JPH049622B2 - - Google Patents
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- JPH049622B2 JPH049622B2 JP61010917A JP1091786A JPH049622B2 JP H049622 B2 JPH049622 B2 JP H049622B2 JP 61010917 A JP61010917 A JP 61010917A JP 1091786 A JP1091786 A JP 1091786A JP H049622 B2 JPH049622 B2 JP H049622B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- cao
- molten metal
- metal
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0637—Accessories therefor
- B22D11/064—Accessories therefor for supplying molten metal
- B22D11/0642—Nozzles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は金属製薄帯又は線材の製造方法に係
り、特に高融点金属又は高活性金属、あるいはこ
れらの金属を多く含有する合金の薄帯又は線材を
製造するのに好適な方法に関する。 [従来の技術] 近年、磁性材料、接合用ろう材、強化線材、耐
食性薄板の研究開発が盛んになり、それに伴い、
金属又は合金の急冷薄板や線材の用途が拡大され
つつあり、特に最近においては、活性金属を多く
含む合金の薄帯や線材の実用化が進められ、その
需要が高まつてきている。 金属又は合金(以下、本明細書においては、金
属及び合金を「金属」と総称する。)の薄板や線
材は、一般にスリツト状又は点状の溶湯噴出口を
有するノズルを用い、ノズルの噴出口から溶湯を
噴出させてロール上又は油中、水中で急冷するこ
とにより製造されている。従来、この溶湯噴出用
ノズルの材質としては、SiO2、Al2O3、ZrO2、あ
るいはSi3N4、SiC、BN、BC等の非酸化物セラ
ミツクスなどが採用されている。 例えば、特開昭56−163093号には、セラミツク
と金属との接合に用いるろう材の薄状シートを製
造する方法として、スリツト状開口部を有する石
英管(SiO2ノズル)を用いて、溶湯を回転する
銅シリンダ表面上に噴出させて冷却する方法が開
示されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、金属製薄帯又は線材の製造にあ
たり、SiO2系、Al2O3系あるいはZrO2系耐火材製
ノズルを用いた場合には、金属が高活性な金属あ
るいはそれを多く含む合金であると、ノズルを通
過する溶湯とノズルの耐火材との反応という問題
があり、酸素のコンタミネーシヨンがおこり、溶
湯が汚染され、高品質の製品を得ることができな
い。また、溶湯との反応によりノズルが浸食され
て溶湯流出口の形状が変化するなどの損傷によ
り、連続的製造を継続できなくなることがある。 また、Si3N4、SiC、BN、BC等の非酸化物セ
ラミツクス製ノズルでは、高価な上に熱衝撃によ
る割れが発生し易く、しかも溶湯汚染、ノズルの
損傷の問題は避けられない。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、上記従来の問題を解決すべくなされ
たものであつて、金属製薄帯又は線材を製造する
にあたり、金属溶湯を、組成がCaO 98%以上、
SiO20.1%以下、Fe2O30.2%以下、その他の金属
酸化物0.5%以下である高純度CaO質耐火材で形
成されたノズルから不活性ガス圧により噴出させ
て、不活性雰囲気中にて急冷させるものである。 以下に本発明につき詳細に説明する。 なお、本明細書において「%」は「重量%」を
表す。 本発明においては、まず母合金溶湯を作成す
る。母合金の好ましい溶製方法としては、 CaO質坩堝中に各成分元素を投入して坩堝溶
解する。 水冷Cu坩堝中で各成分元素をアーク溶解等
により溶解する。 方法が挙げられるが、特に均質な合金が得られる
ことからの方法を採用するのが好ましい。 次いで、得られた溶湯をCaO質ノズルに注湯す
るか、又は、母合金塊をノズル中に装入し加熱溶
解させる。そして、不活性ガス(例えば、窒素、
アルゴン、ヘリウム等)の圧力を溶湯面に加え、
溶湯をノズルから噴出させる。 本発明においては、この溶湯の噴出にあたり、
特定組成の高純度CaO質耐火材製のノズルを用い
る。 ノズルを構成するCaO質耐火材は、そのCaO含
有率が98%以上と非常に高いものである。このよ
うなCaO含有量の高いカルシア質炉材は熱力学的
に安定であり、高活性金属等に対する安定性が高
く、高温溶解が可能である。また、酸化物、硫化
物を吸収し易く、溶湯中の酸化物、硫化物を吸収
し、酸化物、硫化物系の非金属介在物量を大幅に
減少させることができる。 特に、本発明においては、CaO 98%以上、
SiO20.1%以下、Fe2O30.2%以下、その他の金属
酸化物(例えばAl2O3、MgO、TiO2等)0.5%以
下の高純度CaO耐火材で構成されたノズルを用い
るため、Ti,Zr等の高活性金属を多く含む溶湯
の射出にも好適である。 CaO質耐火材のCaO原料としては、CaOを主体
とする耐火材、例えばカルシア(CaO)等が挙げ
られるが、CaOとしては特に電融カルシアが緻密
で、高活性な金属又は合金溶湯に接触した場合に
おいても、溶湯へのコンタミが少なく好適であ
る。 本発明で用いるCaO質耐火材製ノズルはこのよ
うなCaO質耐火材で構成されること以外は、その
形状、大きさ、孔径等には何ら制限はなく、使用
目的に応じて選択される。 本発明に係るノズルを製造するには、例えば電
融カルシアなどのカルシア質原料を所定の粒径の
紛末とし、必要に応じてZrO2、MgO、Y2O3等の
高融点の金属酸化物や、その他の特性向上のため
の添加剤等を適宜の割合で混合して主たる原料と
する。そして、この主たる原料に、必要に応じて
適宜のバインダを添加し、ノズルの形状に成形
し、焼成してノズルとなす。なおノズル孔部の加
工仕上はレーザーによるもの又は非水系の液体を
用いた放電加工、超音波加工、ダイヤモンドによ
る孔あけ等が用いられる。 また、このバインダとしては、非水系のものを
用いる。 非水系のバインダとしては、液体系のもの、固
体系のものいずれでも良い。液体系のものとして
は、無水塩化カルシウムやアラビアゴムなどを溶
かし込んだアルコール(一価又は多価のアルコー
ル)、トルエンにオレイン酸を溶解させたもの、
アルコールにオレイン酸を溶解させたもの、油に
オレイン酸を溶解させたもの、四塩化炭素に密ろ
うを溶解させたもの、あるいは酢酸イソブチル等
が好適であるが、タール、ピツチなどの鉱油、動
物油、植物油など、カルシアを消化させるること
のない非水系の液体であれば用いることが可能で
ある。 固体系のバインダとしては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、酢酸セルロース、アクリル系樹
脂、ポリビニルアルコール等の熱可塑性樹脂、ノ
ボラツク等の熱硬化性樹脂、パラフイン等が好適
に用いることができるが、成形性を付与する他の
物質をも用い得る。 成形法としては、各種の方法、例えば金型成
形、スリツプキヤステイング、ラバープレス、射
出成形、温間プレス、スタンプなどが用いられ
る。 その他、n−ヘキサン等の非水溶媒と混合して
スラリ状とし、型に流し込み成形して、成形体を
作製しても良い。 成形体もしくはスタンプされたノズルは、必要
に応じ乾燥し、次いで好ましくは本焼成温度より
も低い温度で仮焼した後、本焼成して焼結させ
る。この焼成温度は1100℃以上、とりわけ1300〜
1800℃程度が好適である。 もちろん、本発明に係るノズルはホツトプレス
などの方法によつても製造できる。また、カルシ
アの焼成体を所望の形状に削り出しすることによ
つても製造することができる。 このようなノズルから噴出させた溶湯は常法に
従つて、単ロール、双ロールの表面、あるいは、
油中、非水系の液体中に供給し、不活性雰囲気下
で急冷する。 本発明においては、ノズル又はノズルの溶湯噴
出口の形状又は大きさ、急冷手段の種類や急冷の
程度を適宜選択設定することにより、あらゆる種
類の金属薄帯又は線材を製造するることができ
る。 このような本発明の方法は、高融点金属、高活
性金属、例えば、Ti、Zr、Hf、Sc、Y、La、原
子番号58〜71のCe、Pr等のランタノイド元素、
アルカリ金属、Mg等のアルカリ土類金属、V、
Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Al、Tc、Re、
Ru、Os、Co、Ni、Rh、Pd、Ir、Ptの元素の1
種又は2種以上を多く含む合金の薄帯又は線材の
製造に極めて好適である。 特に、本発明をAl、Si、Zr、Ti等の脱酸元素
を含有する溶湯に適用した場合には、優れた脱
酸、脱硫、脱窒、脱介在物等の精練効果も得ら
れ、極めて有利である。 [作用] CaO質耐火材は、真空又は不活性ガス中で極め
て安定であり、解離酸素圧が小さく、高温におい
ても使用することができる。しかも安価で熱衝撃
性にも優れる。 本発明においては、特にCaO含有率の高いCaO
耐火材を用いるため、高活性の金属又は合金溶湯
であつても、これを汚染することが殆どなく、ま
た、耐火材がこれらの溶湯により損傷することも
ない。さらに、溶湯に脱酸元素が含まれる場合に
は精練作用もなされる。 このため、本発明によれば、ノズルの損傷も防
止され、純度の高い金属薄帯又は線材を長期間連
続的に安定生産することができる。 [実施例] 以下に実施例及び比較例を挙げて、本発明を更
に具体的に説明するが、本発明はその要旨を超え
ない限り以下の実施例に限定されるものではな
い。 実施例 1 電融カルシア(CaO純度98%)を0.2mm以下に
破砕及び分級したものを主原料として、これに重
油ピツチを3重量部添加し、150℃に加熱して良
く混合した後、金型成形した。 この成形体を650℃で3時間仮焼した後、1350
℃×2時間の焼成を行ない焼結を行なわせた。こ
のようにして得られ焼結体は第1図に示す形状及
び寸法のものであつた。(なお、第1図において、
2はノズル1の溶湯噴出口である。) このノズルを用い、次の組成の合金溶湯を第2
表に示す温度でアルゴンガス圧(1.2atm)で、
単ロール(250mm径、Cu製)の表面に噴出させて
急冷し、幅13mm、厚さ40μmの合金薄帯を連続生
産した。 No.1 Co−60%Zr合金 No.2 Ag−30%Cu−40%Ti合金 No.3 Cu−50%Ti合金 No.4 Cu−40%Nb合金 その結果、いずれの合金についても長期間にわ
たる連続生産が可能であつた。また、得られた合
金薄帯の酸素の分析を行なつた結果は第2表に示
す通りである。 比較例 1 第1表に示す組成のSiO2系耐火物ノズル(形
状及び寸法は実施例1で用いたものと同じ。)を
用いたこと以外は実施例1と同様にして合金薄帯
の製造を行なつた。得られた合金の不純物分析結
果を第2表に示す。 なお、生産を継続したところ、No.1の合金に対
しては3秒、No.2の合金に対しては10秒、No.3の
合金に対しては4秒、No.4の合金に対しては溶解
保持中でノズルの流出口形状が変化又は破損した
ために、一定規格の薄帯の生産が不可能となつ
た。
り、特に高融点金属又は高活性金属、あるいはこ
れらの金属を多く含有する合金の薄帯又は線材を
製造するのに好適な方法に関する。 [従来の技術] 近年、磁性材料、接合用ろう材、強化線材、耐
食性薄板の研究開発が盛んになり、それに伴い、
金属又は合金の急冷薄板や線材の用途が拡大され
つつあり、特に最近においては、活性金属を多く
含む合金の薄帯や線材の実用化が進められ、その
需要が高まつてきている。 金属又は合金(以下、本明細書においては、金
属及び合金を「金属」と総称する。)の薄板や線
材は、一般にスリツト状又は点状の溶湯噴出口を
有するノズルを用い、ノズルの噴出口から溶湯を
噴出させてロール上又は油中、水中で急冷するこ
とにより製造されている。従来、この溶湯噴出用
ノズルの材質としては、SiO2、Al2O3、ZrO2、あ
るいはSi3N4、SiC、BN、BC等の非酸化物セラ
ミツクスなどが採用されている。 例えば、特開昭56−163093号には、セラミツク
と金属との接合に用いるろう材の薄状シートを製
造する方法として、スリツト状開口部を有する石
英管(SiO2ノズル)を用いて、溶湯を回転する
銅シリンダ表面上に噴出させて冷却する方法が開
示されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、金属製薄帯又は線材の製造にあ
たり、SiO2系、Al2O3系あるいはZrO2系耐火材製
ノズルを用いた場合には、金属が高活性な金属あ
るいはそれを多く含む合金であると、ノズルを通
過する溶湯とノズルの耐火材との反応という問題
があり、酸素のコンタミネーシヨンがおこり、溶
湯が汚染され、高品質の製品を得ることができな
い。また、溶湯との反応によりノズルが浸食され
て溶湯流出口の形状が変化するなどの損傷によ
り、連続的製造を継続できなくなることがある。 また、Si3N4、SiC、BN、BC等の非酸化物セ
ラミツクス製ノズルでは、高価な上に熱衝撃によ
る割れが発生し易く、しかも溶湯汚染、ノズルの
損傷の問題は避けられない。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、上記従来の問題を解決すべくなされ
たものであつて、金属製薄帯又は線材を製造する
にあたり、金属溶湯を、組成がCaO 98%以上、
SiO20.1%以下、Fe2O30.2%以下、その他の金属
酸化物0.5%以下である高純度CaO質耐火材で形
成されたノズルから不活性ガス圧により噴出させ
て、不活性雰囲気中にて急冷させるものである。 以下に本発明につき詳細に説明する。 なお、本明細書において「%」は「重量%」を
表す。 本発明においては、まず母合金溶湯を作成す
る。母合金の好ましい溶製方法としては、 CaO質坩堝中に各成分元素を投入して坩堝溶
解する。 水冷Cu坩堝中で各成分元素をアーク溶解等
により溶解する。 方法が挙げられるが、特に均質な合金が得られる
ことからの方法を採用するのが好ましい。 次いで、得られた溶湯をCaO質ノズルに注湯す
るか、又は、母合金塊をノズル中に装入し加熱溶
解させる。そして、不活性ガス(例えば、窒素、
アルゴン、ヘリウム等)の圧力を溶湯面に加え、
溶湯をノズルから噴出させる。 本発明においては、この溶湯の噴出にあたり、
特定組成の高純度CaO質耐火材製のノズルを用い
る。 ノズルを構成するCaO質耐火材は、そのCaO含
有率が98%以上と非常に高いものである。このよ
うなCaO含有量の高いカルシア質炉材は熱力学的
に安定であり、高活性金属等に対する安定性が高
く、高温溶解が可能である。また、酸化物、硫化
物を吸収し易く、溶湯中の酸化物、硫化物を吸収
し、酸化物、硫化物系の非金属介在物量を大幅に
減少させることができる。 特に、本発明においては、CaO 98%以上、
SiO20.1%以下、Fe2O30.2%以下、その他の金属
酸化物(例えばAl2O3、MgO、TiO2等)0.5%以
下の高純度CaO耐火材で構成されたノズルを用い
るため、Ti,Zr等の高活性金属を多く含む溶湯
の射出にも好適である。 CaO質耐火材のCaO原料としては、CaOを主体
とする耐火材、例えばカルシア(CaO)等が挙げ
られるが、CaOとしては特に電融カルシアが緻密
で、高活性な金属又は合金溶湯に接触した場合に
おいても、溶湯へのコンタミが少なく好適であ
る。 本発明で用いるCaO質耐火材製ノズルはこのよ
うなCaO質耐火材で構成されること以外は、その
形状、大きさ、孔径等には何ら制限はなく、使用
目的に応じて選択される。 本発明に係るノズルを製造するには、例えば電
融カルシアなどのカルシア質原料を所定の粒径の
紛末とし、必要に応じてZrO2、MgO、Y2O3等の
高融点の金属酸化物や、その他の特性向上のため
の添加剤等を適宜の割合で混合して主たる原料と
する。そして、この主たる原料に、必要に応じて
適宜のバインダを添加し、ノズルの形状に成形
し、焼成してノズルとなす。なおノズル孔部の加
工仕上はレーザーによるもの又は非水系の液体を
用いた放電加工、超音波加工、ダイヤモンドによ
る孔あけ等が用いられる。 また、このバインダとしては、非水系のものを
用いる。 非水系のバインダとしては、液体系のもの、固
体系のものいずれでも良い。液体系のものとして
は、無水塩化カルシウムやアラビアゴムなどを溶
かし込んだアルコール(一価又は多価のアルコー
ル)、トルエンにオレイン酸を溶解させたもの、
アルコールにオレイン酸を溶解させたもの、油に
オレイン酸を溶解させたもの、四塩化炭素に密ろ
うを溶解させたもの、あるいは酢酸イソブチル等
が好適であるが、タール、ピツチなどの鉱油、動
物油、植物油など、カルシアを消化させるること
のない非水系の液体であれば用いることが可能で
ある。 固体系のバインダとしては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、酢酸セルロース、アクリル系樹
脂、ポリビニルアルコール等の熱可塑性樹脂、ノ
ボラツク等の熱硬化性樹脂、パラフイン等が好適
に用いることができるが、成形性を付与する他の
物質をも用い得る。 成形法としては、各種の方法、例えば金型成
形、スリツプキヤステイング、ラバープレス、射
出成形、温間プレス、スタンプなどが用いられ
る。 その他、n−ヘキサン等の非水溶媒と混合して
スラリ状とし、型に流し込み成形して、成形体を
作製しても良い。 成形体もしくはスタンプされたノズルは、必要
に応じ乾燥し、次いで好ましくは本焼成温度より
も低い温度で仮焼した後、本焼成して焼結させ
る。この焼成温度は1100℃以上、とりわけ1300〜
1800℃程度が好適である。 もちろん、本発明に係るノズルはホツトプレス
などの方法によつても製造できる。また、カルシ
アの焼成体を所望の形状に削り出しすることによ
つても製造することができる。 このようなノズルから噴出させた溶湯は常法に
従つて、単ロール、双ロールの表面、あるいは、
油中、非水系の液体中に供給し、不活性雰囲気下
で急冷する。 本発明においては、ノズル又はノズルの溶湯噴
出口の形状又は大きさ、急冷手段の種類や急冷の
程度を適宜選択設定することにより、あらゆる種
類の金属薄帯又は線材を製造するることができ
る。 このような本発明の方法は、高融点金属、高活
性金属、例えば、Ti、Zr、Hf、Sc、Y、La、原
子番号58〜71のCe、Pr等のランタノイド元素、
アルカリ金属、Mg等のアルカリ土類金属、V、
Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Al、Tc、Re、
Ru、Os、Co、Ni、Rh、Pd、Ir、Ptの元素の1
種又は2種以上を多く含む合金の薄帯又は線材の
製造に極めて好適である。 特に、本発明をAl、Si、Zr、Ti等の脱酸元素
を含有する溶湯に適用した場合には、優れた脱
酸、脱硫、脱窒、脱介在物等の精練効果も得ら
れ、極めて有利である。 [作用] CaO質耐火材は、真空又は不活性ガス中で極め
て安定であり、解離酸素圧が小さく、高温におい
ても使用することができる。しかも安価で熱衝撃
性にも優れる。 本発明においては、特にCaO含有率の高いCaO
耐火材を用いるため、高活性の金属又は合金溶湯
であつても、これを汚染することが殆どなく、ま
た、耐火材がこれらの溶湯により損傷することも
ない。さらに、溶湯に脱酸元素が含まれる場合に
は精練作用もなされる。 このため、本発明によれば、ノズルの損傷も防
止され、純度の高い金属薄帯又は線材を長期間連
続的に安定生産することができる。 [実施例] 以下に実施例及び比較例を挙げて、本発明を更
に具体的に説明するが、本発明はその要旨を超え
ない限り以下の実施例に限定されるものではな
い。 実施例 1 電融カルシア(CaO純度98%)を0.2mm以下に
破砕及び分級したものを主原料として、これに重
油ピツチを3重量部添加し、150℃に加熱して良
く混合した後、金型成形した。 この成形体を650℃で3時間仮焼した後、1350
℃×2時間の焼成を行ない焼結を行なわせた。こ
のようにして得られ焼結体は第1図に示す形状及
び寸法のものであつた。(なお、第1図において、
2はノズル1の溶湯噴出口である。) このノズルを用い、次の組成の合金溶湯を第2
表に示す温度でアルゴンガス圧(1.2atm)で、
単ロール(250mm径、Cu製)の表面に噴出させて
急冷し、幅13mm、厚さ40μmの合金薄帯を連続生
産した。 No.1 Co−60%Zr合金 No.2 Ag−30%Cu−40%Ti合金 No.3 Cu−50%Ti合金 No.4 Cu−40%Nb合金 その結果、いずれの合金についても長期間にわ
たる連続生産が可能であつた。また、得られた合
金薄帯の酸素の分析を行なつた結果は第2表に示
す通りである。 比較例 1 第1表に示す組成のSiO2系耐火物ノズル(形
状及び寸法は実施例1で用いたものと同じ。)を
用いたこと以外は実施例1と同様にして合金薄帯
の製造を行なつた。得られた合金の不純物分析結
果を第2表に示す。 なお、生産を継続したところ、No.1の合金に対
しては3秒、No.2の合金に対しては10秒、No.3の
合金に対しては4秒、No.4の合金に対しては溶解
保持中でノズルの流出口形状が変化又は破損した
ために、一定規格の薄帯の生産が不可能となつ
た。
【表】
【表】
比較例 2〜4
第3表に示す組成のCaO系ノズルを用いたこと
以外は実施例1と同様にして合金薄帯の製造を行
なつた。得られた合金の不純物分析結果を実施例
1の結果と共に第4表に示す。 第4表より、CaO含有量が98%以上であつて
も、Fe2O3、SiO2、Al2O3含有量が本発明の範囲
を超えると、高清浄合金薄帯が得られないことが
明らかである。
以外は実施例1と同様にして合金薄帯の製造を行
なつた。得られた合金の不純物分析結果を実施例
1の結果と共に第4表に示す。 第4表より、CaO含有量が98%以上であつて
も、Fe2O3、SiO2、Al2O3含有量が本発明の範囲
を超えると、高清浄合金薄帯が得られないことが
明らかである。
【表】
以上の実施例からも明らかな通り、本発明で用
いるノズルは、 極めて安定であり、高温下で良好に使用でき
る。 高融点、高活性の金属又は合金の溶湯の流出
に用いた場合でも、ノズルからら溶湯へのコン
タミが少ない。 このためノズルが溶湯により侵食され損傷す
ることも殆どない。 熱衝撃性にも優れる。 等の利点を有する。 従つて、このようなノズルを用いる本発明の金
属製薄帯又は線材の製造方法によれば、溶湯汚染
の殆どない高純度な金属製薄帯又は線材を長期間
安定して連続生産することが可能となる。
いるノズルは、 極めて安定であり、高温下で良好に使用でき
る。 高融点、高活性の金属又は合金の溶湯の流出
に用いた場合でも、ノズルからら溶湯へのコン
タミが少ない。 このためノズルが溶湯により侵食され損傷す
ることも殆どない。 熱衝撃性にも優れる。 等の利点を有する。 従つて、このようなノズルを用いる本発明の金
属製薄帯又は線材の製造方法によれば、溶湯汚染
の殆どない高純度な金属製薄帯又は線材を長期間
安定して連続生産することが可能となる。
第1図a,,bは実施例1及び比較例1で用い
たノズルを示す図であつて、aは断面図、bは底
面図である。 1…ノズル、2…流出口。
たノズルを示す図であつて、aは断面図、bは底
面図である。 1…ノズル、2…流出口。
Claims (1)
- 1 金属溶湯を、組成がCaO 98%以上、SiO20.1
%以下、Fe2O30.2%以下、その他の金属酸化物
0.5%以下である高純度CaO質耐火材で形成され
たノズルから不活性ガス圧により噴出させて、不
活性雰囲気中にて急冷させることを特徴とする金
属製薄帯又は線材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1091786A JPS62168648A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 金属製薄帯又は線材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1091786A JPS62168648A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 金属製薄帯又は線材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62168648A JPS62168648A (ja) | 1987-07-24 |
| JPH049622B2 true JPH049622B2 (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=11763605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1091786A Granted JPS62168648A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 金属製薄帯又は線材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62168648A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62240147A (ja) * | 1986-04-14 | 1987-10-20 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 希土類元素含有合金製薄帯、線材又は粉体の製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5934468B2 (ja) * | 1980-09-22 | 1984-08-22 | 川崎製鉄株式会社 | 急冷金属薄帯製造用ノズル |
| JPS5832550A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | 金属薄帯の製造装置 |
| IT1186695B (it) * | 1982-07-05 | 1987-12-04 | Centro Speriment Metallurg | Perfezionamento nel colaggio di acciat calmati all'alluminio |
-
1986
- 1986-01-21 JP JP1091786A patent/JPS62168648A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62168648A (ja) | 1987-07-24 |
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