JPH0512814U - ベルト張力調整装置 - Google Patents
ベルト張力調整装置Info
- Publication number
- JPH0512814U JPH0512814U JP6037091U JP6037091U JPH0512814U JP H0512814 U JPH0512814 U JP H0512814U JP 6037091 U JP6037091 U JP 6037091U JP 6037091 U JP6037091 U JP 6037091U JP H0512814 U JPH0512814 U JP H0512814U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- rod
- belt
- hydraulic oil
- liquid chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 27
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 abstract description 19
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 abstract description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910001234 light alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テンションプーリの振れを抑えるダンパに、
高い応答性と大きな支持剛性とを与える。 【構成】 ダンパーシリンダ6の内部に挿入したピスト
ン9に、プーリアーム1と当接するロッド7を遊離可能
に結合し、そのロッド7を、ピストン9と軸受18で支
持する。ピストン9の下側に弾性部材14を組込み、ピ
ストン9とロッド7に突出する方向のバネ力を与える。
また、プーリアーム1にベルト張力調整用バネを連結す
る。この構造では、ピストン9の全長を短縮でき、通路
15の長さが短くなるため、作動油の流動抵抗を小さく
できる。また、弾性部材14のバネ長を短くでき、液室
12における作動油体積を小さくできるので、作動油の
圧縮率を小さくできる。
高い応答性と大きな支持剛性とを与える。 【構成】 ダンパーシリンダ6の内部に挿入したピスト
ン9に、プーリアーム1と当接するロッド7を遊離可能
に結合し、そのロッド7を、ピストン9と軸受18で支
持する。ピストン9の下側に弾性部材14を組込み、ピ
ストン9とロッド7に突出する方向のバネ力を与える。
また、プーリアーム1にベルト張力調整用バネを連結す
る。この構造では、ピストン9の全長を短縮でき、通路
15の長さが短くなるため、作動油の流動抵抗を小さく
できる。また、弾性部材14のバネ長を短くでき、液室
12における作動油体積を小さくできるので、作動油の
圧縮率を小さくできる。
Description
【0001】
この考案は、エンジンのタイミングベルト等の張力調整に用いられるベルト張 力調整装置に関するものである。
【0002】
この種のベルト張力調整装置として、従来、実開昭63−18663号公報に より提案されたものが知られている。
【0003】 この装置は、図3に示すように揺動可能に設けたプーリアーム21に、ベルト Aに係合するテンションプーリ22を取付け、そのプーリアーム21にベルトを 付勢する張力調整用バネ23を連結すると共に、ダンパーシリンダ24から突出 するロッド25をプーリアーム21に当接させて、プーリアームに加わる振れを 抑制するようにしている。
【0004】 上記ダンパーシリンダ24の内部には、図4に示すように、ロッド25と一体 に結合するピストン26を揺動可能に挿入し、そのピストン26によって区分さ れる2つの液室27、28を連通する通路29を、ピストン26とロッド25の 内部に形成し、この通路29の出口に、通路29を連通遮断するチェックバルブ 30を設けている。
【0005】 また、シリンダ24の下部液室28に、コイルバネから成る弾性部材31を組 込み、ピストン26を上向きに付勢してロッド25にシリンダ外部へ突出させる バネ力を与えている。
【0006】 上記の構造では、ベルト張力が増し、ピストン26に作用する押圧力が大きく なると、チェックバルブ30が通路29を閉鎖する。このため、下部液室28の 作動油はピストン26とシリンダ24の間から上部液室27にリークし、緩衝作 用を発揮する。
【0007】 逆に、ピストン26に作用する押圧力が減少すると、弾性部材31のバネ力に よってピストン26がシリンダ24から突出する方向に移動する。このとき、下 部液室28が減圧されるため、チェックバルブ30が開放し、上部液室27の作 動油が通路29を通って下部液室28に移動する。
【0008】
上記の提案の装置では、プーリアーム21への押圧によってモーメントが加わ るロッド25の動きを、そのロッド25と一体のピストン26の外周面で支持す る構造をとっているため、必然的にピストン26の全長が長くなり、その内部の 通路29の長さも大きくなる。
【0009】 ところが、このような通路長の増大は、その内部を移動する作動油の流動抵抗 を増大させ、ダンパの応答性を低下させる不具合がある。
【0010】 このため、共振現象等によってベルトの振れが大きくなった場合、ロッド25 の動きがそれに追従できず、テンションプーリ22がゆるみ側に大きく変位する 問題があったが、これに対応するため、上記提案の装置では、プーリアーム21 にストッパ32を設けてロッド25の移動量を規制し、また、ストッパ32を設 けることによりロッドの初期状態のセットが困難になることに対して、シリンダ 24の取付け孔33を長孔形状として位置調整可能な構造とすることで、上記の 問題を解決している。
【0011】 しかし、このようなストッパ32や位置調整構造は、装置の構造を複雑化し、 製造コストを増大させると共に、装置の組付け時の作業性を悪くする欠点がある 。
【0012】 また、ピストン26の外周面だけでロッド25の動きを支持する構造では、十 分なロッドとピストンの支持剛性が得られないため、ピストン26とロッド25 を外向きに付勢する弾性部材31のバネ力を大きくして剛性を補う必要があり、 弾性部材31に全長の長いスプリングを用いてバネ力を増大させる方法がとられ る。しかし、この弾性部材31の長さの増大は、下部液室28の作動油体積を増 大させることになり、その液室28における作動油の圧縮率を増加させて、ダン パ性能を大きく低下させる欠点がある。
【0013】 そこで、この考案は、簡単な工夫を加えることによりロッドの支持剛性の増大 と作動油通路の短縮化を可能とし、構造の簡略化とダンパ特性の向上を実現でき るベルト張力調整装置を提供することを課題としている。
【0014】
上記の課題を解決するため、この考案は、上述したベルト張力調整装置におい て、ピストンとロッドを遊離可能とすると共に、そのロッドを、ピストンとその ピストンとは別体の軸受によってダンパーシリンダの内部に支持した構造とした ものである。
【0015】
上記の構造では、ロッドを、ピストンと軸受との複数箇所で受けることにより 、ロッドの支持剛性を大きくできるため、ピストンの全長を短くすることができ 、その内部の作動油通路の長さを短くできる。
【0016】 また、ロッドの支持剛性が上がることにより、弾性部材には、ピストンをロッ ドに押し付けて外向きに付勢するだけのバネ力があればよく、このため、弾性部 材に全長の短いバネを使用することができ、下側液室の作動油体積を小さくする ことができる。
【0017】
図1及び図2は、実施例のベルト張力調整装置を示している。 図1に示すように、プーリアーム1は、一方の端部に取付けた支点軸2を中心 として揺動可能に支持され、その中央部に、プーリ軸3を介してテンションプー リ4が取付けられている。また、プーリアーム1の中央部から張出した突出部1 aに、張力調整用バネ5が連結され、プーリアーム1の他方の端部に、ダンパー シリンダ6から突出したロッド7が当接している。
【0018】 上記の装置では、テンションプーリ4にベルトAを係合させると、張力調整用 バネ5がテンションプーリ4を付勢してベルトAに一定の張力を与え、また、ダ ンパーシリンダ6のロッド7の押圧によって、プーリアーム1をベルトAを緊張 させる方向に揺動させる。
【0019】 上記ダンパーシリンダ6は、アルミニウム合金等の軽合金で形成され、その内 部底面に、図2に示すように鉄製のスリーブ8が圧入されている。このスリーブ 8の内部には、鉄製のピストン9が、所要のリークすき間をもって摺動可能に挿 入され、このピストン9によりシリンダ6内部の液室10が上部液室11と下部 液室12に区分けされている。
【0020】 また、ピストン9上部の中央孔13には、ロッド7の下端部が遊離可能に嵌合 しており、一方、ピストン9の下面とスリーブ8底面の間には、コイルスプリン グから成る弾性部材14が組込まれている。この弾性部材14は、ピストン9を 上向きに付勢し、ピストン9とロッド7の間をすき間なく結合すると共に、ロッ ド7にシリンダ6外部へ突出する方向のバネ力を与えている。
【0021】 上記ピストン9とロッド7の内部には、上部液室11と下部液室12を連通す る通路15が形成され、その通路15の出口に、通路を開閉するチェックバルブ 16が設けられている。
【0022】 また、ロッド7の周面には段部17が形成され、その段部17から下側のロッ ド7の周面7aとシリンダ6の内周面6aとの間にリング状の軸受18が摺動可 能に挿入されており、この軸受18は段部17によって抜け止めされている。
【0023】 なお、図2において19はバルブリテーナ、20はオイルシールである。
【0024】 上記の構造では、ロッド7をピストン9と軸受18の2箇所で支持するため、 ロッド7に加わるモーメントを長いスパンで受け止めることができ、ロッドの支 持剛性を大きくすることができる。したがって、ピストン9の長さを、図4に示 す従来構造に比べて大幅に短縮することができ、その内部の作動油通路15を短 くできる。このため、作動油の流動抵抗が小さくなり、ダンパの応答性を高める ことができる。
【0025】 また、弾性部材14は、ピストン9とロッド7をすき間なく結合させ、その両 者を外向きに付勢するだけのバネ力を備えればよく、ロッドの支持剛性を補充す るだけの大きなバネ力を備える必要がないため、全長の短いスプリングを使用す ることができる。したがって、下部液室12の作動油体積を小さくでき、液室1 2における作動油の圧縮率を小さくできるため、押込まれるピストン9に対する 作動油の支持力を大きくすることができる。
【0026】 このように、ダンパの応答性が大きく向上し、ロッド及びピストンに対する支 持剛性を大きくできるので、共振現象等によってベルトの振れが大きくなった場 合でも、ロッド7がテンションプーリ4の動きに正確に追従して作動する。また 、テンションプーリ4がゆるみ側に大きく変位した場合には、それを受け止めて 変位を確実に防止することができる。
【0027】 このため、プーリアーム1やシリンダ6に従来構造のようなストッパを設ける 必要がなく、加えて、シリンダ6の取付けをストッパに対して位置調整する必要 がなくなり、構造の簡略化と作業性の向上を図ることができる。
【0028】 上記の構造で成るベルト張力調整装置においては、ベルトAの張力が増大する と、プーリアーム1が揺動し、ロッド7に作用する押圧力が増大する。これによ りピストン9が押込まれると、下部液室12の作動油がピストン9とスリーブ8 の間のすき間からリークして上部液室11に移動し、ピストン9の動きを緩衝す る。このため、プーリアーム1はゆっくりと揺動し、ベルトAの張力を一定に保 持する。
【0029】 一方、ベルトAの張力が減少すると、ロッド7が弾性部材14のバネ力によっ て外側に突出し、プーリアーム1を上記とは逆方向に揺動させる。この動きに追 従してロッド7とピストン9が上昇すると、下部液室12の圧力が減少され、チ ェックバルブ16が通路15を開放する。このため、上部液室11の作動油が通 路15を通って下部液室12に移動し、ロッド7が急速に突出して、プーリアー ム1とのすき間を埋める。
【0030】 なお、上記の実施例において、ロッド7を支持する軸受18は、2個以上設け るようにしてもよい。
【0031】 また、弾性部材14は、図示のようなコイルスプリング以外に、皿バネやその 他の弾性部品を用いることができる。
【0032】 さらに、ダンパーシリンダ6内部にスリーブ8を設けたが、スリーブを設けず 、シリンダ内径にピストンを直接挿入する構造とすることもできる。
【0033】
以上のように、この考案は、ロッドの支持をピストンと軸受で分担させて支持 剛性を上げたので、ピストン長の短縮化による作動油の流動抵抗の減少と、弾性 部材の小型化による作動油の圧縮率の減少を図ることができ、ダンパに高い応答 性と、ロッド及びピストンに対する大きな支持剛性を与えることができる。
【0034】 このため、ベルトの激しい振れに対してダンパの動きを確実に追従させること ができると共に、テンションプーリを大きく変位させない支持剛性をもたせるこ とができ、確実で安定したベルトの張力調整を行なうことができる。
【0035】 また、ストッパやシリンダの位置調整機構等を設ける必要がないため、構造が 簡略化され、組付け作業の効率化が図れる利点がある。
【図1】実施例を示す正面図
【図2】同上のダンパーシリンダの内部構造を示す一部
縦断正面図
縦断正面図
【図3】従来例を示す正面図
【図4】同上のダンパーシリンダの内部構造を示す一部
縦断正面図
縦断正面図
1 プーリアーム 4 テンションプーリ 5 張力調整用バネ 6 ダンパーシリンダ 7 ロッド 9 ピストン 11 上部液室 12 下部液室 14 弾性部材 15 通路 16 チェックバルブ 18 軸受 A ベルト
Claims (1)
- 【請求項1】 揺動可能に設けたプーリアームに、ベル
トと係合するテンションプーリを取付け、そのプーリア
ームに、ベルトを付勢する張力調整用バネを連結すると
共に、ダンパーシリンダから突出するロッドを当接せし
め、上記ダンパーシリンダ内部の液室に、上記ロッドと
結合するピストンを挿入し、そのピストンとロッドに、
ピストンによって区分される2つの液室を連通する通路
を形成すると共に、その通路を開閉するチェックバルブ
をピストンに設け、ダンパーシリンダの内部には、ピス
トンに外向きのバネ力を付与してロッドをシリンダ外部
に突出させる弾性部材を組込んだベルト張力調整装置に
おいて、上記ピストンとロッドを遊離可能とすると共
に、そのロッドを、ピストンとそのピストンとは別体の
軸受によってダンパーシリンダの内部に支持したことを
特徴とするベルト張力調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6037091U JPH0512814U (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | ベルト張力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6037091U JPH0512814U (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | ベルト張力調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0512814U true JPH0512814U (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=13140184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6037091U Pending JPH0512814U (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | ベルト張力調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0512814U (ja) |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP6037091U patent/JPH0512814U/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6036612A (en) | Hydraulic autotensioner unit having an external spring encircling an actuator cylinder | |
| US5702317A (en) | Autotensioner | |
| JPH11223251A (ja) | 液圧テンショナ | |
| JPH11230280A (ja) | 液圧テンショナ | |
| JP2560655Y2 (ja) | オートテンショナ | |
| JP2011027238A (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
| CN100441913C (zh) | 辅机用自动张紧装置 | |
| US5607368A (en) | Autotensioner | |
| GB2252389A (en) | Autotensioner | |
| JPH0512814U (ja) | ベルト張力調整装置 | |
| JP2003156108A (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
| JPH0642123Y2 (ja) | オートテンショナ | |
| JP2594225Y2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
| JPH10176742A (ja) | オートテンショナ | |
| JPH0510849U (ja) | 油圧式オートテンシヨナ | |
| JP2562722Y2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
| JP3556775B2 (ja) | ダンパ装置 | |
| JPH0313647Y2 (ja) | ||
| JP3586527B2 (ja) | オートテンショナ | |
| JPH0624599Y2 (ja) | 密封式オ−トテンシヨナ | |
| JP4698457B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
| JP2583374Y2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
| JPH1019099A (ja) | 油圧式オートテンショナユニット | |
| JP2007010129A (ja) | 油圧式オートテンショナおよびベルトの張力調整装置 | |
| JP2007010130A (ja) | 油圧式オートテンショナおよびベルトの張力調整装置 |