JPH0493602A - 走査型トンネル顕微鏡 - Google Patents
走査型トンネル顕微鏡Info
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- JPH0493602A JPH0493602A JP2206353A JP20635390A JPH0493602A JP H0493602 A JPH0493602 A JP H0493602A JP 2206353 A JP2206353 A JP 2206353A JP 20635390 A JP20635390 A JP 20635390A JP H0493602 A JPH0493602 A JP H0493602A
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- probe
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- piezo element
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は走査型トンネル顕微鏡に関し、特に微動機構用
の3つのピエゾ素子の分解能を高める構造を有する走査
型トンネル顕微鏡に関するものである。
の3つのピエゾ素子の分解能を高める構造を有する走査
型トンネル顕微鏡に関するものである。
走査型トンネル顕微鏡(以下STMという)において、
探針と試料との間にトンネル電流を流した状態において
、このトンネル電流が一定になるように前記探針を試料
の表面に沿ってX方向及びX方向に走査を行い、且つ試
料の表面の凹凸に追従して2方向に移動させるための手
段として微動機構が使用される。STMにおける従来の
微動機構は、通常ピエゾ(圧電)素子を所要の変位を発
生するためのアクチュエータとして利用したピエゾトラ
イボッドが使用される。ピエゾトライボッドの典型的構
造としては、相互に直交するx、y。
探針と試料との間にトンネル電流を流した状態において
、このトンネル電流が一定になるように前記探針を試料
の表面に沿ってX方向及びX方向に走査を行い、且つ試
料の表面の凹凸に追従して2方向に移動させるための手
段として微動機構が使用される。STMにおける従来の
微動機構は、通常ピエゾ(圧電)素子を所要の変位を発
生するためのアクチュエータとして利用したピエゾトラ
イボッドが使用される。ピエゾトライボッドの典型的構
造としては、相互に直交するx、y。
2の各方向について微動を発生する3つのピエゾ素子を
備え、これらのピエゾ素子の互いに近接する一端を探針
ホルダに結合し、各ピエゾ素子の他端をトライボッドベ
ースに結合するという構造を採用していた。探針は、探
針ホルダにおいて前記の2方向ピエゾ素子が結合された
面の反対側の面に取り付けられる。また探針をトンネル
電流が流れる程度の距離まで接近させる粗動機構につい
ては、レビュー・オブ・サイエンティフィック・インス
ツルメンツ60.4月(1989年)第789頁から第
791頁においてインチワーム機構が論じられている。
備え、これらのピエゾ素子の互いに近接する一端を探針
ホルダに結合し、各ピエゾ素子の他端をトライボッドベ
ースに結合するという構造を採用していた。探針は、探
針ホルダにおいて前記の2方向ピエゾ素子が結合された
面の反対側の面に取り付けられる。また探針をトンネル
電流が流れる程度の距離まで接近させる粗動機構につい
ては、レビュー・オブ・サイエンティフィック・インス
ツルメンツ60.4月(1989年)第789頁から第
791頁においてインチワーム機構が論じられている。
このインチワーム機構は、例えば2方向に粗動を行うた
めのアクチュエータとしてのピエゾ素子と、ピエゾ素子
の両端のそれぞれに固定された試料側に近い前足と遠い
後足と、前足及び後足のそれぞれを適宜なタイミングで
固定するためのクランプ機構とにより構成されている。
めのアクチュエータとしてのピエゾ素子と、ピエゾ素子
の両端のそれぞれに固定された試料側に近い前足と遠い
後足と、前足及び後足のそれぞれを適宜なタイミングで
固定するためのクランプ機構とにより構成されている。
従来のSTM微動機構におけるx、y、zの各方向のピ
エゾ素子の配置構造では、例えば試料表面の凹凸に追従
して探針を微動させる2方向のピエゾ素子が伸長動作す
るとき、試料表面を走査するためのx、yの方向の各ピ
エゾ素子を曲げながら動作を行わなければならないため
、X方向及びX方向のピエゾ素子が負荷となって追従性
が悪(なり、2方向の分解能を高くすることができない
という不具合があった。かかるピエゾ素子における追従
側の悪さは構造上X方向及びX方向のピエゾ素子につい
ても同じことがいえる。
エゾ素子の配置構造では、例えば試料表面の凹凸に追従
して探針を微動させる2方向のピエゾ素子が伸長動作す
るとき、試料表面を走査するためのx、yの方向の各ピ
エゾ素子を曲げながら動作を行わなければならないため
、X方向及びX方向のピエゾ素子が負荷となって追従性
が悪(なり、2方向の分解能を高くすることができない
という不具合があった。かかるピエゾ素子における追従
側の悪さは構造上X方向及びX方向のピエゾ素子につい
ても同じことがいえる。
また粗動機構である従来のインチワーム機構では、探針
が試料の傾斜や温度及び機械的なドリフトに迅速に追従
できるように微動機構の2方向ピエゾ素子の伸び量を適
切な値に設定するために、更に2方向ピエゾ素子がその
動作範囲から外れたときに前足と後足の間のピエゾ素子
で探針と試料の距離を前記動作範囲に入るよう調整する
ために、測定時には、後足をクランプし且つ前足をアン
クランプした状態に保持する。従って前足は浮いた状態
にあり、振動要素としての質量が大きくなるので、前足
部分で固定された微動機構とインチワームで構成される
系の固有振動数が低くなり、特に高速で探針を走査しよ
うとするとき追従できず、測定時の分解能が低下すると
いう不具合があった。
が試料の傾斜や温度及び機械的なドリフトに迅速に追従
できるように微動機構の2方向ピエゾ素子の伸び量を適
切な値に設定するために、更に2方向ピエゾ素子がその
動作範囲から外れたときに前足と後足の間のピエゾ素子
で探針と試料の距離を前記動作範囲に入るよう調整する
ために、測定時には、後足をクランプし且つ前足をアン
クランプした状態に保持する。従って前足は浮いた状態
にあり、振動要素としての質量が大きくなるので、前足
部分で固定された微動機構とインチワームで構成される
系の固有振動数が低くなり、特に高速で探針を走査しよ
うとするとき追従できず、測定時の分解能が低下すると
いう不具合があった。
本発明の目的は、上記の問題に鑑み、測定分解能の高い
微動機構と粗動機構を備えたSTMを提供することにあ
る。
微動機構と粗動機構を備えたSTMを提供することにあ
る。
本発明に係る走査型トンネル顕微鏡は、上記目的を達成
するため、次のような特徴を有して構成される。
するため、次のような特徴を有して構成される。
本発明に係る第1の走査型トンネル顕微鏡は、探針を備
え、この探針を試料に対しトンネル電流が流れる程度の
距離まで接近させ、微動機構により探針を移動し試料の
表面を走査させる走査型トンネル顕微鏡において、微動
機構は、試料の表面を2次元的に走査する第1方向及び
第2方向のピエゾ素子と、探針を備え試料と探針との距
離をトンネル電流が流れる距離に保持する第3方向のピ
エゾ素子とを有し、第1方向及び第2方向のピエゾ素子
の一端を基台に固定し且つ他端を連結部材に固定すると
共に、第3方向のピエゾ素子の一端を連結部材の試料に
向かう面に固定したことを特徴とする。
え、この探針を試料に対しトンネル電流が流れる程度の
距離まで接近させ、微動機構により探針を移動し試料の
表面を走査させる走査型トンネル顕微鏡において、微動
機構は、試料の表面を2次元的に走査する第1方向及び
第2方向のピエゾ素子と、探針を備え試料と探針との距
離をトンネル電流が流れる距離に保持する第3方向のピ
エゾ素子とを有し、第1方向及び第2方向のピエゾ素子
の一端を基台に固定し且つ他端を連結部材に固定すると
共に、第3方向のピエゾ素子の一端を連結部材の試料に
向かう面に固定したことを特徴とする。
本発明に係る第2の走査型トンネル顕微鏡は、探針を備
え、この探針を試料に対しトンネル電流が流れる程度の
距離まで接近させ、微動機構により探針を移動し試料の
表面を走査させる走査型トンネル顕微鏡において、微動
機構は、試料の表面を2次元的に走査する第1方向及び
第2方向のピニジ素子と、探針を備え試料と探針との距
離をトンネル電流が流れる距離に保持する第3方向のピ
エゾ素子とを有し、第1方向及び第2方向のピエゾ素子
の一端を基台に固定し且っ他端を連結部材に固定すると
共に、第3方向のピエゾ素子の一端を連結部材の試料に
向かう面に固定し、連結部材の試料に向かう面の反対側
の面と基台との間に第3方向の探針位置を調整する行う
他のピエゾ素子を設けたことを特徴とする。
え、この探針を試料に対しトンネル電流が流れる程度の
距離まで接近させ、微動機構により探針を移動し試料の
表面を走査させる走査型トンネル顕微鏡において、微動
機構は、試料の表面を2次元的に走査する第1方向及び
第2方向のピニジ素子と、探針を備え試料と探針との距
離をトンネル電流が流れる距離に保持する第3方向のピ
エゾ素子とを有し、第1方向及び第2方向のピエゾ素子
の一端を基台に固定し且っ他端を連結部材に固定すると
共に、第3方向のピエゾ素子の一端を連結部材の試料に
向かう面に固定し、連結部材の試料に向かう面の反対側
の面と基台との間に第3方向の探針位置を調整する行う
他のピエゾ素子を設けたことを特徴とする。
本発明に係る第3の走査型トンネル顕微鏡は、探針と、
この探針を試料に対しトンネル電流が流れる程度の距離
まで接近させる粗動機構と、探針を移動し試料の表面を
走査させる微動機構とを備え、粗動機構が試料に近い側
と遠い側の2つの足部とこれらの2つの足部を連結する
ピエゾ素子と各足部のクランプ機構とからなり、測定時
に試料に遠い足部をクランプ状態且つ試料に近い足部を
アンクランプ状態とし、微動機構が互いに直交する3つ
のピエゾ素子を有する走査型トンネル顕微鏡において、
微動機構の3つのピエゾ素子のうち、試料の表面を2次
元的に走査する第1方向及び第2方向のピエゾ素子の一
端を粗動機構の試料に近い側の足部に固定された基台に
固定し且つ他端を連結部材に固定すると共に、探針を備
え試料と探針との距離をトンネル電流が流れる距離に保
持する第3方向のピエゾ素子の一端を連結部材の試料に
向かう面に固定したことを特徴とする。
この探針を試料に対しトンネル電流が流れる程度の距離
まで接近させる粗動機構と、探針を移動し試料の表面を
走査させる微動機構とを備え、粗動機構が試料に近い側
と遠い側の2つの足部とこれらの2つの足部を連結する
ピエゾ素子と各足部のクランプ機構とからなり、測定時
に試料に遠い足部をクランプ状態且つ試料に近い足部を
アンクランプ状態とし、微動機構が互いに直交する3つ
のピエゾ素子を有する走査型トンネル顕微鏡において、
微動機構の3つのピエゾ素子のうち、試料の表面を2次
元的に走査する第1方向及び第2方向のピエゾ素子の一
端を粗動機構の試料に近い側の足部に固定された基台に
固定し且つ他端を連結部材に固定すると共に、探針を備
え試料と探針との距離をトンネル電流が流れる距離に保
持する第3方向のピエゾ素子の一端を連結部材の試料に
向かう面に固定したことを特徴とする。
本発明に係る第4の走査型トンネル顕微鏡は、探針と、
この探針を試料に対しトンネル電流が流れる程度の距離
まで接近させる粗動機構と、探針を移動し試料の表面を
走査させる微動機構とを備え、粗動機構が試料に近い側
と遠い側の2つの足部とこれらの2つの足部を連結する
ピエゾ素子と各足部のクランプ機構とからなり、測定時
に試料に遠い足部をクランプ状態且つ試料に近い足部を
アンクランプ状態とし、微動機構が互いに直交する3つ
のピエゾ素子を有する走査型トンネル顕微鏡において、
微動機構の3つのピエゾ素子のうち、試料の表面を2次
元的に走査する第1方向及び第2方向のそれぞれのピエ
ゾ素子の一端を粗動機構の試料に近い側の足部に固定さ
れた基台に固定し且つ他端を連結部材に固定すると共に
、探針を備え試料と探針との距離をトンネル電流が流れ
る距離に維持する第3方向のピエゾ素子の一端を連結部
材の試料に向かう面に固定し、連結部材と基台との間に
探針の第3方向の位置変化を拘束する軸部材を配設した
ことを特徴とする。
この探針を試料に対しトンネル電流が流れる程度の距離
まで接近させる粗動機構と、探針を移動し試料の表面を
走査させる微動機構とを備え、粗動機構が試料に近い側
と遠い側の2つの足部とこれらの2つの足部を連結する
ピエゾ素子と各足部のクランプ機構とからなり、測定時
に試料に遠い足部をクランプ状態且つ試料に近い足部を
アンクランプ状態とし、微動機構が互いに直交する3つ
のピエゾ素子を有する走査型トンネル顕微鏡において、
微動機構の3つのピエゾ素子のうち、試料の表面を2次
元的に走査する第1方向及び第2方向のそれぞれのピエ
ゾ素子の一端を粗動機構の試料に近い側の足部に固定さ
れた基台に固定し且つ他端を連結部材に固定すると共に
、探針を備え試料と探針との距離をトンネル電流が流れ
る距離に維持する第3方向のピエゾ素子の一端を連結部
材の試料に向かう面に固定し、連結部材と基台との間に
探針の第3方向の位置変化を拘束する軸部材を配設した
ことを特徴とする。
本発明に係る第5の走査型トンネル顕微鏡は、探針と、
この探針を試料に対しトンネル電流が流れる程度の距離
まで接近させる粗動機構と、探針を移動し試料の表面を
走査させる微動機構とを備え、粗動機構が試料に近い側
と遠い側の2つの足部とこれらの2らの足部を連結する
ピエゾ素子と各足部のクランプ機構とからなり、微動機
構が互いに直交する3つのピエゾ素子を有する走査型ト
ンネル顕微鏡において、微動機構の3つのピエゾ素子の
うち、試料の表面を2次元的に走査する第1方向及び第
2方向のピエゾ素子の一端を粗動機構の試料に近い側の
足部に固定された基台に固定し且つ他端を連結部材に固
定すると共に、探針を備え試料と探針との距離をトンネ
ル電流が流れる距離に保持する第3方向のピエゾ素子の
一端を連結部材の試料に向かう面に固定し、第3方向の
距離調整用のピエゾ素子を基台と連結部材との間に配設
し、測定時に試料に近い側の足部をクランプ状態にした
ことを特徴とする。
この探針を試料に対しトンネル電流が流れる程度の距離
まで接近させる粗動機構と、探針を移動し試料の表面を
走査させる微動機構とを備え、粗動機構が試料に近い側
と遠い側の2つの足部とこれらの2らの足部を連結する
ピエゾ素子と各足部のクランプ機構とからなり、微動機
構が互いに直交する3つのピエゾ素子を有する走査型ト
ンネル顕微鏡において、微動機構の3つのピエゾ素子の
うち、試料の表面を2次元的に走査する第1方向及び第
2方向のピエゾ素子の一端を粗動機構の試料に近い側の
足部に固定された基台に固定し且つ他端を連結部材に固
定すると共に、探針を備え試料と探針との距離をトンネ
ル電流が流れる距離に保持する第3方向のピエゾ素子の
一端を連結部材の試料に向かう面に固定し、第3方向の
距離調整用のピエゾ素子を基台と連結部材との間に配設
し、測定時に試料に近い側の足部をクランプ状態にした
ことを特徴とする。
本発明に係る第6の走査型トンネル顕微鏡は、前記第5
の構成において、距離調整用のピエゾ素子は、探針と試
料との距離が第3方向の微動用ピエゾ素子の可動範囲を
越えたとき、距離調整を行うことを特徴とする。
の構成において、距離調整用のピエゾ素子は、探針と試
料との距離が第3方向の微動用ピエゾ素子の可動範囲を
越えたとき、距離調整を行うことを特徴とする。
本発明に係る第7の走査型トンネル顕微鏡は、探針と、
この探針を試料に対しトンネル電流が流れる程度の距離
まで接近させる粗動機構と、探針を移動し試料の表面を
走査させる微動機構とを備える走査型トンネル顕微鏡に
おいて、比較的長い距離で探針を移動させる粗動機構に
対し、その移動距離よりも短い距離で探針を移動させる
移動機構を備えたことを特徴とする。
この探針を試料に対しトンネル電流が流れる程度の距離
まで接近させる粗動機構と、探針を移動し試料の表面を
走査させる微動機構とを備える走査型トンネル顕微鏡に
おいて、比較的長い距離で探針を移動させる粗動機構に
対し、その移動距離よりも短い距離で探針を移動させる
移動機構を備えたことを特徴とする。
本発明に係る第8の走査型トンネル顕微鏡は、前記第7
の構成において、粗動機構によってトンネル電流が流れ
るまで探針を移動し、トンネル電流が生じた後は探針を
所定距離まで後退させ、次に移動機構で再度トンネル電
流が流れる距離まで移動させた状態で微動機構を動作す
るようにしたことを特徴とする。
の構成において、粗動機構によってトンネル電流が流れ
るまで探針を移動し、トンネル電流が生じた後は探針を
所定距離まで後退させ、次に移動機構で再度トンネル電
流が流れる距離まで移動させた状態で微動機構を動作す
るようにしたことを特徴とする。
本発明による走査型トンネル顕微鏡では、互いに直交す
る3方向のそれぞれに微動用ピエゾ素子を有する走査型
トンネル顕微鏡であることを前提とし、3つの各ピエゾ
素子の間において、探針を試料表面の凹凸に追従して移
動させる方向のピエゾ素子が走査用のピエゾ素子を曲げ
ることなく無負荷の状態で動作するように構成される。
る3方向のそれぞれに微動用ピエゾ素子を有する走査型
トンネル顕微鏡であることを前提とし、3つの各ピエゾ
素子の間において、探針を試料表面の凹凸に追従して移
動させる方向のピエゾ素子が走査用のピエゾ素子を曲げ
ることなく無負荷の状態で動作するように構成される。
また同様に走査用のピエゾ素子が、試料表面追従用のピ
エゾ素子を曲げることなく動作するように構成される。
エゾ素子を曲げることなく動作するように構成される。
本発明による走査型トンネル顕微鏡では、粗動機構によ
る移動距離よりも短い距離の移動を行える距離調整用の
移動機構を設け、測定時には粗動機構の前足と後足をク
ランプして測定を行えるようにした。これによって系の
固有振動数を高め、高速な走査を可能とし、87M測定
の高分解能化を行える。
る移動距離よりも短い距離の移動を行える距離調整用の
移動機構を設け、測定時には粗動機構の前足と後足をク
ランプして測定を行えるようにした。これによって系の
固有振動数を高め、高速な走査を可能とし、87M測定
の高分解能化を行える。
以下に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
第1図は本発明に係るSTMの第1実施例の側面図を示
す。第1図において、1は87Mベースであり、87M
ベース1は直交するように配置された2つの面1aと1
bを有するように形成される。面1aには試料ステージ
2が設置され、試料ステージ2は、Xステージ3とこれ
を案内するクロストローラベアリング4、Xステージ5
とこれを案内するクロストローラベアリング6で構成さ
れる。Xステージ3はX方向(第1図中紙面に直゛角な
方向)に移動自在であり、Xステージ5はy方向(面1
aの傾斜方向;X方向とy方向は直交している)に移動
自在である。Xステージ3とXステージ5の可動機構の
構成についての説明は省略される。Xステージ5の上面
にはホルダ台7が同段され、ホルダ台7の上には、試料
8を接着により取付けたホルダ9が、押えバネ1oで固
定されている。
す。第1図において、1は87Mベースであり、87M
ベース1は直交するように配置された2つの面1aと1
bを有するように形成される。面1aには試料ステージ
2が設置され、試料ステージ2は、Xステージ3とこれ
を案内するクロストローラベアリング4、Xステージ5
とこれを案内するクロストローラベアリング6で構成さ
れる。Xステージ3はX方向(第1図中紙面に直゛角な
方向)に移動自在であり、Xステージ5はy方向(面1
aの傾斜方向;X方向とy方向は直交している)に移動
自在である。Xステージ3とXステージ5の可動機構の
構成についての説明は省略される。Xステージ5の上面
にはホルダ台7が同段され、ホルダ台7の上には、試料
8を接着により取付けたホルダ9が、押えバネ1oで固
定されている。
一方、81Mステージ1の面1bには、探針やその微動
機構及び粗動機構等からなるSTMの構成部分が設置さ
れる。試料8の表面に対し直角に配置された11は探針
であり、この探針11はネジ12で探針ホルダ13に固
定される。14と15は、試料8と探針11との間でト
ンネル電流が生じる距離まで探針11を試料8に近づけ
るための粗動機構であるインチワームの足であり、面1
bに配置されている。足14は試料8に近い前足、足1
5は試料8から遠い後足である。インチワームは、前足
14と後足15の機構により次のように移動する。ピエ
ゾアクチュエータ16にバネ17に打勝つように電圧を
印加し、クランパ18を延ばし、足14からクランパ1
8を離してアンクランプ状態にする。足15については
、クランパ19のピエゾアクチュエータ22の電圧をオ
フにし、バネ21で引き戻すことによりクランプ状態に
する。この状態において、前足14と後足15を連結す
るピエゾアクチュエータ22に電圧を印加するとピエゾ
アクチュエータ22が伸びる。次に、前足14の機構を
クランプ状態に切替え且つ後足15の機構をアンクラン
プ状態に切替えると共にピエゾアクチュエータ22の電
圧をオフにすると、前足14と後足15をそれぞれ1歩
前進する。以上の動作制御を繰り返すことにより、イン
チワームは前進することができ、この前進動作によりイ
ンチワーム上前端部に配設される探針11を大きな変位
で試料8に近づけることができる。
機構及び粗動機構等からなるSTMの構成部分が設置さ
れる。試料8の表面に対し直角に配置された11は探針
であり、この探針11はネジ12で探針ホルダ13に固
定される。14と15は、試料8と探針11との間でト
ンネル電流が生じる距離まで探針11を試料8に近づけ
るための粗動機構であるインチワームの足であり、面1
bに配置されている。足14は試料8に近い前足、足1
5は試料8から遠い後足である。インチワームは、前足
14と後足15の機構により次のように移動する。ピエ
ゾアクチュエータ16にバネ17に打勝つように電圧を
印加し、クランパ18を延ばし、足14からクランパ1
8を離してアンクランプ状態にする。足15については
、クランパ19のピエゾアクチュエータ22の電圧をオ
フにし、バネ21で引き戻すことによりクランプ状態に
する。この状態において、前足14と後足15を連結す
るピエゾアクチュエータ22に電圧を印加するとピエゾ
アクチュエータ22が伸びる。次に、前足14の機構を
クランプ状態に切替え且つ後足15の機構をアンクラン
プ状態に切替えると共にピエゾアクチュエータ22の電
圧をオフにすると、前足14と後足15をそれぞれ1歩
前進する。以上の動作制御を繰り返すことにより、イン
チワームは前進することができ、この前進動作によりイ
ンチワーム上前端部に配設される探針11を大きな変位
で試料8に近づけることができる。
また、インチワームの前足14と後足15の各機構に対
し反対の動作制御を行うことにより後退することができ
る。なお前足14及び後足15は面1bに形成された溝
23に案内されて移動する。
し反対の動作制御を行うことにより後退することができ
る。なお前足14及び後足15は面1bに形成された溝
23に案内されて移動する。
次に第1図及び第2図に基づいて微動機構の構成につい
て説明する。第2図は第1図において■−U線から見た
微動機構の正面図である。前足14にはトライボッドベ
ース24が取付けられる。
て説明する。第2図は第1図において■−U線から見た
微動機構の正面図である。前足14にはトライボッドベ
ース24が取付けられる。
トライボッドベース24には、探針11を試料8の表面
上でX方向及びX方向に走査させるそれぞれのピエゾ素
子26.27の一端が連結され、ピエゾ素子26.27
の他端にはトライボッドヘッド25に連結される。こう
してトライボッドベース24上にはピエゾ素子26.2
7によって支持されたトライボッドヘッド25が配設さ
れる。ピエゾ素子26.27は直交する配置関係にある
。
上でX方向及びX方向に走査させるそれぞれのピエゾ素
子26.27の一端が連結され、ピエゾ素子26.27
の他端にはトライボッドヘッド25に連結される。こう
してトライボッドベース24上にはピエゾ素子26.2
7によって支持されたトライボッドヘッド25が配設さ
れる。ピエゾ素子26.27は直交する配置関係にある
。
トライボッドヘッド25の試料8に向かう面には、2方
向すなわち探針11を試料8の表面の凹凸に追従して微
動するピエゾ素子28の一端が接着等で取り付けられる
。ピエゾ素子28の他端には前述の探針ホルダ13が固
定される。探針ホルダ13に取り付けられた探針11は
試料8の表面に直角に臨む。
向すなわち探針11を試料8の表面の凹凸に追従して微
動するピエゾ素子28の一端が接着等で取り付けられる
。ピエゾ素子28の他端には前述の探針ホルダ13が固
定される。探針ホルダ13に取り付けられた探針11は
試料8の表面に直角に臨む。
以上によりピエゾトライボッドが形成され、このピエゾ
トライボッドは探針11を試料8の表面に沿って所定の
間隔を保持した状態で走査するように移動させ、もって
STM像を作成するための微動機構として動作する。ピ
エゾ素子28は探針11を試料8に対し試料表面の凹凸
に追従するように接近又は離反させる。2つのピエゾ素
子26゜27は探針11を試料8の表面上で走査させる
ためのものである。STM像を作成するとき試料8の表
面における傾斜や温度及び機械的なドリフトによって探
針11が2方向微動用のピエゾ素子28の動作可能範囲
から外れることがある。かかる事態に配慮して、インチ
ワームの前足14はアンクランプ状態、後足15はクラ
ンプ状態に保持され、前足14と後足15を連結するピ
エゾ素子22に印加する駆動電圧を調整することにより
、探針11と試料8の間隔を所定値に再調整できるよう
に構成されている。
トライボッドは探針11を試料8の表面に沿って所定の
間隔を保持した状態で走査するように移動させ、もって
STM像を作成するための微動機構として動作する。ピ
エゾ素子28は探針11を試料8に対し試料表面の凹凸
に追従するように接近又は離反させる。2つのピエゾ素
子26゜27は探針11を試料8の表面上で走査させる
ためのものである。STM像を作成するとき試料8の表
面における傾斜や温度及び機械的なドリフトによって探
針11が2方向微動用のピエゾ素子28の動作可能範囲
から外れることがある。かかる事態に配慮して、インチ
ワームの前足14はアンクランプ状態、後足15はクラ
ンプ状態に保持され、前足14と後足15を連結するピ
エゾ素子22に印加する駆動電圧を調整することにより
、探針11と試料8の間隔を所定値に再調整できるよう
に構成されている。
試料ステージ2とSTM構成部分を搭載した前記の87
Mベース1は、3枚の金属板29,30゜31を介して
ベース32の上に設置される。ベージ32、金属板29
〜31.87Mベース1のそれぞれの間には、外部から
ベース32に振動が伝わるのを防ぐ目的で、ゴム部材3
3が介設されている。
Mベース1は、3枚の金属板29,30゜31を介して
ベース32の上に設置される。ベージ32、金属板29
〜31.87Mベース1のそれぞれの間には、外部から
ベース32に振動が伝わるのを防ぐ目的で、ゴム部材3
3が介設されている。
上記の構成によれば、2方向の微動用ピエゾ素子28と
X方向及びX方向の微動用ピエゾ素子26.27とが互
いに影響を与えない構造となったため、ピエゾ素子28
を、走査用のピエゾ素子26.27を曲げることなく無
負荷の状態で動作させることができ、これによって試料
8の表面の凹凸形状への追従が向上し、2方向の測定分
解能が向上する。同様にしてx、 X方向の走査につ
いても2方向のピエゾ素子28を曲げることなく行うこ
とができるので、X方向及びX方向の分解能も向上する
。
X方向及びX方向の微動用ピエゾ素子26.27とが互
いに影響を与えない構造となったため、ピエゾ素子28
を、走査用のピエゾ素子26.27を曲げることなく無
負荷の状態で動作させることができ、これによって試料
8の表面の凹凸形状への追従が向上し、2方向の測定分
解能が向上する。同様にしてx、 X方向の走査につ
いても2方向のピエゾ素子28を曲げることなく行うこ
とができるので、X方向及びX方向の分解能も向上する
。
STM測定時にはインチワームの前足14はアンクラン
プ状態にされ、前足14は面1bかられずかに離れてい
る。そのため剛性の低い粗動用のピエゾ素子22はバネ
として作用し、前足14とピエゾトライボッドとを質量
とする振動系が構成される。しかしながら、本実施例に
よる構成では、2方向のピエゾ素子28をトライボッド
ベース24に取り付けないようにしたためトライボッド
ベース24を小型φ軽量化することができ、系の固有振
動数を高くすることができるため高速で走査してもx、
y、zの各方向の分解能を向上させることができる。
プ状態にされ、前足14は面1bかられずかに離れてい
る。そのため剛性の低い粗動用のピエゾ素子22はバネ
として作用し、前足14とピエゾトライボッドとを質量
とする振動系が構成される。しかしながら、本実施例に
よる構成では、2方向のピエゾ素子28をトライボッド
ベース24に取り付けないようにしたためトライボッド
ベース24を小型φ軽量化することができ、系の固有振
動数を高くすることができるため高速で走査してもx、
y、zの各方向の分解能を向上させることができる。
次に第3図に基つきピエゾトライボッドの変更実施例に
ついて説明する。14はインチワームの前足であり、そ
の前端にトライボッドベース24が取り付けられ、更に
ピエゾ素子26.27、トライボッドヘッド25、ピエ
ゾ素子28、探針ホルダ13、探針11等については、
前記実施例の場合と同様な構成を有している。トライボ
ッドベース24の背面側にはL字型の連結部材41が固
設され、連結部材41はトライボッドベース24と一体
化される。連結部材41は、同一物でトライボッドベー
ス24と一体的に形成することもできる。この連結部材
41の先端部とトライボッドヘッド25との間において
Z方向の軸部材42が固定される。図中軸部材42の左
端は、2方向の微動用ピエゾ素子28が取り付けられた
トライボッドヘッド25の面の反対側の面に取り付けら
れる。また軸部材42の図中右端にはくびれ部42aが
形成される。
ついて説明する。14はインチワームの前足であり、そ
の前端にトライボッドベース24が取り付けられ、更に
ピエゾ素子26.27、トライボッドヘッド25、ピエ
ゾ素子28、探針ホルダ13、探針11等については、
前記実施例の場合と同様な構成を有している。トライボ
ッドベース24の背面側にはL字型の連結部材41が固
設され、連結部材41はトライボッドベース24と一体
化される。連結部材41は、同一物でトライボッドベー
ス24と一体的に形成することもできる。この連結部材
41の先端部とトライボッドヘッド25との間において
Z方向の軸部材42が固定される。図中軸部材42の左
端は、2方向の微動用ピエゾ素子28が取り付けられた
トライボッドヘッド25の面の反対側の面に取り付けら
れる。また軸部材42の図中右端にはくびれ部42aが
形成される。
上記構成はX及びyの方向の走査範囲が大きい広域測定
に好適である。走査範囲を大きくするには、通常X方向
とy方向のピエゾ素子26.27の長さを大きくする必
要がある。X方向とy方向のピエゾ素子26.27の長
さを大きくすると、トライボッドヘッド25等の加工、
組立て精度によりx、y方向に探針11を走査したとき
、2方向の変位が大きくなるので、軸部材42で2方向
の変位を拘束する。前記のくびれ部42aを設ける構造
により軸部材42は右端を中心に曲りやすい構造を有し
、X方向及びy方向のピエゾ素子26.27は大きな負
荷を有さす、容易に伸長動作することができる。本実施
例の構成によれば、広域測定を行えると同時に、x、y
、zの各方向の測定分解能を向上させることができる。
に好適である。走査範囲を大きくするには、通常X方向
とy方向のピエゾ素子26.27の長さを大きくする必
要がある。X方向とy方向のピエゾ素子26.27の長
さを大きくすると、トライボッドヘッド25等の加工、
組立て精度によりx、y方向に探針11を走査したとき
、2方向の変位が大きくなるので、軸部材42で2方向
の変位を拘束する。前記のくびれ部42aを設ける構造
により軸部材42は右端を中心に曲りやすい構造を有し
、X方向及びy方向のピエゾ素子26.27は大きな負
荷を有さす、容易に伸長動作することができる。本実施
例の構成によれば、広域測定を行えると同時に、x、y
、zの各方向の測定分解能を向上させることができる。
また本実施例の構造では、連結部材41を設けるように
したためピエゾトライボッドが重くなり、固有振動数が
低くなるが、広域測定の場合には低速で走査するので、
固有振動数の低下による分解能の低下は極めて小さいも
のとなる。
したためピエゾトライボッドが重くなり、固有振動数が
低くなるが、広域測定の場合には低速で走査するので、
固有振動数の低下による分解能の低下は極めて小さいも
のとなる。
第4図は本発明の他の実施例の構成を示す。第4図に示
された構成は大部分第1図に示された構成と同じであり
、同一要素には同一の符号を付している。この実施例で
は特にピエゾトライボッド部分の構造を変更している。
された構成は大部分第1図に示された構成と同じであり
、同一要素には同一の符号を付している。この実施例で
は特にピエゾトライボッド部分の構造を変更している。
前記の各実施例の場合と同様に、インチワームの前足1
4の取り付けられたトライボッドベース24にX方向と
y方向のピエゾ素子26.27を配設し、更にピエゾ素
子26.27の上にトライボッドヘッド25を配設する
。トライボッドヘッド25の試料8に対向する面には2
方向微動用ピエゾ素子28、探針ホルダ13、探針11
等が組み付けられる。またトライボッドベース24の試
料8に向かって背面側の面にL字型の連結部材51が固
定され、この連結部材51とトライボッドヘッド25と
の間には2方向に伸縮する距離調整用のピエゾ素子52
が配設される。
4の取り付けられたトライボッドベース24にX方向と
y方向のピエゾ素子26.27を配設し、更にピエゾ素
子26.27の上にトライボッドヘッド25を配設する
。トライボッドヘッド25の試料8に対向する面には2
方向微動用ピエゾ素子28、探針ホルダ13、探針11
等が組み付けられる。またトライボッドベース24の試
料8に向かって背面側の面にL字型の連結部材51が固
定され、この連結部材51とトライボッドヘッド25と
の間には2方向に伸縮する距離調整用のピエゾ素子52
が配設される。
上記構成では、粗動機構であるインチワームの前足14
と後足15のクランプ及びアンクランプの制御、ピエゾ
アクチュエータ22の伸縮動作の制御を行うことにより
探針11と試料8との距離を調整し、探針11をトンネ
ル電流が流れるまで試料8に近づける。トンネル電流が
所定量流れた後、ピエゾアクチュエータ22の印加電圧
を低下し、前足14を所定の位置まで後退させてクラン
プする。次に2方向微動用のピエゾ素子28の伸び量が
最大になるように電圧を印加し、この状態で更に距離調
整用のピエゾ素子52の駆動電圧をを高くし、探針11
と試料8との間でトンネル電流が流れるまで探針11を
試料8に近づける。その後ピエゾ素子52の印加電圧を
更に向上し、ピエゾ素子52を伸長する。この時に、微
動用のピエゾ素子28はピエゾ素子52の伸びに対応し
てトンネル電流が一定に保持されるように収縮の制御が
行われる。この制御状態において、Z方向の微動用ピエ
ゾ素子28の伸び量の約半分の値、すなわちピエゾ素子
28の動作範囲のほぼ中間値となった時にピエゾ素子5
2の印加電圧を0にし、この状態でx、 yの各方向
の走査用ピエゾ素子26.27の動作を開始し、STM
像を作成する。
と後足15のクランプ及びアンクランプの制御、ピエゾ
アクチュエータ22の伸縮動作の制御を行うことにより
探針11と試料8との距離を調整し、探針11をトンネ
ル電流が流れるまで試料8に近づける。トンネル電流が
所定量流れた後、ピエゾアクチュエータ22の印加電圧
を低下し、前足14を所定の位置まで後退させてクラン
プする。次に2方向微動用のピエゾ素子28の伸び量が
最大になるように電圧を印加し、この状態で更に距離調
整用のピエゾ素子52の駆動電圧をを高くし、探針11
と試料8との間でトンネル電流が流れるまで探針11を
試料8に近づける。その後ピエゾ素子52の印加電圧を
更に向上し、ピエゾ素子52を伸長する。この時に、微
動用のピエゾ素子28はピエゾ素子52の伸びに対応し
てトンネル電流が一定に保持されるように収縮の制御が
行われる。この制御状態において、Z方向の微動用ピエ
ゾ素子28の伸び量の約半分の値、すなわちピエゾ素子
28の動作範囲のほぼ中間値となった時にピエゾ素子5
2の印加電圧を0にし、この状態でx、 yの各方向
の走査用ピエゾ素子26.27の動作を開始し、STM
像を作成する。
上記の構成によれば、前記の各実施例と同様に、Z方向
の微動用ピエゾ素子28を、x、y方向の走査用ピエゾ
素子26.27を曲げることなく無負荷で動作させるこ
とができるので、試料8の表面形状への追従性が向上し
、Z方向の分解能が向上する。またZ方向の距離調整用
のピエゾ素子52を設けるようにしたため、インチワー
ムの前足14をクランプ状態に保持して87M測定する
ことができ、ピエゾアクチュエータ22に起因する系の
固有振動数の低下をなくすことができ、高い固有振動数
に保持することができる。この結果、高速での走査が可
能となり、特に高速走査時のX。
の微動用ピエゾ素子28を、x、y方向の走査用ピエゾ
素子26.27を曲げることなく無負荷で動作させるこ
とができるので、試料8の表面形状への追従性が向上し
、Z方向の分解能が向上する。またZ方向の距離調整用
のピエゾ素子52を設けるようにしたため、インチワー
ムの前足14をクランプ状態に保持して87M測定する
ことができ、ピエゾアクチュエータ22に起因する系の
固有振動数の低下をなくすことができ、高い固有振動数
に保持することができる。この結果、高速での走査が可
能となり、特に高速走査時のX。
y、zの各方向の分解能をすべて向上させることができ
る。原子レベル或いはそれより1桁大きい表面形状を測
定する場合には、温度ドリフトの影響を避けるために特
に高速での走査が必要となる。
る。原子レベル或いはそれより1桁大きい表面形状を測
定する場合には、温度ドリフトの影響を避けるために特
に高速での走査が必要となる。
この場合にはX方向及びy方向の走査範囲は小さいもの
となり、従ってピエゾ素子26.27は伸縮方向の長さ
が短いものを使用する。一方、トラィポッドヘッド25
と連結部材51の間に配設された2方向の距離調整用の
ピエゾ素子52はピエゾ素子26.27よりも長いもの
が使用されるので、曲がりゃすく、このため!、!走査
用のピエゾ素子の動作が容易となり、X方向及びy方向
の分解能も向上させることができる。
となり、従ってピエゾ素子26.27は伸縮方向の長さ
が短いものを使用する。一方、トラィポッドヘッド25
と連結部材51の間に配設された2方向の距離調整用の
ピエゾ素子52はピエゾ素子26.27よりも長いもの
が使用されるので、曲がりゃすく、このため!、!走査
用のピエゾ素子の動作が容易となり、X方向及びy方向
の分解能も向上させることができる。
なお距離調整用のピエゾ素子52によって調整できる距
離はインチワームによって調整できる距離よりも短いも
のとなる。
離はインチワームによって調整できる距離よりも短いも
のとなる。
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、STM
の微動機構において、試料表面の凹凸に追従して動作さ
せる2方向のピエゾ素子はx、 y方向のピエゾ素子
を曲げることなく動作することができるので、負荷がな
くなり、分解能を向上することができる。また同様にし
にてx、y方向のピエゾ素子についても小さな負荷で動
作させることができ、それらの分解能を高めることがで
きる。
の微動機構において、試料表面の凹凸に追従して動作さ
せる2方向のピエゾ素子はx、 y方向のピエゾ素子
を曲げることなく動作することができるので、負荷がな
くなり、分解能を向上することができる。また同様にし
にてx、y方向のピエゾ素子についても小さな負荷で動
作させることができ、それらの分解能を高めることがで
きる。
またピエゾトライボッドを構造的に軽量化したため、固
有振動数を高めることができ、移動速度を高めることが
でき、高速化を達成することができる。
有振動数を高めることができ、移動速度を高めることが
でき、高速化を達成することができる。
また粗動機構の他に距離調整用の移動機構部を設けるよ
うにし、測定時に粗動機構であるインチワームの前足部
分をクランプ状態にすることができるので、固有振動数
を更に高め、高速走査を実現し、且っSTMの測定分解
能を向上させることができる。
うにし、測定時に粗動機構であるインチワームの前足部
分をクランプ状態にすることができるので、固有振動数
を更に高め、高速走査を実現し、且っSTMの測定分解
能を向上させることができる。
更に、基台とトライボッドヘッドとの間に所定の長さの
細部材を設けるようにしたものでは、走査用ピエゾ素子
の動作によって走査を行った時、トライボッドヘッドの
位置の変化を拘束することができ、位置変動のない適切
な走査を行うことができる。
細部材を設けるようにしたものでは、走査用ピエゾ素子
の動作によって走査を行った時、トライボッドヘッドの
位置の変化を拘束することができ、位置変動のない適切
な走査を行うことができる。
第1図は本発明の一実施例を示すSTMの要部側面図、
第2図は第1図中の■−■線から見た微動機構の正面図
、第3図はピエゾトライボッドの変更実施例を示す図、
第4図は本発明の他の実施例を示す第1図と同様な図で
ある。 〔符号の説明〕 1・拳・・・ 2 ・ −・ −・ 3・・・・・ 5・・−・・ 8・・・・・ 9・・・・・ 11・−a番 13φ・・・ 14・・・・ 15・・・・ 18.19ψ 22・・・・ 24・・・・ 25φ・・・ 26.27・ 41・・・・ 42・・・・ 51・・・− 52・・・・ ・37Mペース ・試料ステージ ・Xステージ ・yステージ ・試料 ・試料ホルダ ・探針 畢探針ホルダ ・インチワーム前足 ・インチワーム後足 一クランパ ・ピエゾアクチュエータ ・、トライボッドベース ・トライボッドヘッド ・走査用ピエゾ素子 ・連結部材 ・軸部材 ・連結部材 ・距離調整用のピエゾ素子 1・・・STMベース 2・・・試料ステージ 3・・Xステージ 9・・・ホルダ 11・・・探針 18.19・・・クランパ 22・・・ピエゾアクチュエータ 24・・・トライボッドベース 41・・・連結部材 42・・・軸部材 15・・・インチワーム後足
第2図は第1図中の■−■線から見た微動機構の正面図
、第3図はピエゾトライボッドの変更実施例を示す図、
第4図は本発明の他の実施例を示す第1図と同様な図で
ある。 〔符号の説明〕 1・拳・・・ 2 ・ −・ −・ 3・・・・・ 5・・−・・ 8・・・・・ 9・・・・・ 11・−a番 13φ・・・ 14・・・・ 15・・・・ 18.19ψ 22・・・・ 24・・・・ 25φ・・・ 26.27・ 41・・・・ 42・・・・ 51・・・− 52・・・・ ・37Mペース ・試料ステージ ・Xステージ ・yステージ ・試料 ・試料ホルダ ・探針 畢探針ホルダ ・インチワーム前足 ・インチワーム後足 一クランパ ・ピエゾアクチュエータ ・、トライボッドベース ・トライボッドヘッド ・走査用ピエゾ素子 ・連結部材 ・軸部材 ・連結部材 ・距離調整用のピエゾ素子 1・・・STMベース 2・・・試料ステージ 3・・Xステージ 9・・・ホルダ 11・・・探針 18.19・・・クランパ 22・・・ピエゾアクチュエータ 24・・・トライボッドベース 41・・・連結部材 42・・・軸部材 15・・・インチワーム後足
Claims (8)
- (1)探針を備え、この探針を試料に対しトンネル電流
が流れる程度の距離まで接近させ、微動機構により前記
探針を移動し試料の表面を走査させる走査型トンネル顕
微鏡において、前記微動機構は、前記試料の表面を2次
元的に走査する第1方向及び第2方向のピエゾ素子と、
前記探針を備え前記試料と前記探針との距離を前記トン
ネル電流が流れる前記距離に保持する第3方向のピエゾ
素子とを有し、第1方向及び第2方向の前記ピエゾ素子
の一端を基台に固定し且つ他端を連結部材に固定すると
共に、第3方向の前記ピエゾ素子の一端を前記連結部材
の前記試料に向かう面に固定したことを特徴とする走査
型トンネル顕微鏡。 - (2)探針を備え、この探針を試料に対しトンネル電流
が流れる程度の距離まで接近させ、微動機構により前記
探針を移動し試料の表面を走査させる走査型トンネル顕
微鏡において、前記微動機構は、前記試料の表面を2次
元的に走査する第1方向及び第2方向のピエゾ素子と、
前記探針を備え前記試料と前記探針との距離を前記トン
ネル電流が流れる前記距離に保持する第3方向のピエゾ
素子とを有し、第1方向及び第2方向の前記ピエゾ素子
の一端を基台に固定し且つ他端を連結部材に固定すると
共に、第3方向の前記ピエゾ素子の一端を前記連結部材
の前記試料に向かう面に固定し、前記連結部材の試料に
向かう前記面の反対側の面と前記基台との間に前記第3
方向の探針位置を調整する行う他のピエゾ素子を設けた
ことを特徴とする走査型トンネル顕微鏡。 - (3)探針と、この探針を試料に対しトンネル電流が流
れる程度の距離まで接近させる粗動機構と、前記探針を
移動し試料の表面を走査させる微動機構とを備え、前記
粗動機構が試料に近い側と遠い側の2つの足部とこれら
の2つの足部を連結するピエゾ素子と各足部のクランプ
機構とからなり、測定時に試料に遠い足部をクランプ状
態且つ試料に近い足部をアンクランプ状態とし、前記微
動機構が互いに直交する3つのピエゾ素子を有する走査
型トンネル顕微鏡において、前記微動機構の前記3つの
ピエゾ素子のうち、前記試料の表面を2次元的に走査す
る第1方向及び第2方向のピエゾ素子の一端を前記粗動
機構の試料に近い側の足部に固定された基台に固定し且
つ他端を連結部材に固定すると共に、前記探針を備え前
記試料と前記探針との距離を前記トンネル電流が流れる
前記距離に保持する第3方向のピエゾ素子の一端を前記
連結部材の前記試料に向かう面に固定したことを特徴と
する走査型トンネル顕微鏡。 - (4)探針と、この探針を試料に対しトンネル電流が流
れる程度の距離まで接近させる粗動機構と、前記探針を
移動し試料の表面を走査させる微動機構とを備え、前記
粗動機構が試料に近い側と遠い側の2つの足部とこれら
の2つの足部を連結するピエゾ素子と各足部のクランプ
機構とからなり、測定時に試料に遠い足部をクランプ状
態且つ試料に近い足部をアンクランプ状態とし、前記微
動機構が互いに直交する3つのピエゾ素子を有する走査
型トンネル顕微鏡において、前記微動機構の前記3つの
ピエゾ素子のうち、前記試料の表面を2次元的に走査す
る第1方向及び第2方向のそれぞれのピエゾ素子の一端
を前記粗動機構の試料に近い側の足部に固定された基台
に固定し且つ他端を連結部材に固定すると共に、前記探
針を備え前記試料と前記探針との距離を前記トンネル電
流が流れる前記距離に維持する第3方向のピエゾ素子の
一端を前記連結部材の前記試料に向かう面に固定し、前
記連結部材と前記基台との間に前記探針の第3方向の位
置変化を拘束する軸部材を配設したことを特徴とする走
査型トンネル顕微鏡。 - (5)探針と、この探針を試料に対しトンネル電流が流
れる程度の距離まで接近させる粗動機構と、前記探針を
移動し試料の表面を走査させる微動機構とを備え、前記
粗動機構が試料に近い側と遠い側の2つの足部とこれら
の2つの足部を連結するピエゾ素子と各足部のクランプ
機構とからなり、前記微動機構が互いに直交する3つの
ピエゾ素子を有する走査型トンネル顕微鏡において、前
記微動機構の前記3つのピエゾ素子のうち、前記試料の
表面を2次元的に走査する第1方向及び第2方向のピエ
ゾ素子の一端を前記粗動機構の試料に近い側の足部に固
定された基台に固定し且つ他端を連結部材に固定すると
共に、前記探針を備え前記試料と前記探針との距離を前
記トンネル電流が流れる前記距離に保持する第3方向の
ピエゾ素子の一端を前記連結部材の前記試料に向かう面
に固定し、第3方向の距離調整用のピエゾ素子を前記基
台と前記連結部材との間に配設し、測定時に前記試料に
近い側の足部をクランプ状態にしたことを特徴とする走
査型トンネル顕微鏡。 - (6)請求項5記載の走査型トンネル顕微鏡において、
距離調整用の前記ピエゾ素子は、前記探針と前記試料と
の距離が第3方向の前記微動用ピエゾ素子の可動範囲を
越えたとき、距離調整を行うことを特徴とする走査型ト
ンネル顕微鏡。 - (7)探針と、この探針を試料に対しトンネル電流が流
れる程度の距離まで接近させる粗動機構と、前記探針を
移動し試料の表面を走査させる微動機構とを備える走査
型トンネル顕微鏡において、比較的長い距離で探針を移
動させる前記粗動機構に対し、その移動距離よりも短い
距離で探針を移動させる移動機構を備えたことを特徴と
する走査型トンネル顕微鏡。 - (8)請求項7記載の走査型トンネル顕微鏡において、
前記粗動機構によってトンネル電流が流れるまで前記探
針を移動し、トンネル電流が生じた後は前記探針を所定
距離まで後退させ、次に前記移動機構で再度トンネル電
流が流れる距離まで移動させた状態で前記微動機構を動
作するようにしたことを特徴とする走査型トンネル顕微
鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2206353A JPH0493602A (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 走査型トンネル顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2206353A JPH0493602A (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 走査型トンネル顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0493602A true JPH0493602A (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=16521912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2206353A Pending JPH0493602A (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 走査型トンネル顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0493602A (ja) |
-
1990
- 1990-08-03 JP JP2206353A patent/JPH0493602A/ja active Pending
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