JPH05137980A - 有機溶剤蒸気分離膜 - Google Patents
有機溶剤蒸気分離膜Info
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- JPH05137980A JPH05137980A JP30174691A JP30174691A JPH05137980A JP H05137980 A JPH05137980 A JP H05137980A JP 30174691 A JP30174691 A JP 30174691A JP 30174691 A JP30174691 A JP 30174691A JP H05137980 A JPH05137980 A JP H05137980A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 有機溶剤に安定な多孔質支持体上にポリメチ
ルペンテン緻密層を形成することにより、有機溶剤蒸気
に対して耐性があり、かつ空気と有機溶剤蒸気との分離
特性の優れた分離膜とする。 【構成】 ポリエステル不織布基材に、有機溶剤に化学
的に安定なポリイミドを極性溶媒に溶解した溶液を塗布
し、次に水に浸漬することにより異方性構造の多孔質支
持体層を形成する。次にポリメチルペンテンのシクロヘ
キサン溶液に多孔質支持体層の表面を浸漬し、取り出し
た後加熱して、多孔質支持体層の上にポリメチルペンテ
ンからなる活性薄膜を有する複合膜を形成する。
ルペンテン緻密層を形成することにより、有機溶剤蒸気
に対して耐性があり、かつ空気と有機溶剤蒸気との分離
特性の優れた分離膜とする。 【構成】 ポリエステル不織布基材に、有機溶剤に化学
的に安定なポリイミドを極性溶媒に溶解した溶液を塗布
し、次に水に浸漬することにより異方性構造の多孔質支
持体層を形成する。次にポリメチルペンテンのシクロヘ
キサン溶液に多孔質支持体層の表面を浸漬し、取り出し
た後加熱して、多孔質支持体層の上にポリメチルペンテ
ンからなる活性薄膜を有する複合膜を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体中の有機溶剤蒸気
を選択的に分離する分離膜に関する。さらに詳しくは、
有機溶剤蒸気に対して耐性があり、かつ分離特性の優れ
た有機溶剤蒸気分離膜に関する。
を選択的に分離する分離膜に関する。さらに詳しくは、
有機溶剤蒸気に対して耐性があり、かつ分離特性の優れ
た有機溶剤蒸気分離膜に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有機溶剤を使用している場所で
は、労働衛生上などの要請から有機蒸気の発生を極力抑
制したり、地球規模の環境を汚染させないため、大気中
に有機蒸気を排出することを極力少なくすることが求め
られている。
は、労働衛生上などの要請から有機蒸気の発生を極力抑
制したり、地球規模の環境を汚染させないため、大気中
に有機蒸気を排出することを極力少なくすることが求め
られている。
【0003】従来、ポリメチルペンテンを使用した分離
膜は、酸素富化膜として良く知られている(特開昭50
−38683号公報、同54−146277号公報、同
55−4108号公報、同55−41809号公報、同
56−89803号公報、同56−92925号公報、
同61−125424号公報など)。これらの公知例は
いずれも、ポリメチルペンテンが酸素を選択的に富化ま
たは濃縮することに着目した発明である。
膜は、酸素富化膜として良く知られている(特開昭50
−38683号公報、同54−146277号公報、同
55−4108号公報、同55−41809号公報、同
56−89803号公報、同56−92925号公報、
同61−125424号公報など)。これらの公知例は
いずれも、ポリメチルペンテンが酸素を選択的に富化ま
たは濃縮することに着目した発明である。
【0004】また、別の公知例としては、有機溶剤蒸気
分離膜としてはシリコーン樹脂と多孔質支持体とを複合
化させた複合膜が知られている(特開平1−23691
8号公報)。また、この膜を用いた有機溶剤の回収装置
が実際に市販されている。
分離膜としてはシリコーン樹脂と多孔質支持体とを複合
化させた複合膜が知られている(特開平1−23691
8号公報)。また、この膜を用いた有機溶剤の回収装置
が実際に市販されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のたとえば特開平1−236918号公報の発明は、
分離膜に用いられているシリコーン樹脂は、空気と有機
溶剤蒸気の分離性能が低く、この膜を用いた有機溶剤の
回収は他の方法、例えば、冷却法、吸着法、吸収法など
と比較して技術的にも経済的にも有利であるとはいえな
い。
術のたとえば特開平1−236918号公報の発明は、
分離膜に用いられているシリコーン樹脂は、空気と有機
溶剤蒸気の分離性能が低く、この膜を用いた有機溶剤の
回収は他の方法、例えば、冷却法、吸着法、吸収法など
と比較して技術的にも経済的にも有利であるとはいえな
い。
【0006】本発明は、前記従来技術の課題を解決する
ため、特定のポリマーを活性薄膜とし多孔質支持体に担
持せしめることによって、空気と有機溶剤蒸気の分離性
能が優れた分離膜を提供することを目的とする。
ため、特定のポリマーを活性薄膜とし多孔質支持体に担
持せしめることによって、空気と有機溶剤蒸気の分離性
能が優れた分離膜を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の有機溶剤蒸気分離膜は、気体中の有機溶剤
蒸気を選択的に分離する分離膜であって、前記分離膜
は、有機溶剤に安定な多孔質支持体上にポリメチルペン
テン緻密層が形成されていることを特徴とする。
め、本発明の有機溶剤蒸気分離膜は、気体中の有機溶剤
蒸気を選択的に分離する分離膜であって、前記分離膜
は、有機溶剤に安定な多孔質支持体上にポリメチルペン
テン緻密層が形成されていることを特徴とする。
【0008】前記構成においては、ポリメチルペンテン
緻密層の厚みが0.05〜5μmであることが好まし
い。また前記構成においては、多孔質支持体の窒素ガス
透過速度が1〜1000Nm3 /(m2 ・h・atm)
であることが好ましい。
緻密層の厚みが0.05〜5μmであることが好まし
い。また前記構成においては、多孔質支持体の窒素ガス
透過速度が1〜1000Nm3 /(m2 ・h・atm)
であることが好ましい。
【0009】
【作用】前記した本発明の構成によれば、有機溶剤に化
学的に安定な多孔質支持体上にポリメチルペンテン緻密
層が形成されているので、有機溶剤蒸気に対して耐性が
あり、かつ空気と有機溶剤蒸気(有機ガス)との分離特
性の優れた分離膜とすることができる。
学的に安定な多孔質支持体上にポリメチルペンテン緻密
層が形成されているので、有機溶剤蒸気に対して耐性が
あり、かつ空気と有機溶剤蒸気(有機ガス)との分離特
性の優れた分離膜とすることができる。
【0010】また、ポリメチルペンテン緻密層の厚みが
0.05〜5μmであるという本発明の好ましい構成に
よれば、空気と有機溶剤蒸気との分離機能を有効に発揮
できる。また、多孔質支持体の窒素ガス透過速度が1〜
1000Nm3 /(m2 ・h・atm)であるという本
発明の好ましい構成によれば、同様に空気と有機溶剤蒸
気との分離機能を有効に発揮できる。このような観点及
び有機溶剤蒸気に対する耐性の観点から、最も好ましい
多孔質支持体の材料は、ポリイミド膜である。
0.05〜5μmであるという本発明の好ましい構成に
よれば、空気と有機溶剤蒸気との分離機能を有効に発揮
できる。また、多孔質支持体の窒素ガス透過速度が1〜
1000Nm3 /(m2 ・h・atm)であるという本
発明の好ましい構成によれば、同様に空気と有機溶剤蒸
気との分離機能を有効に発揮できる。このような観点及
び有機溶剤蒸気に対する耐性の観点から、最も好ましい
多孔質支持体の材料は、ポリイミド膜である。
【0011】
【実施例】以下実施例を用いて本発明をさらに具体的に
説明する。本発明において、有機溶剤蒸気とは、一般に
は炭化水素類、アルコール類、ケトン類、ハロゲン化炭
化水素類(フロンガスを含む)、カルボン酸類、カルボ
ン酸エステル類等の有機溶剤の蒸気をいい、具体的に
は、例えば、メタン、エタン、プロパン、ブタン、ペン
タン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、イソブタン、イ
ソペンタン、イソオクタン等に代表される飽和脂肪族炭
化水素類、エチレン、プロピレン、ブテン、イソブテ
ン、ペンテン等に代表される不飽和脂肪族炭化水素類、
アセトン、メチルエチルケトン等に代表されるケトン
類、ベンゼン、トルエン、キシレン等に代表される芳香
炭化水素類、メタノール、エタノール、プロピルアルコ
ール、イソプロピルアルコール等に代表されるアルコー
ル類、四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレン、トリ
クロロエチレン、トリクロロエタン、フロン113等に
代表されるハロゲン化炭化水素、酢酸に代表されるカル
ボン酸類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、アク
リル酸ブチル等に代表されるカルボン酸エステル類の蒸
気等をいう。
説明する。本発明において、有機溶剤蒸気とは、一般に
は炭化水素類、アルコール類、ケトン類、ハロゲン化炭
化水素類(フロンガスを含む)、カルボン酸類、カルボ
ン酸エステル類等の有機溶剤の蒸気をいい、具体的に
は、例えば、メタン、エタン、プロパン、ブタン、ペン
タン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、イソブタン、イ
ソペンタン、イソオクタン等に代表される飽和脂肪族炭
化水素類、エチレン、プロピレン、ブテン、イソブテ
ン、ペンテン等に代表される不飽和脂肪族炭化水素類、
アセトン、メチルエチルケトン等に代表されるケトン
類、ベンゼン、トルエン、キシレン等に代表される芳香
炭化水素類、メタノール、エタノール、プロピルアルコ
ール、イソプロピルアルコール等に代表されるアルコー
ル類、四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレン、トリ
クロロエチレン、トリクロロエタン、フロン113等に
代表されるハロゲン化炭化水素、酢酸に代表されるカル
ボン酸類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、アク
リル酸ブチル等に代表されるカルボン酸エステル類の蒸
気等をいう。
【0012】本発明においては、有機溶剤蒸気は有機化
合物のガスを含有していてもよい。上記多孔質支持体と
しては、窒素ガス透過速度1〜1000Nm3 /(m2
・h・atm)であれば、任意のものを用いることがで
きるが、特に、多くの有機溶剤蒸気や有機化合物のガス
に膨潤しない性質(耐性)にすぐれるポリイミド、ポリ
スルホン、ポリフッ化ビニリデン、ポリアクリロニトリ
ル、ポリアミド、ポリエーテルアミド等からなる多孔質
膜が好ましい。とくにポリイミドは好ましい素材であ
る。
合物のガスを含有していてもよい。上記多孔質支持体と
しては、窒素ガス透過速度1〜1000Nm3 /(m2
・h・atm)であれば、任意のものを用いることがで
きるが、特に、多くの有機溶剤蒸気や有機化合物のガス
に膨潤しない性質(耐性)にすぐれるポリイミド、ポリ
スルホン、ポリフッ化ビニリデン、ポリアクリロニトリ
ル、ポリアミド、ポリエーテルアミド等からなる多孔質
膜が好ましい。とくにポリイミドは好ましい素材であ
る。
【0013】これら多孔質膜は、通常、膜形成素材とし
ての樹脂を含む有機溶液を適宜の基材上に塗布し、これ
を樹脂を溶解しない溶剤中に浸漬して、樹脂を凝固させ
ると共に、脱溶剤する相転換法または湿式製膜法によっ
て、限外瀘過膜や精密瀘過膜等の分離水準を有する所謂
湿潤膜として得ることができる。このようにして得られ
る多孔質膜は、表面層としての緻密層と、この緻密層を
一体に支持する多孔素質層とからなる異方性構造を有
し、本発明においては、多孔質支持膜としては、このよ
うな異方性膜が複合膜の製造上の有利性から好ましく用
いられる。
ての樹脂を含む有機溶液を適宜の基材上に塗布し、これ
を樹脂を溶解しない溶剤中に浸漬して、樹脂を凝固させ
ると共に、脱溶剤する相転換法または湿式製膜法によっ
て、限外瀘過膜や精密瀘過膜等の分離水準を有する所謂
湿潤膜として得ることができる。このようにして得られ
る多孔質膜は、表面層としての緻密層と、この緻密層を
一体に支持する多孔素質層とからなる異方性構造を有
し、本発明においては、多孔質支持膜としては、このよ
うな異方性膜が複合膜の製造上の有利性から好ましく用
いられる。
【0014】次いで、この多孔質膜の表面にポリメチル
ペンテンの溶液を塗布し、溶剤を揮散させれば、多孔質
支持膜の表面に活性薄膜としてのポリメチルペンテン薄
膜を形成することができる。
ペンテンの溶液を塗布し、溶剤を揮散させれば、多孔質
支持膜の表面に活性薄膜としてのポリメチルペンテン薄
膜を形成することができる。
【0015】本発明において用いるポリメチルペンテン
とは、下記式(化1)に示される構造のポリ(4−メチ
ル−1−ペンテン)などが好ましい。
とは、下記式(化1)に示される構造のポリ(4−メチ
ル−1−ペンテン)などが好ましい。
【0016】
【化1】
【0017】多孔質支持膜上に形成されるポリメチルペ
ンテンからなる活性薄膜(緻密層)の膜厚は、0.05
〜5μmであることが好ましい。膜厚が0.05μmよ
りも小さい場合には、膜に欠陥が生じやすく、一方、5
μmよりも大きい場合には、透過速度が小さくなり、実
用に適さなくなるからである。
ンテンからなる活性薄膜(緻密層)の膜厚は、0.05
〜5μmであることが好ましい。膜厚が0.05μmよ
りも小さい場合には、膜に欠陥が生じやすく、一方、5
μmよりも大きい場合には、透過速度が小さくなり、実
用に適さなくなるからである。
【0018】このようにして得られる複合膜は、強度を
付与するために、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等からなる織布または不織布などで裏打ちされ
ていてもよい。
付与するために、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等からなる織布または不織布などで裏打ちされ
ていてもよい。
【0019】以下に具体的実施例を挙げて本発明を説明
する。これらの実施例は単に例を挙げたもので、本発明
の範囲を限定し、また、その原理の基礎とするものでは
ない。なお実施例において、ガス分離性能の測定は、柳
本製作所社製のガス透過速度測定装置を用いて、25℃
で行った。窒素ガスおよびヘキサン蒸気の透過速度を計
算し、両者の比から分離係数を求めた。
する。これらの実施例は単に例を挙げたもので、本発明
の範囲を限定し、また、その原理の基礎とするものでは
ない。なお実施例において、ガス分離性能の測定は、柳
本製作所社製のガス透過速度測定装置を用いて、25℃
で行った。窒素ガスおよびヘキサン蒸気の透過速度を計
算し、両者の比から分離係数を求めた。
【0020】実施例1 多孔質支持膜材料として、ポリマの繰り返し単位が下記
式(化2)で示されるポリイミドを用いた。
式(化2)で示されるポリイミドを用いた。
【0021】
【化2】
【0022】前記式(化2)で示されるポリイミドを1
6重量%の割合で次の混合溶媒(極性溶媒を含む)に加
えて均一溶液とし塗布液を調整した。混合溶媒として
は、ジエチレングリコールジメチルエーテル16重量%
及びジメチルホルムアミド27重量%を含むN−メチル
−2−ピロリドン溶液とした。この調整塗布液を厚さ1
50μmでポリエステル不織布に塗布し、これを水に浸
漬することにより、窒素ガス透過速度が350Nm3 /
(m2 ・h・atm)の異方性構造を有する多孔質膜を
作成した。
6重量%の割合で次の混合溶媒(極性溶媒を含む)に加
えて均一溶液とし塗布液を調整した。混合溶媒として
は、ジエチレングリコールジメチルエーテル16重量%
及びジメチルホルムアミド27重量%を含むN−メチル
−2−ピロリドン溶液とした。この調整塗布液を厚さ1
50μmでポリエステル不織布に塗布し、これを水に浸
漬することにより、窒素ガス透過速度が350Nm3 /
(m2 ・h・atm)の異方性構造を有する多孔質膜を
作成した。
【0023】次に1.5重量%ポリメチルペンテン(三
井石油化学工業株式会社製TPX)のシクロヘキサン溶
液に、前記ポリイミド膜の表面を約5秒間浸漬して、ポ
リイミド製多孔質支持膜の上に前記溶液を均一に付着さ
せた後、この塗膜を50℃の温度に約5分間加熱して、
塗布膜からシクロヘキサンを蒸発揮散させた。そして、
ポリイミド支持膜の上に厚さ約2.5μmのポリメチル
ペンテンからなる活性薄膜を有する複合膜を形成した。
井石油化学工業株式会社製TPX)のシクロヘキサン溶
液に、前記ポリイミド膜の表面を約5秒間浸漬して、ポ
リイミド製多孔質支持膜の上に前記溶液を均一に付着さ
せた後、この塗膜を50℃の温度に約5分間加熱して、
塗布膜からシクロヘキサンを蒸発揮散させた。そして、
ポリイミド支持膜の上に厚さ約2.5μmのポリメチル
ペンテンからなる活性薄膜を有する複合膜を形成した。
【0024】この膜の分離性能を測定した結果を表1に
示す。 実施例2 実施例1と同様にして調整したポリイミド膜に、0.3
重量%ポリメチルペンテン(実施例1と同じポリマ)の
シクロヘキサン溶液を用い、実施例1と同様に処理する
ことにより、厚さが約0.2μmのポリメチルペンテン
からなる活性薄膜を有する複合膜を調製した。
示す。 実施例2 実施例1と同様にして調整したポリイミド膜に、0.3
重量%ポリメチルペンテン(実施例1と同じポリマ)の
シクロヘキサン溶液を用い、実施例1と同様に処理する
ことにより、厚さが約0.2μmのポリメチルペンテン
からなる活性薄膜を有する複合膜を調製した。
【0025】この膜の分離性能を測定した結果を表1に
示す。 実施例3 ポリイミド(実施例1と同じポリマ)16重量%を含む
N−メチル−2−ピロリドン溶液を用い、実施例1と同
様の方法で、窒素ガス透過速度が5Nm3/(m2 ・h
・atm)の多孔質膜を調製した。
示す。 実施例3 ポリイミド(実施例1と同じポリマ)16重量%を含む
N−メチル−2−ピロリドン溶液を用い、実施例1と同
様の方法で、窒素ガス透過速度が5Nm3/(m2 ・h
・atm)の多孔質膜を調製した。
【0026】次にこの膜に実施例1と同様の処理をする
ことにより、厚さ約2μmのポリメチルペンテンからな
る活性薄膜を有する複合膜を調製した。この膜の分離性
能を測定した結果を表1に示す。
ことにより、厚さ約2μmのポリメチルペンテンからな
る活性薄膜を有する複合膜を調製した。この膜の分離性
能を測定した結果を表1に示す。
【0027】実施例4 繰り返し単位が、下記式(化3)で示されるポリスルホ
ン17.5重量%をジメチルホルムアミド溶液に溶解
し、厚さ150μmでポリエステル不織布に塗布し、こ
れを水に浸漬することにより、窒素ガス透過速度が30
Nm3 /(m2 ・h・atm)の異方性構造を有する多
孔質膜を調整した。
ン17.5重量%をジメチルホルムアミド溶液に溶解
し、厚さ150μmでポリエステル不織布に塗布し、こ
れを水に浸漬することにより、窒素ガス透過速度が30
Nm3 /(m2 ・h・atm)の異方性構造を有する多
孔質膜を調整した。
【0028】
【化3】
【0029】次にこの膜に実施例1と同様の処理をする
ことにより、厚さ約2μmのポリメチルペンテンからな
る活性薄膜を有する複合膜を調製した。この膜の分離性
能を測定した結果を表1に示す。
ことにより、厚さ約2μmのポリメチルペンテンからな
る活性薄膜を有する複合膜を調製した。この膜の分離性
能を測定した結果を表1に示す。
【0030】比較例1 実施例1と同様にして調製したポリイミド膜を5重量%
シリコーン樹脂(ゼネラルエレクトリック社製RTV−
615)のイソオクタン溶液に約5秒間浸漬して、ポリ
イミド膜上にシリコーン樹脂溶液を均一に付着させた
後、この塗膜を90℃の温度に約15分間加熱して、塗
膜からイソオクタンを蒸発揮散させると共に、シリコー
ン樹脂を架橋させてポリイミド支持膜上に厚さ約3μm
の架橋シリコーン樹脂からなる活性薄膜を有する複合膜
を調製した。この膜の分離性能を測定した結果を表1に
あわせて示す。
シリコーン樹脂(ゼネラルエレクトリック社製RTV−
615)のイソオクタン溶液に約5秒間浸漬して、ポリ
イミド膜上にシリコーン樹脂溶液を均一に付着させた
後、この塗膜を90℃の温度に約15分間加熱して、塗
膜からイソオクタンを蒸発揮散させると共に、シリコー
ン樹脂を架橋させてポリイミド支持膜上に厚さ約3μm
の架橋シリコーン樹脂からなる活性薄膜を有する複合膜
を調製した。この膜の分離性能を測定した結果を表1に
あわせて示す。
【0031】
【表1】
【0032】表1に示す通り、本実施例による有機溶剤
蒸気分離膜の有機溶剤蒸気と空気の分離性能が優れてい
ることが確認できた。さらに本実施例の多孔質支持体は
有機溶剤蒸気に耐性があり、長期間使用しても溶解、膨
潤などの変形はみられなかった。
蒸気分離膜の有機溶剤蒸気と空気の分離性能が優れてい
ることが確認できた。さらに本実施例の多孔質支持体は
有機溶剤蒸気に耐性があり、長期間使用しても溶解、膨
潤などの変形はみられなかった。
【0033】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、有機
溶剤に化学的に安定な多孔質支持体上にポリメチルペン
テン緻密層が形成されているので、有機溶剤蒸気に対し
て耐性があり、かつ空気と有機溶剤蒸気(有機ガス)と
の分離特性の優れた分離膜とすることができる。とくに
空気中における空気と有機ガスとの分離に有効である。
溶剤に化学的に安定な多孔質支持体上にポリメチルペン
テン緻密層が形成されているので、有機溶剤蒸気に対し
て耐性があり、かつ空気と有機溶剤蒸気(有機ガス)と
の分離特性の優れた分離膜とすることができる。とくに
空気中における空気と有機ガスとの分離に有効である。
【0034】また、ポリメチルペンテン緻密層の厚みが
0.05〜5μmであるという本発明の好ましい構成に
よれば、空気と有機溶剤蒸気との分離機能を有効に発揮
できる。さらに、多孔質支持体の窒素ガス透過速度が1
〜1000Nm3 /(m2 ・h・atm)であるという
本発明の好ましい構成によれば、同様に空気と有機溶剤
蒸気との分離機能を有効に発揮できる。
0.05〜5μmであるという本発明の好ましい構成に
よれば、空気と有機溶剤蒸気との分離機能を有効に発揮
できる。さらに、多孔質支持体の窒素ガス透過速度が1
〜1000Nm3 /(m2 ・h・atm)であるという
本発明の好ましい構成によれば、同様に空気と有機溶剤
蒸気との分離機能を有効に発揮できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 気体中の有機溶剤蒸気を選択的に分離す
る分離膜であって、前記分離膜は、有機溶剤に安定な多
孔質支持体上にポリメチルペンテン緻密層が形成されて
いることを特徴とする有機溶剤蒸気分離膜。 - 【請求項2】 ポリメチルペンテン緻密層の厚みが、
0.05〜5μmである請求項1に記載の有機溶剤蒸気
分離膜。 - 【請求項3】 多孔質支持体の窒素ガス透過速度が、1
〜1000Nm3/(m2 ・h・atm)である請求項
1に記載の有機溶剤蒸気分離膜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30174691A JPH05137980A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 有機溶剤蒸気分離膜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30174691A JPH05137980A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 有機溶剤蒸気分離膜 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05137980A true JPH05137980A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17900669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30174691A Pending JPH05137980A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 有機溶剤蒸気分離膜 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05137980A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006130796A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Daicel Chem Ind Ltd | ポリメチルペンテン系樹脂層を含む積層体及びその製造方法 |
| JP2010099863A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Mitsui Chemicals Inc | 塗布膜の製造方法、および部材の洗浄方法 |
| CN106659983A (zh) * | 2014-03-13 | 2017-05-10 | 3M创新有限公司 | 非对称膜和相关的方法 |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP30174691A patent/JPH05137980A/ja active Pending
Cited By (5)
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| EP3116633A4 (en) * | 2014-03-13 | 2017-11-22 | 3M Innovative Properties Company | Asymmetric membranes and related methods |
| US10010835B2 (en) | 2014-03-13 | 2018-07-03 | 3M Innovative Properties Company | Asymmetric membranes and related methods |
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