JPH0482974A - 高透湿性合成皮革 - Google Patents
高透湿性合成皮革Info
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- JPH0482974A JPH0482974A JP19485590A JP19485590A JPH0482974A JP H0482974 A JPH0482974 A JP H0482974A JP 19485590 A JP19485590 A JP 19485590A JP 19485590 A JP19485590 A JP 19485590A JP H0482974 A JPH0482974 A JP H0482974A
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- polyamino acid
- synthetic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、高透湿性合成皮革に関し、さらに詳しくは表
面が天然皮膚感に富んだ触感を有し、且つ、透湿性、吸
湿性、放湿性などの機能性を有する合成皮革に関するも
のである。
面が天然皮膚感に富んだ触感を有し、且つ、透湿性、吸
湿性、放湿性などの機能性を有する合成皮革に関するも
のである。
[従来技術]
合成皮革は天然皮革の代替物として登場して以来、数多
くの改良提案がなされ、現在では靴、ボール、衣料など
の用途では無くてはならない材料にまで成長してきた。
くの改良提案がなされ、現在では靴、ボール、衣料など
の用途では無くてはならない材料にまで成長してきた。
しかし、これらの用途では、人が皮膚に直接、接触して
使用することか多く、皮膚と接触した場合に違和感の無
い表面触感を有し、汗によるベトッキ感がなく、且つ、
高透湿性、高吸湿性、高放湿性を有する合成皮革が望ま
れてきている。現在のところ、これらの要求を全て満た
ずものは無いが、最近の方策として、親木基を導入した
ポリウレタン、あるいは皮革粉末を分散させたポリウレ
タン、あるいはシリコーン変性ポリウレタン、あるいは
ポリアミノ酸ウレタンなどを表面膜として形成させた合
成皮革が提案されている。しかし、これらの方法では、
実用上で満足されるものにはなっていないのが現状であ
る。例えば、親水基を導入したポリウレタンやシリコー
ン変性ポリウレタンを表面膜として形成させた合成皮革
では、透湿性は高まるものの、ポリウレタン特有のベト
ッキ感があり、特に汗をかいた肌で接触した場合のベト
ッキ感が大きいため好ましいものになっていない。これ
を改良するために、ポリウレタンに皮革粉末を分散させ
た表面膜を有する合成皮革が提案されているが、皮革粉
末が金属を含有しているなめに自塗料の場合は着色が太
きくて不適であることや、皮革粉末の含有量が多ずぎる
と表面触感や透湿性などの機能性は満足されるものの、
膜強度が小さく、揉むと皮革粉末が表面膜から脱落する
などの欠点かあり、満足されるものにはなっていない。
使用することか多く、皮膚と接触した場合に違和感の無
い表面触感を有し、汗によるベトッキ感がなく、且つ、
高透湿性、高吸湿性、高放湿性を有する合成皮革が望ま
れてきている。現在のところ、これらの要求を全て満た
ずものは無いが、最近の方策として、親木基を導入した
ポリウレタン、あるいは皮革粉末を分散させたポリウレ
タン、あるいはシリコーン変性ポリウレタン、あるいは
ポリアミノ酸ウレタンなどを表面膜として形成させた合
成皮革が提案されている。しかし、これらの方法では、
実用上で満足されるものにはなっていないのが現状であ
る。例えば、親水基を導入したポリウレタンやシリコー
ン変性ポリウレタンを表面膜として形成させた合成皮革
では、透湿性は高まるものの、ポリウレタン特有のベト
ッキ感があり、特に汗をかいた肌で接触した場合のベト
ッキ感が大きいため好ましいものになっていない。これ
を改良するために、ポリウレタンに皮革粉末を分散させ
た表面膜を有する合成皮革が提案されているが、皮革粉
末が金属を含有しているなめに自塗料の場合は着色が太
きくて不適であることや、皮革粉末の含有量が多ずぎる
と表面触感や透湿性などの機能性は満足されるものの、
膜強度が小さく、揉むと皮革粉末が表面膜から脱落する
などの欠点かあり、満足されるものにはなっていない。
このように現状では未だ、満足されるものは無く、各用
途分野からこれらの機能を有する新素材としての合成皮
革の要求か高まってきている。
途分野からこれらの機能を有する新素材としての合成皮
革の要求か高まってきている。
[発明の目的]
本発明の目的は、これらの従来方法では満足されていな
い問題を解決し、人の皮膚と違和感の無い表面触感を有
し、透湿性、吸湿性、放湿性などの機能性に優れた合成
皮革を提案することにある。
い問題を解決し、人の皮膚と違和感の無い表面触感を有
し、透湿性、吸湿性、放湿性などの機能性に優れた合成
皮革を提案することにある。
[発明の構成と効果コ
即ち、本発明は、繊維質とし合成樹脂とからなる合成皮
革基体の表面に、ポリアミノ酸ウレタン樹脂を主体とし
た合成樹脂に天然コラーゲンからなる粒子を分散せしめ
た被膜を形成せしめたことを特徴とする合成皮革である
。本発明に使用する合成皮革基体は繊維質により構成さ
れ、該繊維は、従来公知の合成繊維、再生繊維、天然繊
維からなる不織布、絹布、織布なとであり、これらの繊
維質は合成皮革の用途に応じて、その特性面から選択が
なされる。次に、これらの繊維質と複合されて合成皮革
基体を構成する合成樹脂とは、従来公知の重合体が使用
でき、例えは、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩
化ビニル−ポリウレタン共重合体、SBR樹脂、NBR
樹脂などがあげられる。これらの繊維質と合成樹脂とか
ら合成皮革基体が形成されるか、該合成皮革基体として
は繊維質に合成樹脂を含浸させたタイプ、この含浸基体
の表面にさらに合成樹脂を形成させたタイプ、繊維質の
表面に合成樹脂を形成させたタイプなどが使用できる。
革基体の表面に、ポリアミノ酸ウレタン樹脂を主体とし
た合成樹脂に天然コラーゲンからなる粒子を分散せしめ
た被膜を形成せしめたことを特徴とする合成皮革である
。本発明に使用する合成皮革基体は繊維質により構成さ
れ、該繊維は、従来公知の合成繊維、再生繊維、天然繊
維からなる不織布、絹布、織布なとであり、これらの繊
維質は合成皮革の用途に応じて、その特性面から選択が
なされる。次に、これらの繊維質と複合されて合成皮革
基体を構成する合成樹脂とは、従来公知の重合体が使用
でき、例えは、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩
化ビニル−ポリウレタン共重合体、SBR樹脂、NBR
樹脂などがあげられる。これらの繊維質と合成樹脂とか
ら合成皮革基体が形成されるか、該合成皮革基体として
は繊維質に合成樹脂を含浸させたタイプ、この含浸基体
の表面にさらに合成樹脂を形成させたタイプ、繊維質の
表面に合成樹脂を形成させたタイプなどが使用できる。
これらの合成樹脂は、従来公知の成形方法で繊維質と複
合化される。すなわち、従来公知のN、N−ジメチルホ
ルムアミドなどの溶液からの湿式法、メチルエチルケト
ン溶液からの乾式法、水系エマルジョンからの湿式法、
乾式法などによる多孔質として複合化される。当然、無
孔質での複合化も採用することができる。
合化される。すなわち、従来公知のN、N−ジメチルホ
ルムアミドなどの溶液からの湿式法、メチルエチルケト
ン溶液からの乾式法、水系エマルジョンからの湿式法、
乾式法などによる多孔質として複合化される。当然、無
孔質での複合化も採用することができる。
この様な合成皮革基体の表面に形成される本発明のポリ
アミノ酸ウレタンとは、ポリウレタンとポリアミノ酸と
の共重合体であり、従来公知のポリアミノ酸ウレタンを
使用することが出来る。ポリアミノ酸ウレタンの一般的
な製法としては、ポリウレタンにN−カルボキシ−α−
アミノ酸無水物を付加重合させる方法がある。ここで使
用されるポリウレタンとしては、従来公知のポリウレタ
ンはすべて使用することができる。例えば、有機ジイソ
シアネートと長鎖ジオール、及び鎖伸長剤との反応で得
られるポリウレタンが代表的であり、有機ジイソシアネ
ートとしては、脂環族有機ジイソシアネート、脂肪族有
機ジイソシアネート、芳香族有機ジイソシアネートなど
が使用でき、長鎖ジオールとしては、ポリエステル系ジ
オール、ポリエーテル系ジオール、ポリアミドエステル
系ジオール、ポリカーボネート系ジオールなどが使用で
き、鎖伸長剤としては、低分子グリコール、低分子ジア
ミン、低分子アミノアルコールなどの活性水素を2個含
有した化合物が使用でき、これらの混合から構成される
ポリウレタンであっても構わない。用途によって、これ
らの原料を選定すべきであり、例えば、耐加水分解性が
要求され、且つ耐変色性が要求される用途では、有機ジ
イソシアネートとしては、脂環族ジイソシアネート、あ
るいは、脂肪族ジイソシアネートを用い、長鎖ジオール
としては、ポリカーボネート系ジオール、あるいは、ポ
リエーテル系ジオールを用いればよい。上記のポリウレ
タンに付加反応されるN−カルボキシ−α−アミノ酸無
水物としては、γ−メチル−し一グルタメートの当無水
物、あるいはγ位のカルボン酸のエチル、プロピル、ブ
チルエステルなどの当無水物、あるいはロイシンの当無
水物などがある。これらの反応で得られるポリアミノ酸
ウレタン中のポリアミノ酸セグメント比率は3重量%〜
85重量%であり、好ましくは、10重量%〜60重量
%である。該ポリアミノ酸セグメント比率が、3重量%
に溝たない場合は、合成ポリアミノ酸粒子が塗膜から脱
落する、あるいは透湿性などの機能特性が満足出来ない
などの欠点か生じ、本発明を満足することができないの
で好ましくない。また、該ポリアミノ酸セグメン1〜比
率が、85重量%を越える場合は、得られる塗膜の伸度
が小さく、屈曲、揉みなどに対する機械的強度が低下す
るため好ましくない。このようにして得られたポリアミ
ノ酸ウレタンは、有機溶剤溶液として使用される。ポリ
アミノ酸ウレタンを溶解させる有機溶剤としては、塩化
メチレン、クロロホルム、■、2−ジクロロエタンなど
の塩素系脂肪族炭化水素があるが、ポリアミノ酸ウレタ
ン中のポリアミノ酸セグメント比率が高い場合には溶解
しにくく、また、衛生面を考慮した取り扱い上からは、
なるべく避けた方が良い。好ましい有機溶剤としては、
ジオキサン、N、N−ジメチルポルムアミド、N、N−
ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、メチル
エチルケトン、テトラヒドロフランなどの極性有機溶剤
がある。使用する有機溶剤が、このような極性有機溶剤
である場合は、ポリアミノ酸ウレタンのアミノ酸セグメ
ントの比率が40%以上になると、−殻間に溶解せずに
半透明のゲル状物になる傾向があるので、該アミノ酸セ
グメント比率は使用する有機溶剤の種類、使用濃度等を
考慮した上で設計すべきである。本発明では、このよう
にして得られたポリアミノ酸ウレタンの有機溶剤溶液の
中に、得られる表面膜の特性を改質するために、他の合
成樹脂、あるいは天然樹脂を混合溶解して使用すること
ができる。この場合も当然、混合樹脂中のポリアミノ酸
セグメント比率は3重量%〜85重量%であることが好
ましい。以上のポリアミノ酸ウレタンを主体とした合成
樹脂に分散使用される天然コラーゲンからなる粒子とは
、動物の皮、毛、骨などから種々の処理によって得られ
た粒子状のものである。例えば、現在、工業的に生産さ
れているものとして、クロム隷し処理が施された、いわ
ゆる皮革類を低温度下などで粉砕された皮革粉末、また
は、クロム姓し処理が施されていない、いわゆる皮、毛
、骨などを酵素分解反応で、脂肪分などのコラーゲン以
外の余分な成分を除去して精製した粒子状コラーゲンが
ある。本発明では、上記のいずれも使用できるが、粒子
の着色、変色などの面がら、クロム靴しの施されていな
い皮、毛、骨などから精製された後者の粒子を使用する
ことか好ましい。すなわち、前者のクロム靴し処理が施
された皮革類から粉砕された粒子は、クロム色に着色し
ているため、白などの淡色系統の色には使用できにくく
、また、使用した場合には脂肪分などの不純物のため光
などによる変色し易い傾向にあることである。一方、ク
ロム牡しの施されていない生化学反応処理で精製された
コラーゲン粒子は、無色(白色)粒子であるため、白色
などにも充分使用でき、且つ、脂肪分などの不純物が存
在しないため、光などによる変色もほとんど無く好まし
い。しかし、このように生化学反応処理で精製されたコ
ラーゲンは、水に対する膨潤性が大きいこと、アミラー
ゼなどの蛋白質分解酵素によって分解され易いことなど
の理由により、化学反応により分子架橋がなされたもの
であることが好ましい。以上のような天然コラーゲンか
らなる粒子は、場合によっては、さらに細かい粒子とす
るため粉砕などの処理が施される。粒子系が小さくなる
程、単位重量当たりの粒子表面積が大きくなり、得られ
る塗膜の透湿性、吸湿性、放湿性などの機能特性が得ら
れ易くなり、さらには塗膜の表面触感が滑らかとなり好
ましい。該粒子の平均粒径は20μm以下が好ましく、
更に好ましくは、10μm以下である。このようにして
得られた天然コラーゲンからなる粒子は、先に説明した
ポリアミノ酸ウレタンの有機溶剤溶液の中に添加分散さ
れて、本発明の目的とする合成皮革基体の表面形成膜と
して使用される。
アミノ酸ウレタンとは、ポリウレタンとポリアミノ酸と
の共重合体であり、従来公知のポリアミノ酸ウレタンを
使用することが出来る。ポリアミノ酸ウレタンの一般的
な製法としては、ポリウレタンにN−カルボキシ−α−
アミノ酸無水物を付加重合させる方法がある。ここで使
用されるポリウレタンとしては、従来公知のポリウレタ
ンはすべて使用することができる。例えば、有機ジイソ
シアネートと長鎖ジオール、及び鎖伸長剤との反応で得
られるポリウレタンが代表的であり、有機ジイソシアネ
ートとしては、脂環族有機ジイソシアネート、脂肪族有
機ジイソシアネート、芳香族有機ジイソシアネートなど
が使用でき、長鎖ジオールとしては、ポリエステル系ジ
オール、ポリエーテル系ジオール、ポリアミドエステル
系ジオール、ポリカーボネート系ジオールなどが使用で
き、鎖伸長剤としては、低分子グリコール、低分子ジア
ミン、低分子アミノアルコールなどの活性水素を2個含
有した化合物が使用でき、これらの混合から構成される
ポリウレタンであっても構わない。用途によって、これ
らの原料を選定すべきであり、例えば、耐加水分解性が
要求され、且つ耐変色性が要求される用途では、有機ジ
イソシアネートとしては、脂環族ジイソシアネート、あ
るいは、脂肪族ジイソシアネートを用い、長鎖ジオール
としては、ポリカーボネート系ジオール、あるいは、ポ
リエーテル系ジオールを用いればよい。上記のポリウレ
タンに付加反応されるN−カルボキシ−α−アミノ酸無
水物としては、γ−メチル−し一グルタメートの当無水
物、あるいはγ位のカルボン酸のエチル、プロピル、ブ
チルエステルなどの当無水物、あるいはロイシンの当無
水物などがある。これらの反応で得られるポリアミノ酸
ウレタン中のポリアミノ酸セグメント比率は3重量%〜
85重量%であり、好ましくは、10重量%〜60重量
%である。該ポリアミノ酸セグメント比率が、3重量%
に溝たない場合は、合成ポリアミノ酸粒子が塗膜から脱
落する、あるいは透湿性などの機能特性が満足出来ない
などの欠点か生じ、本発明を満足することができないの
で好ましくない。また、該ポリアミノ酸セグメン1〜比
率が、85重量%を越える場合は、得られる塗膜の伸度
が小さく、屈曲、揉みなどに対する機械的強度が低下す
るため好ましくない。このようにして得られたポリアミ
ノ酸ウレタンは、有機溶剤溶液として使用される。ポリ
アミノ酸ウレタンを溶解させる有機溶剤としては、塩化
メチレン、クロロホルム、■、2−ジクロロエタンなど
の塩素系脂肪族炭化水素があるが、ポリアミノ酸ウレタ
ン中のポリアミノ酸セグメント比率が高い場合には溶解
しにくく、また、衛生面を考慮した取り扱い上からは、
なるべく避けた方が良い。好ましい有機溶剤としては、
ジオキサン、N、N−ジメチルポルムアミド、N、N−
ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、メチル
エチルケトン、テトラヒドロフランなどの極性有機溶剤
がある。使用する有機溶剤が、このような極性有機溶剤
である場合は、ポリアミノ酸ウレタンのアミノ酸セグメ
ントの比率が40%以上になると、−殻間に溶解せずに
半透明のゲル状物になる傾向があるので、該アミノ酸セ
グメント比率は使用する有機溶剤の種類、使用濃度等を
考慮した上で設計すべきである。本発明では、このよう
にして得られたポリアミノ酸ウレタンの有機溶剤溶液の
中に、得られる表面膜の特性を改質するために、他の合
成樹脂、あるいは天然樹脂を混合溶解して使用すること
ができる。この場合も当然、混合樹脂中のポリアミノ酸
セグメント比率は3重量%〜85重量%であることが好
ましい。以上のポリアミノ酸ウレタンを主体とした合成
樹脂に分散使用される天然コラーゲンからなる粒子とは
、動物の皮、毛、骨などから種々の処理によって得られ
た粒子状のものである。例えば、現在、工業的に生産さ
れているものとして、クロム隷し処理が施された、いわ
ゆる皮革類を低温度下などで粉砕された皮革粉末、また
は、クロム姓し処理が施されていない、いわゆる皮、毛
、骨などを酵素分解反応で、脂肪分などのコラーゲン以
外の余分な成分を除去して精製した粒子状コラーゲンが
ある。本発明では、上記のいずれも使用できるが、粒子
の着色、変色などの面がら、クロム靴しの施されていな
い皮、毛、骨などから精製された後者の粒子を使用する
ことか好ましい。すなわち、前者のクロム靴し処理が施
された皮革類から粉砕された粒子は、クロム色に着色し
ているため、白などの淡色系統の色には使用できにくく
、また、使用した場合には脂肪分などの不純物のため光
などによる変色し易い傾向にあることである。一方、ク
ロム牡しの施されていない生化学反応処理で精製された
コラーゲン粒子は、無色(白色)粒子であるため、白色
などにも充分使用でき、且つ、脂肪分などの不純物が存
在しないため、光などによる変色もほとんど無く好まし
い。しかし、このように生化学反応処理で精製されたコ
ラーゲンは、水に対する膨潤性が大きいこと、アミラー
ゼなどの蛋白質分解酵素によって分解され易いことなど
の理由により、化学反応により分子架橋がなされたもの
であることが好ましい。以上のような天然コラーゲンか
らなる粒子は、場合によっては、さらに細かい粒子とす
るため粉砕などの処理が施される。粒子系が小さくなる
程、単位重量当たりの粒子表面積が大きくなり、得られ
る塗膜の透湿性、吸湿性、放湿性などの機能特性が得ら
れ易くなり、さらには塗膜の表面触感が滑らかとなり好
ましい。該粒子の平均粒径は20μm以下が好ましく、
更に好ましくは、10μm以下である。このようにして
得られた天然コラーゲンからなる粒子は、先に説明した
ポリアミノ酸ウレタンの有機溶剤溶液の中に添加分散さ
れて、本発明の目的とする合成皮革基体の表面形成膜と
して使用される。
ポリアミノ酸ウレタンを主体とした樹脂と天然コラーゲ
ンからなる粒子から得られた表面形成膜は、屈曲、揉み
などの機械的な力か加えられても、伸度の大きい機械的
強度の優れたアミノ酸ウレタンのポリアミノ酸セグメン
トと天然コラーゲン粒子が同じ蛋白質分子構造から親和
性を有しているため、白化したり、天然コラーゲンから
なる粒子が脱落したりすることはない。従って、ポリア
ミノ酸ウレタン(固形)に対する天然コラーゲンからな
る粒子の添加量は、巾広く選択することができる。全体
の固形分の中のポリアミノ酸ウレタンとポリアミノ酸で
ある天然コラーゲンからなる粒子のポリアミノ酸セグメ
ントの量が、得られる表面形成膜の表面触感や機能特性
に大きく関与してくるので、天然コラーゲンからなる粒
子の添加量を多くすることにより、ポリアミノ酸セグメ
ントの量の多い機能特性に富んだ表面形成膜が得られる
ことになる。即ち、ポリアミノ酸ウレタンを用いず、ポ
リウレタンなどの他の合成樹脂に天然コラーゲンからな
る粒子を併用した場合には、該粒子の脱落防止の意味か
ら該粒子の添加量に制限が生じ、本発明に対し相対的に
表面膜中のポリアミノ酸セグメントの量が少なくなるな
め、本発明の目的とする機能特性に富んだ表面膜が得ら
れ雛い。
ンからなる粒子から得られた表面形成膜は、屈曲、揉み
などの機械的な力か加えられても、伸度の大きい機械的
強度の優れたアミノ酸ウレタンのポリアミノ酸セグメン
トと天然コラーゲン粒子が同じ蛋白質分子構造から親和
性を有しているため、白化したり、天然コラーゲンから
なる粒子が脱落したりすることはない。従って、ポリア
ミノ酸ウレタン(固形)に対する天然コラーゲンからな
る粒子の添加量は、巾広く選択することができる。全体
の固形分の中のポリアミノ酸ウレタンとポリアミノ酸で
ある天然コラーゲンからなる粒子のポリアミノ酸セグメ
ントの量が、得られる表面形成膜の表面触感や機能特性
に大きく関与してくるので、天然コラーゲンからなる粒
子の添加量を多くすることにより、ポリアミノ酸セグメ
ントの量の多い機能特性に富んだ表面形成膜が得られる
ことになる。即ち、ポリアミノ酸ウレタンを用いず、ポ
リウレタンなどの他の合成樹脂に天然コラーゲンからな
る粒子を併用した場合には、該粒子の脱落防止の意味か
ら該粒子の添加量に制限が生じ、本発明に対し相対的に
表面膜中のポリアミノ酸セグメントの量が少なくなるな
め、本発明の目的とする機能特性に富んだ表面膜が得ら
れ雛い。
また、ポリアミノ酸ウレタンのみからなる表面膜は、ポ
リアミノ酸セグメント比率が多い場合には、本発明の目
的とする機能性に富んだ塗膜が得られるものの、伸度の
小さい塗膜となるため、屈曲などの機械的耐久性が劣り
、本発明の目的を達成ずることはできない。以上のよう
に、本発明の特徴は、分子状のポリアミノ酸セグメント
と粒子状のポリアミノ酸セグメントからなるポリアミノ
酸セグメント比率の大きい機能性に富んだ表面膜を有す
る合成皮革であり、且つ、屈曲などの機械的強度にも優
れていることである。本発明の表面膜を構成するポリア
ミノ酸ウレタン中のポリアミノ酸セグメントとポリアミ
ノ酸である天然コラーゲンからなる粒子とを合計したポ
リアミノ酸セグメントの重量が全固形分に対して、20
重量%以上が好ましく、さらに好ましくは、40重量%
以上である。しかし、これらの数値は本発明を限定する
ものではない。
リアミノ酸セグメント比率が多い場合には、本発明の目
的とする機能性に富んだ塗膜が得られるものの、伸度の
小さい塗膜となるため、屈曲などの機械的耐久性が劣り
、本発明の目的を達成ずることはできない。以上のよう
に、本発明の特徴は、分子状のポリアミノ酸セグメント
と粒子状のポリアミノ酸セグメントからなるポリアミノ
酸セグメント比率の大きい機能性に富んだ表面膜を有す
る合成皮革であり、且つ、屈曲などの機械的強度にも優
れていることである。本発明の表面膜を構成するポリア
ミノ酸ウレタン中のポリアミノ酸セグメントとポリアミ
ノ酸である天然コラーゲンからなる粒子とを合計したポ
リアミノ酸セグメントの重量が全固形分に対して、20
重量%以上が好ましく、さらに好ましくは、40重量%
以上である。しかし、これらの数値は本発明を限定する
ものではない。
このようにして得られる表面膜の中に、場合によっては
、顔料、染料などの着色剤を添加することによって得ら
れる塗膜の化粧性を高めることができる。また、酸化防
止剤、耐NOXガス変色防止剤、各種劣化防止剤なども
良好な表面膜を得るなめに添加することができる。
、顔料、染料などの着色剤を添加することによって得ら
れる塗膜の化粧性を高めることができる。また、酸化防
止剤、耐NOXガス変色防止剤、各種劣化防止剤なども
良好な表面膜を得るなめに添加することができる。
以上のようにして得られる表面膜は、合成皮革基体の表
面に形成される。表面形成方法として、スプレー塗布、
グラビア塗布、ナイフコーティング、ロールコーティン
グ、離型紙使いのラミネートなどの従来公知の方法が採
用できる。これらの塗布方法に応じて、最適な粘度にな
るように濃度を調整すればよい。1回での塗布では、塗
膜厚さが不十分な場合には、塗布と乾燥を繰り返して、
目標の塗膜厚さに調整すればよい。かくして得られる合
成皮革は、人が皮膚に直接、接触した場合に違和感の無
い表面触感を有し、汗によるベトッキ感がなく、且つ、
高透湿性、高吸湿性、高放湿性を有し、揉みに対しても
粉末が脱落しない強度の大きいものである。さらに、こ
れら機能効果を高めるなめに、例えば靴用のアッパー材
として設計する場合、合成皮革基体を構成する繊維質と
して吸湿性の大きいレーヨンや綿などの基布を用い合成
樹脂として本発明の表面膜を形成するポリアミノ酸ウレ
タンと天然コラーゲンからなる粒子を用いればよい。す
なわち、足から発散する汗を吸湿性の大きい裏面から吸
湿して、透湿性と放湿性に優れた表面膜から外に発散さ
せることにより、足の蒸れ感の少ない靴となすことがで
きる。このように、本発明は、使用される用途に応じ、
本発明を構成する材料を適切に選択することにより、さ
らに大きな効果をもたらすものである。
面に形成される。表面形成方法として、スプレー塗布、
グラビア塗布、ナイフコーティング、ロールコーティン
グ、離型紙使いのラミネートなどの従来公知の方法が採
用できる。これらの塗布方法に応じて、最適な粘度にな
るように濃度を調整すればよい。1回での塗布では、塗
膜厚さが不十分な場合には、塗布と乾燥を繰り返して、
目標の塗膜厚さに調整すればよい。かくして得られる合
成皮革は、人が皮膚に直接、接触した場合に違和感の無
い表面触感を有し、汗によるベトッキ感がなく、且つ、
高透湿性、高吸湿性、高放湿性を有し、揉みに対しても
粉末が脱落しない強度の大きいものである。さらに、こ
れら機能効果を高めるなめに、例えば靴用のアッパー材
として設計する場合、合成皮革基体を構成する繊維質と
して吸湿性の大きいレーヨンや綿などの基布を用い合成
樹脂として本発明の表面膜を形成するポリアミノ酸ウレ
タンと天然コラーゲンからなる粒子を用いればよい。す
なわち、足から発散する汗を吸湿性の大きい裏面から吸
湿して、透湿性と放湿性に優れた表面膜から外に発散さ
せることにより、足の蒸れ感の少ない靴となすことがで
きる。このように、本発明は、使用される用途に応じ、
本発明を構成する材料を適切に選択することにより、さ
らに大きな効果をもたらすものである。
[実施例]
以下、具体的に実施例によって本発明の詳細な説明する
。なお、実施例中「部」 「%」とあるのは、いずれも
重量基準であり、特性測定値は下記の方法で得られたも
のである。
。なお、実施例中「部」 「%」とあるのは、いずれも
重量基準であり、特性測定値は下記の方法で得られたも
のである。
(イ)透湿度
JIS L1099 A−1法の方法に準じ、透湿
度(87m2・day )で表す。
度(87m2・day )で表す。
(ロ)吸湿度
温度23℃、相対湿度30%の雰囲気中に1時間放置し
た後、温度23℃、相対湿度80%の雰囲気中に30分
間放置した時の水分吸収景(87m2)で表す。
た後、温度23℃、相対湿度80%の雰囲気中に30分
間放置した時の水分吸収景(87m2)で表す。
(ハ)放湿度
温度23℃、相対湿度80%の雰囲気中に1時間放置し
た後、温度23℃、相対湿度30%の雰囲気中に30分
間放置した時の水分放出量(87m2)で表す。
た後、温度23℃、相対湿度30%の雰囲気中に30分
間放置した時の水分放出量(87m2)で表す。
(ニ)耐屈曲性
JIS K6545法の方法に準じ、1〜5等級で表
す。
す。
実施例−1
(合成皮革ベース−1の作成)
重量280g/m2、厚さ1.01111のポリエステ
ル繊維からなる不織布に、13%濃度のポリエステル系
ポリウレタン−ジメチルホルムアミド溶液を含浸させた
含浸基材の表面に、18%濃度のポリエステル系ポリウ
レタン−ジメチルホルムアミド溶液を600g/m2の
目付でコーティングした後、水浸凝固、水洗、乾燥して
合成皮革ベースを作成した。
ル繊維からなる不織布に、13%濃度のポリエステル系
ポリウレタン−ジメチルホルムアミド溶液を含浸させた
含浸基材の表面に、18%濃度のポリエステル系ポリウ
レタン−ジメチルホルムアミド溶液を600g/m2の
目付でコーティングした後、水浸凝固、水洗、乾燥して
合成皮革ベースを作成した。
(塗料−1の作成)
下記の組成で塗料−1を作成した。
クリスボンNY320 100部(大日本
インキ化学工業■製) ハウラックA1003 白 80部(大日
本インキ化学工業■製) ハウラックA1008 マット 30部(大日
本インキ化学工業■製) イソプロピルアルコール 50部メチルエ
チルゲトン 40部N、N−ジメチル
ホルムアミド 10部(塗料−2の作成) ポリアミノ酸ウレタン(無黄変タイプウレタン使用:セ
イコー化成■製 LUCKSK INUA−3295A
、ポリアミノ酸セグメント35%)のN、N−ジメチル
ホルムアミド溶M(固形分10%)100部の中に、ク
ロムを含まない天然コラーゲンからなる粒子(昭和電工
■製;CX260;平均粒径7μm)5部を添加混合分
散して安定な分散液を作成した。この中に、マット剤(
大日本インキ化学工業■製;ハウラックB1356)1
5部を添加均一混合して分散液塗料を得た。
インキ化学工業■製) ハウラックA1003 白 80部(大日
本インキ化学工業■製) ハウラックA1008 マット 30部(大日
本インキ化学工業■製) イソプロピルアルコール 50部メチルエ
チルゲトン 40部N、N−ジメチル
ホルムアミド 10部(塗料−2の作成) ポリアミノ酸ウレタン(無黄変タイプウレタン使用:セ
イコー化成■製 LUCKSK INUA−3295A
、ポリアミノ酸セグメント35%)のN、N−ジメチル
ホルムアミド溶M(固形分10%)100部の中に、ク
ロムを含まない天然コラーゲンからなる粒子(昭和電工
■製;CX260;平均粒径7μm)5部を添加混合分
散して安定な分散液を作成した。この中に、マット剤(
大日本インキ化学工業■製;ハウラックB1356)1
5部を添加均一混合して分散液塗料を得た。
(合成皮革表面への塗布)
先に作成した合成皮革ベース−1の表面に、塗料−1を
グラビア塗布l1(110メツシユのロール使用)で、
塗布−乾燥を3回繰り返し、次に加熱エンボスロールで
柄付けした後、塗料−2をグラビア塗布I!(110メ
ツシユのロール使用)で、塗布−乾燥を3回繰り返し、
白色表面を有する合成皮革を得た。得られた合成皮革の
表面は、肌に触れた場合、冷たさを感じさせず、暖かさ
を感じさせ、汗をかいた肌でもベトッキがなく触感のす
ぐれているものであり、バレーボール、ハンドボール用
として優れたものであった。なお、透湿性も従来の合成
皮革に比較して大きく、スポーツシューズのアッパー林
としても優れたものであった。
グラビア塗布l1(110メツシユのロール使用)で、
塗布−乾燥を3回繰り返し、次に加熱エンボスロールで
柄付けした後、塗料−2をグラビア塗布I!(110メ
ツシユのロール使用)で、塗布−乾燥を3回繰り返し、
白色表面を有する合成皮革を得た。得られた合成皮革の
表面は、肌に触れた場合、冷たさを感じさせず、暖かさ
を感じさせ、汗をかいた肌でもベトッキがなく触感のす
ぐれているものであり、バレーボール、ハンドボール用
として優れたものであった。なお、透湿性も従来の合成
皮革に比較して大きく、スポーツシューズのアッパー林
としても優れたものであった。
得られた特性値を第1表に示す。
実施例−2
(塗料−3の作成)
下記の組成で塗料−3を作成しな。
LUCKSKIN−UA3295A 100部(セ
イコー化成■製) (18%) 天然コラーゲン粒子 CX−26010部(昭和電工■
製) ダイラック5L−3440赤 5部(大日本
インキ化学工業■製) N、N−ジメチルホルムアミド 40部メチル
エチルケトン 40部(合成皮革表
面への塗布) 塗料−3を実施例−1で作成した合成皮革ベース−1の
表面にグラビア塗布機(110メツシユのロール使用)
で、塗布−乾燥を3回繰り返し、次に加熱エンボスロー
ルで柄付けして、表面に赤色の塗膜を有する合成皮革を
得な。得られた合成皮革の表面は、肌に触れた場合、冷
たさを感じさせず、暖かさを感じさせ、汗をかいた肌で
もベトッキがなく触感のすぐれているものであり、バス
ケットボール用、ラグビーボール用として優れたもので
あった。得られた特性値を第1表に示す。
イコー化成■製) (18%) 天然コラーゲン粒子 CX−26010部(昭和電工■
製) ダイラック5L−3440赤 5部(大日本
インキ化学工業■製) N、N−ジメチルホルムアミド 40部メチル
エチルケトン 40部(合成皮革表
面への塗布) 塗料−3を実施例−1で作成した合成皮革ベース−1の
表面にグラビア塗布機(110メツシユのロール使用)
で、塗布−乾燥を3回繰り返し、次に加熱エンボスロー
ルで柄付けして、表面に赤色の塗膜を有する合成皮革を
得な。得られた合成皮革の表面は、肌に触れた場合、冷
たさを感じさせず、暖かさを感じさせ、汗をかいた肌で
もベトッキがなく触感のすぐれているものであり、バス
ケットボール用、ラグビーボール用として優れたもので
あった。得られた特性値を第1表に示す。
実施例−3
(塗料−4の作成、及び塗布)
ポリアミノ酸ウレタン(R黄変タイプウレタン便用:三
菱化成■製 PAU−300:ポリアミ1つ )酸セグメント35%)のN、N−ジメチルホルムアミ
ド溶液(固形分15%)100部の中に、天然コラーゲ
ンからなる粒子(昭和電工■製;CX−260.平均粒
径7μm)8部を添加混合分散して安定な分散液を作成
した。この中に、着色剤として黒顔料(大日本インキ化
学工業■製;タイラック5L−34,30)8部、及び
黒染料(日本化薬0木カヤセットBLACK−KR,>
3部を添加均一混合して黒色塗料を得た。この黒色塗料
を、柄付きの離型紙上に目付70g/m2となるように
塗布して乾燥さぜな後、接着剤を目付50g/m2とな
るように塗布して実施例−1で作成した合成皮革ベース
−1の表面を貼り合わせて、充分に接着さぜな。離型紙
から分離された合成皮革の表面は、肌に触れた場合、冷
たさを感じさせず、暖かさを感じさせ、汗をかいた肌で
もベトッキかなく触感の優れているものであり、テニス
ラケットのクリップ材、グローブの平頂などに適してい
るものであった。得られた特性値を第1表に示す。
菱化成■製 PAU−300:ポリアミ1つ )酸セグメント35%)のN、N−ジメチルホルムアミ
ド溶液(固形分15%)100部の中に、天然コラーゲ
ンからなる粒子(昭和電工■製;CX−260.平均粒
径7μm)8部を添加混合分散して安定な分散液を作成
した。この中に、着色剤として黒顔料(大日本インキ化
学工業■製;タイラック5L−34,30)8部、及び
黒染料(日本化薬0木カヤセットBLACK−KR,>
3部を添加均一混合して黒色塗料を得た。この黒色塗料
を、柄付きの離型紙上に目付70g/m2となるように
塗布して乾燥さぜな後、接着剤を目付50g/m2とな
るように塗布して実施例−1で作成した合成皮革ベース
−1の表面を貼り合わせて、充分に接着さぜな。離型紙
から分離された合成皮革の表面は、肌に触れた場合、冷
たさを感じさせず、暖かさを感じさせ、汗をかいた肌で
もベトッキかなく触感の優れているものであり、テニス
ラケットのクリップ材、グローブの平頂などに適してい
るものであった。得られた特性値を第1表に示す。
実施例−4
(合成皮革ベース−2の作成)
重量280g/m2、厚さ1.Omnのポリエステル繊
維からなる不織布に、ポリカーボネート系ポリウレタン
とポリアミノ酸ウレタンの混合重合体(混合比60 :
40)のN、N−ジメチルホルムアミド溶液(濃度1
0%)に天然コラーゲンからなる粒子(昭和電工■製、
CX−260.平均粒径7μm)5部を添加混合分散し
た安定な分散液を含浸させた含浸基材の表面に、ポリカ
ーボネート系ポリウレタンとポリアミノ酸ウレタンの混
合重合体く混合比60 : 40)のN、N−ジメチル
ホルムアミド溶液(濃度18%)に天然コラーゲンから
なる粒子(昭和電工■製;CX−260;平均粒径7μ
m)10部を添加混合分散して安定な分散液を600g
/m2の目付でコーティングした後、水浸凝固、水洗、
乾燥して合成皮革ベースを作成した。
維からなる不織布に、ポリカーボネート系ポリウレタン
とポリアミノ酸ウレタンの混合重合体(混合比60 :
40)のN、N−ジメチルホルムアミド溶液(濃度1
0%)に天然コラーゲンからなる粒子(昭和電工■製、
CX−260.平均粒径7μm)5部を添加混合分散し
た安定な分散液を含浸させた含浸基材の表面に、ポリカ
ーボネート系ポリウレタンとポリアミノ酸ウレタンの混
合重合体く混合比60 : 40)のN、N−ジメチル
ホルムアミド溶液(濃度18%)に天然コラーゲンから
なる粒子(昭和電工■製;CX−260;平均粒径7μ
m)10部を添加混合分散して安定な分散液を600g
/m2の目付でコーティングした後、水浸凝固、水洗、
乾燥して合成皮革ベースを作成した。
(合成皮革表面への塗布)
合成皮革ベース−2の表面に、実施例−1で作成した塗
料−1をクラビア塗布機(110メツシユのロール使用
)で、塗布−乾燥を3回繰り返し、次に加熱エンボスロ
ールで柄付けした後、塗料2をグラビア塗布機(110
メツシユのロール使用)で、塗布−乾燥を3回繰り返し
、白色表面を有する合成皮革を得た。得られた合成皮革
の表面は、実施例−1と同様に表面触感のすぐれている
ものであったが、透湿性、吸湿性、放湿性はさらに特徴
あるものとなり、スポーツシューズのアッパー材として
、着用時のムレ感がない優れたものであった。得られれ
な特性値を第1表に示す。
料−1をクラビア塗布機(110メツシユのロール使用
)で、塗布−乾燥を3回繰り返し、次に加熱エンボスロ
ールで柄付けした後、塗料2をグラビア塗布機(110
メツシユのロール使用)で、塗布−乾燥を3回繰り返し
、白色表面を有する合成皮革を得た。得られた合成皮革
の表面は、実施例−1と同様に表面触感のすぐれている
ものであったが、透湿性、吸湿性、放湿性はさらに特徴
あるものとなり、スポーツシューズのアッパー材として
、着用時のムレ感がない優れたものであった。得られれ
な特性値を第1表に示す。
実施例−5
(合成皮革ベース−3の作成)
重量280g/m2、厚さ1.0mll1のポリエステ
ル繊維とレーヨン繊維(混合比30 : 70)からな
る不織布を用いて、実施例−4の合成皮革ベースの作成
と同様の合成樹脂を用い、同様の方法で合成皮革ベース
−3を作成した。
ル繊維とレーヨン繊維(混合比30 : 70)からな
る不織布を用いて、実施例−4の合成皮革ベースの作成
と同様の合成樹脂を用い、同様の方法で合成皮革ベース
−3を作成した。
く合成皮革表面への塗布)
合成皮革ベース−3の表面に、実施例−2で作成した塗
料−3をクラビア塗布I!(110メッシュのロール使
用)で、塗布−乾燥を3回繰り返し、さらに加熱エンボ
スロールで柄付けして表面に赤色の塗膜を有する合成皮
革を得た。得られた合成皮革の表面は、実施例−2と同
様に表面触感の優れているものであつが、透湿性、吸湿
性、放湿性はさらに特徴あるものとなり、靴、アッパー
材として最適なものであった。得られれな特性値を第1
表に示す。
料−3をクラビア塗布I!(110メッシュのロール使
用)で、塗布−乾燥を3回繰り返し、さらに加熱エンボ
スロールで柄付けして表面に赤色の塗膜を有する合成皮
革を得た。得られた合成皮革の表面は、実施例−2と同
様に表面触感の優れているものであつが、透湿性、吸湿
性、放湿性はさらに特徴あるものとなり、靴、アッパー
材として最適なものであった。得られれな特性値を第1
表に示す。
実施例−6
ナイロンタフタの表面に実施例−3で作成した塗料−4
を目付70g/m2となるように塗布し乾燥した。得ら
れたものは、透湿性が大きく、肌触りが良く、スポーツ
衣料として最適なものであった。得られた特性値を第1
表に示す。
を目付70g/m2となるように塗布し乾燥した。得ら
れたものは、透湿性が大きく、肌触りが良く、スポーツ
衣料として最適なものであった。得られた特性値を第1
表に示す。
比較例−1
(塗料−5の作成)
下記の組成で塗料−5を作成した。
ハウラックA3454 (20%) 100部(大日
本インキ化学工業■製) 天然コラーゲン粒子 CX−2601,0部(昭和電工
■製) ハウラックA 1. OO8マツ1〜 30部(大
日本インキ化学工業■製) イソプロピルアルコール 50部メチルエ
チルケトン 50部(合成皮革表面へ
の塗布) 塗料−1をグラビアロール(110メツシユ)にて、実
施例−1で作成した人工皮革ベース−1の表面に塗布−
乾燥を3回繰り返した後、加熱エンボスロールで柄付け
をし、さらにその表面に塗料−5をグラビアロール(1
10メツシユ)で塗布−乾燥を3回繰り返して、白色の
表面を有する合成皮革を得た。得られた合成皮革は透湿
度が不満足であり、また、屈曲テストした際、天然コラ
ーゲンからなる粒子CTC−260らしき粉末か脱落し
た。得られた特性値を第1表に示す。
本インキ化学工業■製) 天然コラーゲン粒子 CX−2601,0部(昭和電工
■製) ハウラックA 1. OO8マツ1〜 30部(大
日本インキ化学工業■製) イソプロピルアルコール 50部メチルエ
チルケトン 50部(合成皮革表面へ
の塗布) 塗料−1をグラビアロール(110メツシユ)にて、実
施例−1で作成した人工皮革ベース−1の表面に塗布−
乾燥を3回繰り返した後、加熱エンボスロールで柄付け
をし、さらにその表面に塗料−5をグラビアロール(1
10メツシユ)で塗布−乾燥を3回繰り返して、白色の
表面を有する合成皮革を得た。得られた合成皮革は透湿
度が不満足であり、また、屈曲テストした際、天然コラ
ーゲンからなる粒子CTC−260らしき粉末か脱落し
た。得られた特性値を第1表に示す。
比較例−2
(塗料−6の作成)
下記の組成で塗料−6を作成した。
1、、 U CK S K I N−U
A 3 2 9 5 A 1. OO
部(セイコー化成■製)(18%) ハウラック81356 マット 20部(大日
本インキ化学工業■製) N、N−ジメチルホルムアミド 40部メチルエ
チルケトン 40部(合成皮革表面へ
の塗布) 塗料−1をグラビアロール(110メツシユ〉にて、実
施例−1で作成した人工皮革ベース−1の表面に塗布−
乾燥を3回繰り返した後、加熱エンボスロールで柄付け
をし、さらにその表面に塗料−6をグラビアロール(1
10メツシユ)で塗布−乾燥を3回繰り返して、白色の
表面を有する合成皮革を得な。得られた合成皮革は透湿
度が不満足であり、また、表面の触感もややベトッキ感
のあるものであった。得られた特性値を第1表に示す。
A 3 2 9 5 A 1. OO
部(セイコー化成■製)(18%) ハウラック81356 マット 20部(大日
本インキ化学工業■製) N、N−ジメチルホルムアミド 40部メチルエ
チルケトン 40部(合成皮革表面へ
の塗布) 塗料−1をグラビアロール(110メツシユ〉にて、実
施例−1で作成した人工皮革ベース−1の表面に塗布−
乾燥を3回繰り返した後、加熱エンボスロールで柄付け
をし、さらにその表面に塗料−6をグラビアロール(1
10メツシユ)で塗布−乾燥を3回繰り返して、白色の
表面を有する合成皮革を得な。得られた合成皮革は透湿
度が不満足であり、また、表面の触感もややベトッキ感
のあるものであった。得られた特性値を第1表に示す。
比較例−3
(塗料−7の作成)
下記の組成で塗料−7を作成した。
ハウラックA3454 (20%) 100部(大
日本インキ化学工業■製) ハウラックA1008 マツ1〜 30部(大日
本インキ化学工業■製) イソプロピルアルコール 50部メチルエ
チルケトン 50部(合成皮革表面へ
の塗布) 塗料−1をグラビアロール(110メツシユ)にて、実
施例−1で作成した合成皮革ベース−1の表面に塗布−
乾燥を3回繰り返した後、加熱エンボスロールで柄付け
をし、さらにその表面に塗料−7をグラビアロール(1
10メツシユ)で塗布−乾燥を3回繰り返して、白色の
表面を有する合成皮革を得た。得られた合成皮革は透湿
度が不満足であり、また、表面の触感も従来の合成皮革
のポリウレタン特有のベトッキ感のあるものであり、汗
をかいた肌で触れた場合は特にべl・ツキを感じるもの
でっな。得られた特性値を第1表に示す。
日本インキ化学工業■製) ハウラックA1008 マツ1〜 30部(大日
本インキ化学工業■製) イソプロピルアルコール 50部メチルエ
チルケトン 50部(合成皮革表面へ
の塗布) 塗料−1をグラビアロール(110メツシユ)にて、実
施例−1で作成した合成皮革ベース−1の表面に塗布−
乾燥を3回繰り返した後、加熱エンボスロールで柄付け
をし、さらにその表面に塗料−7をグラビアロール(1
10メツシユ)で塗布−乾燥を3回繰り返して、白色の
表面を有する合成皮革を得た。得られた合成皮革は透湿
度が不満足であり、また、表面の触感も従来の合成皮革
のポリウレタン特有のベトッキ感のあるものであり、汗
をかいた肌で触れた場合は特にべl・ツキを感じるもの
でっな。得られた特性値を第1表に示す。
第
■
表
上記表で汗肌でのべ1〜ツキ感評価は、下記に基づくも
のである。
のである。
◎ べ)・ツキが無く非常に良い
○ ベトッキ感が無く良い
△ ややベトッキ感があるが良い
× ベトッキ感がありよくない
特許出―人
帝人コードレ株式会社
Claims (5)
- (1)繊維質と合成樹脂とからなる合成皮革基体の表面
に、ポリアミノ酸ウレタン樹脂を主体とした合成樹脂に
天然コラーゲンからなる粒子を分散せしめた被膜を形成
せしめたことを特徴とする高透湿性合成皮革。 - (2)ポリアミノ酸ウレタン樹脂が、ポリ−γ−メチル
−L−グルタメートを主成分としたポリアミノ酸セグメ
ントであり、その含有量が、ポリアミノ酸ウレタン樹脂
重量に対し、3重量%〜85重量%である請求項(1)
の合成皮革。 - (3)天然コラーゲンからなる粒子が、動物の皮などか
ら生化学処理で精製されたものであり、加熱化学架橋さ
れた粒子である請求項(1)又は請求項(2)の合成皮
革。 - (4)合成皮革基体を構成する合成樹脂が、ポリアミノ
酸ウレタン樹脂を主体とした合成樹脂である請求項(1
)〜(3)のうちいずれか1項の合成皮革。 - (5)合成皮革基体を構成する合成樹脂が、ポリアミノ
酸ウレタン樹脂を主体とした合成樹脂に天然コラーゲン
からなる粒子を分散せしめたものである請求項(1)〜
(4)のうちいずれか1項の合成皮革。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19485590A JP2812790B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 高透湿性合成皮革 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19485590A JP2812790B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 高透湿性合成皮革 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0482974A true JPH0482974A (ja) | 1992-03-16 |
| JP2812790B2 JP2812790B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=16331408
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19485590A Expired - Lifetime JP2812790B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 高透湿性合成皮革 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2812790B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101956333A (zh) * | 2010-08-25 | 2011-01-26 | 厦门泓信超细纤维材料有限公司 | 一种提高定岛超细纤维合成革卫生性能的方法 |
| JP2015168907A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 東洋紡株式会社 | 合成皮革 |
| CN113286864A (zh) * | 2019-01-17 | 2021-08-20 | 现代牧场股份有限公司 | 层状胶原材料及其制备方法 |
| US11913166B2 (en) | 2015-09-21 | 2024-02-27 | Modern Meadow, Inc. | Fiber reinforced tissue composites |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5090319B2 (ja) * | 2007-11-22 | 2012-12-05 | 東レコーテックス株式会社 | 植物由来成分からなる合成皮革 |
| JP5090320B2 (ja) * | 2007-11-30 | 2012-12-05 | 東レコーテックス株式会社 | 植物由来成分からなる合成皮革 |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP19485590A patent/JP2812790B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101956333A (zh) * | 2010-08-25 | 2011-01-26 | 厦门泓信超细纤维材料有限公司 | 一种提高定岛超细纤维合成革卫生性能的方法 |
| WO2012024875A1 (zh) * | 2010-08-25 | 2012-03-01 | 厦门泓信超细纤维材料有限公司 | 一种提高定岛超细纤维合成革卫生性能的方法 |
| JP2015168907A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 東洋紡株式会社 | 合成皮革 |
| US11913166B2 (en) | 2015-09-21 | 2024-02-27 | Modern Meadow, Inc. | Fiber reinforced tissue composites |
| CN113286864A (zh) * | 2019-01-17 | 2021-08-20 | 现代牧场股份有限公司 | 层状胶原材料及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2812790B2 (ja) | 1998-10-22 |
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