し該フイルムを前方に引出す
に際し、フイルム74が前記補助案内ローラ29
に当接してその引出しが補助される。また支持部
材28には、調節ボルト73を介して搬出コンベ
ヤ11側に延在する調節板30が固定され、この
調節板30の先端部に連結棒31を介して案内板
32が配設されている。両案内板32,32は、
何れも調節ボルト73を回動することによつて、
両者間の対向角度を自在に調節し得るものであつ
て、フイルム74に両シール部材が溶断シールを
施すに際し、ケーキ12を両シール部材の中央位
置に寄せる作用を行なうと共に、ケーキ12の側
面にフイルム74を緩徐に圧接する作用も営む。
なお第3図に示すように、装置本体5の上部両
側に、案内棒14を備えた調節板13が調節ねじ
52を介して夫々調節自在に配置され、前記案内
棒14を供給コンベヤ10の上流側に臨ませてい
る。これは、ケーキ12を供給コンベヤ10上の
中心線上に合致させて載置させ得るように、両案
内棒14,14の対向角度を調節可能になつてい
る。なおこの案内棒14は、ケーキ自動供給装置
により、ケーキを供給コンベヤ10に間欠供給す
るような場合は必要でない。
(テンシヨン付与手段とフイルム制動手段につい
て) 次に、自由回転する回転軸19に嵌挿された前
記巻取体20に対して、常にはその自由回転に制
動を与えてフイルム74にテンシヨンを付与する
手段および、フイルム74がケーキ12により繰
出される際の巻取体20の回転慣性力によるフイ
ルム74の過剰繰出しを防止するための制動手段
とにつき説明する。なお供給コンベヤ10を挟ん
で配設される夫々の回転軸19,19には、同一
のテンシヨン付与手段および制動手段が配設され
ているので、背面側に配設した回転軸19に関し
てのみ説明する。
第8図および第5図に関連して前述した如く、
回転軸19の下端部に一体形成した大径部68
に、逆転ローラ69が接離自在に圧接され、フイ
ルム74がケーキ12の搬送に伴い引出されて矢
印方向に回転するに際し、これと反対方向の回転
力を回転軸19に付与し得るようになつている。
すなわち第5図において、減速モータ86により
チエン85を介して回転駆動されるスプロケツト
80には、これと同軸的に大径のプーリ79が固
定されている。また前記張出支持面17の裏面
に、2段構成のプーリ66,65が回転自在に配
設され、前記大径のプーリ79とプーリ66とに
ベルト78が巻掛けられて回転の伝達が行なわれ
る。なおテンシヨンプーリ82が、前記ベルト7
8に所要の張力を付与している。更にプーリ66
と、供給コンベヤ10を挟んで反対側に配設され
たプーリ66(第4図参照)との間に、別のベル
ト67が巻掛けられ、これにより供給コンベヤ1
0を挟んで対称的に配設した両プーリ66,66
の同期回転がなされる。
前記張出支持面17の裏面で、かつ前記大径部
68の下方側に位置して支持板61が、枢支軸6
0aを中心として水平回動可能に枢支され、この
支持板61の裏面における両端部近傍に、その回
転中心を垂直にしてプーリ59,60が軸支され
ている。両プーリ59,60にはベルト63が巻
掛けられると共に、一方のプーリ60と前記プー
リ65との間にベルト64が巻掛けられて、前記
大径のプーリ79の回転をプーリ59に伝達可能
になつている。ここでプーリ59には、張出支持
面17の上方に突出する逆転ローラ69が同軸的
に配設されているので、逆転ローラ69もプーリ
59と同様に回転駆動される。なお前記支持板6
1にピン54が突設され、張出支持面17に配設
したブラケツトに螺着されたボルト57と前記ピ
ン54とに引張りばね58が張架され、この支持
板61に配設した逆転ローラ69を、常には前記
大径部68に圧接する方向に付勢するようになつ
ている。
このように構成したことにより、前記供給コン
ベヤ10および搬出コンベヤ11が走行駆動され
ている間は、前記逆転ローラ69は、常に第8図
において矢印方向に回転しつつ大径部68に圧接
されてスリツプしており、従つて回転軸19は常
にフイルム74がテンシヨンを有する状態に回転
付勢される。なお前記支持板61には、張出支持
面17に固定した第1ソレノイド62に設けたプ
ランジヤ62aが連結され、この第1ソレノイド
62を電磁付勢することにより、前記引張りばね
58の弾力に抗して支持板61は、逆転ローラ6
9を大径部68から離間させる方向に回動可能で
あり、これによりフイルム74へのテンシヨン付
与が解除可能である。なおこの第1ソレノイド6
2のオン・オフ制御は後述する。
更に第8図に示すように、前記フランジ18の
下方において張出支持面17に、第2ソレノイド
56が垂直に配設固定され、この第2ソレノイド
56に設けたプランジヤ56aは、常にはその先
端部をフランジ18からは離間させている。そし
て第2ソレノイド56を電磁付勢すると、プラン
ジヤ56aが上昇してフランジ18に当接し、こ
れにより回転軸19の自由回転に対して制動を付
与し得るようになつている。この第2ソレノイド
56のオン・オフ制御のタイミングについても後
述する。なお前記の第1ソレノイド62および第
2ソレノイド56は、何れもテンシヨン付与手段
および制動手段の駆動源としての一例を示すもの
であつて、それ以外に短ストロークの空圧シリン
ダ等、各種のアクチユエータを適宜採用し得るも
のである。
実施例の作用 次に、この実施例に係るケーキのフイルム包装
装置の使用の実際につき、ケーキ包装方法との関
係において以下説明する。装置の電源を投入し包
装待機状態に入ると、減速モータ97が回転して
その動力をクラツチ・ブレーキユニツト93に伝
達する。但しこの包装待機状態では、クラツチ・
ブレーキユニツト93のクラツチは切られ、ブレ
ーキは作動状態になつていて、両シール部材は、
第1図に示す如く、最大限相互に離間した位置に
おいて停止してシール動作を待機している。また
減速モータ86も回転して、供給コンベヤ10お
よび搬出コンベヤ11を第1図において矢印方向
に走行させている(搬出コンベヤ11の走行駆動
系に介挿したクラツチ83はオン作動している)。
第3図に示すように、供給コンベヤ10を挟ん
で両側に対向的に配置した両回転軸19,19に
は、夫々巻取体20が嵌挿され、これら各巻取体
20のフイルム74先端は、予め前記両シール部
材を作動させることにより溶融接合してある(こ
の接合部位を溶断シール線77で示す)。すなわ
ち両フイルム74,74は、第3図に示すよう
に、夫々案内ローラ21,22を経て前記供給コ
ンベヤ10の後端部側に引出され、この供給コン
ベヤ10の中央部において前記の溶接接合が付さ
れて、該コンベヤ15を横断(ケーキ12の搬送
方向に対して交差する)し、その搬送面に対して
垂直に張設された状態となつている。
このとき前記逆転ローラ69は、巻取体20を
嵌挿した回転軸19の大径部68に圧接されてス
リツプ回転しており、従つてフイルム74には所
要の張力が付与されている。なお第2ソレノイド
56はオフ状態になつていて、そのプランジヤ5
6aはフランジ18から離間して制動を解除して
いる。また前記シール体34に通電が開始され
て、その溶断シールを可能な状態で待機してい
る。
第1図に示す三角ケーキ12の側面に、フイル
ム74の巻付包装を行なう場合につき説明する。
前記両案内棒14,14の対向角度の調節がなさ
れ、コンベヤ10の搬送中心に三角ケーキ12
が、その尖つた部分を後側に向けてセツトされ
る。
供給コンベヤ10に載置したケーキ12が該コ
ンベヤ上を搬送されて、その前端部が前記投受光
手段23,24の検出部を通過すると、図示しな
い電気制御回路が作動して、前記第1ソレノイド
62に付勢指令を送り出す。すなわち第1ソレノ
イド62がオン作動してプランジヤ62aを後退
させ、前記大径部68と圧接していた逆転ローラ
69を離間させる。これにより回転軸19に与え
られていた回転規制が解かれ、フイルム74は巻
取体20からの自由引き出しが可能になる。
ケーキ12の前端部がフイルム74を捕えたま
ま更に搬送されるに伴い、当該フイルム74は巻
取体20から引出される。そして該ケーキ12の
後端部が、前記投受光手段23,24により検知
されると、電気制御回路に設けたタイマの時限動
作が開始され、当該タイマがタイムアツプする
と、第5図に示すクラツチ・ブレーキユニツト9
3のクラツチのオン指令およびブレーキのオフ指
令が出される。また同時に、搬出コンベヤ11に
おけるクラツチ83にもオフ指令が出される。
このクラツチ・ブレーキユニツト93のクラツ
チがオン動作すると、減速モータ97の回転は、
クランクロツド92およびクランクレバー89か
ら構成されるクランク機構に伝達され、揺動軸8
8を所要の中心角で揺動させる。このため第6図
および第7図に示す如く、両平行クランク機構が
作動して、両シール部材は相互に近接する。
前記両平行クランク機構による両シール部材の
近接動作中に、フイルム押え35および他方のシ
ール受け部25が夫々フイルム74を巻取体20
から引き出す。従つて巻取体20を嵌挿した回転
軸19には回転慣性が生じ、これを放置するとフ
イルム74の過剰引き出しを招くので、後述の制
動手段により対処するようになつている。
両平行クランク機構による両シール部材の近接
動作が更に進行すると、先ずフイルム押え35が
フイルム74を介在させた状態で、ケーキ12の
後端部側において他方のシール受け部25と当接
し、両フイルム74,74を定位置で保持する。
更にフイルム押え35は、圧縮ばね37の弾力に
抗して僅かに左方向に後退し、これによりフイル
ム押え35からシール体34の垂直端部が延出し
てシール受け部25と圧接し、両フイルム74,
74のシールおよび切断がなされて溶断シール線
77が形成される。このとき搬出コンベヤ11
は、前述した如く、クラツチ83がオフ動作し
て、その走行が停止されているので、ケーキ12
の後端部に確実に垂直な溶断シールを施すことが
できる。なおクラツチ83の停止時間は、ケーキ
12の長さに応じて、前記電気制御回路に組込ん
だタイマの調節により容易に調節可能である。
前述した回転軸19の回転慣性によるフイルム
74の過剰引き出しに対しては、両シール部材が
相互に当接した位置にくる直前のタイミングにお
いて、前記クランクレバー89に設けた被検出手
段90(第5図)が検知手段91を作動させる。
これにより第8図に示す第2ソレノイド56を電
磁付勢して、プランジヤ56aを前記回転軸19
のフランジ18に当接させ、その回転に制動を与
えてフイルム74の過剰引き出しを防止する。但
し、この時点では、ケーキ12の側面への巻付け
に必要な量のフイルム74の引き出しは終了して
いることは勿論である。なお第2ソレノイド56
の電磁付勢時間は、図示しない電気制御回路に組
込んだ別のタイマにより設定され、所要時間経過
後に該ソレノイド56の励磁は解除されて、回転
軸19の制動を解除する。
なお第1図に示す如く、シール体34にはV字
形の折曲部34aが形成されているので、両シー
ル部材が再び離間する際に、フイルム74に形成
される溶断シール線77の上端部にV形切欠部7
5が形成される。従つて第2図に示す如く、ケー
キ12にフイルム74を巻付けた際に、当該ケー
キ12の前端部にはV形切欠部が形成される。
また両シール部材が相互に当接した位置にくる
直前のタイミングで、被検知手段90が検知手段
91を作動させることは前述したが、このとき第
8図に関連して説明した第1ソレノイド62に対
する電磁付勢も解除される。これにより引張りば
ね58の弾力復帰作用下に、常時回転中の逆転ロ
ーラ69が再び回転軸19における大径部68に
当接し、従つて回転軸19にフイルム74の繰出
し方向とは反対方向の回転力を付与して、再びフ
イルム74に一定のテンシヨンが付与される。更
に、第5図に関連して先に説明した被検知部材9
9および検知手段100の相互作用により、両シ
ール部材が定位置に達したことを検知手段100
が検知し、前述したクラツチ・ブレーキユニツト
93のクラツチを再びオフ作動させ、またブレー
キをオン作動させることにより、ワンサイクルで
の両シール部材の作動を停止する。
なお実施例では、ケーキを停止させた状態で、
該ケーキの側面に巻付けたフイルムに溶断シール
を施す場合につき説明したが、本願はこれに限ら
れるものでない。例えば、一対のシール部材に、
ケーキの搬送方向に移動させる動作と、その搬送
中心に向けて移動させる動作とを合成する運動を
付与することにより、ケーキを搬送した状態のま
まフイルムに溶断シールを施すようにすることが
できる。
また、実施例では前記フイルムをケーキの後端
部で溶断シールする手段を、供給コンベヤと搬出
コンベヤとの間に設けたが、本願はこれに限られ
るものでない。例えばフイルムを搬送コンベヤの
上面に張設するよう構成すると共に、該張設位置
の下流側にシール手段を設けるようにしてもよ
い。また、フイルムの張設位置およびシール手段
の配設位置を、何れも供給コンベヤ側に設けるよ
うにすることも可能である。
発明の効果 本発明に係るケーキのフイルム包装方法および
装置によれば、従来熟練を要する手作業で行なわ
れていたケーキ側面へのフイルム巻付けを、自動
的に行なうことができ、作業者の個人差による包
装状態のバラツキがなくなつて作業効率が著しく
向上すると共に、外観的にも極めて良好な包装形
状が得られる。しかも本発明により包装されたケ
ーキは、当該フイルムの両端部における重ね合わ
せ部がなく、従つてフイルム全体の使用量が低減
されてコストを下げることが可能である。なお実
施例では、三角形状のケーキをフイルム包装する
例につき説明したが、各ガイド部材の対向角度を
調節することにより、四角形状のケーキその他の
菓子片の側面へのフイルム巻付けにも好適に使用
することができる。
ケーキの搬送に伴つて供給源から引出されたフ
イルムを溶断シールする際に、該フイルムの供給
源からの自由引出しに制動を付与することによ
り、フイルムが過剰に引出されるのを防止し得
る。また、供給コンベヤで搬送されるケーキがフ
イルム張設位置に到来するタイミングに応じて、
フイルムに対するテンシヨンを解除すると共に、
供給源からの自由引出しを許容し得るので、ケー
キがフイルムに当接した際に、該フイルムが供給
源から円滑に引出されて、軟質なケーキが型崩れ
するのを有効に防止し得る利点を有する。
更に、フイルム包装が終了した後のケーキに
は、当該フイルムを溶断した垂直な溶断シール線
が存在しているから、ケーキを食するに際して
は、その溶断線の部分を目で確認することが容易
であり、当該フイルムの剥離も簡単になされる。
またケーキ前端部側の前記溶断シール線に一致す
る上端部に、所望に応じてV形の切欠を形成する
ことができ、この場合はV形切欠の視認および当
該部分での切り裂きが更に容易になる利点があ
る。しかも、ケーキ側面に巻付けられたフイルム
の端部は溶断シールされているので、該ケーキを
流通過点で冷凍保存する場合において、包装され
たフイルムが剥離することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るケーキの包装方法を実施
する際のシール直前の状態を示す概略斜視図、第
2図は第1図に示す状態から引続き後端部にシー
ルがなされた状態を示す概略斜視図、第3図は本
発明に係る方法を実施する包装装置の平面図、第
4図は第3図に示す包装装置の正面図、第5図は
第4図に示す装置をその背面側から観察した背面
図、第6図は第3図のA−A線断面図であつて、
シール部材の作動前の状態を示し、第7図は第6
図に示す機構において、シール部材が作動した直
後の状態を示す概略構成図、第8図は供給コンベ
ヤを挟んで両側に夫々配設されるフイルム供給手
段の一方の手段を、その下方から観察した斜視
図、第9図は本発明に係るケーキのフイルム包装
装置の動作の順序を経時的に示すタイムチヤート
図であり、第10図aおよびbは従来のケーキに
従来の手段によりフイルム巻付包装がなされた状
態を示す概略斜視図である。 10……供給コンベヤ、11……搬出コンベ
ヤ、12……ケーキ、20……巻取体、23……
発光手段、24……受光手段、25……シール受
け部、34……シール体、74……フイルム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ケーキの側面にフイルムを巻付け包装する包
    装方法であつて、 ケーキを搬送する搬送手段上に、該搬送手段を
    挟む両側に夫々設けた供給源から引出したフイル
    ムを搬送手段を横断する方向に供給し、その始端
    部が搬送手段における物品搬送中心において接合
    されると共に、テンシヨンを付与した状態で搬送
    面に対して垂直に張設されたフイルムの張設位置
    に、前記搬送手段により搬送されるケーキの前端
    部が到来するタイミングで、前記フイルムへのテ
    ンシヨンの解除を行ない、ケーキ前端部がフイル
    ムに当接して更に搬送されるのに伴ないフイルム
    供給源からの自由引出しを許容し、 前記ケーキの後端部がフイルム張設位置を通過
    した後、前記フイルムをケーキ後端部において垂
    直に溶断シールし、 前記フイルムを溶断シールするタイミングに調
    時してフイルムの供給源からの自由引出しに制動
    を与えると共に、その引出し方向に反してフイル
    ムを引戻すことにより該フイルムにテンシヨンを
    付与する ことを特徴とするケーキのフイルム包装方法。 2 フイルム包装されるべきケーキを搬送する供
    給コンベヤと、 前記供給コンベヤの下流側において、前記ケー
    キの搬送ラインを挟む両側に夫々設けた供給源か
    ら引出し供給自在なフイルムを、搬送ラインを横
    断する方向に供給してケーキ搬送面に対して垂直
    に張設するフイルム供給手段と、 前記フイルム張設位置の上流に配設され、供給
    コンベヤにより搬送されるケーキの前端部および
    後端部の通過を夫々検出する検出手段と、 前記供給コンベヤの下流に配設され、該コンベ
    ヤの搬送中心に対して相互に近接および離間移動
    可能な一対のシール部材を備え、前記ケーキの後
    端部を前記検出手段が検出したタイミングに調時
    して、前記供給源から引出されたフイルムをケー
    キ後端部において垂直に溶断シールするシール手
    段と、 前記供給コンベヤの下流側に配設され、前記検
    出手段がケーキ後端部を検出したタイミングに調
    時して駆動を開始して包装されたケーキを下流側
    に搬送する搬送コンベヤと、 前記フイルムの供給源に対して接離可能に配設
    され、前記シール手段によりフイルムを溶断シー
    ルするタイミングに調時して供給源を圧接し、フ
    イルムの供給源からの自由引出しに制動を付与す
    る制動手段と、 前記フイルムの供給源をフイルム引出し方向に
    反する方向に付勢可能に配設され、前記シール手
    段によりフイルムを溶断シールするタイミングに
    調時して作動し、溶断シール後の余剰繰出しフイ
    ルムを供給源に引戻してテンシヨンを付与し、前
    記検出手段によりケーキ前端部の到来を検出した
    タイミングに調時して作動が解除され、前記フイ
    ルム供給手段により張設されたフイルムのテンシ
    ヨンを解除するテンシヨン付与手段と から構成したことを特徴とするケーキのフイルム
    包装装置。 3 前記フイルムの供給源は、供給コンベヤまた
    は搬送コンベヤを挟んでその両側に夫々配設さ
    れ、各供給源からのフイルムの開始端部が前記コ
    ンベヤにおける物品搬送中心において相互に溶融
    溶着されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載のケーキのフイルム包装装置。 4 前記シール部材の一方にシール体が垂直に配
    設されると共に、該シール体におけるフイルムの
    上端部と対応する位置にケーキの搬送方向とは逆
    方向に向けて折曲する折曲部が形成され、該シー
    ル体によるフイルムの溶断シール時に、溶断シー
    ル線に一致する上端部に切欠が形成されるよう構
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第2項ま
    たは第3項記載のケーキのフイルム包装装置。 5 前記各シール部材の上流側に臨む位置に、該
    シール部材と一体的に移動する支持部材が配設さ
    れ、各支持部材の供給コンベヤ側に臨む端部に、
    フイルムの引出しを補助する案内ローラが垂直に
    回転自在に枢支されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項、第3項または第4項の何れか
    に記載のケーキのフイルム包装装置。 6 前記一対のシール部材の下流側には、該シー
    ル部材により溶断シールを施すに際し、ケーキを
    搬送中心に寄せると共に、前記フイルムをケーキ
    の側面に沿つて圧接するための一対の案内板を角
    度調節自在に配設したことを特徴とする特許請求
    の範囲第2項、第3項、第4項または第5項の何
    れかに記載のケーキのフイルム包装装置。
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