JPH05111200A - 軽量ヨーク - Google Patents
軽量ヨークInfo
- Publication number
- JPH05111200A JPH05111200A JP29649991A JP29649991A JPH05111200A JP H05111200 A JPH05111200 A JP H05111200A JP 29649991 A JP29649991 A JP 29649991A JP 29649991 A JP29649991 A JP 29649991A JP H05111200 A JPH05111200 A JP H05111200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- lightweight
- pure iron
- porosity
- electroless
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヨークの軽量化をはかる。
【構成】 ヨークが、一軸方向に直角な断面形状が同一
な形状、8〜20%の空孔率、および中央部から両側端
面部に向って減少する空孔分布濃度を有する多孔質純鉄
焼結体の空孔が、樹脂含浸により封孔されてなる基体の
表面に、無電解Niメッキ層を形成した構造を有する。
な形状、8〜20%の空孔率、および中央部から両側端
面部に向って減少する空孔分布濃度を有する多孔質純鉄
焼結体の空孔が、樹脂含浸により封孔されてなる基体の
表面に、無電解Niメッキ層を形成した構造を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば磁気ディスク
装置のVCM(ボイスコイルモータ)ヨークなどとして
用いるのに適した軽量ヨークに関するものである。
装置のVCM(ボイスコイルモータ)ヨークなどとして
用いるのに適した軽量ヨークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に各種の電子電気機器のヨー
クには、純鉄溶解材から塑性加工および機械加工によっ
て製造されたヨークが用いられており、例えば上記の磁
気ディスク装置のVCMヨークが図1に概略斜視図で示
される形状をもつことも知られている。
クには、純鉄溶解材から塑性加工および機械加工によっ
て製造されたヨークが用いられており、例えば上記の磁
気ディスク装置のVCMヨークが図1に概略斜視図で示
される形状をもつことも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の各種電子
電気機器の軽量化に対する要求は厳しく、これに伴な
い、これらの構造部材であるヨークにも軽量化が強く求
められているが、上記純鉄溶解材で構成されたヨークで
は、これらの要求に十分満足に対応することができない
のが現状である。
電気機器の軽量化に対する要求は厳しく、これに伴な
い、これらの構造部材であるヨークにも軽量化が強く求
められているが、上記純鉄溶解材で構成されたヨークで
は、これらの要求に十分満足に対応することができない
のが現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、軽量ヨークを開発すべく研究を
行なった結果、通常の粉末冶金法を用いて、空孔分布濃
度が全体に亘って同じで、10〜25%の範囲内の所定
の空孔率を有し、かつ一軸方向に直角な断面形状が同一
である形状を有する多孔質純鉄焼結素材を形成し、この
素材に、矯正金型を用いてコイニングまたはサイジング
を施して、空孔率が8〜20%にして、空孔分布濃度が
中央部から両側端面部に向って減少する、すなわち両側
端面部が緻密化された多孔質純鉄焼結体を形成し、この
多孔質純鉄焼結体の空孔を樹脂含浸により封孔した上
で、これの表面に無電解Niメッキ層を、望ましくは7
〜18μmの平均層厚で形成することにより製造された
ヨークは、ヨークに要求される性能(透磁率)を具備し
た上で軽量化がはかれるようになるという研究結果を得
たのである。
上述のような観点から、軽量ヨークを開発すべく研究を
行なった結果、通常の粉末冶金法を用いて、空孔分布濃
度が全体に亘って同じで、10〜25%の範囲内の所定
の空孔率を有し、かつ一軸方向に直角な断面形状が同一
である形状を有する多孔質純鉄焼結素材を形成し、この
素材に、矯正金型を用いてコイニングまたはサイジング
を施して、空孔率が8〜20%にして、空孔分布濃度が
中央部から両側端面部に向って減少する、すなわち両側
端面部が緻密化された多孔質純鉄焼結体を形成し、この
多孔質純鉄焼結体の空孔を樹脂含浸により封孔した上
で、これの表面に無電解Niメッキ層を、望ましくは7
〜18μmの平均層厚で形成することにより製造された
ヨークは、ヨークに要求される性能(透磁率)を具備し
た上で軽量化がはかれるようになるという研究結果を得
たのである。
【0005】この発明は、上記の研究結果にもとづいて
なされたものであって、一軸方向の直角な断面形状が同
一である形状、8〜20%空孔率、および中央部から両
側端面部に向って減少する空孔分布濃度を有する多孔質
純鉄焼結体の空孔が、樹脂含浸により封孔されてなる基
体の表面に、無電解Niメッキ層を形成した構造を有す
る軽量ヨークに特徴を有するものである。
なされたものであって、一軸方向の直角な断面形状が同
一である形状、8〜20%空孔率、および中央部から両
側端面部に向って減少する空孔分布濃度を有する多孔質
純鉄焼結体の空孔が、樹脂含浸により封孔されてなる基
体の表面に、無電解Niメッキ層を形成した構造を有す
る軽量ヨークに特徴を有するものである。
【0006】なお、この発明の軽量ヨークは、図1に示
される磁気ディスク装置のVCMヨークのように、一軸
方向に直角な断面形状が同一である形状を有するもので
あって、この形状によって矯正金型を用いてのコイニン
グおよびサイジングが可能となり、この結果多孔質純鉄
焼結体は中央部から両側端面部に向って減少する空孔分
布濃度をもつようになり、この空孔分布濃度によってヨ
ークに要求される性能(透磁率)を示すようになるもの
である。
される磁気ディスク装置のVCMヨークのように、一軸
方向に直角な断面形状が同一である形状を有するもので
あって、この形状によって矯正金型を用いてのコイニン
グおよびサイジングが可能となり、この結果多孔質純鉄
焼結体は中央部から両側端面部に向って減少する空孔分
布濃度をもつようになり、この空孔分布濃度によってヨ
ークに要求される性能(透磁率)を示すようになるもの
である。
【0007】また、この発明の軽量ヨークにおいて、突
出部の付け根部はR0.2以上のアールをもつのが望ま
しく、これは多孔質純鉄焼結体の樹脂含浸による封孔処
理後の表面付着樹脂をショットブラストにより除去する
に際して、R0.2より小さいアールではショットの作
用がこのアール部に及ばず、樹脂除去が不十分となると
いう理由にもとづくものである。
出部の付け根部はR0.2以上のアールをもつのが望ま
しく、これは多孔質純鉄焼結体の樹脂含浸による封孔処
理後の表面付着樹脂をショットブラストにより除去する
に際して、R0.2より小さいアールではショットの作
用がこのアール部に及ばず、樹脂除去が不十分となると
いう理由にもとづくものである。
【0008】さらに、この発明の軽量ヨークにおいて、
これを構成する多孔質純鉄焼結体の空孔率を8〜20%
に限定したのは、その空孔率が8%未満では所望の軽量
化がはかれず、一方その空孔率が20%を越えると、強
度が低下するようになるという理由によるものである。
これを構成する多孔質純鉄焼結体の空孔率を8〜20%
に限定したのは、その空孔率が8%未満では所望の軽量
化がはかれず、一方その空孔率が20%を越えると、強
度が低下するようになるという理由によるものである。
【0009】
【実施例】つぎに、この発明の軽量ヨークを実施例によ
り具体的に説明する。原料粉末として、100メッシュ
以下の粒度を有する純鉄粉末を用い、これを4〜7ton/
cm2 の範囲内の所定の圧力で圧粉体にプレス成形し、こ
の圧粉体を、窒素雰囲気中、温度:1140℃に15分
間保持の条件で焼結して、いずれも空孔分布濃度が全体
に亘って同じであるが、それぞれ表1に示される異なっ
た空孔率の多孔質純鉄焼結素材を形成し、これにバレル
研磨を施した後、矯正金型を用いてコイニングを施し
て、いずれも中央部から両側端面部に向って空孔分布濃
度が減少し、かつそれぞれ表1に示される異った空孔率
の多孔質純鉄焼結体を形成し、コイニング時に付着した
油を除去した後、前記多孔質純鉄焼結体の空孔に、通常
の条件でアクリル系樹脂を含浸して、これを封孔し、つ
いでこれにショットブラスト処理を施して表面付着樹脂
を除去し、所定の機械加工を施し、引続いてこれの表面
に通常の条件で厚さ:14μmの無電解Niメッキ層を
形成することにより、いずれも図1に示される形状を有
し、突出部の付け根部のアールが、r1 :R0.2、r
2 :R0.2、r3:R0.6にして、t1 :3.7m
m、t2 :26.5mm、さらに一軸方向に直角な断面寸
法で最大幅寸法:83.4mm×最大高さ寸法:26.5
mmの寸法を有する本発明軽量ヨーク1〜4をそれぞれ製
造した。
り具体的に説明する。原料粉末として、100メッシュ
以下の粒度を有する純鉄粉末を用い、これを4〜7ton/
cm2 の範囲内の所定の圧力で圧粉体にプレス成形し、こ
の圧粉体を、窒素雰囲気中、温度:1140℃に15分
間保持の条件で焼結して、いずれも空孔分布濃度が全体
に亘って同じであるが、それぞれ表1に示される異なっ
た空孔率の多孔質純鉄焼結素材を形成し、これにバレル
研磨を施した後、矯正金型を用いてコイニングを施し
て、いずれも中央部から両側端面部に向って空孔分布濃
度が減少し、かつそれぞれ表1に示される異った空孔率
の多孔質純鉄焼結体を形成し、コイニング時に付着した
油を除去した後、前記多孔質純鉄焼結体の空孔に、通常
の条件でアクリル系樹脂を含浸して、これを封孔し、つ
いでこれにショットブラスト処理を施して表面付着樹脂
を除去し、所定の機械加工を施し、引続いてこれの表面
に通常の条件で厚さ:14μmの無電解Niメッキ層を
形成することにより、いずれも図1に示される形状を有
し、突出部の付け根部のアールが、r1 :R0.2、r
2 :R0.2、r3:R0.6にして、t1 :3.7m
m、t2 :26.5mm、さらに一軸方向に直角な断面寸
法で最大幅寸法:83.4mm×最大高さ寸法:26.5
mmの寸法を有する本発明軽量ヨーク1〜4をそれぞれ製
造した。
【0010】
【表1】
【0011】つぎに、この結果得られた本発明軽量ヨー
ク1〜4の最大透磁率を測定し、表1に示すと共に、重
量を測定し、重量測定結果は同じ形状および寸法を有す
る従来溶解純鉄製ヨークの重量を基準(100%)と
し、これに対する割合で表1に示した。
ク1〜4の最大透磁率を測定し、表1に示すと共に、重
量を測定し、重量測定結果は同じ形状および寸法を有す
る従来溶解純鉄製ヨークの重量を基準(100%)と
し、これに対する割合で表1に示した。
【0012】
【発明の効果】表1に示される結果から、本発明軽量ヨ
ーク1〜4は、いずれも従来溶解純鉄製ヨークに比して
一段と軽量であり、かつヨークに要求される性能(最大
透磁率)を具備することが明らかである。
ーク1〜4は、いずれも従来溶解純鉄製ヨークに比して
一段と軽量であり、かつヨークに要求される性能(最大
透磁率)を具備することが明らかである。
【0013】上述のように、この発明の軽量ヨークは、
ヨークとしての機能を十分に発揮した上で、軽量であ
り、したがってこれを用いれば各種の電子電気機器の軽
量化に寄与することができるなど工業上有用な特性を有
するのである。
ヨークとしての機能を十分に発揮した上で、軽量であ
り、したがってこれを用いれば各種の電子電気機器の軽
量化に寄与することができるなど工業上有用な特性を有
するのである。
【0014】
【図1】ヨークの概略斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 一軸方向に直角な断面形状が同一な形
状、8〜20%の空孔率、および中央部から両側端面部
に向って減少する空孔分布濃度を有する多孔質純鉄焼結
体の空孔が、樹脂含浸により封孔されてなる基体の表面
に、無電解Niメッキ層を形成した構造を有することを
特徴とする軽量ヨーク。 - 【請求項2】 突出部の付け根部がR0.2以上のアー
ルを有する上記請求項1記載の軽量ヨーク。 - 【請求項3】 磁気ディスク装置のVCMヨークを構成
する上記請求項1または2記載の軽量ヨーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29649991A JPH05111200A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 軽量ヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29649991A JPH05111200A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 軽量ヨーク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111200A true JPH05111200A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17834347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29649991A Withdrawn JPH05111200A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 軽量ヨーク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05111200A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001210511A (ja) * | 2000-01-26 | 2001-08-03 | Nippon Funmatsu Gokin Kk | 磁気回路ヨーク |
| JP2011036007A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Hitachi Ltd | 圧粉磁心成形体、およびその成形体を備えた回転電機 |
| JP2012245097A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Toshiba Corp | 洗濯機 |
-
1991
- 1991-10-16 JP JP29649991A patent/JPH05111200A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001210511A (ja) * | 2000-01-26 | 2001-08-03 | Nippon Funmatsu Gokin Kk | 磁気回路ヨーク |
| JP2011036007A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Hitachi Ltd | 圧粉磁心成形体、およびその成形体を備えた回転電機 |
| JP2012245097A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Toshiba Corp | 洗濯機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |