JPH0510954Y2 - - Google Patents

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JPH0510954Y2
JPH0510954Y2 JP1984074877U JP7487784U JPH0510954Y2 JP H0510954 Y2 JPH0510954 Y2 JP H0510954Y2 JP 1984074877 U JP1984074877 U JP 1984074877U JP 7487784 U JP7487784 U JP 7487784U JP H0510954 Y2 JPH0510954 Y2 JP H0510954Y2
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electrode layer
thickness
electrode
piezoelectric vibrator
efficiency
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JP1984074877U
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  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、例えば超音波加湿器の超音波振動子
等として利用するのに好適な圧電振動子に関す
る。
<従来の技術> 従来のこの種の圧電振動子は、例えば第1図に
例示するように、圧電磁器素体1の表面に、銀を
主成分とする第1電極層2を設けると共に、この
第1電極層2に対する保護膜として、銀以外の金
属を主成分とする第2電極層3を設けた2層構造
となつていた。第1電極層2は特性の向上及び安
定化等の観点から、通常、銀焼付け電極として形
成される。第2電極層3は第1電極層2に対する
保護層として耐酸化性、寿命特性等を向上させる
ために設けられたもので、NiもしくはCrメツキ
またはSn−Co、Sn−Ni、Fe−Ni等の合金メツ
キ等によつて形成される。
超音波加湿器の超音波振動子として利用するに
は、前述の2層構造で成る電極イ,ロを圧電磁器
素体1の相対向する両面にそれぞれ形成し、電極
イのある両側を超音波放射面として利用する。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、従来の電極構造では、第1電極層2に
対する第2電極層3の密着強度が充分でなく、し
かも銀焼付け等で成る第1電極層2の上にNiメ
ツキ等で成る第2電極層3を直接形成する場合
に、第1電極層2を構成する焼付け銀がメツキ液
によつて侵されてしまい、電極強度が劣化してし
まうため、寿命特性に優れたものを得ることが困
難であつた。超音波加湿器における超音波振動子
として使用する場合には、超音波放射面側の電極
イが直接に水と接触するため、この電極イは特に
寿命特性の優れた構造とすることが必要になる。
上述する問題点解決を狙つた従来技術としては
実公昭56−33657号公報に記載されたものが知ら
れている。この従来技術においては、圧電磁器素
体の表面に焼付して形成された第1電極層の上
に、銅等の金属膜でなる第2電極層を形成し、こ
の第2電極層の上に蒸着またはスパツタ法等の手
段によつて、クロム金属膜でなる第3電極層を形
成させていた。
しかしながら、クロム金属膜は引張り力が大き
過ぎ、圧電振動子の効率を低下させると共に、引
張り力の影響が第1電極層にまでおよびその強度
を低下させてしまうこと等の問題点があることが
分つた。クロム金属膜の膜厚を、その引張り力に
よる効率低下や第1電極層の強度低下を実質的に
無視できる程度まで薄くすると、保護膜としての
機能が失なわれてしまう。
<問題点を解決するための手段> 上述する従来の問題点を解決するため、本考案
は、銀を主成分とし圧電磁器素体の表面に焼付し
て形成された第1電極層と、前記第1電極層の上
に形成された第2電極層と、前記第2電極層の上
に形成された第3電極層とを備える圧電振動子に
おいて、 前記第1電極層は膜厚が5μm〜25μmであり、 前記第2電極層は膜厚が0.1μm〜5μmの銅を主
成分とするメツキ膜でなり、 前記第3電極層は膜厚が0.2μm〜5μmのニツケ
ルを主成分とするメツキ膜でなること を特徴とする。
<作用> 第3電極層をニツケルを主成分とするメツキ膜
によつて構成すると、クロム金属膜を用いた従来
技術に比較して、第3電極層の引張り力が小さく
なる。このため、圧電振動子の効率低下及び第1
電極の強度低下が回避され、高効率で特性の良好
な圧電振動子が得られる。また、第3電極層はメ
ツキ膜であるので、従来の蒸着またはスパツタ法
に比較して能率の高いメツキ法を使用し、能率良
く量産できる。
第3電極層の膜厚は0.2μm〜5μmの範囲に設定
する。ニツケルを主成分とするメツキ膜は、ニツ
ケルの金属的性質から、厚く付き過ぎると、引張
り力が大きくなり、圧電振動子に対する締め付け
力が増大し、効率を低下させる。圧電振動子の効
率を低下させない膜厚の上限が5μmであり、保護
膜としての作用を確保し得る膜厚の下限が0.2μm
である。
また、ニツケルを主成分とするメツキ膜でなる
第3電極層と、銀を主成分とする第1電極層との
間に、銅を主成分とするメツキ膜でなる第2電極
層があるので、結晶格子の大きなニツケル膜でな
る第3電極層が、銀を主成分とする第1電極層に
直接に付着することがなくなる。このため、全体
の密着強度の大きな電極構造が得られる。
第1電極層は膜厚が5μm〜25μmの範囲に選定
する。第1電極層が薄過ぎると、第2電極層及び
第3電極層をメツキによつて形成するときに、第
1電極層の銀焼付電極中に含まれるガラス成分が
メツキ液中に溶解し、第1電極層の電極強度が低
下する。反対に第1電極層が厚過ぎると、圧電振
動子としての効率が低下する。第1電極層の膜厚
を5μm〜25μmの範囲に選定すると、上述の問題
点を解決し、強度低下及び圧電振動子としての効
率低下を実質的に無視し得るようになる。
第2電極層の膜厚は0.1μm〜5μmの範囲に設定
する。第2電極層は圧電振動子の効率向上という
観点からは、できるだけ薄くしたいが、第1電極
上に第3電極層を密着させるという作用を確保し
なければならない。第2電極層の膜厚が0.1μm〜
5μmの範囲であると、この両者を満たすことがで
きる。
<実施例> 第2図は本考案に係る圧電振動子の正面断面
図、第3図は同じくその底面図、第4図は電極部
分の拡大断面図である。図において、第1図と同
一の参照符号は同一性ある構成部分を示し、圧電
磁器素体1の表面に銀を主成分とする第1電極層
2を形成し、この第1電極層2の上に銅を主成分
とする第2電極層4を形成し、更にこの第2電極
層4の上に第3電極層5を形成した3層構造とな
つている。
第1電極層2は従来と同様に銀焼付けによつて
形成し、第2電極層4は銅メツキによつて形成
し、第3電極層5はNiまたはSn−Ni、Fe−Ni等
の合金メツキ等によつて形成する。第3電極層5
の膜厚は、前述したように、0.2μm〜5μmの範囲
に選定する。これにより、圧電振動子の効率を低
下させないで、保護膜としての作用を確保し、寿
命特性を改善できる。第5図は第3電極層5の膜
厚と寿命LT及び効率Krとの関係を示すデータで
ある。第5図から明らかなように、第3電極層5
の膜厚0.2μm〜5μmの範囲では、効率の低下を約
5%程度に抑えつつ、最長10000時間の寿命を確
保できる。
第1電極層2の膜厚は5μm〜25μmの範囲に選
定する。第1電極層2は銀を主成分とする焼付電
極として形成されており、この第1電極層2が薄
過ぎると、第2電極層4及び第3電極層5をメツ
キによつて形成するときに、第1電極層2のガラ
ス成分がメツキ液中に溶解し、第1電極層2の電
極強度が低下する。反対に第1電極層2が厚過ぎ
ると、圧電振動子としての効率が低下する。第6
図は第1電極層2の膜厚と圧電振動子効率(能
率)Kr及び強度Prとの関係を示す図である。こ
の第6図からも明らかなように、強度低下及び圧
電振動子としての効率低下を実質的に無視し得る
第1電極層2の膜厚は5μm〜25μmの範囲である。
第2電極層4の膜厚は0.1μm〜5μmの範囲に設
定する。第2電極層4は圧電振動子の効率向上と
いう観点からは、できるだけ薄くしたいが、第1
電極2上に第3電極5を密着させるという作用を
確保しなければならない。この両者を満たす膜厚
が0.1μm〜5μmの範囲である。
上述のように、本考案においては、銀を主成分
とする第1電極層2の上に銅を主成分とする第2
電極層4を形成する構造であるから、第1電極層
2と第2電極層4との間の密着強度が従来に比べ
て大きくなる。しかも、この第2電極層4の上
に、Niメツキ等による第3電極層5を被着形成
する構造であるから、第2電極層4の耐酸化性が
補強される。このため、寿命特性に優れた圧電振
動子が得られる。実験によると、第1図に示した
従来構造では、超音波加湿器の超音波振動子とし
て利用した場合の寿命特性が5000時間であつた
が、本考案の場合には10000時間以上の寿命特性
が得られた。
この実施例では、圧電磁器素体1の厚さ方向の
両面に形成される電極イ,ロの両者を3層構造と
してあるが、超音波加湿器の超音波振動子として
利用する場合に超音波放射面となる電極イのみを
3層構造としても良い。
<考案の効果> 本考案によれば次のような効果が得られる。
(a) 第3電極層をニツケルを主成分とするメツキ
膜としたから、クロム膜を用いた従来技術に比
較して、高効率で特性の良好な圧電振動子を提
供できる。
(b) 第3電極層は膜厚が0.2μm〜5μmであるか
ら、高効率で寿命特性の優れた圧電振動子を提
供できる。
(c) ニツケルを主成分とするメツキ膜でなる第3
電極層と、銀を主成分とする第1電極層との間
に、銅を主成分とするメツキ膜でなる第2電極
層があるので、第1電極層に対する第3電極層
の密着強度が高く、寿命特性の優れた圧電振動
子を提供できる。
(d) 第1電極層は膜厚が5μm〜25μmの範囲に選
定されているから、第2電極層及び第3電極層
をメツキによつて形成するときに、第1電極層
の銀焼付電極中に含まれるガラス成分がメツキ
液中に溶解するのを阻止し、第1電極層の電極
強度が低下を防止すると共に、圧電振動子とし
ての効率の低下を阻止し、電極強度が大きく、
効率の高い圧電振動子を提供できる。
(e) 第2電極層は膜厚が0.1μm〜5μmの範囲に設
定されているから、圧電振動子の効率向上と共
に、第1電極層に第3電極層を密着させた圧電
振動子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧電振動子の断面図、第2図は
本考案に係る圧電振動子の正面断面図、第3図は
同じくその底面図、第4図は電極部分の拡大断面
図、第5図は第3電極層の膜厚と寿命との関係を
示すデータ、第6図は第1電極層の膜厚と圧電振
動子効率(能率)Kr及び強度Prとの関係を示す
データである。 1……圧電磁器素体、2……第1電極層、4…
…第2電極層、5……第3電極層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 銀を主成分とし圧電磁器素体の表面に焼付し
    て形成された第1電極層と、前記第1電極層の
    上に形成された第2電極層と、前記第2電極層
    の上に形成された第3電極層とを備える圧電振
    動子において、 前記第1電極層は膜厚が5μm〜25μmであり、 前記第2電極層は膜厚が0.1μm〜5μmの銅を
    主成分とするメツキ膜でなり、 前記第3電極層は膜厚が0.2μm〜5μmのニツ
    ケルを主成分とするメツキ膜でなること を特徴とする圧電振動子。 (2) 超音波加湿器の超音波振動子として用いられ
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の圧電
    振動子。
JP7487784U 1984-05-22 1984-05-22 圧電振動子 Granted JPS60186073U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7487784U JPS60186073U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 圧電振動子

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JP7487784U JPS60186073U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 圧電振動子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60186073U JPS60186073U (ja) 1985-12-10
JPH0510954Y2 true JPH0510954Y2 (ja) 1993-03-17

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ID=30615575

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JP7487784U Granted JPS60186073U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 圧電振動子

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52105796A (en) * 1976-03-02 1977-09-05 Toshiba Corp Ultrasonic vibrator manufacturing method
JPS5461637U (ja) * 1977-10-07 1979-04-28

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JPS60186073U (ja) 1985-12-10

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