JPH0513114Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0513114Y2 JPH0513114Y2 JP1984002633U JP263384U JPH0513114Y2 JP H0513114 Y2 JPH0513114 Y2 JP H0513114Y2 JP 1984002633 U JP1984002633 U JP 1984002633U JP 263384 U JP263384 U JP 263384U JP H0513114 Y2 JPH0513114 Y2 JP H0513114Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- modulus
- zirconium oxide
- electroacoustic transducer
- diaphragms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
この考案は、電気音響変換器用振動板、特に無
機材料を基材とした振動板に関する。 一般に音響機器用振動板は再生周波数帯域を拡
くし且つ分割振動を防止して周波数特性を良好に
する目的でその材料として密度σが小さく、ヤン
グ率Eの大きい物質を使用し、可及的に振動板の
剛性を大きくすることは周知のことである。しか
るに従来から使用された合成樹脂、金属、繊維質
材料等単一の材料から成る振動板ではその剛性に
限度があり満足すべき性能が得られないので二種
以上の材料を組合わせて見掛けの密度を小さくし
たり、見掛けのヤング率を高くした振動板が存在
する。このような複合構造の振動板の一つに低密
度の金属の表面に高剛性のセラミツク材料を付着
させた構成の振動板が存在する。この振動板は表
面のセラミツク材料のために見掛けのヤング率E
が大きく且つ低密度であるために比弾性率E/σ
をある程度大きくし得るが基体金属とセラミツク
材との熱膨張係数の差等からセラミツク層にクラ
ツクが入つたり、乃至は剥離したりしてその性能
を十分に発揮することができず、更にヤング率も
芯材の弾性率を含めた見掛けの大きさであるから
表面のセラミツク層より小さい値となる欠点があ
つた。 この考案は酸化ジルコニウムを主成分とする高
比弾性率、高靱性を有する電気音響変換器用振動
板に関するもので以下実施例により説明する。 粒径が3μm以下の高純度酸化ジルコニウム微
粉末に、同程度の粒径の酸化イツトリウム3モル
%添加混合して得た混合粉末5を約1グラム、第
2図に示した焼結成形装置の黒鉛製振動板型1,
1′と、同じく黒鉛製型枠2との間に載置し、高
周波電源4から高周波電力をコイル3に印加して
振動板型1,1′を1900℃〜2400℃に加熱、同時
に約400barの圧力を加えて加圧加熱することに
より電気音響変換器用振動板6が完成する。 本願考案において、添加物を加えずに酸化ジル
コニウムのみでも振動板の製作は可能であるが、
本実施例のごとく酸化イツトリウムを添加すれば
製品の仕上り状態を良くし、且つ曲げ強度や破壊
靱性を増大させることが可能である。 酸化イツトリウムを添加した場合、実験では、
添加量が2〜4モル%のとき最強の曲げ強度と破
壊靱性が得られた。 上記実施例による振動板は重量0.95グラム、暑
さ約140μmであつて、焼結された材質の物性を
第1表、第2表に示す。第1表には最も広く用い
られている金属材質振動板を、又第2表には代表
的な高弾性セラミツク材料を、それぞれ比較のた
めに記入した。
機材料を基材とした振動板に関する。 一般に音響機器用振動板は再生周波数帯域を拡
くし且つ分割振動を防止して周波数特性を良好に
する目的でその材料として密度σが小さく、ヤン
グ率Eの大きい物質を使用し、可及的に振動板の
剛性を大きくすることは周知のことである。しか
るに従来から使用された合成樹脂、金属、繊維質
材料等単一の材料から成る振動板ではその剛性に
限度があり満足すべき性能が得られないので二種
以上の材料を組合わせて見掛けの密度を小さくし
たり、見掛けのヤング率を高くした振動板が存在
する。このような複合構造の振動板の一つに低密
度の金属の表面に高剛性のセラミツク材料を付着
させた構成の振動板が存在する。この振動板は表
面のセラミツク材料のために見掛けのヤング率E
が大きく且つ低密度であるために比弾性率E/σ
をある程度大きくし得るが基体金属とセラミツク
材との熱膨張係数の差等からセラミツク層にクラ
ツクが入つたり、乃至は剥離したりしてその性能
を十分に発揮することができず、更にヤング率も
芯材の弾性率を含めた見掛けの大きさであるから
表面のセラミツク層より小さい値となる欠点があ
つた。 この考案は酸化ジルコニウムを主成分とする高
比弾性率、高靱性を有する電気音響変換器用振動
板に関するもので以下実施例により説明する。 粒径が3μm以下の高純度酸化ジルコニウム微
粉末に、同程度の粒径の酸化イツトリウム3モル
%添加混合して得た混合粉末5を約1グラム、第
2図に示した焼結成形装置の黒鉛製振動板型1,
1′と、同じく黒鉛製型枠2との間に載置し、高
周波電源4から高周波電力をコイル3に印加して
振動板型1,1′を1900℃〜2400℃に加熱、同時
に約400barの圧力を加えて加圧加熱することに
より電気音響変換器用振動板6が完成する。 本願考案において、添加物を加えずに酸化ジル
コニウムのみでも振動板の製作は可能であるが、
本実施例のごとく酸化イツトリウムを添加すれば
製品の仕上り状態を良くし、且つ曲げ強度や破壊
靱性を増大させることが可能である。 酸化イツトリウムを添加した場合、実験では、
添加量が2〜4モル%のとき最強の曲げ強度と破
壊靱性が得られた。 上記実施例による振動板は重量0.95グラム、暑
さ約140μmであつて、焼結された材質の物性を
第1表、第2表に示す。第1表には最も広く用い
られている金属材質振動板を、又第2表には代表
的な高弾性セラミツク材料を、それぞれ比較のた
めに記入した。
【表】
【表】
この結果では、本願考案による酸化ジルコニウ
ムを主成分とし、酸化イツトリウムを添加した電
気音響変換器用振動板が他の従来例振動板より大
きい比弾性率を有し、且つ十分な曲げ強度と破壊
靱性を有していることから、当該振動板をスピー
カーに用いることにより、広帯域にわたつて周波
数特性が良好で、大きい強度と安定な性能を有す
るスピーカーを得ることができる特徴を有するも
のである。
ムを主成分とし、酸化イツトリウムを添加した電
気音響変換器用振動板が他の従来例振動板より大
きい比弾性率を有し、且つ十分な曲げ強度と破壊
靱性を有していることから、当該振動板をスピー
カーに用いることにより、広帯域にわたつて周波
数特性が良好で、大きい強度と安定な性能を有す
るスピーカーを得ることができる特徴を有するも
のである。
第1図は本願考案の電気音響変換器用振動板の
断面図、第2図は焼結成形装置の概略断面図であ
る。 1,1′は黒鉛製振動板型、2は黒鉛製型枠、
3はコイル、4は高周波電源、5は混合粉末、6
は電気音響変換器用振動板である。
断面図、第2図は焼結成形装置の概略断面図であ
る。 1,1′は黒鉛製振動板型、2は黒鉛製型枠、
3はコイル、4は高周波電源、5は混合粉末、6
は電気音響変換器用振動板である。
Claims (1)
- 酸化ジルコニウムを主成分とし、酸化イツトリ
ウムを前記酸化ジルコニウムに対し2〜4モル%
の割合で添加した混合物が、加圧、加熱焼成によ
つて固容状態となつていることを特徴とする電気
音響変換器用振動板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP263384U JPS60114498U (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 電気音響変換器用振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP263384U JPS60114498U (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 電気音響変換器用振動板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60114498U JPS60114498U (ja) | 1985-08-02 |
| JPH0513114Y2 true JPH0513114Y2 (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=30476493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP263384U Granted JPS60114498U (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 電気音響変換器用振動板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60114498U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56115097A (en) * | 1980-02-16 | 1981-09-10 | Onkyo Corp | Production of speaker diaphragm |
-
1984
- 1984-01-11 JP JP263384U patent/JPS60114498U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60114498U (ja) | 1985-08-02 |
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