JPH05141490A - 変速機構造 - Google Patents
変速機構造Info
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- JPH05141490A JPH05141490A JP3303425A JP30342591A JPH05141490A JP H05141490 A JPH05141490 A JP H05141490A JP 3303425 A JP3303425 A JP 3303425A JP 30342591 A JP30342591 A JP 30342591A JP H05141490 A JPH05141490 A JP H05141490A
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- Japan
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- gear
- idle
- reverse
- shaft
- reverse gear
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 変速機のリバース用ギヤ列に第1,第2の2
つのアイドルギヤを設けて減速比の増大、ギヤの小径化
等に有利な構造としつつ、変速機の軸方向にもコンパク
トな構造とする。 【構成】 互いに連結された第1,第2のアイドルギヤ
271,272を第1回転軸側リバースギヤ234およ
び第2回転軸側リバースギヤ224にそれぞれ噛合わせ
てリバース用ギヤ列を構成するとともに、第1アイドル
ギヤ271および第1回転軸側リバースギヤ234を、
第2回転軸に具備されている同期装置26と軸方向位置
がラップするように配置する。
つのアイドルギヤを設けて減速比の増大、ギヤの小径化
等に有利な構造としつつ、変速機の軸方向にもコンパク
トな構造とする。 【構成】 互いに連結された第1,第2のアイドルギヤ
271,272を第1回転軸側リバースギヤ234およ
び第2回転軸側リバースギヤ224にそれぞれ噛合わせ
てリバース用ギヤ列を構成するとともに、第1アイドル
ギヤ271および第1回転軸側リバースギヤ234を、
第2回転軸に具備されている同期装置26と軸方向位置
がラップするように配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前進および後進用の複
数組のギヤ列を具備する変速機構造に関し、とくにリバ
ース用ギヤ列配設部分の構造に関するものである。
数組のギヤ列を具備する変速機構造に関し、とくにリバ
ース用ギヤ列配設部分の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にチェンジレバーの操作に応じて変
速を行う変速機は、メインシャフトと、これに平行に配
置されて入力軸からの回転が伝達されるカウンタシャフ
トとに、複数組のギヤ列が配設されるとともに、各ギヤ
列の一方のギヤとシャフトの間の動力伝達の断続を行う
断続機構を具備した構造となっている。上記各ギヤ列の
うちでリバース用のギヤ列は、回転方向を逆転させるた
め、上記両シャフトのギヤが、アイドルシャフトに支持
されたアイドルギヤを介して連係された構造となってい
る。
速を行う変速機は、メインシャフトと、これに平行に配
置されて入力軸からの回転が伝達されるカウンタシャフ
トとに、複数組のギヤ列が配設されるとともに、各ギヤ
列の一方のギヤとシャフトの間の動力伝達の断続を行う
断続機構を具備した構造となっている。上記各ギヤ列の
うちでリバース用のギヤ列は、回転方向を逆転させるた
め、上記両シャフトのギヤが、アイドルシャフトに支持
されたアイドルギヤを介して連係された構造となってい
る。
【0003】この種の変速機において、例えば実開昭5
8−49051号公報にも示されるように、第1,第2
の2つのアイドルギヤを互いに連結してアイドルシャフ
ト上に配設し、そのうちの第1アイドルギヤをカウンタ
シャフト側のギヤに噛合わせるとともに、第2アイドル
ギヤをメインシャフト側のギヤに噛合わせたリバース用
ギヤ列の構造は従来から知られている。このような構造
によると、アイドルギヤのギヤ径を小さくして上記メイ
ンシャフトおよびカウンタシャフトとアイドルシフトの
軸間距離を小さくしつつ、2つのアイドルギヤに荷重を
分散させることができるとともに、各アイドルギヤのギ
ヤ径の調整により減速比の設計自由度を高め、リバース
用ギヤ列による減速比を大きくとることができる等の点
で有利となる。
8−49051号公報にも示されるように、第1,第2
の2つのアイドルギヤを互いに連結してアイドルシャフ
ト上に配設し、そのうちの第1アイドルギヤをカウンタ
シャフト側のギヤに噛合わせるとともに、第2アイドル
ギヤをメインシャフト側のギヤに噛合わせたリバース用
ギヤ列の構造は従来から知られている。このような構造
によると、アイドルギヤのギヤ径を小さくして上記メイ
ンシャフトおよびカウンタシャフトとアイドルシフトの
軸間距離を小さくしつつ、2つのアイドルギヤに荷重を
分散させることができるとともに、各アイドルギヤのギ
ヤ径の調整により減速比の設計自由度を高め、リバース
用ギヤ列による減速比を大きくとることができる等の点
で有利となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に示されてい
る構造では、リバース用のギヤ列における第1アイドル
ギヤおよびこれに噛合うカウンタシャフトのギヤと、第
2アイドルギヤおよびこれに噛合うメインシャフトのギ
ヤと、リバース用の断続機構とが、それぞれ軸方向にず
れた位置に配設されているため、アイドルギヤが1つの
ものと比べて変速機の軸方向の寸法増大を招く。そこ
で、軸方向のコンパクト化が要求される。また、コンパ
クト化を図る場合に、ギヤの干渉等の問題が生じ易くな
る。
る構造では、リバース用のギヤ列における第1アイドル
ギヤおよびこれに噛合うカウンタシャフトのギヤと、第
2アイドルギヤおよびこれに噛合うメインシャフトのギ
ヤと、リバース用の断続機構とが、それぞれ軸方向にず
れた位置に配設されているため、アイドルギヤが1つの
ものと比べて変速機の軸方向の寸法増大を招く。そこ
で、軸方向のコンパクト化が要求される。また、コンパ
クト化を図る場合に、ギヤの干渉等の問題が生じ易くな
る。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑み、第1,第2
の2つのアイドルギヤを設けてリバース用ギヤ列の減速
比の増大、ギヤの小径化等に有利な構造としつつ、変速
機の軸方向にもコンパクトな構造を提供することを目的
とする。さらに、ギヤの干渉防止にも有利な構造を提供
することを目的とする。
の2つのアイドルギヤを設けてリバース用ギヤ列の減速
比の増大、ギヤの小径化等に有利な構造としつつ、変速
機の軸方向にもコンパクトな構造を提供することを目的
とする。さらに、ギヤの干渉防止にも有利な構造を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の構成(請求項1に記載)としては、互
いに連結されてアイドルシャフトに支持された第1アイ
ドルギヤおよび第2アイドルギヤと、第1回転軸に固定
的に設けられて上記第1アイドルギヤに噛合う第1回転
軸側リバースギヤと、第2回転軸に相対回転可能に設け
られて上記第2アイドルギヤに噛合う第2回転軸側ギヤ
とでリバース用ギヤ列を構成した変速機構造であって、
上記第2回転軸側リバースギヤに隣接する位置に、この
ギヤと第2回転軸との間の動力伝達の断続を行うリバー
ス用断続機構を設けるとともに、上記第1アイドルギヤ
および第1回転軸側リバースギヤを、その軸方向位置が
上記リバース用断続機構の軸方向位置とラップするよう
に配置したものである。
に、第1の発明の構成(請求項1に記載)としては、互
いに連結されてアイドルシャフトに支持された第1アイ
ドルギヤおよび第2アイドルギヤと、第1回転軸に固定
的に設けられて上記第1アイドルギヤに噛合う第1回転
軸側リバースギヤと、第2回転軸に相対回転可能に設け
られて上記第2アイドルギヤに噛合う第2回転軸側ギヤ
とでリバース用ギヤ列を構成した変速機構造であって、
上記第2回転軸側リバースギヤに隣接する位置に、この
ギヤと第2回転軸との間の動力伝達の断続を行うリバー
ス用断続機構を設けるとともに、上記第1アイドルギヤ
および第1回転軸側リバースギヤを、その軸方向位置が
上記リバース用断続機構の軸方向位置とラップするよう
に配置したものである。
【0007】この構成において、リバース用断続機構が
位置する側とは反対側でリバース用ギヤ列に隣接する位
置に前進用ギヤ列を備え、この前進用ギヤ列の第1回転
軸側のギヤと第1回転軸側リバースギヤとを共通の歯部
で構成するように第1回転軸の所定範囲に歯部を形成す
ることが好ましい。さらに、上記歯部の中間位置に、第
2アイドルギヤとの干渉回避用の溝を設けることが好ま
しい。
位置する側とは反対側でリバース用ギヤ列に隣接する位
置に前進用ギヤ列を備え、この前進用ギヤ列の第1回転
軸側のギヤと第1回転軸側リバースギヤとを共通の歯部
で構成するように第1回転軸の所定範囲に歯部を形成す
ることが好ましい。さらに、上記歯部の中間位置に、第
2アイドルギヤとの干渉回避用の溝を設けることが好ま
しい。
【0008】また、別の構成(請求項4に記載)として
は、互いに連結されてアイドルシャフトに支持された第
1アイドルギヤおよび第2アイドルギヤと、第1回転軸
に固定的に設けられて上記第1アイドルギヤに噛合う第
1回転軸側リバースギヤと、第2回転軸に相対回転可能
に設けられて上記第2アイドルギヤに噛合う第2回転軸
側ギヤとでリバース用ギヤ列を構成した変速機構造であ
って、上記第1回転軸に上記第1回転軸側リバースギヤ
を構成する歯部を形成するとともに、この歯部の、上記
第2アイドルギヤに対応する位置に、第2アイドルギヤ
との干渉回避用の溝を設けたものである。
は、互いに連結されてアイドルシャフトに支持された第
1アイドルギヤおよび第2アイドルギヤと、第1回転軸
に固定的に設けられて上記第1アイドルギヤに噛合う第
1回転軸側リバースギヤと、第2回転軸に相対回転可能
に設けられて上記第2アイドルギヤに噛合う第2回転軸
側ギヤとでリバース用ギヤ列を構成した変速機構造であ
って、上記第1回転軸に上記第1回転軸側リバースギヤ
を構成する歯部を形成するとともに、この歯部の、上記
第2アイドルギヤに対応する位置に、第2アイドルギヤ
との干渉回避用の溝を設けたものである。
【0009】
【作用】上記の第1の発明の構成によると、第1回転軸
側リバースギヤと第2回転軸側のリバースギヤとが第
1,第2のアイドルギヤを介して連係され、上記第1ア
イドルギヤおよび第1回転軸側リバースギヤとリバース
用断続機構とが軸方向位置においてラップすることによ
り、軸方向にコンパクトに配置される。
側リバースギヤと第2回転軸側のリバースギヤとが第
1,第2のアイドルギヤを介して連係され、上記第1ア
イドルギヤおよび第1回転軸側リバースギヤとリバース
用断続機構とが軸方向位置においてラップすることによ
り、軸方向にコンパクトに配置される。
【0010】この構成において、前進用ギヤ列の第1回
転軸側のギヤと第1回転軸側リバースギヤとが共通の歯
部で構成されると、加工が容易となる。
転軸側のギヤと第1回転軸側リバースギヤとが共通の歯
部で構成されると、加工が容易となる。
【0011】また、第1回転軸側リバースギヤを構成す
る歯部に溝が設けられていると、各アイドルギヤおよび
上記歯部等がコンパクトに配置されつつ、歯部と第2ア
イドルギヤとの干渉が避けられる。
る歯部に溝が設けられていると、各アイドルギヤおよび
上記歯部等がコンパクトに配置されつつ、歯部と第2ア
イドルギヤとの干渉が避けられる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1乃至図4は本発明が適用される変速機の一例を示
し、これらの図において、1はクラッチハウジングを兼
ねる変速機ケースであり、予め前後に2分割され、その
フロントケース11とリヤケース12とがそれぞれのフ
ランジ部110,120でつき合わされた状態で、複数
のボルト13により結合されている。図に示す変速機ケ
ース1は、概略的に全体が後方側ほど狭まったコーン形
状で、フロント,リヤケース11,12の合わせ部分を
含む中間部の所定範囲だけ略一定断面の筒状に形成さ
れ、この筒状部分にボルトボス部14が形成されてい
る。この変速機ケース1の内部に、入力軸21、メイン
シャフト22およびカウンタシャフト23等の部材を備
えたトランスミッション2と、その前方側に位置するク
ラッチ3とが収容されており、トランスミッション2お
ける後記の各種付属機構は上記筒状部分の内部に配置さ
れている。
図1乃至図4は本発明が適用される変速機の一例を示
し、これらの図において、1はクラッチハウジングを兼
ねる変速機ケースであり、予め前後に2分割され、その
フロントケース11とリヤケース12とがそれぞれのフ
ランジ部110,120でつき合わされた状態で、複数
のボルト13により結合されている。図に示す変速機ケ
ース1は、概略的に全体が後方側ほど狭まったコーン形
状で、フロント,リヤケース11,12の合わせ部分を
含む中間部の所定範囲だけ略一定断面の筒状に形成さ
れ、この筒状部分にボルトボス部14が形成されてい
る。この変速機ケース1の内部に、入力軸21、メイン
シャフト22およびカウンタシャフト23等の部材を備
えたトランスミッション2と、その前方側に位置するク
ラッチ3とが収容されており、トランスミッション2お
ける後記の各種付属機構は上記筒状部分の内部に配置さ
れている。
【0013】上記フロントケース11は、クラッチハウ
ジング部111とミッションハウジング部112とを一
体に備え、フロントケース11内においてミッションハ
ウジング部112の前部には、上記入力軸21およびカ
ウンタシャフト23に対するベアリング115,116
が配設されるとともに、その前方に位置するフロントカ
バー15およびカラー部材16がボルト150,160
で取付けられている。一方、リヤケース12内には、上
記メインシャフト22およびカウンタシャフト23に対
するベアリング121,122配設されるとともに、ベ
アリング121の前方のベアリングカバー17がボルト
170で取付けられている。また、変速機ケース1の側
方下部においてフロントケース11の後部とリヤケース
12の前部とに、後に詳述するようなアイドルシャフト
取付部分が設けられている。
ジング部111とミッションハウジング部112とを一
体に備え、フロントケース11内においてミッションハ
ウジング部112の前部には、上記入力軸21およびカ
ウンタシャフト23に対するベアリング115,116
が配設されるとともに、その前方に位置するフロントカ
バー15およびカラー部材16がボルト150,160
で取付けられている。一方、リヤケース12内には、上
記メインシャフト22およびカウンタシャフト23に対
するベアリング121,122配設されるとともに、ベ
アリング121の前方のベアリングカバー17がボルト
170で取付けられている。また、変速機ケース1の側
方下部においてフロントケース11の後部とリヤケース
12の前部とに、後に詳述するようなアイドルシャフト
取付部分が設けられている。
【0014】上記トランスミッション2は、その入力軸
21がクラッチ3を介して図外のエンジン出力軸に接続
される一方、メインシャフト22の後端に図外のプロペ
ラシャフト端部のスライディングヨークが接続されるよ
うになっており、入力軸21とメインシャフト22とは
前後に一直線上に配置されるとともにベアリングを介し
て互いに回転自在に結合され、上記カウンタシャフト2
3はメインシャフト22の下方にこれと平行に配置され
ている。そして、これらが上記ベアリング115,11
6,121,122を介して変速機ケース1に回転自在
に支承されている。
21がクラッチ3を介して図外のエンジン出力軸に接続
される一方、メインシャフト22の後端に図外のプロペ
ラシャフト端部のスライディングヨークが接続されるよ
うになっており、入力軸21とメインシャフト22とは
前後に一直線上に配置されるとともにベアリングを介し
て互いに回転自在に結合され、上記カウンタシャフト2
3はメインシャフト22の下方にこれと平行に配置され
ている。そして、これらが上記ベアリング115,11
6,121,122を介して変速機ケース1に回転自在
に支承されている。
【0015】上記入力軸21の後端部にはドライブギヤ
210が設けられている。また、上記カウンタシャフト
23には、前方側から順に、カウンタドライブギヤ23
0と、カウンタ3速ギヤ231と、カウンタ2速ギヤ2
32と、共通の歯部235で構成されたカウンタ1速ギ
ヤ233およびカウンタリバースギヤ234と、カウン
タオーバドライブギヤ236とが配設され、上記カウン
タドライブギヤ230が入力軸21のドライブギヤ21
0に噛み合うことにより、カウンタシャフト23が入力
軸21に連動している。
210が設けられている。また、上記カウンタシャフト
23には、前方側から順に、カウンタドライブギヤ23
0と、カウンタ3速ギヤ231と、カウンタ2速ギヤ2
32と、共通の歯部235で構成されたカウンタ1速ギ
ヤ233およびカウンタリバースギヤ234と、カウン
タオーバドライブギヤ236とが配設され、上記カウン
タドライブギヤ230が入力軸21のドライブギヤ21
0に噛み合うことにより、カウンタシャフト23が入力
軸21に連動している。
【0016】メインシャフト22には、前方側から順に
3速−4速用同期装置24、3速ギヤ221、2速ギヤ
222、1速−2速用同期装置25、1速ギヤ223、
リバースギヤ224、オーバドライブ−リバース用同期
装置26およびオーバドライブギヤ226が配設されて
おり、各ギヤ221〜224,226はメインシャフト
22に対して回転可能に取付けられている。上記各同期
装置24〜26は、後記シフトロッド41〜43の作動
に応じてスライドするスリーブ24a,25a,26a
を有し、スリーブが前側にスライドすると同期装置前方
のギヤ(3速−4速用同期装置24の場合は入力軸2
1)がメインシャフト22に結合され、スリーブが後側
にスライドすると同期装置後方のギヤがメインシャフト
22に結合され、スリーブが中立位置にあるときは前後
両側のギヤとメインシャフト22とが非結合となるよう
に構成されている。
3速−4速用同期装置24、3速ギヤ221、2速ギヤ
222、1速−2速用同期装置25、1速ギヤ223、
リバースギヤ224、オーバドライブ−リバース用同期
装置26およびオーバドライブギヤ226が配設されて
おり、各ギヤ221〜224,226はメインシャフト
22に対して回転可能に取付けられている。上記各同期
装置24〜26は、後記シフトロッド41〜43の作動
に応じてスライドするスリーブ24a,25a,26a
を有し、スリーブが前側にスライドすると同期装置前方
のギヤ(3速−4速用同期装置24の場合は入力軸2
1)がメインシャフト22に結合され、スリーブが後側
にスライドすると同期装置後方のギヤがメインシャフト
22に結合され、スリーブが中立位置にあるときは前後
両側のギヤとメインシャフト22とが非結合となるよう
に構成されている。
【0017】上記3速ギヤ221、2速ギヤ222、1
速ギヤ223およびオーバドライブギヤ226はそれぞ
れに対応するカウンタシャフト23のギヤ231,23
2,233,236に噛み合っている。また、上記リバ
ースギヤ224は、アイドルシャフト27に設けられた
2つのアイドルギヤ271,272を介してカウンタリ
バースギヤ234に連係されており、この部分の構造に
ついては後に詳述する。
速ギヤ223およびオーバドライブギヤ226はそれぞ
れに対応するカウンタシャフト23のギヤ231,23
2,233,236に噛み合っている。また、上記リバ
ースギヤ224は、アイドルシャフト27に設けられた
2つのアイドルギヤ271,272を介してカウンタリ
バースギヤ234に連係されており、この部分の構造に
ついては後に詳述する。
【0018】上記変速機ケース1の上方部には、コント
ロールロッド40が取り付けられるとともに、その側方
に第1,第2,第3のシフトロッド41,42,43が
配設されている。上記コントロールロッド40は、変速
機ケース1の筒状部分の上部に配置されて後端がリヤケ
ース12のコーン形状部分の外部に突出し、この後端が
リンク401を介して図外のチェンジレバーに連結され
ることにより、チェンジレバーのセレクト、シフト操作
に応じてコントロールロッド40が回転およびスライド
するようになっている。また、上記リンク401の両側
方に、不必要なチェンジレバーの揺動等を防止するため
チェンジレバー保持部と変速機ケース1とを連結する連
結部材404が配置され、この連結部材404の変速機
側端部は、フロント,リヤケース12を結合するボルト
13で共締めされたブラケット405に、枢軸406お
よびラバーブッシュ407を介して結合されている。
ロールロッド40が取り付けられるとともに、その側方
に第1,第2,第3のシフトロッド41,42,43が
配設されている。上記コントロールロッド40は、変速
機ケース1の筒状部分の上部に配置されて後端がリヤケ
ース12のコーン形状部分の外部に突出し、この後端が
リンク401を介して図外のチェンジレバーに連結され
ることにより、チェンジレバーのセレクト、シフト操作
に応じてコントロールロッド40が回転およびスライド
するようになっている。また、上記リンク401の両側
方に、不必要なチェンジレバーの揺動等を防止するため
チェンジレバー保持部と変速機ケース1とを連結する連
結部材404が配置され、この連結部材404の変速機
側端部は、フロント,リヤケース12を結合するボルト
13で共締めされたブラケット405に、枢軸406お
よびラバーブッシュ407を介して結合されている。
【0019】図3に示すように、上記コントロールロッ
ド40にはセレクト用係合片40aが突設され、一方、
上記各シフトロッド41〜43にはそれぞれセレクトゲ
ート41a,42a,43aが設けられており、上記コ
ントロールロッド40の回転位置に応じて上記係合片4
0aが選択的に上記セレクトゲート41a,42a,4
3aのうちの一つに係合するようになっている。また、
各シフトロッド41〜43には、メインシャフト22に
配設された各同期装置24〜26のスリーブ24a,2
5a,26aに係合するシフトフォーク41b,42
b,43bが設けられている。
ド40にはセレクト用係合片40aが突設され、一方、
上記各シフトロッド41〜43にはそれぞれセレクトゲ
ート41a,42a,43aが設けられており、上記コ
ントロールロッド40の回転位置に応じて上記係合片4
0aが選択的に上記セレクトゲート41a,42a,4
3aのうちの一つに係合するようになっている。また、
各シフトロッド41〜43には、メインシャフト22に
配設された各同期装置24〜26のスリーブ24a,2
5a,26aに係合するシフトフォーク41b,42
b,43bが設けられている。
【0020】上記各シフトロッド41〜43は、互いに
平行に配置された状態で、リヤケース12内に配置され
たサブフレーム45に後部がスライド可能に支持される
とともに、フロントケース11に形成されたシフトロッ
ド支持部(図示せず)に前部がスライド可能に支持され
ている。上記サブフレーム45は、図外のボルトでリヤ
ケース12に取付けられている。このサブフレーム45
にはディテント機構収納部50が一体的に設けられ、シ
フトロッド41〜43のスライド時に節動感を与えるた
めのディテント機構(図示せず)を構成するボールおよ
びスプリング等が上記ディテント機構収納部50に収納
されている。さらにサブフレーム45には、複数シフト
ロッドの同時作動を阻止するインターロック機構(図示
せず)等が具備されている。
平行に配置された状態で、リヤケース12内に配置され
たサブフレーム45に後部がスライド可能に支持される
とともに、フロントケース11に形成されたシフトロッ
ド支持部(図示せず)に前部がスライド可能に支持され
ている。上記サブフレーム45は、図外のボルトでリヤ
ケース12に取付けられている。このサブフレーム45
にはディテント機構収納部50が一体的に設けられ、シ
フトロッド41〜43のスライド時に節動感を与えるた
めのディテント機構(図示せず)を構成するボールおよ
びスプリング等が上記ディテント機構収納部50に収納
されている。さらにサブフレーム45には、複数シフト
ロッドの同時作動を阻止するインターロック機構(図示
せず)等が具備されている。
【0021】また、変速機ケース1の筒状部分の内部に
おけるコントロールロッド40の近辺には、誤操作によ
るオーバドライブからリバースへのシフトを防止するリ
バースミスシフト防止機構70と、ニュートラル時にコ
ントロールロッド40を回動範囲の中間位置(チェンジ
レバー402をセレクト操作範囲の中間位置)に戻すセ
レクトリターン機構80とが配置されている。
おけるコントロールロッド40の近辺には、誤操作によ
るオーバドライブからリバースへのシフトを防止するリ
バースミスシフト防止機構70と、ニュートラル時にコ
ントロールロッド40を回動範囲の中間位置(チェンジ
レバー402をセレクト操作範囲の中間位置)に戻すセ
レクトリターン機構80とが配置されている。
【0022】上記リバースミスシフト防止機構70は、
図4中に示すように、コントロールロッド40の所定箇
所に設けられた突片71と、リヤケース12に取付けら
れたベースブロック75と、これに枢軸76を介して回
動可能に取付けられたミスシフト防止用カム77と、こ
のカム77を弾性的に基準位置に保持するスプリング
(図示省略)とで構成されている。そして、オーバドラ
イブ位置からリバース位置へ向けてシフト操作されると
きは、コントロールロッド40のスライドに伴い上記突
片71によってカム77の先端部が押され、これに伴い
カム77がある程度回動するとストッパーでそれ以上の
カム77の回動が阻止されることにより、リバースへの
ミスシフトが防止されるようになっている。
図4中に示すように、コントロールロッド40の所定箇
所に設けられた突片71と、リヤケース12に取付けら
れたベースブロック75と、これに枢軸76を介して回
動可能に取付けられたミスシフト防止用カム77と、こ
のカム77を弾性的に基準位置に保持するスプリング
(図示省略)とで構成されている。そして、オーバドラ
イブ位置からリバース位置へ向けてシフト操作されると
きは、コントロールロッド40のスライドに伴い上記突
片71によってカム77の先端部が押され、これに伴い
カム77がある程度回動するとストッパーでそれ以上の
カム77の回動が阻止されることにより、リバースへの
ミスシフトが防止されるようになっている。
【0023】また、上記セレクトリターン機構80は、
図3中に示すように、リヤケース12のコントロールロ
ッド配置箇所の両側に形成された一対のリターン部材収
容孔81にそれぞれ収容されたリターン用ピストン82
およびスプリング83と、コントロールロッド40から
両側に突出して上記各ピストン82の下端に当接する一
対の爪片85とで構成されている。そして、上記一対の
爪片85に対し、スプリング83の付勢力が、コントロ
ールロッド40を上記中間位置に戻す復元力として作用
するようになっている。
図3中に示すように、リヤケース12のコントロールロ
ッド配置箇所の両側に形成された一対のリターン部材収
容孔81にそれぞれ収容されたリターン用ピストン82
およびスプリング83と、コントロールロッド40から
両側に突出して上記各ピストン82の下端に当接する一
対の爪片85とで構成されている。そして、上記一対の
爪片85に対し、スプリング83の付勢力が、コントロ
ールロッド40を上記中間位置に戻す復元力として作用
するようになっている。
【0024】図5および図6は、図1中および図3中に
も示したリバースギヤ列配設部分の構造について、詳細
を示している。これらの図において、第1,第2アイド
ルギヤ271,272は、隣接し互いに連結された状態
で、アイドルシャフト27に対して回転自在に取付けら
れており、上記第1アイドルギヤ271には第1回転軸
に相当するカウンタシャフト23に固定的に設けられた
カウンタリバースギヤ(第1回転軸側リバースギヤ)2
34が噛合い、上記第2アイドルギヤ272には第2回
転軸に相当するメインシャフト22に相対回転可能に設
けられてたリバースギヤ(第2回転軸側リバースギヤ)
224が噛合っている。これらのギヤによりリバース用
ギヤ列が構成されている。
も示したリバースギヤ列配設部分の構造について、詳細
を示している。これらの図において、第1,第2アイド
ルギヤ271,272は、隣接し互いに連結された状態
で、アイドルシャフト27に対して回転自在に取付けら
れており、上記第1アイドルギヤ271には第1回転軸
に相当するカウンタシャフト23に固定的に設けられた
カウンタリバースギヤ(第1回転軸側リバースギヤ)2
34が噛合い、上記第2アイドルギヤ272には第2回
転軸に相当するメインシャフト22に相対回転可能に設
けられてたリバースギヤ(第2回転軸側リバースギヤ)
224が噛合っている。これらのギヤによりリバース用
ギヤ列が構成されている。
【0025】上記メインシャフト22には、リバースギ
ヤ224の後方でこれに隣接する位置に、リバース用断
続機構としての同期装置26が具備されるとともに、リ
バースギヤ224の前方でこれに隣接する位置に、1速
ギヤ223が設けられている。アイドルシャフト27に
おけるアイドルギヤの配置としては、カウンタリバース
ギヤ234に噛合う第1アイドルギヤ271がリバース
ギヤ224に噛合う第2アイドルギヤ271の後方に位
置している。従って、上記第1アイドルギヤ271およ
びカウンタリバースギヤ234は、その軸方向位置が上
記同期装置26の軸方向位置とラップするように配置さ
れている。
ヤ224の後方でこれに隣接する位置に、リバース用断
続機構としての同期装置26が具備されるとともに、リ
バースギヤ224の前方でこれに隣接する位置に、1速
ギヤ223が設けられている。アイドルシャフト27に
おけるアイドルギヤの配置としては、カウンタリバース
ギヤ234に噛合う第1アイドルギヤ271がリバース
ギヤ224に噛合う第2アイドルギヤ271の後方に位
置している。従って、上記第1アイドルギヤ271およ
びカウンタリバースギヤ234は、その軸方向位置が上
記同期装置26の軸方向位置とラップするように配置さ
れている。
【0026】また、カウンタシャフト23においては、
カウンタ1速ギヤ233(前進用ギヤ列の第1回転軸側
のギヤ)とカウンタリバースギヤ234とが共通の歯部
235で構成されている。つまり、1速用ギヤ列とリバ
ース用ギヤ列とにわたる範囲に相当するカウンタシャフ
ト23の所定範囲に歯部235が刻設され、この歯部2
35の前部がカウンタ1速ギヤ233、後部がカウンタ
リバースギヤ234とされている。上記歯部235の中
間位置には、第2アイドルギヤ272との干渉回避用の
溝237が設けられている。
カウンタ1速ギヤ233(前進用ギヤ列の第1回転軸側
のギヤ)とカウンタリバースギヤ234とが共通の歯部
235で構成されている。つまり、1速用ギヤ列とリバ
ース用ギヤ列とにわたる範囲に相当するカウンタシャフ
ト23の所定範囲に歯部235が刻設され、この歯部2
35の前部がカウンタ1速ギヤ233、後部がカウンタ
リバースギヤ234とされている。上記歯部235の中
間位置には、第2アイドルギヤ272との干渉回避用の
溝237が設けられている。
【0027】なお、上記アイドルシャフト27の支持構
造としては、フロントケース11に設けられたアイドル
シャフト支持部18の嵌合孔180にアイドルシャフト
27の前端部が嵌合されるとともに、リヤケース12に
設けられたアイドルシャフト取付部19に、アイドルシ
ャフト27の後端に設けられた被取付部273が、ボル
ト28によって固着されている。上記被取付部273は
アイドルシャフト27の後端から側方へ突出し、この被
取付部273と上記アイドルシャフト取付部19とは相
対応する円弧状の合わせ面275によって衝合されてい
る。そして、リバース用ギヤ列のギヤの回転によってア
イドルシャフト27に加わる一定方向の力Fに対し、こ
の力のボルト方向分力F1 をボルト28で支えるととも
にこれと直角方向の分力F2 を上記合わせ面275で受
け止めるように、ボルト28の方向と上記合わせ面27
5の形成範囲が設定されている。
造としては、フロントケース11に設けられたアイドル
シャフト支持部18の嵌合孔180にアイドルシャフト
27の前端部が嵌合されるとともに、リヤケース12に
設けられたアイドルシャフト取付部19に、アイドルシ
ャフト27の後端に設けられた被取付部273が、ボル
ト28によって固着されている。上記被取付部273は
アイドルシャフト27の後端から側方へ突出し、この被
取付部273と上記アイドルシャフト取付部19とは相
対応する円弧状の合わせ面275によって衝合されてい
る。そして、リバース用ギヤ列のギヤの回転によってア
イドルシャフト27に加わる一定方向の力Fに対し、こ
の力のボルト方向分力F1 をボルト28で支えるととも
にこれと直角方向の分力F2 を上記合わせ面275で受
け止めるように、ボルト28の方向と上記合わせ面27
5の形成範囲が設定されている。
【0028】以上のような構造によると、リバース用の
ギヤ列は、第1,第2のアイドルギヤ271,272を
有し、第1アイドルギヤ271とカウンタリバースギヤ
234とが噛合うとともに、第2アイドルギヤ272と
リバースギヤ224とが噛合った構造とされていること
により、荷重の集中が避けられ、アイドルギヤ271,
272を小径にしてカウンタシャフト23およびメイン
シフト22とアイドルシフト27との軸間距離を小さく
するのに有利となるとともに、各アイドルギヤのギヤ径
を変えることで減速比を大きくすることが可能となる。
しかも、上記第1アイドルギヤ271とカウンタリバー
スギヤ234との噛合い部分と、メインシャフト22に
具備された同期装置26とが、軸方向において互いにラ
ップする位置に配置されていることにより、シャフト2
2,23の長さの増大を招くことがなく、軸方向にもコ
ンパクトになる。
ギヤ列は、第1,第2のアイドルギヤ271,272を
有し、第1アイドルギヤ271とカウンタリバースギヤ
234とが噛合うとともに、第2アイドルギヤ272と
リバースギヤ224とが噛合った構造とされていること
により、荷重の集中が避けられ、アイドルギヤ271,
272を小径にしてカウンタシャフト23およびメイン
シフト22とアイドルシフト27との軸間距離を小さく
するのに有利となるとともに、各アイドルギヤのギヤ径
を変えることで減速比を大きくすることが可能となる。
しかも、上記第1アイドルギヤ271とカウンタリバー
スギヤ234との噛合い部分と、メインシャフト22に
具備された同期装置26とが、軸方向において互いにラ
ップする位置に配置されていることにより、シャフト2
2,23の長さの増大を招くことがなく、軸方向にもコ
ンパクトになる。
【0029】また、カウンタシャフト23におけるカウ
ンタ1速ギヤ233とカウンタリバースギヤ234とは
ともに径が小さく、かつ互いに近い位置にあるため、こ
れらが共通の歯部235で構成されることにより、個別
に形成される場合と比べて加工が簡単になる。
ンタ1速ギヤ233とカウンタリバースギヤ234とは
ともに径が小さく、かつ互いに近い位置にあるため、こ
れらが共通の歯部235で構成されることにより、個別
に形成される場合と比べて加工が簡単になる。
【0030】このようにギヤ233,234が共通の歯
部235で構成されるとともに、リバース用ギヤ列が上
記のように配設されていると、第2アイドルギヤ272
が上記歯部235の中間部に並ぶような配置となるが、
この歯部235の中間部に溝237が形成されているこ
とにより、ある程度まで第2アイドルギヤ272の径が
大きくされても、このギヤ272と上記歯部235との
干渉が避けられる。つまり、第2アイドルギヤ272と
上記歯部235との干渉を避けるという条件下での第2
アイドルギヤ272の径の設計自由度が高められ、これ
によって減速比の設計自由度が高められる。
部235で構成されるとともに、リバース用ギヤ列が上
記のように配設されていると、第2アイドルギヤ272
が上記歯部235の中間部に並ぶような配置となるが、
この歯部235の中間部に溝237が形成されているこ
とにより、ある程度まで第2アイドルギヤ272の径が
大きくされても、このギヤ272と上記歯部235との
干渉が避けられる。つまり、第2アイドルギヤ272と
上記歯部235との干渉を避けるという条件下での第2
アイドルギヤ272の径の設計自由度が高められ、これ
によって減速比の設計自由度が高められる。
【0031】また、リヤケース12に対するアイドルシ
ャフト27の取付け部分は、アイドルシャフト27に加
わる力を合理的に支える構造となっている。つまり、レ
イアウト的にアイドルシャフト27のボルト締結位置お
よび締結方向に制約があるので、アイドルシャフト27
に加わる力Fの方向とボルト28の方向とを一致させる
ことは難しいが、上記力Fの分力F1 ,F2 がボルト2
8と合わせ面275とで支えられるように、アイドルシ
ャフト取付部19と被取付部273との合わせ面275
が形成されていることにより、充分な支持強度が得られ
る。
ャフト27の取付け部分は、アイドルシャフト27に加
わる力を合理的に支える構造となっている。つまり、レ
イアウト的にアイドルシャフト27のボルト締結位置お
よび締結方向に制約があるので、アイドルシャフト27
に加わる力Fの方向とボルト28の方向とを一致させる
ことは難しいが、上記力Fの分力F1 ,F2 がボルト2
8と合わせ面275とで支えられるように、アイドルシ
ャフト取付部19と被取付部273との合わせ面275
が形成されていることにより、充分な支持強度が得られ
る。
【0032】なお、本発明の変速機構造におけるリバー
ス用ギヤ列配設部分の具体的構造は、種々変更可能であ
る。例えば、上記第2アイドルギヤ272のギヤ径が小
さく設計されることで歯部235との干渉が避けられる
場合には、歯部235に上記溝237を設けなくてもよ
い。また、歯部235に第2アイドルギヤ272に対す
る干渉防止用の溝237を設ける構造は、リバースギヤ
列が上記実施例のように配設されているものにおいて有
効であるだけでなく、第1,第2アイドルギヤの配置が
上記実施例と逆になっているような構造においても、加
工の都合などから第1アイドルギヤに噛合う歯部が第2
アイドルギヤに対応する範囲まで形成されている場合等
に、有効となる。
ス用ギヤ列配設部分の具体的構造は、種々変更可能であ
る。例えば、上記第2アイドルギヤ272のギヤ径が小
さく設計されることで歯部235との干渉が避けられる
場合には、歯部235に上記溝237を設けなくてもよ
い。また、歯部235に第2アイドルギヤ272に対す
る干渉防止用の溝237を設ける構造は、リバースギヤ
列が上記実施例のように配設されているものにおいて有
効であるだけでなく、第1,第2アイドルギヤの配置が
上記実施例と逆になっているような構造においても、加
工の都合などから第1アイドルギヤに噛合う歯部が第2
アイドルギヤに対応する範囲まで形成されている場合等
に、有効となる。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によると、互いに
連結された第1,第2のアイドルギヤを第1回転軸側リ
バースギヤおよび第2回転軸側リバースギヤにそれぞれ
噛合わせてリバース用ギヤ列を構成するとともに、第1
アイドルギヤおよび第1回転軸側リバースギヤを、第2
回転軸側のリバース用断続機構と軸方向位置がラップす
るように配置しているため、ギヤの小径化、減速比の増
大等に有利な構造とし、しかも軸方向にもコンパクトに
することができる。
連結された第1,第2のアイドルギヤを第1回転軸側リ
バースギヤおよび第2回転軸側リバースギヤにそれぞれ
噛合わせてリバース用ギヤ列を構成するとともに、第1
アイドルギヤおよび第1回転軸側リバースギヤを、第2
回転軸側のリバース用断続機構と軸方向位置がラップす
るように配置しているため、ギヤの小径化、減速比の増
大等に有利な構造とし、しかも軸方向にもコンパクトに
することができる。
【0034】さらに、請求項2に記載のように、前進用
ギヤ列の第1回転軸側のギヤと第1回転軸側リバースギ
ヤとを共通の歯部で構成するようにしておくと、第1回
転軸における前進用ギヤおよびリバースギヤの加工が簡
単になり、コンパクト化にも有利となる。また、請求項
3に記載のように、上記歯部の中間位置に、第2アイド
ルギヤとの干渉回避用の溝を設けると、上記歯部と第2
アイドルギヤとの干渉を避けながら、減速比に関係する
第2アイドルギヤのギヤ径等の設計自由度を高めること
ができる。
ギヤ列の第1回転軸側のギヤと第1回転軸側リバースギ
ヤとを共通の歯部で構成するようにしておくと、第1回
転軸における前進用ギヤおよびリバースギヤの加工が簡
単になり、コンパクト化にも有利となる。また、請求項
3に記載のように、上記歯部の中間位置に、第2アイド
ルギヤとの干渉回避用の溝を設けると、上記歯部と第2
アイドルギヤとの干渉を避けながら、減速比に関係する
第2アイドルギヤのギヤ径等の設計自由度を高めること
ができる。
【0035】請求項4に記載の発明によると、第1回転
軸にリバースギヤを構成する歯部を形成し、この歯部と
第2回転軸側リバースギヤとに第1,第2のアイドルギ
ヤをそれぞれ噛合わせるとともに、上記歯部の、第2ア
イドルギヤに対応する位置に、第2アイドルギヤとの干
渉回避用の溝を設けているため、上記各ギヤを近接させ
てコンパクトに配置した場合にも、上記歯部と第2アイ
ドルギヤとの干渉を避け、かつ減速比に関係する第2ア
イドルギヤのギヤ径等の設計自由度を高めることができ
る。
軸にリバースギヤを構成する歯部を形成し、この歯部と
第2回転軸側リバースギヤとに第1,第2のアイドルギ
ヤをそれぞれ噛合わせるとともに、上記歯部の、第2ア
イドルギヤに対応する位置に、第2アイドルギヤとの干
渉回避用の溝を設けているため、上記各ギヤを近接させ
てコンパクトに配置した場合にも、上記歯部と第2アイ
ドルギヤとの干渉を避け、かつ減速比に関係する第2ア
イドルギヤのギヤ径等の設計自由度を高めることができ
る。
【図1】本発明の一実施例による変速機全体の縦断面図
である。
である。
【図2】同変速機の一部断面平面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図であ
る。
る。
【図4】図1のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】リバース用ギヤ列配設部分の拡大縦断面図であ
る。
る。
【図6】アイドルシャフト取付部分の拡大断面図であ
る。
る。
2 トランスミッション 22 メインシャフト 23 カウンタシャフト 27 アイドルシャフト 271 第1アイドルギヤ 272 第2アイドルギヤ 233 カウンタ1速ギヤ 234 カウンタリバースギヤ 235 歯部 237 溝 224 リバースギヤ 26 同期装置
Claims (4)
- 【請求項1】 互いに連結されてアイドルシャフトに支
持された第1アイドルギヤおよび第2アイドルギヤと、
第1回転軸に固定的に設けられて上記第1アイドルギヤ
に噛合う第1回転軸側リバースギヤと、第2回転軸に相
対回転可能に設けられて上記第2アイドルギヤに噛合う
第2回転軸側ギヤとでリバース用ギヤ列を構成した変速
機構造であって、上記第2回転軸側リバースギヤに隣接
する位置に、このギヤと第2回転軸との間の動力伝達の
断続を行うリバース用断続機構を設けるとともに、上記
第1アイドルギヤおよび第1回転軸側リバースギヤを、
その軸方向位置が上記リバース用断続機構の軸方向位置
とラップするように配置したことを特徴とする変速機構
造。 - 【請求項2】 リバース用断続機構が位置する側とは反
対側でリバース用ギヤ列に隣接する位置に前進用ギヤ列
を備え、この前進用ギヤ列の第1回転軸側のギヤと第1
回転軸側リバースギヤとを共通の歯部で構成するように
第1回転軸の所定範囲に歯部を形成したことを特徴とす
る請求項1記載の変速機構造。 - 【請求項3】 上記歯部の中間位置に、第2アイドルギ
ヤとの干渉回避用の溝を設けたことを特徴とする請求項
2記載の変速機構造。 - 【請求項4】 互いに連結されてアイドルシャフトに支
持された第1アイドルギヤおよび第2アイドルギヤと、
第1回転軸に固定的に設けられて上記第1アイドルギヤ
に噛合う第1回転軸側リバースギヤと、第2回転軸に相
対回転可能に設けられて上記第2アイドルギヤに噛合う
第2回転軸側ギヤとでリバース用ギヤ列を構成した変速
機構造であって、上記第1回転軸に上記第1回転軸側リ
バースギヤを構成する歯部を形成するとともに、この歯
部の、上記第2アイドルギヤに対応する位置に、第2ア
イドルギヤとの干渉回避用の溝を設けたことを特徴とす
る変速機構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3303425A JPH05141490A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 変速機構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3303425A JPH05141490A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 変速機構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05141490A true JPH05141490A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17920863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3303425A Pending JPH05141490A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 変速機構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05141490A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2811396A1 (fr) * | 2000-07-06 | 2002-01-11 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Boite de vitesse mecanique, pour un vehicule a propulsion hybride |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP3303425A patent/JPH05141490A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2811396A1 (fr) * | 2000-07-06 | 2002-01-11 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Boite de vitesse mecanique, pour un vehicule a propulsion hybride |
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