JPH05146505A - 輸液ポンプのモータ制御装置 - Google Patents

輸液ポンプのモータ制御装置

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JPH05146505A
JPH05146505A JP3312363A JP31236391A JPH05146505A JP H05146505 A JPH05146505 A JP H05146505A JP 3312363 A JP3312363 A JP 3312363A JP 31236391 A JP31236391 A JP 31236391A JP H05146505 A JPH05146505 A JP H05146505A
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Masumi Tabuchi
眞澄 田渕
Hiroshi Ueda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】輸液ポンプのモータの始動に際し、最適な必要
最小限のモータ駆動電流を確定するまでの時間を短縮化
して、電力ロスを削減する。 【構成】電源22(バッテリ)についての電源電圧値と
輸液レートとを変数とする関数として予め求められた始
動開始時モータ駆動電流のテーブルをROM4に格納し
てある。電源電圧モニタ回路26から読み込んだ電源電
圧値と入力装置8からの輸液レートとに基づいてテーブ
ルを検索し、対応する始動開始時モータ駆動電流のデー
タを読み出してモータ制御回路20に与え、駆動用モー
タ16を始動する。なお、始動直後では、モータ始動開
始時のモータ駆動電流から1ステップ分ずつの電流値を
段階的に減少させる動作を繰り返して最適な必要最小限
のモータ駆動電流を確定して駆動用モータ16を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、点滴などの静脈注入装
置の駆動源として用いられる輸液ポンプにおけるモータ
の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の輸液ポンプの電気的構成を
示すブロック線図である。
【0003】図において、2はシステム全体の制御を司
るCPU(中央処理装置)、4はその制御のためのプロ
グラムを格納しているROM(リードオンリメモリ)、
6はデータを格納するなどワーキングメモリとして機能
するRAM(ランダムアクセスメモリ)、8はキーパネ
ルなどの入力装置、10は液晶表示パネルなどの表示装
置、12は輸液ポンプのメカニズム部分であるポンプヘ
ッド部であり、このポンプヘッド部12は、ぜん動式の
輸液機構部14と、この輸液機構部14を回転駆動する
駆動用モータ16と、駆動用モータ16の回転位相を検
出するモータ回転位相検出部18とから構成されてい
る。20はモータ制御回路、22は各部に電力を供給す
る電源(バッテリ)、24はランプやブザーなどの警報
部である。
【0004】次に、上記構成の従来の輸液ポンプにおい
て、CPU2による駆動用モータ16の制御の動作を図
4に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0005】CPU2は、ステップn1で、モータ制御
回路20を制御することにより、駆動用モータ16に対
して、この駆動用モータ16を確実に回転させるに足り
る充分な駆動電流を供給し、駆動用モータ16を始動す
る。この始動時の電流値は、最悪のケースでも駆動用モ
ータ16が確実に回転を開始するように余裕(マージ
ン)をもった値に設定される。
【0006】CPU2は、ステップn2で、モータ回転
位相検出部18からの信号に基づいて、駆動用モータ1
6が正常に回転しているのか、それとも脱調しているの
かどうかのチェックを行う(モータチェック)。脱調し
ていると判断したときは、ステップn3に進んで、警報
部24を駆動して操作者に脱調を知らせる。
【0007】CPU2は、正常に回転していると判断し
たときは、ステップn4に進んで、モータ制御回路20
を制御して、駆動用モータ16に供給する駆動電流を1
ステップ分だけデクリメント(減少)させる。すなわ
ち、現在のモータ駆動電流をiM とし、1ステップ分の
電流値をi0 とすると、次回のモータ駆動電流として、
M ←iM −i0 と設定する。なお、1ステップ分の電
流値i0 は、機種によって適宜に定めてある。
【0008】次いで、ステップn5に進んで、ステップ
n2と同様に、駆動用モータ16が正常に回転している
のか脱調しているのかのチェックを行い、駆動用モータ
16が正常に回転していると判断すると、ステップn4
にリターンして、モータ駆動電流iM をさらに1ステッ
プ分i0 だけデクリメントする(iM ←iM −i0 )。
そして、再び、ステップn5でモータチェックを行う。
【0009】ステップn4でのモータ駆動電流iM のデ
クリメントにかかわらず、ステップn5で駆動用モータ
16が正常に回転していて脱調と判断しない限り、ステ
ップn4→n5→n4のルーチンをループ状に繰り返
す。これにより、モータ駆動電流iM を脱調が生じるま
で1ステップ分i0 ずつ減少させていくことになる。
【0010】このようなモータ駆動電流iM の順次的な
減少の結果、ステップn5のモータチェックにおいて駆
動用モータ16が脱調するようになったと判断したとき
は、ステップn6に進む。ステップn6では、駆動用モ
ータ16の回転状態を正常に戻すために、モータ駆動電
流iM を1ステップ分i0 だけインクリメントする(i
M ←iM +i0 )。この場合の脱調に対しては、警報は
発しない。
【0011】そして、ステップn7に進んで、ステップ
n6の実行回数をカウントするレジスタRの内容を+1
だけインクリメントする(R←R+1)。なお、レジス
タRの初期値はゼロにセットされているものとする。
【0012】ステップn8では、レジスタRの内容が所
定回数Nに一致したかどうかを判断する。Nの値は任意
に定め得るが、通例では、N=3〜5である。レジスタ
Rの内容(すなわち、モータ駆動電流iM を1ステップ
分i0 だけインクリメントした回数)が所定回数Nに達
していないときは、ステップn5にリターンし、モータ
チェックを繰り返す。
【0013】ステップn4の駆動電流デクリメントの結
果脱調したのでステップn6で駆動電流をインクリメン
トするが、この駆動電流インクリメントによってステッ
プn5のモータチェックでは必ずしも正常と判断される
とは限らない。脱調の状態のままである場合を生じ得
る。駆動用モータ16の駆動にとって最小限必要な駆動
電流は、電源22の電圧や輸液レートや温度その他の種
々の要因から影響を受けて微妙に変動するからである。
そのためにこそ、ステップn6,n7,n8を経てステ
ップn5にリターンしているのである。
【0014】ステップn8からリターンしてきた後のス
テップn5において、脱調の状態が続いていると判断し
たときは、ステップn6でモータ駆動電流iM をさらに
インクリメントし、再び、ステップn7,n8を経てス
テップn5にリターンしモータチェックを繰り返す。
【0015】また、ステップn8からリターンしてきた
後のステップn5において、駆動用モータ16の回転状
態が正常に復帰しておれば、ステップn4に戻って、モ
ータ駆動電流iM を再びデクリメントする。その結果、
再び脱調すれば、ステップn5→n6→n7→n8→n
5と進む。
【0016】つまり、駆動用モータ16の回転状態につ
いて、正常と脱調との境界を挟んでモータ駆動電流iM
を微調整しているのである。このような微調整を所定回
数Nだけ繰り返すと、ステップn5〜n8のループ状ル
ーチンを抜け出すことになるが、そのときは、ステップ
n5の脱調判断の次にステップn6でモータ駆動電流i
M をインクリメントしているので、一応、正常回転状態
とみなすことができ、そのルーチンを抜け出た段階での
モータ駆動電流iM を最適な駆動電流として最終的に確
定するのである。この最適駆動電流は、言うまでもな
く、駆動用モータ16の駆動にとって最小限必要な駆動
電流である。
【0017】以上のように、始動時には充分に大きなモ
ータ駆動電流を供給して駆動用モータ16を確実に始動
させ、その後直ちに、モータ駆動電流を少しずつ減らし
ながら最適な必要最小限のモータ駆動電流を探し出し、
その後は、その必要最小限のモータ駆動電流で駆動用モ
ータ16を駆動するという制御方法をとっている。
【0018】このような制御方法を採用しているのは、
消費電力をなるべく少なくし、電源22(バッテリ)に
よる動作時間をできるだけ長くするためである。また、
消費電流が小さくてすむということは、装置を小型化,
軽量化する上で有利なことである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、輸液レ
ートが低く駆動用モータ16の回転速度が遅いときに
は、駆動用モータ16の回転状態が正常なのかそれとも
脱調しているのかを判定するのに長い時間を要すること
になる。
【0020】すなわち、ステップn2を経過した後のス
テップn4→n5→n4の循環するルーチン、つまり、
モータ駆動電流iM を1ステップ分i0 ずつデクリメン
トしながらモータチェックを行う処理を繰り返す回数が
非常に多くなり、ステップn5からステップn6の方に
抜け出すまでに要する時間が非常に長くかかるのであ
る。
【0021】その結果として、モータの始動時点から最
適なモータ駆動電流を確定するまでに長い時間を要する
こととなり、その間、比較的に大きなモータ駆動電流を
消費することになるため、電力ロスが大きくなるという
問題がある。
【0022】例えば、輸液レートが数ml/hr以下の
場合には、最適なモータ駆動電流を確定するまでに30
分以上もかかることがあり、輸液ポンプの全動作時間が
1〜2時間程度と比較的短時間の場合には、最適駆動電
流の確定までに要する時間の割合が大き過ぎて、はなは
だ効率の悪いものになっていると同時に、電力ロスも大
きくならざるを得ない。
【0023】電力ロスが大きいということは、電源22
(バッテリ)の容量を一定とすると、その電源22(バ
ッテリ)による延べ動作時間が短くなってしまうという
ことであり、延べ動作時間を一定とすると、必要とする
電源22(バッテリ)の容量が大きくなって装置の大型
化,重量化を招くことになってしまうということであ
る。
【0024】ところで、上記とは逆に、駆動用モータ1
6の始動に際して、モータ駆動電流を少しずつ増やしな
がら最適な必要最小限のモータ駆動電流を探し出して駆
動用モータ16の回転状態を正常にもっていくという制
御方法が考えられる。この場合は、電力ロスはほとんど
生じない。
【0025】しかし、始動初期の駆動用モータ16の脱
調状態のために輸液能力が低く、上記と同様に輸液レー
トが低く駆動用モータ16の回転速度が遅いときには、
始動時点から実際に薬液が輸液されるに至るまでのタイ
ムラグが長くかかり過ぎ、治療に支障を来すおそれがあ
る。
【0026】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、輸液ポンプの駆動用モータを始動す
るに際して、最適な必要最小限のモータ駆動電流を確定
するまでの時間を短縮化し、電力ロスを削減することを
目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明に係る輸液ポンプ
のモータ制御装置は、輸液機構部を駆動するモータに対
して所要の駆動電流を供給するモータ制御回路を備える
とともに、モータ始動開始時のモータ駆動電流から1ス
テップ分ずつの電流値を段階的に減少させる動作を繰り
返すことにより最適な必要最小限のモータ駆動電流を求
めてこの最適駆動電流を前記モータ制御回路からモータ
に与えるようにした制御手段を備えた輸液ポンプのモー
タ制御装置であって、電源電圧モニタ回路を備えるとと
もに、電源電圧値と輸液レートとを変数とする関数とし
て予め求められたモータ駆動電流を始動開始時モータ駆
動電流とするテーブルをもった記憶手段と、モータの始
動に際して前記電源電圧モニタ回路から読み込んだ電源
電圧値と設定入力されている輸液レートとに基づいて前
記テーブルを検索して対応する始動開始時モータ駆動電
流のデータを読み出しこのデータを前記制御手段にモー
タ始動開始時のモータ駆動電流として与える駆動電流初
期値設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0028】
【作用】輸液ポンプにおいてモータの駆動電流に影響を
及ぼすものとして、例えば、電源電圧値,輸液レート,
温度,輸液チューブを含む輸液機構部の状態その他の種
々の要因がある。本発明者はこれらを詳しく検討した結
果、モータ駆動電流に最も大きい影響を与えるのが電源
電圧値と輸液レートであることを見出した。本発明の上
記構成は、この知識に基づいたものである。
【0029】実験によって、電源電圧値と輸液レートと
をパラメータとして、それらの組み合わせを種々に変え
ながらモータの駆動にとって必要最小限のモータ駆動電
流を求めておく。そのようにして求めたモータ駆動電流
のデータを、電源電圧値と輸液レートとを変数とする関
数としてテーブルにし記憶手段に格納しておく。
【0030】上記の構成において、駆動電流初期値設定
手段は、電源電圧モニタ回路から読み込んだ電源電圧値
と設定入力されている輸液レートとに基づいてテーブル
を検索し、対応する始動開始時モータ駆動電流のデータ
を読み出す。制御手段は、その始動開始時モータ駆動電
流のデータを受け取り、モータ制御回路に対してモータ
始動開始時のモータ駆動電流として与える。この駆動電
流は、モータを正常に始動する上で必要最小限な電流値
である。
【0031】したがって、その同じ制御手段がモータ始
動直後から行うところの1ステップ分ずつの電流値を段
階的に減少させて最終的に探し出されるべき最適な必要
最小限のモータ駆動電流に到達するまでに要する時間
は、始動時駆動電流として充分な余裕(マージン)を見
込んでいた従来例に比べて大幅に短縮化される。
【0032】
【実施例】以下、本発明に係る輸液ポンプのモータ制御
装置の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0033】図1は実施例に係る輸液ポンプの電気的構
成を示すブロック線図である。
【0034】図において、2はシステム全体の制御を司
るCPU、4は制御のためのプログラムおよび始動開始
時モータ駆動電流に係るテーブルを格納しているRO
M、6はワーキングメモリとしてのRAM、8はキーパ
ネルなどの入力装置、10は液晶表示パネルなどの表示
装置、12は輸液ポンプのメカニズム部分であるポンプ
ヘッド部、14はぜん動式の輸液機構部、16は駆動用
モータ、18はモータ回転位相検出部、20はモータ制
御回路、22は各部に電力を供給する電源(バッテ
リ)、24は警報部、26は電源22(バッテリ)の電
圧を検出する電源電圧モニタ回路である。
【0035】ROM4に格納されたテーブルは、電源電
圧値と輸液レートとを変数とする関数として、予め求め
られたモータ駆動電流を始動開始時モータ駆動電流とす
る状態にまとめられたものである。すなわち、実験によ
り、電源電圧値と輸液レートとをパラメータとしてそれ
らの組み合わせを種々に変えながら駆動用モータ16の
駆動にとって必要最小限のモータ駆動電流を求めて、電
源電圧値と輸液レートとを関数とする始動開始時モータ
駆動電流のテーブルとしたものである。
【0036】電源22(バッテリ)の電源電圧値は、新
たに設けた電源電圧モニタ回路26によって検出され、
CPU2に送出される。輸液レートは、入力装置8より
CPU2に与えられる。CPU2は、駆動用モータ16
の始動開始の指令に基づいて、電源電圧モニタ回路26
から読み込んだ電源電圧値と設定入力されている輸液レ
ートとに基づいて、ROM4のテーブルを検索し、対応
する始動開始時モータ駆動電流のデータを読み出し、そ
のデータをモータ制御回路20に送出する機能を有して
いる。
【0037】次に、上記構成の輸液ポンプにおいて、C
PU2による駆動用モータ16の制御の動作を図2に示
すフローチャートに基づいて説明する。
【0038】CPU2は、ステップS1で、入力装置8
より輸液レートを読み込み、ステップS2で、電源電圧
モニタ回路26より電源22(バッテリ)の電源電圧値
を読み込む。そして、ステップS3で、電源電圧値と輸
液レートとに基づいて、ROM4のテーブルから対応す
る始動開始時モータ駆動電流のデータを読み出す。この
始動開始時モータ駆動電流は、与えられた電源電圧値と
輸液レートという条件下において、駆動用モータ16を
確実に始動するのに必要最小限のモータ駆動電流であ
る。
【0039】CPU2は、ステップS4で、モータ制御
回路20に上記の始動開始時モータ駆動電流のデータを
与えるとともに、モータ制御回路20の制御を通じて、
駆動用モータ16をその始動開始時モータ駆動電流にお
いて始動する。繰り返しになるが、このときの始動開始
時モータ駆動電流は、従来例のように充分な余裕(マー
ジン)をもっておらず、確実な始動にとって必要な駆動
電流に充分に接近した値の電流となっている。
【0040】CPU2は、ステップS5で、モータ回転
位相検出部18からの信号に基づいて、駆動用モータ1
6が正常に回転しているのか、それとも脱調しているの
かどうかのチェックを行う(モータチェック)。脱調し
ていると判断したときは、ステップS6に進んで、警報
部24を駆動して操作者に脱調を知らせる。
【0041】しかし、正常に回転していると判断したと
きは、ステップS7に進んで、モータ制御回路20を制
御して、駆動用モータ16に供給する駆動電流を1ステ
ップ分だけデクリメント(減少)させる。すなわち、現
在のモータ駆動電流をiM とし、1ステップ分の電流値
をi0 とすると、次回のモータ駆動電流として、iM
M −i0 と設定する。なお、1ステップ分の電流値i
0 は、機種によって適宜に定めてある。
【0042】次いで、ステップS8に進んで、ステップ
S5と同様に、駆動用モータ16が正常に回転している
のか脱調しているのかのチェックを行い、駆動用モータ
16が正常に回転していると判断すると、ステップS7
にリターンして、モータ駆動電流iM を1ステップ分i
0 だけデクリメントする(iM ←iM −i0 )。そし
て、再び、ステップS8でモータチェックを行う。
【0043】上記のように始動開始時モータ駆動電流が
モータ始動にとって必要最小限の値に充分に接近してい
るので、このステップS7の駆動電流デクリメントおよ
びステップS8のモータチェックの繰り返し回数は、大
き過ぎる余裕(マージン)を見込んでいた従来例に比べ
てきわめて少ないものとなる。したがって、早期のうち
に、ステップS8からステップS9へと抜け出すことが
できる。
【0044】すなわち、このステップS7→S8→S7
のループ状のルーチンの処理時間が従来例に比べて大幅
に短縮化されるのである。
【0045】ステップS8からステップS9に進んで、
駆動用モータ16の回転状態を正常に戻すために、モー
タ駆動電流iM を1ステップ分i0 だけインクリメント
する(iM ←iM +i0)。この場合の脱調に対して
は、警報は発しない。
【0046】そして、ステップS10に進んで、ステッ
プS9の実行回数をカウントするレジスタRの内容を+
1だけインクリメントする(R←R+1)。なお、レジ
スタRの初期値はゼロにセットされているものとする。
【0047】ステップS11では、レジスタRの内容が
所定回数Nに一致したかどうかを判断する。Nの値は任
意に定め得るが、通例では、N=3〜5である。レジス
タRの内容(すなわち、モータ駆動電流iM を1ステッ
プ分i0 だけインクリメントした回数)が所定回数Nに
達していないときは、ステップS8にリターンし、モー
タチェックを繰り返す。
【0048】ステップS7→S8→S9→S10→S1
1→S8→S7のように循環するルーチンを所定回数N
だけ繰り返し実行する。その結果、駆動用モータ16の
回転状態について、正常と脱調との境界を挟んでモータ
駆動電流iMが微調整されて、正常な回転状態における
最適な必要最小限のモータ駆動電流iM を最終的に確定
することができる。
【0049】以上のように、駆動用モータ16の確実な
始動にとって最小限必要な始動開始時モータ駆動電流を
予め決定しておき、その必要最小限の始動開始時モータ
駆動電流から駆動用モータ16の始動を開始するので、
1ステップ分ずつの電流値を段階的に減少させて最終的
に探し出されるべき最適な必要最小限のモータ駆動電流
に到達するまでに要する時間を従来例に比べて大幅に短
縮化することができるのである。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各種の
要素のうちモータ駆動電流に最も大きい影響を与える電
源電圧値と輸液レートとを変数とする関数として予め求
められた始動開始時モータ駆動電流のテーブルを記憶手
段に格納しておき、モータの始動に際しては、電源電圧
モニタ回路から読み込んだ電源電圧値と設定入力されて
いる輸液レートとに基づいてテーブルを検索し、対応す
る始動開始時モータ駆動電流のデータを読み出し、それ
をモータ制御回路に対してモータ始動開始時のモータ駆
動電流として与えるように構成してあって、その始動開
始時モータ駆動電流はモータを正常に始動する上で必要
最小限な電流値であるから、モータの回転速度が遅いか
速いかに関係なく、モータ始動直後より1ステップ分ず
つの電流値を段階的に減少させていって最終的に探し出
されるべき最適駆動電流に到達するまでに要する時間を
従来例に比べて大幅に短縮化することができる。すなわ
ち、モータに対する始動指令の開始時点から脱調しない
状態での必要最小限の駆動電流で安定良くモータを回転
させるに至るまでの時間を短縮化でき、電力ロス少なく
モータの始動処理を効率良く行うことができる。
【0051】したがって、電源(バッテリ)の容量を一
定とすると、その電源(バッテリ)による延べ動作時間
を延長化できるということになり、また、延べ動作時間
を一定とすると、必要とする電源(バッテリ)の容量を
小さくして装置の小型化,軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る輸液ポンプのモータ制
御装置が適用される輸液ポンプの電気的構成を示すブロ
ック線図である。
【図2】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図3】従来例の輸液ポンプの電気的構成を示すブロッ
ク線図である。
【図4】従来例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 CPU 4 ROM(始動開始時モータ駆動電流のテーブルを
含む) 14 輸液機構部 16 駆動用モータ 20 モータ制御回路 26 電源電圧モニタ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸液機構部を駆動するモータに対して所
    要の駆動電流を供給するモータ制御回路を備えるととも
    に、モータ始動開始時のモータ駆動電流から1ステップ
    分ずつの電流値を段階的に減少させる動作を繰り返すこ
    とにより最適な必要最小限のモータ駆動電流を求めてこ
    の最適駆動電流を前記モータ制御回路からモータに与え
    るようにした制御手段を備えた輸液ポンプのモータ制御
    装置であって、 電源電圧モニタ回路を備えるとともに、電源電圧値と輸
    液レートとを変数とする関数として予め求められたモー
    タ駆動電流を始動開始時モータ駆動電流とするテーブル
    をもった記憶手段と、モータの始動に際して前記電源電
    圧モニタ回路から読み込んだ電源電圧値と設定入力され
    ている輸液レートとに基づいて前記テーブルを検索して
    対応する始動開始時モータ駆動電流のデータを読み出し
    このデータを前記制御手段にモータ始動開始時のモータ
    駆動電流として与える駆動電流初期値設定手段とを備え
    たことを特徴とする輸液ポンプのモータ制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1039623A3 (de) * 1999-03-26 2003-09-03 Siemens Aktiengesellschaft Stell- und Hilfsantrieb in einem Kraftfahrzeug mit einem Gleichstrommotor mit Anlaufstrombegrenzung
CN104065310A (zh) * 2013-03-21 2014-09-24 日本电产三协株式会社 电动机驱动装置
US9168332B2 (en) 2009-10-23 2015-10-27 Asahi Kasei Medical Co., Ltd. Hemodialysis apparatus, method of operating hemodialysis apparatus, and water content removal system

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JP2759391B2 (ja) 1998-05-28

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