JPH05117736A - 鋼滓の処理方法及び鋼滓の処理設備 - Google Patents

鋼滓の処理方法及び鋼滓の処理設備

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JPH05117736A
JPH05117736A JP30966891A JP30966891A JPH05117736A JP H05117736 A JPH05117736 A JP H05117736A JP 30966891 A JP30966891 A JP 30966891A JP 30966891 A JP30966891 A JP 30966891A JP H05117736 A JPH05117736 A JP H05117736A
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steel slag
grizzly
steel
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昭宏 松本
Yoshimi Watanabe
好美 渡辺
Michio Shigeki
美智雄 繁木
Hirotsuyo Murakami
寛剛 村上
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Nippon Steel Corp
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Hamada Heavy Industries Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋼滓を一括して連続的に処理すると共に、少
ない作業員で安全に公害もなく迅速に行えるという鋼滓
の処理方法及び鋼滓の処理設備を提供する。 【構成】 鋼滓の処理方法は、一部の転炉スラグは、所
定の転炉スラグ凝固場16に投入し、移動式鋼滓処理装
置17、防塵冷却装置19等により破砕、切断や冷却が
なされ、排滓容器28に付着した転炉スラグは、付着滓
排出機構22を用いて反転グリズリー21中に投入さ
れ、その後大塊圧壊機構22により圧壊されて処理され
る。溶鋼スラグ及び溶銑予備処理スラグは、防塵冷却装
置19を経由または経由せずに反転グリズリー21に投
入されて前記と同様の処理がなされる。鋼滓の処理設備
は、前記処理を行うために、振動型シュート14、付着
滓排出装置22、移動式鋼滓処理装置17、反転グリズ
リー21、大塊圧壊機構22、防塵冷却装置19、搬送
用コンベア61等を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属を精錬する過
程において発生する地金及びスラグを含む鋼滓の処理方
法及び鋼滓の処理設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の溶融金属を精錬する過程において
発生する地金及びスラグを含む鋼滓(以下鋼滓と略す)
の処理方法では、多種多様の形状をし、その性状も溶
融、半溶融、凝固状態となっている鋼滓のスラグ分、地
金分を排滓時には、これらの分離を行わず、畠上に展開
放流し、暖冷却後に分離、荒割りして処理していた。し
かしながら前記従来の処理方法では 作業経路が長くな
ると共に畠上にて凝固化した鋼滓が地面に大きく食い込
み、しかもその展開厚さも一様にはならず冷却凝固後の
剥離除去作業が困難であった。その剥離除去作業に多種
重機、多数要員を必要とし放流展開処理するための作業
経路の確保も余儀なくされている。加えて、作業中には
多大の粉塵が発生し、公害問題をもたらしていた。ま
た、鋼滓の処理方法として提案されたものとして特開昭
50−154104号公報或いは特開昭52−1368
98号公報に開示された処理方式がある。該処理方式
は、精錬工程から排出される溶融状態の溶融滓をパレッ
ト上に全域にわたり展開状に排出後、散水による強制冷
却を施す方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記処
理方式では精錬工程で排出される溶融状態の溶融滓中に
は、通常10%程度の溶融地金を含んでおり、溶融地金
も同時に展開状に排出される。従って、散水後冷却水ピ
ット投入による強制冷却方式をとると、展開状の凝固地
金の搬出や、ピット内水蒸気爆発等の危険性があるとい
う問題点があり、係る危険を避ける為には、比重の大き
な溶融地金は排滓鍋内に残し、冷却凝固後別処理形態を
とるという多大な労力を必要とするという処理作業面に
多くの問題点があった。本発明はこのような事情に鑑み
てなされたもので、鋼滓の処理初期の段階で鋼滓中の地
金、スラグの分離及び荒割りの事前処理を行い、溶融地
金を排滓鍋中に残して別処理を行うことなく、溶融地金
を含む溶融滓もすべて排出し、一括して連続的に処理す
ることが可能であると共に、少ない作業員で安全且つ公
害もなく迅速に行える鋼滓の処理方法及び鋼滓の処理設
備を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の鋼滓の処理方法は、溶融金属を精錬する過程にお
いて発生する地金及びスラグを含む鋼滓を鍋より排出し
て各種排滓容器に入れ分別排滓場に搬出して処理する鋼
滓の処理方法であって、前記排滓容器中の鋼滓の転炉ス
ラグの中、溶融状態、半溶融状態のスラグ、地金は振動
型シュートの振動及び傾斜により所要の剥離性を持った
転炉スラグ凝固場に投入し、該転炉スラグ凝固場におい
てピット或いはヤード内に展開して凝固、半溶融及び溶
融状態の地金混じりのスラグを反転または攪拌混合させ
る耕耘装置と地金混じりのスラグ凝固時に時として発生
する大塊スラグまたは大地金を掴むログ装置と前記大塊
スラグ及び大地金を切断する切断装置を有した移動式鋼
滓処理装置を用いて高温状態の鋼滓を略300〜略50
0mm以下に破砕し、前記破砕と共に破砕後の鋼滓を運
搬しながら攪拌冷却することにより、ピット或いはヤー
ド内の鋼滓を略800℃まで冷却し、その後、防塵冷却
設備を経由して数分間ミスト状噴霧水によって気水冷却
を行い、800℃以下として、その後、反転グリズリー
を経て二次冷却装置に搬送し、
【0005】前記転炉スラグの中、前記排滓容器内に付
着した大きな残滓は架台に備えた付着滓排出機構を用い
てまたは振動型シュートの振動及び傾斜により反転グリ
ズリー中に投入することにより大塊圧壊機構にて圧壊さ
れ、鋼滓中の大地金は反転グリズリー上に残り、該反転
グリズリーの反転動作によりトレーラー輸送可能な大地
金搬送設備にて搬出せしめ、反転グリズリーを通過した
略300mm以下の塊滓は一部は敷滓投入設備へ、他は
二次冷却装置へ搬送し、溶鋼スラグまたは溶銑予備処理
スラグについては鋼滓を収容した排滓容器中にて凝固、
冷却を実施し、800℃以下とするために搬送コンベア
にて転倒装置まで搬送し、その過程にて防塵冷却設備を
経由または経由せずに反転グリズリー中に投入し、該投
入された鋼滓は、大塊圧壊機構にて圧壊され鋼滓中の大
地金は反転グリズリー上に残り、該反転グリズリーの反
転動作によりトレーラー輸送可能な大地金搬送設備にて
搬出せしめ、また反転グリズリーを通過した300mm
以下の塊滓の一部は敷滓投入設備へ、他は二次冷却装置
へ搬送する。
【0006】そして、請求項2記載の鋼滓の処理設備
は、溶融金属を精錬する過程において発生する地金及び
スラグを含む鋼滓を排滓容器より排出し搬送する鋼滓の
処理設備において、転炉スラグの処理については、排滓
容器の鋼滓を受ける傾斜を有した振動型シュートと、前
記排滓容器内に付着した大きな残滓を排出する架台に備
えた付着滓排出機構と、前記振動型シュートを落下通過
した鋼滓を搬送する凝固、半溶融及び溶融状態の地金混
じりのスラグを反転または攪拌混合させる耕耘装置と地
金混じりのスラグ凝固時に時として発生する大塊スラグ
または大地金を掴むログ装置と前記大塊スラグ及び大地
金を切断する切断装置を有する移動式鋼滓処理装置と、
排滓容器に付着した鋼滓を収容する反転グリズリーと、
該反転グリズリー内で鋼滓を加圧破砕する大塊圧壊機構
と、前記反転グリズリー内で圧壊された地金を搬出する
大地金搬送設備と、排滓容器内の付着滓を排出する付着
滓排出機構と、冷却ピット中の鋼滓を制御された空気、
気水で冷却凝固せしめる防塵冷却設備とを備え、溶鋼ス
ラグおよび溶銑予備処理スラグの処理については、前記
排滓容器の鋼滓を受ける反転グリズリーと、該反転グリ
ズリー内で鋼滓を加圧破砕する大塊圧壊機構と、前記反
転グリズリー内で圧壊された地金を搬出する大地金搬出
設備と、排滓容器内の付着滓を排出する付着滓排出機構
と、排滓容器を所要の搬送速度で搬送するコンベアと、
排滓容器中の鋼滓を制御された空気、気水で冷却凝固せ
しめる防塵冷却設備とを有して構成されている。
【0007】
【作用】請求項1記載の鋼滓の処理方法においては、鋼
滓を収容した各種排滓容器は分別排滓場に搬送され、転
炉スラグについては、該転炉スラグの中、溶融状態、半
溶融状態のスラグ、地金は傾斜した振動型シュートに投
入され、該振動型シュートの振動及び傾斜により所要の
剥離性を持った転炉スラグ凝固場に投入する。該転炉ス
ラグ凝固場では、ピット或いはヤード内に展開して凝
固、半溶融及び溶融状態の地金混じりのスラグを移動式
鋼滓処理装置の耕耘装置を用いて前記転炉スラグを反転
または攪拌混合して略800℃まで冷却する。また、前
記転炉スラグの反転等の作業と共に、地金混じりのスラ
グ凝固時に時として発生する大塊スラグまたは大地金に
ついては前記移動式鋼滓処理装置のログ装置を用いて掴
み、あるいは落下させて破砕し、また、移動式鋼滓処理
装置の切断装置を用いて転炉スラグを略300mm〜略
500mm以下に破砕または切断する。そして、前記切
断、破砕されたスラグ、地金は、移動式鋼滓処理装置に
より、攪拌冷却されつつ防塵冷却設備に運搬される。該
防塵冷却設備に搬入されたスラグや地金は数分間ミスト
状噴霧水によって気水冷却が行われ、確実に800℃以
下に冷却され、反転グリズリーを経て二次冷却装置に搬
送される。一方、前記転炉スラグの中、排滓容器内に付
着した大きな残滓は架台に備えた付着滓排出機構によっ
て排出され、振動型シュートの振動及び傾斜により反転
グリズリー中に投入される。該反転グリズリー中に投入
された残滓は大塊圧壊機構にて圧壊され鋼滓中の大地金
は反転グリズリー上に残る。そして、該反転グリズリー
の反転動作により大地金搬送設備に投入され、該大地金
はトレーラーによって搬出される。また、反転グリズリ
ーを通過した略300mm以下の塊滓は一部は敷滓投入
設備へ、他は二次冷却装置へ搬送されて略200℃以下
に冷却される。溶鋼スラグまたは溶銑予備処理スラグに
ついては鋼滓を収容した排滓容器中にて凝固、冷却が実
施され、800℃以下とするために搬送コンベアにて転
倒装置まで搬送し、その過程にて防塵冷却設備を経由ま
たは経由せずに反転グリズリー中に投入し、該投入され
た鋼滓は、大塊圧壊機構にて圧壊され、鋼滓中の大地金
は反転グリズリー上に残り、該反転グリズリーの反転動
作により大地金搬送設備にてトレーラーにより搬出され
る。また、反転グリズリーを通過した300mm以下の
塊滓の一部は敷滓投入設備へ、他は二次冷却装置へ搬送
されて、略200℃に冷却された後、加工プラントへ搬
送される。
【0008】請求項2記載の鋼滓の処理設備において
は、分別排滓場に搬送される鋼滓の中、転炉スラグにつ
いては、その中、溶融状態、半溶融状態のスラグ、地金
は、排滓容器を転倒して、振動型シュートに落下させ、
その傾斜、振動により転炉スラグ凝固場に放流され、ピ
ット或いはヤード内に展開して、移動式鋼滓処理装置の
耕耘装置を用いて前記転炉スラグを反転または攪拌混合
して略800℃まで冷却する。また、前記転炉スラグの
反転等の作業と共に、地金混じりのスラグ凝固時に時と
して発生する大塊スラグまたは大地金については前記移
動式鋼滓処理装置のログ装置を用いて掴み、落下させて
破砕し、また、切断装置を用いて略300mm〜略50
0mm以下に破砕または切断する。そして、前記切断、
破砕されたスラグ、地金は、移動式鋼滓処理装置により
防塵冷却設備に送られる。該防塵冷却設備において、ス
ラグ、地金は、数分間ミスト状噴霧水によって気水冷却
が行われ、確実に800℃以下に冷却されて凝固する。
その後、必要に応じて更に処理あるいは強制冷却が施さ
れる。一方、転炉スラグの排滓容器に付着した大きな残
滓は、架台に取付けられた付着滓排出機構によって排出
され、または振動型シュートの振動、傾斜により反転グ
リズリー中に投入することにより大塊圧壊機構にて圧壊
され鋼滓中の大地金は反転グリズリー上に残る。そし
て、該反転グリズリーの反転動作により大地金搬送設備
に投入される。そして、該大地金はトレーラーによって
搬出する。他方、反転グリズリーを通過した略300m
m以下の塊滓は必要に応じて所望の処理や冷却が施され
る。溶鋼スラグまたは溶銑予備処理スラグについては鋼
滓を収容した排滓容器中にて凝固、冷却が実施され、搬
送の過程にて防塵冷却設備を経由または経由せずに80
0℃以下にして反転グリズリー中に投入する。該投入さ
れた鋼滓は、大塊圧壊機構にて圧壊され、鋼滓中の大地
金は反転グリズリー上に残り、該反転グリズリーの反転
動作によりトレーラー輸送可能な大地金搬送設備に収納
し、搬出せしめ、また、反転グリズリーを通過した30
0mm以下の塊滓は前記と同様に必要に応じて所望の処
理や冷却が施される。
【0009】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る鋼滓の処理
設備を用いた鋼滓処理場の斜視図、図2は振動型シュー
トを示す側面図、図3は同正面図、図4は転炉スラグ冷
却ピットの移動式鋼滓処理装置を示す側面図、図5は同
平面図、図6は溶鋼スラグの排出設備を示す斜視図、図
7は溶銑予備処理スラグの排出設備を示す斜視図、図8
は防塵冷却設備の断面図、図9は同断面図、図10は冷
却パターンを示す説明図である。前記本発明の一実施例
に係る鋼滓の処理設備10は、図1に示すように転炉ス
ラグの排出設備11と、溶鋼スラグの排出設備12と、
溶銑予備処理スラグの排出設備13とを有して構成され
ている。以下これらについて詳しく説明する。図1に示
すように、鋼滓処理場に搬入されるスラグは、すべて所
要の運搬車にてそれぞれの処理設備11、12、13に
搬送される。まず、転炉スラグの排出設備11は、第1
の振動型シュート14及び前記第1の振動型シュート1
4と同一構成の第2の振動型シュート15を並設する。
【0010】前記第1の振動型シュート14の下方には
転炉スラグ凝固場16が設置され、該転炉スラグ凝固場
16には、走行自在に配置された移動式鋼滓処理装置1
7と、冷却ピット18が設けられ、前記転炉スラグ凝固
場16の中央部には防塵冷却設備19が設けられ、前記
転炉スラグ凝固場16の終端には転炉スラグピット内の
スラグ排出装置20が備えられている。そして、前記ス
ラグ排出装置20の下方には反転グリズリー21と、該
反転グリズリー21の下部には塊滓搬送設備24aが設
けられ、該反転グリズリー21に隣接して付着滓排出機
構及び大塊圧壊機構が設けられた圧壊排出装置22、大
地金搬送設備23が配置され、前記圧壊排出装置22の
後方には二次冷却装置24が設けられている。また、前
記第2の振動型シュート15の下方には反転グリズリー
21が設けられ、該反転グリズリー21に隣接して塊滓
搬送設備24a、大地金搬送設備23が設けられると共
に並設して圧壊排出装置22が備えられる。前記反転グ
リズリー21の下部には敷滓搬送設備25の一端が設け
られ、該敷滓搬送設備25の他端は敷滓投入設備26の
上方に設けられている。尚、27は表皮破孔機、28は
転炉鋼滓鍋である。以上のように構成された転炉スラグ
の排出設備11における転炉スラグの処理過程につい
て、転炉スラグの中、半溶融状態及び溶融状態のスラ
グ、地金の場合と排滓容器内に付着した残滓の場合に分
けてそれぞれ、その処理過程ついて図1〜図10を用い
て説明する。
【0011】まず、半溶融状態及び溶融状態のスラグ、
地金の転炉スラグについては、図1に示すように排滓容
器の一である転炉鋼滓鍋28に満たされて転炉スラグの
排出設備11に搬入される。そして、転炉鋼滓鍋28上
方に設けた表皮破孔機27を用いて凝固または凝固過程
にある鋼滓の表面に孔が空けられて内部の半溶融状態、
溶融状態のスラグ、地金が流出可能な状態にされる。そ
の後、前記転炉鋼滓鍋28を転倒して図2及び図3に示
す第1の振動型シュート14上に鋼滓が排出される。そ
して、該第1の振動型シュート14は軌条マウント29
と、該軌条マウント29の上部に設けた傾斜角可変振動
架台30と、該傾斜角可変振動架台30に設けられたバ
イブレータ31と、前記傾斜角可変振動架台30の側方
に立設した保護板32が備えられており、第1の振動型
シュート14上に落下する半溶融、溶融状態のスラグ、
地金を前記バイブレータ31の振動により付着を防ぎつ
つ、転落させて所要の剥離性を持った地面に鋼板を付設
した転炉スラグ凝固場16に投入する。尚、第1の振動
型シュート14の振動数、傾斜角度は、かかる鋼滓の性
状に応じて所要の値が選定されている。前記第1の振動
型シュート14を落下通過した鋼滓は移動式鋼滓処理装
置17によって処理される。
【0012】ここで、該移動式鋼滓処理装置18につい
て説明すると、図4及び図5に示すように鋼滓を反転ま
たは攪拌混合する左右及び上下動自在な耕耘装置33
と、鋼滓を掴む上下動自在なログ装置34と、鋼滓を切
断する上下動自在な切断装置35と、前記耕耘装置3
3、ログ装置34、切断装置35を回転可能に搭載して
走行する走行装置36を有する。前記耕耘装置33は、
走行装置36に設けられて凝固、半溶融及び溶融状態の
地金まじりのスラグを反転または攪拌混合させるもので
あって、耕耘アーム37と、該耕耘アーム37の先端に
取り付けられた耕耘リンク38と、該耕耘リンク38を
傾動させる第1のシリンダー39と、前記耕耘リンク3
8の先端部に回動可能に取り付けられ、先端にスキ状の
爪が取り付けられ、後部のブレード本体とは空間が設け
られて第1のシリンダー39によりアングリングする耕
耘板40を有する。また、前記耕耘板40は第2のシリ
ンダー41により傾動を行い、前記耕耘アーム37は第
3のシリンダー42によりリフティングを行う。前記ロ
グ装置34は地金まじりのスラグ凝固時に時として発生
する大塊スラグは大地金を掴むものであって、第1のシ
リンダー43によって走行装置36に傾動可能に取り付
けられたログアーム44と、該ログアーム44に連結さ
れた第2のシリンダー45と、前記ログアーム44の先
端部に第2のシリンダー45によって傾動可能に取り付
けられた下ログ46と、該下ログ46に回動自在に取り
付けられた上ログ47と、該上ログ47を駆動させる下
ログ46に取り付けられた第3のシリンダー48を有す
る。前記切断装置35は、スラグ内の凝固地金の切断、
破砕を行うものであって、前記ログアーム44に取り付
けられた下バサミ49と、該下バサミ49に回動自在に
取り付けられた上バサミ50と、該上バサミ50を駆動
させるシリンダー51とを有する。
【0013】そして、前記転炉スラグ凝固場16におい
て耕耘装置33を駆動させて冷却ピット18に展開され
た凝固、半溶融及び溶融状態の地金混じりのスラグを耕
耘板40に載置し、耕耘アーム37を傾動させ、或いは
第1のシリンダー39を駆動させて耕耘板27を左右の
回動方向に回動させて鋼滓を反転または攪拌混合して冷
却させる。次に、ログ装置34の第3のシリンダー48
を駆動して上ログ47を回動させ、地金混じりのスラグ
凝固時に時として発生する大塊スラグまたは大地金を掴
み、前記切断装置35のシリンダー51を作動して上バ
サミ50を回動して下バサミ49と共に大塊スラグ及び
大地金を切断して高温状態の鋼滓を略300〜略500
mm以下に破砕する。そして、図1にしめすように前記
破砕された鋼滓を耕耘装置33を用いて前記と同様に反
転、攪拌混合させて冷却ピット18の鋼滓を冷却し、そ
の後、移動式鋼滓処理装置17の走行装置36を駆動さ
せて連続的に防塵冷却設備19内に搬送して、更に鋼滓
の冷却を促す。ここで、前記防塵冷却設備19は図8及
び図9に示すように、前記冷却ピット18の一部を被う
防塵フード52と、該防塵フード52の上方に設けた集
塵ダクト53と、該集塵ダクト53の下方に設けたノズ
ルチップ54を有する。以上のような構成を有する防塵
冷却設備19内に搬入された鋼滓は、前記移動式鋼滓処
理装置17により反転、攪拌及び混合されて冷却される
と共に、放冷やブロアー等によるノズルチップ54から
の空気55を用いた冷却が約20分間程なされ、略80
0℃程度まで冷却されて鋼滓の表面を凝固させる。次
に、冷却ピット18内の図示しない鋼滓をノズルチップ
54から噴霧56させたミスト状噴霧を5分間程度浴さ
せて気水冷却を行う。この結果、鋼滓の温度は確実に8
00℃以下になり、水蒸気爆発の危険性が確実になくな
る。
【0014】該冷却された鋼滓は、図1に示すようにス
ラグ排出装置20に収納された後、反転グリズリー21
に投入される。そして、反転グリズリー21の圧壊排出
装置22の大塊圧壊機構によって圧壊され、下部に設置
された塊滓搬送設備24aを介して二次冷却装置24に
搬送される。該二次冷却装置24内においては前記圧壊
された鋼滓が散水及び空冷により略200℃まで冷却さ
れる。また、反転グリズリー21上に残り圧縮された地
金は反転グリズリー21の反転動作により大地金搬送設
備23に収納した後、大地金貯蔵設備57に搬送され
る。ここで、図10の冷却パターンを示す説明図を用い
て鋼滓の冷却過程を説明すると、攪拌耕耘冷却工程の2
0分間に鋼滓の中心温度は約1300℃から約800℃
まで急激に冷却され、次のミスト状噴霧水による気水冷
却工程の5分間によって確実に800℃以下まで冷却さ
れ、次の工程である散水による強制水冷の工程の約95
分間に約300℃まで冷却され、その後の空冷の工程の
20分間に約300℃から200℃まで冷却される。
【0015】次に、転炉鋼滓鍋28の排滓容器内に付着
した大きな半溶融、凝固状態の大塊状スラグ或いは大地
金を有する残滓の処理について説明すると、転炉鋼滓鍋
28中の付着した残滓は架台に備えた圧壊排出装置22
の付着滓排出機構により第2の振動型シュート15上に
排滓除去される。前記第2の振動型シュート15上の残
滓である鋼滓は前記第1の振動型シュート14の場合と
同様にその振動及び傾斜により反転グリズリー21中に
投入される。該反転グリズリー21中に投入された鋼滓
中の半溶融、凝固状態の大塊状スラグは、反転グリズリ
ー21の圧壊排出装置22の大塊圧壊機構にて圧壊さ
れ、反転グリズリー21を通過した略300mm以下の
鋼滓の一部は反転グリズリー21の下部に設置された敷
滓搬送設備25を経由して敷滓投入設備26中に排出さ
れ、他は塊滓搬送設備24aにより二次冷却装置24に
搬送される。また、前記反転グリズリー21上に残った
鋼滓中の半溶融、凝固状態の大地金は圧壊排出装置22
の大塊圧壊機構で圧縮され、該圧縮された地金は反転グ
リズリー21の反転動作によりトレーラー輸送可能な大
地金搬送設備23にて大地金貯蔵設備57に搬送され
る。前記大地金貯蔵設備57に搬入された地金は再度圧
縮して鉄源利用先への直接搬送される。
【0016】以上のように、鋼滓中から回収された大型
地金は、従来法では処理場外に搬出され、そこで分断を
行って鉄源として利用されているが、本実施例において
は、先の反転グリズリー21中に残り、圧縮された地金
は反転グリズリー21の反転動作によりトレーラー輸送
可能な大地金搬送設備23にて搬出せしめ、大地金搬送
設備23において、再度圧縮せしめるため、従来法の様
な処理場外での大地金の分断を必要とせず、鉄源利用先
への直接搬送を可能にするものである。以下、溶鋼スラ
グ処理について図1及び図6を用いて説明する。まず、
前記溶鋼スラグの排出設備12は図1及び図6に示すよ
うに、冷却ピット18の下手には反転グリズリー21
と、該反転グリズリー21に隣接して備えられた圧壊排
出装置22の付着滓排出機構及び大塊圧壊機構、大地金
搬送設備23及び塊滓搬送設備24aと、反転グリズリ
ー21上方に回動する溶鋼スラグ収納容器転倒装置58
と、前記反転グリズリー21の下部に一端が設けられた
敷滓搬送設備59と、該敷滓搬送設備59の他端が上部
に設けられて冷却ピット18の上手に配設された敷滓投
入設備60を設ける。また、前記冷却ピット18の中央
には搬送用コンベア61が配設され、該搬送用コンベア
61を被う防塵冷却設備19を備える。更に、冷却ピッ
ト18上の所定部には排滓容器の一である溶鋼スラグ収
納容器62が複数配置されている。
【0017】以上のように構成される溶鋼スラグの排出
設備12における溶鋼スラグの処理について説明する。
まず、溶鋼スラグが収納された溶鋼スラグ収納容器62
が溶鋼スラグの排出設備12に搬入され、搬送用コンベ
ア61によって防塵冷却設備19に搬送される。そし
て、防塵冷却設備19中に搬入された溶鋼スラグ収納容
器62内の溶鋼スラグは溶鋼スラグ収納容器62内に
て、前記転炉スラグの場合と同様に(図8及び図9参
照)、気水冷却により凝固、冷却して、その後溶鋼スラ
グ収納容器転倒装置58に搬送される。該溶鋼スラグ収
納容器転倒装置58に設けられた溶鋼スラグ収納容器6
2は該溶鋼スラグ収納容器転倒装置58により反転さ
れ、内部の溶鋼スラグが反転グリズリー21に投入され
る。そして、投入された溶鋼スラグは転炉スラグの場合
と同様に圧壊排出装置22の付着滓排出機構及び大塊圧
壊機構により加圧破砕される。前記破砕された塊滓及び
地金の一部は敷滓搬送設備59を介して敷滓投入設備6
0に排出され、他は300mm以下の塊滓として塊滓搬
送設備24aにより二次冷却装置24へ搬送される。ま
た、反転グリズリー21上に残って圧縮された地金は反
転動作により大地金搬送設備23に収納され、大地金貯
蔵設備57に搬送される。大地金貯蔵設備57において
は、前記地金を転炉スラグの場合と同様に再度圧縮せし
めるため、処理場外での大地金の分断を必要とせず、鉄
源利用先への直接搬送を可能ならしめるものである。
【0018】以下溶銑予備スラグの処理について図1及
び図7を用いて説明する。まず、溶銑予備処理スラグの
排出設備13は図1及び図7に示すように冷却ピット1
8を備え、該冷却ピット18の下手には反転グリズリー
21と、該反転グリズリー21から所定の距離をおいて
配設された圧壊排出装置22と、隣接して設けられた溶
銑予備処理スラグ収納容器転倒装置63と、二次冷却装
置24に通じる塊滓搬送設備24aを備える。また、前
記冷却ピット18の中央には搬送用コンベア61が配設
され、該搬送用コンベア61及び冷却ピット18の一部
を被う防塵冷却設備19を備える。更に、冷却ピット1
8上の所定部には排滓容器の一である溶銑予備処理スラ
グ収納容器64が複数配置されている。以上のように構
成される溶銑予備処理スラグの排出設備13における溶
銑予備処理スラグの処理について説明する。まず、溶銑
予備処理スラグが収納された溶銑予備処理スラグ収納容
器64が溶銑予備処理スラグの排出設備13に搬入さ
れ、搬送用コンベア61によって防塵冷却設備19に搬
送される。そして、防塵冷却設備19中に搬入された溶
銑予備処理スラグ収納容器64内の溶銑予備処理スラグ
は前記溶銑予備処理スラグ収納容器64内にて、前記転
炉スラグの場合と同様に(図8及び図9参照)、気水冷
却により凝固、冷却して、その後溶銑予備処理スラグ収
納容器転倒装置63に搬送される。該溶銑予備処理スラ
グ収納容器転倒装置63に設置された溶銑予備処理スラ
グ収納容器64は該溶銑予備処理スラグ収納容器転倒装
置63の反転により内部の溶銑予備処理スラグが反転グ
リズリー21に投入される。そして、投入された溶銑予
備処理スラグは転炉スラグの場合と同様に圧壊排出装置
22の付着滓排出機構及び大塊圧壊機構により加圧破砕
される。
【0019】更に、加圧破砕された溶銑予備処理スラグ
の内略300mm以下の塊滓は塊滓搬送設備24aによ
って二次冷却装置24へ搬送され、略300mm以上の
反転グリズリー21上に残った圧縮された地金は反転グ
リズリー21の反転動作により図1に示す溶鋼スラグに
用いたものと同様の大地金搬送設備23によって搬出
し、大地金貯蔵設備57へ搬送する。また前記二次冷却
装置24に搬送された300mm以下の塊滓は略90〜
100分間程の散水による強制冷却が行われる。尚、こ
の段階においては、スラグの冷却速度が製品品質に与え
る影響が大きい為、良好な品質が確保できる範囲内の冷
却を行う。また、この冷却速度は、速い方が設備の経済
的に有利であるが、品質的な問題もあり、経済性を考慮
した範囲での冷却を行う。更に、その強制水冷の後、鋼
滓が溶融状態から凝固した鋼滓を最終成分とするための
細破砕、篩分けの前の段階として、ブロアー等にて20
分間程空冷、乾燥を行う。そして、この段階にてスラグ
温度を200℃まで冷却し、後工程にて細破砕、篩分け
を行う。最後に、二次冷却装置24を通過した転炉スラ
グ、溶鋼スラグ及び溶銑予備処理スラグのそれぞれの鋼
滓は図1に示すようにグリズリー65に投入され、一部
は積付出荷設備66に搬送され、他は一次磁選装置67
に搬送される。該一次磁選装置67では鋼滓中より磁着
物としての地金が選別され、前記大地金貯蔵設備57に
搬送される。また、一次磁選装置67において地金が選
別された残りの鋼滓は一次粗破砕装置68に搬送して破
砕される。更に、前記破砕された鋼滓はグリズリー65
に搬送され、前記工程が繰り返される。
【0020】
【発明の効果】請求項1及び2記載の鋼滓の処理方法及
び鋼滓の処理設備においては、鋼滓の排滓時の段階で、
地金、スラグの分離及び荒割りの事前処理を分別して連
続的に行うことが可能であり、従来法と比べて作業効率
が良く、多種重機、多数要員を必要としない一括集中管
制が可能であり、多大の省力化ができると共に作業経路
のコンパクト化も可能である。また、鋼滓の重機処理が
簡素化されるため、粉塵は極減し公害も生じず作業環境
は安全で良好なものとなる。更に、溶融地金を含むすべ
ての鋼滓の処理ができるため、分別処理加工が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る鋼滓の処理設備を用い
た鋼滓処理場の斜視図である。
【図2】振動型シュートを示す側面図である。
【図3】同正面図である。
【図4】転炉スラグ冷却ピットの移動式鋼滓処理装置を
示す側面図である。
【図5】同平面図である。
【図6】溶鋼スラグの排出設備を示す斜視図である。
【図7】溶銑予備処理スラグの排出設備を示す斜視図で
ある。
【図8】防塵冷却設備の断面図である。
【図9】同断面図である。
【図10】冷却パターンを示す説明図である。
【符号の説明】
10 鋼滓の処理設備 11 転炉スラグの排出設備 12 溶鋼スラグの排出設備 13 溶銑予備処理スラグの排出設備 14 第1の振動型シュート 15 第2の振動型シュート 16 転炉スラグ凝固場 17 移動式鋼滓処理装置 18 冷却ピット 19 防塵冷却設備 20 スラグ排出装置 21 反転グリズリー 22 圧壊排出装置 23 大地金搬送設備 24 二次冷却装置 24a 塊滓搬送設備 25 敷滓搬送設備 26 敷滓投入設備 27 表皮破孔機 28 転炉鋼滓鍋 29 軌条マウント 30 傾斜角可変振動架台 31 バイブレータ 32 保護板 33 耕耘装置 34 ログ装置 35 切断装置 36 走行装置 37 耕耘アーム 38 耕耘リンク 39 第1のシリンダー 40 耕耘板 41 第2のシリンダー 42 第3のシリンダー 43 第1のシリンダー 44 ログアーム 45 第2のシリンダー 46 下ログ 47 上ログ 48 第3のシリンダー 49 下バサミ 50 上バサミ 51 シリンダー 52 防塵フード 53 集塵ダクト 54 ノズルチップ 55 空気 56 噴霧 57 大地金貯蔵設備 58 溶鋼スラグ収納容器転倒装置 59 敷滓搬送設備 60 敷滓投入設備 61 搬送用コンベア 62 溶鋼スラグ収納容器 63 溶銑予備処理スラグ収納容器転倒装置 64 溶銑予備処理スラグ収納容器 65 グリズリー 66 積付出荷設備 67 一次磁選装置 68 一次粗破砕装置
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 好美 千葉県君津市坂田370番地 濱田重工株式 会社君津支店内 (72)発明者 繁木 美智雄 千葉県君津市坂田370番地 濱田重工株式 会社君津支店内 (72)発明者 村上 寛剛 千葉県君津市坂田370番地 濱田重工株式 会社君津支店内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融金属を精錬する過程において発生す
    る地金及びスラグを含む鋼滓を鍋より排出して各種排滓
    容器に入れ分別排滓場に搬出して処理する鋼滓の処理方
    法であって、 前記排滓容器中の鋼滓の転炉スラグの中、溶融状態、半
    溶融状態のスラグ、地金は振動型シュートの振動及び傾
    斜により所要の剥離性を持った転炉スラグ凝固場に投入
    し、該転炉スラグ凝固場においてピット或いはヤード内
    に展開して凝固、半溶融及び溶融状態の地金混じりのス
    ラグを反転または攪拌混合させる耕耘装置と地金混じり
    のスラグ凝固時に時として発生する大塊スラグまたは大
    地金を掴むログ装置と前記大塊スラグ及び大地金を切断
    する切断装置を有した移動式鋼滓処理装置を用いて高温
    状態の鋼滓を略300〜略500mm以下に破砕し、前
    記破砕と共に破砕後の鋼滓を運搬しながら攪拌冷却する
    ことにより、ピット或いはヤード内の鋼滓を略800℃
    まで冷却し、その後、防塵冷却設備を経由して数分間ミ
    スト状噴霧水によって気水冷却を行い、800℃以下と
    して、その後、反転グリズリーを経て二次冷却装置に搬
    送し、 前記転炉スラグの中、前記排滓容器内に付着した大きな
    残滓は架台に備えた付着滓排出機構を用いてまたは振動
    型シュートの振動及び傾斜により反転グリズリー中に投
    入することにより大塊圧壊機構にて圧壊され、鋼滓中の
    大地金は反転グリズリー上に残り、該反転グリズリーの
    反転動作によりトレーラー輸送可能な大地金搬送設備に
    て搬出せしめ、反転グリズリーを通過した略300mm
    以下の塊滓は一部は敷滓投入設備へ、他は二次冷却装置
    へ搬送し、 溶鋼スラグまたは溶銑予備処理スラグについては鋼滓を
    収容した排滓容器中にて凝固、冷却を実施し、800℃
    以下とするために搬送コンベアにて転倒装置まで搬送
    し、その過程にて防塵冷却設備を経由または経由せずに
    反転グリズリー中に投入し、該投入された鋼滓は、大塊
    圧壊機構にて圧壊され鋼滓中の大地金は反転グリズリー
    上に残り、該反転グリズリーの反転動作によりトレーラ
    ー輸送可能な大地金搬送設備にて搬出せしめ、また反転
    グリズリーを通過した300mm以下の塊滓の一部は敷
    滓投入設備へ、他は二次冷却装置へ搬送することを特徴
    とする鋼滓の処理方法。
  2. 【請求項2】 溶融金属を精錬する過程において発生す
    る地金及びスラグを含む鋼滓を排滓容器より排出し搬送
    する鋼滓の処理設備において、 転炉スラグの処理については、排滓容器の鋼滓を受ける
    傾斜を有した振動型シュートと、前記排滓容器内に付着
    した大きな残滓を排出する架台に備えた付着滓排出機構
    と、前記振動型シュートを落下通過した鋼滓を搬送する
    凝固、半溶融及び溶融状態の地金混じりのスラグを反転
    または攪拌混合させる耕耘装置と地金混じりのスラグ凝
    固時に時として発生する大塊スラグまたは大地金を掴む
    ログ装置と前記大塊スラグ及び大地金を切断する切断装
    置を有する移動式鋼滓処理装置と、排滓容器に付着した
    鋼滓を収容する反転グリズリーと、該反転グリズリー内
    で鋼滓を加圧破砕する大塊圧壊機構と、前記反転グリズ
    リー内で圧壊された地金を搬出する大地金搬送設備と、
    排滓容器内の付着滓を排出する付着滓排出機構と、冷却
    ピット中の鋼滓を制御された空気、気水で冷却凝固せし
    める防塵冷却設備とを備え、 溶鋼スラグおよび溶銑予備処理スラグの処理について
    は、前記排滓容器の鋼滓を受ける反転グリズリーと、該
    反転グリズリー内で鋼滓を加圧破砕する大塊圧壊機構
    と、前記反転グリズリー内で圧壊された地金を搬出する
    大地金搬出設備と、排滓容器内の付着滓を排出する付着
    滓排出機構と、排滓容器を所要の搬送速度で搬送するコ
    ンベアと、排滓容器中の鋼滓を制御された空気、気水で
    冷却凝固せしめる防塵冷却設備とを備えたことを特徴と
    する鋼滓の処理設備。
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