JPH05136172A - GaAs電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents
GaAs電界効果トランジスタの製造方法Info
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- JPH05136172A JPH05136172A JP3294722A JP29472291A JPH05136172A JP H05136172 A JPH05136172 A JP H05136172A JP 3294722 A JP3294722 A JP 3294722A JP 29472291 A JP29472291 A JP 29472291A JP H05136172 A JPH05136172 A JP H05136172A
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- insulating film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高耐圧、高性能のGaAsMESFETを実現
する。 【構成】ゲート電極13の側壁近傍にp型不純物を含む絶
縁膜16を設けた状態で熱処理を行い、p型不純物がGa
As基板10中に拡散してn型不純物を補償する結果、ゲ
ート電極13の側壁近傍の基板表面に、p型不純物により
補償された低濃度層17を形成することにより、FETの
ゲート耐圧を改善する。
する。 【構成】ゲート電極13の側壁近傍にp型不純物を含む絶
縁膜16を設けた状態で熱処理を行い、p型不純物がGa
As基板10中に拡散してn型不純物を補償する結果、ゲ
ート電極13の側壁近傍の基板表面に、p型不純物により
補償された低濃度層17を形成することにより、FETの
ゲート耐圧を改善する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化合物半導体を用いた
電界効果トランジスタの製造方法に関するものである。
電界効果トランジスタの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化合物半導体、特にGaAsを用いたシ
ョットキーゲート型電界効果トランジスタ(以後MES
FETと呼ぶ)は、従来のシリコンを用いたトランジス
タに比べて高速動作、低消費電力という特長を有してお
り、情報・通信分野における次世代デバイスとして期待
されている。
ョットキーゲート型電界効果トランジスタ(以後MES
FETと呼ぶ)は、従来のシリコンを用いたトランジス
タに比べて高速動作、低消費電力という特長を有してお
り、情報・通信分野における次世代デバイスとして期待
されている。
【0003】特に、半絶縁性基板にイオン注入法を用い
てMESFETを製造する方法は、均一な特性のMES
FETが容易に得られることから広く用いられている。
さらに最近では、ソース抵抗などの寄生抵抗を低減する
ことができる、高融点金属ゲートを用いたセルフアライ
メント型MESFETが開発され、さらなる高性能化が
図られている。
てMESFETを製造する方法は、均一な特性のMES
FETが容易に得られることから広く用いられている。
さらに最近では、ソース抵抗などの寄生抵抗を低減する
ことができる、高融点金属ゲートを用いたセルフアライ
メント型MESFETが開発され、さらなる高性能化が
図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のG
aAsMESFETは、次のような問題点を有してい
た。 (1) FETの性能を向上させるために活性層を注入する
イオンの量を増やすと、ゲート・ドレイン間耐圧および
ゲート・ソース間耐圧が低下する。 (2) GaAs基板表面に存在する表面準位により、低周
波領域における雑音特性が劣化する。
aAsMESFETは、次のような問題点を有してい
た。 (1) FETの性能を向上させるために活性層を注入する
イオンの量を増やすと、ゲート・ドレイン間耐圧および
ゲート・ソース間耐圧が低下する。 (2) GaAs基板表面に存在する表面準位により、低周
波領域における雑音特性が劣化する。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、高耐
圧、高性能であり、さらに低周波における雑音特性の優
れたGaAsMESFETの製造方法を提供することを
目的とするものである。
圧、高性能であり、さらに低周波における雑音特性の優
れたGaAsMESFETの製造方法を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するために、本発明のGaAsMESFETの製造方
法は、ゲート電極形成後、GaAs基板中でp型層を形
成する物質を含む酸化シリコン膜などの絶縁膜を堆積
し、熱処理により前記p型層を形成する物質をGaAs
基板中のn型層に拡散させ、互いに補償させ合うことに
より低濃度層を形成するものである。
決するために、本発明のGaAsMESFETの製造方
法は、ゲート電極形成後、GaAs基板中でp型層を形
成する物質を含む酸化シリコン膜などの絶縁膜を堆積
し、熱処理により前記p型層を形成する物質をGaAs
基板中のn型層に拡散させ、互いに補償させ合うことに
より低濃度層を形成するものである。
【0007】また、本発明のGaAsMESFETの製
造方法は、GaAs基板表面に、硫化フッ素系の物質を
含む酸化シリコン膜などの絶縁膜を形成し、熱処理によ
り前記硫化フッ素系の物質をGaAs表面に拡散させる
ものである。
造方法は、GaAs基板表面に、硫化フッ素系の物質を
含む酸化シリコン膜などの絶縁膜を形成し、熱処理によ
り前記硫化フッ素系の物質をGaAs表面に拡散させる
ものである。
【0008】
【作用】上記構成により、ゲート電極側壁に形成された
酸化シリコン膜などの絶縁膜中に含まれる、GaAs基
板中でp型層を形成する物資が、熱処理を行なうことに
よりn型活性層中に拡散し、ゲート近傍のGaAs基板
表面におけるキャリア密度が減少し、その結果ゲート近
傍の表面空乏層が広がり、ゲート−ソース間耐圧および
ゲート−ドレイン間耐圧が改善される。
酸化シリコン膜などの絶縁膜中に含まれる、GaAs基
板中でp型層を形成する物資が、熱処理を行なうことに
よりn型活性層中に拡散し、ゲート近傍のGaAs基板
表面におけるキャリア密度が減少し、その結果ゲート近
傍の表面空乏層が広がり、ゲート−ソース間耐圧および
ゲート−ドレイン間耐圧が改善される。
【0009】また、GaAs基板表面に形成された酸化
シリコン膜などの絶縁膜中に含まれた硫化フッ素系物質
が、熱処理により分解、拡散し、GaAs基板表面の未
結合手と結合することにより基板表面の表面準位を減少
させ、その結果表面準位に起因する低周波雑音特性を改
善することができる。
シリコン膜などの絶縁膜中に含まれた硫化フッ素系物質
が、熱処理により分解、拡散し、GaAs基板表面の未
結合手と結合することにより基板表面の表面準位を減少
させ、その結果表面準位に起因する低周波雑音特性を改
善することができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は本発明の第1の実施例のGaAsM
ESFETの製造方法を示す工程図である。
する。図1〜図3は本発明の第1の実施例のGaAsM
ESFETの製造方法を示す工程図である。
【0011】図1(A) に示すように、半絶縁性GaAs
基板10の所定の領域に、フォトレジスト膜11Aをマスク
としてSiなどのイオンをMESFETの所望のしきい
値電圧に応じたドーズ量で注入し、能動層となるn型領
域12を形成する。次にフォトレジスト膜11Aをアセトン
などで除去後、図1(B) に示すように、スパッタ法を用
いて、WSi膜13を半絶縁性GaAs基板10上に形成す
る。次に図1(C) に示すように、フォトレジスト膜11B
をマスクとして、WSi膜13をCF4 の異方性ドライエ
ッチング装置などを用いてエッチングする。次にフォト
レジスト膜11Bをアセトンなどで除去した後、図1(D)
に示すように、n型領域12の形成時より高いドーズ量で
Siなどのイオン注入を行い、n′層14を形成する。こ
の部分のドーズ量は、ソース抵抗を低減させるため従来
例より多く設定している。またこの場合イオンはWSi
膜13やフォトレジスト膜11Cで覆われた部分は通過しな
いとする。
基板10の所定の領域に、フォトレジスト膜11Aをマスク
としてSiなどのイオンをMESFETの所望のしきい
値電圧に応じたドーズ量で注入し、能動層となるn型領
域12を形成する。次にフォトレジスト膜11Aをアセトン
などで除去後、図1(B) に示すように、スパッタ法を用
いて、WSi膜13を半絶縁性GaAs基板10上に形成す
る。次に図1(C) に示すように、フォトレジスト膜11B
をマスクとして、WSi膜13をCF4 の異方性ドライエ
ッチング装置などを用いてエッチングする。次にフォト
レジスト膜11Bをアセトンなどで除去した後、図1(D)
に示すように、n型領域12の形成時より高いドーズ量で
Siなどのイオン注入を行い、n′層14を形成する。こ
の部分のドーズ量は、ソース抵抗を低減させるため従来
例より多く設定している。またこの場合イオンはWSi
膜13やフォトレジスト膜11Cで覆われた部分は通過しな
いとする。
【0012】次に、図2(A) に示すように、C、Znな
どのGaAs基板中でp型層を形成する物質を含むSi
O2 などの絶縁膜16をGaAs基板上に堆積する。次に
フォトレジスト膜11Dをマスクとして高ドーズでイオン
注入を行い、n+ 領域15を形成する。この場合イオンは
絶縁膜16の薄い部分は通過するが、フォトレジスト膜11
Dで覆われた部分やゲート電極側部の絶縁膜16が厚い部
分は通過しないとする。次に図2(B) に示すように、ス
パッタ法を用いて、絶縁膜16をCF4 の異方性ドライエ
ッチング装置などを用いてエッチングする。このとき、
エッチング量を調整して、ゲート側壁部の絶縁膜16が残
るようにする。次に図2(C) に示すように、SiO2 な
どの絶縁膜18を半絶縁性基板10上に形成し、さらにその
上に、スパッタ法を用いてWSiN膜19を形成する。こ
の状態で800 〜850 ℃でアニールを行い、イオン注入領
域を活性化させる。このとき、絶縁膜18中に含まれた
C、Znなどのp型不純物がGaAs基板中に拡散して
n型不純物を補償する結果、ゲート電極側壁近傍の表面
に低濃度層17が形成される。なお絶縁膜18およびWSi
N膜19はアニールの保護膜として作用する。
どのGaAs基板中でp型層を形成する物質を含むSi
O2 などの絶縁膜16をGaAs基板上に堆積する。次に
フォトレジスト膜11Dをマスクとして高ドーズでイオン
注入を行い、n+ 領域15を形成する。この場合イオンは
絶縁膜16の薄い部分は通過するが、フォトレジスト膜11
Dで覆われた部分やゲート電極側部の絶縁膜16が厚い部
分は通過しないとする。次に図2(B) に示すように、ス
パッタ法を用いて、絶縁膜16をCF4 の異方性ドライエ
ッチング装置などを用いてエッチングする。このとき、
エッチング量を調整して、ゲート側壁部の絶縁膜16が残
るようにする。次に図2(C) に示すように、SiO2 な
どの絶縁膜18を半絶縁性基板10上に形成し、さらにその
上に、スパッタ法を用いてWSiN膜19を形成する。こ
の状態で800 〜850 ℃でアニールを行い、イオン注入領
域を活性化させる。このとき、絶縁膜18中に含まれた
C、Znなどのp型不純物がGaAs基板中に拡散して
n型不純物を補償する結果、ゲート電極側壁近傍の表面
に低濃度層17が形成される。なお絶縁膜18およびWSi
N膜19はアニールの保護膜として作用する。
【0013】次に図3(A) に示すように、WSiN膜19
と絶縁膜18を除去した後、再度Si 3 N4 などの絶縁膜
20AをGaAs基板上に堆積する。このとき、ゲート側
壁の絶縁膜16も同時に除去される。次にフォトレジスト
膜11Eを用いて素子形成部分の絶縁膜20Aをエッチング
により除去し、n+ 領域15を露出させる。次にソース電
極22、ドレイン電極23として、AuGe/Niなどのオ
ーミック金属21を真空蒸着し、フォトレジスト膜11Eを
リフトオフにより除去する。その後ウェハー全体を適当
な温度でシンターしてオーミック接触を得る。最後に図
3(B) に示すように、Si3 N4 などの絶縁膜20Bを形
成して工程を終了する。
と絶縁膜18を除去した後、再度Si 3 N4 などの絶縁膜
20AをGaAs基板上に堆積する。このとき、ゲート側
壁の絶縁膜16も同時に除去される。次にフォトレジスト
膜11Eを用いて素子形成部分の絶縁膜20Aをエッチング
により除去し、n+ 領域15を露出させる。次にソース電
極22、ドレイン電極23として、AuGe/Niなどのオ
ーミック金属21を真空蒸着し、フォトレジスト膜11Eを
リフトオフにより除去する。その後ウェハー全体を適当
な温度でシンターしてオーミック接触を得る。最後に図
3(B) に示すように、Si3 N4 などの絶縁膜20Bを形
成して工程を終了する。
【0014】以上の第1の実施例の方法は、ゲート電極
13の側壁近傍の表面に容易に低濃度層17を形成すること
ができるため、FETのソース抵抗を低減し、特性を改
善すると同時に、ゲート・ドレイン間およびゲート・ソ
ース間耐圧を改善することができる。なお、第1の実施
例の説明では、p型層を形成する物質を含む膜としてS
iO2 を用いたが、Si3 N4 を用いても同様の効果が
期待できることは言うまでもない。
13の側壁近傍の表面に容易に低濃度層17を形成すること
ができるため、FETのソース抵抗を低減し、特性を改
善すると同時に、ゲート・ドレイン間およびゲート・ソ
ース間耐圧を改善することができる。なお、第1の実施
例の説明では、p型層を形成する物質を含む膜としてS
iO2 を用いたが、Si3 N4 を用いても同様の効果が
期待できることは言うまでもない。
【0015】図4(a) に本発明の第1の実施例のGaA
sMESFETの相互コンダクタンス特性を、図4(b)
にゲート・ドレイン間耐圧を、それぞれ従来の例と比較
して示す。図4(a) から分かるように、単位ゲート幅当
りのgmが大幅に向上しているにも関わらず、図4(b)
のように、FETのゲート・ドレイン間耐圧は従来のも
のと比較して4V以上改善されている。これはn′層14
の濃度を高くしたことによるgmの向上と低濃度層17の
存在によるゲート耐圧の改善効果が現れたものである。
sMESFETの相互コンダクタンス特性を、図4(b)
にゲート・ドレイン間耐圧を、それぞれ従来の例と比較
して示す。図4(a) から分かるように、単位ゲート幅当
りのgmが大幅に向上しているにも関わらず、図4(b)
のように、FETのゲート・ドレイン間耐圧は従来のも
のと比較して4V以上改善されている。これはn′層14
の濃度を高くしたことによるgmの向上と低濃度層17の
存在によるゲート耐圧の改善効果が現れたものである。
【0016】図5〜図6に本発明の第2の実施例のGa
AsMESFETの製造方法を示す工程図である。図5
(A) に示すように、半絶縁性GaAs基板30の所定の領
域に、フォトレジスト膜31AをマスクとしてSiなどの
イオンをMESFETの所望のしきい値電圧に応じたド
ーズ量で注入し、能動層となるn型領域32を形成する。
次にフォトレジスト膜31Aをアセトンなどで除去後、図
5(B) に示すようにスパッタ法を用いて、WSi膜33を
半絶縁性GaAs基板30上に形成する。次に図5(C) に
示すように、フォトレジスト膜31Bをマスクとして、W
Si膜33をCF 4 の異方性ドライエッチング装置などを
用いてエッチングする。次にフォトレジスト膜31Bをア
セトンなどで除去した後、図5(D) に示すように、n型
領域32の形成時より高いドーズ量でSiなどのイオン注
入を行い、n′層34を形成する。この場合イオンはWS
i膜33やフォトレジスト膜31Cで覆われた部分は通過し
ないとする。
AsMESFETの製造方法を示す工程図である。図5
(A) に示すように、半絶縁性GaAs基板30の所定の領
域に、フォトレジスト膜31AをマスクとしてSiなどの
イオンをMESFETの所望のしきい値電圧に応じたド
ーズ量で注入し、能動層となるn型領域32を形成する。
次にフォトレジスト膜31Aをアセトンなどで除去後、図
5(B) に示すようにスパッタ法を用いて、WSi膜33を
半絶縁性GaAs基板30上に形成する。次に図5(C) に
示すように、フォトレジスト膜31Bをマスクとして、W
Si膜33をCF 4 の異方性ドライエッチング装置などを
用いてエッチングする。次にフォトレジスト膜31Bをア
セトンなどで除去した後、図5(D) に示すように、n型
領域32の形成時より高いドーズ量でSiなどのイオン注
入を行い、n′層34を形成する。この場合イオンはWS
i膜33やフォトレジスト膜31Cで覆われた部分は通過し
ないとする。
【0017】次に、図6(A) に示すように、硫化フッ素
系の物質を含むSiO2 などの絶縁膜36をGaAs基板
上に堆積する。次にフォトレジスト膜31Dをマスクとし
て高ドーズでイオン注入を行い、n+ 領域35を形成す
る。この場合イオンは絶縁膜36の薄い部分は通過する
が、フォトレジスト膜31Dで覆われた部分や、ゲート電
極側部の絶縁膜36が厚い部分は通過しないとする。次に
図6(B) に示すように、スパッタ法を用いてWSiN膜
39を形成する。この状態で800 〜850 ℃でアニールを行
い、イオン注入領域を活性化させる。このとき、絶縁膜
36中に含まれた硫化フッ素系物質が熱により硫黄(S)
とフッ素(F)に分解して、GaAs基板表面の未結合
手と結合することにより安定化した表面層37を形成す
る。なお絶縁膜36およびWSiN膜39はアニールの保護
膜として作用する。
系の物質を含むSiO2 などの絶縁膜36をGaAs基板
上に堆積する。次にフォトレジスト膜31Dをマスクとし
て高ドーズでイオン注入を行い、n+ 領域35を形成す
る。この場合イオンは絶縁膜36の薄い部分は通過する
が、フォトレジスト膜31Dで覆われた部分や、ゲート電
極側部の絶縁膜36が厚い部分は通過しないとする。次に
図6(B) に示すように、スパッタ法を用いてWSiN膜
39を形成する。この状態で800 〜850 ℃でアニールを行
い、イオン注入領域を活性化させる。このとき、絶縁膜
36中に含まれた硫化フッ素系物質が熱により硫黄(S)
とフッ素(F)に分解して、GaAs基板表面の未結合
手と結合することにより安定化した表面層37を形成す
る。なお絶縁膜36およびWSiN膜39はアニールの保護
膜として作用する。
【0018】次に図6(C) に示すように、WSiN膜39
と絶縁膜36を除去した後、再度Si 3 N4 などの絶縁膜
40AをGaAs基板上に堆積する。次にフォトレジスト
膜31Eを用いて素子形成部分の絶縁膜40Aをエッチング
により除去し、n+ 領域35を露出させる。次にソース電
極42、ドレイン電極43として、AuGe/Niなどのオ
ーミック金属41を真空蒸着し、フォトレジスト膜31Eを
リフトオフにより除去する。その後ウェハー全体を適当
な温度でシンターしてオーミック接触を得る。最後に図
6(D) に示すように、Si3 N4 などの絶縁膜40Bを形
成して工程を終了する。
と絶縁膜36を除去した後、再度Si 3 N4 などの絶縁膜
40AをGaAs基板上に堆積する。次にフォトレジスト
膜31Eを用いて素子形成部分の絶縁膜40Aをエッチング
により除去し、n+ 領域35を露出させる。次にソース電
極42、ドレイン電極43として、AuGe/Niなどのオ
ーミック金属41を真空蒸着し、フォトレジスト膜31Eを
リフトオフにより除去する。その後ウェハー全体を適当
な温度でシンターしてオーミック接触を得る。最後に図
6(D) に示すように、Si3 N4 などの絶縁膜40Bを形
成して工程を終了する。
【0019】以上の第2の実施例の方法は、ゲート電極
33とソース電極32の間およびゲート電極33とドレイン電
極43の間のGaAs基板表面の未結合手による表面準位
を大幅に低減することができるため、表面準位に起因す
る、低周波領域における雑音特性を改善することができ
る。なお、第2の実施例の説明では、硫化フッ素系物質
を含む膜としてSiO2 を用いたが、Si3 N4 を用い
ても同様の効果が期待できることは言うまでもない。ま
た、第2の実施例では、800 〜850 ℃でアニールを行っ
たが、常温で放置しても従来のMESFETより安定な
特性を得ることができる。
33とソース電極32の間およびゲート電極33とドレイン電
極43の間のGaAs基板表面の未結合手による表面準位
を大幅に低減することができるため、表面準位に起因す
る、低周波領域における雑音特性を改善することができ
る。なお、第2の実施例の説明では、硫化フッ素系物質
を含む膜としてSiO2 を用いたが、Si3 N4 を用い
ても同様の効果が期待できることは言うまでもない。ま
た、第2の実施例では、800 〜850 ℃でアニールを行っ
たが、常温で放置しても従来のMESFETより安定な
特性を得ることができる。
【0020】図7に本発明の第2の実施例によるGaA
sMESFETを用いた高周波広帯域増幅器の雑音指数
の周波数特性を、従来の例と比較して示す。図7より、
周波数が200 MHz以下の比較的低周波領域における雑
音指数が大幅に改善されていることが分かる。
sMESFETを用いた高周波広帯域増幅器の雑音指数
の周波数特性を、従来の例と比較して示す。図7より、
周波数が200 MHz以下の比較的低周波領域における雑
音指数が大幅に改善されていることが分かる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明のGaAsMESF
ETの製造方法は、以下に述べる優れた効果を有してい
る。
ETの製造方法は、以下に述べる優れた効果を有してい
る。
【0022】1.ゲート電極側壁に形成された酸化シリ
コン膜もしくは窒化シリコン膜などの絶縁膜中に含まれ
る、GaAs基板中でp型層を形成する物資が、熱処理
を行うことによりn型活性層中に拡散し、互いに補償し
合うことによりゲート近傍のGaAs基板表面における
キャリア密度が減少し、その結果、ゲート・ソース間耐
圧およびゲート−ドレイン間耐圧が改善される。
コン膜もしくは窒化シリコン膜などの絶縁膜中に含まれ
る、GaAs基板中でp型層を形成する物資が、熱処理
を行うことによりn型活性層中に拡散し、互いに補償し
合うことによりゲート近傍のGaAs基板表面における
キャリア密度が減少し、その結果、ゲート・ソース間耐
圧およびゲート−ドレイン間耐圧が改善される。
【0023】2.GaAs基板表面に形成された酸化シ
リコン膜もしくは窒化シリコン膜などの絶縁膜中に含ま
れた硫化フッ素系物質が、アニールにより分解、拡散
し、GaAs基板表面の未結合手と結合することにより
基板表面の表面準位を減少させ、その結果、表面準位に
起因する低周波雑音を低減することができる。
リコン膜もしくは窒化シリコン膜などの絶縁膜中に含ま
れた硫化フッ素系物質が、アニールにより分解、拡散
し、GaAs基板表面の未結合手と結合することにより
基板表面の表面準位を減少させ、その結果、表面準位に
起因する低周波雑音を低減することができる。
【図1】本発明の第1の実施例のGaAsMESFET
の製造方法を示す工程図(その1)である。
の製造方法を示す工程図(その1)である。
【図2】本発明の第1の実施例のGaAsMESFET
の製造方法を示す工程図(その2)である。
の製造方法を示す工程図(その2)である。
【図3】本発明の第1の実施例のGaAsMESFET
の製造方法を示す工程図(その3)である。
の製造方法を示す工程図(その3)である。
【図4】本発明の第1の実施例のGaAsMESFET
の製造方法により製作されたFETおよび従来のFET
のゲート−ドレイン間逆方向耐圧特性である。
の製造方法により製作されたFETおよび従来のFET
のゲート−ドレイン間逆方向耐圧特性である。
【図5】本発明の第2の実施例のGaAsMESFET
の製造方法を示す工程図(その1)である。
の製造方法を示す工程図(その1)である。
【図6】本発明の第2の実施例のGaAsMESFET
の製造方法を示す工程図(その2)である。
の製造方法を示す工程図(その2)である。
【図7】本発明の第2の実施例のGaAsMESFET
の製造方法により製作されたMESFETおよび従来の
MESFETの雑音指数の周波数特性である。
の製造方法により製作されたMESFETおよび従来の
MESFETの雑音指数の周波数特性である。
10,30 半絶縁性GaAs基板 11A〜11E,31A〜31E フォトレジスト膜 12,32 n層 13,33 ゲート電極 14,34 n′層 15,35 n+ 層 16 絶縁膜(p型不純物を含む
酸化シリコン膜) 17 p型不純物により補償され
た低濃度層 18 絶縁膜(酸化シリコン膜) 19,39 WSiN膜 20A,20B,40A,40B 絶縁膜(窒化シリコン膜) 22,42 ドレイン電極 23,43 ソース電極 36 絶縁膜(硫化フッ素を含む
酸化シリコン膜) 37 硫黄とフッ素により安定化
した表面層
酸化シリコン膜) 17 p型不純物により補償され
た低濃度層 18 絶縁膜(酸化シリコン膜) 19,39 WSiN膜 20A,20B,40A,40B 絶縁膜(窒化シリコン膜) 22,42 ドレイン電極 23,43 ソース電極 36 絶縁膜(硫化フッ素を含む
酸化シリコン膜) 37 硫黄とフッ素により安定化
した表面層
Claims (2)
- 【請求項1】 ゲート電極形成後、GaAs基板中でp
型層を形成する物資を含む酸化シリコン膜などの絶縁膜
を堆積し、熱処理により前記p型層を形成する物質をG
aAs基板中のn型層に拡散させ、互いに補償させ合う
ことにより低濃度層を形成するGaAs電界効果トラン
ジスタの製造方法。 - 【請求項2】 GaAs基板表面に、硫化フッ素系の物
質を含む酸化シリコン膜などの絶縁膜を形成し、熱処理
により前記硫化フッ素系の物質をGaAs表面に拡散さ
せるGaAs電界効果トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3294722A JPH05136172A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | GaAs電界効果トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3294722A JPH05136172A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | GaAs電界効果トランジスタの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05136172A true JPH05136172A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17811468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3294722A Pending JPH05136172A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | GaAs電界効果トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05136172A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012124438A (ja) * | 2010-12-10 | 2012-06-28 | Fujitsu Ltd | 化合物半導体装置及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP3294722A patent/JPH05136172A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012124438A (ja) * | 2010-12-10 | 2012-06-28 | Fujitsu Ltd | 化合物半導体装置及びその製造方法 |
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