JPH0489604A - 複合型磁気ヘッド用コアおよびその製造方法 - Google Patents

複合型磁気ヘッド用コアおよびその製造方法

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JPH0489604A
JPH0489604A JP19653190A JP19653190A JPH0489604A JP H0489604 A JPH0489604 A JP H0489604A JP 19653190 A JP19653190 A JP 19653190A JP 19653190 A JP19653190 A JP 19653190A JP H0489604 A JPH0489604 A JP H0489604A
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gap
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努 内藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、複合型磁気ヘッド用コアの製造方法並びにそ
れによって得られた複合型磁気ヘッド用コアに係り、特
に記録・再生用コアと消去用コアからなる二つのコアを
組み合わせて形成される、例えばフロッピーヘッド(F
DD)用複合型磁気ヘッド用コアにおいて、その高記録
密度化に対処し得る構造並びにそのような構造を実現す
るための方法に関するものである。
(背景技術) 従来から、磁気ヘッド用コアとして知られているフェラ
イトコアは、−aに、複数個のフェライト部材を接合す
ることによって構成されたリング形状を為すものであっ
て、それにより、環状の磁路(磁気回路)が構成される
一方、該環状磁路の周上の一箇所に、該磁路を横切る方
向に所定間隙の磁気ギャップが設けられており、この磁
気ギャップによって、該磁気ギャップの形成面上を摺接
せしめられる磁気テープや磁気ディスク等の磁気記録媒
体に対して、周知の如く、所定の記録や再生、或いは消
去が行なわれ得るようになっている。
なお、かかる磁気ヘッド用コアにおける環状磁路の中央
部分には、空間が形成されており、それがコイル巻線用
乃至はギャップデプス規定用の孔とされている。
このような構造のコアにあっては、それが単独で使用さ
れる場合の他、その二つを組み合わせて接合一体化した
複合型の磁気ヘッド用コアとして用いられる場合があり
、そしてその一つの形態として、記録・再生専用のコア
と消去専用のコアとを組み合わせてなる複合型コアがあ
り、FDD用等として用いられている。なお、そのよう
な複合型コアにおいては、よく知られているように、記
録・再生専用コアにて所定の情報を磁気記録媒体に書き
込む一方、その磁気記録媒体への書込み幅を、消去専用
コアによる両側部のトリミングによって規定するように
なっている。
ところで、近年における磁気記録媒体に対する記録密度
の高密度化に伴って、記録・再生(R/W)用コアと消
去(E)用コアとからなる複合型コアに要求される規格
が厳しくなり、それら二つのコアの磁気ギャップ間の距
離を更に短くすることが要求され、それによって、磁気
回路上において問題を生ずるに至ったのである。例えば
、FDDにおける記録密度を2MB、4MB等と、高記
録密度化すると、その複合型コアのギャップ間距離は0
.37 mm以下とする必要があるが、そうすると、磁
気抵抗、漏れ磁束、コアの信頼性等に問題が生じるよう
になるのである。
すなわち、この種の複合型コアにおいては、通常、R/
W用コアとE用コアとが、それぞれのI字形状部材が背
中合わせとなるように、樹脂接着剤またはガラスから成
る接合層を介して接合せしめられることとなるが、例え
ば樹脂接着剤を用いてそれら二つのコアを接合せしめる
と、それら二つのコアの間に形成される接合層としての
樹脂接着層の厚さが1μm前後となるところから、E用
コア側の信号がR/W用コア側に入り込み、アシンメト
リの特性が劣る問題が惹起されるのである。
なお、このアシンメトリ特性を改善するには、R/W用
コアとE用コアとの接合層を5μm以上の厚さとする必
要があるが、かかる樹脂接着層を5μm以上に厚くする
と、それらの接合強度が著しく低下し、また接合層部位
での偏摩耗が生じて、コアの信頼性に欠ける等、実用上
問題となるのである。
また、かかる二つのコアをガラスを用いて接合せしめる
場合にあっては、溶融させたガラスを二つのコアの接合
面間の間隙内に流し込み、そしてそれを冷却・固化させ
ることにより、それら二つのコアの接合を図るものであ
るところから、形成されるガラス接合層の厚さが厚く、
そのために、コアを構成するI字形状部材の厚さを薄く
する必要があるところから、当該コアのI字形状部材部
分における磁気抵抗が大となり、スイープトラックイレ
ーズ特性等の磁気ヘッド特性が低下する問題が惹起され
る。なお、このスィーブトラックイレーズ特性を改善す
るには、R/W用コアとE用コアのガラス接合層を40
μm以下の厚さとする必要があるが、そのような接合層
を与える狭い隙間内の奥部まで溶融ガラスを流し込むに
は、加熱温度を高めて、溶融ガラスの粘性を著しく低下
させる必要があり、これによってコアを構成するフェラ
イト材料とガラスとの間の反応を高め、その反応層が増
加する問題を惹起する。
(解決課題) ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為さ
れたものであって、その課題とするところは、R/W用
コアとE用コアとを接合してなる複合型磁気ヘッド用コ
アにおいて、その高記録密度化に対処し得る新規な構造
の複合型磁気ヘッド用コアを提供すると共に、そのよう
な複合型コアにおいて、磁気抵抗を小さくして、スイー
プトラックイレーズ特性を改善し得、また漏れ磁束に影
響されるアシンメトリ特性を改善し得るコア接合構造を
実現し、更には、そのような高記録密度化に対処し得る
構造の複合型磁気ヘッド用コアを容易に製造することの
できる方法を実現することにある。
(解決手段) そして、本発明にあっては、かかる課題を解決するため
に、記録・再生用コアと消去用コアとが所定厚さの接合
層を介して接合されることによって構成される一方、該
記録・再生用コアおよび消去用コアにおける磁気記録媒
体摺接面の磁気ギャップ形成部位に、それぞれ、接合面
側に向かって漸次深くなり、該接合面において所定深さ
で開口する傾斜溝が形成されると共に、それらの傾斜溝
内にガラスが充填せしめられ、該傾斜溝にて前記磁気ギ
ャップ形成部位におけるトラック幅が規定されてなる複
合型磁気ヘッド用コアにおいて、前記記録・再生用コア
と前記消去用コアとにおける、磁気記録媒体摺接面側の
接合面間を、前記傾斜溝内に充填されるガラスにて接合
する一方、該磁気記録媒体摺接面とは反対側の接合面間
に樹脂接着剤を充填することにより、それらガラスおよ
び樹脂接着剤にて、前記接合層を構成せしめたのである
そして、このような構造とすることにより、前記記録・
再生用コアと消去用コアとを接合する接合層が、5〜4
0μmの厚さで形成されてなる複合型磁気ヘッド用コア
が、有利に実現され得るのである。
また、本発明にあっては、上記の如き複合型磁気ヘッド
用コアを得るべく、記録再生用コアを与える第一のギャ
ップパーと消去用コアを与える第二のギャップバーとを
接合せしめ、その得られた接合体よりコアチップを切り
出すことによって、上述の如き構造の複合型磁気ヘッド
用コアを製造する方法であって、(a)それぞれ、複数
のフェライト部材を接合せしめることによって形成され
た、中央部にコイル巻線用孔を有すると共に、磁気記録
媒体摺動面を構成する部位に所定間隙の磁気ギャップが
設けられてなる、前記第一のギャップバーおよび前記第
二のギャップバーを準備する工程と、(b)該第一のギ
ャップバーおよび該第一のギャップバーにおける前記磁
気ギャップ形成部位に対して、それぞれ、それら第一及
び第二のギャップバーの接合面側に向かって漸次深くな
り、該接合面において所定深さで開口する傾斜溝を形成
する工程と、(C)かかる傾斜溝が形成された第一のギ
ャップバーおよび第二のギャップバーを、該傾斜溝が所
定の位置関係をもって対向せしめられるように、それら
の接合面を所定間隙を隔てて突き合わせる工程と、(d
)かかる突き合わされた第一のギャップバーおよび第二
のギャップバーにおける前記傾斜溝内に、それぞれ、溶
融ガラスを充填すると共に、該溶融ガラスを、かかる傾
斜溝を通じて、それら第一及び第二のギャップバーの接
合面間に浸透せしめることにより、それら第一及び第二
のギャップバーを、磁気記録媒体摺動面を構成する側に
おいて一体的に接合する工程と、(e)かかる溶融ガラ
スにて接合された第一のギャップバーと第二のギャップ
バーとの接合面間における、磁気記録媒体摺動面を構成
する側とは反対側の部分に、所定の樹脂接着剤を充填せ
しめることにより、それら第一及び第二のギャップバー
を補強接合する工程とを含むことをも、その特徴とする
ものである。
(作用・効果) 従って、このような本発明に従う構造とされた複合型磁
気ヘッド用コアにあっては、R/W用コアとE用コアと
の接合面間を接合するガラスが、それら両コアの接合部
において、傾斜溝を通じて、磁気記録媒体摺接面側から
その奥部まで有利に浸透乃至は侵入せしめられる一方、
かかるガラスが浸透し得ない、磁気記録媒体摺接面とは
反対側の接合面間には、樹脂接着剤が充填されて、かか
る接合部が補強されるところから、それらガラスと樹脂
接着剤とから成る接合層によって、両コアの接合強度が
有利に高められ得るのである。そして、かかる構造の磁
気ヘッド用コアにおいては、傾斜溝によって、ガラスが
接合面間の奥部まで有利に浸透され得ると共に、該ガラ
スを磁気記録媒体摺接面とは反対側にまで浸透させる必
要がないことから、ガラスの加熱温度を著しく高めるこ
となく、R/W用コアとE用コアとの間隙(接合層の厚
さ)を充分に狭(することが出来ることとなり、以てそ
の間隙を磁気回路上の問題を有利に回避し得る5〜40
μmの範囲内のものとすることが容易に出来ることとな
ったのである。
そして、かかる二つのコアを接合する接合層の厚さを5
〜40μmに設定せしめて成る、本発明に従う構造とさ
れた複合型磁気ヘッド用コアにあっては、磁気抵抗や漏
れ磁束の問題が改善されて、スイープトラックイレーズ
特性やアシンメトリ特性等の磁気ヘッド特性が効果的に
改善され、以て高記録密度化に有利に対処し得ることと
なるのである。
また、本発明に従う製造手法によれば、このように、R
/W用コアとE用コアとの接合面間を、ガラスと樹脂接
着剤とによって接合せしめてなる構造の複合型磁気ヘッ
ド用コアを、良好なる生産性をもって、有利に製造する
ことができるのである。
(実施例) 以下、図面に示された実施例を参照しつつ、本発明を更
に具体的に明らかにすることとする。なお、ここでは、
本発明手法の実施例を説明しつつ、本発明に従う複合型
磁気ヘッド用コアの構造を説明する。
先ず、第1図(a)において、2及び4は、それぞれ、
R/W用コアを与える第一のギャップバー及びE用コア
を与える第二のギャップバーであり、従来と同様にして
、Mn−Znフェライト。
Ni−Znフェライト等の材質からなるC字形状のブロ
ック2a、4aと、1字形状(板状)のブロック2b、
4bとを接合一体化して、作製されたものである。なお
、それぞれのギャップバー2゜4を構成する二つのブロ
ック2a、4a;2b。
4bの間には、所定間隙の磁気ギャップ20.4C及び
ギャップデプスを規定するコイル巻線用孔2d、4dが
、それぞれ、長手方向に従来と同様に形成されている。
また、かかる第一及び第二のギャップパー2.4の相互
の接合面6.8が、それぞれ研磨されて、平滑な面とさ
れている。
そして、第1図(b)に示されているように、このよう
なギャップパー2,4に対して、それぞれ、所定のトラ
ック加工(溝入れ加工)が、公知の手法に従って施され
る。即ち、第一のギャップパー2に対しては、R/W用
コアを形成し得るように、また第二のギャップパー4に
対しては、E用コアを形成し得るように、それぞれトラ
ック加工が施されるのである。より詳細には、かかるト
ラック加工は、特願昭63−121583号等に開示さ
れている如き手法に従い、ギャップパー2゜4に対して
、それぞれ、トラック幅を規定する傾斜溝10.12を
、1字形状のブロック2b、4b側から、該ギャップパ
ー2,4の上部角部に斜行した切込形態で、入れること
によって、行なわれることとなる。
すなわち、かかるトラック加工にて形成された傾斜溝1
0.12は、ギャップパー2,4の磁気ギャップ2c、
4cが位置する磁気記録媒体の摺接部に対して、該磁気
ギャップ2c、4cを挟む一方のブロック2a、4a側
から他方のブロック2b、4b側に延び、且つ該他方の
ブロック2b。
4bに向って漸次深さが深くなるように傾斜して形成さ
れており、その一端は、前記一方のブロック2a  4
aの上面、換言すれば磁気記録媒体摺接部の摺接面上に
開口せしめられている一方、その他端は、前記他方のブ
ロック2b、4bの側面(接合面6.8)に開口せしめ
られている。
そして、このようにして形成された傾斜溝10.12に
て幅が規定されることにより、かかる傾斜溝間に、それ
ぞれ、1字形状のブロック2b、4bからC字形状のブ
ロック2a、4aに跨がって位置する所定長さのトラッ
ク14.16が形成されることとなる。また、傾斜溝1
0.12は、それぞれ、磁気ギャップ2c、4c部分に
おいて、その深さより深い溝深さを有し、コイル巻線用
孔2d、4dにまで至るように形成されている。
次いで、第1図(c)に示されているように、1に のようなトラック加工が施された二つのギャップパー2
.4は、1字形状のブロック2b、4bが互いに背中合
わせとなり、それらの接合面6゜8が対向するようにし
て、互いに突き合わされて位置決めされることとなる。
また、その際、これら二つのギャップパー2.4に設け
られた傾斜溝10.12が、所定の位置関係をもって対
向して位置せしめられる。
また、このようにして突き合わされた二つのギャップパ
ー2.4の突合せ面間距離、即ち接合面6.8の対向面
間の間隙寸法:Lは、後の接合工程においてギャップパ
ー2,4の接合面6.8間に形成される接合層の厚さ、
延いては得られる複合型磁気ヘッド用コアにおけるR/
W用コアとE用コアとの接合層の厚さを規定するもので
あるところから、優れた磁気ヘッド特性が実現され得る
ように目的とする寸法に高精度に設定されることとなり
、通常は、磁気抵抗や漏れ磁束等の点を考慮して、5〜
40μmに、その寸法(1)が設定される。なお、かか
るギャップパー2.4の突合せは、通常、適当な治具を
用いて行なわれることとなるが、図示されているように
、それらギャップパー2,4の接合面6,8間に、目的
とする間隙を形成し得る適当なスペーサ18を挟んで突
き合わせることにより、位置決めすることが望ましく、
それによって接合面6,8間の間隙がより正確に規定さ
れ得ることとなる。また、かかるスペーサ18としては
、ガラスよりも軟化溶融温度の高い材料、例えばフェラ
イト材料の破片等が、有利に用いられることとなる。
そして、このように突き合わせた第一及び第二のギャッ
プパー2.4は、磁気記録媒体との摺接面を上にして支
持せしめられると共に、それらの傾斜溝10.12の形
成部分の上に、塊状のガラスが載置され、更に、かかる
第一及び第二のギャップパー2.4を突合せ状態に保持
せしめた状態下において、該ガラスをガラス転移点以上
の温度ニ加熱して、軟化、溶融せしめることにより、第
1図(d)に示されているように、それらギャップパー
2,4に形成された傾斜溝10.12内に対して、それ
ぞれ、ガラス20が同時に流し込まれて、充填せしめら
れる。また、その際、傾斜溝10.12内に流し込まれ
たガラス20は、二つのギャップパー2.4の接合面6
,8間の間隙内にも侵入乃至は浸透せしめられて、所定
厚さのガラス接合層22が形成されることとなり、以て
該ガラス接合層22にて接合面6,8間が接合されて、
第一及び第二のギャップパー2,4が一体化せしめられ
る。
そこにおいて、かかるガラス接合層22を形成する溶融
ガラスは、傾斜溝10.12を通じて、接合面6.8間
の間隙内に浸透(導入)せしめられるこ七となるところ
から、かかる間隙の寸法が、前述の如く5〜40μmと
極めて狭くても、少なくとも接合面6,8における傾斜
溝10.12の開口部程度の深さまでは、有利に浸透さ
れ得るのであり、従って溶融ガラスを著しく高温加熱す
る必要がなくなる。それ故、前記ガラス接合層22は、
少なくとも傾斜溝10.12の深さ程度の幅をもって形
成されるのであり、それによって該ガラス接合M22に
よる第一及び第二のギャップパー2.4の接合強度が、
安定して確保され得ると共に、それらのギャップパー2
,4とガラス接合層22との間における反応層の生成も
有利に抑えられるのである。
次いで、このように第一及び第二のギャップパー2.4
が接合、一体化されて成る接合体24にあっては、第1
図(e)に示されているように、その磁気記録媒体との
摺接面上に付着した不要のガラスが、研磨されて除去さ
れる。
また、かかる接合体24は、第1図(f)に示されてい
るように、その磁気記録媒体との摺接面が下側となるよ
うに反転させられて、上記のガラス充填操作ではガラス
が充填され得なかった、前記ガラス接合層22が存在し
ていない、二つのギャップパー2.4の接合面6,8間
の間隙を上方に向かって開口せしめた状態で、支持せし
められる。そして、かかる状態下において、接合面6゜
8間の間隙内に、従来から用いられている如き樹脂接着
剤25、例えばエポキシ系樹脂とその硬化剤を含む低粘
性の有機溶剤溶液が流し込まれ、これによって、それら
接合面6.8間の間隙内に樹脂接合層が形成され・て充
填せしめられることとなる。
すなわち、かかる樹脂接合層26は、接合体24を構成
する第一及び第二のギャップパー2,4における接合面
6.8間の間隙のうち、ガラスが充填されずに、前記ガ
ラス接合層22が形成されていない部分に充填されて、
それら接合面6.8を互いに接合することとなるのであ
り、該樹脂接合層26の接着力によって、第一のギャッ
プパー2と第二のギャップパー4との接合強度が補強さ
れ、より大きな接着力が発揮され得るのである。
また、このことから明らかなように、かかる接合体24
にあっては、これらガラス接合層22および樹脂接合層
26によって、第一及び第二のギャップパー2.4にお
ける接合面6,8間の間隙内に充填されて、それらを接
合する接合層28が、構成されているのである。
そして、このようにして補強接合された接合体24にあ
っては、第1図(g)に示されているように、第一及び
第二のギャップパー2,4の表面に付着した不要の樹脂
接着剤が、研磨されて除去される。
さらに、かかる接合体24は、第1図(h)に示されて
いるように、従来と同様にして、例えば特願昭6164
366号に示されている如く、予め巻線したコイルを挿
入し得るように、それぞれのコアの後部の磁路部が切除
せしめられることとなり、その後、該接合体24から、
第2図(a)及び(b)に示されている如き、目的とす
る複合型磁気ヘッド用コアを与えるコアチップ30が順
次切り出されるのである。即ち、上述の如くして得られ
た接合体24は、複数のコアチップ30を与える素材で
あり、かかる接合体24を、長手方向に対して所定の角
度で交差する切断面をもって、長手方向に所定間隔で切
断することによって、複数のコアチップ30が切り出さ
れることとなる。
また、このようにして切り出されたコアチップ30には
、従来と同様な加工が施され、以て目的とする、R/W
用コアとE用コアとが一体的に接合されて成る複合型磁
気ヘッド用コアが作製されるのである。
従って、上述の如き構造とされた複合型磁気ヘッド用コ
アにあっては、R/W用コアとE用コアとの接合面間の
うち、磁気記録媒体摺動面側部分には、溶融ガラスが、
第一及び第二のギャップパー2.4に形成された傾斜溝
10.12によって有利に浸透され得ることから、接合
面間寸法が狭い場合でも、該溶融ガラスの加熱温度を著
しく上げなくても、少なくとも該傾斜溝10.12の深
さ程度までは充填されて、ガラス接合層22が形成され
得ると共に、かかる溶融ガラスが浸透し得ない、磁気記
録媒体摺動面とは反対側部分には、樹脂接着剤が流入、
充填されることにより、樹脂接合層26が形成されるこ
ととなるところから、かかる接合面間寸法が狭い場合で
も、ガラス接合層22による接合強度を有効に且つ安定
して得ることが出来ると共に、該ガラス接合層22によ
る接合が、樹脂接合層26による接着力によって有利に
補強され得て、より優れた接合強度が発揮され得ること
となるのである。
また、かかるR/W用コアとE用コアとを接合する接合
層22のうち、磁気記録媒体に対する摺接面側部分は、
ガラス接合層22とされていることから、該磁気記録媒
体との摺接に起因する接合層22の偏摩耗の問題も、有
利に防止され得るのである。
そして、それ故に、このような複合型磁気ヘッド用コア
においては、R/W用コアとE用コアとの接合面間寸法
を、従来技術では困難であった5〜40μmとすること
が極めて容易となり、これによって、磁気記録密度の高
密度化のために磁気ヘッド用コアに要請されているギャ
ップ間距離の縮小を可能ならしめつつ、アシンメトリや
スイープトラックイレーズ特性等の磁気ヘッド特性の劣
化の問題を、有利に回避し得ることとなったのである。
さらに、上述の如き製造手法に従えば、このような構造
の複合型磁気ヘッド用コアを製造するに際して、第一及
び第二のギャップパー2,4における傾斜溝10.12
内へのガラス20の充填と同時に、それらのギャップパ
ー2,4の接合面6゜8間へガラスが浸透されて、ガラ
ス接合層22が形成され得ることから、該ガラス接合層
22の形成が容易に為され得ると共に、かかるガラス接
合層22の形成後に樹脂接合層26が形成されることか
ら、該樹脂接合層26による、ガラス接合層22が存在
しない間隙の充填が、有利に且つ容易に為され得るので
あり、それによって、目的とする接合層2日が有利に形
成され得、その接合強度が効果的に発揮され得ることと
なるのである。
また、かかる製造手法によれば、従来の複合型磁気ヘッ
ド用コアを製造する設備を用いて、その製造設備の大幅
な改造を必要とすることなく、目的とする複合型磁気ヘ
ッド用コアを優れた生産性をもって製造することができ
るのである。
以上、本発明の具体例に基づいて、本発明の詳細な説明
してきたが、本発明は、かかる例示の具体例にのみ限定
して解釈されるものでは決してない。
例えば、本発明に係る複合型磁気ヘッド用コアは、例示
の如き製造手法によってのみ実現可能なものでは決して
なく、また、そのトラックの形成形態や形成方式等の具
体的構造にあっても、公知のものが何れも採用可能であ
る。
また、例示の製造手法においては、接合体24からのコ
アチップの切り出しが、コア後部の磁路部を除去した後
に行なわれていたが、そのような切除操作を行なうこと
なく、コアチップを切り出すようにしても良いことは、
勿論である。
その他、−々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識
に基づいて、種々なる修正、改良、変更等を加えた態様
において実施され得るものであり、また、そのような実
施態様のものが、本発明の主旨を逸脱しない限り、何れ
も、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言う
までもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(h)は、本発明に従う複合型磁気ヘ
ッド用コアの製造方法の一例を示す工程図である。また
、第2図は、第1図に示される製造工程に従って得られ
たコアチップを示す要部拡大図であって、(a)は磁気
記録媒体摺接面側の平面部分図であり、(b)は正面部
分図である。 2:第一のギャップパー 4:第二のギャップパー 6.8:接合面 20ニガラス 24:接合体 28:接合層 10.12=傾斜溝 22ニガラス接合層 26:樹脂接合層 30:コアチップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録・再生用コアと消去用コアとが所定厚さの接
    合層を介して接合されることによって構成される一方、
    該記録・再生用コアおよび消去用コアにおける磁気記録
    媒体摺接面の磁気ギャップ形成部位に、それぞれ、接合
    面側に向かって漸次深くなり、該接合面において所定深
    さで開口する傾斜溝が形成されると共に、それらの傾斜
    溝内にガラスが充填せしめられ、該傾斜溝にて前記磁気
    ギャップ形成部位におけるトラック幅が規定されてなる
    複合型磁気ヘッド用コアであって、 前記記録・再生用コアと前記消去用コアとにおける、磁
    気記録媒体摺接面側の接合面間を、前記傾斜溝内に充填
    されるガラスにて接合する一方、該磁気記録媒体摺接面
    とは反対側の接合面間に樹脂接着剤を充填することによ
    り、それらガラスおよび樹脂接着剤にて、前記接合層を
    構成したことを特徴とする複合型磁気ヘッド用コア。
  2. (2)前記記録・再生用コアと消去用コアとを接合する
    接合層が、5〜40μmの厚さにおいて形成されている
    請求項(1)記載の複合型磁気ヘッド用コア。
  3. (3)記録・再生用コアを与える第一のギャップバーと
    消去用コアを与える第二のギャップバーとを接合せしめ
    、その得られた接合体よりコアチップを切り出すことに
    よって、複合型磁気ヘッド用コアを製造する方法であっ
    て、 それぞれ、複数のフェライト部材を接合せしめることに
    よって形成された、中央部にコイル巻線用孔を有すると
    共に、磁気記録媒体摺動面を構成する部位に所定間隙の
    磁気ギャップが設けられてなる、前記第一のギャップバ
    ーおよび前記第二のギャップバーを準備する工程と、該
    第一のギャップバーおよび該第二のギャップバーにおけ
    る前記磁気ギャップ形成部位に対して、それぞれ、それ
    ら第一及び第二のギャップバーの接合面側に向かって漸
    次深くなり、該接合面において所定深さで開口する傾斜
    溝を形成する工程と、 かかる傾斜溝が形成された第一のギャップバーおよび第
    二のギャップバーを、該傾斜溝が所定の位置関係をもっ
    て対向せしめられるように、それらの接合面を所定間隙
    を隔てて突き合わせる工程と、 かかる突き合わされた第一のギャップバーおよび第二の
    ギャップバーにおける前記傾斜溝内に、それぞれ、溶融
    ガラスを充填すると共に、該溶融ガラスを、かかる傾斜
    溝を通じて、それら第一及び第二のギャップバーの接合
    面間に浸透せしめることにより、それら第一及び第二の
    ギャップバーを、磁気記録媒体摺動面を構成する側にお
    いて一体的に接合する工程と、 かかる溶融ガラスにて接合された第一のギャップバーと
    第二のギャップバーとの接合面間における、磁気記録媒
    体摺動面を構成する側とは反対側の部分に、所定の樹脂
    接着剤を充填せしめることにより、それら第一及び第二
    のギャップバーを補強接合する工程とを、 含むことを特徴とする複合型磁気ヘッド用コアの製造方
    法。
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