JPH0488993A - トランス―4,5―デヒドロ―l―リジンの製造法及びその生産菌 - Google Patents
トランス―4,5―デヒドロ―l―リジンの製造法及びその生産菌Info
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- JPH0488993A JPH0488993A JP20416590A JP20416590A JPH0488993A JP H0488993 A JPH0488993 A JP H0488993A JP 20416590 A JP20416590 A JP 20416590A JP 20416590 A JP20416590 A JP 20416590A JP H0488993 A JPH0488993 A JP H0488993A
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- lysine
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、抗真菌剤として有用なトランス−4゜5−デ
ヒドロ−し−リジンの新規な製造法及びこれを生産する
微生物に関する。
ヒドロ−し−リジンの新規な製造法及びこれを生産する
微生物に関する。
トランス−4,5−デヒドロ−DL−リジンは公知化合
物であり、例えばJ、Chem、 Sac、 Perk
in r19721B25に記載の方法で合成できる。
物であり、例えばJ、Chem、 Sac、 Perk
in r19721B25に記載の方法で合成できる。
また、特開昭63−183526号公報には、このトラ
ンス−4,5−デヒドロ−DL−リジン、特にトランス
−4,5−デヒドロ−し−リジンが優れた抗真菌作用を
示すこと、及びDL一体から効率的にL一体を得る方法
が記載されている。
ンス−4,5−デヒドロ−DL−リジン、特にトランス
−4,5−デヒドロ−し−リジンが優れた抗真菌作用を
示すこと、及びDL一体から効率的にL一体を得る方法
が記載されている。
しかしながら、このトランス−4,5−デヒドロ−L−
!Jリジン製造法は、ラセミ化合物中から光学分割によ
りD一体を除去するものであるため、最終工程でのL体
の収率を50%以上にすることは理論上不可能であり、
工業的に有利な方法ではなかった。
!Jリジン製造法は、ラセミ化合物中から光学分割によ
りD一体を除去するものであるため、最終工程でのL体
の収率を50%以上にすることは理論上不可能であり、
工業的に有利な方法ではなかった。
従って、優れた抗真菌作用を有するトランス−4,5−
デヒドロ−し−リジンを工業的に有利に製造する方法の
開発が望まれていた。
デヒドロ−し−リジンを工業的に有利に製造する方法の
開発が望まれていた。
斯かる実情において、本発明者らは鋭意検討を重ねた結
果、ノカルジオプシス属に属する特定の菌が、特異的に
トランス−4,5−デヒドロ−L−リジンを生産するこ
とを見出し、本発明を完成した。
果、ノカルジオプシス属に属する特定の菌が、特異的に
トランス−4,5−デヒドロ−L−リジンを生産するこ
とを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、ノカルジオプシス属に属するトラン
ス−4,5−デヒドロ−L−リジン生産菌を培養し、得
られた培養液よりトランス−4,5−デヒドロ−し−リ
ジンを採取することを特徴とするトランス−4,5−デ
ヒドロ−し−リジンの製造法及びこれを生産する微生物
を提供するものである。
ス−4,5−デヒドロ−L−リジン生産菌を培養し、得
られた培養液よりトランス−4,5−デヒドロ−し−リ
ジンを採取することを特徴とするトランス−4,5−デ
ヒドロ−し−リジンの製造法及びこれを生産する微生物
を提供するものである。
本発明のトランス−4,5−デヒドロ−し−リジンを生
産する微生物としては、例えばノカルジオプシス・エス
ピー KC−7223が挙げられる。このKC−722
3株は次のような菌学的性質を有する。なお各種培地上
の性質は特に記載のない限り、27℃で14日間培養し
、常法によって観察したものであり、色調の表現はカラ
ー・ハーモニー・マニュアル544版(コンテナー・コ
ーポレーション・アメリカ)の分類に従った。
産する微生物としては、例えばノカルジオプシス・エス
ピー KC−7223が挙げられる。このKC−722
3株は次のような菌学的性質を有する。なお各種培地上
の性質は特に記載のない限り、27℃で14日間培養し
、常法によって観察したものであり、色調の表現はカラ
ー・ハーモニー・マニュアル544版(コンテナー・コ
ーポレーション・アメリカ)の分類に従った。
■、形態学的性質
本菌株は数種の培地上で貧弱であるが、気菌糸を形成す
る。それらは単純分枝し、胞子槽は気菌糸上に枝状に生
じ、その先端は直状あるいは部分的に波状を呈する。
る。それらは単純分枝し、胞子槽は気菌糸上に枝状に生
じ、その先端は直状あるいは部分的に波状を呈する。
胞子は短円筒形で0.3 X 1.0μm程度の大きさ
を示し、20個以上の連鎖をなす。胞子表面は平滑構造
を有する。鞭毛胞子、胞子のう、菌核などの形成は認め
られず、長生菌子の分断は認められた。
を示し、20個以上の連鎖をなす。胞子表面は平滑構造
を有する。鞭毛胞子、胞子のう、菌核などの形成は認め
られず、長生菌子の分断は認められた。
■、各種培地上の性状
1、シュクロース・硝酸塩寒天培地
生育:良好
気菌糸の着生:認められない
気菌糸の色:認められない
長生菌糸の色:微黄色(24!c)
可溶性色素:微黄色(21c)
2、グルコース・アスパラギン寒天培地生育:中程度
気菌糸の着生:認められない
気菌糸の色:認められない
長生菌糸の色:淡灰桃色(3c a)
可溶性色素:微黄色(24!c)
3、グリセリン・アスパラギン寒天培地生育:良好
気菌糸の着生:認められない
気菌糸の色:認められない
長生菌糸の色:微黄色(2ea)
可溶性色素:微黄色(2l c)
4、スターチ・無機塩寒天培地
生育:良好
気菌糸の着生:貧弱
気菌糸の色:白(a)
長生菌糸の色:微黄白色(2c a)
可溶性色素:認められない
5、チロシン寒天培地
生育:中程度
気菌糸の着生:認められない
気菌糸の色:認められない
長生菌糸の色:淡灰褐色(3ec)
可溶性色素:認められない
6、栄養寒天培地
生育:中程度
気菌糸の着生:詔められない
気菌糸の色:認められない
長生菌糸の色:微黄白色(2ca)
可溶性色素:認められない
7、イースト・麦芽寒天培地
生育:良好
気菌糸の着生:貧弱
気菌糸の色:白(a)
長生菌糸の色:微黄白色(2ca)
可溶性色素:微黄色(21c)
8、オートミール寒天培地
生育:中程度
気菌糸の着生:認められない
気菌糸の色:認められない
長生菌糸の色:白(a)
可溶性色素:認められない
■、生理的性質
1、生育温度範囲 15℃〜40℃至適生育温度
30℃〜36℃ 2、ゼラチンの液化 陰 性3、 スターチ
の加水分解 陽 性4、脱脂牛乳の凝固
陽 性脱脂牛乳のペプトン化 陽 性 5、 メラニン様色素の生成 陰 性6、耐塩性
≦4% ■、炭素源の利用性 プリドハム・ボッ) IJ−ブ寒天培地上での炭素源の
利用性を検討した結果、L−アラビノース、D−キシロ
ース、D−グルコース、D−フラクトース、シュクロー
ス及びラフィノースを利用した。
30℃〜36℃ 2、ゼラチンの液化 陰 性3、 スターチ
の加水分解 陽 性4、脱脂牛乳の凝固
陽 性脱脂牛乳のペプトン化 陽 性 5、 メラニン様色素の生成 陰 性6、耐塩性
≦4% ■、炭素源の利用性 プリドハム・ボッ) IJ−ブ寒天培地上での炭素源の
利用性を検討した結果、L−アラビノース、D−キシロ
ース、D−グルコース、D−フラクトース、シュクロー
ス及びラフィノースを利用した。
D−マンニトールの利用は認められなかった。イノシト
ール、L−ラムノースの利用は疑わしかった。
ール、L−ラムノースの利用は疑わしかった。
■、細胞壁成分
1、細胞壁加水分解中のジアミノピメリン酸の分析
meso−ジアミノピメリン酸を含む。
2、細胞壁加水分解中の糖成分の分析
マジュロース、ガラクトース、アラビノース及びキシロ
ースを含まない。
ースを含まない。
以上の形態的特徴並びに生理的性質をもとに本菌株と類
似する菌株を「バーシーズ・マニュ7JL。
似する菌株を「バーシーズ・マニュ7JL。
・オブ・デターミナテイブ・バクテリオロジー」第8版
、シャーリング及びゴツトリーブによるISP記載の諸
菌株及びワックスマン著「ジ・了りチノミセテス」第2
巻及びその他の放線菌の新種発表文献を検索したところ
類似株ノカルジオプシス・ムタビリス(Nocardi
opsis mutabilis IFO14310)
株が選択された。
、シャーリング及びゴツトリーブによるISP記載の諸
菌株及びワックスマン著「ジ・了りチノミセテス」第2
巻及びその他の放線菌の新種発表文献を検索したところ
類似株ノカルジオプシス・ムタビリス(Nocardi
opsis mutabilis IFO14310)
株が選択された。
しかし、ノカルジオプシス・ムタビリスIF01431
0株(以下rN、m株」という)は、全菌体糖成分とし
て、ガラクトースを含有するがKC−7223株は含有
しない。又、N、 m株はラフィノースを利用しないが
、にC−7223株は利用する等の点で両菌株は異なっ
ていた。以上より、KC−7223株はノカルジオプシ
ス・ムタビリスに近縁な新規菌株と判断し、ノカルジオ
プシス・sp、KC−7223株と命名し、工業技術院
微生物工業技術研究所に微工研条寄第2993号(FE
!RM −BP−2993)として寄託した。
0株(以下rN、m株」という)は、全菌体糖成分とし
て、ガラクトースを含有するがKC−7223株は含有
しない。又、N、 m株はラフィノースを利用しないが
、にC−7223株は利用する等の点で両菌株は異なっ
ていた。以上より、KC−7223株はノカルジオプシ
ス・ムタビリスに近縁な新規菌株と判断し、ノカルジオ
プシス・sp、KC−7223株と命名し、工業技術院
微生物工業技術研究所に微工研条寄第2993号(FE
!RM −BP−2993)として寄託した。
本発明においては、ノカルジオプシス属に属し、トラン
ス−4,5−デヒドロ−し−リジンの生産能を有する菌
であれば、上記KC−7223株だけでなく、その自然
変異株、人工変異株も使用することができることはいう
までもない。
ス−4,5−デヒドロ−し−リジンの生産能を有する菌
であれば、上記KC−7223株だけでなく、その自然
変異株、人工変異株も使用することができることはいう
までもない。
上記の本発明微生物を用いてトランス−4,5−デヒド
ロ−し−リジンを得るには、適当な培地に本発明微生物
を接種し、通常の抗生物質生産のための培養方法に従っ
て培養すればよい。培地としては、資化し得る窒素源と
炭素源を適宜組み合わせて含有せしためものが使用され
る。この炭素源及び窒素源には特に制限はなく、例えば
炭素源としては、澱粉、ブドウ糖、グリセリン、マルト
ース、デキストリン、蔗糖、果糖、糖蜜など;更に菌の
資化性によっては、炭化水素、有機酸なども用いること
ができる。これらは単独でも二種以上を混合して用いて
もよい。一方、窒素源としては大豆粉、酵母エキス、乾
燥酵母、ペプトン、肉エキス、コーンステイープリカー
、カザミノ酸、ディスティラーズソリニプル、塩化アン
モニウム、硫酸アンモニウム、尿素、硝酸ナトリウムな
どが単独で又は組み合わせて用いられる。
ロ−し−リジンを得るには、適当な培地に本発明微生物
を接種し、通常の抗生物質生産のための培養方法に従っ
て培養すればよい。培地としては、資化し得る窒素源と
炭素源を適宜組み合わせて含有せしためものが使用され
る。この炭素源及び窒素源には特に制限はなく、例えば
炭素源としては、澱粉、ブドウ糖、グリセリン、マルト
ース、デキストリン、蔗糖、果糖、糖蜜など;更に菌の
資化性によっては、炭化水素、有機酸なども用いること
ができる。これらは単独でも二種以上を混合して用いて
もよい。一方、窒素源としては大豆粉、酵母エキス、乾
燥酵母、ペプトン、肉エキス、コーンステイープリカー
、カザミノ酸、ディスティラーズソリニプル、塩化アン
モニウム、硫酸アンモニウム、尿素、硝酸ナトリウムな
どが単独で又は組み合わせて用いられる。
その他必要に応じ、食塩、燐酸カリウム、硫酸マグネシ
ウム、塩化カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化カルシ
ウム、塩化コバルト、硫酸亜鉛、塩化鉄、硫酸鉄、リン
酸カリウム、リン酸ナトリウムなどの無機塩、並びに微
量の重金属を添加することができる。さらに菌の発育を
助け、トランス−4,5−デヒドロ−し−リジンの生産
を促進する有機及び無機物質を適宜に添加することがで
きる。
ウム、塩化カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化カルシ
ウム、塩化コバルト、硫酸亜鉛、塩化鉄、硫酸鉄、リン
酸カリウム、リン酸ナトリウムなどの無機塩、並びに微
量の重金属を添加することができる。さらに菌の発育を
助け、トランス−4,5−デヒドロ−し−リジンの生産
を促進する有機及び無機物質を適宜に添加することがで
きる。
通気培養法を用いる場合には、さらに脂肪油、シリコー
ン油、パラフィンなどの消泡剤が用いられる。
ン油、パラフィンなどの消泡剤が用いられる。
培養方法としては、固体培地上での培養も可能であるが
、一般抗生物質生産の方法と同様に液体培養法、特に深
部培養法を用いることが好ましい。
、一般抗生物質生産の方法と同様に液体培養法、特に深
部培養法を用いることが好ましい。
培養は好気的条件下で行なわれ、培養温度は20〜35
℃、特に25〜30℃が好ましい。振盪培養又はタンク
培養のいずれの場合も2〜6日間培養を行なうと、活性
物質が培養液中に生産蓄積される。培養液中の生産量が
最大に達した時点で培養を停止し、培養液中より目的の
抗生物質を単離精製する。
℃、特に25〜30℃が好ましい。振盪培養又はタンク
培養のいずれの場合も2〜6日間培養を行なうと、活性
物質が培養液中に生産蓄積される。培養液中の生産量が
最大に達した時点で培養を停止し、培養液中より目的の
抗生物質を単離精製する。
培養濾液から本物質を単離精製するには、目的とする物
質が水に可溶で一般の有機溶媒に難溶の水溶性塩基性物
質であるため、通常の水溶性塩基性抗生物質の単離、精
製法を利用することができる。このためイオン交換樹脂
、活性炭、セルロース、シリカゲル、アルミナ等による
吸脱着法、補助剤として高級脂肪酸を加えブタノール、
アミルアルコール等で抽出する方法などを適当に組み合
わせて用いることができる。
質が水に可溶で一般の有機溶媒に難溶の水溶性塩基性物
質であるため、通常の水溶性塩基性抗生物質の単離、精
製法を利用することができる。このためイオン交換樹脂
、活性炭、セルロース、シリカゲル、アルミナ等による
吸脱着法、補助剤として高級脂肪酸を加えブタノール、
アミルアルコール等で抽出する方法などを適当に組み合
わせて用いることができる。
培養濾液を弱酸性陽イオン交換樹脂の層に通すと、目的
物質が吸着される。これを0.1〜3.0規定のアルカ
リ又は酸で溶出し、活性成分を凍結乾燥すると、目的物
質の粗粉末が得られる。このとき用いられる弱酸性陽イ
オン交換樹脂としては、アンバーライト IRC−50
、I RC−84又1tcG−50(ローム・アンド・
ハース社製)、ダイヤイオンWK−10又はWK−20
(三菱化成社製)などがあげられる。またアルカリとし
てはアンモニア水、水酸化す)IJウム水溶液などが、
酸としては蟻酸、塩酸、硫酸などがあげられる。
物質が吸着される。これを0.1〜3.0規定のアルカ
リ又は酸で溶出し、活性成分を凍結乾燥すると、目的物
質の粗粉末が得られる。このとき用いられる弱酸性陽イ
オン交換樹脂としては、アンバーライト IRC−50
、I RC−84又1tcG−50(ローム・アンド・
ハース社製)、ダイヤイオンWK−10又はWK−20
(三菱化成社製)などがあげられる。またアルカリとし
てはアンモニア水、水酸化す)IJウム水溶液などが、
酸としては蟻酸、塩酸、硫酸などがあげられる。
培養濾液をpH7〜9に調整し、目的物質を活性炭に吸
着させ、酸性の水又は塩酸メタノールで溶出させる方法
も利用できる。
着させ、酸性の水又は塩酸メタノールで溶出させる方法
も利用できる。
こうして得られる粗粉末は、弱酸性陽イオン交換樹脂、
CM−セファデックス、CM−セルロースなどに吸着さ
せ、アンモニア水、蟻酸アンモニウム水溶液などを用い
、濃度勾配法又は濃度段階法で溶出することにより、目
的物が遊離塩基として得られる。
CM−セファデックス、CM−セルロースなどに吸着さ
せ、アンモニア水、蟻酸アンモニウム水溶液などを用い
、濃度勾配法又は濃度段階法で溶出することにより、目
的物が遊離塩基として得られる。
単離された目的物は、更にセルロース、シリカゲル、ア
ルミナなどを用いる吸着クロマトグラフィー、セファデ
ックスG−10などを用いるゲル濾過法、ダウエックス
1×2などを用いるイオン交換クロマトグラフィー、高
速液体クロマトグラフィーなどを適用することによって
精製することができる。これらの方法は単独で又は組み
合せて適用することができる。
ルミナなどを用いる吸着クロマトグラフィー、セファデ
ックスG−10などを用いるゲル濾過法、ダウエックス
1×2などを用いるイオン交換クロマトグラフィー、高
速液体クロマトグラフィーなどを適用することによって
精製することができる。これらの方法は単独で又は組み
合せて適用することができる。
こうして得られる遊離塩基は、更に無機酸例えば塩酸、
硫酸、臭化水素酸又は有機酸例えば酢酸、しゅう酸、メ
タンスルホン酸などを加え、常法により酸付加塩に導く
ことができる。
硫酸、臭化水素酸又は有機酸例えば酢酸、しゅう酸、メ
タンスルホン酸などを加え、常法により酸付加塩に導く
ことができる。
本発明によれば、トランス−4,5−デヒドロ−し−リ
ジンを特異的に生産する微生物を用い、これを培養する
ことにより優れた抗真菌作用を有するトランス−4,5
−デヒドロ−L−リジンを効率よく生産することができ
る。
ジンを特異的に生産する微生物を用い、これを培養する
ことにより優れた抗真菌作用を有するトランス−4,5
−デヒドロ−L−リジンを効率よく生産することができ
る。
以下、実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
埼玉県深谷市で採取した土壌試料を、滅菌水に懸濁させ
、これを、ポテト浸出液(ポテト10%、トマトペース
ト0.5%、オートミル1%)に肉エキス0.1%、マ
イコスタチン50μg/m!、ペニシリンGO14μg
/ml、ポリミキシンB2μg/−、ナリジキシン酸8
μg/rnl及び寒天1.5%を加えた培地(pH7,
0)に塗抹し、27℃で7日間培養を行い、生じた集落
を採取することによって、トランス−4,5−デヒドロ
−L−リジン生産菌(ノカルジオプシス・sp、 KC
−7223)を得た。
、これを、ポテト浸出液(ポテト10%、トマトペース
ト0.5%、オートミル1%)に肉エキス0.1%、マ
イコスタチン50μg/m!、ペニシリンGO14μg
/ml、ポリミキシンB2μg/−、ナリジキシン酸8
μg/rnl及び寒天1.5%を加えた培地(pH7,
0)に塗抹し、27℃で7日間培養を行い、生じた集落
を採取することによって、トランス−4,5−デヒドロ
−L−リジン生産菌(ノカルジオプシス・sp、 KC
−7223)を得た。
実施例2
ポテト・デキストロース寒天斜面に生育したノカルジオ
プシス・sp、KC−7223株を可溶性澱粉1%、グ
ルコース1%、大豆粉1.5%、KH,PO。
プシス・sp、KC−7223株を可溶性澱粉1%、グ
ルコース1%、大豆粉1.5%、KH,PO。
0.27%、Na、HPO40,18%、MgSO4・
7H200,05%及びCoCl2 ・6H−00,0
005%からなる培地に接種し、28℃で72時間振盪
培養して種培養液とした。
7H200,05%及びCoCl2 ・6H−00,0
005%からなる培地に接種し、28℃で72時間振盪
培養して種培養液とした。
次いで、グルコース2%、大豆粉1%、肉エキス0.2
%、酵母エキス0.2%、Mg5O1・7H,00,0
5%、CoCf2・6H,OO,0005%及び綿実油
0.5%からなる培地151を30f容量のステンレス
タンク中に仕込み、この培地中に前記の種培養液100
−を接種し、通気量51/分、攪拌数300r、 p、
m、、28℃で72時間培養した。
%、酵母エキス0.2%、Mg5O1・7H,00,0
5%、CoCf2・6H,OO,0005%及び綿実油
0.5%からなる培地151を30f容量のステンレス
タンク中に仕込み、この培地中に前記の種培養液100
−を接種し、通気量51/分、攪拌数300r、 p、
m、、28℃で72時間培養した。
培養終了後、培養液を濾過し、得られた濾液(2OA)
をアンバーライトI RC−50[H”:NH,+型(
1: 4) :]のカラム(11)に吸着し、水洗後0
.5Nアンモニア水で溶出した。活性区分を集め、減圧
下濃縮後、CM−セファデックスC−25(NH4+型
)のカラム(100rnl)に吸着させ、水〜0.2N
アンモニア水で濃度勾配溶出を行った。活性画分を集め
、減圧下濃縮後、濃縮液をセルロースカラム(2001
ff)の上部に載せ、メタノール:水:6N−塩酸:ピ
リジン(40: 13: 2 : 5)の溶媒系で溶出
分画した。活性画分を濃縮し、pHを5に調整後、水を
展開溶媒とするセファデックスG−10のカラムクロマ
トグラフィー(300ml)で精製し、凍結乾燥して無
色の粉末(60■)を得た。
をアンバーライトI RC−50[H”:NH,+型(
1: 4) :]のカラム(11)に吸着し、水洗後0
.5Nアンモニア水で溶出した。活性区分を集め、減圧
下濃縮後、CM−セファデックスC−25(NH4+型
)のカラム(100rnl)に吸着させ、水〜0.2N
アンモニア水で濃度勾配溶出を行った。活性画分を集め
、減圧下濃縮後、濃縮液をセルロースカラム(2001
ff)の上部に載せ、メタノール:水:6N−塩酸:ピ
リジン(40: 13: 2 : 5)の溶媒系で溶出
分画した。活性画分を濃縮し、pHを5に調整後、水を
展開溶媒とするセファデックスG−10のカラムクロマ
トグラフィー(300ml)で精製し、凍結乾燥して無
色の粉末(60■)を得た。
得られた物質の理化学的性質は下記のとおりである。
1、比旋光度(塩酸塩);
〔α〕=5−5.7° (c 0.7 、 H2O)2
、紫外線吸収スペクトル; 末端吸収を示すのみである。
、紫外線吸収スペクトル; 末端吸収を示すのみである。
3、赤外線吸収スペクトル;
臭化水素ペレット中で測定したスペクトルは図1に示す
とおりである。
とおりである。
4、 ’It−NMR;
重水中で測定した’H−NMRスペクトルは図2に示す
とおりである。
とおりである。
5、 ”C−NMR;
重水中で測定した” C−NMRスペクトルは図3に示
すとおりである。
すとおりである。
以下余白
6、 薄層クロマトグラフィー;
(デイフコ社製)に被験菌の懸濁液を塗抹して、27℃
で2〜4日間培養して測定した。
で2〜4日間培養して測定した。
プレート:セルロースプレート
Art、 5718(メルク社製)
7、呈色反応;
ニンヒドリン反応及びライドンスミス反応に陽性である
。
。
以上の理化学的性質より、本物質はトランス−4,5−
デヒドロ−し−リジンであることが確認された。
デヒドロ−し−リジンであることが確認された。
試験例1
実施例2で得られたトランス−4,5−デヒドロ−L−
!Jリジン真菌に対する最小発育阻止濃度(MIC)を
測定したところ以下の通りであった。なお測定は、イー
ストモルフォロジー寒天プレート
!Jリジン真菌に対する最小発育阻止濃度(MIC)を
測定したところ以下の通りであった。なお測定は、イー
ストモルフォロジー寒天プレート
図1は本発明物質の赤外線吸収スペクトル、図2ハ1H
−NMRスヘクトル、図3 ft13C−NMRスペク
トルを示す。 以上
−NMRスヘクトル、図3 ft13C−NMRスペク
トルを示す。 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ノカルジオプシスに属するトランス−4,5−デヒ
ドロ−L−リジン生産菌を培養し、得られた培養液より
トランス−4,5−デヒドロ−L−リジンを採取するこ
とを特徴とするトランス−4,5−デヒドロ−L−リジ
ンの製造法。 2、ノカルジオプシス属に属するトランス−4,5−デ
ヒドロ−L−リジン生産菌。 3、ノカルジオプシス・エスピー (Nocardiopsissp.)KC−7223で
ある請求項2記載のトランス−4,5−デヒドロ−L−
リジン生産菌。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20416590A JPH0488993A (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | トランス―4,5―デヒドロ―l―リジンの製造法及びその生産菌 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20416590A JPH0488993A (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | トランス―4,5―デヒドロ―l―リジンの製造法及びその生産菌 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0488993A true JPH0488993A (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=16485914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20416590A Pending JPH0488993A (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | トランス―4,5―デヒドロ―l―リジンの製造法及びその生産菌 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0488993A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5669781A (en) * | 1993-06-24 | 1997-09-23 | Ishida; Nobuaki | Cartridge connection mechanism |
-
1990
- 1990-08-01 JP JP20416590A patent/JPH0488993A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5669781A (en) * | 1993-06-24 | 1997-09-23 | Ishida; Nobuaki | Cartridge connection mechanism |
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